JPH06191854A - 水中の遊離塩素の分解剤 - Google Patents

水中の遊離塩素の分解剤

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JPH06191854A
JPH06191854A JP4356543A JP35654392A JPH06191854A JP H06191854 A JPH06191854 A JP H06191854A JP 4356543 A JP4356543 A JP 4356543A JP 35654392 A JP35654392 A JP 35654392A JP H06191854 A JPH06191854 A JP H06191854A
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water
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hydrotalcite
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Akira Okada
彰 岡田
Makiko Nagano
眞紀子 永野
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Kyowa Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 生体に安全な、水中遊離塩素分解剤の提供。 【構成】 (式1) [(M1 2+)y1(M2 2+)y2]1-xx 3+(OH)2p 1-q 2-・mH2O・・・
・・(1) [式中、M1 2+はMgおよびCaより選ばれた2価金属
の少くとも1種を示し、M2 +2はZn,Ni,Cu、お
よびFeより選ばれた2価金属の少くとも1種を示し、
3+は3価金属を示し、A1-は1価アニオンの少くとも
1種を示し、A2-は2価のアニオンの少くとも1種を示
し、x,y1,y2およびmは0.1≦x≦0.7,0.
5<y1<1,0≦y2<0.5,0≦m≦1を示し、p
およびqはp+2q=xを満足する数字を示すがpは0
であることも出来る。A1-およびA-2のアニオンの合計
あたり10〜95モル%が還元性アニオンである]で表
わされるハイドロタルサイト系固溶体を有効成分として
含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中の遊離塩素の分解
剤に関する。本発明は、詳しくは、還元性アニオン含有
ハイドロタルサイト系固溶体を有効成分として含有して
なる、水中の遊離塩素の分解剤に関する。本発明による
遊離塩素の分解剤は水道水中に溶存する残留塩素の分解
に極めて有用である。
【0002】
【従来技術】水道水中には、殺菌やアンモニア分解時の
目的で添加された塩素が、遊離塩素として一般に0.5
〜1ppm残留している。この遊離塩素は、異臭味の発
生や水中の有機物との反応による発癌性トリクロロメタ
ン生成の原因となる。また水中の遊離塩素には酸化作用
があるので、使用対象物によっては悪影響を及ぼすこと
がある。
【0003】例えば航空機に積み込まれた水道水は水道
水に残留する塩素を有効に低減又は除去する必要があ
る。というのは、航空機構造材は酸化作用のある塩素に
弱く水道水の残留塩素で腐食されるからである。この為
航空機に使用される水道水は亜硫酸カルシウム等と接触
させて残留塩素を低減又は除去する方法が採用されて来
た。
【0004】しかしながら亜硫酸カルシウムは水系で溶
解し、亜硫酸カルシウムが無くなるまで還元作用は持続
する。それ故、亜硫酸カルシウムが溶存した水道水を飲
むと亜硫酸カルシウムが生体内で有害に作用する危険性
があった。
【0005】この為水道水の残留塩素を生体に安全な塩
素分解剤で処理することが望まれていた。
【0006】本発明は、従来の水中の遊離塩素の分解剤
