JPH0619181B2 - 駆動軸 - Google Patents
駆動軸Info
- Publication number
- JPH0619181B2 JPH0619181B2 JP1011817A JP1181789A JPH0619181B2 JP H0619181 B2 JPH0619181 B2 JP H0619181B2 JP 1011817 A JP1011817 A JP 1011817A JP 1181789 A JP1181789 A JP 1181789A JP H0619181 B2 JPH0619181 B2 JP H0619181B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- shaft
- slide collar
- ball
- yoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/10—Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially
- F16D1/108—Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially having retaining means rotating with the coupling and acting by interengaging parts, i.e. positive coupling
- F16D1/116—Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially having retaining means rotating with the coupling and acting by interengaging parts, i.e. positive coupling the interengaging parts including a continuous or interrupted circumferential groove in the surface of one of the coupling parts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/26—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected
- F16D3/38—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another
- F16D3/382—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another constructional details of other than the intermediate member
- F16D3/387—Fork construction; Mounting of fork on shaft; Adapting shaft for mounting of fork
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/10—Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially
- F16D2001/103—Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially the torque is transmitted via splined connections
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えばトラクターの出力端に使用し、作業機械
の軸を駆動するのに特に好適な駆動軸に関するものであ
る。
の軸を駆動するのに特に好適な駆動軸に関するものであ
る。
(従来の技術とその課題) 回転動力を伝達する軸は種々の機械に使用されている
が、連結部は一般に狭いところが多く、また汚れないよ
うカバーを設けることが多いため、連結操作は困難であ
り危険を伴なうことが多い。このような問題を解決し、
連結を安全確実に行なうための種々のものが提案されて
いる。
が、連結部は一般に狭いところが多く、また汚れないよ
うカバーを設けることが多いため、連結操作は困難であ
り危険を伴なうことが多い。このような問題を解決し、
連結を安全確実に行なうための種々のものが提案されて
いる。
例えば本願人が先に出願した特開昭61−41017号では、
スプライン軸とヨークとを連結し又は取外すのに、従来
