JPH06190076A - 防煙装置 - Google Patents
防煙装置Info
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- JPH06190076A JPH06190076A JP34306792A JP34306792A JPH06190076A JP H06190076 A JPH06190076 A JP H06190076A JP 34306792 A JP34306792 A JP 34306792A JP 34306792 A JP34306792 A JP 34306792A JP H06190076 A JPH06190076 A JP H06190076A
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- pressurizing
- staircase
- fire
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型かつ安価な構成で煙の進入を防止する。
【構成】 部屋1と階段室2の間には加圧密閉空間8を
形成するための防火戸3と防煙カーテン装置6と加圧装
置7が設けられている。加圧装置7は、望ましくはビル
内の既存の通風用のダクト71に連結される空気吹き出
し口72と、ダクト71内の空気を加圧して空間8内に
吹き出すためのモータおよびファン73により概略的に
構成され、防煙カーテン装置6は、防煙カーテン63と
防煙カーテン63を昇降するためのモータ64が設けら
れている。防煙カーテン63は、例えば難燃性ポリエス
テル布地の表面をポリ塩化ビニールによりコーティング
したものが用いられ、また、避難者が階段室2と空間8
の間を通行可能なように一例として2本のスリット63
a、63bが形成されている。
形成するための防火戸3と防煙カーテン装置6と加圧装
置7が設けられている。加圧装置7は、望ましくはビル
内の既存の通風用のダクト71に連結される空気吹き出
し口72と、ダクト71内の空気を加圧して空間8内に
吹き出すためのモータおよびファン73により概略的に
構成され、防煙カーテン装置6は、防煙カーテン63と
防煙カーテン63を昇降するためのモータ64が設けら
れている。防煙カーテン63は、例えば難燃性ポリエス
テル布地の表面をポリ塩化ビニールによりコーティング
したものが用いられ、また、避難者が階段室2と空間8
の間を通行可能なように一例として2本のスリット63
a、63bが形成されている。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル内において避難路
を加圧することにより火災時に発生する煙の進入を防止
して避難路の安全を確保する防煙装置に関する。
を加圧することにより火災時に発生する煙の進入を防止
して避難路の安全を確保する防煙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な防煙装置では、火災発生時の火
災感知器からの火災信号により防火戸を閉鎖して階段室
等の避難路への煙の進入を防止するように構成されてい
る。しかしながら、この方法では煙が防火戸と壁との間
の隙間を介して階段室等の避難路へ漏れるので、近年で
は避難路を加圧することにより煙を防止する方法が提案
されている。
災感知器からの火災信号により防火戸を閉鎖して階段室
等の避難路への煙の進入を防止するように構成されてい
る。しかしながら、この方法では煙が防火戸と壁との間
の隙間を介して階段室等の避難路へ漏れるので、近年で
は避難路を加圧することにより煙を防止する方法が提案
されている。
【0003】従来、この種の防煙装置としては、例えば
特開昭49−77495号公報に示すように空気吹き出
し口をビルの各階の避難通路の壁面下部に設けるととも
に、これらの空気吹き出し口に加圧空気を供給するため
の送風機を例えばビルの屋上に設けたものが知られてい
る。他の防煙装置としては、例えば特開平3−2867
84号公報や特開平3−286785号公報に示すよう
にエレベータシャフト内やエレベータ箱内に加圧空気を
供給するように構成されている。
特開昭49−77495号公報に示すように空気吹き出
し口をビルの各階の避難通路の壁面下部に設けるととも
に、これらの空気吹き出し口に加圧空気を供給するため
の送風機を例えばビルの屋上に設けたものが知られてい
る。他の防煙装置としては、例えば特開平3−2867
84号公報や特開平3−286785号公報に示すよう
にエレベータシャフト内やエレベータ箱内に加圧空気を
供給するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の防煙装置では、仕切りがない避難通路に例えば屋上
等の送風機から加圧空気を供給するので、かなり大型の
送風機が必要になり、また、高価になるという問題点が
ある。また、各階の空気吹き出し口と送風機をパイプ等
を介して接続するので、この点をビルの設計時に考慮し
