JP2015201054A - 近接検知式入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】誤入力しにくい近接検知式入力装置を提供する。
【解決手段】近接検知式入力装置100は、操作体OBを近接、または接触させることで入力操作が可能な操作部1と、操作部1に対する入力操作を検知する操作検知部2と、操作部1に対する入力操作によって対象となる機器の動作を制御する制御信号CSを出力する制御部3と、操作部1の近傍に設けられるとともに、操作部1に対する操作時において操作者の手首周辺部WRを載置可能な第1操作支点部4と、を有した近接検知式入力装置であって、第1操作支点部4には、操作者の手首周辺部WRが載置されたことを検知して検知信号DSを出力する接触検知部5を有し、制御部3は、検知信号DSに応じた制御信号CSを出力する構成とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、パネル状の操作部に指などを接触または近づけることで各種入力操作を行える近接検知式入力装置に関するものである。
昨今、パネル状の操作部に指などを接触または近づけることで各種入力操作を行える近接検知式入力装置が用いられた電子機器が増えてきている。このような近接検知式入力装置において、操作部の面積の大きなものは、入力操作中に意図せず掌の一部などが操作部に接触することで、誤入力となってしまう場合がある。そのため、操作部に不用意に触れないように、入力支点となる掌または手首を置くことができ、指先を操作部から浮かせた状態で自由に動かして入力できる入力補助具を備える近接検知式入力装置、または後付で入力補助具を備えることができる近接検知式入力装置が用いられた電子機器が開発されている。このような近接検知式入力装置としては、下記の特許文献1に記載の近接検知式入力装置に取付可能な入力補助具が知られている。
以下、図6を用いて、特許文献1に記載の、近接検知式入力装置に取付可能な入力補助具900について説明する。図6は特許文献1に記載の入力補助具900の構成を示す模式断面図である。
特許文献1に記載の近接検知式入力装置に取り付け可能な入力補助具900は、上方に突出するとともに下方へ移動可能に設けられ、掌などを置くことができるハンドル914を備えている。入力補助具900は、電子機器の操作部である静電容量型タッチパネル903の上に配置し、ハンドル914に掌などを乗せることで、ハンドル914が下方へ移動する。このように、ハンドル914が下方へ移動することで、入力補助具900は電子機器に固定される構造となっている。入力操作の入力支点となる掌などをハンドル914上に置くことで、静電容量型タッチパネル903から手を浮かせた状態で、指先を自由に動かして入力できる。そのため、意図せず掌の一部などが操作部に接触することによる誤入力が発生し難くなる。
特開2012−118675号公報
しかしながら、特許文献1に記載の入力補助具900を取り付けた近接検知式入力装置であっても、操作部の面積が大きくなると、入力補助具900に掌などを乗せたままでは操作できない(届かない)領域が発生する。そのような領域を操作するときには、操作部の上方を、手を横切らせて操作する必要があるため、意図せず掌の一部などが操作部に接触し、誤入力となってしまうことが懸念される。
本発明は、上述した課題を解決して、誤入力しにくい近接検知式入力装置を提供するものである。
請求項1に記載の近接検知式入力装置においては、操作体を近接、または接触させることで入力操作が可能な操作部と、前記操作部に対する入力操作を検知する操作検知部と、前記操作部に対する入力操作によって対象となる機器の動作を制御する制御信号を出力する制御部と、前記操作部の近傍に設けられるとともに、前記操作部に対する操作時において操作者の手首周辺部を載置可能な第1操作支点部と、を有した近接検知式入力装置であって、前記第1操作支点部には、操作者の前記手首周辺部が載置されたことを検知して検知信号を出力する接触検知部を有し、前記制御部は、前記検知信号に応じた前記制御信号を出力する、という特徴を有する。