使用されていたピンを使用せず、単にスライドカラーを
摺動させるだけで行なうことができる駆動軸を提案し、
多大の効果をあげた。しかし本願人は更に構造及び操作
が簡単で信頼性がある駆動軸を得るべく研究を続けてき
た。
スプライン軸とヨークとを連結し又は取外すのに、従来
使用されていたピンを使用せず、単にスライドカラーを
摺動させるだけで行なうことができる駆動軸を提案し、
多大の効果をあげた。しかし本願人は更に構造及び操作
が簡単で信頼性がある駆動軸を得るべく研究を続けてき
た。
(発明の効果) その結果、本発明が達成した駆動軸は互に軸線方向に摺
動し得る相対的に回転しないよう嵌合する軸(6)と相手
部材(2)とを具え、この相手部材(2)に収容され前記軸
(6)の溝(10)に一部を突出して前記軸(6)が前記相手部材
(2)から抜け出るのを防止するセットボール(8)と、前記
溝(10)内に一部を突出する前記セットボールを保持する
ボール保持位置と保持しないボール非保持位置とに前記
相手部材(2)上で摺動できるスライドカラー(14)と、こ
のスライドガラー(14)を前記ボール保持位置とボール非
保持位置のうちの一方に押圧するばね(36)とを具える駆
動軸において、前記スライドカラー(14)内に収容されこ
のスライドカラー(14)が摺動する前記相手部材(2)の部
分より大径のリング(24)と、前記リング(24)の外径の一
部に外接する板ばねであって、前記スライドカラー(14)
内で前記リング(24)を前記軸(6)の軸線に対し側方に押
圧偏位させるばね(22)と、前記相手部材の外部に嵌合し
前記スライドカラー(14)が前記ボール保持位置にある時
前記リング(24)内に嵌合し前記ばね(22)の押圧力に抗し
て前記リング(24)を前記軸(6)の軸線にほぼ同心に保持
する保持リング(40)とを具えることを特徴とする。
動し得る相対的に回転しないよう嵌合する軸(6)と相手
部材(2)とを具え、この相手部材(2)に収容され前記軸
(6)の溝(10)に一部を突出して前記軸(6)が前記相手部材
(2)から抜け出るのを防止するセットボール(8)と、前記
溝(10)内に一部を突出する前記セットボールを保持する
ボール保持位置と保持しないボール非保持位置とに前記
相手部材(2)上で摺動できるスライドカラー(14)と、こ
のスライドガラー(14)を前記ボール保持位置とボール非
保持位置のうちの一方に押圧するばね(36)とを具える駆
動軸において、前記スライドカラー(14)内に収容されこ
のスライドカラー(14)が摺動する前記相手部材(2)の部
分より大径のリング(24)と、前記リング(24)の外径の一
部に外接する板ばねであって、前記スライドカラー(14)
内で前記リング(24)を前記軸(6)の軸線に対し側方に押
圧偏位させるばね(22)と、前記相手部材の外部に嵌合し
前記スライドカラー(14)が前記ボール保持位置にある時
前記リング(24)内に嵌合し前記ばね(22)の押圧力に抗し
て前記リング(24)を前記軸(6)の軸線にほぼ同心に保持
する保持リング(40)とを具えることを特徴とする。
ばね(22)をリング(26)の外径の一部に外接する板ばねに
するのがよい。
するのがよい。
(作 用) 以上のように構成したので、スプライン軸をヨークから
抜いた時、ばねによりリングが側方に偏位して保持リン
グの側面に当るため、スライドカラーはボール非保持位
置に保持されるため、次にスプライン軸をヨークのスプ
ライン孔に挿入する際、スライドカラーを移動させなく
てよい。
抜いた時、ばねによりリングが側方に偏位して保持リン
グの側面に当るため、スライドカラーはボール非保持位
置に保持されるため、次にスプライン軸をヨークのスプ
ライン孔に挿入する際、スライドカラーを移動させなく
てよい。
またスプライン軸をヨークに挿入すればセットボールは
ほぼ均一に半径方向外方に押圧され偏位していたリング
をスプライン軸の軸線と同心にする結果、保持リングは
リング内に入り、スライドカラーをボール非保持位置に
保持するのをやめるから、スライドカラーはばねの作用
でボール保持位置に自動的に移動しようとする。
ほぼ均一に半径方向外方に押圧され偏位していたリング
をスプライン軸の軸線と同心にする結果、保持リングは
リング内に入り、スライドカラーをボール非保持位置に
保持するのをやめるから、スライドカラーはばねの作用
でボール保持位置に自動的に移動しようとする。
スプライン軸を更にヨークのスプライン孔内に挿入する
と、スプライン軸の溝内にセットボールは落込み、スラ
イドカラーはばねの作用でボール保持位置に達してスプ
ライン軸がヨークから抜け出すことがないよう作用す
る。
と、スプライン軸の溝内にセットボールは落込み、スラ
