JPH0619098Y2 - 通信電源試験用疑似負荷装置 - Google Patents

通信電源試験用疑似負荷装置

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JPH0619098Y2
JPH0619098Y2 JP1987170020U JP17002087U JPH0619098Y2 JP H0619098 Y2 JPH0619098 Y2 JP H0619098Y2 JP 1987170020 U JP1987170020 U JP 1987170020U JP 17002087 U JP17002087 U JP 17002087U JP H0619098 Y2 JPH0619098 Y2 JP H0619098Y2
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pseudo
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resistor
pseudo load
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JP1987170020U
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Inventor
勝繁 関谷
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大明電話工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は電話交換局、搬送中継所等の通信施設における
電源設備の建設竣工時に設置電源設備の試験を行うため
の通信電源試験用疑似負荷装置に関するものである。
(従来の技術) 電話局、搬送中断所等の通信施設において設置される電
源は、装置用としてDC50V(定格48V)及び21Vであり、
その電流容量は150A,100A等であり、一般にフロート充
電方式で電池容量の軽減化を計っている。さらに非常用
電源としてエンジン駆動の3相交流220Vの発電機を設備
している。またこの他一般のAC100Vの電源もある。
これらの電源設備の建設工事の竣工時には、その負荷試
験として連続運転試験、過負荷試験等を行うを要する。
従来はこのために、多数の抵抗器を現場で組立て配線し
て使用しているのが実情であった。
当該建設業界では、これら各種通信設備を局所毎に順次
工事してゆくが、既存の抵抗器による疑似負荷は大型で
重量が大であるため運搬に不便であり、また試験にも場
所をとる欠点があった。
さらにDC50V(48V)、DC21V、AC220Vと各種の電源電圧の
相違する種々の容量の抵抗体を準備し、その都度接続替
えを行うのは繁雑であった。
また結線のオン・オフに刃形スイッチを使用しているも
のでは、3相結線のとき、刃形の変形等に起因して1相
の断線事故が頻発する欠点があった。
(考案の目的) 本考案はこれらの従来の欠点に鑑みて、簡単なスイッチ
操作で所望の各電圧に対応して負荷試験を可能とするこ
の種疑似負荷装置を得ることをその目的とする。
(考案の要旨) 本考案ではFe・Cr・Al合金による特殊な抵抗素子の使用
により装置を小形軽量化し、かつ冷却用ファンユニット
を最下部に置き、その上に抵抗体の負荷ユニットを電流
容量に合わせて積重ねる構造とし、さらに無ヒューズブ
レーカーをスイッチ兼用で組込み、疑似負荷ユニットと
冷却装置ユニットを組合せて装置を形成し、取扱いに便
利で、狭い場所にも配置し使用しうるようにしたもので
ある。
(実施例) 以下に図面を参照して本考案を説明する。
第1図は本考案装置の疑似負荷ユニットの電気的結線図
である。
図中RU1,RU2,RV1,Rv2,RW1,RW2で示したのは6個の
同じ抵抗体であり、その構造については後述する。抵抗
体は3の倍数に設ける。
R,S,T,U,V,(P1),(N1)は本装置の入力端子で
あり、このうち端子Uと(P1)は同じものを共用してい
る。NFBは無ヒューズブレーカーであり、3相用3極構
造のものを用いている。B1−B7は短絡バーであり、接続
替えにより各種接続が得られるようにする。S1−S6は容
量切替スイッチであり、試験中次々に投入して容量を増
加させるためのものである。
無ヒューズブレーカーNFB及び各短絡バーB1−B7と、切
替スイッチS1−S6は本装置の正面パネル側に配設し、入
力端子U,V,R,S,T等は裏面側の接続パネル側に
配設する。(第7図参照) 次に各種電圧に対する電気結線について説明する。
第2図は3相200V(220V)に対する結線を示す。
第1図の回路で、NFBをオンとし、S1−S6をオフとし、
短絡バー中B6,B7のみを閉じると3相星形結線が得ら
れ、R,S,Tが3相入力端子として、またVがニュー
トラル端子として使用できる。
この場合電流容量を大とするにはかかる疑似負荷ユニッ
トを複数個並列に接続すれば良い。すなわち、各並列装
置のR,S,T各端子を並列接続する。このため各ユニ
ットは箱型として上下に積重ねを便なるような構造にす
る。
第3図は単相AC100Vの用途の結線を示す。
このときは端子U,Vのみを使用し、スイッチS1,S3
S5を容量に応じ、オン・オフする。なおこの場合NFBは
オフとして関係なくなり、短絡バーは第2図と同じく
B6,B7のみを閉とする。
第4図は直流(DC)電源50V(48V)、21Vの試験用の結線を
示す。
このときは直流正極側をP1に、負極側をN1に接続し、NF
Bはオフとして接続を断ち、短絡バーB1−B5を閉とする
と図示の回路となり、スイッチS1−S6を順次閉じること
により負荷を順次増大させることができる。
さらに大負荷が必要のときは前述の如く本ユニットを並
列接続する。
また微細調整が必要なときは各抵抗体自体に微細調整用
抵抗体が並列となるように微細調整抵抗のユニットを並
列に接続すれば良い。
次に本装置の構造を説明する。
第5図は本装置の疑似負荷ユニットの平面図である。本
ユニットは鉄製外側フレーム6を有し、フレーム6に固
定した遮熱板兼用の装着フレーム4,4′間に支持板1
を固定する。支持板1の1端は固定部材5にねじ止めす
るが、他端3は第6図の拡大図に示すように摺動支持部
3によって熱膨張の逃げを設けて配設する。
支持板1の周に陶器等により作ったボビン状耐熱絶縁体
2を設け、この絶縁体の周に間隔を置いて設けた突起の
間の溝部を利用して、例えば平板スパイラル形の抵抗体
(R)の内側の直径的に反対の個所を離隔して保持するよ
うにして巻間隔を離して平板スパイラル形の抵抗体(R)
を配設する。抵抗体(R)は剛性あり、空冷放熱に便利なF
e−Cr−Al系合金(JIS−GFe−123)とし、また抵抗体の各
巻回の面はほぼ垂直となるようにし、上下方向の通風に
よる冷却に便とする。第5図では電気的配線の図示を省
略してある。
第7図は疑似負荷ユニット8の正面パネルの1例を示
す。
第8図は冷却ファンユニット7上に本疑似負荷ユニット
8,8′等を4個積重ねた状況を示す略図である。疑似
負荷ユニット8の脚9は冷却ファンユニット7の上部の
孔に係合する。
(効果) 本考案装置を用いるときは、各種電源電圧及び電流容量
による試験が各ユニットを組合せた単一の装置で簡単に
接続替えを行うのみで可能であり、現場作業員にとって
極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による装置の疑似負荷ユニットの電気的
結線図、 第2〜4図は同ユニットの各種接続状態を示す回路図、 第5図は疑似負荷ユニットの平面図、 第6図は同ユニットの抵抗体部分の拡大図、 第7図は同ユニットのパネルを示す図、 第8図は本考案装置の全体を示す斜視図である。 1…支持板 2…溝付き絶縁体 3…摺動支持部 4,4′…装着フレーム 5…固定部材 6…外側フレーム R…低抗体 7…冷却ファンユニット

