JPH06187757A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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Publication number
JPH06187757A
JPH06187757A JP35476292A JP35476292A JPH06187757A JP H06187757 A JPH06187757 A JP H06187757A JP 35476292 A JP35476292 A JP 35476292A JP 35476292 A JP35476292 A JP 35476292A JP H06187757 A JPH06187757 A JP H06187757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamping plate
disk
case
disc
convex portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP35476292A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshifumi Tanaka
敏文 田中
Toru Shimozawa
徹 下沢
Hiroshi Kiuchi
弘 木内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
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Publication of JPH06187757A publication Critical patent/JPH06187757A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】クランピングプレートを持つ光ディスクの複屈
折劣化を防止する。 【構成】中央部にクランピングプレート12のある円盤
状のディスク基板13からなる情報ディスクを回転可能
にケース1,2に収納したディスクカートリッジで、デ
ィスク基板13の中心部にあるクランピングプレート1
2の支承部15にクランピングプレート12を載置し
て、ディスク基板13の駆動時にはクランピングプレー
ト12がクランピングプレート支承部15に保持され、
また非駆動時には前記クランピングプレート12がクラ
ンピングプレート支承部15に保持されない状態となる
ものであって、非駆動時に前記クランピングプレート1
2がクランピングプレート支承部15から脱落しない凸
部14をケース1に配備したことで、クランピングプレ
ートの飛び出しを防止し、光ディスクの安定した回転操
作ができ、しかもディスク基板をクランピングプレート
取付けのために変形させることがなく、複屈折の劣化な
く品質良好なディスクとして用いられるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク或いは光磁
気ディスクなどのディスク状媒体をケース内に回転可能
に収納したディスクカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報記録担体、例えば光ディス
ク,光磁気ディスク或いは磁気ディスクなどはケース内
に収納されたカートリッジとして用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のディスクカート
リッジでは、図4に示すように円盤状のディスク基板a
の中央部にクランピングプレートbを備えているが、該
プレートbの飛び出し防止のためにディスク基板aのク
ランピングプレートbの取付表面側に突出部cを設ける
か、または接着剤でクランピングプレートbをディスク
基板aに固定しているために、この接着法や樹脂変形法
はバリも出るし複屈折劣化して品質低下するほか、成形
性も悪くなって商品価値上問題があった。本発明は、こ
れら従来の欠点を排除しようとするもので、ディスク基
板の複屈折の劣化をなくし、クランピングプレートの飛
び出しをも容易に防止して安定した操作を可能にしたデ
ィスクカートリッジを提供することを目的としたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、光学式または
光磁気式などによって再生または記録・再生できる情報
形成面を有し、該情報形成面側の中央部にクランピング
プレートのある円盤状のディスク基板からなる情報ディ
スクを回転可能にケースに収納したディスクカートリッ
ジにおいて、ディスクの中心部にあるクランピングプレ
ート支承部にクランピングプレートを載置し、該クラン
ピングプレートが、ケースに保持されない状態でクラン
ピングプレート支承部から脱落しない凸部をケース内面
に配備したことを特徴とするディスクカートリッジであ
る。
【0005】
【作用】中央部にクランピングプレートのある円盤状の
ディスク基板からなる情報ディスクをシェルに収納して
回転操作されるが、ディスクの中心部にあるクランピン
グプレート支承部にクランピングプレートを載置し、該
クランピングプレートがケースに保持されない状態下に
おいてその脱落防止用の凸部をケース内面に配備し、ク
ランピングプレートの飛び出しを防止してあるので、安
定した回転操作ができ、しかもディスク基板をクランピ
ングプレート取付けのために変形させることがなく、複
屈折の劣化なく品質良好なディスクとして用いられるも
のである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図3の例で説明す
ると、光学式または光磁気式などによって再生または記
録・再生できるピット及び/またはグルーブの情報形成
面11を有し、該情報形成面側の中央部にクランピング
