JP2015017360A - ウインドウガラス操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化できるとともに操作性に優れたウインドウガラス操作装置を提供する。
【解決手段】車両1の窓32に設けられたウインドウガラス33を操作するためのウインドウガラス操作装置5であって、ユーザーの指先の接触による操作入力を認識してウインドウガラス33を動作させる操作パネル53を備え、操作パネル53aは、車両1の運転席側ドア3に設けられたアームレスト38の前端部38cに設けられている。ユーザーの指先を操作パネル53に接触させたまま前方から後方に向かって移動させたとき、ウインドウガラス33が下方に移動し、後方から前方に向かって移動させたときウインドウガラス33が上方に移動する。ウインドウガラス33は、操作パネル53上におけるユーザーの指先の移動距離に対応した距離だけ移動する。
【選択図】図2

Description

この発明は、ウインドウガラス操作装置に関するものである。
従来、例えば車両のウインドウガラスを操作するための操作装置として、電子部品を実装したプリント基板や接点等を内部に備えたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載のウインドウガラス操作装置は、車両のウインドウガラスやサンルーフ等の開閉に用いる装置であって、助手席スイッチ部や後部座席右スイッチ部、後部座席左スイッチ部、パワーウィンドウ操作部等の複数のスイッチ群を備えている。特許文献1によれば、スイッチを操作することにより、各ドアに設けられたウインドウガラスやサンルーフを開閉することができるとされている。
特許第3384003号公報
しかしながら、従来技術にあっては、スイッチが接点方式であるため、水浸入や過電流等による不具合を防止するための安全機能を追加する必要がある。これにより、ウインドウガラス操作装置が大型化する傾向にあった。
また、ユーザーは、各ドアのウインドウガラスごとに複数のスイッチを操作する必要があるため、ウインドウガラス操作装置の操作性の向上という点で課題が残されている。
そこで、本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、小型化できるとともに操作性に優れたウインドウガラス操作装置の提供を課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明のウインドウガラス操作装置は、車両の窓に設けられたウインドウガラスを操作するためのウインドウガラス操作装置であって、操作物の接触による操作入力を認識して前記ウインドウガラスを動作させる操作パネルを備え、前記操作パネルは、前記車両のドアに設けられたアームレストの前後方向における中間部よりも前方に設けられていることを特徴としている。
本発明によれば、操作物の接触による操作入力を認識してウインドウガラスを動作させる操作パネルを備えているので、従来技術のウインドウガラス操作装置に対して、接点方式のスイッチおよび水浸入や過電流等による接点の不具合を防止するための安全機能が不要となる。したがって、従来技術と比較して、ウインドウガラス操作装置を小型化および薄型化できる。
また、例えばユーザーが操作パネルに指先等で触れることにより、ウインドウガラスを動作させることができるので、簡単な操作によりウインドウガラスを動作させることができ、ウインドウガラス操作装置の操作性を向上できる。
また、操作パネルは、車両のドアに設けられたアームレストの前後方向における中間部よりも前方に設けられているので、例えばユーザーがアームレストに肘を載置した状態で、指先だけを動かすことにより、操作パネルに対して簡単に操作入力を行ってウインドウガラスを動作させることができる。
したがって、小型化できるとともに操作性に優れたウインドウガラス操作装置を提供できる。
また、前記操作物を前記操作パネルに接触させたまま、前記操作パネルの主面に沿う第一方向の一方側から他方側に向かって移動させたとき、前記ウインドウガラスが前記窓を開放する方向に移動し、前記操作物を前記操作パネルに接触させたまま、前記他方側から前記一方側に向かって移動させたとき、前記ウインドウガラスが前記窓を閉塞する方向に移動し、前記ウインドウガラスは、前記操作物の移動距離に対応した距離だけ移動することを特徴としている。
従来技術では、接点方式のスイッチを採用していたため、ウインドウガラスが所定位置となるまでスイッチを操作する必要があった。これに対して、本発明によれば、操作物を所定距離だけ移動させることにより、ウインドウガラスを移動させる際の移動距離を所望に簡単に設定できる。また、ユーザーの感覚的な操作により、ウインドウガラスを移動させる際の移動距離を所望に設定できる。また、操作物の接触による操作入力を認識可能な操作パネルを採用し、ウインドウガラスが操作物の移動距離に対応した距離だけ移動するように構成しているので、操作物の操作入力を認識した後にウインドウガラスを動作させることができる。したがって、ウインドウガラスの動作よりも先行で操作入力を終えることができるので、操作性に優れたウインドウガラス操作装置とすることができる。