なければならず、また、既存のビルには簡単に配設する
ことができない。
者の防煙装置では、仕切りがない避難通路に例えば屋上
等の送風機から加圧空気を供給するので、かなり大型の
送風機が必要になり、また、高価になるという問題点が
ある。また、各階の空気吹き出し口と送風機をパイプ等
を介して接続するので、この点をビルの設計時に考慮し
なければならず、また、既存のビルには簡単に配設する
ことができない。
【0005】また、上記後者の防煙装置では、エレベー
タシャフト内やエレベータ箱内が密閉空間であるので、
低層ビルでは上記送風機が大型化するという問題点を解
決することができるが、高層ビルでは送風機が大型化し
て高価になり、さらに空気圧を一定に維持することは困
難になる。したがって、上記従来の装置ではいずれも加
圧される空間が大きいので、実現性が困難である。
タシャフト内やエレベータ箱内が密閉空間であるので、
低層ビルでは上記送風機が大型化するという問題点を解
決することができるが、高層ビルでは送風機が大型化し
て高価になり、さらに空気圧を一定に維持することは困
難になる。したがって、上記従来の装置ではいずれも加
圧される空間が大きいので、実現性が困難である。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、小型か
つ安価な構成で煙の進入を防止することができ、また、
既存のビルにも簡単に取り付けることができる防煙装置
を提供することを目的とする。
つ安価な構成で煙の進入を防止することができ、また、
既存のビルにも簡単に取り付けることができる防煙装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ビル内において避難路を加圧することによ
り火災発生時の煙の進入を防止する防煙装置において、
避難路において相対向するように配置され、閉状態にお
いて避難路に密閉空間を形成する少なくとも2つの防煙
手段と、防煙手段により形成される密閉空間を加圧する
加圧手段と、火災発生時に防煙手段を作動するととも
に、加圧手段を作動させる制御手段とを有することを特
徴とする。
するために、ビル内において避難路を加圧することによ
り火災発生時の煙の進入を防止する防煙装置において、
避難路において相対向するように配置され、閉状態にお
いて避難路に密閉空間を形成する少なくとも2つの防煙
手段と、防煙手段により形成される密閉空間を加圧する
加圧手段と、火災発生時に防煙手段を作動するととも
に、加圧手段を作動させる制御手段とを有することを特
徴とする。
【0008】本発明はまた、防煙手段の1つが防火戸で
あって他の防煙手段が防煙カーテンを有することを特徴
とする。本発明はまた、防煙手段がビルの階段室の手前
に設置されることを特徴とする。本発明はまた、ビル内
において避難路を加圧することにより火災発生時の煙の
進入を防止する防煙装置において、閉状態において部屋
と階段室を仕切ることにより階段室を密閉空間として形
成する防煙手段と、防煙手段により形成される密閉空間
を加圧する加圧手段と、火災発生時に全階の防煙手段を
一斉に作動するとともに、加圧手段を作動させる制御手
段とを有することを特徴とする。
あって他の防煙手段が防煙カーテンを有することを特徴
とする。本発明はまた、防煙手段がビルの階段室の手前
に設置されることを特徴とする。本発明はまた、ビル内
において避難路を加圧することにより火災発生時の煙の
進入を防止する防煙装置において、閉状態において部屋
と階段室を仕切ることにより階段室を密閉空間として形
成する防煙手段と、防煙手段により形成される密閉空間
を加圧する加圧手段と、火災発生時に全階の防煙手段を
一斉に作動するとともに、加圧手段を作動させる制御手
段とを有することを特徴とする。
【0009】本発明はまた、防煙カーテンには、避難者
が密閉空間を通行するためのスリットが形成されている
ことを特徴とする。本発明はまた、防煙カーテンが密閉
空間内の空気圧を一定に維持するための調圧手段を備え
ていることを特徴とする。本発明はまた、制御手段が圧
力センサからのセンサ出力により加圧手段を制御して密
閉空間内の空気圧を一定に維持することを特徴とする。
が密閉空間を通行するためのスリットが形成されている
ことを特徴とする。本発明はまた、防煙カーテンが密閉
空間内の空気圧を一定に維持するための調圧手段を備え
ていることを特徴とする。本発明はまた、制御手段が圧
力センサからのセンサ出力により加圧手段を制御して密
閉空間内の空気圧を一定に維持することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明では上記構成により、ビル内の避難路に
おいて2つの防煙手段により比較的小規模な密閉空間が
形成され、この密閉区間が加圧されて階段室等の避難路
への煙の進入が防止される。したがって、小型かつ安価
な構成で煙の進入を防止することができ、また、既存の
ビルにも簡単に取り付けることができる。
おいて2つの防煙手段により比較的小規模な密閉空間が
形成され、この密閉区間が加圧されて階段室等の避難路
