JPH0417075Y2 - - Google Patents

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JPH0417075Y2
JPH0417075Y2 JP4898288U JP4898288U JPH0417075Y2 JP H0417075 Y2 JPH0417075 Y2 JP H0417075Y2 JP 4898288 U JP4898288 U JP 4898288U JP 4898288 U JP4898288 U JP 4898288U JP H0417075 Y2 JPH0417075 Y2 JP H0417075Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [利用分野及び考案の概要] 本考案は、紙葉類立て、特に、本体をその裏面
に取付けられている支持脚で支持する形式の卓上
用紙葉類立てに関するものであつて、該支持脚を
本体内に収容可能とすることにより、流通段階で
の嵩を低くするとともに、その裏面を壁に貼着さ
せることにより壁掛け用としても使用できるよう
にするものである。
[従来技術及びその問題点] 写真立て等の紙葉類立ては、第8図に示すよう
なものが一般的であり、このものでは、表面に窓
部を有する中空主体1の裏面に支持体3が形成さ
れており、該支持体3には一定範囲内で回動自在
で且、前記中空主体1を裏面から支える支持脚2
が軸支されている。このものでは、使用時には、
前記支持脚2を回動させて中空主体1を斜めに支
持させれば良く、不使用時には、同図の如く、前
記支持脚2全体が中空主体1に接触するように畳
んでおけば良い。これにより不使用時には嵩を低
くできるが、支持体3及び支持脚2の肉厚分は中
空主体1の肉厚から突出した形態のままである。
よつて、流通段階等において中空主体1を多数積
み重ねた場合、該支持体3及び支持脚2の肉厚分
だけ嵩高となつている。
又、上記したような従来の紙葉類立てでは、卓
上用としてしか使用できず、係止具等の壁面取付
手段を設けて壁掛け用として使用するには、前記
支持体3及び支持脚2が邪魔になつてしまう。
第1請求項の考案について [技術的課題] 第1請求項の考案は、このような、『紙葉類挿
入用中空部を具備し、且表面板1bに窓部を具備
させた中空主体1のその裏面から支持脚支持脚2
によつて傾斜姿勢で支持する形式の卓上用紙葉類
立て』において、流通段階での積み重ね状態の嵩
を低くするとともに壁掛け用としても使用できる
ように、不使用状態においては該支持脚2が中空
主体1の裏面から突出しないようにすることをそ
の技術的課題とする。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は『中空主体1の周縁の一辺に紙葉
類挿入用開口10を形成するとともに、その裏面
板1aに、該開口10に対して直交し且これに続
くスライド溝11を開削させ、スライド板20を
前記開口10から中空主体1内の引き出し可能に
挿入し、前記スライド板20に直線状の薄肉部2
1を形成するとともに、その両端を繋ぐ屈曲開削
部24を形成して、前記薄肉部21と屈曲開削部
24によつて囲まれる範囲を支持片22とし、前
記スライド板20を中空主体1内に挿入した状態
において該薄肉部21が前記スライド溝11に一
致するようにし、前記支持片22の肉厚を前記ス
ライド溝11の幅に略一致させた』ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
紙葉類立てを卓上用として使用するときには、
まず、スライド板20に形成されている支持片2
2を薄肉部21を折り曲げ辺としてスライド板2
0に対して垂直となるように裏面側に屈曲させ
る。そして、スライド板20の表面側に写真等を
重ね、その状態にまま該支持板22が裏面板1a
に形成されているスライド溝11に嵌入するよう
に開口10から該写真と共に中空主体1内へスラ
イド板20を挿入する。
この時、前記支持片22の肉厚は該スライド溝
11の幅に略一致することから、支持片22はス
ライド溝11により固定され、中空主体1から支
持片22が突出した形状となり、又、前記スライ
ド板20とともにスライド板20の表面側に収容
された写真は、中空主体1の表面板1bに形成さ
れている窓部から見えることとなる。
すなわち、前記支持片22で中空主体1を斜め
に支持することにより、紙葉類立てとして機能す
ることとなる。
紙葉類立てを卓上用として使用しない時は、前
記支持片2を屈曲させずスライド板20を平面状
態としたまま、スライド板20を中空主体1内に
収容しておけば良い。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
紙葉類立てを卓上用として使用しない時は、ス
ライド板20全体を中空主体1内に収容できるの
で、肉厚は中空主体1の肉厚と一致することとな
り、流通段階等において、積み重ねた状態での嵩
が低くなる。又、裏面に支持脚2が突出していな
いので、裏面に取付け手段を設けることにより、
壁掛け用としても使用可能となる。
第2請求項の考案について [技術的課題] 第2請求項の考案は、上記卓上用紙葉類立てに