また、前記操作物を前記操作パネルに接触させた後、前記一方側から前記他方側に向かって所定速度以上で移動させつつ前記操作物を前記操作パネルから離間させたとき、前記ウインドウガラスが移動して前記窓を全開し、前記操作物を前記操作パネルに接触させた後、前記他方側から前記一方側に向かって所定速度以上で移動させつつ前記操作物を前記操作パネルから離間させたとき、前記ウインドウガラスが移動して前記窓を全閉することを特徴としている。
従来技術では、接点方式のスイッチを採用していたため、窓を全開または全閉するためには、スイッチの押し込みまたは引き上げ操作が必要であった。これに対して、本発明によれば、操作物を操作パネルに接触させた後、第一方向の一方側から他方側に、もしくは第一方向の他方側から一方側に向かって所定速度以上で高速移動させつつ、操作物を操作パネルから離間させる、いわゆるフリックによりウインドウガラスを動作させて、車両の窓を全開または全閉することができる。このように、簡単な操作によりウインドウガラスを動作させて窓を全開または全閉できるので、操作性に優れたウインドウガラス操作装置とすることができる。
また、前記操作パネルは、前記ウインドウガラスの情報を表示する画像表示部を有することを特徴としている。
従来技術では、複数のウインドウガラスのうち操作されるウインドウガラスや、ウインドウガラスの開閉度合い等を視覚的に把握するのが困難であった。これに対して、本発明によれば、視覚的に把握しつつウインドウガラスを簡単に操作できるので、操作性に優れたウインドウガラス操作装置とすることができる。
また、複数の前記ウインドウガラスを操作可能とされ、前記画像表示部には、複数の前記ウインドウガラスのうち、操作される前記ウインドウガラスの情報が表示され、前記操作物を前記操作パネルに接触させた後、前記操作パネルの主面に沿う第二方向に沿って所定速度以上で移動させつつ前記操作物を前記操作パネルから離間させることにより、前記画像表示部の表示が一の前記ウインドウガラスの情報から他の前記ウインドウガラスの情報に切り替わるとともに、操作される前記ウインドウガラスが一の前記ウインドウガラスから他の前記ウインドウガラスに変更されることを特徴としている。
従来技術では、ウインドウガラスの操作時に、操作されるウインドウガラスと、ウインドウガラス操作装置との対応を視覚的に把握するのが困難であり、ウインドウガラスを誤操作するおそれがあった。これに対して、本発明によれば、操作物を操作パネルに接触させた後、第二方向に沿って所定速度以上で高速移動させつつ操作物を操作パネルから離間させる、いわゆるフリックにより、画像表示部の表示が一のウインドウガラスの情報から他のウインドウガラスの情報に切り替わるとともに、操作されるウインドウガラスが一のウインドウガラスから他のウインドウガラスに変更されるので、操作されるウインドウガラスを視覚的に確認しつつ、簡単に切り換えることができる。したがって、操作されるウインドウガラスを視覚的に把握して誤操作を防止できるとともに、操作性に優れたウインドウガラス操作装置とすることができる。
また、前記操作パネルは、多機能携帯情報端末のタッチパネルディスプレイであり、前記多機能携帯情報端末は、専用アプリケーションソフトをダウンロードすることにより、前記操作パネルとして機能することを特徴としている。
ウインドウガラス操作装置として専用のタッチパネルディスプレイを設ける場合、高コストとなるおそれがある。これに対して、本発明によれば、ユーザーが所有する多機能携帯情報端末をタッチパネルディスプレイとして機能させることができるので、ウインドウガラス操作装置の低コスト化ができる。また、例えば車両1側に多機能携帯情報端末のID登録等を行う等して、予め登録した多機能携帯情報端末を用いることにより、セキュリティを確保した上で被操作装備を簡単に操作できる。
また、前記多機能携帯情報端末は、前記アームレストの前後方向における中間部よりも前方において、前記車両のドアに対し着脱可能に形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、多機能携帯情報端末がアームレストの前後方向における中間部よりも前方において、車両のドアに対し着脱可能に形成されているので、ユーザーは、車両の運転時に多機能携帯情報端末をウインドウガラス操作装置として使用できるとともに、車両の運転終了後に通常の多機能携帯情報端末として使用できる。
本発明によれば、操作物の接触による操作入力を認識してウインドウガラスを動作させる操作パネルを備えているので、従来技術のウインドウガラス操作装置に対して、接点方式のスイッチおよび水浸入や過電流等による接点の不具合を防止するための安全機能が不要となる。したがって、従来技術と比較して、ウインドウガラス操作装置を小型化および薄型化できる。
また、例えばユーザーが操作パネルに指先等で触れることにより、ウインドウガラスを動作させることができるので、簡単な操作によりウインドウガラスを動作させることができ、ウインドウガラス操作装置の操作性を向上できる。
