JP2011221676A - 情報提示装置、触覚提示方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】簡素な構成でユーザに触覚を提示することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、触覚提示方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】交流電圧が印加される導電層102と、導電層102を覆い、接地電位に設定されたユーザの体の一部が触れる絶縁層103と、導電層102及び絶縁層103からなる積層構造と一体又は別体に配置され、情報を表示する表示部109と、を備える。かかる構成により、ユーザの体の一部が絶縁層103に触れた状態でその位置が移動すると、導電層102に印加された交流電圧によりユーザの触覚を提示することが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】交流電圧が印加される導電層102と、導電層102を覆い、接地電位に設定されたユーザの体の一部が触れる絶縁層103と、導電層102及び絶縁層103からなる積層構造と一体又は別体に配置され、情報を表示する表示部109と、を備える。かかる構成により、ユーザの体の一部が絶縁層103に触れた状態でその位置が移動すると、導電層102に印加された交流電圧によりユーザの触覚を提示することが可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報提示装置、触覚提示方法及びプログラムに関する。
従来、下記の特許文献1に記載されているように、タッチパネルを利用したディスプレイにおいて、圧電アクチュエータによりユーザに触覚を与える装置が知られている。
しかしながら、上記文献に記載された技術は、圧電アクチュエータにより触覚を与えるため、装置の構成が複雑になるとともに、製造コストが増大する問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、簡素な構成でユーザに触覚を提示することが可能な、新規かつ改良された情報提示装置、触覚提示方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、交流電圧が印加される導電層と、前記導電層を覆い、接地電位に設定されたユーザの体の一部が触れた際に触覚を提示する絶縁層と、を備える、情報提示装置が提供される。
また、前記導電層及び前記絶縁層からなる積層構造と一体又は別体に配置され、情報を表示する表示部を更に備えるものであってもよい。
また、前記絶縁層上での前記ユーザの体の一部の位置を検出する位置センサを備えるものであってもよい。
また、前記位置センサは、前記絶縁層にユーザの体の一部が接近または接触した際に、前記導電層に生じる静電容量の変化に基づいて、前記ユーザの体の一部の位置を検出するものであってもよい。
また、前記導電層に印加される交流電圧の振幅または周波数を制御する電圧制御部を備えるものであってもよい。
また、前記絶縁層上での前記ユーザの体の一部の位置を検出する位置センサと、前記ユーザの体の一部の位置に基づいて、前記導電層に印加される交流電圧の振幅または周波数を制御する電圧制御部と、を備えるものであってもよい。
また、前記導電層及び前記絶縁層からなる積層構造は、透明な材料から構成され、前記表示部の表示面を覆うように配置されるものであってもよい。
また、前記位置センサは、光学的な検出により前記ユーザの体の一部の位置を検出するものであってもよい。
また、前記ユーザの体の一部が前記絶縁層に接触した際に、押圧力を検出する感圧センサを備えるものであってもよい。
また、前記導電層及び前記絶縁層からなる積層構造は、2次元方向に広がる平面状に形成されるものであってもよい。
また、前記導電層及び前記絶縁層からなる積層構造は、1次元方向に延びる帯状または線状に形成されるものであってもよい。
また、前記導電層及び前記絶縁層からなる積層構造は、変形可能な材料から構成されるものであってもよい。
また、接地電位が印加される電極部を備え、前記ユーザの電位が前記電極部の接地電位と共通に設定されるものであってもよい。