の有した上記のような諸欠点を取り除いた分解剤の提供
を目的とする。本発明の更なる目的は生体と分全な、水
中の遊離塩素の分解剤を提供することにある。
【0007】
【本発明の詳細】本発明によれば、式(1)
【0008】
【化4】 [(M1 2+)y1(M2 2+)y2]1-xx 3+(OH)2p 1-q 2-・mH2O ・・・・・(1) [式中、M1 2+はMgおよびCaよりなる群から選ばれ
た2価金属の少くとも1種を示し、M2 2+はZn、M
n、Ni、CuおよびFeよりなる群から選ばれた2価
金属の少くとも1種を示し、M3+は3価金属を示し、A
1-は1価のアニオンの少くとも1種を示し、A2-は2価
のアニオンの少くとも1種を示し、x、y1、y2および
mは下記の数を示し、 0.1≦x≦0.7、好ましくは0.25≦x≦0.3
3 0.5<y1<1、好ましくは0.6<y1<1 0≦y2<0.5、好ましくは0≦y2<0.4 0≦m≦1、好ましくは0≦m≦0.7 pおよびqは下記の式を満足する数を示すが、pは0で
あることができ、 p+2q=x A1-およびA2-のアニオンの合計あたり10〜95モル
%、好ましくは35〜95モル%、最も好ましくは50
〜95モル%が還元性アニオンである]で表わされるハ
イドロタルサイト系固溶体を有効成分として含有してな
る、水中の遊離塩素の分解剤が提供される。
【0009】上記式(1)において、A1-で表わされる
1価のアニオンの例としては、F-、Cl-、Br-、N
3 -、NO2 -、OH-、ClO4 -、OH-、HCO3 -、C
64(OH)COO-
【0010】
【化5】
【0011】等を挙げることができる。F-、Cl-、B
-、NO3 -、NO2 -、CH3COO-およびHCO3 -
好ましく、殊にF1、Cl-、Br-、NO3 -、NO2 -
よびOH-が好適である。
【0012】また、A2-で表わされる2価のアニオンの
例としては、CO3 --、SO4 --、SO3 --、S23 --
【0013】
【化6】
【0014】SiO3 --、HPO4 --、HBO3 --
【0015】
【化7】
【0016】等を挙げることができる。なかでもCO3
--、SO4 --、SO3 --、S23 --および
【0017】
【化8】
【0018】が好ましく、殊にCO3 --、SO4 --、SO
3 --、S23 --が好適である。
【0019】一方、上式(1)において、還元性アニオ
ンの例としては、SO3 --、S23 --、NO2 -、PHO3
--(亜リン酸イオン)等を挙げることができる。SO3
--、S23 --およびNO2 -が好適であり、なかでもSO
3 --およびS23 --が好ましい。
【0020】また、M3+で表わされる3価金属の例とし
ては、Al、Fe、Cr、Co、In等を挙げることが
できる。これらのなかでも、Alが特に好ましい。
【0021】好ましい式(1)の化合物の例としては、
下記式(1′)
【0022】
【化9】 (M1 2+)1-xAlx(OH)2p 1-q 2-・mH2O・・・・(1′) [式中、M1 2+、x、p、qおよびmは請求項1に記載
の意味を有し、A1-はF-、Cl-、Br-、NO3 -、N
2 -およびOH-よりなる群より選ばれた1価のアニオ
ンの少くとも一種を示し、A2-はSO4 --、CO3 --、S
3 --およびS23 --よりなる群から選ばれた2価のア
ニオンの少くとも一種を示し、A1-およびA2-のアニオ
ンの合計あたり35〜95モル%が還元性アニオンであ
り、該還元性アニオンがSO3 --および/またはS23 -
-である]で示されるハイドロタルサイト系固溶体を挙
げることができる。
【0023】本発明で用いる前記式(1)、もしくは前
記式(1)に包含される上記式(1’)で表わされるハ
イドロタルサイト系固溶体は、式
【0024】
【化10】Mg5Al2(OH)16CO3・4H2O で表わされる天然のハイドロタルサイトと同様の結晶構