また、操作パネルは、車両のドアに設けられたアームレストの前後方向における中間部よりも前方に設けられているので、例えばユーザーがアームレストに肘を載置した状態で、指先だけを動かすことにより、操作パネルに対して簡単に操作入力を行ってウインドウガラスを動作させることができる。
したがって、小型化できるとともに操作性に優れたウインドウガラス操作装置を提供できる。
ウインドウガラス操作装置を備えた車両の車室内を示す斜視図である。 車室内側から見たときの、ドアの斜視図である。 ウインドウガラス操作装置の分解斜視図である。 ユーザーがウインドウガラス操作装置を操作しているときの説明図である。 運転席側のウインドウガラスを操作する際の第二実施形態に係る操作パネルの説明図である。 後部座席右側のウインドウガラスを操作する際の第二実施形態に係る操作パネルの説明図である。 第二実施形態の変形例に係る操作パネルの説明図である。 他の実施形態に係るウインドウガラス操作装置の斜視図である。
(第一実施形態)
図1は、ウインドウガラス操作装置5を備えた車両1の車室内2を示す斜視図である。
以下に、本発明の第一実施形態に係るウインドウガラス操作装置5について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明における前後左右方向は、特に記載が無ければ、図1に示す車両1における前後左右方向と同一とする。また、各図中の矢印Tは車両1の前方を、矢印LBは車両1の左方を、矢印Hは車両1の上方をそれぞれ示す。また、以下では、いわゆる右ハンドルの車両1を例に説明する。また、分かりやすくするために、図1においては、助手席のシートの図示を省略している。また、本実施形態においては、運転席側ドア3の窓32に設けられたウインドウガラス33を操作するためのウインドウガラス操作装置5について説明する。
図2は、車室内2側から見たときの、運転席側ドア3の斜視図である。
図2に示すように、運転席側ドア3は、車室外側に配置された不図示のドアスキンと車室内2側に配置されたドアインナパネル31aとを接合して閉断面形状に形成されたドアパネル31と、ドアパネル31に開口する窓32の下方に配置され、ドアインナパネル31aの車室内2側に固定された例えば樹脂材料からなるドアライニング34と、窓32を開閉するウインドウガラス33と、を備えている。
ウインドウガラス33は、ドアスキンとドアインナパネル31aとの間に収納された不図示の電動ウインドウレギュレータによって昇降されることにより、窓32を開閉している。
ドアライニング34の上方かつ前方には、ドアロックユニット35が車室内2側に露出して配置されている。ドアライニング34の下方には、上方に開口するドアポケット36が設けられている。
ドアライニング34には、上下方向の略中間部であって、ドアロックユニット35とドアポケット36との間に、アームレスト38が設けられている。アームレスト38は、車室内2側に張り出すように所定の幅を有するとともに、前後方向に沿って延在している。アームレスト38の前後方向における中間部よりも前方部分は、後方から前方に向かうにしたがい漸次上方に傾斜するように形成されている。
アームレスト38の後端部は、運転者の肘が載置される肘置き38aとなっている。また、アームレスト38の前後方向における中間部分は、上方に開口したアームレストポケット38bとなっている。
アームレスト38の前後方向における中間部よりも前方であって、アームレスト38の前端部38cには、ウインドウガラス操作装置5が設けられている。ウインドウガラス操作装置5は、運転席側ドア3の窓32に設けられたウインドウガラス33を上下方向に移動(昇降)させて、窓32を開閉するための装置である。
図3は、ウインドウガラス操作装置5の分解斜視図である。
図3に示すように、ウインドウガラス操作装置5は、主にカバー部材51と、操作パネル53と、ベース板55と、により構成されている。
カバー部材51は、例えば樹脂材料等により形成された部材であり、外表面51aがアームレスト38の前端部38c(図2参照)の外装を構成している。カバー部材51は、操作パネル53を覆うとともに、アームレスト38の前端部38cを装飾する意匠部材としても機能している。
カバー部材51の中央部には、開口51bが設けられている。カバー部材51の開口51bからは、操作パネル53が外部に露出している。
操作パネル53は、操作入力部53aとフラットケーブル53bとを有している。
操作入力部53aは、操作パネル53の主面に設けられており、例えば静電容量センサ等のタッチセンサを備える、いわゆるタッチパッドである。なお、タッチセンサは、静電容量センサに限定されることはなく、例えばピエゾ素子等を用いた圧力センサであってもよい。また、操作パネル53の電源は、操作パネル53に内蔵された電池から供給されてもよいし、車両1(図1参照)に搭載されるバッテリーから供給されてもよい。
操作入力部53aは、ユーザーの操作物、例えば、ユーザーの指先と接触することにより、操作入力を受け付けるようになっている。