イドカラーはばねの作用でボール保持位置に達してスプ
ライン軸がヨークから抜け出すことがないよう作用す
る。
スプライン軸をヨークから抜き取るには、スライドカラ
ーをボール非保持位置に摺動させて、スプライン軸をヨ
ークから抜けばよい。スプライン軸を抜く力によるセッ
トボールは半径方向外方に移動するのでスプライン軸を
ヨークから抜き取ることができる。
ーをボール非保持位置に摺動させて、スプライン軸をヨ
ークから抜けばよい。スプライン軸を抜く力によるセッ
トボールは半径方向外方に移動するのでスプライン軸を
ヨークから抜き取ることができる。
従って本発明駆動軸は、軸を相手部材に挿入する時は単
に挿入するだけで両者を結合でき、軸を相手部材から抜
く時は、スライドカラーを摺動させるだけで軸を抜くこ
とができる。
に挿入するだけで両者を結合でき、軸を相手部材から抜
く時は、スライドカラーを摺動させるだけで軸を抜くこ
とができる。
(実施例) 本発明駆動軸を自在継手のヨークとスプライン軸とに適
用した場合を説明する。
用した場合を説明する。
第1図のヨーク2のスプライン孔4にスプライン軸6を
挿入し、ヨーク2側からスプライン軸6側に又はスプラ
イン軸6側からヨーク2側に回転トルクを伝えることが
できる。第1図はヨーク2に途中までスプライン軸6を
挿入した状態を示す。またセットボール8はスプライン
軸6の溝10に入っていないからスプライン軸6はヨーク
2から容易に抜け出す状態にある。スプライン軸6の先
端には面取り部12があるからスプライン軸6をヨークの
スプライン孔に挿入すれば、セットボール8を外方に押
圧してスプライン軸6の挿入が可能である。尚セットボ
ール8がヨーク2のスプライン孔4の中心に落込まない
ようにすること勿論である。セットボール8は鋼球でも
よいが、摩耗しにくいプラスチック製にすることができ
る。
挿入し、ヨーク2側からスプライン軸6側に又はスプラ
イン軸6側からヨーク2側に回転トルクを伝えることが
できる。第1図はヨーク2に途中までスプライン軸6を
挿入した状態を示す。またセットボール8はスプライン
軸6の溝10に入っていないからスプライン軸6はヨーク
2から容易に抜け出す状態にある。スプライン軸6の先
端には面取り部12があるからスプライン軸6をヨークの
スプライン孔に挿入すれば、セットボール8を外方に押
圧してスプライン軸6の挿入が可能である。尚セットボ
ール8がヨーク2のスプライン孔4の中心に落込まない
ようにすること勿論である。セットボール8は鋼球でも
よいが、摩耗しにくいプラスチック製にすることができ
る。
ヨーク2の外側にスプライン孔の軸線方向に摺動し得る
スライドカラー14を設ける。このスライドカラー14は第
2図に示すボール保持位置を占める場合にはセットボー
ル8をスプライン軸6の溝10内に拘束して、スプライン
軸6がヨーク2から抜け出すのを防止している。セット
ボール8の数はこの実施例では3個であるが、2個以上
が望ましい。
スライドカラー14を設ける。このスライドカラー14は第
2図に示すボール保持位置を占める場合にはセットボー
ル8をスプライン軸6の溝10内に拘束して、スプライン
軸6がヨーク2から抜け出すのを防止している。セット
ボール8の数はこの実施例では3個であるが、2個以上
が望ましい。
スライドカラー14はその製造上の都合上第3図(a)及び
(b)に示す外側スライドカラー16と第4図(a)及び(b)に
示す内側スライドカラー18とで構成し、ピン20で結合す
る。従ってこの実施例では第3図の外側スライドカラー
16と第4図の内側スライドカラー18とを結合して第1及
び2図に示すように組立てたものとしてスライドカラー
14を説明する。
(b)に示す外側スライドカラー16と第4図(a)及び(b)に
示す内側スライドカラー18とで構成し、ピン20で結合す
る。従ってこの実施例では第3図の外側スライドカラー
16と第4図の内側スライドカラー18とを結合して第1及
び2図に示すように組立てたものとしてスライドカラー
14を説明する。
スライドカラー14には第1図に示すように板ばね22(第
5図参照)とリング24(第6図参照)とを収容する段部
26を形成する。段部28は内側スライドカラー18のフラン
ジ30を嵌合するための段部である。内側スライドカラー
18にはヨーク2上を摺動する摺動面32を形成する。また
第1図に示すようにヨークの段部34との間に圧縮コイル
ばね36を押圧保持するための平面38をフランジ30の側面
に設ける。
5図参照)とリング24(第6図参照)とを収容する段部
26を形成する。段部28は内側スライドカラー18のフラン
ジ30を嵌合するための段部である。内側スライドカラー
18にはヨーク2上を摺動する摺動面32を形成する。また
第1図に示すようにヨークの段部34との間に圧縮コイル
ばね36を押圧保持するための平面38をフランジ30の側面
に設ける。
スライドカラー14は鉄鋼のような金属で造るがプラスチ
ック製にしてもよい。
ック製にしてもよい。
第5図(b)に示すようにスライドカラー14の段部26の直
径より、リング24の直径は小さいが、ヨークの直径より
大きい。第5図(b)に示すように、中央山形で両端をス
ライドカラー14の段部26に接するように曲げた板ばね22
はリング24をスライドカラー14の段部26の一側に押圧す
るように配置する。第5図(a)ば板ばね22を第5図(b)の
ようにリング24とスライドカラー14との間に配置した時
の状態を矢視Aの方向に見た平面図である。第5図(c)
は矢視Bの方向に見た側面図である。
径より、リング24の直径は小さいが、ヨークの直径より
大きい。第5図(b)に示すように、中央山形で両端をス
ライドカラー14の段部26に接するように曲げた板ばね22
はリング24をスライドカラー14の段部26の一側に押圧す
るように配置する。第5図(a)ば板ばね22を第5図(b)の
ようにリング24とスライドカラー14との間に配置した時
の状態を矢視Aの方向に見た平面図である。第5図(c)
は矢視Bの方向に見た側面図である。
しかし、第2図に示すようにセットボール8がスプライ
ン軸6の溝10に入ってヨーク2と、スプライン軸6とを
結合している時は第7図に示す保持リング40によってリ
ング24はヨーク2のスプライン孔4と同心に保持され
る。保持リング40は一部に切欠42を有する環であって、
ヨークの溝に嵌合しスプライン孔4と同心に保持され
る。保持リング40の外径はリング24の内径より僅かに小
さい。
ン軸6の溝10に入ってヨーク2と、スプライン軸6とを
結合している時は第7図に示す保持リング40によってリ
ング24はヨーク2のスプライン孔4と同心に保持され
る。保持リング40は一部に切欠42を有する環であって、
ヨークの溝に嵌合しスプライン孔4と同心に保持され
る。保持リング40の外径はリング24の内径より僅かに小
さい。
第1及び2図で見てヨーク2の右端にスライドカラー14
が抜け出すのを防止するストッパーリング44を設ける。
ストッパーリングは切欠46を有する。ストッパーリング
44としてスナップリングを用いてもよい。
が抜け出すのを防止するストッパーリング44を設ける。
ストッパーリングは切欠46を有する。ストッパーリング
44としてスナップリングを用いてもよい。
以上のように構成したヨーク2にスプライン軸6を連結
するには、スライドカラー14を第1図に示すボール非保
持位置に置く。スプライン軸6を抜いた時、板ばね22に
よってスプライン孔4の軸線に関し側方に偏位したリン
グ24が保持リング40の側面に当るためスライドカラー14
はこの位置に保持されるから、次にスプライン軸6をヨ
ーク2のスプライン孔4に挿入する際、スライドカラー
14を第1図のボール非保持位置に動かす必要はない。
するには、スライドカラー14を第1図に示すボール非保
持位置に置く。スプライン軸6を抜いた時、板ばね22に
よってスプライン孔4の軸線に関し側方に偏位したリン
グ24が保持リング40の側面に当るためスライドカラー14
はこの位置に保持されるから、次にスプライン軸6をヨ
ーク2のスプライン孔4に挿入する際、スライドカラー
14を第1図のボール非保持位置に動かす必要はない。
尚、このようにリング24がスプライン孔4の軸線に関し
側方に偏位しているが、スプライン軸6の挿入によっ
て、3個のセットボール8がほぼ均一に半径方向外方に
押圧され、リング24はスライドカラー14の段部26とほぼ
同心の位置に復帰する。この時、板ばね22の中心部は第
5図bに示すよりも一層段部26に接近する。このように
リング24がヨーク2のスプライン孔4と同心になるた
め、偏位したリング24の側面に当っていた保持リング40
がリング24内に入り、スライドカラー14は内側スライド
カラー18がセットボール8に当るまで僅かに第1図で見
て右に戻る。
側方に偏位しているが、スプライン軸6の挿入によっ
て、3個のセットボール8がほぼ均一に半径方向外方に
押圧され、リング24はスライドカラー14の段部26とほぼ
同心の位置に復帰する。この時、板ばね22の中心部は第
5図bに示すよりも一層段部26に接近する。このように
リング24がヨーク2のスプライン孔4と同心になるた
め、偏位したリング24の側面に当っていた保持リング40
がリング24内に入り、スライドカラー14は内側スライド
カラー18がセットボール8に当るまで僅かに第1図で見
て右に戻る。
スプライン軸を更に挿入して、スプライン軸6の溝10が
セットボール8の位置に合致する位置に達すると、スラ
イドカラー14の復帰を阻止していた3個のセットボール
8はスプライン軸6の溝10内に落込むから、圧縮コイル
ばね38の作用によりスライドカラー14は第2図に示すよ
うにボール保持位置に復帰する。スライドカラー14が更
に第2図で見て右に移動するのをストッパーリング44に
よって阻止する。ボール保持位置ではセットボール8は
スライドカラー14の内側スライドカラー18の摺動面32に
よって半径方向外方への移動を阻止されるため、スプラ
イン軸6はスライドカラー14を第2図で見て左の方向に
ばね36の力に抗して動かさない限りヨーク2のスプライ
ン孔4から抜け出すことはない。
セットボール8の位置に合致する位置に達すると、スラ
イドカラー14の復帰を阻止していた3個のセットボール
8はスプライン軸6の溝10内に落込むから、圧縮コイル
ばね38の作用によりスライドカラー14は第2図に示すよ
うにボール保持位置に復帰する。スライドカラー14が更
に第2図で見て右に移動するのをストッパーリング44に
よって阻止する。ボール保持位置ではセットボール8は
スライドカラー14の内側スライドカラー18の摺動面32に
よって半径方向外方への移動を阻止されるため、スプラ
イン軸6はスライドカラー14を第2図で見て左の方向に
ばね36の力に抗して動かさない限りヨーク2のスプライ
ン孔4から抜け出すことはない。
次にスプライン軸6をヨーク2から抜き取る時は、スラ
イドカラー14を第2図のボール保持位置から第1図に示
すボール非保持位置に動かして、スプライン軸6を第2
図で見て右に引き抜く。スライドカラー14の摺動面34は
既に第1図に示す位置に移動しているから、この引き抜
く力により、3個のセットボールはほぼ均一に半径方向
外方に動き、第1図に示す位置を占めるので、スプライ
ン軸6を抜き取ることができる。
イドカラー14を第2図のボール保持位置から第1図に示
すボール非保持位置に動かして、スプライン軸6を第2
図で見て右に引き抜く。スライドカラー14の摺動面34は
既に第1図に示す位置に移動しているから、この引き抜
く力により、3個のセットボールはほぼ均一に半径方向
外方に動き、第1図に示す位置を占めるので、スプライ
ン軸6を抜き取ることができる。
第9図はスライドカラーの変形を示し、外側スライドカ
ラー48を小さくし、圧縮コイルばね36が露出するように
したもので、塵埃のない場所等で使用するのに適する。
ラー48を小さくし、圧縮コイルばね36が露出するように
したもので、塵埃のない場所等で使用するのに適する。
(発明の効果) 本発明は上述したように駆動軸の連結に当り、単に軸を
相手部材に挿入するだけでよく、軸を相手部材から抜き
取るにはスライドカラーを摺動させるだけでよく、操作
が極めて簡単であり、従って作業が安全、確実であるば
かりでなく、極めて簡単な構成にて駆動軸を得ることが
でき効果が極めて大きい。
相手部材に挿入するだけでよく、軸を相手部材から抜き
取るにはスライドカラーを摺動させるだけでよく、操作
が極めて簡単であり、従って作業が安全、確実であるば
かりでなく、極めて簡単な構成にて駆動軸を得ることが
でき効果が極めて大きい。
第1図は本発明駆動軸の一例の軸をヨークに挿入しつつ
ある状態を示す一部断面正面図、 第2図は第1図の駆動軸の軸をヨークに連結し終った状
態を示す一部断面正面図、 第3図(a)及び(b)は本発明駆動軸のスライドカラーの外
側スライドカラーの一部断面正面図及び側面図、 第4図(a)及び(b)は本発明駆動軸のスライドカラーの内
側スライドカラーの一部断面正面図及び側面図、 第5図(a),(b)及び(c)は本発明駆動軸の板ばねの平面
図、正面図及び側面図、 第6図(a)及び(b)は本発明駆動軸のリングの正面図及び
側面図、 第7図(a)及び(b)及び第8図(a)及び(b)はそれぞれ本発
明駆動軸の保持リング及びストッパーリングを示し、 第9図は本発明駆動軸の他の実施例の一部断面図であ
る。 2……ヨーク、4……スプライン孔 6……スプライン軸、8……セットボール 10……溝、12……面取り部 14……スライドカラー、16……外側スライドカラー 18……内側スライドカラー、20……ピン 22……板ばね、24……リング 26……段部、28……段部 30……フランジ、32……摺動面 34……ヨークの段部、36……圧縮コイルばね 38……平面、40……保持リング 42……切欠、44……ストッパーリング 46……切欠 48……外側スライドカラー
ある状態を示す一部断面正面図、 第2図は第1図の駆動軸の軸をヨークに連結し終った状
態を示す一部断面正面図、 第3図(a)及び(b)は本発明駆動軸のスライドカラーの外
