JPH06187777A - シリアルアクセスメモリ - Google Patents

シリアルアクセスメモリ

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JPH06187777A
JPH06187777A JP4336014A JP33601492A JPH06187777A JP H06187777 A JPH06187777 A JP H06187777A JP 4336014 A JP4336014 A JP 4336014A JP 33601492 A JP33601492 A JP 33601492A JP H06187777 A JPH06187777 A JP H06187777A
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mosfet
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JP4336014A
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Inventor
Mitsuo Nakajima
満雄 中嶋
Masatoshi Koike
雅俊 小池
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリセルアレイでのデータ保持特性を向上
させる。 【構成】 入力端子17からのシリアルの入力データD
inはシリアル/パラレル変換回路1に供給され、10
ビットずつのパラレルデータに変換される。このパラレ
ルデータの各ビットはラッチ回路2にラッチされ、MO
SFET(M9)がオンしてメモリセルアレイ3の書込
みビット線wb0,wb1,……,wb9に転送され
る。しかる後、3MOS型メモリのMOSFET(M
1)がオンしてMOSFET(M2)のゲートに記憶さ
れる。そして、次に入力ラッチ回路2から書込みビット
線に転送が行なわれる期間、MOSFET(M10)が
オンして電源回路19Cの電圧が書込みビット線wb
0,wb1,……,wb9に印加され、これらを高い電
位に設定する。 【効果】 MOSFET(M2)のゲートに記憶された
ビットが“H”でも、これから書込みビット線にMOS
FET(M1)を介して放電することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルビデオ信号
等のデジタル信号の処理に適したシリアルアクセスメモ
リに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機やVTR等の高画質
化,多機能化を実現するために、ビデオ信号をデジタル
信号として処理することが行われており、このような信
号処理においては、多くのメモリが使用されている。こ
のような場合に用いられるメモリとしては、随時送られ
てくるビデオ信号を書込みながら遅延した信号を読み出
すことが必要であるため、入出力同時動作機能が不可欠
である。
【0003】これを実現するためのメモリとしては、一
例として、例えば、「テレビ技術」86’年6月号 p
p.28−P33に記載される論文「操作性に優れた画
像処理用高速ラインメモリー」の第8図に紹介されてい
るような、MOSFETを3個用いて構成したメモリセ
ル(以下、3MOS型メモリセルという)が知られてい
る。
【0004】図14はかかる3MOS型メモリセルを示
す回路図であって、100〜104は入力端子、105
は電源回路、106は出力端子、M1,M2,M3,M
100はN型のMOSFET、M101はP型のMOS
FET、wbは書込みビット線、rbは読出しビット
線、wwは書込みワード線、rwが読出しワード線であ
る。
【0005】同図において、3個のMOSFET(M
1),(M2),(M3)によって1個の3MOS型メ
モリセルが構成されている。ここでは、MOSFET
(M1)のソースとドレインのうちの一方が書込みビッ
ト線wbに、他方がMOSFET(M2)のゲートに夫
々接続されており、ゲートが書込みワード線wwに接続
されている。MOSFET(M2)のソース電極とドレ
インのうちの一方は接地され、他方はMOSFET(M
3)のソース電極とドレインのうちの一方に接続されて
いる。MOSFET(M3)のソース電極とドレインの
うちのMOSFET(M2)に接続されていない方は読
出しワード線rwに接続されている。かかる3MOS型
メモリセルが複数個i行j列で配列されている。
【0006】ここで、図示する3MOS型メモリセルが
m行(但し、mは0,1,……,i)上のn(但し、n
は0,1,……,j)番目のものとすると、入力端子1
00から入力データDinのi×j個のビット毎の{m
×j+(n+1)}番目のビット(以下、入力ビット
(Dmn)という)が入力されると、これと同期して入
力端子101から“H”のゲート信号WBが入力され、
MOSFET(M100)がオンする。そこで、入力デ
ータDinはバッファ107を通り、MOSFET(M
100)に供給されてその入力ビット(Dmn)が抽出
され、書込みビット線wbに供給される。これにより、
書込みビット線wbの電位はこの入力ビット(Dmn)
の“H”,“L”に応じたものとなる。そして、入力端
子103から“H”の書込み制御信号(WW)が入力さ
れ、MOSFET(M1)がオンして書込みビット線w
bの電位がMOSFET(M2)のゲートに保持され
る。
【0007】MOSFETのゲートとドレイン,ソース
及びバックゲートMOSFET(MOSFETが形成さ
れている基盤)との間には、集積回路の構造上、寄生容
量が形成され、MOSFET(M1)がオンし、書込み
ビット線wbの電位によってこの寄生容量が充放電する
ことにより、MOSFET(M2)のゲートに入力ビッ
ト(Dmn)が保持されるのである。
【0008】このようにして、入力ビット(Dmn)が
この3MOS型メモリセルに記憶されることになる。そ
して、かかる動作により、メモリセルアレイの各3MO
S型メモリセルに順次入力データのビットが記憶され
る。
【0009】かかる3MOS型メモリセルに記憶された
ビットを読み出す場合には、まず、入力端子104から
“L”のゲート信号RPCが入力され、MOSFET
(M101)をオン状態にする。これにより、読出しビ
ット線rbが電源回路105の電圧によって“H”に充
電される。
【0010】そして、入力端子102から“H”の読出
し制御信号RWが入力されてMOSFET(M3)がオ
ン状態となる。このとき、MOSFET(M2)のゲー
トに“H”のビットが記憶されているとすると、MOS
FET(M2)がオン状態となっており、読出しビット
線rbは、MOSFET(M3),(M2)を介して放
電し、“L”となる。また、MOSFET(M2)のゲ
ートに“L”のビットが記憶されているときには、MO
SFET(M2)はオフ状態にあり、読出しビット線r
bは放電されずに“H”のままとなる。
【0011】このようにして、MOSFET(M2)の
ゲートに記憶されているビット(Dmn)は、レベルが
反転されて読出しビット線rbに読み出される。
【0012】ここでMOSFET(M101)がオフし
ても、読出しビット線rbに“H”が保持されるのは、
読出しビット線rbに接続されているMOSトランジス
タ(M101),(M3)のドレイン,ソースに寄生容
量があるからである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
に構成したメモリセルアレイでは、上述した書込み動作
において、MOSFET(M2)のゲートの寄生容量で
保持される“H”ビットは、MOSFET(M1)がオ
フしてから時間が経過するにつれてMOSFET(M
2)のゲートの電位が低下していく。そして、この電位
がMOSFET(M2)の閾値よりも低くなると、MO
SFET(M2)がオフしてしまい、このため、正確な
ビットの読出しが行われなくなる。
【0014】これは、まず第1に、MOSFET(M
2)のゲートに接続されているMOSFET(M1)の
ドレインまたはソースを構成する拡散層(N型半導体)
と基盤(P型半導体)との間に微小ながら電流が流れ、
MOSFET(M2)のゲートの寄生容量が放電してし
まうためである。そして、第2に、MOSFET(M
1)がオフ状態になっても、書込みビット線wbが
“L”であってMOSFET(M2)のゲートの寄生容
量に“H”ビットが保持されていると、このMOSFE
T(M1)のドレインとソースの間に微小に電流が流れ
て放電されてしまうためである。
【0015】3MOS型メモリセルは、集積回路のレイ
アウトパターン構成において、書込みワード線wwが書
込みビット線wb及び読出しビット線rbとに交差して
いるため、書込みワード線wwにクロストークによるノ
イズが生じやすい。このために、上述したMOSFET
(M1)のドレインとソースとの間に流れる電流が大き
な割合を占める。通常のロジック回路においては、この
電流は極く微小であって特に問題にはならないが、集積
度が問題となるメモリセルにおいては、MOSFET
(M2)の寄生容量は数10×10~15ファラッド程度
であるため、問題となる。従来では、上記のMOSFE
T(M1)がオフしているときのドレインとソースの間
の電流に対して考慮がなされておらず、メモリセルアレ
イでのデータ保持期間が短かく限定されていた。
【0016】本発明の目的は、かかる問題を解消し、メ
モリセルアレイでのデータ保持時間を長くすることがで
きるようにしたシリアルアクセスメモリを提供すること