また、少なくとも前記表示部を駆動するためのバッテリーを備え、前記ユーザの体に前記バッテリーの接地電極が接続されるものであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、導電層と、前記導電層を覆い、接地電位に設定されたユーザの体の一部が触れる絶縁層と、を備える情報提示装置における触覚提示方法であって、前記導電層に交流電圧を印加するステップと、前記絶縁層上での前記ユーザの体の一部の位置を検出するステップと、前記ユーザの体の一部の位置に基づいて、前記導電層に印加される交流電圧の振幅または周波数を制御するステップと、を備える、触覚提示方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、導電層と、前記導電層を覆い、接地電位に設定されたユーザの体の一部が触れる絶縁層と、前記導電層及び前記絶縁層からなる積層構造と一体又は別体に配置され、情報を表示する表示部と、を備える情報提示装置における触覚提示方法であって、前記導電層に交流電圧を印加するステップと、前記絶縁層上での前記ユーザの体の一部の位置を検出するステップと、前記ユーザの体の一部の位置に基づいて、前記導電層に印加される交流電圧の振幅または周波数を制御するステップと、を備える、触覚提示方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、導電層と、前記導電層を覆い、接地電位に設定されたユーザの体の一部が触れる絶縁層と、を備える情報提示装置におけるプログラムであって、前記導電層に交流電圧を印加する手段、前記絶縁層上での前記ユーザの体の一部の位置を検出する手段、前記ユーザの体の一部の位置に基づいて、前記導電層に印加される交流電圧の振幅または周波数を制御する手段、としてコンピュータを機能させるためのプログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、導電層と、前記導電層を覆い、接地電位に設定されたユーザの体の一部が触れる絶縁層と、前記導電層及び前記絶縁層からなる積層構造と一体又は別体に配置され、情報を表示する表示部と、を備える情報提示装置におけるプログラムであって、前記導電層に交流電圧を印加する手段、前記絶縁層上での前記ユーザの体の一部の位置を検出する手段、前記ユーザの体の一部の位置に基づいて、前記導電層に印加される交流電圧の振幅または周波数を制御する手段、としてコンピュータを機能させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、簡素な構成でユーザに触覚を提示することが可能な情報提示装置、触覚提示方法及びプログラムを提供することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.情報提示装置の構成例
2.触覚を生じさせるための主要構成
3.情報提示装置の具体的構成
4.触覚を生じさせるための主要構成を1次元方向に設けた例
5.映像投影システムの構成例
6.情報提示装置の外観の構成例
1.情報提示装置の構成例
2.触覚を生じさせるための主要構成
3.情報提示装置の具体的構成
4.触覚を生じさせるための主要構成を1次元方向に設けた例
5.映像投影システムの構成例
6.情報提示装置の外観の構成例
[1.情報提示装置の構成例]
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る情報提示装置10の概略構成について説明する。図1は、情報提示装置10の構成を模式的に示す図である。情報提示装置10は、一例として、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話などのモバイル機器、またはテレビ受像機などを操作するためのリモートコントローラ等の各種電子機器である。図1に示すように、本実施形態に係る情報提示装置10は、導電層102、絶縁層103、位置センサ104、各種センサ105、データ取得部106、制御部107、表示部109、スピーカ110、電圧制御部111、を有して構成される。表示部109は、液晶表示パネル等のパネルから構成され、ユーザインターフェースとなるアイコン108が表示されている。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る情報提示装置10の概略構成について説明する。図1は、情報提示装置10の構成を模式的に示す図である。情報提示装置10は、一例として、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話などのモバイル機器、またはテレビ受像機などを操作するためのリモートコントローラ等の各種電子機器である。図1に示すように、本実施形態に係る情報提示装置10は、導電層102、絶縁層103、位置センサ104、各種センサ105、データ取得部106、制御部107、表示部109、スピーカ110、電圧制御部111、を有して構成される。表示部109は、液晶表示パネル等のパネルから構成され、ユーザインターフェースとなるアイコン108が表示されている。