操作入力部53aへの操作入力方法は、例えばタッチやロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、ピンチアウト等と呼ばれる各操作入力方法を含む。
各操作入力方法の定義は以下のとおりである。
タッチは、操作入力部53aに指先を接触させる操作入力方法である。
ロングタッチは、操作入力部53aに指先を一定時間以上接触させる操作入力方法である。
リリースは、操作入力部53aに接触している指先を操作入力部53aから離間させる操作入力方法である。
タップは、操作入力部53aに指先を接触させた後、指先を操作入力部53aから離間させる操作入力方法である。
ドラッグは、所定位置を始点として、操作入力部53aに指先を接触させたままの状態で移動させる操作入力方法である。
フリックは、操作入力部53aに指先を接触させた後、指先を所定方向へ所定速度以上で移動させつつ操作入力部53aから離間させる操作入力方法である。
ピンチインは、操作入力部53aに複数の指先を接触させつつ、互いに近接するように移動させる操作入力方法である。
ピンチアウトは、操作入力部53aに複数の指先を接触させつつ、互いに離間するように移動させる操作入力方法である。
操作入力部53aは、例えば上記の各操作入力方法による操作入力を認識するとともに、運転席側ドア3のウインドウガラス33(図2参照)に対して操作入力の情報を伝達して動作させる。第一実施形態においては、操作入力部53aへの操作入力の情報は、操作パネル53から延出されるフラットケーブル53bや不図示の車体ハーネス等を介して、ECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)等の制御装置に伝達される。ECU等の制御装置は、操作入力部53aに対する操作入力の情報を基に演算を行い、ウインドウガラス33の移動方向や移動距離等の算出を行う。次いで、ECUは、ウインドウガラス33の移動方向や移動距離等の算出結果を基に、運転席側ドア3の電動ウインドウレギュレータに対して所定の駆動電圧を印加し駆動させる。これにより、図2に示すように、運転席側ドア3のウインドウガラス33は、ユーザーからの操作入力部53aへの操作入力に対応して駆動され、窓32の開閉動作を行うようになっている。
本実施形態では、操作入力部53a上において、車両1(図1参照)の前後方向(請求項の「第一方向」に相当。)に沿うように、ユーザーが指先を後方から前方に向かってドラッグしたとき、ウインドウガラス33が上方(窓32を閉塞する方向)に所定距離だけ移動して、窓32の開放面積を減少させる。また、操作入力部53a上において、車両1の前後方向に沿うように、ユーザーが指先を前方から後方に向かってドラッグしたとき、ウインドウガラス33が下方(窓32を開放する方向)に所定距離だけ移動して窓32の開放面積を増加させる。ウインドウガラス33の移動距離は、例えば指先をドラッグしたときの操作入力部53a上における指先の移動距離に対応して決定される。
また、操作入力部53a上において、車両1の前後方向に沿うように、ユーザーが指先を後方から前方に向かってフリックしたとき、ウインドウガラス33が上方に移動して窓32を全閉する。また、操作入力部53a上において、車両1の前後方向に沿うように、ユーザーが指先を前方から後方に向かってフリックしたとき、ウインドウガラス33が下方に移動して窓32を全開する。
ベース板55は、例えば樹脂材料や金属材料等により形成された平板状の部材である。ベース板55の外形は、操作パネル53よりもわずかに大きくなっている。ベース板55は、例えば不図示のネジ等により、カバー部材51の下面に固定される。これにより、操作パネル53は、カバー部材51とベース板55との間で挟持されて保持される。
図2に示すように、上述のウインドウガラス操作装置5は、アームレスト38の前端部38cにおいて、操作入力部53aの表面が上方に面するように取り付けられている。これにより、ユーザーは、アームレスト38の肘置き38aに肘を載置した状態で、ウインドウガラス操作装置5の操作入力部53aに指先を接触させ、操作入力部53a上でタッチやロングタッチ、リリース、タップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、ピンチアウト等の各操作入力方法による操作入力を行うことができる。
図4は、ユーザーがウインドウガラス操作装置5を操作しているときの説明図である。
図4に示すように、例えばユーザーが操作入力部53a上において、指先Fを前方から後方に向かって所定距離だけドラッグすると(図4における矢印S1参照)、操作入力部53aはドラッグによる操作入力を認識する。次いで、図2に示すように、ウインドウガラス操作装置5は、運転席側ドア3に対して、操作入力部53aへの操作入力の情報を伝達する。これにより、運転席側ドア3の電動ウインドウレギュレータが駆動されて、ウインドウガラス33が下方に所定距離だけ移動する。すなわち、窓32を開けるようにウインドウガラス33が動作し、窓32の開放面積を増加させる。