請求項2に記載の近接検知式入力装置においては、各種画像を表示可能な表示面を備えた表示装置を有し、前記操作部は、前記表示面上に配置されるとともに、前記画像を介して、かつ前記画像に則した入力操作が可能であり、前記制御部は、前記検知信号に応じて前記制御信号を出力し、前記表示装置における表示方法を切り替える、という特徴を有する。
請求項3に記載の近接検知式入力装置においては、前記接触検知部が前記第1操作支点部に操作者の前記手首周辺部が接触したことを検知していない場合には、前記制御部は前記表示装置に第1画像を表示させる第1制御信号を出力し、前記接触検知部が前記第1操作支点部に操作者の前記手首周辺部が接触したことを検知した場合には、前記制御部は表示装置に前記第1画像の一部を拡大して示した第2画像を表示させる第2制御信号を出力し、前記操作部は、前記表示装置に表示された前記第1画像または前記第2画像を操作することで、前記表示装置に表示された画像に則した入力操作が可能である、という特徴を有する。
請求項4に記載の近接検知式入力装置においては、前記第1操作支点部を挟んで前記操作部に対向する側には、操作者の肘周辺部を載置可能な第2操作支点部を有し、前記第1操作支点部の上面は前記第2操作支点部の上面よりも低い位置となるように形成されている、という特徴を有する。
請求項5に記載の近接検知式入力装置においては、前記第1操作支点部は前記接触検知部の上方に、前記接触検知部を押圧可能に配置され、前記接触検知部は上方から押圧されたときに前記検知信号を出力する、という特徴を有する。
請求項1の発明によれば、検知信号に応じた制御信号を出力することができるので、操作者の手首周辺部を上げ下ろしする程度の小さな動作で機器の動作の制御を行うことができる。例えば、制御信号に応じて入力モードが切り替わるように設定することで、操作部に対して手を大きく動かすことなく入力できるようにすることができる。したがって、意図せず操作体(指など)以外である掌の一部などが操作部に接触することを少なくできるため、誤入力しにくい近接検知式入力装置を提供できる、という効果を奏する。
請求項2の発明によれば、手首周辺部を上げ下ろしする程度の小さな動作で、表示装置における表示方法が切り替わる構成とした。例えば、手首周辺部を第1操作支点部から離すことで、表示装置における表示方法を、操作部に対して手を大きく動かさなくても入力がしやすい表示に切り替える設定とすることもできる。したがって、表示装置を用いた入力方法であっても、意図せず掌の一部などが操作部に接触することを少なくできるため、誤入力しにくい近接検知式入力装置を提供できる、という効果を奏する。
請求項3の発明によれば、操作者の手首周辺部を上げ下ろしする程度の小さな動作で、表示装置に表示される画像を、第1画像または第2画像に切り替えることができるので、操作部に対して手を大きく動かさなくても入力がしやすい画像を選択することができる。したがって、表示装置を用いた入力方法であっても、意図せず掌の一部などが操作部に接触することを少なくできるため、より誤入力しにくい近接検知式入力装置を提供できる、という効果を奏する。
請求項4の発明によれば、第2操作支点部を設け、操作者の肘周辺部を第2操作支持部に置いて操作できることから、操作者の手首周辺部を第1操作支点部から浮かせた状態で操作部を操作するときに肘を支点として腕を動かすことができることから、操作がしやすい。また、第1操作支点部の上面が第2操作支点部の上面よりも低く配置されていることから、操作者の手首周辺部を第1操作支点部から浮かせる動作が行いやすく、操作性の向上に繋がる。よって、操操作部に対して手を大きく動かさなくても入力操作がしやすくなる。したがって、意図せず掌の一部などが操作部に接触することも少なくでき、さらに誤入力しにくい近接検知式入力装置を提供できる、という効果を奏する。
請求項5の発明によれば、第1操作支点部を接触検知部の上方に、接触検知部を押圧可能に配置するとともに、接触検知部を、上方から押圧されたときに検知信号を出力する構成とすることで、操作者が第1操作支点部に手首周辺部を載置すると、第1操作支点部に荷重が加わり、第1操作支点部は接触検知部を押圧し、接触検知部は検知信号を出力する。よって、赤外線や可視光カメラを用いた検出に比べて、操作者が着用している衣服類による影響を受け難く、より確実に第1操作支点部に操作者の手首周辺部が載置されたことを検知できる、という効果を奏する。