プレート12のある円盤状のディスク基板13からなる
情報ディスクを回転可能に上ケース1と下ケース2とか
らなるケースに収納したディスクカートリッジであっ
て、ディスクの中心部にあるクランピングプレート12
の支承部15にクランピングプレート12を載置し、該
クランピングプレート12がケースに保持されない状態
でクランピングプレート支承部15から脱落しない凸部
14をケース内面に配備するのに、クランピングプレー
ト12に当接する飛び出し防止規制用の当接凸部14を
上ケース1の内面に配備してディスクカートリッジとし
てある。
【0007】前記当接凸部14としては、図3のよう
に、前記ディスク基板13にあるクランピングプレート
12に対面した位置に突設した環状凸部例えば連続して
リング状に突設したもの、或いは断続的に環状に配列し
た円弧凸壁部を用いてあるが、その当接面は曲面にして
もよい。
【0008】このディスク基板13は、クランピングプ
レート支承部15にクランピングプレート12を載置さ
れ、上下ケース1,2の内部に情報媒体として収納し、
ヘッド挿入孔などの開口3を形成したケースに、該開口
3を開閉するための断面略コ字状のシャッタ4を摺動自
在に備えたカートリッジとして用いられるようにしてあ
って、該凹面のシャッタ4は凹面のシャッタエリア5に
摺動させるもので、前記クランピングプレート12に対
設される軸挿入孔7が下ケース2にあり、また誤消去防
止用プラグ8,シャッタロック9を付設してディスク収
納部6が形成されていて、このケースの外表面にラベル
エリア10が設けられている。
【0009】なお、前記上下ケース1,2からなるケー
スは、コンパクトディスクやビデオディスク,光ディス
クなどのディスク状媒体を収納した各種のカートリッジ
形態のケースに選んで構成される。
【0010】また、図4の例では、前記クランピングプ
レート12の脱落防止する凸部14として、前例のクラ
ンピングプレート12に当接するものに代えて、下ケー
ス2の内面に突設した凸部14を用い、ディスク基板1
3のクランピングプレート12の上面と上ケース1間と
の間のクリアランスd1 と、下面クリアランスd2 とを
形成して設けられ、例えば規格内で凸部14をカートリ
ッジリファレンス面より1.70mmに突設すると、チ
ャック時、ディスクの下面とカートリッジの外表面との
距離が1.15±0.13mmでディスク中心部(φ≦
23.0mm)とカートリッジとのクリアランスd1
0.28mm以上及びd2 =0.33mm以上とし、デ
ィスクが最下点に落ちている状態でのディスクカートリ
ッジ上面とのクリアランスd3 =1.00mm以下、即
ち0.95mmとなってチャック時にディスクが最上点
に移動し、携帯時に最下点落下状態でも所定のクリアラ
ンスを保つように凸部14の高さが設定されている。即
ち、下ケース2の凸部14の高さd4 を従来より0.3
5mm高くし、1.7mmとするのがよい。
【0011】
【発明の効果】本発明は、光学式または光磁気式などに
よって再生または記録・再生できる情報形成面を有し、
該情報形成面側の中央部にクランピングプレートのある
円盤状のディスク基板からなる情報ディスクを回転可能
にケースに収納したディスクカートリッジにおいて、デ
ィスクの中心部にあるクランピングプレート支承部にク
ランピングプレートを載置し、該クランピングプレート
がケースに保持されたい状態下でその脱落防止用凸部を
ケース内面に配備したことにより、クランピングプレー
トの飛び出しを適確に防止して安定した回転操作がで
き、しかもディスク基板をクランピングプレート取付け
のために変形させることがなく、複屈折の劣化なく品質
良好なディスクとして用いられるものであり、成形性も
大巾に向上でき商品価値も高められるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す平面図である。
【図2】図1の例の分離状態の斜視図である。
【図3】図1のA−A線における拡大縦断面図である。
【図4】本発明の他の実施例の拡大縦断面図で、ディス
クの携帯時及びチャック時の両作動状態を示してある。
【図5】従来例の一部の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 上ケース 2 下ケース 3 開口 4 シャッタ 11 グルーブ形成面 12 クランピングプレート 13 ディスク基板 14 凸部 141 凸部 15 クランピングプレート支承部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、光学式または
光磁気式などによって再生または記録・再生できる情報
形成面を有し、該情報形成面側の中央部にクランピング
プレートのある円盤状のディスク基板からなる情報ディ
スクを回転可能にケースに収納したディスクカートリッ
ジにおいて、ディスク基板の中心部にあるクランピング
プレート支承部にクランピングプレートを載置して、デ
ィスク基板の駆動時にはクランピングプレートがクラン
ピングプレート支承部に保持され、また非駆動時には前
記クランピングプレートがクランピングプレート支承部
に保持されない状態となるものであって、非駆動時に前
記クランピングプレートがクランピングプレート支承部
から脱落しない凸部をケース内面に配備したディスクカ
ートリッジである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【作用】中央部にクランピングプレートのある円盤状の
ディスク基板からなる情報ディスクをシェルに収納して
回転操作されるが、ディスク基板の中心部にあるクラン
ピングプレート支承部にクランピングプレートを載置し
て、ディスク基板の駆動時にはクランピングプレートが
クランピングプレート支承部に保持され、また非駆動時
には前記クランピングプレートがクランピングプレート
支承部に保持されない状態となるものであって、非駆動
