JPH06191687A - シート位置決め装置 - Google Patents

シート位置決め装置

Info

Publication number
JPH06191687A
JPH06191687A JP5219689A JP21968993A JPH06191687A JP H06191687 A JPH06191687 A JP H06191687A JP 5219689 A JP5219689 A JP 5219689A JP 21968993 A JP21968993 A JP 21968993A JP H06191687 A JPH06191687 A JP H06191687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheels
drive shaft
wheel
sheet
rotation axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5219689A
Other languages
English (en)
Inventor
Helmut Funk
フラク ヘルムート
Franz Allmendinger
アルメンディンガー フランツ
Markus Weber
ベバー マルクス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPH06191687A publication Critical patent/JPH06191687A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H31/00Pile receivers
    • B65H31/34Apparatus for squaring-up piled articles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、シートを積み重ね位置決めするた
めの装置であって、信頼性が高く損耗が少ない装置を提
供することを目的とする。 【構成】 上記の目的を達成するために、本発明による
シート位置決め装置は、駆動軸(2)に、少なくとも2
つの同じ直径のホイール(4、6)が設け、該2つのホ
イールは独立して回転し、かつ、前記駆動軸(2)の回
転軸線から所定の同じ偏心量(26、27)を以てオフ
セットされており、前記ホイール(4、6)の各々は、
前記駆動軸(2)の回転軸線(2a)に対して垂直に延
びる平面に関して、所定の鋭角(α)を以て取り付けら
れており、隣接するホイール(4、6)と共にV字形を
形成するように配置される構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的にシート位置決
め装置に関し、載置面と、送給されるシートの進入方向
と平行に配置された側方限定壁部と、前記シートの前縁
端と協働する当接部とを有する収集トレーの上に、個々
に送給されるシート、特に、コピー機械から送給され相
互に積み重ねられるコピー用シートを位置決めするため
の装置であって、回動自在の腕の先端に設けられた駆動
軸に回転自在に取り付けられ、送給されたシートを前記
側方限定壁部および前記前方当接部に沿って並べるため
に、同シートの上に載置される駆動可能なホイールを具
備する位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ国特許公報第3107768−C
2号は、個々に送給されたシートを、シートの進入方向
に対して傾斜して配置されると共に前記シート上に連続
的に載置されるローラーにより、収集トレーの前方当接
部と側方限定要素に沿って位置決めする装置を開示す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シートを積
み重ね位置決めするための装置であって、信頼性が高く
損耗が少ない装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、駆動軸
に、少なくともつの同じ直径のホイールが設けられ、該
つのホイールは独立して回転し、かつ、前記駆動軸の回
転軸線から所定の同じ偏心量を以てオフセットされてお
り、前記ホイールの回転軸線は、前記駆動軸の回転軸線
を中心として、前記偏心量と一致する半径上に配置さ
れ、前記ホイールの各々は、前記駆動軸の回転軸線に対
して垂直に延びる平面に関して、所定の鋭角を以て取り
付けられており、隣接するホイールと共にV字形を形成
するように配置されており、前記偏心量および前記ホイ
ールの前記鋭角が、位置決めされるシートの上に置かれ
た前記ホイールの各々の接触面により、前記シートの進
入方向に対して横断し、かつ、前記側方限定壁部の方向
への移動を行うように関係付けられているシート位置決
め装置が提供される。
【0005】2つのホイールがV字形に配置され、前記
ホイールを前記収集トレーの載置面および前記シートの