以上より、本発明によれば、誤入力しにくい近接検知式入力装置を提供することができる。
第1実施形態における近接検知式入力装置100の構成を示す模式図である。 図1に示すX1方向側から見た状態の近接検知式入力装置100を示す模式図である。 第1実施形態における第1操作支点部4および接触検知部5の示す模式断面図であり、図3(a)は手首周辺部WRが載置されていない状態の第1操作支点部4および接触検知部5の示す模式断面図であり、図3(b)は第1操作支点部4に手首周辺部WRが載置された状態の第1操作支点部4および接触検知部5の示す模式断面図である。 第1実施形態における表示装置6に表示する画像の切り替え時の制御の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態における第1画像IM1および第2画像IM2が表示された表示装置6を例示した図であり、図5(a)は第1画像IM1が表示された表示装置6を例示した図であり、図5(b)は第2画像IM2が表示された表示装置6を例示した図である。 特許文献1に記載の入力補助具900の構成を示す模式断面図である。
[第1実施形態]
以下に第1実施形態における近接検知式入力装置について説明する。
まず始めに第1実施形態における近接検知式入力装置100の構成について図1ないし図3を用いて説明する。図1は第1実施形態における近接検知式入力装置100の構成を示す模式図である。図2は図1に示すX1方向側から見た状態の近接検知式入力装置100を示す模式図である。図3は第1実施形態における第1操作支点部4および接触検知部5の示す模式断面図であり、図3(a)は手首周辺部WRが載置されていない状態の第1操作支点部4および接触検知部5の示す模式断面図であり、図3(b)は第1操作支点部4に手首周辺部WRが載置された状態の第1操作支点部4および接触検知部5の示す模式断面図である。
近接検知式入力装置100は、図1および図2に示すように、操作部1と、操作検知部2と、制御部3と、第1操作支点部4と、接触検知部5と、表示装置6と、第2操作支点部7と、を備え、各種機器の筐体BDにそれぞれ配設されている。
表示装置6は、第1実施形態においては、液晶ディスプレイであり、長方形状に形成され、各種画像を表示可能な表示面6aを備えている。
操作部1は、光を透過する合成樹脂材の板材からなり、表示装置6の表示面6aを覆うことのできる大きさに形成されている。なお、操作部1はシート状に形成された合成樹脂材を用いて形成しても良い。
操作検知部2は光を透過する合成樹脂材からなり、シート状に形成されている。操作検知部2は、表示装置6の表示面6aを覆うことのできる大きさに形成された検出センサ部2aを備えている。操作検知部2は、検出センサ部2aにおける静電容量の変化を検知することができる。
なお、第1実施形態においては、操作部1を操作検知部2の上に重ねて配置するとともに、一体に形成されて操作パネル10を構成している。操作部1に操作体OB(操作者の指やスタイラスペンなど)が近接、または接触することで、操作検知部2の検出センサ部2aにおける静電容量が変化し、その静電容量の変化を検出センサ部2aが検出することで、操作検知部2は操作部1に対する入力操作を検知する。このようにして、操作パネル10は、操作体OBを、操作部1に近接、または接触させることで、入力操作が可能である。なお、以降の説明においては、操作体OBを操作部1に接触させた場合についてのみ記載するが、近接させた場合においても同様のことが言える。