への煙の進入が防止される。したがって、小型かつ安価
な構成で煙の進入を防止することができ、また、既存の
ビルにも簡単に取り付けることができる。
【0011】本発明ではまた、ビルの階段室が密閉空間
として形成され、この密閉区間が加圧されて階段室の避
難路への煙の進入が防止されるので、小型かつ安価な構
成で煙の進入を防止することができ、また、既存のビル
にも簡単に取り付けることができる。
として形成され、この密閉区間が加圧されて階段室の避
難路への煙の進入が防止されるので、小型かつ安価な構
成で煙の進入を防止することができ、また、既存のビル
にも簡単に取り付けることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る防煙装置の一実施例を示す構
成図である。図1は、一例としてビル内の1つの階にお
ける部屋1と、部屋1からの避難路である階段室2の間
に防火戸3が設けられた状態を示し、部屋1内の天井に
は煙感知器5が取り付けられている。防火戸3は通常状
態では部屋1と階段室2の間が開状態になるようにレリ
ーズ4により壁面側に固定され、レリーズ4は、例えば
ソレノイドのような公知のロック/アンロック機構で構
成され、図3に詳しく示すような中央監視装置10によ
り制御される。
する。図1は本発明に係る防煙装置の一実施例を示す構
成図である。図1は、一例としてビル内の1つの階にお
ける部屋1と、部屋1からの避難路である階段室2の間
に防火戸3が設けられた状態を示し、部屋1内の天井に
は煙感知器5が取り付けられている。防火戸3は通常状
態では部屋1と階段室2の間が開状態になるようにレリ
ーズ4により壁面側に固定され、レリーズ4は、例えば
ソレノイドのような公知のロック/アンロック機構で構
成され、図3に詳しく示すような中央監視装置10によ
り制御される。
【0013】すなわち、煙感知器5が部屋1内の煙Sを
感知すると防火戸3がレリーズ4により開放されて自重
等により回動し、したがって、部屋1と階段室2の間を
閉じて煙Sの階段室2側への進入を防止する。なお、防
火戸3は既存のものを利用して安価に構成することがで
きることは勿論であり、また、閉状態であっても手動で
開閉することができる。
感知すると防火戸3がレリーズ4により開放されて自重
等により回動し、したがって、部屋1と階段室2の間を
閉じて煙Sの階段室2側への進入を防止する。なお、防
火戸3は既存のものを利用して安価に構成することがで
きることは勿論であり、また、閉状態であっても手動で
開閉することができる。
【0014】そして、本実施例では、防火戸3から階段
室2側には、防火戸3とビルの天井、壁および床とによ
り加圧密閉空間8を形成するための防煙カーテン装置6
と加圧装置7が設けられている。加圧装置7は、望まし
くはビル内の既存の通風用のダクト71に連結される空
気吹き出し口72と、ダクト71内の空気を加圧して空
間8内に吹き出すためのモータおよびファン73により
概略的に構成され、モータおよびファン73は、図3に
詳しく示すような中央監視装置10により制御される。
室2側には、防火戸3とビルの天井、壁および床とによ
り加圧密閉空間8を形成するための防煙カーテン装置6
と加圧装置7が設けられている。加圧装置7は、望まし
くはビル内の既存の通風用のダクト71に連結される空
気吹き出し口72と、ダクト71内の空気を加圧して空
間8内に吹き出すためのモータおよびファン73により
概略的に構成され、モータおよびファン73は、図3に
詳しく示すような中央監視装置10により制御される。
【0015】防煙カーテン装置6は、図1および図2に
示すように天井に固定されて通常状態では防煙カーテン
63を収納するための上部フレーム61と、両側の壁に
上下方向に固定されて火災発生時には防煙カーテン63
をガイドするためのサイドフレーム62a、62bを有
し、上部フレーム61内には防煙カーテン63を昇降す
るためのモータ64が設けられている。モータ64は図
3に詳しく示すような中央監視装置10と手動の開閉ス
イッチ9により制御されるように構成され、開閉スイッ
チ9は空間8の近傍に配置される。
示すように天井に固定されて通常状態では防煙カーテン
63を収納するための上部フレーム61と、両側の壁に
上下方向に固定されて火災発生時には防煙カーテン63
をガイドするためのサイドフレーム62a、62bを有
し、上部フレーム61内には防煙カーテン63を昇降す
るためのモータ64が設けられている。モータ64は図
3に詳しく示すような中央監視装置10と手動の開閉ス
イッチ9により制御されるように構成され、開閉スイッ
チ9は空間8の近傍に配置される。
【0016】防煙カーテン63は、例えば難燃性ポリエ
ステル布地の表面をポリ塩化ビニールによりコーティン
グしたものが用いられ、また、避難者が階段室2と空間
8の間を通行可能なように一例として2本のスリット6
3a、63bが上下方向に形成されている。防煙カーテ
ン63の下端は、床との密閉性を高めるための下部フレ