図1では、表示部109と、導電層102、絶縁層103、および位置センサ104とからなる積層構造とを分離して図示しているが、導電層102、絶縁層103、および位置センサ104からなる積層構造は、表示部109の表示画面上に積層されることができる。また、導電層102、絶縁像103、および位置センサ104からなる積層構造は、表示部109とは別の場所に設けられるものであってもよい。
位置センサ104は、例えばタッチパネル式のセンサであって、ユーザの指100の動き、指100の位置を検出する。本実施形態では、位置センサ104として静電容量を用いたものを例示するが、これに限定されるものではない。また、各種センサ105は、ユーザの指100による押圧力を検知する感圧センサ、チルト動作を検出するセンサなど、各種センサを含むものである。位置センサ104、または各種センサ105で取得された情報は、データ取得部106において取得され、更に制御部107へ送られる。
制御部107は、情報提示装置10の全体を制御する構成要素であり、マイクロプロセッサー、CPUなどの中央演算処理装置から構成される。制御部107は、位置センサ104、各種センサ105からの入力を計算し、アプリケーション、ユーザインタフェースの状態に応じて、表示部109に表示されるアイコン108、スピーカ110などのユーザインターフェースを制御する。具体的には、制御部107は、位置センサ104を用いたユーザによるタッチパネル操作、押圧操作等に基づいて、表示部109の表示内容を制御したり、スピーカー110による発音を制御する。
同時に、制御部107は、周期的な信号(交流電圧)を導電層102へ印加するように、電圧制御部111に対して指令を出す。電圧制御部111は、導電層102と接続されている。電圧制御部111は、制御部107の指令に基づいて、導電層102に交流電圧を印加する。この場合に、制御部107は、データ取得部106で取得された位置センサ104、各種センサ105からの入力に基づいて、交流電圧の振幅、周波数を制御する指令を電圧制御部111に対して送る。なお、図1に示す構成において、データ取得部106、電圧制御部111の構成は、制御部107に含めるようにしても良い。また、制御部107を機能させるためのプログラム(ソフトウェア)は、情報提示装置10が備えるメモリ(不図示)、または外部から接続されるメモリなどの記録媒体に格納されることができる。
ユーザの指100は、位置センサ104上を触れることによって、操作情報を入力する。ユーザが、位置センサ104の上を指100で触れると、位置センサ104が指100の位置を検出する。
ユーザの指100は、接地電位とされている。このため、ユーザの体には、接地電位にするための電極等が接続されている。また、導電層102は絶縁層103で覆われており、ユーザの指100は、導電層102には触れることがないように構成されている。ユーザの指100が接地電位にされた状態で、ユーザが絶縁層104上で指100の位置を移動させると、ユーザの指100には微小な振動のような触覚が感じられる。
[2.触覚を生じさせるための主要構成]
図2は、ユーザの指100に触覚を生じさせるための主要構成を示す模式図である。図2に示すように、導電層102上に絶縁層103を積層し、導電層102に交流電圧を印加する。一方、ユーザの指は接地電位とされる。この状態でユーザが絶縁層103上に指100を接触させながら指100の位置を移動させると、指100と絶縁膜103との間に摩擦力frにより、指100の動きに応じて絶縁膜103の表面と接している指100の皮膚が伸びる。この状態で、十分な電圧値の周期的な電圧(交流電圧)を導電層102に印加すると、指100とその下層に位置する導電層102との間に引力feが生じ、摩擦力frが増大する。引力feの振幅は、電圧値に応じて変化し、摩擦力frをも周期的に変化させる。この結果、指100は、摩擦力frが大きな時は、絶縁層103に接している指100の先端部が絶縁層103に固着するため、皮膚が伸び、摩擦力frが小さな時は前記先端部が絶縁層103の表面を滑るため皮膚の伸びが回復するような、所謂スティックスリップ状態となり、ユーザには振動として触覚が感じられる。この触覚は、電圧制御部111から導電層102に印加する信号204(交流電圧)の振幅と周波数を制御することによって制御可能である。交流電圧の振幅と周波数を制御することにより、摩擦力frが変化し、多くの異なる触覚によるインターフェースを生じさせることが可能である。