堆積体から持ち上げる上動装置が、前記回動可能な腕に
係合し、該腕の先端に前記ホイールが取り付けられる。
前記ホイールは、その外周に摩擦係数の高い被覆を具備
するラジアルボール軸受として形成される。有益な改良
によれば、前記ホイールは、前記駆動軸に設けられ、一
体的なジャーナルを有するブッシュに取着されており、
該ブッシュが前記ホイールの偏心量と角度位置とを決定
する。本発明の他の改良によれば、前記ホイールのラジ
アルボール軸受の少なくとも1つの外輪が、前記駆動軸
により摩擦を介して駆動されるように、前記駆動軸に支
持されたバネにより付勢される。ホイールが連続的にシ
ートと接触して、進入するシートを、先ず前記前方当接
部の方向に移送し、次いで前記側方限定壁部の方向に移
送できるという利点がある。
【0006】本発明の位置決め装置は、以下の利点を有
している。前記駆動軸が一回転する毎に二回の移送作用
が行われ、前記ホイールが係合する時間が低減されるの
で、各々のホイールの損耗が低減される。前記ホイール
は、シートを位置決めする間のみシートと係合する。前
記ホイールをボール軸受として構成し、ホイールの外周
領域をシートに交互に係合させることにより、ホイール
の損耗が一様となる。前記ホイールを反対方向に偏心さ
せて重量を釣り合わせることにより、ホイールの揺動と
ノイズが低減する。各々のホイールのボール軸受の外輪
を個々に回転させるので、送給されるシートが、側方限
定壁部と接触する前に、先ず前方当接部の方向に移送さ
れる。位置決め装置のホイールは、購入できる簡単な部
品により構成されている。
【0007】
【実施例】本発明によるシート位置決め装置は、それ自
体周知の仕上げ装置(図示せず)に設けられている。こ
の仕上げ装置に送給された個々のシート、特にコピー機
械から送給された個々のシートは収集トレー20に集め
られる。集められたシートは、ステープラー装置17に
より一固まりに止められる。本発明を理解するために、
前記コピー機械(図示せず)に取り付けられる該仕上げ
装置の上記要素を図示する。
【0008】到達したシートは、矢印Aの方向に収集ト
レー20に進入し、堆積してシートの堆積体11を形成
する。収集トレー20は、シートが進入する方向に傾斜
している。シートが送給される間、個々のシートは、以
下に説明する位置決め装置の作用範囲に移送される。上
記位置決め装置は、前記シートが前方当接部19および
側方限定壁部18に接触するように、前記シートをステ
ープラー装置17の作用範囲内に移送する。ステープラ
ー装置17は、それ自体周知の装置であるので配置のみ
一点鎖線で示す。
【0009】収集トレー20の上には腕1が設けられて
いる。腕1は、ボール軸受15、16により、駆動軸1
2を中心として回動自在に支持されており、U字状に一
体的に形成されたウェブ1d、1eにより積極的に保持
されている。駆動軸12は、収集トレー20の上部に設
けられた閉蓋部21に回転自在に取着されている。本発
明を理解するために閉蓋部21の先端のみ図示する。閉
蓋部21は、矢印Aの反対側の端部において、収集トレ
ー20に回動自在に取着されており、一点鎖線に示す低
位置から高位置に矢印Cの方向に回動可能に構成されて
いる。閉蓋部21は、低位置において当接部(図示せ
ず)と接触する。
【0010】腕1のU字形のウェブ1d、1eの間に、
第1の駆動ホイール13が回転自在に設けられている。
駆動ホイール13は、第1のベルト14により駆動され
ると共に第2のベルト9と係合するように保持されてい
る。第2のベルト9は、第2の駆動ホイール3を駆動す
る。第2の駆動ホイール3は駆動軸2に固着されてい
る。駆動軸2は腕1の先端に取着されている。駆動軸2
はボール軸受手段7、8により支持されると共に、腕1
のアウトリガー1a、1bにより積極的に保持されてい
る。駆動軸2にはブッシュ5が取着されている。ブッシ
ュ5に第1と第2のホイール4、6が設けられている。
ホイール4、6は、ラジアルボール軸受として構成され
ており、その内輪がブッシュ5のジャーナル5a、5b
に各々固着されている。ホイール4、6の各々の外輪の
外周には、高い静止摩擦の(摩擦係数の高い)被覆4
a、6aが各々設けられている。ホイール4、6は同じ
直径を有している。
【0011】特に図1、3、4を参照すると、ブッシュ
5は2つのジャーナル5a、5bを有している。ジャー
ナル5a、5bは、駆動軸2に対して偏心して取着され
ている。図示するように、ジャーナル5a、5bは、駆
動軸2の回転軸線2aに対して鋭角αを以て傾斜して取
着されている。ホイール4、6は、図1に示すように、
相互にV字形に配置されるように、ジャーナル5a、5
bに着座している。図1を参照して、ホイール4、6の
偏心した構成について説明する。図1において、ホイー
ル4、6は、所定の角度を以て前方当接部19の方向に
開いたV字形に配置されている。図3から理解されるよ
うに、ブッシュ5は上記V字形と一致する角度を以て形
成されている。そして、ジャーナル5aは、駆動軸2の