ーム65により支持され、下部フレーム65には図2
(b)に詳しく示すように、空間8内の空気圧を適正に
調整するための扉66が取り付けられている。扉66は
階段室2の側において回動可能に取り付けられ、空間8
内の空気圧が階段室2より高くない場合に閉じるように
バネ67により附勢されている。そして、空間8内の空
気圧が階段室2より所定値以上高くなると、扉66がバ
ネ67の附勢力に抗して開いて空間8内の空気を階段室
2の方向に逃がし、空間8内の空気圧を適正に調整す
る。
ステル布地の表面をポリ塩化ビニールによりコーティン
グしたものが用いられ、また、避難者が階段室2と空間
8の間を通行可能なように一例として2本のスリット6
3a、63bが上下方向に形成されている。防煙カーテ
ン63の下端は、床との密閉性を高めるための下部フレ
ーム65により支持され、下部フレーム65には図2
(b)に詳しく示すように、空間8内の空気圧を適正に
調整するための扉66が取り付けられている。扉66は
階段室2の側において回動可能に取り付けられ、空間8
内の空気圧が階段室2より高くない場合に閉じるように
バネ67により附勢されている。そして、空間8内の空
気圧が階段室2より所定値以上高くなると、扉66がバ
ネ67の附勢力に抗して開いて空間8内の空気を階段室
2の方向に逃がし、空間8内の空気圧を適正に調整す
る。
【0017】すなわち、空間8内の空気圧が所定値以上
高くなると、部屋1側から防火戸3を手動で押し開けよ
うとしても開けることができなくなるが、空間8内の空
気圧を適正な圧力に調整することにより手動で押し開け
ることができる。この防煙カーテン63はまた、モータ
64のみならず、例えば一般的な室内用カーテンの昇降
機構と同様な手動の機構を用いて昇降可能に構成するこ
とができる。ここで、図1に示す例では、防火戸3を一
方の防煙用として用いたが、防火戸3が設けられていな
いビルでは、2つの防煙カーテン装置6により密閉空間
8を形成することができることは勿論である。
高くなると、部屋1側から防火戸3を手動で押し開けよ
うとしても開けることができなくなるが、空間8内の空
気圧を適正な圧力に調整することにより手動で押し開け
ることができる。この防煙カーテン63はまた、モータ
64のみならず、例えば一般的な室内用カーテンの昇降
機構と同様な手動の機構を用いて昇降可能に構成するこ
とができる。ここで、図1に示す例では、防火戸3を一
方の防煙用として用いたが、防火戸3が設けられていな
いビルでは、2つの防煙カーテン装置6により密閉空間
8を形成することができることは勿論である。
【0018】これらの機構は図3に示すように、ビルの
各階の防火戸3と階段室2の間に設けられ、中央監視装
置10は、各階の部屋1内に設けられた感知器5の火災
信号に応じて例えば全階のレリーズ4と、防煙カーテン
装置6のモータ64と、加圧装置7のモータ73を制御
する。次に、上記実施例の動作を説明する。まず、通常
状態では防火戸3はレリーズ4によりロックされて開い
ており、また、防煙カーテン63は上部フレーム61内
に収納されるとともに、加圧装置7のモータ73は停止
している。なお、もし誰かが火災に気付いた場合に、ス
イッチ9を操作することにより防煙カーテン装置6のモ
ータ64を作動させて防煙カーテン63を下降させるこ
とができる。
各階の防火戸3と階段室2の間に設けられ、中央監視装
置10は、各階の部屋1内に設けられた感知器5の火災
信号に応じて例えば全階のレリーズ4と、防煙カーテン
装置6のモータ64と、加圧装置7のモータ73を制御
する。次に、上記実施例の動作を説明する。まず、通常
状態では防火戸3はレリーズ4によりロックされて開い
ており、また、防煙カーテン63は上部フレーム61内
に収納されるとともに、加圧装置7のモータ73は停止
している。なお、もし誰かが火災に気付いた場合に、ス
イッチ9を操作することにより防煙カーテン装置6のモ
ータ64を作動させて防煙カーテン63を下降させるこ
とができる。
【0019】このような状態において、中央監視装置1
0は、図4に示すように感知器5からの火災信号を受信
すると(ステップS1)、まず、感知器5の近傍に設け
られているレリーズ4を作動させて防火戸3を閉じる
(ステップS2)。ついで、防煙カーテン装置6のモー
タ64を作動させて防煙カーテン63を下降させること
により密閉空間8を形成し(ステップS3)、ついで、
加圧装置7のモータおよびファン73を作動させて密閉
空間8を加圧する(ステップS4)。そして、火災信号
が無くなるまで加圧装置7の作動を継続し(ステップS
4→S5→S4)、火災信号が無くなると加圧装置7の
作動を停止する(ステップS6)。
0は、図4に示すように感知器5からの火災信号を受信
すると(ステップS1)、まず、感知器5の近傍に設け
られているレリーズ4を作動させて防火戸3を閉じる
(ステップS2)。ついで、防煙カーテン装置6のモー
タ64を作動させて防煙カーテン63を下降させること
により密閉空間8を形成し(ステップS3)、ついで、
加圧装置7のモータおよびファン73を作動させて密閉