また、第1実施形態においては、表示装置6の表示面6aと操作部1とで操作検知部2を挟み込むように、操作パネル10(操作部1と操作検知部2)は表示面6a上に配置されている。また、操作パネル10は光を透過する材料からなるため、操作者は操作パネル10を介して表示面6aに表示された画像を見ることができる。このように操作パネル10と表示装置6とを配置することで、表示面6aにアイコンのような画像を表示し、操作パネル10を介して操作体OBを画像に接触させることで入力操作が可能である。すなわち、画像を介して、かつ画像に則した入力操作が可能である。例えば、表示面6aに、『YES』と書かれたアイコンと、『NO』と書かれたアイコンとを表示させる。そのとき、『YES』と書かれたアイコンに操作体OBを接触させるとともに、『YES』と書かれたアイコンの上方に位置する部分において操作体OBの接触に応じて静電容量を変化させることで、『YES』を選択するという入力操作を行うことができる。
制御部3は、いわゆるCPU(Central Processing Unit、中央処理装置)であり、操作部1に対する入力操作に対応して制御信号CSを出力し、対象となる機器の動作を制御する。
第1操作支点部4は合成樹脂材からなり、操作者の手首周辺部WRを載置可能な大きさに形成されるとともに、円柱状に形成されている。なお、第1操作支点部4は直方体状などのように円柱状以外の形状であっても良い。
第2操作支点部7は合成樹脂材からなり、操作者の肘周辺部ELを載置可能な大きさに形成されるとともに、円柱状に形成されている。なお、第2操作支点部7は直方体状などのように円柱状以外の形状であっても良い。
接触検知部5は、いわゆるプッシュ操作型のスイッチ装置である。接触検知部5は、図3に示すように、直方体状に形成されたスイッチ部5aと、スイッチ部5aに、上方(Z1方向)へ突出するとともに、上下方向(Z1−Z2方向)へ移動可能に保持されたボタン部5bとを備えている。なお、ボタン部5bは付勢部材により上方へ付勢されており、第1操作支点部4を重ねて配置したとしても、第1操作支点部4を上方へ持ち上げるだけの付勢力を有している。接触検知部5は、スイッチ部5aの内部に回路を有し、ボタン部5bを付勢部材に抗して上下動させることで、スイッチ部5aの回路の電気的接続を切り換えることができる。
次に近接検知式入力装置100の構造について図1ないし図3を用いて説明する。
表示装置6の表示面6a上に重ねて配置された操作パネル10(操作部1と操作検知部2)は、図1および図2に示すように、筐体BDの上面(Z1方向側の面)に操作部1を露出させた状態で、筐体BDに支持されている。第1操作支点部4は、操作部1の近傍(Y2方向側)に、筐体BDの上面から突出して設けられている。また、図3に示すように、第1操作支点部4の下方には、接触検知部5が配置されており、第1操作支点部4は接触検知部5のボタン部5bに接触し、上方へ押し上げられている。なお、第1操作支点部4は、接触検知部5の付勢力に抗して下方(Z2方向)へ移動可能に保持されている。すなわち、第1操作支点部4は接触検知部5の上方に、接触検知部5を押圧可能に配置されている。また、第2操作支点部7は、第1操作支点部4を挟んで操作部1に対向する側(第1操作支点部4のY2方向側)に、第1操作支点部4から離間した位置に配置されている。このように第1操作支点部4および第2操作支点部7が配置されたとき、第1操作支点部4の上面は第2操作支点部7の上面よりも低い位置となるように形成されている。また、制御部3は、図2に示すように、筐体BDの内部に収納され、操作検知部2、接触検知部5、表示装置6にそれぞれ配線により接続されている。
次に近接検知式入力装置100の動作について図1ないし図5を用いて説明する。図4は第1実施形態における表示装置6に表示する画像の切り替え時の制御の流れを示すフローチャートである。図5は第1実施形態における第1画像IM1および第2画像IM2が表示された表示装置6を例示した図であり、図5(a)は第1画像IM1が表示された表示装置6を例示した図であり、図5(b)は第2画像IM2が表示された表示装置6を例示した図である。