回転軸線2aから、26で示す所定の偏心量を以て偏心
している。ジャーナル5bは、偏心量26と同じ長さの
偏心量27を以て、駆動軸2の回転軸線2aから反対方
向に偏心している。ホイール4と協働するジャーナル5
aは、収集トレー20の載置面20aから偏心量26を
以て離反するように偏心して配置されており、ホイール
6と協働するジャーナル5bは、収集トレー20の載置
面20aから偏心量27を以て近接するように偏心して
配置されている。ホイール4、6は、例えば、収集トレ
ー20の載置面20aから測定して0.35mmの偏心
量26、27を以て偏心して配置されている。そして、
斜めに設けられたジャーナル5a、5bの各々の角度
は、例えば13.5°である。
【0012】バネ力の小さなバネ(図示せず)が閉蓋部
21に支持されている。このバネは腕1と係合して、該
腕1を時計回りに付勢する。収集トレー20の前方当接
部19は、ジャーナル19を中心として矢印Dの方向
に、電磁石(図示せず)により回動するように取着され
ている。電磁石23が腕1の上方に設けられており、ホ
イール22(図2参照)により閉蓋部21の上部に取着
されている。電磁石23の電機子23aは、収集トレー
20の載置面20aに対して略垂直に矢印Fの方向にス
ライド自在に設けられると共に、腕1の突起部1gに棒
部材24により関節式に連結されている。
【0013】閉蓋部21の低部には制動バネ25が取着
されており、そ一方のバネ腕25aが、腕1の突起部1
fと摩擦により係合するように保持されている。突起部
1fは、腕1の上側において、ホイール4、6と協働す
る領域に配置されている。ホイール4、6と対向する、
突起部1fの領域1hは平坦に形成されると共に、腕1
がどのような角度位置にあっても常に、制動バネ25の
バネ腕25aが、該領域1hと摩擦により係合するよう
に充分な長さを有している。図2から理解されるよう
に、領域1hの配置、つまり、バネ腕25aの接点と駆
動軸12の回転軸線からの間の距離は腕1の回動位置に
より変化し、制動バネの付勢力は、腕1が高位置から下
動したとき増加する。従って、制動作用が増加すると前
記腕に作用する付勢力は増加する。前記突起部の高位置
を一点鎖線で図1に示す。
【0014】以下に、上述の装置の作用について説明す
る。仕上げ装置が作動すると、電磁石23が励磁されて
電機子23aが、矢印Fの方向に棒部材24を牽引し、
腕1がホイール4、6を伴って図2の一点鎖線で示す位
置に配置される。こうしてホイール4、6が、シートの
堆積体11の最大高さよりも高く、閉蓋部21の静止ジ
ャーナルにより決定される高位置に配置される。これに
より、シートは、重力の作用により矢印Aの方向に、収
集トレーに進入し、何にも妨害されずに滑って前方当接
部19に接触する。矢印Aの方向に進入するシートの経
路には、該シートの前縁端を検知して、制御装置(図示
せず)を作動させるセンサーが(図示せず)設けられて
いる。前記制御装置は、それ自体周知の制御装置であ
り、所定の時間が経過した後、電磁石23を消磁して腕
1を落下させる。腕1が落下する間、電磁石23は前記
制御装置により一時的に励磁され、載置されたシートに
ホイール4、6が接触する前に、前記腕の落下動作を中
断させる。送給されたシートが到達したときに、既にホ
イール4、6が該シート上に乗っているように、ホイー
ル4、6が接触する時間を選定する。
【0015】下動々作の間、電磁式に影響される制動作
用は、制動バネ25、25aにより更に補強される。既
述のように、制動バネ25は、ホイール4、6が前記シ
ートと低い速度で係合するように、次第に増加する制動
作用を以て、そのバネ作用により腕1に対して連続的に
作用する。このことは、ホイール4、6が大きな衝撃を
以て前記シート上に乗って、位置決めされるシートが跳
ね返ることを防止すると共に、位置決め作用の間、その
結果生じる障害を排除しながら、ホイール4、6が位置
決めされるシートと接触した後、可及的に迅速に正常に
機能することを可能とする。更に、制動バネ25は、位
置決めの間、腕1が揺動することを低減する。
【0016】以下に、位置決め作用を説明する。ホイー
ル4、6が矢印Eの方向に連続的に駆動されるので、ホ
イール4、6のボール軸受の外輪が、摩擦係合により同
じ方向に回転する。上記摩擦係合による上記回転動作
は、ホイール4、6の傾斜部から生じる遠心力により強
められ、前記ボール軸受の外輪は確実に駆動される。腕
1が下動するとき、ホイール4または6の一方が、先ず
位置決めされるシートと接触する。回転する外輪は、各
々その被覆4a、6aを以て前記シートと係合し、該シ
ートを矢印Aの方向に移送して前方当接部19と接触さ
せる。上記移送作用は、ホイール4、6の回転位置によ
り、そして、前方当接部19に到達したシートと接触す
るか否かにより、他方のホイール6または4によっても
可能である。
【0017】然しながら、前記シートが前方当接部19
に接触すると直ちに、ホイール4、6の、摩擦係合によ