空間8を加圧する(ステップS4)。そして、火災信号
が無くなるまで加圧装置7の作動を継続し(ステップS
4→S5→S4)、火災信号が無くなると加圧装置7の
作動を停止する(ステップS6)。
【0020】このように、小規模な加圧密閉空間8をビ
ルの各階の階段室2内に形成されている場合、部屋1内
の避難者は防火戸3を手動で押し開けて加圧密閉空間8
内に逃げ込み、さらに防煙カーテン63のスリット63
a、63bを介して階段室2へ非難することができる。
したがって、上記実施例によれば、防火戸3と、防煙カ
ーテン装置6と加圧装置8により小規模な加圧密閉空間
8をビルの各階の階段室2の手前に形成するので、小型
かつ安価な構成で煙の進入を防止することができ、ま
た、既存のビルにも簡単に取り付けることができる。
ルの各階の階段室2内に形成されている場合、部屋1内
の避難者は防火戸3を手動で押し開けて加圧密閉空間8
内に逃げ込み、さらに防煙カーテン63のスリット63
a、63bを介して階段室2へ非難することができる。
したがって、上記実施例によれば、防火戸3と、防煙カ
ーテン装置6と加圧装置8により小規模な加圧密閉空間
8をビルの各階の階段室2の手前に形成するので、小型
かつ安価な構成で煙の進入を防止することができ、ま
た、既存のビルにも簡単に取り付けることができる。
【0021】なお、上記実施例では、扉66とバネ67
のような機構系により空間8内の空気圧を調整するよう
に構成したが、図3に示すように各階の空間8内に圧力
センサ11を設け、空間8内の空気圧を検出して加圧装
置7のモータおよびファン73を制御し、適正な空気圧
に調整するように構成してもよく、この場合には、図5
に示すように扉66とバネ67を省略することができ
る。
のような機構系により空間8内の空気圧を調整するよう
に構成したが、図3に示すように各階の空間8内に圧力
センサ11を設け、空間8内の空気圧を検出して加圧装
置7のモータおよびファン73を制御し、適正な空気圧
に調整するように構成してもよく、この場合には、図5
に示すように扉66とバネ67を省略することができ
る。
【0022】また、上記実施例では、防煙カーテン63
をモータ64により昇降するように構成したが、代わり
に図6に示すように、防煙カーテン63を例えば一般的
な室内用カーテンの昇降機構と同様な手動の機構を用い
て巻取り可能に構成してソレノイド等のストッパ68に
より固定し、火災発生時にストッパ68を解除して防煙
カーテン63を自重により下降させるように構成しても
よい。
をモータ64により昇降するように構成したが、代わり
に図6に示すように、防煙カーテン63を例えば一般的
な室内用カーテンの昇降機構と同様な手動の機構を用い
て巻取り可能に構成してソレノイド等のストッパ68に
より固定し、火災発生時にストッパ68を解除して防煙
カーテン63を自重により下降させるように構成しても
よい。
【0023】さらに、上記実施例では、加圧装置7の空
気源として例えばビル内の既存の通風用のダクト71を
用いたが、代わりに図7に示すように階段室2から空間
8内に取り込むようにしてもよい。なお、この場合には
加圧装置7と防煙カーテン装置6を一体で構成すること
ができるので、設置作業を簡略化することができる。ま
た、上記加圧密閉空間8を加圧する手段としては図8に
示すように、加圧密閉空間8の壁に加圧用ファンを設け
るようにしてもよく、この場合の加圧用ファンは、新鮮
な空気を地面近くから供給するために伸縮可能な蛇腹7
4をダクトとして用いている。このため、既存のビルに
もダクト工事することなく容易に設置することができ
る。
気源として例えばビル内の既存の通風用のダクト71を
用いたが、代わりに図7に示すように階段室2から空間
8内に取り込むようにしてもよい。なお、この場合には
加圧装置7と防煙カーテン装置6を一体で構成すること
ができるので、設置作業を簡略化することができる。ま
た、上記加圧密閉空間8を加圧する手段としては図8に
示すように、加圧密閉空間8の壁に加圧用ファンを設け
るようにしてもよく、この場合の加圧用ファンは、新鮮
な空気を地面近くから供給するために伸縮可能な蛇腹7
4をダクトとして用いている。このため、既存のビルに
もダクト工事することなく容易に設置することができ
る。
【0024】図9は、本発明の他の実施例を示したもの
で、この実施例は、火災発生的に階段室を密閉空間とし
て仕切り、加圧装置により密閉した階段室内の空気を加
圧するようにしたことを特徴とする。即ち、図1〜図8
の比較的小規模な加圧密閉空間8は、高層ビルに好適で
あるが、低層ビルの場合には図9に示すように階段室2
全体を1つの加圧密閉空間8として形成することが望ま
しい。
で、この実施例は、火災発生的に階段室を密閉空間とし
て仕切り、加圧装置により密閉した階段室内の空気を加
圧するようにしたことを特徴とする。即ち、図1〜図8
の比較的小規模な加圧密閉空間8は、高層ビルに好適で
あるが、低層ビルの場合には図9に示すように階段室2
全体を1つの加圧密閉空間8として形成することが望ま