にある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、メモリセルアレイにおいて、各3MOS
型メモリセルの書込みビット線とビットを保持する第2
のMOSFETとの間に接続されている第1のMOSF
ETがオフ状態にあるときに、該書込みビット線を所定
の電位に設定する充放電手段を設ける。
【0018】また、本発明は、入力データをjビット毎
に区分してパラレルデータとし、入力ラッチ回路を介し
てメモリセルアレイに書き込むようにする。メモリセル
アレイから読み出されたパラレルデータはシリアルデー
タに変換されて出力される。
【0019】さらに、本発明は、メモリセルアレイのデ
ータ入力部をなすシリアル/パラレル変換回路が、ドレ
インまたはソースの一方を入力データの入力端子とし、
ゲートをシリアル/パラレル変換信号の入力端子とする
第4のMOSFETと、ゲートが該第4のMOSFET
のドレインまたはソースの該入力データの入力端子とし
ない方に接続され、ドレインまたはソースの一方が接地
された第5のMOSFETと、該第5のMOSFETの
ドレインまたはソースの接地されていない方と電源回路
との間に接続された抵抗性素子とからなるセルj個によ
って構成され、同じく入力ラッチ回路は、ドレインまた
はソースの一方が該第5のMOSFETのドレインまた
はソースの接地されていない方と該抵抗性素子との接続
点に接続されてデータ入力端子となり、ゲートをデータ
取込み制御信号の入力端子とする第6のMOSFET
と、ゲートが該第6のMOSFETのドレインまたはソ
ースの該入力端子でない方に接続され、MOSFETの
ドレインまたはソースの一方が接地された第7のMOS
FETと、ドレインまたはソースの一方が該第7のMO
SFETのドレインまたはソースの接地されない方に接
続され、他方がメモリセルアレイの書込みビット線に接
続され、ゲートがデータ出力制御信号の入力端子とする
k(但し、kは1以上の整数)個の第8のMOSFET
とからなるセルj個によって構成されている。
【0020】さらに、本発明は、メモリセルアレイのデ
ータ出力部をなす出力ラッチ回路が、ドレインまたはソ
ースの一方がメモリセルアレイの読出しビット線に接続
され、ゲートを第1のデータ取込み制御信号の入力端子
とするk(但し、kは1以上の正数)個の第9のMOS
FETと、ゲートがk個の該第9のMOSFETのドレ
インまたはソースの該入力端子でない方に接続され、ド
レインまたはソースの一方が接地された第10のMOS
FETと、該第10のMOSFETのドレインまたはソ
ースの接地されていない方と電源回路との間に接続され
た第1の抵抗性素子とからなるセルj個によって構成さ
れ、同じくパラレル/シリアル変換回路が、ドレインま
たはソースの一方が該第10のMOSFETのドレイン
またはソースの接地されていない方と該第1の抵抗性素
子との接続点に接続されてデータ入力端子となリ、ゲー
トを第2のデータ取込み制御信号の入力端子とする第1
1のMOSFETと、ゲートが該第11のMOSFET
のドレインまたはソースの該データ入力端子としない方
に接続され、ドレインまたはソースの一方が接地された
第12のMOSFETと、該第12のMOSFETのド
レインまたはソースの接地されていない方と電源回路と
の間に接続された第2の抵抗性素子と、ドレインまたは
ソースの一方が該第12のMOSFETのドレインまた
はソースの接地されていない方と該第2の抵抗性素子と
の接続点に接続されてデータ入力端子となリ、他方を出
力端子とし、ゲートをパラレル/シリアル変換信号の入
力端子とする第13のMOSFETとからなるセルj個
によって構成されている。
【0021】
【作用】第2のMOSFETのゲートに書込みビット線
の電位が転送されて入力ビットが保持され、第1のMO
SFETがオフとなると、充放電手段が書込みビット線
を充電して高い所定電位に設定する。これにより、第2
のMOSFETのゲートに保持されるビットが“H”で
あっても、書込みビット線が高い所定電位に設定されて
いるため、第2のMOSFETのゲートから第1のMO
SFETを介して電流が流れなくなり、第2のMOSF
ETのゲートに“H”ビットが保持される時間が長くな
る。
【0022】また、メモリセルアレイでは、入力データ
のjビット毎に書込みビット線から第2のMOSFET
へのビット転送が行なわれるので、かかる転送が行なわ
れてから入力データの(j−1)ビット期間、第1のM
OSFETがオフ状態にあって書込みビット線は待機状
態にある。このため、書込みビット線の状放電手段によ
る充電期間は、この待機状態にある長い期間とすること
ができ、従って、書込みビット線の充電電位を高くする
ことができる。
【0023】さらに、シリアル/パラレル変換回路で
は、シリアル/パラレル変換信号が入力されると、第4
のMOSFETがオンし、入力データの1ビットがこの
第4のMOSFETを介して第5のMOSFETのゲー
トに保持され、このビットが“H”か“L”かに応じて
第5のMOSFETがオンまたはオフする。そして、第
5のMOSFETがオンしたときには、この第5のMO
SFETの抵抗値と抵抗性素子の抵抗値とによる電源電
圧の分圧がシリアル/パラレル変換回路の出力となり、
第5のMOSFETがオフしたときには、抵抗性素子を
介した電源電圧がシリアル/パラレル変換回路の出力と
なる。この分圧は、MOSFETの閾値よりも低く設定
される。
【0024】入力ラッチ回路では、データ取込み制御信
号が入力されると、第6のMOSFETがオンし、シリ
アル/パラレル変換回路の出力が該6のMOSFETを
介して第7のMOSFETのゲートにラッチされ、この
出力が“H”か“L”かに応じて第7のMOSFETが
オンまたはオフする。そして、データ出力制御信号が入
力されると、第8のMOSFETがオンし、メモリセル
アレイの書込みビット線を接地するか、開放する。この
動作の前に、書込みビット線は上記の充放電手段によっ
て充電されており、書込みビット線の接地もしくは開放
により、入力ラッチ回路の各ラッチビットが夫々の書込
みビット線に同時に転送されたことになる。
【0025】さらに、出力ラッチ回路では、メモリセル
アレイでパラレルデータの読出しが行なわれたときに、
第1のデータ取込み制御信号が入力されると、第9のM
OSFETがオンし、読み出されたビットが第9のMO
SFETを介して第10のMOSFETのゲートにラッ
チされ、このビットが“H”か“L”かに応じて第10
のMOSFETがオンまたはオフする。そして、第10
のMOSFETがオンしたときには、この第10のMO
SFETの抵抗値と第1の抵抗性素子の抵抗値とによる
電源電圧の分圧が出力ラッチ回路の出力となり、第10
のMOSFETがオフしたときには、第1の抵抗性素子
を介した電源電圧が出力ラッチ回路の出力となる。この
分圧は、MOSFETの閾値よりも低く設定される。
【0026】パラレル/シリアル変換回路では、第2の
データ取込み制御信号が入力されると、第11のMOS
FETがオンし、出力ラッチ回路の出力が第11のMO
SFETを介して第12のMOSFETのゲートにラッ
チされ、この出力が“H”か“L”かに応じて第12の
MOSFETがオンまたはオフする。そして、第12の
MOSFETがオンしたときには、この第12のMOS
FETの抵抗値と第2の抵抗性素子の抵抗値とによる電
源電圧の分圧が第13のMOSFETに供給され、第1
2のMOSFETがオフしたときには、第2の抵抗性素
子を介した電源電圧が第13のMOSFETに供給され
る。この分圧は、MOSFETの閾値よりも低く設定さ
れる。かかる状態でパラレル/シリアル変換信号が入力
されると、第13のMOSFETがオンし、メモリセル
アレイから読み出されるパラレルのビットがシリアルに
変換される。
【0027】このようにして、入力データはパラレルデ
ータとしてメモリセルアレイに書き込むことができ、メ
モリセルアレイから読みだされたパラレルデータをシリ
アルデータとして出力することができる。そして、シリ
アル/パラレル変換回路や入力ラッチ回路,出力ラッチ
回路,シリアル/パラレル変換回路は、より少ない素子
数で実現できる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明によるシリアルアクセスメモリの一実
施例を示すブロック図であって、1はシリアル/パラレ
ル変換回路(以下、S/P変換回路という)、2は入力
ラッチ回路、3はメモリセルアレイ、4は書込みデコー
ダ、5は読出しデコーダ、6は出力ラッチ回路、7はパ
ラレル/シリアル変換回路(以下、P/S変換回路とい
う)、8は書込み制御回路、9は読出し制御回路、10
〜13は入力端子、14はセンスアンプ、15は出力バ
ッファ回路、16,17は入力端子、18は出力端子で
ある。
【0029】同図において、入力端子17から入力され
るシリアルの入力データDinはS/P変換回路1に供
給され、書込み制御回路8からのパラレル/シリアル変
換信号(以下、S/P変換信号という)WP0〜WP9
によってパラレルデータに変換される。このパラレルデ
ータは入力ラッチ回路2に供給され、書込み制御回路2
からのデータ取込み制御信号WT1によってラッチさ
れ、次いで書込み制御回路2から供給されるデータ出力
制御信号WT1によって出力されてメモリアレイ3に供
給される。書込み制御回路8は、また、書込み制御信号
を書込みデコーダ4に送り、この書込みデコータ4に制
御されてメモリセルアレイ3に入力ラッチ回路2からの
パラレルデータが書き込まれる。
【0030】一方、読出し制御回路9は読出し制御信号
を読出しデコーダ5に送り、この読出しデコータ5に制
御されてメモリセルアレイ3からパラレルデータが読み
出されて出力ラッチ回路6に供給される。出力ラッチ回
路6は読出し制御回路9からのデータ取込み制御信号R
T1によってこのパラレルデータをラッチし、次いで読
出し制御回路9から供給されるデータ出力制御信号RT
2によってこれをP/S変換回路7に出力する。このP
/S変換回路7は、読出し制御回路9からのパラレル/
シリアル変換信号RP0〜RP9により、供給されたパ
ラレルデータをシリアルデータに変換して出力する。こ
のシリアルデータはセンスアンプ14で増幅され、出力
バッファ15を介して出力端子18から出力データとし
て出力される。
【0031】なお、入力端子10から書込み制御クロッ
クWCLKが、入力端子11から書込みアドレスリセッ
ト信号WRESが夫々書込み制御回路8に供給され、こ
れに基づいて上記の信号が生成される。また、入力端子
12から読出し制御クロックRCLKが、入力端子13
から読出しアドレスリセット信号RRESが夫々読出し
制御回路9に供給され、これらに基づいて上記の信号が
生成される。さらに、出力バッファ15は入力端子16
からの制御信号OEによって制御され、制御信号OEが
“H”のときには、出力バッファ回路15は開放状態と
なり、制御信号OEが“L”のとき、出力バッファ回路
15は供給されたシリアルデータを出力する。
【0032】次に、図1の各部の具体例について説明す
る。図2は図1でのメモリセルアレイ3,S/P変換回
路1及び入力ラッチ回路2の一具体例を示す回路図であ
って、19A〜19Cは電源回路、20〜30は入力端
子、31〜33は出力端子、M1〜M9はN型のMOS
FET、M10,M11はP型のMOSFETであり、
図1に対応する部分には同一符号をつけている。
【0033】図2において、3個のN型のMOSFET
(M4),(M5),(M6)からなるものをセルとし
て、かかるセルが複数個(ここでは、3個示している
が、10個とし、他のセルは省略している)並列に接続
されている部分がS/P変換回路1を構成している。入
力端子17からの入力データDinは各セルのMOSF
ET(M4)に同時に供給される。また、これらMOS
FET(M4)のゲートには、入力端子20,21,2
2から順番に“H”のS/P変換信号WP0,WP1,
WP9が供給される。これにより、10個のセルに夫々
入力データDinが1ビットずつ保持される。
【0034】保持されたビットが“H”であるときに
は、MOSFET(M6)はオン状態となり、このた
め、MOSFET(M5),(M6)の接続点B0〜B
9、つまりS/P変換回路1の各セルの出力電位はMO
SFET(M5),(M6)の抵抗値の比で決まる。従
って、そのときの出力電位がMOSFETの閾値電圧よ
りも低くなるように、MOSFET(M5),(M6)
の抵抗値が設定される。かかる電位を、以下、VOff
とする。また、保持されたビットが“L”であるときに
は、MOSFET(M6)はオフ状態となるため、かか
るビットを保持したセルの出力は、電源回路19Aから
の電圧により、“H”となる。
【0035】3個のN型のMOSFET(M7),(M
8),(M9)からなるものをセルとして、かかるセル
が複数個(ここでも、3個示しているが、10個ある)
並列に接続されている部分が入力ラッチ回路2を構成し
ている。各セルはS/P変換回路1の各セルの出力端子
(即ち、MOSFET(M6),(M7)の接続点B
0,B1,B9)に接続されている。従って、入力ラッ
チ回路2の各セルのMOSFET(M7)には、これに
接続されているS/P変換回路1のセルの出力電圧が供
給される。
【0036】各セルのMOSFET(M7)に入力端子
23から“H”のデータ取込み制御信号WT1が供給さ
れると、MOSFET(M6),(M7)の接続点B
0,B1,B9の電位(従って、S/P変換回路1のセ
ルに保持されている入力データDinのビット)がMO
SFET(M8)のゲートC0〜C9にラッチされるこ
とになる。保持されたビットが“H”のときには、MO
SFET(M8)はオン状態にあり、保持されたビット
が“L”のときには、MOSFET(M8)はオフ状態
にある。
【0037】次に、入力端子24から“H”のデータ出
力制御信号WT2が供給されると、各セルのMOSFE
T(M9)がオン状態となり、MOSFET(M8)の
ゲートC0〜C9に保持されているビットをメモリアレ
イセル3に出力する。即ち、この保持されているビット
が“H”のときには、MOSFET(M9)がオン状態
にあることにより、MOSFET(M9)に接続された
メモリセルアレイ3における書込みビット線wb0,w
b1,wb9の入力ラッチ回路2側端部を接地状態と
し、保持されているビットが“L”のときには、MOS
FET(M9)がオフ状態にあることにより、書込みビ
ット線wb0,wb1,wb9の入力ラッチ回路2側端
部を開放状態とする。
【0038】メモリセルアレイ3は、一例として、メモ
リ容量を1140ビットとし、パラレルのデータを10
ビットずつ取り込んで記憶する。
【0039】3個のMOSFET(M1),(M2),
(M3)は3MOS型メモリセルを構成しており、かか
る3MOS型メモリセルが横方向に10個、縦方向に1
14個配列されている。なお、ここでは、第0行,第1
13行の最初の2個と最後のセルのみを示し、他の3M
OS型メモリセルは省略している。これに応じて各3M
OS型メモリセルに対する制御信号も省略している。
【0040】横方向に配列される同じ第i行(但し、i
=0,1,……,113)の10個の3MOS型メモリ
セルでは、MOSFET(M1)のゲートが共通の書込
みワード線wwiに接続され、縦方向に配列される同じ
第j列(但し、j=0,1,……,9)の114個の3
MOS型メモリセルでは、MOSFET(M1)のドレ
インまたはソースが共通の書込みビット線wbjに接続
されている。また、このMOSFET(M1)のソース
またはドレインはMOSFET(M2)のゲートに接続
され、MOSFET(M2)のソースまたはドレインは
接地されてドレインまたはソースはMOSFET(M
3)のソースまたはドレインに接続されている。さら
に、横方向に配列される同じ行iの各3MOS型メモリ
セルでは、MOSFET(M3)のゲートが共通の書込
みワード線rwiに接続され、縦方向に配列される同じ
列jの各3MOS型メモリセルでは、MOSFET(M
3)のドレインまたはソースが共通の読出しビット線r
bjに接続されている。夫々の書込みビット線wb0,
wb1,wb9はMOSFET(M10)を介して電源
回路19Cに接続されており、また、夫々の読出しビッ
ト線rb0,rb1,rb9はMOSFET(M11)
を介して電源回路19Bに接続されている。
【0041】いま、入力端子30から“H”の書込みビ
ット線充電制御信号WPCが入力されると、全てのMO
SFET(M10)がオン状態となり、これらMOSF
ET(M10)を介して書込みビット線wb0,wb
1,wb9に電源回路19Cが接続される。この期間内
に入力ラッチ回路2のMOSFET(M9)がオン状態
となるものであり、入力ラッチ回路2の各セルにラッチ
されたビットが書込みビット線wb0,wb1,wb9
に転送される。即ち、入力ラッチ回路2の“H”のビッ
トをラツチしているセルでは、MOSFET(M8)が
オン状態にあって書込みビット線が接地されているか
ら、その書込みビット線のレベルは“L”に保持され、
従って、この書込みビット線には、“H”のビットが
“L”のビットとして保持されることになる。これに対
し、入力ラッチ回路2の“L”のビットをラツチしてい
るセルでは、MOSFET(M8)がオフ状態にあって
書込みビット線が開放されているから、その書込みビッ
ト線は電源回路19Cによって充電され、そのレベルは
“H”に保持される。従って、この書込みビット線に
は、“L”のビットが“H”のビットとして保持される
ことになる。
【0042】このようにして、書込みビット線wb0,
wb1,wb9に入力ラッチ回路2でラッチされたビッ
トが転送されると、次に、入力端子30から書込みビッ
ト線充電制御信号WPCが入力されている状態で、例え
ば、入力端子27から“H”の書込みワード線選択信号
WW0が供給され、第0行の3MOS型メモリセルのM
OSFET(M1)をオン状態にする。これにより、書
込みビット線wb0,wb1,wb9に保持されている
ビットは、夫々MOSFET(M1)を介してMOSF
ET(M2)のゲートに転送されて保持される。
【0043】これにより、入力ラッチ回路2でラッチさ
れた10ビットがメモリアレイセルの第0行の3MOS
型メモリセルに同時に書き込まれる。この書込みが終わ
ると、入力端子30からの充電制御信号RPCの供給が
終わる。以下同様にして、入力データDinが10ビッ
トずつメモリアレイセル3に第1行,第2行,……,第
114行の順で書き込まれる。
【0044】なお、入力データDinの“H”ビット
は、“L”ビツトとして、3MOS型メモリセルのMO
SFET(M2)のゲートに保持されるから、この3M
OS型メモリセルのMOSFET(M2)はオフ状態に
保持され、入力データDinの“L”ビットの場合に
は、これとは逆に、3MOS型メモリセルのMOSFE
T(M2)はオン状態に保持される。
【0045】このようにして書き込まれたデータを読み
出す場合も、1行ずつ、即ち10ビットずつ同時に読み
出しが行なわれる。例えば、いま、第0行の10ビット
を読み出すものとすると、まず、入力端子25から
“H”の読出しビット線充電制御信号RPCが供給さ
れ、MOSFET(M11)を全てオン状態にし、各読
出しビット線rb0,rb1,rb9を電源回路19B
に接続する。
【0046】かかる状態で、次に、入力端子26から
“H”の読出しワード線選択信号RW0が入力し、第1
行の全ての3MOS型メモリセルのMOSFET(M
3)をオン状態にする。そこで、“H”のビットを
“L”のビットとして保持している3MOS型メモリセ
ルでは、この3MOS型メモリセルを図面上左端に示す
第1番目の3MOS型メモリセルとすると、MOSFE
T(M2)がオフ状態にあるので、この3MOS型メモ
リセルのMOSFET(M3)が接続されている読出し
ビット線rb0は電源回路19Bによって“H”に充電
され、従って、出力端子31には、“H”のビットRB
0が得られる。また、“L”のビットを“H”のビット
として保持している3MOS型メモリセルでは、その3
MOS型メモリセルのMOSFET(M2)がオン状態
にあるので、この3MOS型メモリセルのMOSFET
(M3)が接続されている読出しビット線のレベルは
“L”であり、従って、読出しビット線に接続されたメ
モリアレイセルの出力端子31には、“L”のビットが
得られる。
【0047】以上のようにして、入力データのメモリセ
ルアレイでの書込み,読出しが行なわれる。
【0048】図3は図1における出力ラッチ回路6とP
/S変換回路7の一具体例を示す回路図であって、34
〜41は入力端子、42A,42Bは電源回路、M20
〜M26はMOSFETであり、図1に対応する部分に
は同一符号をつけている。
【0049】出力ラッチ回路6では、3個のMOSFE
T(M20),(M21),(M22)からなるラッチ
部がメモリセルアレイ3での1行の3MOS型メモリセ
ルの個数に等しい個数、即ち上記の例では、10組から
構成されている。
【0050】これらラッチ部でのMOSFET(M2
0)は、夫々入力端子37,38,39を介して図2の
メモリセルアレイ3の出力端子31,32,33に接続
されている。メモリセルアレイ3の1行のビット読出し
に同期して、即ち、例えばメモリセルアレイ3の第1行
のビット読出しが行なわれるとすると、“H”の読出し
ワード線選択信号RW0の期間内に、入力端子34から
“H”のデータ取込み制御信号RT1が入力され、全て
のMOSFET(M20)をオン状態にする。これによ
り、メモリセルアレイ3の出力端子31,32,33か
ら出力されたビットは、入力端子37,38,39から
MOSFET(M20)を介して夫々のラッチ部のMO
SFET(M22)のゲートにラッチされる。
【0051】ここで、各ラッチ部でのMOSFET(M
21),(M22)は直列接続されて電源回路42Aに
接続されている。そして、ラッチされたビットD0,D
1,D9が“H”のときには、MOSFET(M22)
はオン状態となり、ラッチされたビットD0,D1,D
9が“L”のときには、MOSFET(M22)はオフ
状態となる。
【0052】P/S変換回路7では、3個のMOSFE
T(M23),(M24),(M25)からなるラッチ
部と、これに直列接続されたMOSFET(M26)を
組とし、かかる組が出力ラッチ回路6の各ラッチ部夫々
毎に直列接続されて構成されている。
【0053】出力ラッチ回路6での上記ラッチが行なわ
れる直前に入力端子35から“H”のデータ取込み制御
信号RT2が入力し、各取出し部のMOSFET(M2
3)はオン状態となる。これにより、出力ラッチ回路6
でラッチされたビットD0,D1,D9のレベルに応じ
たMOSFET(M21),(M22)の接続点の電位
E0,E1,E9がMOSFET(M23)を介して取
り出され、MOSFET(M25)のゲートにラッチさ
れる。この場合も、出力ラッチ回路6のラッチ部でラッ
チされたビットD0,D1,D9が“H”のときには、
MOSFET(M21),(M22)の抵抗の比で決ま
る低い電位F0,F1,F9がMOSFET(M25)
のゲートにラッチされ、ラッチ部でラッチされたビット
D0,D1,D9が“L”のときには、高い電位F0,
F1,F9がMOSFET(M25)のゲートにラッチ
されるが、このラツチされる電位F0,F1,F9が高
いときにMOSFET(M25)がオン状態となり、こ
のラツチされる電位F0,F1,F9が低いときにMO
SFET(M25)がオフ状態となるように、出力ラツ
チ回路6の各ラッチ部でのMOSFET(M21),
(M22)の抵抗の比や電源回路42Aの電圧が設定さ
れている。
【0054】MOSFET(M24),(M25)の接
続点の電位G0,G1,G9は次のMOSFET(M2
6)に供給される。これらMOSFET(M26)に
は、夫々入力端子36,37,38から順番にP/S変
換信号RP0,RP1,RP9が供給され、電位G0,
G1,G9のビツトが順番に出力される。ここで、1つ
おきのMOSFET(M26)から出力されるビットは
コモンビット線Aを介してセンスアンプ14に供給さ
れ、他の1つおきのMOSFET(M26)から出力さ
れるビットはコモンビット線Bを介してセンスアンプ1
4に供給される。
【0055】図4は図1におけるセンスアンプ14の一
具体例を示す回路図であって、41〜46は入力端子、
47はインバータ、48は電源回路、49はD−FF
(D型フリップフロップ)、50は出力端子、M30〜
M32はP型のMOSFET、M33〜M38はN型の
MOSFETである。
【0056】同図において、入力端子40は図3のコモ
ンビット線Aに、また、入力端子41は同じくコモンビ
ット線Bに夫々接続されている。入力端子40,41に
P/S変換回路7からビットが供給される毎に、入力端
子42から“H”の駆動制御信号SAが入力される。こ
の駆動制御信号SAは、MOSFET(M35)をオン
させるとともに、インバータ47で反転されてMOSF
ET(M30)をオンさせる。このとき、コモンビット
線Aの電位がMOSFET(M32)をオンさせ、MO
SFET(M34)をオフさせる程度に低く、コモンビ
ット線Bの電位がMOSFET(M31)をオンさせ、
MOSFET(M33)をオフさせる程度に高いとなる
と、電源回路48の電圧はMOSFET(M30),
(M32)を介してコモンビット線Bに供給される。こ
れにより、コモンビット線Bの電位は電源回路48の電
圧に設定される。また、コモンビット線AはMOSFE
T(M33),(M35)を介して接地され、その電位
が接地電位に設定される。逆に、コモンビット線Aの電
位がMOSFET(M32)をオフさせ、MOSFET
(M34)をオンさせる程度に高く、コモンビット線B
の電位がMOSFET(M31)をオフさせ、MOSF
ET(M33)をオンさせる程度に高いときには、コモ
ンビット線Aの電位は電源回路48の電圧に設定され、
コモンビット線Aの電位は接地電位に設定される。
【0057】この駆動制御信号SAは入力端子40,4
1にP/S変換回路7からビットが供給される毎に供給
されるから、このビットが“H”でコモンビット線Aに
出力されると、コモンビット線Aが接地電位に、コモン
ビット線Bが電源回路48の電位に夫々設定され、この
ビットが“L”でコモンビット線Aに出力されると、コ
モンビット線Bが接地電位に、コモンビット線Aが電源
回路48の電位に夫々設定される。P/S変換回路7か
らコモンビット線Bにビットが供給される場合にはその
逆となる。
【0058】ここで、入力端子43からは、入力端子4
0,41にP/S変換回路7からビットが供給されない
とき、“H”の短絡制御信号PCCが供給される。これ
により、MOSFET36がオンし、コモンビット線
A,Bを短絡させ、これらを等しい電位にする。上記の
ように、これらコモンビット線A,Bの電位は、一方が
電源回路48の電圧に等しく、他方が接地電位であるか
ら、これらが短絡されると、ともに電源回路48の電圧
と接地電位との中間電位となる。かかる状態で入力端子
40または41にP/S変換回路7からビットが供給さ
れ、コモンビット線A,Bの内のビットが供給された方
の電位がビットの“H”,“L”に応じて中間電位から
変化するので、上記のようにコモンビット線A,Bの電
位が設定されるのである。
【0059】コモンビット線Aにビットが供給され、こ
れが以上のように増幅されてコモンビット線Bが電源回
路48の電圧または接地電位になると、入力端子45か
ら“H”のデータ選択信号RS2が供給されてMOSF
ET(M38)がオンし、このコモンビット線Bの電位
がD入力としてD−FF49に供給される。また、コモ
ンビット線Bにビットが供給されると、入力端子44か
ら“H”のデータ選択信号RS1が供給されてMOSF
ET(M37)がオンし、コモンビット線Aの電位がD
入力としてD−FF49に供給される。このD−FF4
9には、データ選択信号RS1,RS2に同期してデー
タ出力制御信号RLがクロックとして供給される。従っ
て、D−FF49からは、増幅されたシリアルの出力デ
ータDoutが得られることになる。
【0060】図5は図1における書込みデコーダ4や読
出しデコーダ5を構成するデコード回路の1ビットの一
具体例を示す回路図であって、51〜54は入力端子、
55,56はインバータ、57はANDゲート、58は
電源回路、59は出力端子、M40,M41はP型のM
OSFET、M42〜M44はN型のMOSFETであ
る。
【0061】このデコード回路は、図2に示したメモリ
セルアレイ3でのi番目の書込みワード線選択信号WW
i、またはi番目の読出しワード線選択信号RWiを発
生するものであり、上記のようにi=0,1,2,…
…,113とすると、書込みデコーダ4や読出しデコー
ダ5に114個設けられる。
【0062】同図において、入力端子51からは、書込
み,読出し動作の前にリセット状態とするための“H”
のリセット信号が入力される。このリセット信号はイン
バータ49で反転されて“L”の信号となり、MOSF
ET(M40)をオン状態にする。このとき、インバー
タ49からの“L”の信号がANDゲート57に与えら
れるから、このANDゲート57の出力は“L”とな
り、MOSFET(M40)に直列接続されているMO
SFET(M42)はオフ状態となっている。そこで、
電源回路58の“H”の電圧はMOSFET(M40)
を介し、インバータ56で反転されて出力端子59に供
給される。従って、出力端子59のレベルは“L”とな
り、“H”であるi番目の書込みワード線選択信号WW
i、またはi番目の読出しワード線選択信号RWiは発
生しない。なお、このとき、インバータ56の“L”の
出力信号はMOSFET(M40)に並列に接続された
MOSFET(M41)に供給される。従って、このM
OSFET(M41)もオン状態にある。
【0063】“H”のリセット信号の供給が終ってリセ
ット動作が完了すると、MOSFET(M40)がオフ
状態となる。しかし、これまで、MOSFET(M4
1)はオン状態にあったので、引き続きインバータ56
から“L”の信号が供給され、従って、MOSFET
(M41)はオン状態を続けて出力端子59での“L”
が保持される。また、ANDゲート57もオン状態とな
る。
【0064】上記のようにi=0,1,2,……,11
3とすると、この具体例がi番目の書込みワード線選択
信号WWi、またはi番目の読出しワード線選択信号R
Wiを発生させるものとすると、7ビットのアドレスデ
ータが必要である。その構成ビットを最下位ビットから
順にA0,A1,A2,A3,A4,A5,A6とする
と、例えば、入力端子52にはビットA0、A1、A2
の組合せでアドレスデータとして与え、入力端子53に
はA3、A4の組合せで、入力端子54にはA5、A6
の組合せで夫々アドレスデータとして与える。
【0065】リセット動作が完了した状態でこのデコー
ダ回路を指定しないアドレスが供給されるときには、入
力端子52〜54からのアドレスデータの少なくとも1
つは“L”であり、従って、MOSFET(M42)〜
(M44)の少なくとも1つはオフ状態にあって、出力
端子59からは“H”の信号は出力されない。これに対
し、このデコーダ回路を指定するアドレスが供給される
ときには、入力端子52〜54からのアドレスデータは
全て“H”となり、MOSFET(M42)〜(M4
4)が全てオン状態となる。このため、MOSFET
(M41),(M42)の接続点の電位が低下し、イン
バータ56によって出力端子59に“H”のi番目の書
込みワード線選択信号WWiまたは読出しワード線選択
信号RWiが得られる。
【0066】リセット信号はアドレスデータの発生の直
前毎に発生され、このため、次の他のデコード回路への
アドレスデータの発生直前に入力端子51からリセット
信号が入力される。これにより、再びMOSFET(M
40)がオン状態となって出力端子59のレベルは
“L”となる。
【0067】以上、図1の各部の構成について説明した
が、次に、この実施例の動作について説明する。まず、
この実施例のメモリセルアレイ3へのデータ書込み動作
の一例について図6を用いて説明する。但し、図6はこ
の実施例の書込み動作時の各部の信号を示すタイミング
チャートであって、各部に対応する信号には同一符号を
つけている。以下では、図6の各時刻t1,t2,……
の順に説明する。また、入力データDinは10ビット
ずつパラレル変換されてメモリセルアレイ3に記憶され
るものとし、従って、入力データDinは10ビット毎
に区分されてその区分のk番目のビットをDin(k−
1)という。但し、k=0,1,2,……,9である。
【0068】時刻t1: 図2において、S/P変換回
路1の入力端子20から“H”のS/P変換信号WP0
が入力されたときに、入力DinデータのビットをDi
n(0)とすると、このビットDin(0)はMOSF
ET(M6)のゲートにデータA0として保持される。
【0069】時刻t2: 入力端子20から“H”のS
/P変換信号WP1が入力され、ビットDin(1)が
データA1としてMOSFET(M6)のゲートに保持
される。以下、順に入力端子に“H”のS/P変換信号
WP2,WP3,……,WP8が入力され、ビットDi
n(2),(3),……,(8)が夫々のセルのMOS
FET(M6)のゲートに保持される。
【0070】時刻t3: 入力端子22から“H”のS
/P変換信号WP9が入力され、ビットDin(9)が
データA9としてMOSFET(M6)のゲートに保持
される。
【0071】時刻t4: 入力端子23から“H”のデ
ータ取込み制御信号WT1が入力されて、入力ラッチ回
路2の全てのMOSFET(M7)がオン状態となり、
S/P変換回路1で保持されたデータA0〜A9で決ま
るデータB0〜B9が入力ラッチ回路2に転送され、デ
ータC0〜C9として夫々のセルのMOSFET(M
8)のゲートにラッチされる。
【0072】時刻t5: 入力端子24から“H”のデ
ータ出力制御信号WT2が入力し、入力ラッチ回路2の
全てのMOSFET(M9)がオン状態となる。これに
より、ラッチされているデータC0〜C9がメモリセル
アレイ3の書込みビット線wb0〜wb9に転送され
る。これらデータC0〜C9のうちの“H”のものが転
送された書込みビット線は接地され、“L”のものが転
送された書込みビット線は開放される。ここで、“H”
のデータ出力制御信号WT2が入力される前の時刻t2
2から入力端子30からの書込みビット線充電制御信号
WPCが“L”になることにより、書込みビット線wb
0〜wb9は“H”に充電されている。従って、“L”
のデータC0〜C9によって接地される書込みビット線
は放電して“L”になり、接地されない書込みビット線
は“H”を保持する。
【0073】時刻t6: メモリセルアレイ3の入力端
子27から“H”の書込みワード線選択信号WW0が入
力し、第0行の各3MOS型メモリセルのMOSFET
(M1)がオン状態となる。これにより、書込みビット
線wb0〜wb9の電位が第0行の各3MOS型メモリ
セルのMOSFET(M2)のゲートに伝達されて保持
される。従って、ビットDin(0)〜(9)がこの第
0行の3MOS型メモリセルに記憶される。
【0074】時刻t8: 入力端子30からの書込みビ
ット線充電制御信号WPCが“H”になり、書込みビッ
ト線wb0〜wb9が充電される。
【0075】以下、かかる書込み動作がメモリセルアレ
イ3の第1行,第2行,……の順に行なわれ、メモリセ
ルアレイ3に入力データDinが書き込まれる。
【0076】なお、ここでは述べなかったが、時刻t4
でデータA0〜A9に応じてデータC0〜C9入力ラッ
チ回路2に転送した後、連続して入力されるDinの次
の10ビットも、ビットDin(0)〜(9)として、
S/P変換信号WP1〜WP9のタイミングでS/P変
換回路1に取り込まれ、データA0〜A9トシテ保持さ
れる。また、以上説明した動作において、書込みビット
線wb0〜wb9は時刻t1〜t22の期間に入力デー
タDinのビットに応じた電位となり、また、時刻t2
2〜t3の期間では、充電によって“H”となる。
【0077】以上のように、入力データDinの10ビ
ットを入力ラッチ回路2がラッチする期間では、書込み
ビット線wb0,wb1,wb9は待機状態にあって、
電源回路19Cからの電圧によって“H”の電位に保持
されるから、このとき、3MOS型メモリセルのMOS
FET(M2)のゲートに記憶されているビットが
“H”であっても、このゲートからMOSFET(M
1)を介して電流が流れることがなく、従って、このゲ
ートに“H”のビットが長時間そのまま保持されること
になる。しかも、入力データの10ビットが入力ラッチ
回路2にラッチされるまでの長時間、書込みビット線w
b0,wb1,wb9に電源回路19Cの電圧が印加さ
れるので、書込みビット線wb0,wb1,wb9に保
持される“H”の電位は非常に高いものとなる。
【0078】なお、3MOS型メモリセルのMOSFE
T(M2)のゲートにLレベル(接地電位)のビットが
保持された場合にも、同様に、書込みビット線wbが接
地電位よりも高い電位に固定され、これにより、書込み
ビット線wbからMOSFET(M1)を介してこのM
OSFET(M2)のゲートに、わずかではあるが、電
流が流れてこのゲートの寄生容量が充電されるが、この
とき、MOSFET(M1)のゲートが接地電位である
ため、書込みビット線wbからこのゲートに流れ込む電
流が充分抑圧される。従って、この寄生容量の電位は極
くわずか(数10ミリボルト程度)上昇するだけであ
り、ビットのレベルが反転してしまうことはない。
【0079】次に、この実施例のメモリセルアレイ3か
らのデータ読出し動作の一例について図7を用いて説明
する。但し、図7はこの実施例の書込み動作時の各部の
信号を示すタイミングチャートであって、各部に対応す
る信号には同一符号をつけている。以下では、図7の各
時刻t10,t11,……の順に説明する。
【0080】時刻t10: 図3でのP/S変換回路7
の入力端子35から“H”のRT2が入力され、全ての
MOSFET(M23)がオン状態となる。これによ
り、メモリセルアレイ3から読み出されたビットによる
出力ラッチ回路6のラッチ出力データE0〜E9がP/
S変換回路7のMOSFET(M25)のゲートにデー
タF0〜F9として取り込まれ、これらに応じたデータ
G0〜G9がMOSFET(M26)に供給される。
【0081】時刻t11: 図3のP/S変換回路7の
入力端子36に“H”のP/S変換信号RP0が入力
し、データG0のビットDout(n−9)としてコモ
ンビット線Aに出力される。
【0082】時刻t13: このビットDout(n−
9)はセンスアンプ14で増幅されて、出力データDo
utのビットとして図1の出力バッファ15に供給され
る。
【0083】時刻t14: 図2の入力端子26から
“H”のワード線選択信号RW0が入力し、第1行のM
OSFET(M3)が全てオンして、読出しビット線r
b0〜rb9に第1行の3MOS型メモリセルに記憶さ
れているビツト(0),(1),(9)が読み出され
る。
【0084】時刻t15: 図3の出力ラッチ回路6の
入力端子34から“H”のデータ取込み制御信号RT1
が入力し、MOSFET(M20)がオン状態となる。
これにより、読出しビット線rb0〜rb9のビツト
(0),(1),(9)がデータがデータD0〜D9と
してMOSFET(M22)のゲートにラッチされる。
これらラッチデータD0〜D9によって出力ラッチ回路
6の出力データE0〜E9の電位が決まる。
【0085】時刻t16: 図2のメモリセルアレイ3
での入力端子26からの読出しワード線選択信号RW0
の供給が終わると、入力端子25からの充電制御信号R
PCが“L”になり、読出しビット線rb0〜rb9が
充電される。
【0086】以上の動作中、時刻t11に図3で“H”
のP/S変換信号RP0が供給されて、時刻t13にセ
ンスアンプ14からビットDout(n−9)が出力さ
れた後、入力端子40,……,41に順番に“H”のP
/S変換信号RP1,……,RP9が供給され、センス
アンプ14からビットDout(n−9),……,
(n)が順番に出力される。そして、時刻t17でこの
ビットDout(n)が出力されたとき、入力端子35
から“H”のデータ出力制御信号RT2が入力され、出
力ラッチ回路6の出力データE0〜E9がデータF0〜
F9としてP/S変換回路7に取り込まれる。それ以降
は、時刻t10〜t17の動作の繰返しとなる。
【0087】次に、図7での時刻t10〜t16の期間
の動作を、図4で示したセンスアンプ14の動作を含め
て、図8を用いて説明する。但し、図8はかかる動作を
示すタイミングチャートであって、前出図面に対応する
信号には同一符号をつけている。
【0088】時刻t10: 図3において、入力端子3
5から“H”のデータ取込み制御信号RT2が入力され
ると、MOSFET(M23)がオン状態となり、入力
データDinのビットDin(n−9)〜(n)に応じ
た出力ラッチ回路6の出力データE0〜E9がデータF
0〜F9としてP/S変換回路7のMOSFET(M2
5)のゲートに保持され、これに応じたデータG0〜G
9がMOSFET(M26)に供給される。
【0089】時刻t11: 入力端子36から“H”の
P/S変換信号RP0が入力し、データG0が、MOS
FET(M26)を介し、ビットDout(n−9)と
してコモンビット線Aに出力される。
【0090】コモンビット線A,Bの電位は、上記のよ
うに、図4において、入力端子43から“H”の短絡制
御信号PCCが入力してMOSFET(M36)をオン
させることにより、前もって電源電位と接地電位の中間
電位になっている。従って、図3のMOSFET(M2
6)から出力されるデータG0が“H”であるときに
は、コモンビット線Aの電位はこの中間電位から上昇
し、データG0が“L”であるときには、コモンビット
線Aの電位はこの中間電位から低下する。このとき、コ
モンビット線Bの電位は中間電位のままである。
【0091】時刻t12: 図4において、入力端子4
2から“H”の駆動制御信号SAが入力し、MOSFE
T(M35)がオン状態にし、また、インバータ47で
反転されてMOSFET(M30)をオン状態にする。
これにより、時刻t11の上記動作で生じたコモンビッ
ト線A,Bの中間電位からの電位差が増幅され、コモン
ビット線A,Bの一方を“H”または“L”にし、もう
一方を反対のレベルにする。これと同時に、入力端子4
5から“H”のデータ選択信号RS2が入力されてMO
SFET(M38)がオン状態となり、コモンビット線
Bの電位がD入力としてD−FF49に供給される。
【0092】時刻t13: 入力端子46から“H”の
データ取込み制御信号RLが入力され、その立上りタイ
ミングでD−FF49がD入力を取り込む。これによ
り、D−FF49のQ出力が、センスアンプ14で増幅
されたビットDout(n−9)として出力端子50か
ら出力される。
【0093】次に、入力端子43から短絡制御信号PC
Cが入力されてコモンビット線A,Bの電位が電源電位
と接地電位の中間電位に設定され、図3のデータG1が
コモンビット線Bに出力されて、入力端子42からの駆
動制御信号SAにより、コモンビット線A,Bの電位が
“H”または“L”に設定され、これと同時に、入力端
子44からデータ選択信号RS1が入力されてMOSF
ET(M37)がオン状態となり、コモンビット線Bの
電位がD入力としてD−FF49に供給され、入力端子
46からデータ取込み制御信号RLが入力されることに
よってD−FF49がD入力を取り込まれ、D−FF4
9のQ出力が、センスアンプ14で増幅されたビットD
out(n−8)として出力端子50から出力される。
【0094】以下、P/S変換回路7の出力データがコ
モンビット線A,Bに交互に供給され、上記の動作が行
なわれてD−FF49から順次ビットDout(n−
7),(n−6),(n−5),……が得られる。
【0095】また、図8の時刻t14以降のメモリセル
アレイ3からのデータの読取り動作は、先に図7で説明
した通りである。
【0096】なお、以上説明したメモリセルアレイ3の
データ書込み・読出し動作を制御するためには、図1に
おいて、書込み制御回路8は、S/P変換回路1への入
力データDinの取込み、入力ラッチ回路2へのデータ
取込み及びメモリセルアレイ3へのデータ転送を制御す
るし、また、メモリセルアレイ3でのパラレルデータの
書込み動作を行なう毎に、順次書込みアドレスデータを
発生する。さらに、読出し制御回路9は、メモリセルア
レイ3から書き込んだ順番にデータを読み出すように、
順次読出しアドレスデータを発生してメモリセルアレイ
3の読出し動作を制御するとともに、出力ラッチ回路6
への読出しデータの取込み、S/P変換回路7へのデー
タ取込み及び出力を制御する。
【0097】以上説明した実施例は、メモリセルアレイ
3が、図2に示したように、3MOS型メモリセルを横
方向に10個、縦方向に114個配列してなる1つの固
まり(以下、これをメモリマットという)から構成され
るものとしたが、次に、3MOS型メモリセルが横方向
に10個、縦方向に57個配列されてなるメモリマット
2個用いてメモリセルアレイが構成される場合について
説明する。
【0098】この実施例では、基本的構成は図1と同様
であるが、メモリセルアレイ3が2個のメモリマットか
らなっている。図9はこの実施例でのS/P変換回路1
及び入力ラッチ回路2の一具体例を示す回路図であっ
て、60,61は入力端子、62〜67は出力端子、M
45,M46はN型のMOSFETであり、図2に対応
する部分には同一符号をつけている。
【0099】同図において、S/P変換回路1は図2に
示したS/P変換回路と同じ構成をなしている。入力ラ
ッチ回路2は、いま、MOSFET(M7),(M8)
からなる部分をラッチ部2Aとすると、このラッチ部2
Aに対して、MOSFET(M45)からなる出力部2
BとMOSFET(M46)からなる出力部2B’とが
互いに並列に設けられている。出力部2Bは図示しない
メモリセルアレイ3の一方のメモリマットにパラレルデ
ータを供給し、出力部2B’は図示しないメモリセルア
レイ3の一方のメモリマットにパラレルデータを供給す
る。即ち、出力部2Bの出力端子62,63,64は一
方のメモリマットの夫々の書込みビット線に接続され、
出力部2B’の出力端子65,66,67は他方のメモ
リマットの夫々の書込みビット線に接続されている。
【0100】ラッチ部2AのMOSFET(M8)のゲ
ートにラッチされたビットは、入力端子60から“H”
のメモリマット選択信号(データ出力制御信号)WT2
1が入力されたとき、MOSFET(M45)がオン状
態となり、出力部2Bを介して一方のメモリマットに転
送され、また、入力端子61から“H”のメモリマット
選択信号(データ出力制御信号)WT22が入力された
とき、MOSFET(M46)がオン状態となり、出力
部2B’を介して一方のメモリマットに転送される。
【0101】ここで、一方のメモリマット全体にデータ
の書込みが終了した後、他方のメモリマットへのデータ
書込みを始めるようにしてもよいし、また、これらメモ
リマットに交互に1パラレルデータずつ書き込むように
してもよい。
【0102】これにより、一方のメモリマットが書込み
動作を行なっているときには、他方のメモリマットは待
機状態になり、従って、この待機状態の期間内に書込み
ビット線を充電してその電位を“H”に固定することが
でき、充電の余裕度が増加する。
【0103】さらに、メモリセルアレイ3を構成するメ
モリマットを3個以上の任意の個数とすることができ、
これに伴って入力ラッチ回路2で夫々のメモリマットに
対する出力部を設ければよい。この場合でも、1つのメ
モリマットのみが書込み動作を行ない、他のメモリマッ
トは待機状態にあるから、各メモリマットでの書込みビ
ット線の充電はさらに余裕をもって行なうことができ
る。
【0104】図10は、上記と同様、2個のメモリマッ
トからなるメモリセルアレイ3に対する出力ラッチ回路
6及びパラレル/シリアル変換回路7の一具体例を示す
回路図であって、68〜75は入力端子、M47,M4
8はN型のMOSFETであり、図3に対応する部分に
は同一符号をつけている。
【0105】出力ラッチ回路6の各セルには、初段のM
OSFETとしてMOSFETM(47),M(48)
と2個設けられ、各MOSFETM(47)の入力端子
70,71,72は一方のメモリマットの読出しビット
線に、各MOSFETM(48)の入力端子73,7
4,75は他方のメモリマットの読出しビット線に夫々
接続されている。
【0106】一方のメモリマットのデータ読出しが行な
われるときには、入力端子68から“H”のメモリマッ
ト選択信号(データ取込み制御信号)RT11が入力さ
れ、また、他方のメモリマットのデータ読出しが行なわ
れるときには、入力端子69から“H”のメモリマット
選択信号(データ取込み制御信号)RT2が入力され
る。これにより、一方のメモリマットから読み出された
ビットは入力端子70,71,72からMOSFETM
(47)を介してMOSFETM(22)のゲートにラ
ッチされ、他方のメモリマットから読み出されたビット
は入力端子73,74,75からMOSFETM(4
8)を介して同じMOSFETM(22)のゲートにラ
ッチされる。
【0107】ここでも、メモリセルアレイを構成するメ
モリマットの個数が任意でも、これに対処でき、メモリ
マットの個数の個数に応じて出力ラッチ回路6でのセル
の初段MOSFETの個数を設定すればよい。
【0108】なお、これらメモリマットからなるメモリ
セルアレイからのデータの読出し順序は、このときデー
タの読み出しは、書き込んだ順番に行なうことは言うま
でもない。
【0109】以上説明した実施例では、メモリセルアレ
イ3の記憶容量を1140ビット(従って、3MOS型
メモリセルの全数を1140個)とし、S/P変換及び
P/S変換を夫々10ビットで行なうようにしたが、メ
モリセルアレイ3での3MOS型メモリセル数やS/P
変換,P/S変換のビット数はこれ以外であってもよ
い。
【0110】また、以上説明した実施例では、入力デー
タDinの階長(並列ビット数)は1ビットであった
が、これに限るものでなく、階長に従ってS/P変換回
路1、入力ラッチ回路2、メモリセルアレイ3、出力ラ
ッチ回路6、P/S変換回路7を並列に設ければ、任意
の階長でよい。
【0111】図11は本発明によるシリアルアクセスメ
モリの他の実施例を示す要部回路図であって、図2及び
図3に対応する部分には同一符号をつけている。この実
施例は、図2に示したデータ入力部のS/P変換及び図
3に示したデータ出力部のP/S変換を省いたものであ
り、メモリセルアレイの構成は図2と同様としている。
【0112】図11において、入力データDinの入力
端子17は、MOSFET(M9)を介して、メモリセ
ルアレイ3の夫々の書込みビット線wb0,wb1,w
b9に接続されており、メモリセルアレイ3の1つおき
の出力端子は、MOSFET(M26)を介して、コモ
ンビット線Aに、他の1つおきの出力端子は、MOSF
ET(M26)を介して、コモンビット線Bに夫々接続
されている。
【0113】まず、メモリセルアレイ3へのデータ書込
みの場合には、メモリセルアレイ3において、入力端子
30からの“H”の書込みビット線充電制御信号WPC
の入力により、書込みビット線wb0〜wb9が“H”
に充電される。そして、入力データDinの最初のビッ
トDin(0)が入力端子17から入力されると、入力
端子20からS/P変換信号WP0が入力され、このビ
ットDin(0)がメモリセルアレイ3の書込みビット
線wb0に転送されて保持される。以下同様にして、入
力端子17から入力データのビットが入力される毎に入
力端子21,……,22に順番にS/P変換信号WP
1,……,WP9が入力され、各ビットがメモリセルア
レイ3の書込みビット線wb1,……,wb9に順次転
送されて保持される。
【0114】このように全ての書込みビット線wb0〜
wb9にビットが保持されると、入力端子27から書込
みワード線選択信号WW0が入力され、これにより、第
0行の3MOS型メモリセルのMOSFET(M2)に
各ビットが記憶される。以下同様の動作が行なわれて、
各行に10ビットずつ書き込まれる。
【0115】メモリセルアレイ3からのデータ読出しの
場合には、図2で説明したように、例えば入力端子26
から読出しワード線選択信号RW0が供給されると、第
0行の3MOS型メモリセルのビットが夫々読出しビッ
ト線rb1,……,rb9に読み出される。そして、ま
ず、入力端子36からP/S変換信号RP0が入力さ
れ、読出しビット線rb0のデータが出力端子31から
MOSFET(M26)を介してコモンビット線Aに出
力され、次いで、入力端子37からP/S変換信号RP
1が入力され、読出しビット線rb1のデータが出力端
子32からMOSFET(M26)を介してコモンビッ
ト線Bに出力される。
【0116】このようにして、読出しビット線rb1,
……,rb9に転送されたデータが順番にコモンビット
線A,Bに出力される。
【0117】なお、1行のビットの書込み完了毎に全て
の書込みビット線wb0〜wb9を充電し、また、1行
のビットが読出し完了毎に全ての読出しビット線rb0
〜rb9を充電することはいうまでもない。
【0118】この実施例においても、メモリセルアレイ
3の構成を上記のように変更できることは明らかであ
る。
【0119】図12は本発明によるシリアルアクセスメ
モリのさらに他の実施例を示す要部回路図であって、7
6は電源回路、M49〜M51はN型のMOSFETで
あり、図2に対応する部分には同一符号をつけている。
【0120】この実施例が図2に示した具体例と異なる
点は、図12において、この実施例では、入力ラッチ回
路2のラッチ部のセルを3個のMOSFET(M4
9)、(M50)、(M51)で構成し、電源回路19
Aの電圧を、S/P変換回路1とともに、この入力ラッ
チ回路2のMOSFET(M50)に供給するようにし
た点である。
【0121】かかる構成によると、MOSFET(M5
0),(M51)の接続点の電位は、先に説明したよう
に、S/P変換回路1のMOSFET(M5),(M
6)の接続点の電位と同様にして決まる。従って、入力
端子24から“H”のデータ出力制御信号WT2が入力
されると、MOSFET(M50),(M51)の接続
点の電位がメモリセルアレイ3の書込みビット線wb0
〜wb9に送られ、各3MOS型メモリセルへの書込み
データとなる。これにより、メモリセルアレイ3の書込
みビット線wb0〜wb9の充電用の電源回路76の電
位を、接地電位から電源電位までの範囲内で任意に設定
することができる。
【0122】図13は本発明によるシリアルアクセスメ
モリのさらに他の実施例を示す要部回路図であって、7
7は電源回路、R1は抵抗であり、図2に対応する部分
には同一符号をつけている。
【0123】この実施例は、図13に示すように、メモ
リセルアレイ3での各書込みビット線wb0,……,w
b9を抵抗R1を介して電源回路77に接続し、図2で
の充電用のMOSFET(M10)を省いたものであ
る。
【0124】かかる構成によると、入力ラッチ回路2で
の入力端子24から“H”のデータ出力制御信号WT2
が入力されず、MOSFET(M9)がオフ状態にある
ときには、書込みビット線wb0,……,wb9は電源
回路77の電位になる。また、データ出力制御信号WT
2が入力されたとき、MOSFET(M8)のゲートに
“H”のデータが書き込まれていると、書込みビット線
wb0,……,wb9はMOSFET(M8),(M
9)のオン状態での抵抗値の和と抵抗R1の抵抗値の比
で決まる電位になる。このときの電位がMOSFETの
しきい値電圧よりも低くなるように、これらの抵抗値が
設定される。
【0125】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メモリセルアレイの書込みビット線に接続する電位固定
手段により、書込み動作を行なっていないときの書込み
ビット線を任意の電位に固定することができるので、メ
モリセルに“H”ビットを書き込んだときに書込みビッ
ト線に流れる電流を大幅に削減することができ、良好な
データ保持特性が得られる。
【0126】また、本発明によれば、データ入力部にシ
リアル/パラレル変換回路を設け、時間的に連続して送
られてくるデータビットを所定ビット数ずつまとめて取
り込み、取り込んだデータを一度にまとめて各メモリセ
ルへ書き込むので、連続したデータビットの書込みを行
なうときにも、メモリセルアレイの動作はシリアル/パ
ラレル変換回路へ所定ビットのデータを取り込み毎に一
回行なえばよく、書込み動作を行なっていない期間にあ
る書込みビット線を任意の電位に固定でき、良好なデー
タ保持特性が得られる。
【0127】さらにまた、本発明によれば、データ入力
部に設けたシリアル/パラレル変換回路及び入力ラッチ
回路、データ出力部に設ける出力ラッチ回路及びパラレ
ル/シリアル変換回路としては、MOSFETを3個ま
たは4個用いて構成したラッチ回路を用いることによ
り、それらを少ない素子数で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシリアルメモリの一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】図1でのメモリセルアレイとデータ入力部の一