ってのみ駆動される外輪は、それ以上の回転が阻止され
停止する。駆動され続ける駆動軸2は、ブッシュ5を矢
印Eの方向に回転させる。これにより、被覆4a、6a
を以て位置決めされるシート上に載置された外輪が回転
を停止しても、前記ボール軸受の内輪は回転する。前記
ホイールが偏心して取着されているために、ホイール
4、6は位置決めされるシートと交互に接触すると共
に、V字状に鋭角に配置されているのでタンブリングし
ながら回転する。シートに対するこの影響は、図5から
図17を参照して以下に後述する。
【0018】上記装置をより理解するために、一連の作
用を図5から図17に略示する。これらの図ではホイー
ル4、6の偏心量が誇張されて示されている。図5から
図17は、下側から見た図である。つまり、下側からガ
ラス板を通して、接触するホイール4または6を見てい
ると仮定する。ホイール4、6が反対方向に偏心してい
るので、駆動軸2が一回転する間にホイール4、6は引
き続いて係合して、前記位置決めされるシートは、駆動
軸2の一回転毎に二回移送されながら、前記側方限定壁
部18に向かって矢印Bの方向に移動する。第1の移送
作用の開始に際して、図5に示すように、ホイール6が
位置決めされるシートに作用する。被覆4a、6aの円
筒面の各々が弾性材料により形成されているので、図示
するように、接触面6bの位置および形状が変化する。
【0019】図5から図10に示すように、ホイール6
が傾斜して設けられているので、ホイール6の接触面6
bは側方限定壁部18の方向に次第に移動する。これに
より、前記シートが矢印Bの方向に移動する。駆動軸2
が概ね半回転するとホイール6は前記シートから上方に
離反し、そしてホイール4が前記シートと接触する。こ
の状態を図11に示す。図11に示す位置から開始し
て、ホイール4の接触面4bは、また、図11から図1
6に示すように、ホイール4が傾斜して設けられている
ために側方限定壁部18の方向に次第に移動し、位置決
めされるシートは、矢印Bの方向に第2の移動を行う。
駆動軸2が一回転すると、ホイール4は前記シートから
上方に離反して、ホイール6が、図17に示すように、
再び前記シートと接触する。駆動軸2が更に一回転する
とき、ホイール6、4の各々は、上記作用を再び繰り返
す。前記角度αが13.5°で、ホイール4、6の各々
の直径が25mmの場合、駆動軸2が一回転する間に前
記シートは、矢印Bの方向に約5mmずつ二回、つまり
約10mm移動する。
【0020】図18に、ホイール4、6の傾斜角αと、
前方当接部19に向かう矢印A方向へのシートの移動
(曲線28)および側方限定壁部18へ向かう矢印B方
向への移動(曲線29)との関係を示す。図18のグラ
フは、下表の条件に基づいている。
【0021】グラフから、角度αが既述の実施例のよう
に13.5°と小さい場合には、シートが側方限定壁部
と接触する前に、前方当接部19に接触させて位置決め
するためには、矢印A方向への移動が小さすぎることが
理解される。然しながら、既述の実施例のように、角度
が小さい場合には、腕1の動作が低減されてホイール
4、6の揺動が小さくなる。この利点を活かすために、
ホイール4、6の各々のボール軸受と共に動作する外輪
を利用する既述の方法でシートを前方当接部19の方向
に移送する。これにより、シートは側方限定壁部18に
移送される前に、前方当接部19に沿って並び、アライ
メント位置平面から離れ、側方限定壁部18において上
方に傾斜して滑ることが防止される。更に、ホイール
4、6は前方当接部19および側方限定壁部18の近く
に配置されているので、位置決めされたシートは、その
固有の剛性によりアライメント位置平面から離れること
が防止される。
【0022】前記制御装置に入力された所定の回数また
は長さを以て、シートが矢印Bの方向に移送された後、
電磁石23が励磁されて腕1が上動し、これによりホイ
ール4、6が位置決めされたシートから離反する。ホイ
ール4、6は、シートを位置決めする必要がある間だけ
シートと係合するように構成されているので、ホイール
4、6の各々の被覆4a、6aの損耗が除去される。上
述のようにして載置され位置決めされたシートは、ステ
ープラー装置17によりコンパクトに止められる。前方
当接部19が矢印Dの方向に開放して、止められたシー
トの堆積体11を前記装置に取着された図示しない載置
トレーに移動する。
【0023】堆積体11の高さが、ステープラー装置1
7の取扱い可能な高さを超過しないように、堆積体の高
さを制限する装置が具備されている。該装置は、分岐し
た光学式のバリアー10を具備している。バリアー10
は、上記位置決め装置の腕1と一体をなすフラグ1cを
受承するように構成されている。堆積体が最大高さに到
達すると、フラグ1cが直ちにバリアー10を覆い、こ
れによりシートの送給が停止する。フラグ1cが腕1と
一体に形成されているので、堆積体の高さは、圧縮され
た堆積体11の上に重力の作用で載置された前記位置決