しい。
【0025】図9において、部屋1に設置された防火戸
3の手前となる階段室側に防煙カーテン装置6を設置
し、火災発生時に図示のように全階の防煙カーテン63
を一斉に降ろし、階段室2を密閉空間として仕切る。同
時にビルの階段室2内の空気を加圧装置7により加圧し
て加圧密閉空間8として形成する。この実施例では加圧
装置7として例えばビル内の既存の通風用のダクト71
を利用して密閉した階段室内の空気を加圧している。ま
た防煙カーテン63は図1の実施例と同様、図2に示し
た構造のスリット63a,63bおよび密閉加圧空間8
内の圧力を一定に保つ調圧装置を備える。尚、調圧装置
は、図2(b)の扉66が防火戸3側に位置するように
設けられる。勿論、圧力センサからのセンサ出力により
加圧装置7を制御して階段室2内の空気圧を一定に維持
するようにしてもよい。
3の手前となる階段室側に防煙カーテン装置6を設置
し、火災発生時に図示のように全階の防煙カーテン63
を一斉に降ろし、階段室2を密閉空間として仕切る。同
時にビルの階段室2内の空気を加圧装置7により加圧し
て加圧密閉空間8として形成する。この実施例では加圧
装置7として例えばビル内の既存の通風用のダクト71
を利用して密閉した階段室内の空気を加圧している。ま
た防煙カーテン63は図1の実施例と同様、図2に示し
た構造のスリット63a,63bおよび密閉加圧空間8
内の圧力を一定に保つ調圧装置を備える。尚、調圧装置
は、図2(b)の扉66が防火戸3側に位置するように
設けられる。勿論、圧力センサからのセンサ出力により
加圧装置7を制御して階段室2内の空気圧を一定に維持
するようにしてもよい。
【0026】したがって、この実施例においても、防煙
カーテン63と加圧装置7とにより階段室2全体を1つ
の加圧密閉空間8として形成するので、小型かつ安価な
構成で煙の進入を防止することができ、また、防煙カー
テン装置6のみの設置でよいことから、既存のビルにも
簡単に取り付けることができる。また、階段室2に設け
た圧力センサからのセンサ出力により加圧装置7を制御
して階段室2内の空気圧を調整する場合にあっては、防
火戸だけが設けられている既存のビルに加圧装置7を設
置するだけで実施することも可能である。
カーテン63と加圧装置7とにより階段室2全体を1つ
の加圧密閉空間8として形成するので、小型かつ安価な
構成で煙の進入を防止することができ、また、防煙カー
テン装置6のみの設置でよいことから、既存のビルにも
簡単に取り付けることができる。また、階段室2に設け
た圧力センサからのセンサ出力により加圧装置7を制御
して階段室2内の空気圧を調整する場合にあっては、防
火戸だけが設けられている既存のビルに加圧装置7を設
置するだけで実施することも可能である。
【0027】図10は図9の変形実施例を示したもの
で、この実施例にあっては、防火戸が設けられていない
ビルを対象にしている。即ち、階段室2に通ずる各階に
防煙カーテン6装置のみを設置し、また階段室2からの
出口にも防煙カーテン装置6を設置し、火災発生時に図
示のように全階の防煙カーテン装置6の防煙カーテンを
一斉に降ろし、階段室2を加圧密閉空間8として仕切る
ようにしている。また加圧装置として専用の大型の加圧
装置7を設置し、階段室8の容積に見合った十分な加圧
空気の供給を可能としている。
で、この実施例にあっては、防火戸が設けられていない
ビルを対象にしている。即ち、階段室2に通ずる各階に
防煙カーテン6装置のみを設置し、また階段室2からの
出口にも防煙カーテン装置6を設置し、火災発生時に図
示のように全階の防煙カーテン装置6の防煙カーテンを
一斉に降ろし、階段室2を加圧密閉空間8として仕切る
ようにしている。また加圧装置として専用の大型の加圧
装置7を設置し、階段室8の容積に見合った十分な加圧
空気の供給を可能としている。
【0028】図11は階段室2に通じる各階及び出口に
防火戸3を備えたビルを対象とした変形実施例であり、
加圧装置として専用の大型の加圧装置7を設置し、階段
室8の容積に見合った十分な加圧空気の供給を可能とし
ている。この図9〜図11の実施例のように階段室2全
体を1つの加圧密閉空間8として形成することにより、
小型かつ安価な構成で煙の進入を防止することができ、
また、既存のビルにも簡単に取り付けることができる。
防火戸3を備えたビルを対象とした変形実施例であり、
加圧装置として専用の大型の加圧装置7を設置し、階段
室8の容積に見合った十分な加圧空気の供給を可能とし
ている。この図9〜図11の実施例のように階段室2全
体を1つの加圧密閉空間8として形成することにより、
小型かつ安価な構成で煙の進入を防止することができ、
また、既存のビルにも簡単に取り付けることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ビル内
において避難路を加圧することにより火災発生時の煙の
進入を防止する防煙装置において、避難路において相対
向するように配置され、閉状態において避難路に密閉空