また、図4に示すように、例えばユーザーが操作入力部53a上において、指先Fを後方から前方に向かってフリックすると(図4における矢印S2参照)、操作入力部53aはフリックによる操作入力を認識する。次いで、図2に示すように、ウインドウガラス操作装置5は、運転席側ドア3に対して、操作入力の情報を伝達する。これにより、運転席側ドア3の電動ウインドウレギュレータが駆動されてウインドウガラス33が上方に移動し、窓32を全閉する。
このように、ユーザーが操作入力部53a上において、指先Fにより所定の操作入力を行うことにより、簡単にウインドウガラス33の開閉を行うことができる。
第一実施形態によれば、ユーザーの指先Fの接触による操作入力を認識してウインドウガラス33を動作させる操作パネル53を備えているので、従来技術のウインドウガラス操作装置に対して、接点方式のスイッチおよび水浸入や過電流等による接点の不具合を防止するための安全機能が不要となる。したがって、従来技術と比較して、ウインドウガラス操作装置5を小型化および薄型化できる。
また、ユーザーが操作パネルに指先Fで触れることにより、ウインドウガラス33を動作させることができるので、簡単な操作によりウインドウガラス33を動作させることができ、ウインドウガラス操作装置5の操作性を向上できる。
また、操作パネル53は、車両1の運転席側ドア3に設けられたアームレスト38の前端部38cに設けられているので、例えばユーザーがアームレスト38の肘置き38aに肘を載置した状態で、指先Fだけを動かすことにより、操作パネル53に対して簡単に操作入力を行ってウインドウガラス33を動作させることができる。
したがって、小型化できるとともに操作性に優れたウインドウガラス操作装置5を提供できる。
従来技術にあっては、接点方式のスイッチを採用していたため、ウインドウガラス33が所定位置となるまでスイッチを操作する必要があった。これに対して、本実施形態によれば、ユーザーの指先Fを所定距離だけ移動させることにより、簡単にウインドウガラス33を上下方向に移動させる際の移動距離を所望に設定できる。また、ユーザーの感覚的な操作により、ウインドウガラス33を上下方向に移動させる際の移動距離を所望に設定できる。また、ユーザーの指先Fの接触による操作入力を認識可能な操作パネル53を採用し、ウインドウガラス33がユーザーの指先Fの移動距離に対応した距離だけ移動するように構成しているので、ユーザーの指先Fの操作入力を認識した後にウインドウガラス33を動作させることができる。したがって、ウインドウガラス33の動作よりも先行で操作入力を終えることができるので、操作性に優れたウインドウガラス操作装置5とすることができる。
また、ユーザーの指先Fを操作パネル53に接触させた後、前方から後方に、もしくは後方から前方に向かって所定速度以上で高速移動させつつ、ユーザーの指先Fを操作パネル53から離間させる、いわゆるフリックによりウインドウガラス33を動作させて、車両1の窓32を全開または全閉することができる。このように、簡単な操作によりウインドウガラス33を動作させて窓32を全開または全閉できるので、操作性に優れたウインドウガラス操作装置5とすることができる。
(第二実施形態)
図5は、運転席側ドア3のウインドウガラス33を操作する際の第二実施形態に係る操作パネル53の説明図である。
図6は、後部座席右側ドア4のウインドウガラス43を操作する際の第二実施形態に係る操作パネル53の説明図である。
第一実施形態に係るウインドウガラス操作装置5は、操作パネル53がいわゆるタッチパッドであり(図4参照)、運転席側ドア3のウインドウガラス33がウインドウガラス操作装置5によって操作されていた。
これに対して、第二実施形態に係るウインドウガラス操作装置5は、図5および図6に示すように、操作パネル53が画像表示部54を備えたいわゆるタッチパネルディスプレイであり、車両1(図1参照)の全てのドアに設けられたウインドウガラスがウインドウガラス操作装置5によって操作される点で第一実施形態とは異なっている。なお、以下では、第一実施形態と同様の構成部分については説明を省略する。
図5および図6に示すように、第二実施形態におけるウインドウガラス操作装置5は、車両1(図1参照)の全てのドアに設けられたウインドウガラスを操作可能とされる。以下では、車両1の運転席側ドア3のウインドウガラス33(図1参照)と、後部座席右側ドア4のウインドウガラス43(図1参照)と、をウインドウガラス操作装置5によって操作する場合を例に説明するが、他のドア(助手席側ドアおよび後部座席左側ドア)のウインドウガラスをウインドウガラス操作装置5によって操作する場合も同様である。
操作パネル53は、操作されるドアのウインドウガラスの情報を表示する画像表示部54を有する。画像表示部54は、いわゆるタッチパネルディスプレイとなっており、操作入力部53aの全面に設けられている。