近接検知式入力装置100は図1および図2に示すように、第1操作支点部4に操作者の手首周辺部WRを載置した状態、および第2操作支点部7に操作者の肘周辺部ELを載置した状態で入力操作を行うことができる。第1操作支点部4に操作者の手首周辺部WRが載置されていない場合には、図3(a)に示すように、第1操作支点部4は接触検知部5により上方へ押し上げられた状態である。第1操作支点部4に操作者の手首周辺部WRが載置された場合には、図3(b)に示すように、第1操作支点部4は接触検知部5の付勢力に抗して下方(Z2方向)へ押し下げられる。第1操作支点部4が押し下げられるにともない、接触検知部5のボタン部5bは押圧操作され、スイッチ部5aの内部に形成された回路の電気的接続が切り替わる。このように、接触検知部5の内部に形成された回路の電気的接続が切り替わることで、第1操作支点部4に操作者の手首周辺部WRが載置されているのか、載置されていないのかを検知することができる。このように、接触検知部5は上方から押圧されたときに、回路の電気的接続が切り替えることで検知信号DSを出力する。
また、第1操作支点部4に操作者の手首周辺部WRが載置されている場合と、載置されていない場合とで、表示方法DMが切り替わり、表示装置6の表示面6aに表示される画像の切り替えが行われる。図4に示すように、表示装置6に画像を表示する際には、先ず始めに、表示装置6は第1画像IM1を表示する(ステップS1)。その後、第1操作支点部4に手首周辺部WRが載置されているか確認を行う(ステップS2)。第1操作支点部4に操作者の手首周辺部WRが載置されていない場合、すなわち、接触検知部5が第1操作支点部4に操作者の手首周辺部WRが接触したことを検知していない場合には、制御部3に対して、接触検知部5は検知信号DSを出力しない(ステップS3)。検知信号DSの出力がない場合には、検知信号DSの出力が無いことに応じて、制御部3は表示装置6に第1画像IM1を表示させる制御信号CSである第1制御信号CS1を、表示装置6に対して出力する(ステップS4)。第1制御信号CS1を受信した表示装置6は、引き続き第1画像IM1を表示する(ステップS5)。その後、継続して表示装置6に画像を表示するか、やめるかの判断を行う(ステップS9)。継続して表示装置6に画像を表示する場合には、ステップS2に戻り、ステップS2ないしステップS9の処理が行われ、表示装置6への画像の表示をやめる場合には、画像の表示が終了となる。また、ステップS2において、第1操作支点部4に操作者の手首周辺部WRが載置された場合、すなわち、接触検知部5が第1操作支点部4に操作者の手首周辺部WRが接触したことを検知した場合には、制御部3に対して、接触検知部5は検知信号DSを出力する(ステップS6)。検知信号DSを受信した場合には、検知信号DSに応じて、制御部3は表示装置6に第1画像IM1の一部を拡大して示した第2画像IM2を表示させる制御信号CSである第2制御信号CS2を出力する(ステップS7)。なお、第2画像IM2は、例えば、図5(a)に示す第1画像IM1の一部(A部)を、図5(b)に示すように拡大して表示した画像である。第2制御信号CS2を受信した表示装置6は、図4に示すように、第2画像IM2を表示する(ステップS8)。その後、継続して表示装置6に画像を表示するか、やめるかの判断を行う(ステップS9)。継続して表示装置6に画像を表示する場合には、ステップS2に戻り、ステップS2ないしステップS9の処理が行われ、表示装置6への画像の表示をやめる場合には、画像の表示が終了となる。このように、検知信号DSに応じて制御部3は制御信号CSを出力し、表示装置6における表示方法DMを切り替える。
ここで、手首周辺部WRが第1操作支点部4に載置されない際に第1画像IM1を表示させるようにすることで、第2操作支持部7に載置された肘周辺部ELを捜査の支点として第1画像IM1を操作することができる。いくつもある選択肢からおおよその位置を特定する、または、画面を大きくスクロールして目的とする位置の近傍を表示させるなどの、大きな動きに適した動作が可能となる。また、第1画像IM1でおおよその位置を表示させた後に手首周辺部WRを第1操作支持部4に載置することで、拡大された第2画像IM2を表示させるようにすると、第1操作支持部4に載置された手首周辺部WRを操作の支点として、第2画像IM2を操作することができるため、選択されたおおよその位置を拡大した第2画像IM2に対して正確かつ安定した入力操作が可能となる。