おいて、第1請求項に記載した考案と同一の目的
を達成するとともに、縦長横長両方の紙葉類に使
用できるように、中空主体1を縦長横長の両状態
に支持できるようにすることを技術的課題とす
る。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた第2請
求項の考案の技術的手段は『中空主体1の隣り合
う二辺の所定域にそれぞれ開口10,10を形成
し、裏面板1aに、各開口10に対してそれぞれ
直交し且これに続く2本のスライド溝11a,1
1bを開削させ、スライド板20、20を前記両
開口10,10から中空主体1内に引き出し可能
に挿入し、前記スライド板20,20のそれぞれ
に直線状の薄肉部21を形成するとともに、その
両端を繋ぐ屈曲開削部24を形成して、前記薄肉
部21と屈曲開削部24によつて囲まれる範囲を
支持片22とし、前記スライド板20,20を中
空主体1内に挿入した状態において該薄肉部21
が前記スライド溝に一致するようにし、前記支持
片22の肉厚を前記スライド溝の幅に略一致さ
せ、前記スライド板20,20をともに同一構成
とするとともにその挿入域長さを中空主体1の中
空部の短辺長さに略一致させた』ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
中空主体1の開口10,10からスライド板2
0,20を、その支持片22がスライド溝11a
あるいはスライド溝11bに嵌入せしめられるよ
うに挿入することによつて構成される紙葉類立て
としての機能は第1番めの考案の作用と同様であ
る。
特に、このものでは、裏面板1aの短辺側に開
放している開口10から、それに連続するスライ
ド溝11aに支持片22が嵌入するようにスライ
ド板20を挿入させると、縦長の紙葉類用の紙葉
類立てとして機能するとともに、裏面板1aの長
辺側に開放している開口10から、それに連続し
て形成されているスライド溝11bに支持片22
が嵌入するようにスライド板20を中空主体1内
に挿入させると、横長の紙葉類用の紙葉類立てと
して機能することとなる。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
開口10及びスライド溝11が中空主体1の長
辺及び短辺の両方向に開放するように設けられて
いるから、所望の側からスライド板20を挿入さ
せることにより、縦横両用の卓上用紙葉類立てと
して使用できる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図から第7図の基
いて説明する。
第1図から第4図に示す第1実施例のものは、
縦長の写真用の紙葉類立てを構成するもので、縦
長矩形状の中空主体1は裏面板1aと表面板1b
とからなり、裏面板1aは、下方にのみ開口10
を有する断面略コ字状の皿状体で、第1図に示す
ように、長辺(縦辺)に平行で且裏面板1aの中
央部近傍から下方側に開放する一本のスライド溝
11が形成されている。又、前記裏面板1aに嵌
合せしめられる表面板1bは中央に窓が開口して
いる枠体であり、前記した表面板1bにこの裏面
板1aを嵌合せしめると、中空で且下辺に開口1
0を有する中空主体1が構成されるのである。
一方、スライド板20は、同図に示すように、
上記した中空主体1に開口10から挿入可能な大
きさ形状の縦長矩形状板状体で、その肉厚は前記
スライド溝11の幅に略一致している。又、中空
主体1内に挿入した状態において前記スライド溝
11に一致する位置には薄肉部21が形成されて
おり、この薄肉部21を一辺とする略三角形状の
支持片22が形成され、前記薄肉部21の2辺が
屈曲開削部24となる。これにより、前記支持片
22が第2図の如く屈曲自在となる。又、その下
方端部には、同図に示すように、中空主体1内に
挿入した時に前記開口10全域を閉塞し且端縁が
中空主体1の外周縁に一致するようにした閉塞板
25が形成されている。
スライド板20の表面側(支持片22が突出し
ていない側)に飾りたい写真等の紙葉類4及び透
明板40を順に予め載置しておき、裏面側へ屈曲
させた支持片22が中空主体1のスライド溝11
間に嵌入せしめられるように、第3図に示すよう
に、スライド板20を中空主体1内に前記開口1
0から挿入させる。
そして、前記第3図の挿入状態のまま支持片2
2が中空主体1を支持するよう全体を起立させる
と、第4図に示すような紙葉類立てが完成する。
この場合、支持片22が従来の支持脚2として機
能することとなる。
本考案の紙葉類立てを卓上用として使用しない
場合は、支持片22を閉じてスライド板20を平
面状として中空主体1内に挿入しておけば良い。
すなわち、中空主体1の裏面は平面状となり、そ
の肉厚は、裏面板1aと表面板1bとを合わせた
だけの厚さであるから、積み重ねた場合の嵩が低
くなるとともに、裏面に両面テープを設けて、壁
面に貼着させれば、壁掛け用としても機能する。
又、第3図に示すように、裏面板1aの所定位置
に孔部5を形成しておけば、壁面に設けた釘等に
該孔部5を利用して係止させて壁面に取付けるこ
とも可能となる。
第5図に示す第2実施例のものは、裏面板1a
の中央部近傍より長辺側及び短辺側へそれぞれ開