時に前記クランピングプレートがクランピングプレート
支承部から脱落しない凸部をケース内面に配備し、クラ
ンピングプレートの飛び出しを防止してあるので、安定
した回転操作ができ、しかもディスク基板をクランピン
グプレート取付けのために変形させることがなく、複屈
折の劣化なく品質良好なディスクとして用いられるもの
である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図3の例で説明す
ると、光学式または光磁気式などによって再生または記
録・再生できるピット及び/またはグルーブの情報形成
面11を有し、該情報形成面側の中央部にクランピング
プレート12のある円盤状のディスク基板13からなる
情報ディスクを回転可能に上ケース1と下ケース2とか
らなるケースに収納したディスクカートリッジであっ
て、ディスク基板の中心部にあるクランピングプレート
12の支承部15にクランピングプレート12を載置し
て、ディスク基板13の駆動時にはクランピングプレー
ト12がクランピングプレート支承部15に保持され、
また非駆動時には前記クランピングプレート12がクラ
ンピングプレート支承部15に保持されない状態となる
ものであって、非駆動時に前記クランピングプレート1
2がクランピングプレート支承部15から脱落しない凸
部14をケース内面に配備するのに、クランピングプレ
ート12に当接する飛び出し防止規制用の当接凸部14
を上ケース1の内面に配備してディスクカートリッジと
してある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【発明の効果】本発明は、光学式または光磁気式などに
よって再生または記録・再生できる情報形成面を有し、
該情報形成面側の中央部にクランピングプレートのある
円盤状のディスク基板からなる情報ディスクを回転可能
にケースに収納したディスクカートリッジにおいて、デ
ィスク基板の中心部にあるクランピングプレート支承部
にクランピングプレートを載置して、ディスク基板の駆
動時にはクランピングプレートがクランピングプレート
支承部に保持され、また非駆動時には前記クランピング
プレートがクランピングプレート支承部に保持されない
状態となるものであって、非駆動時に前記クランピング
プレートがクランピングプレート支承部から脱落しない
凸部をケース内面に配備したことにより、クランピング
プレートの飛び出しを適確に防止して安定した回転操作
ができ、しかもディスク基板をクランピングプレート取
付けのために変形させることがなく、複屈折の劣化なく
品質良好なディスクとして用いられるものであり、成形
性も大巾に向上でき商品価値も高められるものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学式または光磁気式などによって再生
    または記録・再生できる情報形成面を有し、該情報形成
    面側の中央部にクランピングプレートのある円盤状のデ
    ィスク基板からなる情報ディスクを回転可能にケースに
    収納したディスクカートリッジにおいて、ディスクの中
    心部にあるクランピングプレート支承部にクランピング
    プレートを載置し、該クランピングプレートが、ケース
    に保持されない状態でクランピングプレート支承部から
    脱落しない凸部をケース内面に配備したことを特徴とす
    るディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記凸部が、前記クランピングプレート
    に当接する位置で上ケース内面に配備されている請求項
    1記載のディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記凸部が、ディスクの最下点に落ちて
    いる状態で所定クリアランスを保つもので下ケース内面
    に突設されている請求項1記載のディスクカートリッ
    ジ。
JP35476292A 1992-12-17 1992-12-17 ディスクカートリッジ Pending JPH06187757A (ja)

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JP35476292A JPH06187757A (ja) 1992-12-17 1992-12-17 ディスクカートリッジ

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JP (1) JPH06187757A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000033308A1 (fr) * 1998-11-30 2000-06-08 Fuji Photo Film Co., Ltd. Cartouche de disque magnetique
EP1031982A2 (en) * 1999-02-26 2000-08-30 TDK Corporation Disk Cartridge

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000033308A1 (fr) * 1998-11-30 2000-06-08 Fuji Photo Film Co., Ltd. Cartouche de disque magnetique
EP1031982A2 (en) * 1999-02-26 2000-08-30 TDK Corporation Disk Cartridge
EP1031982A3 (en) * 1999-02-26 2001-07-18 TDK Corporation Disk Cartridge

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001205