JPH0618939U - 電気信号・空気圧変換装置 - Google Patents

電気信号・空気圧変換装置

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JPH0618939U
JPH0618939U JP10951491U JP10951491U JPH0618939U JP H0618939 U JPH0618939 U JP H0618939U JP 10951491 U JP10951491 U JP 10951491U JP 10951491 U JP10951491 U JP 10951491U JP H0618939 U JPH0618939 U JP H0618939U
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JP
Japan
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chamber
flapper
nozzle
diaphragm
back pressure
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JP10951491U
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Inventor
義美 瀬下
哲史 山口
Original Assignee
株式会社ウオルブローファーイースト
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラツパノズルからの噴出空気が電子回路へ
触れないようにし、電子回路の信頼性を高める。 【構成】本体42,44にダイヤフラム3により背圧室
2と大気室4とを区画する。ダイヤフラム3に結合され
かつ大気室4を貫通する給排気弁Cを、入口室35と出
口室32との間を連通・遮断可能に配設する。入口室3
5を減圧弁Aを経て経て背圧室2に連通する。背圧室2
の端壁42aにフラツパノズル54を配設する。フラツ
パノズル54に対向してバイモルフ電歪素子からなるフ
ラツパ27を端壁42aに支持する。フラツパノズル4
から噴出する空気が、フラツパ27の電圧を制御する電
子制御装置23へ流出するのを防止する仕切板27を収
容室22に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電気信号を空気圧に変換する電気信号・空気圧変換装置、特にフラツ パノズルに対向するフラツパをバイモルフ電歪素子から構成し、バイモルフ電歪 素子を駆動する電子回路を本体の内部へ収納した場合に、電子回路がフラツパノ ズルからの噴出空気に曝されるのを防止し、電子回路の動作の安定化を図る、電 気信号・空気圧変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特開昭61-288116 号公報に開示される電気信号・空気圧変換装置では、フラツ パノズルに対向するバイモルフ電歪素子からなるフラツパの変位量に応じてノズ ル背圧を変化させるフラツパ機構を構成し、ノズル背圧に応動するダイヤフラム により給排気弁を駆動し、出口に所要の空気圧を得ている。出口の空気圧は圧力 センサにより検出され、電子制御装置へフイードバツクされる。フラツパを駆動 する電子回路は、フラツパの近くに配置するのが、電子回路からフラツパへの配 線と、圧力センサから電子回路への配線とが最短になり、電気信号・空気圧変換 装置をコンパクトに構成できる。
【0003】 しかし、従来の電気信号・空気圧変換装置では、フラツパノズルと電子回路を 本体の同じ室に配置しているので、フラツパノズルから噴出した空気は電子回路 の周辺に滞留する。フラツパノズルから噴出する空気は予め空気清浄器で浄化さ れているが、噴出空気にはブリードを通過した微細な塵埃、湿気、空気圧作動機 器を潤滑する油から発生するオイルミストなどの異物が含まれるので、異物が電 子回路に付着すると、回路の信頼性が損われる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は上述の問題に鑑み、フラツパノズルからの噴出空気が電子回路 へ触れないようにし、電子回路の信頼性を高めた電気信号・空気圧変換装置を提 供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の構成は本体にダイヤフラムにより背圧室 と大気室とを区画し、ダイヤフラムに結合されかつ大気室を貫通する給排気弁を 入口室と出口室との間を連通・遮断可能に配設し、入口室に連通する背圧室の端 壁にフラツパノズルを配設し、フラツパノズルに対向してバイモルフ電歪素子か らなるフラツパを前記端壁に支持し、フラツパノズルから噴出する空気がフラツ パへの供給電圧を制御する電子制御装置へ流出するのを防止する防止手段を設け たものである。
【0006】
【作用】