操作パネル53の画像表示部54には、操作されるドアの情報として画像のモデルが表示される。図5においては、運転席側ドア3のウインドウガラス33のモデルM1が表示されており、図6においては、後部座席右側ドア4のウインドウガラス43のモデルM2が表示されている。
画像表示部54は、ユーザーの指先を操作パネル53の操作入力部53aに接触させた後、左右方向(請求項における「第二方向」に相当。)に沿って所定速度以上で移動させつつ指先を操作パネル53の操作入力部53aから離間させる、いわゆるフリックをすることにより、操作されるウインドウガラスのモデルの表示が切り替わるようになっている。本実施形態においては、運転席側ドア3のウインドウガラス33のモデルM1(図5参照)が表示されている状態において、例えば操作パネル53の操作入力部53aを右方から左方に向かってフリックすることにより、運転席側ドア3のウインドウガラス33のモデルM1から、後部座席右側ドア4のウインドウガラス43のモデルM2(図6参照)に表示が切り替わるようになっている。また、後部座席右側ドア4のウインドウガラス43のモデルM2(図6参照)が表示されている状態において、例えば操作パネル53の操作入力部53aを左方から右方に向かってフリックすることにより、後部座席右側ドア4のウインドウガラス43のモデルM2から、運転席側ドア3のウインドウガラス33のモデルM1(図5参照)に表示が切り替わるようになっている。
さらに、画像表示部54におけるモデルM1,M2の表示の切り替わりに対応して、操作されるウインドウガラスが、画像表示部54に表示されたモデルに対応したウインドウガラスに変更される。すなわち、画像表示部54に運転席側ドア3のウインドウガラス33のモデルM1(図5参照)が表示されている場合には、運転席側ドア3のウインドウガラス33が操作可能となっている。また、画像表示部54に後部座席右側ドア4のウインドウガラス43のモデルM2(図6参照)が表示されている場合には、後部座席右側ドア4のウインドウガラス43が操作可能となっている。したがって、ユーザーは、操作される運転席側ドア3のウインドウガラス33および後部座席右側ドア4のウインドウガラス43のいずれかを視覚的に把握できる。
ユーザーは、操作パネル53の操作入力部53a上で指先をドラッグすることにより、運転席側ドア3のウインドウガラス33を昇降できるように構成されている。
例えば、図5に示すように、操作されるウインドウガラスとして、閉状態にある運転席側ドア3のウインドウガラス33が選択されている場合、モデルM1におけるウインドウガラス33の上部に対応するポイントP1に触れた後、操作入力部53a上で後方(図5における下方)に向かって、ポイントP2の位置までドラッグしたとき、ウインドウガラス33が下方に所定距離だけ移動して窓32の開放面積を増加させる。
また、例えば、図6に示すように、操作されるウインドウガラスとして、開状態にある後部座席右側ドア4のウインドウガラス43が選択されている場合、モデルM2におけるウインドウガラス43の上部に対応するポイントP3に触れた後、操作入力部53a上で前方(図6における上方)に向かって、窓42内の所定位置に対応するポイントP4の位置までドラッグしたとき、ウインドウガラス43が上方に所定距離だけ移動して窓42の開放面積を減少させる。
ここで、ウインドウガラス33(図5参照)およびウインドウガラス43(図6参照)が移動する所定距離は、ユーザーが操作入力部53a上でドラッグを行ったときの指先の移動距離に対応して決定される。したがって、ユーザーは、感覚的な操作により、ウインドウガラス33,43を上下方向に移動させる際の移動距離を所望に設定できる。
第二実施形態によれば、操作パネル53は、操作されるウインドウガラス33,43の情報としてウインドウガラス33,43のモデルM1,M2を表示する画像表示部54を有するので、視覚的に把握しつつウインドウガラス33,43を簡単に操作できる。したがって、操作性に優れたウインドウガラス操作装置5とすることができる。
また、ユーザーの指先Fを操作パネル53に接触させた後、左右方向に沿って所定速度以上で高速移動させつつユーザーの指先Fを操作パネル53から離間させる、いわゆるフリックにより、画像表示部54の表示が運転席側ドア3のウインドウガラス33のモデルM1から後部座席右側ドア4のウインドウガラス43のモデルM2に切り替わるとともに、操作されるウインドウガラスが運転席側ドア3のウインドウガラス33から後部座席右側ドア4のウインドウガラス43に変更されるので、操作されるウインドウガラスを視覚的に把握しつつ簡単に切り換えることができる。したがって、誤操作を防止できるとともに操作性に優れたウインドウガラス操作装置5とすることができる。
(第二実施形態の変形例)
図7は、第二実施形態の変形例に係る操作パネル53の説明図である。
第二実施形態に係るウインドウガラス操作装置5は、操作パネル53が画像表示部54を備えたいわゆるタッチパネルディスプレイであった(図5および図6参照)。
これに対して、例えば、図7に示す第二実施形態の変形例に係るウインドウガラス操作装置5のように、多機能携帯情報端末58により操作パネル53および画像表示部54が構成されていてもよい。なお、以下では、第二実施形態と同様の構成部分については説明を省略する。
