JPH061885Y2 - 車両用スイッチの取付構造 - Google Patents

車両用スイッチの取付構造

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JPH061885Y2
JPH061885Y2 JP8178788U JP8178788U JPH061885Y2 JP H061885 Y2 JPH061885 Y2 JP H061885Y2 JP 8178788 U JP8178788 U JP 8178788U JP 8178788 U JP8178788 U JP 8178788U JP H061885 Y2 JPH061885 Y2 JP H061885Y2
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JP
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switch
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vehicle
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mounting structure
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信之 高橋
雅史 山崎
厚信 岡田
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Mazda Motor Corp
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、車両用スイッチの取付構造の改良に関す
る。
[従来の技術] 周知のように、例えば、電動モータでドアウインドガラ
スの開閉を行わせるパワーウインド機構を備えた自動車
では、上記電動モータを作動させるパワーウインドスイ
ッチは、例えば、ドアの車室内側の表面の内装部材であ
るドアトリムに取付けられ、ドアの内部に配設されたハ
ーネスを介して上記電動モータ及び電源に接続されてい
る(例えば、実開昭58−39355号公報参照)。特
に運転席の場合、一般に、運転者が、運転席のドアウイ
ンドガラスだけでなく、助手席、あるいは車種によつて
は後部座席のドアウインドガラスの開閉操作も行うこと
ができるようにするために、運転席側のドアトリムには
複数のパワーウインドスイッチが取付けられている。
そして、従来では、上記パワーウインドスイッチをドア
トリムに取付ける場合、例えば、第5図に示すように、
必要な個数(例えば2個)のスイッチノブ52が取付け
られたスイッチケース51と、上記スイッチノブ52,
52にそれぞれ対応した個数(2個)のスイッチ作動部
53及びソレノイド54と、これらスイッチ作動部5
3,53及びソレノイド54,54を取付けるスイッチ
基板55とを一体に組立てた後、第6図に示すように、
このスイッチ組立品50を、ドアトリムに設けられたア
ームレスト63の上面に形成された開口部63aに組付
け、上記スイッチ基板の引出コード56とドアの内部に
配設された車体側ハーネス64とを接続するようにして
いる。
ところで、自動車の車種が異なる場合、例えば、3ドア
車と4ドア車とでは、一般に、運転席に設けられるパワ
ーウインドスイッチの個数が異なる。すなわち、3ドア
車では、運転者が運転席及び助手席のドアウインドガラ
スの開閉操作を行うことができるように、通常、2個の
パワーウインドスイッチが設けられているが、4ドア車
では、これらに加えて、左右の後部座席のドアウインド
ガラスの開閉操作も運転席から行うことができるよう
に、通常、2個のパワーウインドスイッチが更に付け加
えて設けられている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記従来のスイッチの取付構造では、スイッ
チノブ52、スイッチケース51及び基板55などが、
すべて、スイッチ組立品50として一体化されているの
で、車種が異なつてスイッチの必要個数が異なる場合に
は、上記スイッチケース51の大きさ及び形状、更にス
イッチ基板55も変更する必要があり、これらの部品を
車種毎にそれぞれ製作し、車種に応じて異なるスイッチ
組立品を組立てる必要がある。
このため、例えば、スイッチケースの成形型が車種毎に
必要とされるなど、上記各部品の製造コストが高くなる
とともに、これら部品及びスイッチ組立品を車種毎に管
理するために多大の経費と手間がかかるという問題があ
つた。
この考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、車種
の違いにかかわらず共通した部品を用いることができる
車両用スイッチの取付構造を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] このため、この考案は、ドアトリムの内部に最大必要個
数のコネクタ部を備えたスイッチ基板が取付けられてお