図2は、ユーザの指100に触覚を生じさせるための主要構成を示す模式図である。図2に示すように、導電層102上に絶縁層103を積層し、導電層102に交流電圧を印加する。一方、ユーザの指は接地電位とされる。この状態でユーザが絶縁層103上に指100を接触させながら指100の位置を移動させると、指100と絶縁膜103との間に摩擦力frにより、指100の動きに応じて絶縁膜103の表面と接している指100の皮膚が伸びる。この状態で、十分な電圧値の周期的な電圧(交流電圧)を導電層102に印加すると、指100とその下層に位置する導電層102との間に引力feが生じ、摩擦力frが増大する。引力feの振幅は、電圧値に応じて変化し、摩擦力frをも周期的に変化させる。この結果、指100は、摩擦力frが大きな時は、絶縁層103に接している指100の先端部が絶縁層103に固着するため、皮膚が伸び、摩擦力frが小さな時は前記先端部が絶縁層103の表面を滑るため皮膚の伸びが回復するような、所謂スティックスリップ状態となり、ユーザには振動として触覚が感じられる。この触覚は、電圧制御部111から導電層102に印加する信号204(交流電圧)の振幅と周波数を制御することによって制御可能である。交流電圧の振幅と周波数を制御することにより、摩擦力frが変化し、多くの異なる触覚によるインターフェースを生じさせることが可能である。
本実施形態では、この現象を利用して、ユーザによる入力操作、ユーザインタフェース、アプリケーションの現在の状態に応じて、ユーザに触覚を提示する振幅と周波数を制御して、触覚によりユーザに情報をフィードバックする。例えば、図2に示す構成が表示部109上に設けられている場合に、ユーザの指100が表示部109上で所定の位置に移動すると、ユーザに触覚を提示して、触覚により指100の位置を認識させる。
一例として、表示部109の特定の位置にアイコン108が表示されている場合に、ユーザの指100がアイコン108の上に位置した場合は、制御部107から電圧制御部111へ指令が出される。電圧制御部111は、この指令に基づいて、導電層102に交流電圧を印加してユーザの指100に触覚を提示する。これにより、ユーザは、表示画面を視認することなく、自身の指先100がアイコン108の上に位置していることを認識することができる。
また、電圧制御部111は、制御部107の指令に基づいて、ユーザの指100がアイコン108に近づくほど、交流電圧の振幅、または周波数が大きくなるように電圧を制御する。これにより、ユーザの指100には、アイコン108に近づくほど、より強い触覚が提示されることになり、ユーザは表示画面上で指100を移動させながら、指先がアイコン108に近づいているか否かを、触覚を通じて認識することができる。
なお、触覚の他にユーザに情報をフィードバックする際には、表示部109の表示画面での表示、スピーカ110による情報の発音を行うことができる。
[3.情報提示装置の具体的構成]
次に、本実施形態の情報提示装置10の具体的構成について説明する。図3は、液晶表示パネル等から構成される表示パネル302上にタッチパネル301を配置した例を示す模式図である。タッチパネル301は、静電容量式のものであり、下から順にガラスの薄板(ガラスシート)304、透明な導電層303、透明な絶縁層305が積層されて構成される。タッチパネル301は、その平面形状が例えば長方形、正方形などの矩形形状とされ、導電層303の4隅に電極が接続されている。ユーザの指100が絶縁層305上に触れると、導電層303との間で静電容量が変化し、ユーザの指100の位置に応じて各電極における静電容量が変化する。このため、各電極で検出される静電容量に応じて、ユーザの指100の位置を検出することができる。すなわち、タッチパネル301は、図1に示す位置センサ104に対応する。また、表示パネル302は、図1に示す表示部109に対応する。
次に、本実施形態の情報提示装置10の具体的構成について説明する。図3は、液晶表示パネル等から構成される表示パネル302上にタッチパネル301を配置した例を示す模式図である。タッチパネル301は、静電容量式のものであり、下から順にガラスの薄板(ガラスシート)304、透明な導電層303、透明な絶縁層305が積層されて構成される。タッチパネル301は、その平面形状が例えば長方形、正方形などの矩形形状とされ、導電層303の4隅に電極が接続されている。ユーザの指100が絶縁層305上に触れると、導電層303との間で静電容量が変化し、ユーザの指100の位置に応じて各電極における静電容量が変化する。このため、各電極で検出される静電容量に応じて、ユーザの指100の位置を検出することができる。すなわち、タッチパネル301は、図1に示す位置センサ104に対応する。また、表示パネル302は、図1に示す表示部109に対応する。