め装置により有利に測定される。上記測定は、前記シー
トが適性に止められたか否かを評価するために要求され
る状態の下で行われる。
【0024】既述の実施例に対して、ホイール4、6の
角度αを変更してもよい。例えば、同時に到達させるた
めに、前方当接部19に向かう矢印Aの方向への移送量
を大きくすることができる。図18に示すように、角度
αを45°とした場合、前記ホイールは矢印Aの方向に
約12mm、そして矢印Bの方向に約16移送すること
ができる。製造費が高くないという理由から、既述の実
施例によるホイールには、円筒形の面を有する被覆4
a、6aが設けられている。該被覆により偏心量を約
0.2mmに低減することが可能となり、ホイール4、
6の動作が円滑になる。
【0025】上記位置決め装置は、また、3つ以上のホ
イール(図示せず)を具備してもよい。この場合、各々
のホイールは、前記駆動軸の回転軸線2aから所定の偏
心量を以てオフセットされ、前記回転軸線に対して等間
隔に配置される。矢印Bの方向への全移動量はホイール
の個数により分割される。本発明の装置は、また、ホイ
ール4、6を連続的にシートの堆積体11の上に載置さ
せる場合には、腕1のための上動装置を具備しなくとも
よい。の目的のために構成された装置では、ホイール
4、6の前記ボール軸受の少なくとも1つの外輪は摩擦
の影響を受け、駆動軸2による摩擦係合が可能となる。
上記摩擦力は、ホイール4、6の各々が、進入する1枚
のシートを前方当接部19まで矢印Aの方向に移送する
ように調整される。該シートが前方当接部19に接触す
ると、上記摩擦が直ちに打ち勝って外輪が停止する。回
転を続けるブッシュ5を介してホイール4、6が、既述
のように作用し、前記シートが側方限定壁部に向けて矢
印Bの方向に移送される。上記摩擦手段(図示せず)
は、腕1のアウトリガー1bとホイール4との間におい
て、前記駆動軸2により付勢バネを支持し、該バネがホ
イール4のボール軸受の外輪に設けられたディスクを付
勢するように構成してもよい。同様に構成された摩擦装
置が、また、ホイール6を付勢してもよい。
【0026】好ましい実施例を参照して本発明を説明し
たが、本発明の精神と範囲とを逸脱することなく本発明
を変向、改良可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の一部を断面にし、上動装置を除
いて示す略示平面図である。
【図2】図1の装置を、上動装置と共に示す略示側面図
である。
【図3】図1の装置のブッシュの正面図である。
【図4】図1の装置のブッシュの平面図である。
【図5】図1の装置の一方のホイールの一連の作用を、
下側から見て示す図である。
【図6】図1の装置の一方のホイールの一連の作用を、
下側から見て示す図である。
【図7】図1の装置の一方のホイールの一連の作用を、
下側から見て示す図である。
【図8】図1の装置の一方のホイールの一連の作用を、
下側から見て示す図である。
【図9】図1の装置の一方のホイールの一連の作用を、
下側から見て示す図である。
【図10】図1の装置の一方のホイールの一連の作用
を、下側から見て示す図である。
【図11】図1の装置の他方のホイールの一連の作用
を、下側から見て示す図である。
【図12】図1の装置の他方のホイールの一連の作用
を、下側から見て示す図である。
【図13】図1の装置の他方のホイールの一連の作用
を、下側から見て示す図である。
【図14】図1の装置の他方のホイールの一連の作用
を、下側から見て示す図である。
【図15】図1の装置の他方のホイールの一連の作用
を、下側から見て示す図である。
【図16】図1の装置の他方のホイールの一連の作用
を、下側から見て示す図である。
【図17】図1の装置の他方のホイールの一連の作用
を、下側から見て示す図である。
【図18】ホイールの角度位置とシートの移動量との関
係を示すグラフである。
【符号の説明】
1…腕 2…駆動軸 2a…回転軸線の中心軸 4…ホイール 4a…接触面 6…ホイール 6a…接触面 18…側方限定壁部 19…前方当接部 26…偏心量 27…偏心量 30…ホイールの回転軸線 31…ホイールの回転軸線 α…鋭角

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置面と、送給されるシートの進入方向
    と平行に配置された側方限定壁部と、前記シートの前縁
    端と協働する当接部とを有する収集トレーの上に、個々
    に送給されるシート、特に、コピー機械から送給され相
    互に積み重ねられるコピー用シートを位置決めするため
    の装置であって、 回動自在の腕の先端に設けられた駆動軸に回転自在に取
    り付けられ、送給されたシートを前記側方限定壁部およ
    び前記前方当接部に沿って並べるために、同シートの上
    に載置される駆動可能なホイールを具備する位置決め装
    置において、 前記駆動軸(2)に、少なくとも2つの同じ直径のホイ
