JPH06189945A - 医療用x線撮影方法 - Google Patents
医療用x線撮影方法Info
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- JPH06189945A JPH06189945A JP4361911A JP36191192A JPH06189945A JP H06189945 A JPH06189945 A JP H06189945A JP 4361911 A JP4361911 A JP 4361911A JP 36191192 A JP36191192 A JP 36191192A JP H06189945 A JPH06189945 A JP H06189945A
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Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 医療用に身体の胸部,足等をX線撮影するの
に、Xせんフィルムの使用を止め、フォトダイオードを
用いたX線センサを使用し、これで検査部位を走査し、
ディジタルデータを得て、これを光ディスクに保存す
る。 【構成】 X線管球1からのX線2を検査部位に照射し
ながら、検査台3の下に配置されたX線センサ4で検査
部位に沿って走査5し、センサからのアナログ信号をA
/Dコンバータ6でディジタル化した後、コンピュータ
7に入力し、画像8を作り、この画像を光ディスク9に
保存する。なお、X線センサにはフォトダイオード素子
から成るものを用いているため、照射時間も短くなっ
て、X線による被ばく線量を軽減できる。
に、Xせんフィルムの使用を止め、フォトダイオードを
用いたX線センサを使用し、これで検査部位を走査し、
ディジタルデータを得て、これを光ディスクに保存す
る。 【構成】 X線管球1からのX線2を検査部位に照射し
ながら、検査台3の下に配置されたX線センサ4で検査
部位に沿って走査5し、センサからのアナログ信号をA
/Dコンバータ6でディジタル化した後、コンピュータ
7に入力し、画像8を作り、この画像を光ディスク9に
保存する。なお、X線センサにはフォトダイオード素子
から成るものを用いているため、照射時間も短くなっ
て、X線による被ばく線量を軽減できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体検査部位を医療用
にX線で撮影する新規な技術に関するものである。
にX線で撮影する新規な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】整形外科では、腕、肘、足、膝等の屈曲
部位を検査する時には、下記のようなX線撮影による方
法が実施されている。 (1)X線フィルム撮影法 図2に示すように、例えば足10の屈曲部11を検査す
る時に検査台3の凹部3a(凹部の底にX線フィルム1
2が配置されている)上に上記足の屈曲部11を置き、
X線管球1からのX線2を用いて上記のX線フィルム1
2に検査箇所の撮影を行い、そのフィルムを現像更には
焼付をして検査を行っていた。 (2)X線テレビ法 X線イメージインテンシファイヤ(X線II)のこと
で、ディジタルデータが得られるが、X線フィルム撮影
に比べて分解能が悪いため、一部の工業用テレビに用い
られている以外にはほとんど使用されていない。 (3)イメージングプレート法 X線フィルムの代わりにイメージングプレートを用いて
X線撮影を行い、イメ一ジングプレートに蓄積されたX
線情報をレーザー光線による画像読取装置で電気信号に
変換し、コンピュータ画像処理してX線画像を形成する
方式である。ディジタルデータが得られ、かつ、X線フ
ィルムを使用しない利点はあるが、この装置は非常に高
価で約1億円もかかると云う問題がある。
部位を検査する時には、下記のようなX線撮影による方
法が実施されている。 (1)X線フィルム撮影法 図2に示すように、例えば足10の屈曲部11を検査す
る時に検査台3の凹部3a(凹部の底にX線フィルム1
2が配置されている)上に上記足の屈曲部11を置き、
X線管球1からのX線2を用いて上記のX線フィルム1
2に検査箇所の撮影を行い、そのフィルムを現像更には
焼付をして検査を行っていた。 (2)X線テレビ法 X線イメージインテンシファイヤ(X線II)のこと
で、ディジタルデータが得られるが、X線フィルム撮影
に比べて分解能が悪いため、一部の工業用テレビに用い
られている以外にはほとんど使用されていない。 (3)イメージングプレート法 X線フィルムの代わりにイメージングプレートを用いて
X線撮影を行い、イメ一ジングプレートに蓄積されたX
線情報をレーザー光線による画像読取装置で電気信号に
変換し、コンピュータ画像処理してX線画像を形成する
方式である。ディジタルデータが得られ、かつ、X線フ
ィルムを使用しない利点はあるが、この装置は非常に高
価で約1億円もかかると云う問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術は上述の通
りであるので、 (1)X線フィルムを使用したくない、即ちフィルムレ
スにする。 (2)ディジタルデータが得られる方式にする。 (3)分解能の良い検査方法にする。 (4)安価な検査方法にする。 等が本発明の目的である。
りであるので、 (1)X線フィルムを使用したくない、即ちフィルムレ
スにする。 (2)ディジタルデータが得られる方式にする。 (3)分解能の良い検査方法にする。 (4)安価な検査方法にする。 等が本発明の目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の目的を達
成するためになされたもので、検査部位に対面して配置
したフォトダイオードを用いたX線センサを該検査部位
に沿って、検査部位をはさんで該X線センサと反対の方
向からX線を照射しながら走査を行い、X線センサから
のアナログ信号をA/Dコンバータでディジタル化した
後、コンピュータに入力して画像を作成し、然る後該画
像を光ディスクに保存する方法によって本発明の課題の
解決を実現した。
成するためになされたもので、検査部位に対面して配置
したフォトダイオードを用いたX線センサを該検査部位
に沿って、検査部位をはさんで該X線センサと反対の方
向からX線を照射しながら走査を行い、X線センサから
のアナログ信号をA/Dコンバータでディジタル化した
後、コンピュータに入力して画像を作成し、然る後該画
像を光ディスクに保存する方法によって本発明の課題の
解決を実現した。
【0005】
【作用】X線フィルムを使うことなく、X線を照射しな
がら検査部位に対面して配置されたフォトダイオードを
用いたX線センサを走査し、該センサからのアナログ信
号をディジタル化して、コンピュータに入力して画像化