本考案によれば、フラツパノズルからの噴出空気は、本体の内部に設けた通路 を経て大気口から外部へ排出される。フラツパノズルからの噴出空気は、仕切板 により電子回路の周辺へ流出するのを阻止され、空気中の微細な異物が電子回路 に付着することはないので、回路の信頼性が向上する。
【0007】
【実施例】
図1に示すように、本考案による電気信号・空気圧変換装置は、フラツパ機構 Bを備える上側の本体42と、減圧弁Aと給排気弁Cを備える下側の本体44と を備えており、両者はダイヤフラム3を挟んで結合され、ダイヤフラム3の上側 に背圧室2を、下側に大気室4をそれぞれ区画される。ダイヤフラム3は後述の 給排気弁Cを結合する。本体44は左側壁に入口45を、右側壁に出口57と大 気口58をそれぞれ備えている。入口45は部分円筒部をなす入口室35に連通 し、両者の接続部にフイルタ39を装着される。入口室35は上端を大気室4の 底壁4aにより区画され、下端を栓10により閉鎖される。シール部材12を装 着された栓10は押え板51により押えられ、押え板51は本体44の底壁へ重 ね合され、かつボルト50により締結される。入口室35の内部へ突出する壁部 は、入口室35と同心の円筒状の出口室32を区画し、出口室32は出口57に 連通される。
【0008】 減圧弁Aは本体44の左側底壁部に小径の円筒部36aと大径の円筒部36を 同軸に備えており、弁室としての円筒部36aの上端部は通路8を経て入口室3 5に連通され、下端部は弁座47を圧入嵌合される。弁体30は円筒部36aの 内部にあつて、弱いばね31により弁座47へ付勢される。弁体30のステムは 弁座47の通路を経て円筒部36に嵌装したピストン48に結合される。シール 部材37を装着されたピストン48と、円筒部36の下端部に調整可能に嵌装し たばね座49との間に、強いばね49aが介装される。円筒部36は本体44の 内部通路43とオリフイス29を経て背圧室2へ連通される。背圧室2の上壁4 2aは収容室22へ突出するフラツパノズル54を配設される。
【0009】 フラツパ機構Bはフラツパノズル54に対向して、バイモルフ電歪素子からな る細長い板状のフラツパ27を配設して構成される。フラツパ27は基端部をボ ルト25により本体44の上壁42aの突部へ固定され、補強された先端部をフ ラツパノズル54に接近して対向される。
【0010】 給排気弁Cは実際には排気弁5と給気弁33とからなり、排気弁5は底壁4a のシール部材7を装着された開口から出口室32へ突出され、給気弁33との離 接により大気室4と出口室32とを連通・遮断する。排気弁5はダイヤフラム3 に作用する背圧室2の圧力により、ダイヤフラム3と底壁4aの間に介装したば ね6の力に抗して押し下げられる。排気弁5は大気室4と出口室32を連通する 内部通路5aを備え、通路5aの下端すなわち排気口40を給気弁33の上端へ 当接される。給気弁33はシール部材12を装着され、かつ栓10の円筒部14 へ嵌装され、入口室35と出口室32の間を連通・遮断する。栓4と給気弁33 との間に介装したばね13の力により、給気弁33は中間フランジを出口室32 の下端すなわち給気口34へ当接される。給気弁33は出口室32と円筒部14 を連通する内部通路を備えている。
【0011】 大気室4は通路38により大気口58へ連通される。出口57は上方へ延びる 通路56を経て圧力センサ52の感圧部へ連通される。圧力センサ52は本体4 2の上壁42aに設けた円筒部へシール部材53を介して嵌装され、適当な手段 により固定される。図示してないが、圧力センサ52は内部に感圧部としての半 導体ダイヤフラムを備えており、半導体ダイヤフラムは出口57の圧力を電圧に 変換してフイードバツク信号として電子制御装置23へ送る。
【0012】 本考案によれば、本体42の上壁42aのフラツパ27を収容する収容室22 は、仕切板26により閉鎖される。仕切板26はシール部材26aを挟んで本体 42に重ね合され、複数のボルト28により締結される。仕切板26は支持体2 1aを介して基板21をボルト24により固定される。基板21は電子制御装置 23の電子回路を支持する。電子制御装置23は本体42に結合したカバー20 により覆われる。電子制御装置23の電源端子はキヤツプ41の開口を経て外部 へ引き出される。電子制御装置23は圧力センサ52からの導線を接続され、ま たフラツパ27からの導線を接続される。
【0013】 次に、本考案による電気信号・空気圧変換装置の作動について説明する。図示 してない空気圧源の加圧空気は入口45からフイルタ39を経て入口室35へ入 り、給気弁33が給気口34から下方へ離れると出口室32へ入り、出口57か ら所要の空気圧作動機器へ供給される。給気弁33は排気弁5と一緒にダイヤフ ラム3に作用する背圧室2の圧力により駆動される。