また、近接検知式入力装置100は、前述の通り、表示装置6の表示面6aに表示された、例えばアイコンのような画像を、操作パネル10を介して操作体OBを画像(第1画像IM1または第2画像IM2)に接触させることで、操作体OBが接触した画像に則した入力操作が可能である。例えば、操作パネル10に図5に示すような画像が表示されており、操作パネル10(操作部1)の『A』と表示されたアイコンIC1に対応する箇所に、操作体OBが接触した場合には、『A』という文字を、図示しない入力欄に入力されるものとする。操作パネル10のアイコンIC1が表示された位置に操作体OBが接触すると、アイコンIC1が表示された位置の静電容量が変化する。操作検知部2は、アイコンIC1が表示された位置の静電容量の変化を検知し、制御部3はアイコンIC1に操作体OBが接触したものと判断する。このような判断をした制御部3は、アイコンIC1に則した入力操作である、入力欄に『A』という文字を入力するよう、表示装置6を制御する制御信号CS(第3制御信号CS3とする)を出力する。第3制御信号CS3を受信した表示装置6は、入力欄に『A』という文字を表示させる。このように、操作パネル10(操作部1)に何らかの入力操作を受けると、静電容量が変化した箇所からどのような入力操作がされたかを制御部3が判断し、対象となる機器の動作を制御する制御信号CSを出力し、制御信号CSを受信した対象となる機器は、制御信号CSにしたがった動作を行う。
また、近接検知式入力装置100は、前述の通り、表示装置6に第1画像IM1と第2画像IM2とを切り替えて表示することができる。表示装置6に表示された画像が切り替わった場合には、それぞれの画像に合わせて、各種入力操作が行われたと判断される領域も変化する。例えば、表示装置6に表示される画像が、図5(a)に示す第1画像IM1から図5(b)に示す第2画像IM2に切り替わったとする。このとき、アイコンIC1が操作されたと認識される領域は、アイコンIC1が表示される大きさに合わせて切り替えが行われる。したがって、表示装置6に表示される画像が第1画像IM1であっても第2画像IM2であっても、同様の入力操作を行うことができる。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
本実施形態の近接検知式入力装置100では、操作体OBを近接、または接触させることで入力操作が可能な操作部1と、操作部1に対する入力操作を検知する操作検知部2と、操作部1に対する入力操作によって対象となる機器の動作を制御する制御信号CSを出力する制御部3と、操作部1の近傍に設けられるとともに、操作部1に対する操作時において操作者の手首周辺部WRを載置可能な第1操作支点部4と、を有した近接検知式入力装置であって、第1操作支点部4には、操作者の手首周辺部WRが載置されたことを検知して検知信号DSを出力する接触検知部5を有し、制御部3は、検知信号DSに応じた制御信号CSを出力する、構成とした。
これにより、検知信号DSに応じた制御信号CSを出力することができるので、操作者の手首周辺部WRを上げ下ろしする程度の小さな動作で機器の動作の制御を行うことができる。例えば、制御信号CSに応じて入力モードが切り替わるように設定することで、操作部1に対して手を大きく動かすことなく入力できるようにすることができる。したがって、意図せず操作体OB(指など)以外である掌の一部などが操作部1に接触することを少なくできるため、誤入力しにくい近接検知式入力装置を提供できる、という効果を奏する。
また、本実施形態の近接検知式入力装置100では、各種画像を表示可能な表示面6aを備えた表示装置6を有し、操作部1は、表示面6a上に配置されるとともに、画像を介して、かつ画像に則した入力操作が可能であり、制御部3は、検知信号DSに応じて制御信号CSを出力し、表示装置6における表示方法DMを切り替える、構成とした。
これにより、手首周辺部WRを上げ下ろしする程度の小さな動作で、表示装置6における表示方法DMが切り替わる構成とした。例えば、手首周辺部WRを第1操作支点部4から離すことで、表示装置6における表示方法DMを、操作部1に対して手を大きく動かさなくても入力がしやすい表示に切り替える設定とすることもできる。したがって、表示装置6を用いた入力方法であっても、意図せず掌の一部などが操作部1に接触することを少なくできるため、誤入力しにくい近接検知式入力装置を提供できる、という効果を奏する。