造を有し、従って天然のハイドロタルサイトと類似の粉
末X線回析パターンを示す化合物である。但し、格子定
板はアニオン径および固溶体の一般法則に従って変化す
る。
【0025】上記天然のハイドロタルサイトはMg2+
一部Al3+で置換してプラス電荷を帯びた[Mg6Al2
(OH)162+の層間に、水分子と交換性のあるCO3
--を含んだ結晶構造を有している。
【0026】本発明による前記式(1)のハイドロタル
サイト系固溶体が水中の遊離塩素の分解に有効な理由
は、遊離塩素を含有する水と接触すると、結晶構造の層
間に侵入した水中の遊離塩素がSO3 --等の還元性アニ
オンによって還元されて無害のCl-となり、SO3 --
の還元性アニオンは酸化され、SO4 --等の非還元性ア
ニオンに変るためと考えられる。
【0027】本発明で用いる前記式(1)のハイドロタ
ルサイト系固溶体は、例えば、下記のイオン交換法また
は水和反応法等によって製造することができる。
【0028】(i)イオン交換法では、まず1価アニオ
ンを含有するハイドロタルサイト系化合物を反応により
合成し、次に、この合成物を還元性アニオンを含む水溶
液でイオン交換処理して、本発明の式(1)のハイドロ
タルサイト系固溶体を製造する。中間原料である上記ハ
イドロタルサイト系化合物は、所定の濃度及び組成比に
調整された、2価及び3価金属の1価アニオン化合物混
合水溶液に撹拌下温度20〜60℃でカ性ソーダ溶液を
注加してpHを9.0〜10.5、好ましくは9.0〜
9.5にして沈殿物を生成させ、濾過脱水して反応母液
と分離した後水洗して得られる。イオン交換処理は、得
られたハイドロタルサイト系化合物を還元性アニオンを
含む水溶液中に分散懸濁し80℃以下で6時間撹拌又は
静置することによりイオン交換処理は完結する。このイ
オン交換処理は、好ましくは不活性ガス雰囲気下で行わ
れる。イオン交換処理で用いられる還元性アニオンの最
適量は合成物の3価金属量に対するモル比(還元性アニ
オン/3価金属)で0.5〜2.0の範囲である。
【0029】なお、前記合成反応で用いられる2価及び
3価の金属化合物としては塩化マグネシウム、硝酸マグ
ネシウム、酢酸マグネシウム、塩化カルシウム、硝酸カ
ルシウム、酢酸カルシウム、水酸化カルシウム、塩化亜
鉛、硝酸亜鉛、酢酸亜鉛、塩化アルミニウム、硝酸アル
ミニウム、アルミン酸ソーダ、水酸化アルミニウム、等
の塩化物、硝酸塩、酢酸塩、水酸化物を例示できる。
【0030】(ii)水和反応法では、2価金属と3価
金属の酸化物固溶体を還元性アニオンを含む水溶液中で
水和反応させることにより本発明の式(1)のハイドロ
タルサイト系固溶体を得る。用いられる2価金属と3価
金属の酸化物固溶体としては、例えば炭酸イオン型ハイ
ドロタルサイト類化合物[(M1 2+)y1(M2 2+)y2
1-xx 3+(OH)2・CO3 2- x/2・mH2O、(式中M1
2+はMg又はCa、M2 2+はZn、Ni、Cu及びFe
より選ばれた2価金属の1種、M3+は3価金属を示し、
x、y1、y2及びmは各々0.10≦x≦0.66、
0.5<y1<1、0≦y2<0.5、0≦m≦1.0で
ある)を約500〜700℃で焼成して得られる物であ
る。酸化物固溶体の水和反応は該酸化物固溶体を還元性
アニオンを含む水溶液中で大気下又は好ましくは不活性
ガス雰囲気下で撹拌しながら、20〜170℃の温度
で、好ましくは20〜100℃の温度で2〜15時間維
持することで完了させ得る。
【0031】本発明の水中遊離塩素の分解剤は、上記式
(1)のハイドロタルサイト系固溶体の粉末をそのまま
用いてもよいが、水の処理速度を大きくするため、粒状
等と適宜成形して持ちいる方が好ましい。
【0032】式(1)のハイドロタルサイト系固溶体の
粉末の成形は、通常行われている転動造粒、押出し造粒
圧縮造粒、流動層造粒、撹拌造粒等で行い、結合剤とし