    ール(4、6)が設けられ、該2つのホイールは独立し
    て回転し、かつ、前記駆動軸(2)の回転軸線から所定
    の同じ偏心量(26、27)を以てオフセットされてお
    り、 前記ホイール(4、6)の回転軸線(30、31)は、
    前記駆動軸(2)の回転軸線(2a)を中心として、前
    記偏心量(26、27)と一致する半径上に配置され、 前記ホイール(4、6)の各々は、前記駆動軸(2)の
    回転軸線(2a)に対して垂直に延びる平面に関して、
    所定の鋭角(α)を以て取り付けられており、隣接する
    ホイール(4、6)と共にV字形を形成するように配置
    されており、 前記偏心量(26、27)および前記ホイール(4、
    6)の前記鋭角(α)が、位置決めされるシートの上に
    置かれた前記ホイール(4、6)の各々の接触面(4
    a、6a)により、前記シートの進入方向(A)に対し
    て横断し、かつ、前記側方限定壁部(18)の方向への
    移動を行うように関係付けられているシート位置決め装
    置。
  2. 【請求項2】 前記駆動軸(2)にはブッシュ(5)が
    設けられており、該ブッシュ(5)はジャーナル(5
    a、5b)を一体的に有しており、該ジャーナル(5
    a、5b)の上に前記ホイール(4、6)が配置されて
    ラジアルボール軸受を構成し、 前記ホイール(4、6)の前記ラジアルボール軸受の内
    輪が、前記ジャーナル(5a、5b)と摩擦により連結
    し、 前記ジャーナル(5a、5b)が、前記ホイール(4、
    6)の偏心量と角度位置とを決定する請求項1に記載の
    装置。
  3. 【請求項3】 前記2つのホイール(4、6)は、前記
    シートが進入する方向(A)に所定の鋭角(α)を以て
    開いたV字形に配置され、 前記側方限定壁部(18)に面する前記ホイールの一方
    (4)の回転軸線(30)が、前記駆動軸(2)の回転
    軸線(2a)から、前記所定の偏心量(26)を以て前
    記載置面(20a)から離隔する方向にオフセットさ
    れ、 他方のホイール(6)の回転軸線(31)が、前記駆動
    軸(2)の回転軸線(2a)から、同じ偏心量(27)
    を以て前記載置面(20a)に接近する方向にオフセッ
    トされるように、前記2つのホイール(4、6)が前記
    シートの進入方向(A)に対して配置されている請求項
    1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記回動可能な腕(1)に上動装置(2
    3)が係合し、前記上動装置が、前記ホイール(4、
    6)を前記収集トレー(20)の載置面(20a)およ
    び前記シートの堆積体(11)から持ち上げ、 前記上動装置(23)は、シートが到達したとき、前記
    ホイール(4、6)が高位置から低位置に下動して進入
    したシートの上に載置されるように制御可能に構成され
    ており、 所定の回数または時間、位置決め作用した後、前記上動
    装置(23)が前記ホイール(4、6)を位置決めされ
    たシートから上動させるように構成されている請求項1
    に記載の装置。
JP5219689A 1992-09-03 1993-09-03 シート位置決め装置 Pending JPH06191687A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4229425A DE4229425A1 (de) 1992-09-03 1992-09-03 Vorrichtung zum stapelweisen Ablegen und Ausrichten von einzeln zugeführten Blättern
DE4229425:8 1992-09-03

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06191687A true JPH06191687A (ja) 1994-07-12

Family

ID=6467135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5219689A Pending JPH06191687A (ja) 1992-09-03 1993-09-03 シート位置決め装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5338022A (ja)
EP (1) EP0585915B1 (ja)
JP (1) JPH06191687A (ja)
DE (2) DE4229425A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11725015B2 (en) 2017-04-05 2023-08-15 President And Fellows Of Harvard College Macrocyclic compound and uses thereof