り、上記ドアトリムには上記最大必要個数のコネクタ部
のうち実際に必要なコネクタ部に対応する部位に車室内
へ開口する開口部が設けられ、上記スイッチ基板のコネ
クタ部に接続されるスイッチ本体部と車室内からスイッ
チを操作するスイッチノブとを備えたスイッチユニット
が、設けられた開口部の個数だけ、上記各開口部を介し
て上記ドアトリムに取付けられているようにしたもので
ある。
[考案の効果] この考案によれば、最大必要個数のコネクタ部を備えた
スイッチ基板をドアトリムの内部に取付けるとともに、
上記スイッチ基板のコネクタ部に接続されるスイッチ本
体部とスイッチノブとをユニット化してスイッチ基板と
は別体にスイッチユニットを形成したので、車種が異な
つてスイッチの必要個数が異なる場合でも、ドアトリム
に、上記スイッチ基板の最大必要個数のコネクタ部のう
ち実際に必要なコネクタ部に対応する部位に開口部を設
けることにより、上記スイッチユニットを、設けられた
開口部の個数だけ、これら開口部を介してドアトリムに
取付けることができる。
その結果、車種にかかわらず上記スイッチ基板及びスイ
ッチユニットを共通して用いることができるので、従来
のように、スイッチケース及びスイッチ基板などの部品
を車種毎に製作する必要がなくなり、スイッチの各部品
の製造コストを低減することができるとともに、これら
部品を車種毎に管理する手間をなくすることができる。
[実施例] 以下、この考案の実施例を、自動車のパワーウインドス
イッチの取付に適用した場合について、添付図面を参照
しながら詳細に説明する。
第4図は、パワーウインド機構を備えた4ドアタイプの
自動車の運転席側のドア1を車室内側から見て示した斜
視図であるが、この図に示すように、本実施例に係るド
ア1の下半分の車室内側の表面には、ドアインナパネル
を覆う内装部材としてドアトリム2が取付けられ、該ド
アトリム2の略中央にはアームレスト3が車室内側に突
出して設けられている。該アームレスト3には、電動モ
ータ(不図示)の作用により、ドア1の上半分を覆うド
アウインドガラス4を上下に開閉させるパワーウインド
スイッチ6、助手席及び左右の後部座席のドアウインド
ガラス(いずれも不図示)をそれぞれ開閉するパワーウ
インドスイッチ7,8,9が取付けられている。
これらパワーウインドスイッチ6,7,8,9(以下、
単にスイッチという。)は、いずれも同一の構成を備え
ており、例えば、スイッチ6を例にとって説明すれば、
第1図に示すように、後で詳しく説明するスイッチ基板
15への取付部11aを有するとともにスイッチ作動部
(不図示)及びソレノイド(不図示)を内部に組み込ん
だスイッチ本体部11と、該本体部11の上部に取付け
られてスイッチ6のON−OFF操作を行うスイッチノ
ブ12とでスイッチユニット6が構成されている。
上記スイッチ基板15の上面には、上記スイッチ本体部
11の取付部11aを差し込んでスイッチユニット6を
基板15に取付けるために、4個のコネクタ部16,1
7,18,19が設けられており、これらコネクタ部1
6,17,18,19は、基板15の下面から延ばされ
た引出コード21及び該引出コード21に接続された車
体側ハーネス(不図示)を介して、電動モータ(不図
示)及び電源(不図示)に接続されている。
上記スイッチ基板15は、第2図に示すように、ドアト
リム2に突設されたアームレスト3の内部に配置され、
両端部の取付金具22,22にねじ部材23,23を螺
着させることにより上記アームレスト3に固定されてい
る。
また、該アームレスト3の上面には上記スイッチ基板1
5のコネクタ部16,17,18,19にそれぞれ対応
する部位に、それぞれ同一の形状及び寸法を有するとと
もに車室内へ開口する開口部26,27,28,29が
それぞれ形成されており、例えば上記スイッチユニット
6の場合、所定の開口部26にその取付部11aを嵌挿
させて所定のコネクタ部16に接続させ、スイッチ本体
部11の下面11b(第1図参照)がアームレスト3の
上面に当接するまで押し込んで該アームレスト3に取付
けられている。尚、他のスイッチユニット7,8,9
も、上記スイッチユニット6の場合と同様にして、それ
ぞれ所定の開口部27,28,29を介して上記アーム
レスト3に取付けられている。
ところで、上記4ドア車のドア1に取付けられたスイッ
チ基板15及びスイッチユニット16,17,18,1
9は、いずれも、3ドア車の場合にも用いることができ
るようになつている。
以下、3ドア車におけるスイッチの取付構造について説
明する。
第3図に示すように、本実施例に係る3ドア車の運転席
側ドアのドアトリム32に突設されたアームレスト33
の内部には、4ドア車に用いられるものと同様のスイッ
チ基板15が取付けられており、また、アームレスト3
3の上面には、運転席のドアウインドガラス及び助手席
のドアウインドガラスをそれぞれ上下に開閉させるスイ
ッチ6,7を取り付けるために、4ドア車の場合と同一
の形状及び寸法を有する2個の開口部36,37が形成