て結晶セルロース、ポリビニルアルコール、ベーマイト
ゲル、水酸アパタイト、アルミナゾル、シリカゾル、ベ
ントナイト、珪藻土、セピオライト等を用いて、0.5
〜3.0mmの粒径に成形するのが好ましい。
【0033】以下に本発明を実施例によって具体的に説
明する。これ等の実施例においては、遊離塩素はオルト
トルイジン比色法によって測定法が、全く着色しない場
合は遊離塩素の量が0.01ppm未満〜0.00pp
mであることを示す。亜硫酸イオンの測定はヨウ素酸カ
リウムデンプン紙法によったが、その検出限界は50p
pmである。また、チオ硫酸イオンの測定はヨウ素アジ
化物反応法によったが、その検出限界は3ppmであ
る。
【0034】
【実施例】
実施例1 反応槽にてチッ素雰囲気下で、あらかじめ煮沸処理した
脱塩水(イオン交換水)に、亜硫酸ソーダ(Na2
3)60gを溶解し、次にこの溶液中にMg4.5Al2
(OH)14CO3・3.5H2Oなるハイドロタルサイト
化合物を600℃で2時間焼成して得られたマグネシウ
ム・アルミニウム酸化物固溶体50gを加え、撹拌して
分散懸濁させ、80℃で6時間水和反応を行なった。得
られた分散懸濁液を濾過・洗滌し付着水分をエチルアル
コールで置換後、110℃で3時間乾燥させた。乾燥後
100メッシュまで粉砕した。粉砕品は、X線回折、赤
外吸収スペクトル測定、化学分析よりMg−Al−SO
3系を主成分とする下記式のハイドロタルサイト系固溶
体であることが認められた。
【0035】
【化11】[Mg0.70Al0.30(oll)2](SO3)
0.107(SO4)0.015(CO3)0.01 5(oH)0.03・0.51H2
O 上記式において、還元性アニオンSO3 --の前記A1-
よびA2-アニオンの合計あたりの割合は、0.107÷
(0.107+0.015+0.015+0.03)即
ち64.1モル%である。なお、SO4 --はSO3 --が酸
化されることにより、またCO3--は空気中および酸化
物固溶体に残存する微量CO2の混入により、固溶体中
に生成したものと推定される。
【0036】得られたハイドロタルサイト系固溶体粉砕
品の成形は、混練機で粉砕品に水を入れて練り、押出し
造粒法で粒径1mmに成形後110℃で6時間乾燥させ
た。成形品5.0gを直径3cmのガラス製カラムに入
れ0.5ppmの遊離残留塩素を含む水道水を0.06
l/分・cm2の流速で通した。
【0037】得られた水について、オルトトルイジン比
色法により遊離塩素を測定したが、成形品g当り28l
のオルトトリジン塩酸液で全く着色しなかった。また、
亜硫酸イオンをヨウ素酸カリウムデンプン紙で測定した
が、全く検出されなかった。 実施例2 反応槽に予め煮沸処理した脱塩水1lとチオ硫酸ナトリ
ウム(Na223・5H2O)118gを入れ、チッ素
雰囲気下で溶解する。得られた溶液の中に、実施例1と
同様として得られたマグネシウム・アルミニウム酸化物
固溶体50gを加え、分散撹拌し、80℃の温度で6時
間反応させた。生成した分散懸濁液を濾過洗滌し、付着
水分をエチルアルコールで置換後、110℃の温度で3
時間乾燥させた。乾燥後100メッシュまで粉砕した。
【0038】粉砕品はX線回折等よりMg−Al−S2
3系を主成分とする下記式ハイドロタルサイト系固溶
体であることが認められた。
【0039】
【化12】[Mg0.70Al0.30(oH)2](S23)0.11(S
4)0.01(CO3)0.015(oH)0.03・0.64H2O 上記式において、還元性アニオンの割合はA-1およびA
-2の合計あたり66.7モル%である得られたハイドロ
タルサイト系固溶体粉砕品の成形は、混練機で粉砕品及
び結合剤として結晶セルロースを総重量当り4%添加し
て、水と伴に練り押出し造粒法で粒径1mmに成形後、
110℃で6時間乾燥させた。
【0040】成形品5.0gを直径3cmのガラス製カ
ラムに入れ0.5ppmの遊離塩素を含む水道水を0.