US11814398B2 (en) 2017-11-15 2023-11-14 President And Fellows Of Harvard College Macrocyclic compounds and uses thereof

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4314075C2 (de) * 1993-04-29 1996-11-14 Kodak Ag Vorrichtung zum Ausrichten von Blättern
DE4424642C2 (de) * 1994-07-13 1997-12-11 Kodak Ag Vorrichtung zum lagegenauen Ausrichten von einzeln zugeführten Blättern
DE19848972C2 (de) * 1998-10-23 2002-08-29 Oce Printing Systems Gmbh Vorrichtung zum Ausrichten von Blättern
DE10010971A1 (de) * 2000-03-07 2001-09-13 Heidelberger Druckmasch Ag Vorrichtung zum Abbremsen von Probe- und Fehlerbogen einer Bogen verarbeitenden Maschine
US7530566B2 (en) * 2007-04-02 2009-05-12 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Sheet post-processing apparatus
US8844927B2 (en) * 2011-06-30 2014-09-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Sheet loading apparatus, erasing apparatus, and sheet loading method
US9156642B2 (en) * 2014-01-31 2015-10-13 Xerox Corporation Systems and methods for implementing unique offsetting stacker registration using omni-directional wheels for set compiling in image forming devices
US9422127B2 (en) * 2014-04-07 2016-08-23 Xerox Corporation Finisher registration system using omnidirectional scuffer wheels
JP6678021B2 (ja) * 2015-12-10 2020-04-08 株式会社東芝 シート後処理装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3854315A (en) * 1973-12-28 1974-12-17 Interlake Inc Variable width strip conditioner
US3907276A (en) * 1974-06-03 1975-09-23 Xerox Corp Wobble jogger
JPS6050699B2 (ja) * 1980-02-29 1985-11-09 株式会社リコー 複写機、印刷機等のスタツキング装置
CA1162102A (en) * 1980-08-04 1984-02-14 Gerald M. Garavuso Document corner registration system
US4419003A (en) * 1980-08-27 1983-12-06 Hitachi, Ltd. Recording sheet conveying system of pressure fixing type electrostatic printing apparatus
JPS59128156A (ja) * 1983-01-07 1984-07-24 Canon Inc シ−ト整列装置
US4687193A (en) * 1985-04-15 1987-08-18 Unisys Corporation Dual force jogger/stacker for cut sheet items
ATE96122T1 (de) * 1989-03-04 1993-11-15 Ibm Ausrichte- und transportrolle aus flexiblem material.