されている。これら開口部36,37は、スイッチ基板
15の4個のコネクタ部16,17,18,19のうち
実際に必要なコネクタ部16,17に対応する部位に設
けられている。
そして、上記スイッチユニット6,7は、4ドア車の場
合と同様に、開口部36,37をそれぞれ介してアーム
レスト33に取付けられ、スイッチ基板15のコネクタ
部16,17にそれぞれ接続されるようになつている。
従つて、4ドア車と3ドア車とで、上記スイッチ基板1
5及びスイッチユニット16,17を共通して使用する
ことができる。
以上、説明したように、本実施例によれば、4ドア車の
場合に必要とされる最大個数(4個)のコネクタ部1
6,17,18,19を備えたスイッチ基板15をドア
トリム2,32にそれぞれ設けられたアームレスト3,
33の内部に取付けるとともに、上記スイッチ基板15
のコネクタ部16,17,18,19に接続されるスイ
ッチ本体部11とスイッチノブ12とをユニット化して
スイッチ基板15とは別体にスイッチユニット6,7,
8,9を形成したので、例えば、車種が4ドア車から3
ドア車に変更されてスイッチの必要個数が4個から2個
に変更された場合でも、3ドア車のアームレスト33
に、上記スイッチ基板15の4個のコネクタ部16,1
7,18,19のうち、3ドア車として実際に必要な2
個のコネクタ部16,17に対応する部位に開口部3
6,37を設けることにより、該開口部36,37を介
して、必要個数(2個)のスイッチユニット6,7をア
ームレスト33に取付けることができる。
その結果、車種にかかわらず上記スイッチ基板15及び
スイッチユニット6,7,8,9を共通して用いること
ができるので、従来のように、スイッチケース及びスイ
ッチ基板などの部品を車種毎に製作する必要がなくな
り、スイッチの各部品の製造コストを低減することがで
きるとともに、これら部品を車種毎に管理する手間をな
くすることができるのである。
尚、上記実施例は自動車のパワーウインドスイッチの取
付に適用したものであったが、本考案は、上記パワーウ
インドスイッチに限らず、その構成及び作用が同一であ
ると共に複数個設けられる他のスイッチの取付にも適用
することができるのは、もちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るスイッチユニット及びス
イッチ基板の斜視図、第2図は本考案の実施例に係る4
ドア車の運転席側ドアのドアトリムの斜視図、第3図は
本考案の実施例に係る3ドア車の運転席側ドアのドアト
リムの斜視図、第4図は上記4ドア車の運転席側ドアの
斜視図、第5図は従来例に係るスイッチ組立品の分解斜
視図、第6図は上記従来例に係るスイッチの取付構造を
示すスイッチ組立品とアームレストの断面説明図であ
る。 2,32…ドアトリム、3,33…アームレスト、6,
7,8,9…スイッチユニット、11…スイッチ本体
部、12…スイッチノブ、15…スイッチ基板、16,
17,18,19…コネクタ部、26,27,28,2
9,36,37…開口部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−12442(JP,A) 特開 昭62−31513(JP,A) 実開 昭63−35622(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアトリムの内部に最大必要個数のコネク
    タ部を備えたスイッチ基板が取付けられており、上記ド
    アトリムには上記最大必要個数のコネクタ部のうち実際
    に必要なコネクタ部に対応する部位に車室内へ開口する
    開口部が設けられ、上記スイッチ基板のコネクタ部に接
    続されるスイッチ本体部と車室内からスイッチを操作す
    るスイッチノブとを備えたスイッチユニットが、設けら
    れた開口部の個数だけ、上記各開口部を介して上記ドア
    トリムに取付けられていることを特徴とする車両用スイ
    ッチの取付構造。
JP8178788U 1988-06-20 1988-06-20 車両用スイッチの取付構造 Expired - Lifetime JPH061885Y2 (ja)

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JPH022259U JPH022259U (ja) 1990-01-09
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JP2515526Y2 (ja) * 1990-10-17 1996-10-30 東洋電装株式会社 車両用スイッチ
JP4560767B2 (ja) * 2003-12-25 2010-10-13 株式会社ユーシン 照明付の操作ノブ装置
JP2015017360A (ja) * 2013-07-08 2015-01-29 テイ・エス テック株式会社 ウインドウガラス操作装置

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