06l/分・cm2の流速で通した。
【0041】得られた水について実施例1と同じように
オルトトルイジン比色法により遊離塩素の量を測定した
が、成形品g当り90lのオルトトルイジン塩酸液で全
く着色しなかった。また、ヨウ素アジ化物反応法によっ
てチオ硫酸イオンを検査したが、全く検出されなかっ
た。
【0042】実施例3 1.35モル/l塩化マグネシウムと0.6モル/l塩
化アルミニウムの混合水溶液A液及び3.5モル/lカ
性ソーダ水溶液B液を調製する。オーバフロー付反応槽
に水1lを入れ撹拌しA液及びB液を定量ポンプを介し
て添加する。反応は反応pHは9.5±0.2、反応温
度は40±1に維持することによって行なった。得られ
た反応懸濁液を濾過、洗滌してケーキ状固形物を得た。
【0043】得られたケーキ状固形物はX線回折・化学
分析結果よりMg−Al−Cl系を主成分とする下記式
のハイドロタルサイト系固溶体であることが認められ
た。
【0044】
【化14】[Mg0.69Al0.31(OH)2]Cl0.279(C
3)0.023・0.67H2O ケーキ状固形物約167g(乾燥物換算で50g相当)
を、0.2モル/l濃度の亜硫酸ナトリウム水溶液1l
に分散し、30℃の温度で1時間維持させる。濾過の洗
滌しエチルアルコールで付着水分を置換後、110℃の
温度で3時間乾燥させた。乾燥後100メッシュまで粉
砕した。
【0045】粉砕品はX線回折等よりMg−Al−SO
3系を主成分とする下記式のハイドロタルサイト系固溶
体であることが認められた。
【0046】
【化15】[Mg0.69Al0.31(OH)2](SO3)0.093(S
4)0.023(CO3)0.031Cl0.015・0.56H2O 上記式より明らかなように還元性アニオンSO3 --のA
-1およびA-2アニオンの合計当りの割合は、57.4モ
ル%であった。
【0047】得られたハイドロタルサイト系固溶体粉砕
品の成形には、混練機で粉砕品及び結合剤としてベーマ
イト・ゲルを総重量当り10%添加して、水と伴に練り
押出し造粒法で粒径1mmに成形後、110℃で6時間
乾燥させた。
【0048】成形品5.0gを直径3cmのガラス製カ
ラムに入れ0.5ppmの遊離塩素を含む水を0.06
l/分・cm2の流速で通した。
【0049】得られた水について、オルトトルイジン比
色法により遊離塩素の量を測定したが、成形品g当たり
23lのオルトトルイジン塩酸液で全く着色しなかっ
た。また、ヨウ素酸カリウムデンプン紙によっても亜硫
酸イオンには全く検出されなかった。
【0050】実施例4 反応槽でCa(NO32・4H2O24gを脱塩水70
0mlで溶解する。この中に、撹拌1つのCa(OH)
220g及びAl(OH)310.5gを添加混合し、9
0℃に加熱して4時間反応させた。反応懸濁液を濾過、
洗滌しエチルアルコールで付着水分を置換後110℃の
温度で3時間乾燥させた。乾燥後100メッシュまで粉
砕した。
【0051】得られた粉砕品はX線回折等により、カチ
オン層とアニオン及び結晶水の層が交互にくり返した層
状構造を有し、基本的にはハイドロタルサイト類化合物
と同様の結晶構造を持っている下記式のCa−Al−N
3系固溶体であった。
【0052】
【化16】[Ca0.69Al0.31(OH)2][(NO3)0.29(C
3)0.01・0.4H2O] 粉砕品20gを0.077モル/l濃度のチオ硫酸ナト
リウム水溶液700ml中に分散し、30℃の温度で3
0分間維持させた。濾過、洗滌しエチルアルコールで付
着水分を置換後、110℃の温度で3時間乾燥させた。
乾燥後100メッシュまで粉砕した。
【0053】粉砕品は、X線回折等よりCa−Al−S
23を主成分とする下記式のハイドロタルサイト系固溶
体であった。
【0054】
【化17】[Ca0.69Al0.31(OH)2](S23)
0.122(NO3)0.017(SO4)0.005・(CO3)0.02・0.36
2O 上記式より明らかなように還元性アニオンのA-1および
-2の合計あたりの割合は74.4モル%であった。
【0055】得られたハイドロタルサイト系固溶体粉砕
品の成形には、混練機で粉砕品及び結合剤としてアルミ
ナゾルを総重量当り10%添加して練り押出し造粒法で
粒径1mmに成形後110℃で6時間乾燥させた。
【0056】成形品5.0gを直径3cmのガラス製カ
ラムに入れ0.5ppmの遊離残留塩素を含む水道水を
0.06l/分・cm2の流速で通した。
【0057】得られた水について、オルトトルイジン比
色法により遊離塩素の量を測定したが、成形品g当り1
00lオルトトルイジン塩酸液で全く着色しなかった。
また、ヨウ素アジ化物反応法によってもチオ硫酸イオン
を検査法が全く検出されなかった。
【0058】実施例5 0.95モル/l硝酸マグネシムウと0.5モル/l硝
酸アルミニウム及び0.05モル/l硝酸亜鉛の混合水
溶液(A液)及び3.5モル/lカ性ソーダ水溶液(B
液)を調製する。オーバフロー付反応槽に水1lを入れ
撹拌しA液及びB液を定量ポンプを介して添加する。反
応は、反応pHは9.5±0.1、反応温度は30℃±
1に維持することによって行なった。反応懸濁液を濾