図8は、静電容量の変化に基づく指100の検出方法を詳細に示す模式図である。ここで、図8(a)は、導電層303にユーザの指100が接近している様子を側面から見た状態を示しており、図8(b)は斜め上方から見た状態を示している。図8(a)に示すように、タッチパネル301の導電層303の4つのコーナーには電極303aが設けられている。透明の導電層303に交流電圧を印加した状態で、ユーザーの指100がパネル表面を触れると、ユーザーの指100の先端と透明導電層300との間には、図8(a)に示すようなコンデンサー310で結合されていると考えることができる。このため、導電層303に印加された交流電圧は、電極303aから透明導電層303を通ってユーザーの指100へ流れる。
このとき、図8(b)に示すように、ユーザーの指100がタッチパネル301の導電層303上のある位置を触れている状態となる。そして、指100の位置と4つのコーナーに設けられている電極303aの間の各距離に応じて、透明電極の抵抗値(図8(b)中に示すr1〜r4)が変化する。このため、抵抗値r1〜r4の変化に応じて4つコーナーの各電極303aを流れる電流値が変化し、各電極303aを流れる電流値を測定することにより、指100が触れているタッチパネル301上の位置を検知することができる。
また、図3に示す構成において、導電層303は図1の導電層102に対応し、絶縁層305は図1の絶縁層103に対応する。導電層303には電圧制御部111が接続され、電圧制御部111により導電層303に交流電圧が印加される。これにより、図2で説明したように、ユーザがタッチパネル301の表面に指100を触れた状態で指100を移動させると、ユーザの指100に触覚を生じさせることができる。
制御部107は、タッチパネル301で検出されたユーザの指100の位置に応じて、電圧制御部111を制御する。制御部107は、表示パネル302に表示されるアイコン108の位置情報を取得し、タッチパネル301から得られるユーザの指100の位置情報に基づいて、電圧制御部111から導電層303に印加される交流電圧を制御する。これにより、上述したように、ユーザの指100の位置に応じて、ユーザの指100に生じる触覚情報を変化させることができる。
以上のように、静電容量式のタッチパネル301を用いた場合に、同一の導電層303を用いて、指100の位置検出と触覚のフィードバックの双方を行うことができる。これは、静電容量式のタッチパネル301による位置検出の際の周波数レンジが数100kHz程度であるのに対して、触覚をフィードバックするための周波数レンジが数100Hzと、オーダーが異なるためである。
図4は、情報提示装置10の具体的構成の他の例を示す模式図である。図4に示す例では、表示パネル302上に感圧センサ312が配置され、感圧センサ312上に図3で説明したタッチパネル301を配置している。すなわち、図4に示す例では、図3の構成に対して表示パネル302とタッチパネル301の間に感圧センサ312を介在させている。感圧センサ312は、例えば表示パネル302上の4隅に設けられるが、これに限定されるものではない。
図4に示す構成において、感圧センサ312は、図1に示す各種センサ105の1つに該当する。上述したように、ユーザの指がタッチパネル301の表面に触れると、タッチパネル301の導電層303との間の静電容量が変化し、ユーザの指100の位置に応じて導電層303の各電極で検出される静電容量が変化する。このため、各電極で検出される静電容量に応じて、ユーザの指100の位置を検出することができる。
また、図3と同様に、導電層303には電圧制御部111が接続され、電圧制御部111により導電層303に交流電圧が印加される。これにより、図2で説明したように、ユーザがタッチパネル301の表面に指100を触れた状態で指100を移動させると、ユーザの指100に触覚を生じさせることができる。
感圧センサ312は、ユーザの指100によってタッチパネル301が押された場合に、その押圧力を検地するセンサである。ユーザは、指100の触覚によって指先がアイコン108の上に位置しているか否かを認識し、指先がアイコン108の上に位置した場合は、アイコン108を押すことによってその機能を実現させる。この際、感圧センサ312は、ユーザによりアイコン108が押されたことを検知し、その情報を制御部107へ送る。これにより、制御部107は、アイコン108が押されたことを認識し、アイコン108が押された際に実行される所定の処理を実行する。ここで、アイコン108が押された際の処理としては、新たな表示画面の表示、画面のスクロール、アプリケーションの起動、など様々な処理を適用できる。