また、本実施形態の近接検知式入力装置100では、接触検知部5が第1操作支点部4に操作者の手首周辺部WRが接触したことを検知していない場合には、制御部3は表示装置6に第1画像IM1を表示させる第1制御信号CS1を出力し、接触検知部5が第1操作支点部4に操作者の手首周辺部WRが接触したことを検知した場合には、制御部3は表示装置6に第1画像IM1の一部を拡大して示した第2画像IM2を表示させる第2制御信号CS2を出力し、操作部1は、表示装置6に表示された第1画像IM1または第2画像IM2を操作することで、表示装置6に表示された画像に則した入力操作が可能である、構成とした。
これにより、操作者の手首周辺部WRを上げ下ろしする程度の小さな動作で、表示装置6に表示される画像を、第1画像IM1または第2画像IM2に切り替えることができるので、操作部1に対して手を大きく動かさなくても入力がしやすい画像を選択することができる。したがって、表示装置6を用いた入力方法であっても、意図せず掌の一部などが操作部1に接触することを少なくできるため、より誤入力しにくい近接検知式入力装置を提供できる、という効果を奏する。
また、本実施形態の近接検知式入力装置100では、第1操作支点部4を挟んで操作部1に対向する側には、操作者の肘周辺部ELを載置可能な第2操作支点部7を有し、第1操作支点部4の上面は第2操作支点部7の上面よりも低い位置となるように形成されている、構成とした。
これにより、第2操作支点部7を設け、操作者の肘周辺部ELを第2操作支持部に置いて操作できることから、操作者の手首周辺部WRを第1操作支点部4から浮かせた状態で操作部1を操作するときに肘を支点として腕を動かすことができることから、操作がしやすい。また、第1操作支点部4の上面が第2操作支点部7の上面よりも低く配置されていることから、操作者の手首周辺部WRを第1操作支点部4から浮かせる動作が行いやすく、操作性の向上に繋がる。よって、操作部1に対して手を大きく動かさなくても入力操作がしやすくなる。したがって、意図せず掌の一部などが操作部1に接触することを少なくできるため、さらに誤入力しにくい近接検知式入力装置を提供できる、という効果を奏する。また、自動車などに搭載され、空調調整、カーオーディオの操作などの操作装置として用いられ、センターコンソールに配置された場合には、操作部1への意図しない誤入力をしにくくなるだけでなく、他の操作装置への接触も少なくなるため、他の操作装置を誤操作することも少なくなり、より大きな効果が得られる。
また、本実施形態の近接検知式入力装置100では、第1操作支点部4は接触検知部5の上方に、接触検知部5を押圧可能に配置され、接触検知部5は上方から押圧されたときに検知信号DSを出力する、構成とした。
これにより、第1操作支点部4を接触検知部5の上方に、接触検知部5を押圧可能に配置するとともに、接触検知部5を、上方から押圧されたときに検知信号DSを出力する構成とすることで、操作者が第1操作支点部4に手首周辺部WRを載置すると、第1操作支点部4に荷重が加わり、第1操作支点部4は接触検知部5を押圧し、接触検知部5は検知信号DSを出力する。よって、赤外線や可視光カメラを用いた検出に比べて、操作者が着用している衣服類による影響を受け難く、より確実に第1操作支点部4に操作者の手首周辺部WRが載置されたことを検知できる、という効果を奏する。
以上のように、本発明の実施形態に係る近接検知式入力装置を具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
第1実施形態において、近接検知式入力装置100は第2操作支点部7を備えた構成としたが、第2操作支点部7がない構成であっても良い。
第1実施形態において、接触検知部5をスイッチ装置で構成したが、例えば圧力検出センサなどを用いてもよい。
第1実施形態において、第1操作支点部4と、接触検知部5と、を個別に形成し、接触検知部5の上方に第1操作支点部4を重ねて配置する構成としたが、第1実施形態における接触検知部5のボタン部5bと第1操作支点部4とを一体に形成しても良い。
