JPH06188182A - 荷電ビーム照射方法及び装置 - Google Patents

荷電ビーム照射方法及び装置

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JPH06188182A
JPH06188182A JP34009492A JP34009492A JPH06188182A JP H06188182 A JPH06188182 A JP H06188182A JP 34009492 A JP34009492 A JP 34009492A JP 34009492 A JP34009492 A JP 34009492A JP H06188182 A JPH06188182 A JP H06188182A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 鏡筒の真空容器1内にはその構成部品である
ビーム収束用電磁コイル2と整形アパーチャ3が取り付
けられており、外部には洗浄用ガス導入系4が設けられ
ている。洗浄用ガス導入系4には洗浄用ガス導入系4よ
り真空容器1の内部へ洗浄用ガスを導入するノズル5が
接続されている。ノズル5は整形アパーチャ3上の電子
ビーム8の被照射領域6に局所的に吹き付け可能な開口
部7を有している。ビーム照射と同時に、洗浄用ガス導
入系4でO2 ガスを高周波放電によって活性化し、その
結果発生する原子状酸素O* をノズル5により導入し、
堆積物が付きやすい電子ビーム照射領域6に局所的に吹
き付ける。 【効果】 荷電ビーム照射装置内の汚染された部品、内
壁、及び狭い隙間の内部を、他の部品を損傷せずに洗浄
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造時に
用いられる荷電ビーム照射方法及び装置に関し、特に電
子照射によって堆積する汚染物を除去することができる
荷電ビーム照射方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】荷電ビーム照射装置においては、電子の
照射により炭化水素系堆積物が装置内の部品等に付着す
ることが問題となっている。この堆積物は電子ビームを
用いる電子ビーム露光装置や各種分析装置のみならずイ
オンビーム照射装置においても、イオンビーム照射の際
発生する二次電子等によっても付着する。
【0003】炭化水素系堆積物はチャージアップの原因
となるため、大きな問題となっていた。例えば、電子ビ
ーム露光装置においてはチャージアップはビームドリフ
トの原因になるので露光精度に直接係わるものである。
【0004】従来は、問題になる程度のドリフトが生じ
た時点で真空容器を大気開放し、鏡筒を分解し、清浄な
部品と交換していた。しかしながら、電子ビーム露光装
置の鏡筒は極めて複雑に構成され、かつ高精度で組み立
てられているので、前記鏡筒を構成する部品の交換には
多大の労力と時間を要する。
【0005】その結果、運転が中断する時間が増え、装
置の使用効率が大幅に低下するという問題が生じてい
た。
【0006】上記した問題を解決する方法及び装置とし
て、堆積物と反応して揮発性の化合物を形成すべく選択
された反応性ガスを真空容器内に導入しその揮発性の化
合物を真空容器から除去する方法及び装置がある(特開
昭60−77340号公報、特開平4−94524号公
報参照)。
【0007】しかし、これら方法及び装置では真空容器
内全域に反応性ガスが充満するため、最も厚く堆積して
いるところを完全に除去するためには洗浄不要な部品ま
でも長時間反応性ガスにさらす結果になる。
【0008】電子ビーム露光装置等の場合、汚染はビー
ム軌道近傍に集中的に生じるものであり、このような方
式は無駄である。一方、真空容器内には様々な材質の部
品やリード線などがあるため、必要以上に反応性ガスを
導入すると、表面が酸化される等の欠点があった。
【0009】別の欠点として、荷電ビーム照射装置内の
狭い隙間の奥に反応性ガスを供給して洗浄を行おうとし
ても、途中で消費されたり、壁と衝突をして失活してし
まう。このため、静電偏向レンズの内部や細長いスリー
ブ等の筒形状の部品の内部を洗浄するのは困難であっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の荷電ビーム照射
方法及び装置では、真空容器内全域に反応性ガスが充満
するため、洗浄不要な部品までも反応性ガスにさらさ
れ、表面が酸化されたり、狭い隙間を洗浄するのが困難
であるという問題があった。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、洗浄が不必要な他部品を損傷することなく、真
空容器に付着した汚染物のみを除去する事ができ、さら
に狭い隙間を洗浄可能な荷電ビーム照射方法及び装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した問題を解決する
ため、本発明の荷電ビーム照射方法は、荷電ビーム照射
装置の鏡筒内に設けられている該鏡筒の構成部品あるい
は該鏡筒の真空容器の内壁に付着した汚染物に、この汚
染物と反応して揮発性の化合物を形成する洗浄用ガス
を、該真空容器内圧力よりも高圧力で局所的に吹き付
け、前記汚染物を除去する工程を含むことを特徴として
いる。
【0013】あるいは本発明の荷電ビーム照射方法は、
荷電ビーム照射装置の鏡筒内に設けられている該鏡筒の
構成部品あるいは該鏡筒の真空容器の内壁の汚染物が付
着する領域に、汚染物と反応して揮発性の化合物を形成
する洗浄用ガスを、該真空容器内圧力よりも高圧力で局
所的に荷電ビーム照射と同時に吹き付け、前記汚染物の
付着を防止する工程を含むことを特徴としている。
【0014】また、本発明の荷電ビーム照射装置は、鏡
筒の真空容器の外部に設けられ、該真空容器内部へ洗浄
用ガスを導入するガス導入手段と、該ガス導入手段と接
続され、該ガス導入手段より前記真空容器内部へ導入す
る洗浄用ガスを、該真空容器内の構成部品あるいは該真
空容器の内壁に付着した汚染物に、該真空容器内圧力よ
りも高圧力で局所的に吹き付け可能な開口部を有するノ
ズルとを具備している。
【0015】なお、本発明の荷電ビーム照射方法及び装
置において、真空容器の外部に該真空容器と隔離可能な
洗浄室を設け、汚染された構成部品を真空度を保ったま
ま前記洗浄室へ搬送し、該洗浄室で洗浄した後、再び前
記真空容器へ部品を搬送するようにしても良い。
【0016】また、前記ノズルの開口は、洗浄しようと
している狭い隙間の内部に向けられるか、あるいは挿入
されるのがよく、さらに外側が金属、内側が非金属であ
るのが理想的である。
【0017】
【作用】本発明においては、荷電ビーム照射装置の真空
容器内で、ノズルにより洗浄用ガスを汚染された部分に
局所的に吹き付けるので、汚染物は効率よく除去され、
かつ洗浄が不必要な部分は反応性ガスにほとんどさらさ
れない。
【0018】また本発明によれば、ノズルの先端を光学
系の静電偏向レンズやスリーブ等の狭い隙間の内部に挿
入し、洗浄ガスの活性種を失活させることなく奥まで十
分に供給する。
【0019】さらに本発明によれば、洗浄用ガスとして
放電により生成した活性種を用い、外側が金属、内側が
非金属であるノズルを用い電子ビームによるチャージア
ップを防止しながら活性種を失活させず、小流量の洗浄
ガスで効果的に洗浄することができる。
【0020】さらにまた、真空容器と隔離可能な洗浄室
を設ければ、汚染された部品を荷電ビーム照射装置の真
空容器内の真空度を保ったまま、真空容器に外部に設け
られた洗浄室へ搬送し、真空室と洗浄室間を離隔してか
ら洗浄室内で洗浄ガスを吹き付けて部品を洗浄できるの
で、汚染された部品以外の部分を反応性ガスに全くさら
すことなく洗浄できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明による荷電ビーム照射装置方法
及び装置の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0022】図1は本発明における荷電ビーム照射方法
及び装置の第1の実施例を説明するための鏡筒の一部の
断面図である。
【0023】第1の実施例では、鏡筒の構成部品である
整形アパーチャへの汚染を防止する方法を示す。
【0024】図1に示すように、鏡筒の真空容器1内に
は鏡筒の構成部品であるビーム収束用電磁コイル2と整
形アパーチャ3が取り付けられている。真空容器1の外
部には洗浄用ガス導入系4が設けられており、この洗浄
用ガス導入系4には洗浄用ガス導入系4より真空容器1
の内部へ洗浄用ガスを導入するノズル5が接続されてい
る。
【0025】ノズル5は、整形アパーチャ3上の電子ビ
ーム被照射領域6に局所的に吹き付け可能な開口部7を
有している。なお、8は照射される電子ビームを示して
いる。
【0026】まず、ビーム照射と同時に、洗浄用ガス導
入系4においてO2 ガスを高周波放電によって活性化
し、その結果発生する原子状酸素O* をノズル5により
導入、堆積物が付きやすい整形アパーチャ3の電子ビー
ム照射領域6に吹き付けた。
【0027】実験の結果、洗浄用ガス0.5sccmを
ノズル5から吹き付けることにより整形アパーチャ3上
でのガス圧力は10-3Torr程度になったが直ちに拡
散し、真空容器1内の他の場所での真空度は10-6To
rr台に保たれ、図示しない試料上の電子ビーム精度に
変化は認められなかった。
【0028】ノズル5を使用しない従来の方法、つま
り、真空容器壁から洗浄ガスの導入を行った場合は同程
度の汚染防止効果を得るためには洗浄ガスの流量を5s
ccmに増やして圧力10-3Torrで真空容器1内を
充満させる必要があり、特に洗浄ガス充満空間中の電子
ビーム軌道が長い場合は電子ビームの収束に影響するの
で望ましくなかった。
【0029】第1の実施例のようにして露光を行うこと
により整形アパーチャ3上に堆積物が全く付かなくなっ
た。
【0030】図2は、本発明における荷電ビーム照射方
法及び装置の第2の実施例を説明するための真空容器の
一部の断面図である。図2において、図1と同一の部分
には同一符号を付している。
【0031】第2の実施例では、光学系の静電偏向レン
ズ内部を洗浄する方法を示す。
【0032】図2に示すように、鏡筒の真空容器1内に
は鏡筒の構成部品であるビーム収束用電磁コイル2が取
り付けられ、ビーム照射の軌道上には静電偏向レンズ9
が配置されている。
【0033】真空容器1の外部には駆動装置10が設け
られ、駆動装置10には洗浄用ガス導入系4が接続され
ている。さらに駆動装置10には、洗浄用ガス導入系4
より駆動装置10を介して真空容器1の内部へ洗浄用ガ
スを導入するノズル5が接続されている。
【0034】ノズル5は、偏向レンズ9の開口部から狭
い内部に局所的に吹き付け可能な開口部7を有してい
る。
【0035】このノズル5は駆動装置10によって、洗
浄時にはその開口部7が偏向レンズ9の開口部に相対す
るように位置し(図中a)、電子ビーム照射時には電子
ビームの軌道から充分離れた位置bへと移動される。な
お、排気は下方向に行った。また、11は反射電子によ
る広範囲に及ぶ汚染物を示している本実施例において
は、電子ビーム露光装置を運転中、ノズル5の位置は待
機位置bとし、堆積物によるビームドリフト量が許容量
に近づいた時点で電子ビーム照射を停止し、駆動装置1
0によりノズル5を洗浄位置aへ移動した。
【0036】次に、洗浄用ガス導入系4においてO2
びCF4 ガスを高周波放電によって活性化し、その結果
発生するO* 及びF* をノズル5から、堆積物が付着し
た偏向レンズ9の上面及び内壁に吹き付けた。
【0037】ここで、図3に、内径4mmの細長いパイ
プ内部でのレジスト灰化速度分布を示す。横軸はパイプ
先端からの奥行き、縦軸はパイプ内部のレジスト灰化速
度である。
【0038】aはパイプを洗浄用ガスのO* 及びF*
均一に真空容器内に充満させた雰囲気中に置いた場合、
bは内径7ミリのノズルをパイプの先端上2ミリの位置
に置きガスを吹き付けた場合である。但し、いずれの場
合もガスの流量は一定とした。
【0039】ノズル5を使わない場合は全体的に灰化速
度が低く、しかもパイプ内部の奥行きに伴って低下して
いるが、ノズル5を用いた場合は灰化速度は非常に高
く、パイプの奥まで充分な灰化速度が保たれている。
【0040】このように、従来の方法では、偏向レンズ
9やスリーブ等の細長い形状をした部品の内部は先端の
開口部から遠くなる程、活性種の供給量が減少するため
上述のレジスト灰化速度のように堆積物の除去速度も遅
くなり、場合によっては全く除去されなかった。
【0041】第2の実施例のように、ノズル5を用いれ
ば方向性を持つ局所的に高い圧力で多量の洗浄ガスを汚
染箇所に供給できるため、少量の洗浄ガスで効率良く、
しかも他の部品にはほとんど影響なく細長い形状の内部
まで活性種を供給できる。
【0042】図4は、本発明における荷電ビーム照射方
法及び装置の第3の実施例を説明するための断面図であ
る。
【0043】第1及び第2の実施例では、共に真空容器
内で部品を洗浄する方法を示したが、第3の実施例では
真空容器の外部に設けられた洗浄室で部品を洗浄する方
法を示す。
【0044】図4に示すように、鏡筒の真空容器1の外
部に洗浄室12が設けられており、この洗浄室12は洗
浄ガス導入系4と、これに接続されたノズル5と、真空
室13と、真空室13と真空容器1とを隔離する離隔バ
ルブ14と、排気系15と、搬送機構16とから構成さ
れている。
【0045】洗浄ガス導入系4に接続されたノズル5の
先端が、真空室13に挿入されており、真空室13の下
部には真空室13を真空に保ったり、ノズル5より供給
された洗浄用ガスを排気するための排気系15が取り付
けられている。
【0046】搬送機構16には、真空室13と鏡筒の真
空容器1との間で整形アパーチャ3を搬送するアパーチ
ャ・ホルダー17が取り付けられている。整形アパーチ
ャ3は、このアパーチャ・ホルダー17に固定され、真
空が保たれたまま真空室13と真空容器1との間を搬送
される。
【0047】第3実施例によって、整形アパーチャ3の
洗浄を行うには、洗浄が必要になった時点で運転を停止
し、洗浄室13内の真空度を10-6Torr程度まで排
気系15で排気してから離隔バルブ14を開け、アパー
チャ3を洗浄室13内へ搬送する。
【0048】その後、離隔バルブ14を閉めて真空容器
1と洗浄室13を完全に離隔してから洗浄ガス導入系4
により洗浄用ガスを導入し、ノズル5でアパーチャ3に
吹き付けて洗浄を行う。
【0049】洗浄終了後、洗浄用ガスを排気系15で完
全に排気してからアパーチャ3を真空容器1内の定位置
へ戻す。
【0050】第3の実施例によれば、電子ビーム露光装
置の真空を保ち、真空容器1内に反応性ガスを導入しな
くても、他の部品に影響を与えること無く必要な部品の
洗浄を行うことができる。
【0051】以上、第1〜3の実施例で、本発明の荷電
ビーム照射方法及び装置を示したが、ノズルの形状は図
1,2,4に示した形状に限ること無く、形状や開口部
の大きさ・配置・数等は必要に応じて決定することがで
きる。
【0052】以下に、ノズル形状の例を示す。
【0053】図5は、図2で示した偏向レンズ9の内部
をさらに効率よく洗浄するためのノズル形状を示したも
のである。ノズル5の全長にわたって、開口部7が設け
られており、偏向レンズ9の内壁にまんべんなく活性種
を供給できる。
【0054】この場合の待機位置bから洗浄位置へのノ
ズル5の動きは、水平方向に位置aへ移動した後、下方
向へ移動することにより、偏向レンズ9の開口部7から
狭い隙間へ挿入される。
【0055】さらに、図2で示した反射電子による広範
囲に及ぶ汚染物11に対しては、図6に示すような、円