図3及び図4の例では、指100の位置を検出するためにタッチパネル301を用いているが、位置検出の手法はこれに限定されるものではなく、例えば光学式のセンサを用いてもよい。この場合、レーザ光による位置センサ、赤外線位置センサ、カメラ(画像処理)によるセンサ、またはこれに類する手法を用いることができる。
また、上述した例では、タッチパネル301の導電層303及び絶縁層305を透明な材料から構成し、表示パネル302上に重ねて設けられている構成を中心に説明したが、タッチパネル301は透明なものに限定されるものではない。例えば、ラップトップ型のパーソナルコンピュータで一般的なタッチパッドのように、非透明なタッチセンサを用い、タッチセンサを表示パネル302とは別の場所に設けても良い。この場合においても、上記と同様にタッチセンサの導電層に交流電圧を印加することで、ユーザの指100に触覚を提示することが可能である。
[4.触覚を生じさせるための主要構成を1次元方向に設けた例]
上述した例では、ユーザの指100が移動する方向として2次元の平面を想定したが、1次元の方向であっても良い。図5(A)は、ストリップ状の樹脂製シート等からなる絶縁層103の内部に、1次元方向に延在する導電層402を設けた例を示している。図5(A)において、絶縁層103には、指先の位置を検出する位置センサ403が設けられている。図1と同様に、指100は接地電位となっており、位置センサ403の出力は制御部107に送られる。また、導電層402には電圧制御部111から交流電圧が印加される。制御部107は、位置センサ403で検出されたユーザの指100の位置に応じて、電圧制御部111による導電層402への交流電圧の印加を制御する。ユーザが指100を導電層402に沿って移動させると、導電層402に印加された交流電圧によってユーザの指100の触覚が生じる。従って、2次元の位置センサを設けた場合と同様に、指100の位置を1次元の位置センサ403で検出することにより、指100の位置に応じて触覚を提示することが可能である。
上述した例では、ユーザの指100が移動する方向として2次元の平面を想定したが、1次元の方向であっても良い。図5(A)は、ストリップ状の樹脂製シート等からなる絶縁層103の内部に、1次元方向に延在する導電層402を設けた例を示している。図5(A)において、絶縁層103には、指先の位置を検出する位置センサ403が設けられている。図1と同様に、指100は接地電位となっており、位置センサ403の出力は制御部107に送られる。また、導電層402には電圧制御部111から交流電圧が印加される。制御部107は、位置センサ403で検出されたユーザの指100の位置に応じて、電圧制御部111による導電層402への交流電圧の印加を制御する。ユーザが指100を導電層402に沿って移動させると、導電層402に印加された交流電圧によってユーザの指100の触覚が生じる。従って、2次元の位置センサを設けた場合と同様に、指100の位置を1次元の位置センサ403で検出することにより、指100の位置に応じて触覚を提示することが可能である。
また、図5(B)及び図5(C)は、触覚を提示する構成を屈曲可能なワイヤ400から構成した例を示している。ユーザは、手の指100によってワイヤ400を保持し、ワイヤ400に沿って指100を移動させる。図5(C)に示すように、ワイヤ400は、導電層404と絶縁層405の2層構造により構成されている。ワイヤ400の絶縁層405の内部には1次元方向に延在する導電層404が設けられ、導電層404は絶縁層405によって覆われている。また、図1と同様に、指100は接地電位となっている。触覚を生じさせるための交流電圧は導電層404に印加され、ユーザが指100をワイヤ400に沿って移動させると、ユーザの指100に触覚が生じる。また、図5Cにおいて、絶縁層405には、指100の位置を検出する位置センサ406が設けられている。このような構成においても、指100の位置を位置センサ406で検出することにより、指100の位置に応じて触覚を提示することが可能である。
図5(A)、図5(B)、図5(C)の例においても、図4の場合と同様に感圧センサを設けても良い。ユーザがストリップ、またはワイヤ400を押した際に、感圧センサがこれを検知することにより、制御部107は、ボタン等の操作部材が操作された場合と同様に所定の処理を実行させることができる。
[5.映像投影システムの構成例]
図6は、本実施形態に係る映像投影システムを示す模式図である。図6の例では、プロジェクタ502により、垂直方向に延在するタッチセンサ501が設けられた壁面に画面が投影される。タッチセンサ501は、上述したタッチパネル301と同様に、ガラスシート304、導電層303、絶縁層305が積層されて構成されることができる。ユーザ500の指100がタッチセンサ501の表面の絶縁層305に触れると、導電層303との間で静電容量が変化し、ユーザ500の指100の位置に応じて導電層303の各電極504における静電容量が変化する。このため、各電極504で検出される静電容量に応じて、ユーザ500の指100の位置を検出することができる。
図6は、本実施形態に係る映像投影システムを示す模式図である。図6の例では、プロジェクタ502により、垂直方向に延在するタッチセンサ501が設けられた壁面に画面が投影される。タッチセンサ501は、上述したタッチパネル301と同様に、ガラスシート304、導電層303、絶縁層305が積層されて構成されることができる。ユーザ500の指100がタッチセンサ501の表面の絶縁層305に触れると、導電層303との間で静電容量が変化し、ユーザ500の指100の位置に応じて導電層303の各電極504における静電容量が変化する。このため、各電極504で検出される静電容量に応じて、ユーザ500の指100の位置を検出することができる。
ユーザ500の指100の位置の情報は、制御装置503に送られる。制御装置503は、ユーザ500の指100の位置に応じて電圧制御装置505に指令を出し、電圧制御装置505はユーザ500の指100の位置に応じた交流電圧をタッチセンサ501の導電層303に印加する。また、制御装置503は、ユーザ500の指100の位置に応じてプロジェクタ502に指令を出し、投影する画像を更新する。
タッチセンサ501が設けられた壁面の手前には、接地電位が印加されるパッド508が敷かれている。ユーザ500がパッド508の上に立つことで、ユーザの体が接地電位とされる。このような構成により、ユーザ500の指100の位置に応じて触覚を生じさせることができる。
図6の例においても、タッチセンサ501の代わりに、カメラで撮像した画像を画像処理することにより位置を検出するセンサ、レーザセンサ、赤外線センサ、または他の技術を用いて位置検出を行ってもよい。
[6.情報提示装置の外観の構成例]
図7は、本実施形態による情報提示装置10の外観の一例を示す斜視図である。一例として、情報提示装置10は、スマートフォンなどの携帯電話機能付き情報端末とすることができる。情報提示装置10の背面には、充電が可能な電池が配置されている。電池のマイナス電極は接地電位とされ、マイナス電極に接続された導電プレート150が情報提示装置10の背面に露出している。これにより、ユーザが情報提示装置10を保持すると、ユーザの手に導電プレート150が触れるため、ユーザを接地電位にすることができる。なお、ユーザを接地電位にするための構成は、様々な手法を採用することができ、情報提示装置10の接地電位をユーザに接続することは必須ではない。例えば、情報提示装置10が室内に配置される場合に、情報提示装置10とは直接関係しない、建物内の配管等の金属の構成要素をユーザに接続することによってユーザを接地電位としても良い。
図7は、本実施形態による情報提示装置10の外観の一例を示す斜視図である。一例として、情報提示装置10は、スマートフォンなどの携帯電話機能付き情報端末とすることができる。情報提示装置10の背面には、充電が可能な電池が配置されている。電池のマイナス電極は接地電位とされ、マイナス電極に接続された導電プレート150が情報提示装置10の背面に露出している。これにより、ユーザが情報提示装置10を保持すると、ユーザの手に導電プレート150が触れるため、ユーザを接地電位にすることができる。なお、ユーザを接地電位にするための構成は、様々な手法を採用することができ、情報提示装置10の接地電位をユーザに接続することは必須ではない。例えば、情報提示装置10が室内に配置される場合に、情報提示装置10とは直接関係しない、建物内の配管等の金属の構成要素をユーザに接続することによってユーザを接地電位としても良い。
なお、図1における導電層102は、導電材料を紙にプリントすることによって設けてもよい。この場合、紙面を絶縁層103として機能させるようにしても良い。また、導電層102は、布地面に構成しても良い。これにより、紙から構成されるアクセサリーや、衣服等から触覚を提示することができる。また、位置センサ104、各種センサ105を設けることによって、上述した構成を衣服として装着可能なコンピュータシステム、ユビキタス計算システム等に適用できる。また、衣服に導電層102を設けた場合、更に接地電位を衣服に設けてユーザの体と接触させることにより、ユーザを接地電位にすることができる。
以上説明したように本実施形態によれば、ユーザを接地電位とし、ユーザが絶縁層103上に触れた際に導電層102に交流電圧を印加するようにしたため、触覚を通じてユーザに情報を提供することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100 情報提示装置