第二実施形態の変形例に係るウインドウガラス操作装置5は、多機能携帯情報端末58を備えている。多機能携帯情報端末58は、例えばタッチパネルディスプレイ54aを備えた多機能携帯電話端末(いわゆるスマートフォン)である。
カバー部材51は、下方に凹み形成された有底の収容凹部52を有している。収容凹部52は、多機能携帯情報端末58の外形状よりも若干大きくなっている。収容凹部52の前後両方向における一対の壁部52a,52aは、下方から上方に向かって互いの離間距離が広がるテーパ面となっている。多機能携帯情報端末58は、アームレスト38の前端部38cに設けられたカバー部材51の収容凹部52に収容可能となっている。
多機能携帯情報端末58は、例えば車両1のセンターコンソール7に設けられたナビゲーションシステム10(いずれも図1参照)と、例えばブルートゥース(登録商標)などの短距離無線通信を介して接続されていてもよい。これにより、例えば、ナビゲーションシステム10の制御装置等を介して、車両1の運転席側ドア3のウインドウガラス33および後部座席右側ドア4のウインドウガラス43を操作できる。
また、多機能携帯情報端末58は、接続先の基地局に設けられたアプリケーションサーバに接続し、車両1(図1参照)の各ドアのウインドウガラスを操作するための専用アプリケーションソフトをダウンロードすることにより、ウインドウガラス操作装置5として機能するようになっている。
第二実施形態の変形例によれば、多機能携帯情報端末58をタッチパネルディスプレイとして機能させることができるので、ウインドウガラス操作装置5の低コスト化ができる。また、例えば所定の多機能携帯情報端末58を車両1のナビゲーションシステム10等にID登録等することによって、予め登録した多機能携帯情報端末58を用いることにより、セキュリティを確保した上で車両1の各被操作装備を簡単に操作できる。
また、多機能携帯情報端末58がアームレスト38の前端部38cに対して着脱可能に形成されているので、ユーザーは、車両1の運転時に多機能携帯情報端末58をウインドウガラス操作装置5として使用できるとともに、車両1の運転終了後に通常の多機能携帯情報端末58として使用できる。
なお、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
第一実施形態では、操作パネル53は、ベース板55がネジ等によりカバー部材51の下面に固定されることにより、カバー部材51とベース板55との間で挟持されて保持されていた。これに対して、例えばカバー部材51に対して操作パネル53をインサート成型してもよい。
図8は、他の実施形態に係るウインドウガラス操作装置5の斜視図である。
第一実施形態では、操作パネル53は、平板状のタッチパッドであった。これに対して、図8に示すように、例えばフィルム状の可撓性を有するタッチパッドを操作パネル53として採用することにより、湾曲したデザインのカバー部材51に対しても操作パネル53を設けることができる。したがって、意匠性に優れたウインドウガラス操作装置5とすることができる。
第一実施形態では、ウインドウガラス33が移動する所定距離は、ユーザーが操作入力部53a上でドラッグを行ったときの指先の移動距離に対応して決定されていたが、ウインドウガラス33が移動する所定距離の決定方法は、第一実施形態に限定されない。したがって、例えば、ウインドウガラス33が移動する所定距離は、ユーザーの指先が操作入力部53aに接している時間に対応して決定されていてもよい。
各実施形態では、運転席側ドア3におけるアームレスト38の前端部38cにウインドウガラス操作装置5を設けていたが、ウインドウガラス操作装置5が設けられるドアは、運転席側ドア3に限定されない。したがって、ウインドウガラス操作装置5は、助手席側ドア、後部座席右側ドア4、後部座席左側ドアのいずれかのドアにおけるアームレストの前端部に設けられていてもよい。
各実施形態では、操作パネル53の操作入力部53aを操作する操作物として、ユーザーの指先Fを例に説明をしたが、操作物は、ユーザーの指先Fに限定されない。例えば、ユーザーにより把持されたタッチペンであってもよい。
第二実施形態では、操作パネル53のモデルM1,M2におけるウインドウガラス33,43に対して、指先Fを前後方向に沿ってドラッグすることにより、モデルM1,M2に対する指先Fの移動方向に対応してウインドウガラス33,43が移動していた。これに対して、例えば、操作パネル53のモデルM1,M2に対して、ウインドウガラス33,43を移動させたい位置に対応して指先Fを左右方向に沿ってドラッグすることにより、モデルM1,M2に対する指先Fのドラッグ位置に対応して、ウインドウガラス33,43が移動する構成としてもよい。
さらに、第二実施形態において、例えば操作パネル53をタップすることにより、操作パネル53が初期状態(例えば、運転席側ドア3のウインドウガラス33を操作できる状態)に戻る構成としてもよい。これにより、操作パネル53の操作途中で操作対象のウインドウガラスが分からなくなった場合でも、初期状態に戻した後に、所望のウインドウガラスを操作できる。