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】Fe,Cr,Al合金による特殊な抵抗素子をコ
    イル状に配設して装置を小形軽量化し、かつ冷却用ファ
    ンユニットを最下部に置き、その上に抵抗体の負荷ユニ
    ットを電流容量に合わせて積重ねる構造とし、さらに過
    電流遮断器(NFB)をスイッチ兼用で組込み、疑似負荷ユ
    ニットと冷却装置ユニットを組合わせて装置を形成し、
    取扱いに便利で、狭い場合にも配置しうるようにした通
    信電源試験用疑似負荷装置であって、 フレームにより固定した支持板(1)の周に設けた、突起
    部による溝部付きの耐熱性絶縁体(2)の各溝部により、
    各巻回が円形の平板状となっている抵抗素子の抵抗体
    (R)の各巻回を離隔して保持し、かつ巻回の平らな面が
    ほぼ垂直になるように各巻回間を離して配設した抵抗体
    (R)3N個を具え、 さらに、試験すべき各種電圧すなわち、 3相交流200Vに対しては一辺が抵抗体(R)Nで構成される
    星形結線となり、 単相100Vに対しては、(R)N,(R)N/2,(R)N/3…と段階切
    換可能とし、 直流50V(48V)又は21Vに対しては、(R)N,(R)N/2,(R)N/
    3…(R)N/6と段階切替可能になる如く短絡バー及び切替
    スイッチを設け、各種所望電圧及び電流容量に対して簡
    単に接続替えを可能とし、前記各支持板の一端の端部支
    持を摺動可能な挟持構造として支持板の熱膨張による応
    力の逃げを設けた疑似負荷ユニットに、ファンによる冷
    却装置ユニットを組合せてなる構造を特徴とする通信電
    源試験用疑似負荷装置。
  2. 【請求項2】抵抗体の個数を6個(N=2)とした実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の通信電源試験用疑似負
    荷装置。
  3. 【請求項3】各疑似負荷ユニットは微調整用抵抗を有す
    る疑似負荷ユニットを並列接続可能な構造とした実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の通信電源試験用疑似負荷
    装置。
JP1987170020U 1987-11-09 1987-11-09 通信電源試験用疑似負荷装置 Expired - Lifetime JPH0619098Y2 (ja)

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JPH0174569U JPH0174569U (ja) 1989-05-19
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JP3853307B2 (ja) * 2003-07-08 2006-12-06 株式会社興研 乾式高圧負荷システム装置及び同装置の連鎖断線・アーク放電防止方法
WO2014192042A1 (ja) * 2013-05-30 2014-12-04 株式会社辰巳菱機 負荷試験装置
JP2015087276A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 サコス株式会社 一人作業用負荷試験装置

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