【0014】 減圧弁Aは入口室35の加圧空気を、ばね49aのセツト荷重により決まるほ ぼ一定の圧力に減じて背圧室2へ供給する。入口室35の加圧空気は通路8、円 筒部36a、弁座47、円筒部36、通路43、絞り29を経て背圧室2へ供給 される。仮に、入口室35の圧力が高くなり、円筒部36の圧力も高くなると、 ピストン48が押し下げられ、弁体30が弁座47へ接近するので、円筒部36 の圧力は低くなる。円筒部36の圧力が低下すると、ピストン48がばね49a の力により押し上げられ、弁体30が弁座47から離れるので、円筒部36の圧 力は高くなる。
【0015】 背圧室2の加圧空気はフラツパノズル54から収容室22へ噴出する時、フラ ツパ27に衝突する。フラツパノズル54に対するフラツパ27の接近度は、フ ラツパノズル54からの噴出空気量を変化させ、背圧室2の圧力を変化させる。 フラツパ27の電圧は電子制御装置23により、設定圧力と圧力センサ52によ り検出された出口57の圧力との偏差がなくなるように制御される。フラツパ2 7へ供給される電圧が高くなると、フラツパ27がフラツパノズル54へ接近し 、フラツパノズル54からの噴出空気量が減少するので、背圧室2の圧力が高く なり、ダイヤフラム3の平衡状態が崩れる。ダイヤフラム3と一緒に排気弁5と 給気弁33がばね6,13の力に抗して押し下げられ、給気口34が開かれ、出 口室32の圧力が高くなる。
【0016】 出口室32の圧力が高くなると、圧力センサ52の信号が電子制御装置23へ フイードバツクされ、フラツパ27へ供給される電圧が低くなるので、フラツパ 27がフラツパノズル54から離れ、背圧室2の圧力が低くなり、排気弁5がば ね6の力により押し上げられ、、排気弁5に追随して給気弁33もばね13の力 により押し上げられ、給気口34と排気口4が閉じて新な平衡状態になる。
【0017】 フラツパ27の供給電圧がなくなると、フラツパ27はフラツパノズル54か ら離れ、背圧室2の圧力が低くなるので、ダイヤフラム3はばね6の力により上 壁42aへ押し付けられる。排気弁5が給気弁33から離れ、排気口40が開か れ、出口57の空気は出口室32、排気口40、通路5a、大気室4、通路38 を経て大気口58へ流出する。
【0018】
【考案の効果】
本考案は上述のように、本体にダイヤフラムにより背圧室と大気室とを区画し 、ダイヤフラムに結合されかつ大気室を貫通する給排気弁を入口室と出口室との 間を連通・遮断可能に配設し、入口室に連通する背圧室の端壁にフラツパノズル を配設し、フラツパノズルに対向してバイモルフ電歪素子からなるフラツパを前 記端壁に支持したものであり、フラツパを収容する収容室が仕切板により閉鎖さ れるので、フラツパノズルから大気室へ噴出された空気は通路を経て大気口へ流 出するから、仕切板の上側に配設された電子制御装置の電子回路が噴出空気に曝 されることはない。つまり、電子回路がフラツパノズルから噴出した空気に含ま れる微細な塵埃、湿気、オイルジエツトなどにより汚染されることはないので、 電子回路が動作不良を起すなどの恐れがなく、回路の信頼性が向上する。
【0019】 仕切板は極く薄い板でよく、嵩ばるものでないから、電気信号・空気圧変換装 置のコンパクト化を妨げない。フラツパとしてバイモルフ電歪素子を用いたこと により、耐振動性、耐衝撃性に優れ、小型軽量で大きなゲインと高精度の空気圧 制御が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電気信号・空気圧変換装置の正面
断面図である。
【符号の説明】
A:減圧弁 B:フラツパ機構 C:給排気弁 2:背
圧室 3:ダイヤフラム 4:大気室 5:排気弁 22:収容室 26:仕切板
27:フラツパ 32:出口室 33:給気弁 3
8:通路 45:入口 54:フラツパノズル 57:出口 58:大気口

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体にダイヤフラムにより背圧室と大気室
    とを区画し、ダイヤフラムに結合されかつ大気室を貫通
    する給排気弁を入口室と出口室との間を連通・遮断可能
    に配設し、入口室に連通する背圧室の端壁にフラツパノ
    ズルを配設し、フラツパノズルに対向してバイモルフ電
    歪素子からなるフラツパを前記端壁に支持し、フラツパ
    ノズルから噴出する空気がフラツパへの供給電圧を制御
    する電子制御装置へ流出するのを防止する防止手段を設
    けたことを特徴とする、電気信号・空気圧変換装置。
  2. 【請求項2】前記防止手段はフラツパを収容する収容室
    を閉鎖する仕切板であり、仕切板の収容室と反対側に電
    子制御装置を配設した、請求項1に記載の電気信号・空
    気圧変換装置。
  3. 【請求項3】前記フラツパノズルから噴出する空気を前
    記大気室へ流出させる通路と、該通路を大気口へ連通す
    る通路とを本体に設けた、請求項1に記載の電気信号・
    空気圧変換装置。
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