過、洗滌してケーキ状固形物を得た。
【0059】ケーキ状固形物はX線回折、化学分析結果
よりMg−Zn−Al−NO3系を主成分とする下記式
のハイドロタルサイト系固溶体であることが認められ
た。
【0060】
【化18】[Mg0.63Zn0.033Al0.33(OH)2](N
3)0.27(CO3)0.03・0.5H2O 得られたケーキ状固形物約143g(乾燥物換算で50
g相当)を濃度0.2モル/lの亜硫酸ナトリウム水溶
液1lに分散し、30℃の温度で30分間維持させる。
次いで濾過、洗滌しエチルアルコールで付着水分を置換
後、110℃の温度で3時間乾燥させた。乾燥後100
メッシュまで粉砕した。
【0061】粉砕品は化学分析等よりMg−Zn−Al
−SO3系を主成分とする下記式のハイドロタルサイト
系固溶体であることが認められた。
【0062】
【化19】[Mg0.63Zn0.033Al0.33(OH)2](S
3)0.107(SO4)0.014(CO3)0.04・(NO3)0.01・0.6
2O 上式より明らかなように、還元性アニオンSO3 --のA
-1およびA-2の合計当りの割合は62.6モル%であっ
た。
【0063】得られたハイドロタルサイト系固溶体粉砕
品の成形では、混練機で粉砕品及び結合剤として水酸ア
パタイトを総重量当り15%添加して水と伴に練り押出
し造粒法で粒径1mmに成形後110℃で6時間乾燥さ
せた。
【0064】成形品5.0gを直径3cmのガラス製カ
ラムに入れ0.5ppmの遊離残留塩素を含む水道水を
0.06l/分・cm2の流速で通した。
【0065】得られた水について、オルトトルイジン比
色法により遊離塩素の量を測定したが、成形品g当り2
6lのオルトトルイジン塩酸液で全く着色しなかった。
またヨウ素酸カリウムデンプン紙によっても亜硫酸イオ
ンは全く検出されなかった。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】 [(M 2+y1(M 2+y21−x 3+)(OH) 1− 2−・m O ・・・・・( 1) [式中、M 2+はMgおよびCaよりなる群から選ば
れた2価金属の少くとも1種を示し、 M 2+はZn、Mn、Ni、CuおよびFeよりなる
群から選ばれた2価金属の少くとも1種を示し、 M3+は3価金属を示し、 A1−は1価のアニオンの少くとも1種を示し、 A2−は2価のアニオンの少くとも1種を示し、 x、y、yおよびmは下記の数を示し、 0.1≦x≦0.7 0.5<y<1 0≦y<0.5 0≦m≦1 pおよびqは下記の式を満足する数を示すが、pは0で
あることができ、 p+2q=x A1−およびA2−のアニオンの合計あたり10〜95
モル%が還元性アニオンである]で表わされるハイドロ
タルサイト系固溶体を有効成分として含有してなる、水
中の遊離塩素の分解剤。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】本発明は、従来の水中の遊離塩素の分解剤
の有した上記のような諸欠点を取り除いた分解剤の提供
を目的とする。本発明の更なる目的は生体に安全な、水
中の遊離塩素の分解剤を提供することにある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】等を挙げることができる。F、Cl
Br、NO 、NO 、CHCOOおよびH
CO が好ましく、殊に 、Cl、Br、NO
、NO およびOHが好適である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】
【化10】Mg Al(OH)16CO・4HO で表わされる天然のハイドロタルサイトと同様の結晶構
造を有し、従って天然のハイドロタルサイトと類似の粉
末X線回析パターンを示す化合物である。但し、格子定
はアニオン径および固溶体の一般法則に従って変化す
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【実施例】 実施例1 反応槽にてチッ素雰囲気下で、あらかじめ煮沸処理した
脱塩水(イオン交換水)に、亜硫酸ソーダ(NaSO
)60gを溶解し、次にこの溶液中にMg4.5Al
(OH)13 CO・3.5HOなるハイドロタル
サイト化合物を600℃で2時間焼成して得られたマグ
ネシウム・アルミニウム酸化物固溶体50gを加え、撹
拌して分散懸濁させ、80℃で6時間水和反応を行なっ
た。得られた分散懸濁液を濾過・洗滌し付着水分をエチ
ルアルコールで置換後、110℃で3時間乾燥させた。
乾燥後100メッシュまで粉砕した。粉砕品は、X線回
折、赤外吸収スペクトル測定、化学分析よりMg−Al
−SO系を主成分とする下記式のハイドロタルサイト
系固溶体であることが認められた。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】
【化11】[Mg0.70Al 0.30(OH)
(SO0.107(SO0.005(CO
0.015(OH)0.03・0.51HO 上記式において、還元性アニオンSO −−の前記A
1−およびA2−アニオンの合計あたりの割合は、0.