第1実施形態において、操作パネル10(操作部1と操作検知部2)を表示装置6に重ねて配置し、操作パネル10を介して表示される画像に、操作パネル10を介して接触することで入力する構成としたが、表示装置6と操作パネル10とを離間した場所に配置しても良い。その際は、例えば、表示装置6にはカーソルを表示し、操作パネル10でカーソルを操作し、カーソルを介して画像に接触する構成など出会っても良い。このような構成にすることで、自動車などに搭載した場合に、大きく視線を動かす必要のない位置に表示装置6を配置するとともに、操作パネル10を大きく手や腕を動かす必要のない位置に配置することができ、運転中、停車中に関わらずより安全に入力操作を行える。
1 操作部
2 操作検知部
2a 検出センサ部
3 制御部
4 第1操作支点部
5 接触検知部
5a スイッチ部
5b ボタン部
6 表示装置
6a 表示面
7 第2操作支点部
10 操作パネル
100 近接検知式入力装置
BD 筐体
CS 制御信号
CS1 第1制御信号
CS2 第2制御信号
DM 表示方法
DS 検知信号
EL 肘周辺部
IM1 第1画像
IM2 第2画像
OB 操作体
WR 手首周辺部

Claims (5)

  1. 操作体を近接、または接触させることで入力操作が可能な操作部と、
    前記操作部に対する入力操作を検知する操作検知部と、
    前記操作部に対する入力操作によって対象となる機器の動作を制御する制御信号を出力する制御部と、
    前記操作部の近傍に設けられるとともに、前記操作部に対する操作時において操作者の手首周辺部を載置可能な第1操作支点部と、
    を有した近接検知式入力装置であって、
    前記第1操作支点部には、操作者の前記手首周辺部が載置されたことを検知して検知信号を出力する接触検知部を有し、
    前記制御部は、前記検知信号に応じた前記制御信号を出力することを特徴とする近接検知式入力装置。
  2. 各種画像を表示可能な表示面を備えた表示装置を有し、
    前記操作部は、前記表示面上に配置されるとともに、前記画像を介して、かつ前記画像に則した入力操作が可能であり、
    前記制御部は、前記検知信号に応じて前記制御信号を出力し、前記表示装置における表示方法を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の近接検知式入力装置。
  3. 前記接触検知部が前記第1操作支点部に操作者の前記手首周辺部が接触したことを検知していない場合には、前記制御部は前記表示装置に第1画像を表示させる第1制御信号を出力し、
    前記接触検知部が前記第1操作支点部に操作者の前記手首周辺部が接触したことを検知した場合には、前記制御部は表示装置に前記第1画像の一部を拡大して示した第2画像を表示させる第2制御信号を出力し、
    前記操作部は、前記表示装置に表示された前記第1画像または前記第2画像を操作することで、前記表示装置に表示された画像に則した入力操作が可能であることを特徴とする請求項2に記載の近接検知式入力装置。
  4. 前記第1操作支点部を挟んで前記操作部に対向する側には、操作者の肘周辺部を載置可能な第2操作支点部を有し、
    前記第1操作支点部の上面は前記第2操作支点部の上面よりも低い位置となるように形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の近接検知式入力装置。
  5. 前記第1操作支点部は前記接触検知部の上方に、前記接触検知部を押圧可能に配置され、
    前記接触検知部は上方から押圧されたときに前記検知信号を出力する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の近接検知式入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019146072A1 (ja) * 2018-01-26 2019-08-01 三菱電機株式会社 入力制御装置、入力装置、及び、入力制御方法

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