各実施形態では、アームレスト38の前端部38cにウインドウガラス操作装置5を設けていたが、ウインドウガラス操作装置5の設置場所は、アームレスト38の前端部38cに限定されることはなく、アームレスト38の前後方向における中間部よりも前方であればよい。したがって、例えばアームレスト38の延長上の前方にウインドウガラス操作装置5を設けてもよいし、アームレスト38の延長上の前方かつ上方にウインドウガラス操作装置5を設けてもよいし、アームレスト38の延長上の前方かつ下方にウインドウガラス操作装置5を設けてもよい。
各実施形態では、ウインドウガラス33,43が移動する所定距離は、ユーザーが操作入力部53a上でドラッグを行ったときの、指先Fの移動距離に対応して決定されていた。これに対して、例えば、ドラッグを行ったときの指先Fの移動距離に対して閾値を設けるとともに、指先Fの移動距離が閾値未満の場合にはウインドウガラス33,43が移動しないように、操作パネル53の不感帯を設けてもよい。これにより、ユーザーによる操作パネル53の誤操作を防止できる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 車両
3 ドア
5 ウインドウガラス操作装置
32,42 窓
33,43 ウインドウガラス
38 アームレスト
38c 前端部
53 操作パネル
54 画像表示部
54a タッチパネルディスプレイ
58 多機能携帯情報端末
F 指先(操作物)
M1,M2 モデル(情報)

Claims (7)

  1. 車両の窓に設けられたウインドウガラスを操作するためのウインドウガラス操作装置であって、
    操作物の接触による操作入力を認識して前記ウインドウガラスを動作させる操作パネルを備え、
    前記操作パネルは、前記車両のドアに設けられたアームレストの前後方向における中間部よりも前方に設けられていることを特徴とするウインドウガラス操作装置。
  2. 請求項1に記載のウインドウガラス操作装置であって、
    前記操作物を前記操作パネルに接触させたまま、前記操作パネルの主面に沿う第一方向の一方側から他方側に向かって移動させたとき、前記ウインドウガラスが前記窓を開放する方向に移動し、
    前記操作物を前記操作パネルに接触させたまま、前記他方側から前記一方側に向かって移動させたとき、前記ウインドウガラスが前記窓を閉塞する方向に移動し、
    前記ウインドウガラスは、前記操作物の移動距離に対応した距離だけ移動することを特徴とするウインドウガラス操作装置。
  3. 請求項2に記載のウインドウガラス操作装置であって、
    前記操作物を前記操作パネルに接触させた後、前記一方側から前記他方側に向かって所定速度以上で移動させつつ前記操作物を前記操作パネルから離間させたとき、前記ウインドウガラスが移動して前記窓を全開し、
    前記操作物を前記操作パネルに接触させた後、前記他方側から前記一方側に向かって所定速度以上で移動させつつ前記操作物を前記操作パネルから離間させたとき、前記ウインドウガラスが移動して前記窓を全閉することを特徴とするウインドウガラス操作装置。
  4. 請求項2または3に記載のウインドウガラス操作装置であって、
    前記操作パネルは、前記ウインドウガラスの情報を表示する画像表示部を有することを特徴とするウインドウガラス操作装置。
  5. 請求項4に記載のウインドウガラス操作装置であって、
    複数の前記ウインドウガラスを操作可能とされ、
    前記画像表示部には、複数の前記ウインドウガラスのうち、操作される前記ウインドウガラスの情報が表示され、
    前記操作物を前記操作パネルに接触させた後、前記操作パネルの主面に沿う第二方向に沿って所定速度以上で移動させつつ前記操作物を前記操作パネルから離間させることにより、前記画像表示部の表示が一の前記ウインドウガラスの情報から他の前記ウインドウガラスの情報に切り替わるとともに、操作される前記ウインドウガラスが一の前記ウインドウガラスから他の前記ウインドウガラスに変更されることを特徴とするウインドウガラス操作装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のウインドウガラス操作装置であって、
    前記操作パネルは、多機能携帯情報端末のタッチパネルディスプレイであり、
    前記多機能携帯情報端末は、専用アプリケーションソフトをダウンロードすることにより、前記操作パネルとして機能することを特徴とするウインドウガラス操作装置。
  7. 請求項6に記載のウインドウガラス操作装置であって、
    前記多機能携帯情報端末は、前記アームレストの前後方向における中間部よりも前方において、前記車両のドアに対し着脱可能に形成されていることを特徴とするウインドウガラス操作装置。
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