放する2本のスライド溝11a,11bを、各溝
が交叉することなく、且前記裏面板1aの隣り合
う二辺に形成した開口10,10にそれぞれ開放
するように形成したものである。
又、スライド板20は前記した第1番目の考案
の実施例に使用したものと同じものを採用した
が、但し、その長さは中空主体1の短辺長さに合
つた長さに構成されている。
このスライド板20を一方の開口10に挿入し
て紙葉類立てとして使用すると、他方の開口10
が開放状態のままとなるので美観が悪い。そこ
で、開口10の幅に略一致し、スライド板20の
下辺部に設けた閉塞板25と同様の閉塞板26を
有する閉塞具23を設けて、開放されている開口
10に嵌合させる。又、隣り合う開口10,10
は同じ大きさ形状のため、紙葉類立てを縦横どち
らで使用しても、該閉塞具23は開放している側
の開口10を閉塞させることができる。
第6図以下に示す実施例のものは、第2請求項
の考案に関するものである。
第6図に示す第3実施例のものは、上記第2実
施例で採用したスライド板20を2つ用意し、中
空主体1の2つの開口10,10の両方にスライ
ド板20,20をそれぞれ挿入させたものであ
る。すなわち、第2実施例で採用した閉塞具23
の替りに、スライド板20をもう一つ具備させた
ものである。又、この実施例のものでは、中空主
体1の中空部の間隙を2つのスライド板20の肉
厚分と紙葉類等の厚みに合わせて形成してある。
従つて、同図のような挿入状態において、2つの
スライド板20,20はその大部分で重なり合つ
た状態となる。
このものでは、所望の側のスライド板20の支
持片22を屈曲させて、支持脚2とすれば、縦横
両方の写真用としても使用できることとなり、ひ
とつのスライド板20をその都度、所望の側の開
口10,10に入れ替える面倒もなく、又、閉塞
具23を紛失してしまうといつた不都合もない。
第7図に示す第4実施例のものは、上記第3実
施例と同様に2つ具備させたスライド板20,2
0を中空主体1内で重なり合うことのないよう
に、所定域を斜めに切断削除したものである。
このものでは、中空主体1内でスライド板20
相互が重なり合うことがないので、中空主体1の
肉厚はより薄くすることができ、よつて、紙葉類
立ての不使用状態において重ね合わせた時の嵩を
より一層低くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の分解図、第2図は
支持片22を屈曲させた状態のスライド板20の
説明図、第3図はスライド板20を中空主体1内
に挿入した状態の説明図、第4図はその使用状態
の説明図、第5図は第2実施例の分解図、第6図
は第3実施例の分解図、第7図は第4実施例の分
解図、第8図は従来例の説明図であり、図中、 1……中空主体、10……開口、11,11
a,11b……スライド溝、1a……裏面板、1
b……表面板、2……支持脚、20……スライド
板、21……薄肉部、22……支持片、24……
屈曲開削部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 紙葉類挿入用中空部を具備し、且表面板1b
    に窓部を具備させた中空主体1をその裏面から
    支持脚2によつて傾斜姿勢で支持する形式の卓
    上用紙葉類立てにおいて、中空主体1の周縁の
    一辺に紙葉類挿入用開口10を形成するととも
    に、その裏面板1aに、該開口10に対して直
    交し且これに続くスライド溝11を開削させ、
    スライド板20を前記開口10から中空主体1
    内に引き出し可能に挿入し、前記スライド板2
    0に直線状の薄肉部21を形成するとともに、
    その両端を繋ぐ屈曲開削部24を形成して、前
    記薄肉部21と屈曲開削部24によつて囲まれ
    る範囲を支持片22とし、前記スライド板20
    を中空主体1内に挿入した状態において該薄肉
    部21が前記スライド溝11に一致するように
    し、前記支持片22の肉厚を前記スライド溝1
    1の幅に略一致させた紙葉類立て。 中空主体1の隣り合う二辺の所定域にそれぞ
    れ開口10,10を形成し、裏面板1aに、各
    開口10に対してそれぞれ直交し且これに続く
    2本のスライド溝11a,11bを開削させ、
    スライド板20、20を前記両開口10,10
    から中空主体1内に引き出し可能に挿入し、前
    記スライド板20,20のそれぞれに直線状の
    薄肉部21を形成するとともに、その両端を繋
    ぐ屈曲開削部24を形成して、前記薄肉部21
    と屈曲開削部24によつて囲まれる範囲を支持
    片22とし、前記スライド板20,20を中空
    主体1内に挿入した状態において該薄肉部21
    が前記スライド溝に一致するようにし、前記支
    持片22の肉厚を前記スライド溝の幅に略一致
    させ、前記スライド板20,20をともに同一
    構成とするとともにその挿入域長さを中空主体
    1の中空部の短辺長さに略一致させた紙葉類立
    て。
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