形のノズル5の円周上に設けられた複数個の開口部7、
あるいは図7に示すような、円形のノズル5の円周上に
設けられた円形の開口部7が、広範囲に洗浄ガスを供給
することができ、効果的である。
【0056】また、図8の断面図に示すように、ノズル
5の材質は、内面が非金属の石英管18でできており、
外面が金の薄膜19でめっきされているのが理想的であ
る。これにより、散乱電子よるノズル5のチャージアッ
プが防止され、全体が金属性のノズルに比べ、ノズル5
内を通る活性種が失活しにくくなり、より少ない洗浄ガ
ス量で効果が得られる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ノ
ズルを用いて洗浄用ガスを汚染物に高圧力で局所的に吹
き付けるようにしたので、荷電ビーム照射装置内の汚染
された部品、内壁、及び狭い隙間の内部を、他の部品を
損傷せずに洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における荷電ビーム照射方法及び装置の
第1の実施例を説明するための鏡筒の1部の断面図であ
る。
【図2】本発明における荷電ビーム照射方法及び装置の
第2の実施例を説明するための鏡筒の1部の断面図であ
る。
【図3】細長いパイプ内部でのレジスト灰化速度分布を
示す特性図である。
【図4】本発明における荷電ビーム照射方法及び装置の
第3の実施例を説明するための鏡筒の1部の断面図であ
る。
【図5】ノズルの形状の一例を示す図である。
【図6】ノズルの形状の一例を示す図である。
【図7】ノズルの形状の一例を示す図である。
【図8】ノズルの材質を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 鏡筒の真空容器 3 整形アパーチャ 4 洗浄用ガス導入系 5 ノズル 7 ノズル開口部 9 偏向レンズ 10 駆動装置 12 洗浄室 13 真空室 14 離隔バルブ 15 排気系 16 搬送機構 17 アパーチャ・ホルダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01J 37/305 9172−5E (72)発明者 岡野 晴雄 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝研究開発センター内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷電ビーム照射装置の鏡筒内に設けられ
    ている該鏡筒の構成部品あるいは該鏡筒の真空容器の内
    壁に付着した汚染物に、この汚染物と反応して揮発性の
    化合物を形成する洗浄用ガスを、前記真空容器内圧力よ
    りも高圧力で局所的に吹き付け、前記汚染物を除去する
    工程を含むことを特徴とする荷電ビーム照射方法。
  2. 【請求項2】 荷電ビーム照射装置の鏡筒内に設けられ
    ている該鏡筒の構成部品あるいは該鏡筒の真空容器の内
    壁の汚染物が付着する領域に、汚染物と反応して揮発性
    の化合物を形成する洗浄用ガスを、該真空容器内圧力よ
    りも高圧力で局所的に荷電ビーム照射と同時に吹き付
    け、前記汚染物の付着を防止する工程を含むことを特徴
    とする荷電ビーム照射方法。
  3. 【請求項3】 鏡筒の真空容器の外部に設けられ、該真
    空容器内部へ洗浄用ガスを導入するガス導入手段と、 該ガス導入手段と接続され、該ガス導入手段より前記真
    空容器内部へ導入する洗浄用ガスを、該真空容器内の構
    成部品あるいは該真空容器の内壁に付着した汚染物に、
    該真空容器内圧力よりも高圧力で局所的に吹き付け可能
    な開口部を有するノズルとを具備したことを特徴とする
    荷電ビーム照射装置。
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