間を形成する少なくとも2つの防煙手段と、防煙手段に
より形成される密閉空間を加圧する加圧手段と、火災発
生時に防煙手段を作動するとともに、加圧手段を作動さ
せる制御手段とを有するので、ビル内の避難路において
2つの防煙手段により比較的小規模な密閉空間が形成さ
れ、この密閉区間が加圧されて煙の進入が防止される。
したがって、小型かつ安価な構成で煙の進入を防止する
ことができ、また、既存のビルにも簡単に取り付けるこ
とができる。
において避難路を加圧することにより火災発生時の煙の
進入を防止する防煙装置において、避難路において相対
向するように配置され、閉状態において避難路に密閉空
間を形成する少なくとも2つの防煙手段と、防煙手段に
より形成される密閉空間を加圧する加圧手段と、火災発
生時に防煙手段を作動するとともに、加圧手段を作動さ
せる制御手段とを有するので、ビル内の避難路において
2つの防煙手段により比較的小規模な密閉空間が形成さ
れ、この密閉区間が加圧されて煙の進入が防止される。
したがって、小型かつ安価な構成で煙の進入を防止する
ことができ、また、既存のビルにも簡単に取り付けるこ
とができる。
【0030】本発明はまた、ビル内において避難路を加
圧することにより火災発生時の煙の進入を防止する防煙
装置において、閉状態において部屋と階段室を仕切るこ
とにより階段室を密閉空間として形成する防煙手段と、
防煙手段により形成される密閉空間を加圧する加圧手段
と、火災発生時に全階の防煙手段を一斉に作動するとと
もに、加圧手段を作動させる制御手段とを有するので、
ビルの階段室が密閉空間として形成され、この密閉区間
が加圧されて階段室の避難路への煙の進入が防止され、
したがって、小型かつ安価な構成で煙の進入を防止する
ことができ、また、既存のビルにも簡単に取り付けるこ
とができる。
圧することにより火災発生時の煙の進入を防止する防煙
装置において、閉状態において部屋と階段室を仕切るこ
とにより階段室を密閉空間として形成する防煙手段と、
防煙手段により形成される密閉空間を加圧する加圧手段
と、火災発生時に全階の防煙手段を一斉に作動するとと
もに、加圧手段を作動させる制御手段とを有するので、
ビルの階段室が密閉空間として形成され、この密閉区間
が加圧されて階段室の避難路への煙の進入が防止され、
したがって、小型かつ安価な構成で煙の進入を防止する
ことができ、また、既存のビルにも簡単に取り付けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防煙装置の一実施例を示す構成図
【図2】図1の防煙カーテン装置を示す正面図
【図3】図1の防煙装置の制御系を示すブロック図
【図4】図3の中央監視装置の動作を説明するためのフ
ローチャート
ローチャート
【図5】図1の防煙カーテン装置の変形例を示す正面図
【図6】図1の防煙カーテン装置の他の変形例を示す正
面図
面図
【図7】図1の加圧装置の他の変形例を示した構成図
【図8】図1の加圧装置の他の変形例を示した構成図
【図9】本発明の防煙装置の他の実施例を示した構成図
【図10】図9の防煙装置の変形実施例を示した構成図
【図11】図9の防煙装置の他の変形実施例を示した構
成図
成図
S:煙 1:部屋 2:階段室 3:防火戸 4:レリーズ 5:感知器 6:防煙カーテン装置 7:加圧装置 8:加圧密閉空間 9:手動スイッチ 10:中央監視装置 11:圧力センサ 61,62a,62b,65:フレーム 63:防煙カーテン 63a,63b:スリット 66:扉 67:バネ 68:ストッパ 71:ダクト 72:空気吹き出し口 73:モータ 74:蛇腹
Claims (10)
- 【請求項1】ビル内において避難路を加圧することによ
り火災発生時の煙の進入を防止する防煙装置に於いて、 避難路において相対向するように配置され、閉状態にお
いて避難路に密閉空間を形成する少なくとも2つの防煙
手段と、 前記防煙手段により形成される密閉空間を加圧する加圧
手段と、 火災発生時に前記防煙手段を作動するとともに、前記加
圧手段を作動させる制御手段とを有することを特徴とす
る防煙装置。 - 【請求項2】請求項1記載の防煙装置に於いて、前記防
煙手段の1つが防火戸であって他の防煙手段が防煙カー
テンを有することを特徴とする防煙装置。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の防煙装置に於いて、
前記防煙手段がビルの階段室の手前に設置されることを
特徴とする防煙装置。 - 【請求項4】請求項2又は3記載の防煙装置に於いて、
前記防煙カーテンには、避難者が密閉空間を通行するた
めのスリットが形成されていることを特徴とする防煙装
置。 - 【請求項5】請求項2乃至4記載の防煙装置に於いて、
前記防煙カーテンは、密閉空間内の空気圧を一定に維持
するための調圧手段を備えていることを特徴とする防煙
装置。 - 【請求項6】請求項1記載の防煙装置に於いて、前記制
御手段は、圧力センサからのセンサ出力により前記加圧
手段を制御して密閉空間内の空気圧を一定に維持するこ