側スライドカラーの一部断面正面図及び側面図、 第4図(a)及び(b)は本発明駆動軸のスライドカラーの内
側スライドカラーの一部断面正面図及び側面図、 第5図(a),(b)及び(c)は本発明駆動軸の板ばねの平面
図、正面図及び側面図、 第6図(a)及び(b)は本発明駆動軸のリングの正面図及び
側面図、 第7図(a)及び(b)及び第8図(a)及び(b)はそれぞれ本発
明駆動軸の保持リング及びストッパーリングを示し、 第9図は本発明駆動軸の他の実施例の一部断面図であ
る。 2……ヨーク、4……スプライン孔 6……スプライン軸、8……セットボール 10……溝、12……面取り部 14……スライドカラー、16……外側スライドカラー 18……内側スライドカラー、20……ピン 22……板ばね、24……リング 26……段部、28……段部 30……フランジ、32……摺動面 34……ヨークの段部、36……圧縮コイルばね 38……平面、40……保持リング 42……切欠、44……ストッパーリング 46……切欠 48……外側スライドカラー
Claims (1)
- 【請求項1】互に軸線方向に摺動し得るが相対的に回転
しないよう嵌合する軸(6)と相手部材(2)とを具え、この
相手部材(2)に収容され前記軸(6)の溝(10)に一部を突出
して前記軸(6)が前記相手部材(2)から抜け出るのを防止
するセットボール(8)と、前記溝(10)内に一部を突出す
る前記セットボールを保持するボール保持位置と保持し
ないボール非保持位置とに前記相手部材(2)上で摺動で
きるスライドカラー(14)と、このスライドガラー(14)を
前記ボール保持位置とボール非保持位置のうちの一方に
押圧するばね(36)とを具える駆動軸において、前記スラ
イドカラー(14)内に収容されこのスライドカラー(14)が
摺動する前記相手部材(2)の部分より大径のリング(24)
と、前記リング(24)の外径の一部に外接する板ばねであ
って、前記スライドカラー(14)内で前記リング(24)を前
記軸(6)の軸線に対し側方に押圧偏位させるばね(22)
と、前記相手部材の外部に嵌合し前記スライドカラー(1
4)が前記ボール保持位置にある時前記リング(24)内に嵌
合し前記ばね(22)の押圧力に抗して前記リング(24)を前
記軸(6)の軸線にほぼ同心に保持する保持リング(40)と
を具えることを特徴とする駆動軸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1011817A JPH0619181B2 (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | 駆動軸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1011817A JPH0619181B2 (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | 駆動軸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02195022A JPH02195022A (ja) | 1990-08-01 |
JPH0619181B2 true JPH0619181B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=11788347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1011817A Expired - Lifetime JPH0619181B2 (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | 駆動軸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0619181B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3511576C1 (de) * | 1985-03-29 | 1986-10-16 | Jean Walterscheid Gmbh, 5204 Lohmar | In Offenstellung arretierbarer Ziehverschluß |
-
1989
- 1989-01-23 JP JP1011817A patent/JPH0619181B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02195022A (ja) | 1990-08-01 |
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