107÷(0.107+0.015+0.015+0.
03)即ち64.1モル%である。なお、SO −−
SO −−が酸化されることにより、またCO3−−
空気中および酸化物固溶体に残存する微量COの混入
により、固溶体中に生成したものと推定される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】実施例4 反応槽でCa(NO・4HO24gを脱塩水7
00mlで溶解する。この中に、撹拌しつつのCa(O
H)20g及びAl(OH)10.5gを添加混合
し、90℃に加熱して4時間反応させた。反応懸濁液を
濾過、洗滌しエチルアルコールで付着水分を置換後11
0℃の温度で3時間乾燥させた。乾燥後100メッシュ
まで粉砕した。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C01G 49/00 C C02F 1/58 L 1/70 Z 9045−4D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1) 【化1】 [(M1 2+)y1(M2 2+)y2]1-xx 3+(OH)2p 1-q 2-・mH112O ・・・・・(1) [式中、M1 2+はMgおよびCaよりなる群から選ばれ
    た2価金属の少くとも1種を示し、 M2 2+はZn、Mn、Ni、CuおよびFeよりなる群
    から選ばれた2価金属の少くとも1種を示し、 M3+は3価金属を示し、 A1-は1価のアニオンの少くとも1種を示し、 A2-は2価のアニオンの少くとも1種を示し、 x、y1、y2およびmは下記の数を示し、 0.1≦x≦0.7 0.5<y1<1 0≦y2<0.5 0≦m≦1 pおよびqは下記の式を満足する数を示すが、pは0で
    あることができ、 p+2q=x A1-およびA2-のアニオンの合計あたり10〜95モル
    %が還元性アニオンである]で表わされるハイドロタル
    サイト系固溶体を有効成分として含有してなる、水中の
    遊離塩素の分解剤。
  2. 【請求項2】 A-1がF-、Cl-、Br-、NO3 -、N
    2 -、OH-、CH3COO-およびHCO3 -よりなる群
    から選ばれた1価アニオンの少くとも1種を示し、A-2
    がCO3 --、SO4 --、SO3 --、S23 --および 【化2】 よりなる群から選ばれた2価のアニオンの少くとも1種
    を示す請求項1記載の分解剤。
  3. 【請求項3】 還元性アニオンがSO3 2-およびS23
    2-よりなる群から選ばれた2価アニオンの少くとも1種
    である請求項1〜2の何れかに記載の分解剤。
  4. 【請求項4】 M3+がAlである請求項1〜3の何れか
    に記載の分解剤。
  5. 【請求項5】 ハイドロタルサイト系固溶体が式
    (1′) 【化3】 (M1 2+)1-xAlx(OH)2p 1-q 2-・mH2O・・・(1′) [式中、M1 2+、x、p、qおよびmは請求項1に記載
    の意味を有し、A1-はF-、Cl-、Br-、NO3 -、N
    2 -およびOH-よりなる群より選ばれた1価のアニオ
    ンの少くとも一種を示し、A2-はSO4 --、CO3 --、S
    3 --およびS23 --よりなる群から選ばれた2価のア
    ニオンの少くとも一種を示し、A1-およびA2-のアニオ
    ンの合計あたり35〜95モル%が還元性アニオンであ
    り、該還元性アニオンがSO3 --および/またはS23 -
    -である]で示される請求項4記載の分解剤。
  6. 【請求項6】 水道水中の遊離塩素の分解に用いられる
    請求項1記載の分解剤。
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