とを特徴とする防煙装置。 - 【請求項7】ビル内において避難路を加圧することによ
り火災発生時の煙の進入を防止する防煙装置に於いて、 閉状態において部屋と階段室を仕切ることにより階段室
を密閉空間として形成する防煙手段と、 前記防煙手段により形成される密閉空間を加圧する加圧
手段と、 火災発生時に全階の前記防煙手段を一斉に作動するとと
もに、前記加圧手段を作動させる制御手段とを有するこ
とを特徴とする防煙装置。 - 【請求項8】請求項7記載の防煙装置に於いて、前記前
記防煙手段を、避難者が密閉空間を通行するためのスリ
ットが形成された防煙カーテンとしたことを特徴とする
の防煙装置。 - 【請求項9】請求項7又は8記載の防煙装置に於いて、
前記防煙手段に、前記階段室内の空気圧を一定に維持す
るための調圧手段を設けたことを特徴とする防煙装置。 - 【請求項10】請求項7又は8記載の防煙装置に於い
て、前記制御手段は、圧力センサからのセンサ出力によ
り前記加圧手段を制御して階段室内の空気圧を一定に維
持することを特徴とする防煙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34306792A JPH06190076A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 防煙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34306792A JPH06190076A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 防煙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06190076A true JPH06190076A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18358683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34306792A Pending JPH06190076A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 防煙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06190076A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990074520A (ko) * | 1998-03-12 | 1999-10-05 | 전승호 | 화장실 임시 대피소 장치 |
JP2005342464A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Masaaki Sato | 地下構造物の火災発生時の脱出装置 |
JP2006122378A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Takenaka Komuten Co Ltd | 低酸素濃度防火システム |
JP2007085571A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Dohwatech Co Ltd | 生鮮食料品の卸売市場に於ける低温保持と外気遮断の設備構造 |
CN104740790A (zh) * | 2015-04-22 | 2015-07-01 | 孙向前 | 一种高层建筑火灾避难逃生装置 |
CN104874115A (zh) * | 2014-02-28 | 2015-09-02 | 陈仁多 | 原有高层建筑后建连体逃生系统 |
JP2017219211A (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-14 | 株式会社大林組 | 排煙制御システム及び排煙制御方法 |
KR102326341B1 (ko) * | 2021-03-30 | 2021-11-15 | 동양종합엔지니어링 주식회사 | 정보통신을 이용한 친환경 공동주택 방범관리시스템 |
KR20210157026A (ko) * | 2020-06-19 | 2021-12-28 | 한찬희 | 공동주택의 층별 배풍장치 연계 비상조명 융합 배풍시스템 |
KR20220034414A (ko) * | 2020-09-11 | 2022-03-18 | 김용광 | 고층 건축물 계단실의 급기가압제연설비의 구조 |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP34306792A patent/JPH06190076A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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