具体例を示す回路図である。
【図3】図1におけるデータ出力部の一具体例を示す回
路図である。
【図4】図1におけるセンスアンプの一具体例を示す回
路図である。
【図5】図1における書込みデコーダ及び読出しデコー
ダを構成するデコード回路の1ビット分の一具体例を示
す回路図である。
【図6】図1におけるメモリセルアレイの書込み動作の
一具体例を示すタイミングチャートである。
【図7】図1におけるメモリセルアレイの読出し動作の
一具体例を示すタイミングチャートである。
【図8】図7に示した動作の一部をさらに詳細に示した
タイミングチャートである。
【図9】図1におけるデータ入力部の他の具体例を示す
回路図である。
【図10】図1におけるデータ出力部の他の具体例を示
す回路図である。
【図11】本発明によるシリアルアクセスメモリの他の
実施例を示す要部回路図である。
【図12】本発明によるシリアルアクセスメモリのさら
に他の実施例を示す要部回路図である。
【図13】本発明によるシリアルアクセスメモリのさら
に他の実施例を示す要部回路図である。
【図14】従来のシリアルアクセスメモリでのメモリセ
ルの一例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 シリアル/パラレル変換回路 2 入力ラッチ回路 3 メモリセルアレイ 4 書込みデコーダ 5 読出しデコーダ 6 出力ラッチ回路 7 パラレル/シリアル変換回路 8 書込み制御回路 9 読出し制御回路 10 書込み制御信号の入力端子 12 読出し制御信号の入力端子 14 センスアンプ 17 データ入力端子 18 データ出力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセルがi行j列に配列され
    てなるメモリセルアレイと、書込みデコーダと、読出し
    デコーダと、書込み制御信号に従って入力データを順番
    に該メモリセルアレイに書き込むように書込みアドレス
    を発生して書込み制御を行なう書込み制御回路と、書き
    込んだ順番に読出し制御信号に従って該メモリセルアレ
    イからデータを読み出すように読出しアドレスを発生し
    て読出し制御を行なう読出し制御回路とを少なくとも具
    備するシリアルアクセスメモリにおいて、 該メモリセルは、 ドレインまたはソースの一方を書込みデータ入力端子と
    し、ゲートを書込み制御端子とする第1のMOSFET
    と、 ゲートが該第1のMOSFETのドレインまたはソース
    の該書込みデータ入力端子としない方に接続され、ドレ
    インまたはソースの一方が接地された第2のMOSFE
    Tと、 ドレインまたはソースの一方が該第2のMOSFETの
    ドレインまたはソースの接地されていない方に接続さ
    れ、他方を読出しデータ出力端子とし、ゲートを読出し
    制御端子とする第3のMOSFETとで構成し、 該メモリセルアレイは、 i行j列に配列された該メモリセルと、 同じ列のi個の該メモリセルの書込みデータ入力端子が
    接続されたj個の書込みビット線と、 同じ列のi個の該メモリセルの読出しデータ出力端子が
    接続されたj個の読出しビット線と、 同じ行のj個の該メモリセルの該書込み制御端子が接続
    されたi個の書込みワード線と、 同じ行のj個の該メモリセルの該読出し制御端子が接続
    されたi個の書込みワード線と、 該各メモリセルの該第1のMOSFETがオフ状態にあ
    るときに、j個の該書込みビット線を夫々所定の電位に
    設定する充放電手段とで構成したことを特徴とするシリ
    アルアクセスメモリ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 書込み制御信号に従って、前記入力データを順次取り込
    み、そのjビットずつパラレルデータとして出力するシ
    リアル/パラレル変換回路と、 該シリアル/パラレル変換回路から出力されるjビット
    のパラレルデータをラッチして前記メモリセルアレイへ
    の入力に備えるための入力ラッチ回路と、 前記メモリセルアレイから読み出されるjビットのパラ
    レルデータをラッチする出力ラッチ回路と、 該出力ラッチ回路でラッチされたjビットのパラレルデ
    ータを、前記読出し制御信号に従って、1ビットずつ出
    力し、シリアルの出力データを形成するパラレル/シリ
    アル変換回路とを設けたことを特徴とするシリアルアク
    セスメモリ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記シリアル/パラレル変換回路は、 ドレイン電極またはソース電極の一方を前記入力データ
    の入力端子とし、ゲートをシリアル/パラレル変換信号
    の入力端子とする第4のMOSFETと、 ゲートが該第4のMOSFETのドレイン電極またはソ
    ース電極の前記入力データの入力端子としない方に接続
    され、ドレイン電極またはソース電極の一方が接地され
    た第5のMOSFETと、 該第5のMOSFETのドレイン電極またはソース電極
    の接地されていない方と電源回路との間に接続された抵
    抗性素子とからなるセルj個によって構成され、 前記入力ラッチ回路は、 ドレイン電極またはソース電極の一方が該第5のMOS
    FETのドレイン電極またはソース電極の接地されてい
    ない方と該抵抗性素子との接続点に接続されてデータ入
    力端子となリ、ゲートをデータ取込み制御信号の入力端
    子とする第6のMOSFETと、 ゲートが該第6のMOSFETのドレイン電極またはソ
    ース電極の該入力端子でない方に接続され、MOSFE
    Tのドレイン電極またはソース電極の一方が接地された
    第7のMOSFETと、 ドレイン電極またはソース電極の一方が該第7のMOS
    FETのドレイン電極またはソース電極の接地されない
    方に接続され、他方が前記メモリセルアレイの前記書込
    みビット線に接続され、ゲートがデータ出力制御信号の
    入力端子とするk(但し、kは1以上の整数)個の第8
    のMOSFETとからなるセルj個によって構成されて
    いることを特徴とするシリアルアクセスメモリ。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記出力ラッチ回路は、 ドレイン電極またはソース電極の一方が前記メモリセル
    アレイの読出しビット線に接続され、ゲートを第1のデ
    ータ取込み制御信号の入力端子とするk(但し、kは1
    以上の整数)個の第9のMOSFETと、 ゲートがk個の該第9のMOSFETのドレイン電極ま
    たはソース電極の該入力端子でない方に接続され、ドレ
    イン電極またはソース電極の一方が接地された第10の
    MOSFETと、 該第10のMOSFETのドレイン電極またはソース電
    極の接地されていない方と電源回路との間に接続された
    第1の抵抗性素子とからなるセルj個によって構成さ
    れ、 前記パラレル/シリアル変換回路は、 ドレイン電極またはソース電極の一方が該第10のMO
    SFETのドレイン電極またはソース電極の接地されて
    いない方と該第1の抵抗性素子との接続点に接続されて
    データ入力端子となリ、ゲートを第2のデータ取込み制
    御信号の入力端子とする第11のMOSFETと、 ゲートが該第11のMOSFETのドレイン電極または
    ソース電極の該データ入力端子としない方に接続され、
    ドレイン電極またはソース電極の一方が接地された第1
    2のMOSFETと、 該第12のMOSFETのドレイン電極またはソース電
    極の接地されていない方と電源回路との間に接続された
    第2の抵抗性素子と、 ドレイン電極またはソース電極の一方が該第12のMO
    SFETのドレイン電極またはソース電極の接地されて
    いない方と該第2の抵抗性素子との接続点に接続されて
    データ入力端子となリ、他方を出力端子とし、ゲートを
    パラレル/シリアル変換信号の入力端子とする第13の
    MOSFETとからなるセルj個によって構成されてい
    ることを特徴とするシリアルアクセスメモリ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100299738B1 (ko) * 1996-09-09 2001-09-22 니시무로 타이죠 반도체 집적 회로
KR100496857B1 (ko) * 2002-05-17 2005-06-22 삼성전자주식회사 외부적으로 데이터 로드 신호를 갖는 반도체 메모리 장치및 이 반도체 메모리 장치의 직렬 데이터의 병렬데이터로의 프리패치 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100299738B1 (ko) * 1996-09-09 2001-09-22 니시무로 타이죠 반도체 집적 회로
KR100496857B1 (ko) * 2002-05-17 2005-06-22 삼성전자주식회사 외부적으로 데이터 로드 신호를 갖는 반도체 메모리 장치및 이 반도체 메모리 장치의 직렬 데이터의 병렬데이터로의 프리패치 방법

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