DD282892A5 (de) * 1989-05-13 1990-09-26 Polygraph Leipzig Einrichtung zum bilden abgezaehlter stoesse von bogen aus papier, karton oder dergleichen
US5088721A (en) * 1990-07-10 1992-02-18 Ikegami Tsushinki Co., Ltd. Transporting device and sorter with the same
US5065998A (en) * 1990-12-19 1991-11-19 Xerox Corporation Lateral sheet registration system
DE4101381C2 (de) * 1991-01-18 1995-08-31 Kodak Ag Vorrichtung zum stapelweisen Ablegen und Ausrichten von einzeln zugeführten Blättern
US5199703A (en) * 1991-01-18 1993-04-06 Eastman Kodak Company Device for stacking and aligning individually supplied sheets

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11725015B2 (en) 2017-04-05 2023-08-15 President And Fellows Of Harvard College Macrocyclic compound and uses thereof
US11814398B2 (en) 2017-11-15 2023-11-14 President And Fellows Of Harvard College Macrocyclic compounds and uses thereof

Also Published As

Publication number Publication date
DE69303439D1 (de) 1996-08-08
EP0585915B1 (en) 1996-07-03
US5338022A (en) 1994-08-16
EP0585915A2 (en) 1994-03-09
EP0585915A3 (en) 1994-07-27
DE4229425A1 (de) 1994-03-10
DE69303439T2 (de) 1997-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06191687A (ja) シート位置決め装置
EP0487592B1 (en) Paper sheet feeding apparatus
US4474197A (en) Coin transfer apparatus
US4437478A (en) Coin counting and dispensing apparatus
US4699367A (en) Sheet turnover mechanism
JPH0661685B2 (ja) 往復動裁断ブレードの切刃を研磨する装置及び方法
US4420151A (en) Overlapping feed detection device in sheet-processing machine
US5623722A (en) Document set compiler and eject system
US5199703A (en) Device for stacking and aligning individually supplied sheets
US5284338A (en) Device for aligning individually supplied sheets
US5183249A (en) Paper conveyor
EP1300811A1 (en) Coin stacker
JPH0325372B2 (ja)
JPH05147808A (ja) 個別にスタツクへ供給されるシートを堆積させかつ整合させる装置
USRE32799E (en) Coin counting and dispensing apparatus
JPH0122183B2 (ja)
JP3573224B2 (ja) 紙葉類繰出し装置
JPS59133117A (ja) 部品の供給装置
US4982941A (en) Slotted link side-to-side jogging apparatus
JPH03138245A (ja) シート状被搬送物のガイド装置
JPS6324891B2 (ja)
JP2004262659A (ja) シート状のエレメントを搬送するための装置
US7470175B2 (en) Coin stacking apparatus
JP2578654B2 (ja) 硬貨送出装置
JPH0651529B2 (ja) 供給機