JPH0619021U - ワードプロセッサ用原稿立て - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書等が書かれた用紙を立てる原稿立てをワ
ープロの表示部の後部に収納し、使用する時に引き出し
て使用する。 【構成】 ワープロ３の表示部１の裏面に原稿立て４を
収納するための収納部６を作り、収納部を形成する筐体
の上部および下部をスライド構造とし、同筐体の一側部
を開口することで原稿立てを前記収納部に収納し、使用
する時引き出す。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、原稿立てに係り、ワードプロセッサ（以下ワープロと称す）に原稿 立てを収納する構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

ワードプロセッサを使用して文書等を作成する時、原稿立てに原稿用紙を立て ると文字が見やすく便利である。従来、文書作成の作業の都度、原稿立てをワー プロの横に置いて、作業が終わると机の引き出し等に収納していた。原稿立てを 使用の都度準備することは面倒であり、原稿立てを収納できるワープロの出現が 望まれていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、上記従来の問題点に鑑みなされたもので、文書等が書かれた用紙を 立てる原稿立てをワープロの表示部の後部に収納し、使用する時に引き出して使 用することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するために本考案では、文書作成等を行うワードプロセッサに おいて、表示部の裏面に略長方形の空間を設けて原稿立て収納部とし、該収納部 を形成する筐体の一側を開口し、同筐体の上側部および下側部にスライド部を設 け、原稿立ての収納・引き出しを可能にした。

【０００５】

【作用】

上記構成によれば、ワープロの表示部の裏面に原稿立てを収納するための空間 を作り、空間を形成する筐体の上部および下部をスライド構造とし、同筐体の一 側部を開口することで原稿立てを前記空間部に収納し、使用する時引き出す。

【０００６】

【実施例】

本考案の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。図１は本考案のワード プロセッサ用原稿立ての一実施例を示す斜視図、図２は本考案のワードプロセッ サ用原稿立ての表示部と原稿立ての外観図である。 図において、３はワープロ本体で、表示部１の前面に液晶表示部２が配設され 、その後部に収納部６が設けられ収納部６に原稿立て４が収納されている。ワー プロ本体３の前部にはキーボード７が側部にはフロッピー装置９が配設され、表 示部１の下部にはメモリカード８が配設されている。５はヒンジ部で、表示部１ を開閉しワープロ本体に収納する時の回転部である。図２は表示部１の液晶表示 部２の後部に収納されている原稿立て４を引き出した状態の図で、原稿立て４に は原稿を挟むクリップ１０が設けられ、同クリップ１０は原稿立て４の表面より あまり飛び出さない構造で、バネ材等で弾性を持たせている。原稿立て４を使用 する時は液晶表示部２の後部に収納されている原稿立て４を引き出して使用し、 使い終わると原稿立て４をスライドして液晶表示部２の後部に収納する。収納部 ６の上側部および下側部はスライド構造になっており、原稿立て４がスライドし 易い構造になっている。尚、原稿立て４の下部には折り畳み構造の原稿台が組み 込まれ、これを下方向に倒して使用するようにしてもよい。

【０００７】

【考案の効果】

以上のように本考案においては、原稿立てが表示部の後部に収納されているの で、使用する時には引き出し、使い終わると元に戻すことができ、従来のように 原稿立てを使用の都度探す必要は無くなる利点を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のワードプロセッサ用原稿立ての一実施
例を示す斜視図

【図２】本考案のワードプロセッサ用原稿立ての表示部
と原稿立ての外観図である。

【符号の説明】

１ 表示部 ２ 液晶表示部 ３ ワープロ本体 ４ 原稿立て ５ ヒンジ部 ６ 収納部 ７ キーボード ８ メモリカード ９ フロッピー装置 10 クリップ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 文書作成等を行うワードプロセッサにお
   いて、表示部の裏面に略長方形の空間を設けて原稿立て
   収納部とし、該収納部を形成する筐体の一側を開口し、
   同筐体の上側部および下側部にスライド部を設け、原稿
   立ての収納・引き出しを可能にしたことを特徴とするワ
   ードプロセッサ用原稿立て。