102 導電層
103 絶縁層
109 表示部
102 導電層
103 絶縁層
109 表示部
Claims (18)
- 交流電圧が印加される導電層と、
前記導電層を覆い、接地電位に設定されたユーザの体の一部が触れた際に触覚を提示する絶縁層と、
を備える、情報提示装置。 - 前記導電層及び前記絶縁層からなる積層構造と一体又は別体に配置され、情報を表示する表示部を更に備える、請求項1に記載の情報提示装置。
- 前記絶縁層上での前記ユーザの体の一部の位置を検出する位置センサを備える、請求項1に記載の情報提示装置。
- 前記位置センサは、前記絶縁層にユーザの体の一部が接近または接触した際に、前記導電層に生じる静電容量の変化に基づいて、前記ユーザの体の一部の位置を検出する、請求項3に記載の情報提示装置。
- 前記導電層に印加される交流電圧の振幅または周波数を制御する電圧制御部を備える、請求項1に記載の情報提示装置。
- 前記絶縁層上での前記ユーザの体の一部の位置を検出する位置センサと、
前記ユーザの体の一部の位置に基づいて、前記導電層に印加される交流電圧の振幅または周波数を制御する電圧制御部と、
を備える、請求項1に記載の情報提示装置。 - 前記導電層及び前記絶縁層からなる積層構造は、透明な材料から構成され、前記表示部の表示面を覆うように配置される、請求項1に記載の情報提示装置。
- 前記位置センサは、光学的な検出により前記ユーザの体の一部の位置を検出する、請求項3に記載の情報提示装置。
- 前記ユーザの体の一部が前記絶縁層に接触した際に、押圧力を検出する感圧センサを備える、請求項1に記載の情報提示装置。
- 前記導電層及び前記絶縁層からなる積層構造は、2次元方向に広がる平面状に形成される、請求項1に記載の情報提示装置。
- 前記導電層及び前記絶縁層からなる積層構造は、1次元方向に延びる帯状または線状に形成される、請求項1に記載の情報提示装置。
- 前記導電層及び前記絶縁層からなる積層構造は、変形可能な材料から構成される、請求項1に記載の情報提示装置。
- 接地電位が印加される電極部を備え、前記ユーザの電位が前記電極部の接地電位と共通に設定される、請求項1に記載の情報提示装置。
- 少なくとも前記表示部を駆動するためのバッテリーを備え、前記ユーザの体に前記バッテリーの接地電極が接続される、請求項1に記載の情報提示装置。
- 導電層と、前記導電層を覆い、接地電位に設定されたユーザの体の一部が触れる絶縁層と、を備える情報提示装置における触覚提示方法であって、
前記導電層に交流電圧を印加するステップと、
前記絶縁層上での前記ユーザの体の一部の位置を検出するステップと、
前記ユーザの体の一部の位置に基づいて、前記導電層に印加される交流電圧の振幅または周波数を制御するステップと、
を備える、触覚提示方法。 - 導電層と、前記導電層を覆い、接地電位に設定されたユーザの体の一部が触れる絶縁層と、前記導電層及び前記絶縁層からなる積層構造と一体又は別体に配置され、情報を表示する表示部と、を備える情報提示装置における触覚提示方法であって、
前記導電層に交流電圧を印加するステップと、
前記絶縁層上での前記ユーザの体の一部の位置を検出するステップと、
前記ユーザの体の一部の位置に基づいて、前記導電層に印加される交流電圧の振幅または周波数を制御するステップと、
を備える、触覚提示方法。 - 導電層と、前記導電層を覆い、接地電位に設定されたユーザの体の一部が触れる絶縁層と、を備える情報提示装置におけるプログラムであって、
前記導電層に交流電圧を印加する手段、
前記絶縁層上での前記ユーザの体の一部の位置を検出する手段、
前記ユーザの体の一部の位置に基づいて、前記導電層に印加される交流電圧の振幅または周波数を制御する手段、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。 - 導電層と、前記導電層を覆い、接地電位に設定されたユーザの体の一部が触れる絶縁層と、前記導電層及び前記絶縁層からなる積層構造と一体又は別体に配置され、情報を表示する表示部と、を備える情報提示装置におけるプログラムであって、
前記導電層に交流電圧を印加する手段、
前記絶縁層上での前記ユーザの体の一部の位置を検出する手段、
前記ユーザの体の一部の位置に基づいて、前記導電層に印加される交流電圧の振幅または周波数を制御する手段、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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