し最後に該画像を光ディスクに保存する。
がら検査部位に対面して配置されたフォトダイオードを
用いたX線センサを走査し、該センサからのアナログ信
号をディジタル化して、コンピュータに入力して画像化
し最後に該画像を光ディスクに保存する。
【0006】
【実施例】図1に本発明の医療用X線撮影方法の実施例
を示して説明する。上部にX線管球1,検査部位(ここ
では足の屈曲部)11を載せる検査台3の下方適当箇所
にフォトダイオードを用いたX線センサ4を配置し、X
線管球1からX線2を照射しながら、検査部位11に沿
ってX線センサ4を矢印方向に走査5を行う。フォトダ
イオードが透過X線を感知して生じるX線センサ4から
のアナログ信号をA/Dコンバータ6でディジタル化し
た後、コンピュータ7に入力し、合成して画像8を作
る。該画像8を光ディスク9に保存する。上記のX線セ
ンサとしては、上述のようにX線を電気信号に変えるフ
ォトダイオードを直線状に並べたラインセンサが適して
おり、例えば巾300μmのフォトダイオード素子を約
1000個(全巾30cm)並べたものを使用した。な
お、本センサの感度はX線フィルムよりも良く、撮影時
の被ばく線量がおよそ前者の約1/3に低減できた。ま
た、図1には示されていないが、この他にX線遮蔽部材
を適所に配置したことは云うまでもない。
を示して説明する。上部にX線管球1,検査部位(ここ
では足の屈曲部)11を載せる検査台3の下方適当箇所
にフォトダイオードを用いたX線センサ4を配置し、X
線管球1からX線2を照射しながら、検査部位11に沿
ってX線センサ4を矢印方向に走査5を行う。フォトダ
イオードが透過X線を感知して生じるX線センサ4から
のアナログ信号をA/Dコンバータ6でディジタル化し
た後、コンピュータ7に入力し、合成して画像8を作
る。該画像8を光ディスク9に保存する。上記のX線セ
ンサとしては、上述のようにX線を電気信号に変えるフ
ォトダイオードを直線状に並べたラインセンサが適して
おり、例えば巾300μmのフォトダイオード素子を約
1000個(全巾30cm)並べたものを使用した。な
お、本センサの感度はX線フィルムよりも良く、撮影時
の被ばく線量がおよそ前者の約1/3に低減できた。ま
た、図1には示されていないが、この他にX線遮蔽部材
を適所に配置したことは云うまでもない。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように本発明の医療用X線
撮影方法は、X線フィルムを使用する代わりにフォトダ
イオードを用いたX線センサを使用し、ディジタル化さ
れた画像データを光ディスクに保存しているので必要な
時に該光ディスクからデータを読み取り、骨や関節等の
状態を検査したり、あるいはディジタル化された本画像
データを用いて、専用ソフトにより人工骨や人工関節を
設計することができる。また、フォトダイオードから成
るX線センサの感度が良いため、X線被ばく線量が大巾
に低減できる。
撮影方法は、X線フィルムを使用する代わりにフォトダ
イオードを用いたX線センサを使用し、ディジタル化さ
れた画像データを光ディスクに保存しているので必要な
時に該光ディスクからデータを読み取り、骨や関節等の
状態を検査したり、あるいはディジタル化された本画像
データを用いて、専用ソフトにより人工骨や人工関節を
設計することができる。また、フォトダイオードから成
るX線センサの感度が良いため、X線被ばく線量が大巾
に低減できる。
【図1】本発明の医療用X線撮影方法を示した実施例説
明図である。
明図である。
【図2】本発明を使用しない従来の医療用X線撮影方法
の説明図である。
の説明図である。
1 X線管球 2 X線 3 検査台 4 X線センサ 5 走査方向 6 A/Dコンバータ 7 コンピュータ 8 画像 9 光ディスク 11 検査部位(屈曲部) 12 X線フィルム
Claims (1)
- 【請求項1】 検査部位に対面してフォトダイオードを
用いたX線センサを配置し、検査部位をはさんで該X線
センサと反対の方向からX線を照射しつつ検査部位に沿
って、前記X線センサを走査しながら、X線センサから
のアナログ信号をA/Dコンバータでディジタル化した
後、コンピュータに入力して画像を作成し、この画像を
光ディスクに保存することを特徴とする医療用X線撮影
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4361911A JPH06189945A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 医療用x線撮影方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4361911A JPH06189945A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 医療用x線撮影方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06189945A true JPH06189945A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18475269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4361911A Withdrawn JPH06189945A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 医療用x線撮影方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06189945A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8215837B2 (en) * | 2008-09-03 | 2012-07-10 | Fluke Corporation | Integrated patient positioning and radiation quality assurance system and method |
-
1992
- 1992-12-22 JP JP4361911A patent/JPH06189945A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8215837B2 (en) * | 2008-09-03 | 2012-07-10 | Fluke Corporation | Integrated patient positioning and radiation quality assurance system and method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |