JPH06187731A - 音声信号記録再生装置 - Google Patents

音声信号記録再生装置

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JPH06187731A
JPH06187731A JP33997192A JP33997192A JPH06187731A JP H06187731 A JPH06187731 A JP H06187731A JP 33997192 A JP33997192 A JP 33997192A JP 33997192 A JP33997192 A JP 33997192A JP H06187731 A JPH06187731 A JP H06187731A
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signal
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audio
audio signal
recording
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JP33997192A
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Hidenori Nanami
秀昇 名波
Akitoshi Tsunoka
明俊 角鹿
Keizo Nishimura
恵造 西村
Hideo Arai
英雄 新井
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入力された音声信号のチャンネル数に応じて圧
縮記録、或いは非圧縮記録のいずれかを選択し、音質劣
化がなく記録チャンネル数にあった効率の良い音声信号
記録再生装置を提供すること。 【構成】本発明は、圧縮手段と、データ変換手段と、選
択回路と、記録モード付加回路と、判別回路と、制御信
号出力手段とで構成されている。 【効果】圧縮して記録する時に、音声信号の圧縮率を音
声信号のチャンネル数に応じて変化できるので、記録チ
ャンネルの割当ての違いによる部分的な音質劣化を防ぐ
ことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声信号記録再生装置
に関し、特に、記録チャンネル数よりも多くのチャンネ
ルの音声信号を記録する音声信号記録再生装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】PCM音声記録再生装置の記録チャンネ
ル数としては、ディジタルテープレコーダ(DAT)、
S−VHS PCM VTRでは4チャンネルの記録を
可能としている。又、業務用途や放送用途のVTRにお
いて、SMPTEのD1規格及び、D2(NTSC)規
格のディジタルVTRやハイビジョンアナログVTR
(UNIHI)では音声記録チャンネル数に4チャンネ
ルを用意し、ハイビジョンディジタルVTRでは8チャ
ンネルを用意している。
【0003】ところで近年において、音声信号の圧縮符
号化技術の進歩に伴い、250kbps程度の伝送レー
トでも音質を劣化させることなく高品質な音声で記録・
再生することが十分可能である。音声圧縮技術には例え
ば、時間領域処理において、非線形量子化器を用いたP
CM、信号の局所的な性質に応じて予測と量子化の方法
を制御するADPCM、或いは時々刻々と変化する入力
信号のスペクトラム分布に合わせて予測フィルタの各係
数を自動的に最適になるように設定するAPC等があ
る。周波数領域処理においては、時間軸上の音声信号等
を複数の周波数帯域に分割して符号化するサブバンド符
号化(SBC)、時間軸の信号を周波数軸上の信号に変
換(直交変換)して複数の周波数帯域に分割し各帯域毎
で適応的に符号化する適応変換符号化(ATC)、或い
は時間軸上の音声信号等を複数の周波数帯域に分割した
後、ある時間間隔毎に聴覚特性に応じて各サブバンド信
号のビット割当てを変化させて、適応量子化を行う方法
等が既に知られている。
【0004】音声ソースとしては、ハイビジョン放送の
4チャンネルの音声放送を始め今後は2か国語放送のよ
うに音声ソースの多チャンネル化が進むことが予想され
る。このように、音声記録再生装置においては、広範な
用途や使用形態が開拓されるものと考えられている。し
かし、例えば放送局での既存の音声記録再生装置として
はL、Rの2チャンネルを始め4チャンネルが主流であ
り、8チャンネルの音声ソースを4チャンネルの音声信
号記録再生装置で記録するといったように記録チャンネ
ル数よりも多くの音声ソースを高品質で効率良く記録す
るための音声信号記録再生装置はない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な効能率圧縮符号化方式を用いて、音声信号記録再生装
置の記録チャンネル数よりも多くのチャンネルの音声信
号を高品質で効率良く記録する音声信号記録再生装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、1チャンネ
ル当たりに平均してLビット/秒の音声信号が入力され
るmチャンネルの音声信号入力端子からの信号と圧縮率
を制御する圧縮率制御信号を入力し該圧縮率制御信号に
応じてmチャンネルの音声信号を音声信号入力端子に入
力された信号数により圧縮率を変えて圧縮し出力する圧
縮手段と、圧縮手段からのmチャンネルの信号を入力し
所定のデータ組み合わせで1チャンネル当たりに平均し
てLビット/秒を伝送するnチャンネル以下の信号に変
換して出力するデータ変換手段と、mチャンネルの音声
信号入力端子からの信号とデータ変換手段からのnチャ
ンネル以下の信号と選択信号とを入力し記録媒体に記録
するnチャンネルの信号を選択信号に応じてデータ変換
手段からの圧縮した信号か或いは音声信号入力端子から
の圧縮されない信号から選択し記録モード付加回路に出
力する選択回路と、選択回路からのnチャンネルの信号
とモード信号を入力し該モード信号が表すデータ変換手
段からの信号か或いは音声信号入力端子からの信号かを
示す情報を各チャンネルのデータに付加して1チャンネ
ル当たりに平均してLビット/秒を伝送するnチャンネ
ルの信号を音声信号出力端子に出力する記録モード付加
回路と、mチャンネルの音声信号入力端子からの信号を
入力し各チャンネルに音声信号が入力されたかを検出し
て音声信号が入力されたチャンネルの番号とチャンネル
数m’を表す信号を出力する判別回路と、前記判別回路
からの信号を入力しm’≦nを表す時にはmチャンネル
の音声信号入力端子からnチャンネルの信号を選択する
選択信号と音声信号入力端子からの信号であることを表
すモード信号を出力し、m’>nを表す時にはn/m’
以下に圧縮することを表す圧縮率制御信号とnチャンネ
ルを選択することを表す選択信号と選択回路で選択した
各チャンネルの信号がデータ変換手段からの信号か或い
は音声信号入力端子からの信号かを表すモード信号を出
力する制御信号出力手段とで構成することにより実現で
きる。
【0007】
【作用】入力された音声信号のチャンネル数m’が記録
チャンネル数nと同じか、或いは少ない時には入力され
た信号を圧縮せずに出力し、多い時には入力された音声
信号のチャンネル数に応じて圧縮率を変えて圧縮し記録
チャンネル数nにあった信号に変換する。
【0008】従って本発明による音声信号記録再生装置
においては、記録チャンネル数よりも多くのチャンネル
の音声信号を記録できる。また、入力された音声信号の
チャンネル数に応じて圧縮率を変えて圧縮することによ
り、高品質で効率良く音声信号を記録することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明をSMPTEのD2規格(NT
SC)のディジタルVTR(以下DVTRと略す)に適
用した場合の一実施例について説明する。
【0010】図2は1チャンネル当たりに平均して96
0kビット/秒で8チャンネルの音声信号をDVTRに
記録する場合の概略構成を示すブロック図で、43は本
発明を示す音声圧縮アダプタ、40はアナログ入力端
子、41はディジタル入力端子、42,46はアナログ
/ディジタルインターフェース回路、44はDVTR、
45は音声伸長アダプタ、47はアナログ出力端子、4
8はディジタル出力端子である。図3はDVTRの磁気
テープ上の記録パターンを表す図である。
【0011】ここで、DVTRの音声信号処理系の構成
を図4に示す。DVTRでは、映像信号をサンプリング
周波数14.31818MHz(色副搬送波の4倍)、
量子化ビット数8ビットで記録し、音声信号はサンプリ
ング周波数48KHz、量子化ビット数は16から20
ビットで4チャンネルの信号を記録する。図4におい
て、1はアナログ入力端子、2はディジタル入力端子、
3,29はアナログ/ディジタルインターフェース回
路、10は音声データブロック化回路、11は外符号形
成回路、12は音声データシャッフリング回路、13は
同期ID形成回路、14はデータ多重回路、15は内符
号形成回路、16はM2変調回路、17は記録アンプ、
18は切換え回路、19は回転ヘッド、20は磁気テー
プ、21は再生アンプ、22はM2復調回路、23は同
期検出回路、24は内符号誤り訂正回路、25はデータ
分割スイッチ、26は音声データデシャッフリング回
路、27は外符号誤り訂正回路、28は誤り修正回路、
30はアナログ出力端子、31はディジタル出力端子3
1である。図5は図4で行われる処理でのデータ構成を
示す図で、図5(1)は音声データブロック化回路10
で分割する時のデータ構成、図5(2)は図3の音声ブ
ロック35に記録する時の音声データブロック化回路1
0から内符号形成回路15までの音声データの符号構
成、図5(3)は同期符号ブロックの構成である。
【0012】アナログ/ディジタルインターフェース回
路3では、アナログ入力端子1からの4チャンネルのア
ナログ信号とディジタル入力端子2からの日本工業会規
格CP−340に準拠したディジタルオーディオインタ
ーフェース2系統のディジタル信号を入力し、4チャン
ネルのアナログ信号をA/D変換するとともにディジタ
ル信号の中の音声データを抽出する。そして、1チャン
ネル当たりに平均して960kビット/秒を伝送する4
チャンネルのディジタル音声を選択し音声データブロッ
ク化回路10に供給する。ここで、図3の音声ブロック
35に記録される音声信号の1チャンネル当たりの処理
について説明する。音声データブロック化回路10では
アナログ/ディジタルインターフェース回路3からの音
声データを8ビット単位のブロック(図5(1))に分
割し、外符号形成回路11で8ブロック毎に4バイトの
誤り訂正外符号を付加し、音声データシャッフリング回
路12でブロック単位の所定のシャッフリングを行いデ
ータ多重回路14にシャフリングしたブロックを供給す
る。データ多重回路14では、音声データシャッフリン
グ回路12からの170ブロック毎の信号に、同期ID
形成回路13からの同期信号とID信号を付加して内符
号形成回路15に供給する。内符号形成回路15では、
データ多重回路14からの2バイトのID信号と85ブ
ロックの信号及び、85ブロックの信号毎にそれぞれ8
バイトの誤り訂正内符号を付加し、190バイトを1つ
の同期符号ブロック(図5(3))としてM2変調回路
16に供給する。そして、M2変調回路16で変調が行
われ、記録アンプ17により所定のレベルに増幅されて
切換え回路18を介して、回転ヘッド19により磁気テ
ープ20上に記録される。このテープ20上の図3の音
声ブロック35には、図5(2)に示した音声データの
符号構成が6つの同期符号ブロックに変換された形で記
録される。
【0013】再生時には、切換え回路18が再生側に切
換えられ、回転ヘッド19によって再生された信号は再
生アンプ21に入力され、増幅等が行われる。そして、
M2復調回路22で復調され、同期検出回路23で同期
信号の検出が行われる。検出された同期信号は、データ
再生の基準として用いられる。同期信号が検出された信
号は、内符号誤り訂正回路24で誤り訂正が行われる。
そして、データ分割スイッチ25で音声信号とビデオ信
号に分配される。分配された音声信号は音声データデシ
ャッフリング回路26で音声データシャッフリング回路
12とは逆の入れ替えを行い、外符号誤り訂正回路27
で誤り訂正が行われる。そして、外符号誤り訂正回路2
7で訂正できなかった誤りについては、誤り修正回路2
8で修正されアナログ/ディジタルインターフェース回
路29に供給される。アナログ/ディジタルインターフ
ェース回路29では、アナログ/ディジタルインターフ
ェース回路3の動作とは逆に誤り修正回路28からのデ
ィジタル信号を、一方はD/A変換してアナログ信号を
アナログ出力端子30に出力し、他方はCP−340に
準拠したディジタルオーディオインターフェースの2系
統としたディジタル信号をディジタル出力端子31に出
力する。以上説明したDVTRに本発明を適用する。
【0014】図2において、アナログ/ディジタルイン
ターフェース回路42では、アナログ入力端子40から
の8チャンネルのアナログ信号とディジタル入力端子4
1からの日本工業会規格CP−340に準拠したディジ
タルオーディオインターフェース4系統のディジタル信
号を入力し、8チャンネルのアナログ信号をA/D変換
するとともにディジタル信号の中の音声データを抽出す
る。そして、1チャンネル当たり平均して960kビッ
ト/秒を伝送する8チャンネルのディジタル音声を選択
し音声圧縮アダプタ43に供給する。音声圧縮アダプタ
43では、アナログ/ディジタルインターフェース回路
42からの8チャンネルのディジタル音声信号を入力
し、ディジタル音声信号が入力されているチャンネルの
数に応じて圧縮率を変えて圧縮し、1チャンネル当たり
に平均して960kビット/秒を伝送する4チャンネル
のディジタル音声信号に変換し、DVTR44に供給す
る。DVTR44は、図4の破線で示した部分32に相
当し、従来のサンプリング周波数48KHz、量子化ビ
ット数20ビット、4チャンネルのPCM信号を記録す
るDVTRであり、記録時には音声圧縮アダプタ43か
らの4チャンネルのディジタル音声信号を記録する。
又、再生時には1チャンネル当たりに平均して960k
ビット/秒を伝送する4チャンネルのディジタル音声信
号を音声伸長アダプタ45に供給する。音声伸長アダプ
タ45では、DVTR44からの4チャンネルのディジ
タル音声信号を入力し音声圧縮アダプタ43とは逆の伸
長を行い、1チャンネル当たりに平均して960kビッ
ト/秒を伝送する8チャンネルのディジタル音声信号を
アナログ/ディジタルインターフェース回路46に供給
する。アナログ/ディジタルインターフェース回路46
では、アナログ/ディジタルインターフェース回路42
の動作とは逆に音声伸長アダプタ45からのディジタル
信号を、一方はD/A変換して8チャンネルのアナログ
信号をアナログ出力端子47に出力し、他方はCP−3
40に準拠したディジタルオーディオインターフェース
の4系統としたディジタル信号をディジタル出力端子4
8に出力する。以上述べた構成にすることにより、1チ
ャンネルあたりのサンプリング周波数48KHz、量子
化ビット数が20ビットの8チャンネルのPCM信号を
記録、再生できる。
【0015】次に音声圧縮アダプタ43の一例を図1に
示す。50は音声信号入力端子、51は判別回路、52
は制御信号出力手段、53は圧縮手段、54はデータ変
換手段、55は選択回路、56は記録モード付加回路、
57は音声信号出力端子である。
【0016】図1において、圧縮手段53では、音声信
号入力端子50から入力された1チャンネル当たりに平
均して960kビット/秒を伝送する8チャンネルのデ
ィジタル音声信号と圧縮率を制御する圧縮率制御信号を
入力し該圧縮率制御信号に応じて8チャンネルの音声信
号を音声信号入力端子50に入力された信号数により圧
縮率を変えて圧縮し、圧縮した信号(以下圧縮信号と称
する)をデータ変換手段54に供給する。データ変換手
段54では、圧縮手段53からの8チャンネルの圧縮信
号を入力し所定のデータ組み合わせで1チャンネル当た
りに平均して960kビット/秒を伝送する4チャンネ
ル以下の信号に変換し選択回路55に供給する。選択回
路55では、8チャンネルの音声信号入力端子50から
の信号とデータ変換手段54からの4チャンネル以下の
信号と選択信号とを入力し記録媒体に記録する4チャン
ネルの信号を選択信号に応じてデータ変換手段54から
の圧縮した信号か或いは音声信号入力端子50からの圧
縮されない信号から選択し記録モード付加回路56に供
給する。記録モード付加回路56では、選択回路55か
らの4チャンネルの信号とモード信号を入力し、該モー
ド信号が表すデータ変換手段54からの信号か或いは音
声信号入力端子50からの信号かを示す情報を各チャン
ネルのデータに付加して1チャンネル当たりに平均して
960kビット/秒を伝送する4チャンネルの信号を音
声信号出力端57に出力する。判別回路51では、8チ
ャンネルの音声信号入力端子50からの信号を入力し各
チャンネルに音声信号が入力されたかを検出して音声信
号が入力されたチャンネルの番号とチャンネル数m’を
表す信号を制御信号出力手段52に供給する。制御信号
出力手段52では、前記判別回路51からの信号を入力
しm’≦4を表す時には8チャンネルの音声信号入力端
子50から4チャンネルの信号を選択する選択信号と音
声信号入力端子50からの信号であることを表すモード
信号を出力し、m’>4を表す時には4/m’以下に圧
縮することを表す圧縮率制御信号と4チャンネルを選択
することを表す選択信号と選択回路55で選択した各チ
ャンネルの信号がデータ変換手段54からの信号か或い
は音声信号入力端子50からの信号かを表すモード信号
を出力する。以上述べたように、音声圧縮アダプタ43
を図1に示す構成にすることにより、8チャンネル以下
のPCM信号を高品質で効率良く記録することができ
る。
【0017】ここで、図1で示した記録モード付加回路
56で行われるモード信号が表すデータ変換手段54か
らの信号か或いは音声信号入力端子50からの信号かを
示す情報をデータに付加する時の一例を図6を用いて説
明する。
【0018】D2規格DVTRでは、音声信号の記録パ
ターンを示す図3の音声ブロック35に266個或いは
267個のサンプルデータを記録する他に図6に示す4
サンプルデータ分の補助データが記録される。この補助
データのAUX3の4ビット目から7ビット目に各チャ
ンネルの音声信号の内容を示すチャンネルステ−タス
(CHAN)が割当てられている。表1にチャンネルス
テータスの各モードの設定値を示す。
【0019】
【表1】
【0020】モード0からモード4は設定値が決まって
いるがモード5以降は定義されていない。このモード5
以降にモード信号が表すデータ変換手段54からの信号
か或いは音声信号入力端子50からの信号かを示す情報
を割当てることにより、既存のDVTRに不都合なくモ
ード信号の表す情報を選択回路55からの各チャンネル
のデータに付加することが可能となる。
【0021】上記図1で示した圧縮手段53の一例を図
7に示す。60は入力端子、61は信号分配器、62は
圧縮率制御信号入力端子、63は圧縮処理回路、64は
出力端子である。
【0022】図7において、信号分配器61では、圧縮
率制御信号入力端子62からの圧縮率制御信号を入力
し、圧縮処理回路63に各チャンネルの圧縮率を表す圧
縮率制御信号を分配する。圧縮処理回路63では、入力
端子60からの信号と信号分配器61から各チャンネル
の圧縮率を表す圧縮率制御信号を入力し、圧縮率制御信
号に応じて圧縮率を変えて圧縮し出力端子64に1チャ
ンネル当たりに平均して960kビット/秒以下を伝送
する8チャンネルの信号を出力する。このように圧縮手
段53を図7に示す構成にすることにより、入力された
信号数に応じて圧縮率を変えて圧縮することができる。
また、各チャンネル毎に圧縮率を変えて圧縮することも
可能である。
【0023】上記図1で示したデータ変換手段54の一
例を図8に示す。70は入力端子、71はRAM、72
は書き込みアドレス制御手段、73は読みだしアドレス
制御手段、74,75,76,77はセレクタ、78は
セレクタ制御手段、79は出力端子である。
【0024】図8において、RAM71では、書き込み
アドレス制御手段72からの信号の示すメモリのアドレ
スに入力端子70からの信号が書き込まれる。そして、
読みだしアドレス制御手段73からの信号の示すメモリ
のアドレスから信号が読み出される。この書き込みアド
レス制御手段72でRAM71の書き込みアドレスの制
御を行い入力端子70からの1チャンネル当たりに平均
して960kビット/秒以下を伝送する8チャンネル以
下の信号を所定の時間単位で書き込む。読みだしアドレ
ス制御手段73でRAM71の読みだしアドレスの制御
を行い各チャンネルの信号の読みだしタイミングを制御
する。セレクタ74,75,76,77では、RAM7
1から読み出された各チャンネルのデータとセレクタ制
御手段78からの選択信号を入力し、選択信号の示すチ
ャンネルの信号を選択しRAM71から読み出された各
チャンネルのデータの多重を行い1チャンネル当たりに
平均して960kビット/秒を伝送する4チャンネルの
信号を出力端子79に出力する。このようにデータ変換
手段54を図8に示す構成にすることにより、所定のチ
ャンネルのデータの多重が読みだし時アドレス制御手段
73での読みだしアドレスの制御とセレクタ制御手段7
8での選択信号の制御により実現できる。
【0025】次に、図1、図7、図8で示した以上の構
成において、1チャンネル当たりに平均して960kビ
ット/秒を伝送する最大8チャンネルの音声信号が入力
される音声信号入力端子50に5チャンネル以上の信号
が入力された時に、音声信号出力端子57に音声信号入
力端子50からの全ての信号を出力する場合の圧縮手段
53とデータ変換手段54の一実施例を要部信号を示す
図9、図10を用いて説明する。
【0026】第一の場合として、圧縮手段53での圧縮
率を1/4と一定にし、データ変換手段54でのデータ
の組み合わせを4チャンネルの多重にした場合について
説明する。ここで、図1の音声信号入力端子50に8チ
ャンネルのディジタル音声信号が入力された時、図7の
圧縮処理回路63では入力端子60のA,B,C,D,
E,F,G,Hのチャンネルに入力された信号を図9
(1)に示す様に、各チャンネルの1ブロック80を1
5回に一回267個の音声サンプルデータとし、それ以
外は266個の音声サンプルデータとした単位で1/4
に圧縮し、出力端子64に出力する。図8でのRAM7
1に、入力端子70からの圧縮処理回路63で圧縮した
信号を書き込み、読みだしアドレス制御手段73でRA
M71の読みだしアドレスの制御を行い各チャンネルの
信号を図9(2)示す様なタイミングで読みだし、各セ
レクタ74,75,76,77に供給する。ただし、図
9(2)は、図9(1)に対しての時間的な遅延につい
ては示していないが、ブロック単位当たりのビット数は
図9(1)の1/4であることを示している。セレクタ
74,75でA,B,C,Dのチャンネルを選択するよ
うに、セレクタ76,77でE,F,G,Hのチャンネ
ルを選択するようにセレクタ制御手段78で選択信号を
制御することにより、出力端子79には図9(3)に示
す様に、A,B,C,Dの4チャンネルのデータを多重
したW及びXと、E,F,G,Hの4チャンネルのデー
タを多重したY及びZのチャンネルの信号が出力され
る。判別回路51では音声信号入力端子50から信号を
検出し、A,B,C,D,E,F,G,Hのチャンネル
に音声信号が入力されていることと8チャンネル入力さ
れていることを示す信号を制御信号出力手段52に供給
する。音声信号入力端子50に8チャンネルの音声が入
力された時に選択回路55で音声信号入力端子50から
のAのチャンネルとBのチャンネルと、データ変換手段
54からのWのチャンネルとYのチャンネルを選択する
選択信号を出力するように制御信号出力手段52で設定
した場合、記録モード付加回路56には図9(4)に示
すような1チャンネル当たりに平均して960kビット
/秒を伝送する4チャンネルの音声信号が出力される。
【0027】上記に述べたように、音声信号入力端子5
0に5チャンネル以上の信号が入力された時に圧縮率を
一定とし、多重するデータのチャンネル数を一定とした
場合において、音声信号入力端子50からの全ての信号
を記録することができる。また、上記例では圧縮処理回
路63での圧縮率を1/4としたが、圧縮率を1/2と
し図8のセレクタ74,75,76,77それぞれで2
チャンネルのデータを多重するようにしても良い。
【0028】第二の場合として、音声信号入力端子50
に入力される信号数に応じて圧縮手段53での圧縮率を
可変にし、データ変換手段54で所定のデータの組み合
わせとした場合について説明する。
【0029】例えば、図1の音声信号入力端子50に8
チャンネルのディジタル音声信号が入力された時、判別
回路51では音声信号入力端子50から信号を検出し8
チャンネルのディジタル音声が入力されていることを示
す信号を制御信号出力手段52に供給する。制御信号出
力手段52では、8チャンネルのディジタル音声信号が
入力されていることを判断し、1/2に圧縮することを
表す圧縮率制御信号とデータ変換手段からの信号を選択
することを表す選択信号とデータ変換手段からの圧縮さ
れたデータであることを表すモード信号を出力する。図
7の圧縮処理回路63では、入力端子60のA,B,
C,D,E,F,G,Hのチャンネルに入力された信号
と1/2に圧縮することを表す圧縮率制御信号を入力
し、図10(1)に示す様に各チャンネルの1ブロック
80を15回に一回267個の音声サンプルデータと
し、それ以外は266個の音声サンプルデータとした単
位で圧縮率制御信号に応じて1/2に圧縮し、出力端子
64に出力する。図8でのRAM71に、入力端子70
からの圧縮処理回路63で圧縮した信号を書き込み、読
みだしアドレス制御手段73でRAM71の読みだしア
ドレスの制御を行い各チャンネルの信号を図10(2)
示す様なタイミングで読みだし、セレクタ74,75,
76,77それぞれに供給する。ただし、図10(2)
は図10(1)に対しての時間的な遅延については示し
ていないが、ブロック単位当たりのビット数は図10
(1)の1/2である。セレクタ74でA,Bのチャン
ネルを選択するように、セレクタ75でC,Dのチャン
ネルを選択するように、セレクタ76でE,Fのチャン
ネルを選択するように、セレクタ77でG,Hのチャン
ネルを選択するようにセレクタ制御手段78で選択信号
を制御することにより、出力端子79には図10(3)
に示す様に、A,Bの2チャンネルのデータを多重した
Wと、C,Dの2チャンネルのデータを多重したXと、
E,Fの2チャンネルのデータを多重したYと、G,H
の2チャンネルのデータを多重したZのチャンネルの信
号が出力される。図1の選択回路55では、選択信号に
よりデータ変換手段54からの図10(3)に示す1チ
ャンネル当たりに平均して960kビット/秒を伝送す
る4チャンネルの音声信号が選択され、記録モード付加
回路56に供給される。
【0030】図10を用いて説明した例では、図1の音
声信号入力端子50に8チャンネルのディジタル音声信
号が入力された場合について示したが、例えば音声信号
入力端子50に6チャンネルのディジタル音声信号が入
力された時には、制御信号出力手段52から2/3に圧
縮すること表す圧縮率制御信号とデータ変換手段からの
信号を選択することを表す選択信号とデータ変換手段か
らの圧縮されたデータであることを表すモード信号が出
力される。図7の圧縮処理回路63では図10(1)に
示す様に各チャンネルの1ブロック80を15回に一回
267個の音声サンプルデータとし、それ以外は266
個の音声サンプルデータとした単位で圧縮率制御信号に
応じて2/3に圧縮する。そして、読みだしアドレス制
御手段73でRAM71の読みだしアドレスの制御を行
い、セレクタ制御手段78でセレクタ74,75,7
6,77それぞれの選択信号を制御をすることにより各
チャンネルのデータを組み合わせて1チャンネル当たり
に平均して960kビット/秒を伝送する4チャンネル
の信号を選択回路55に供給する。
【0031】上記で述べたように図1の圧縮手段53を
図7に示す構成にし、データ変換手段54を図8に示す
構成にすることにより、1チャンネル当たりに平均して
960kビット/秒を伝送する最大8チャンネルの音声
信号が入力される音声信号入力端子50に5チャンネル
以上の信号が入力された時に、音声信号入力端子50か
らの全ての信号を効率良くDVTRに記録することがで
きる。
【0032】上記図7の圧縮処理回路63において、信
号を短時間スペクトラムを表す信号に変換し、この信号
の成分をサイコアクスティック(心理音響的)法則性に
基づいてコード化する際、マスキング効果に応じて異な
った重み付けをすることにより圧縮する方法を用いても
良い。圧縮処理回路63の一例を図11に示す。90は
入力端子、91は信号処理回路、92は音声分析手段、
93は圧縮率制御信号入力端子、94は量子化器、95
はマルチプレクサ、96は符号化信号出力端子である。
【0033】図11において、信号処理回路91では、
入力端子90からのディジタル音声信号を入力し、所定
の時間単位毎に32ケの帯域分割したデータに変換す
る。そして、各帯域で12サンプルを1ブロックとして
分割しブロックの中での最大値を求め、32ケの各帯域
の最大値を所定のビット数で量子化し、スケールファク
タを決定する。このスケールファクタと12サンプルデ
ータから成る各帯域毎の信号が量子化器94に供給され
る。これと同時に、音声分析手段92では所定の時間単
位で入力端子90からのディジタル音声信号を周波数軸
上の信号に変換する。そして、周波数軸上の信号から各
帯域ごとのエネルギのスペクトル(バークスペクトル)
とマクキングスペクトルが前記ブロック単位で算出さ
れ、バークスペクトルとマクキングスペクトルの差と圧
縮率制御信号入力端子93からの圧縮率制御信号に応じ
て、ブロック毎に割当てる量子化ビット数を変えること
を示す適応量子化信号が量子化器94とマルチプレクサ
95に供給される。量子化器94では信号処理回路91
からの信号と適応量子化信号を入力し、適応量子化信号
の示す量子化ビット数に応じて各ブロック毎にサンプル
データの量子化するビット数を割当てる。つまり量子化
器94では、信号処理回路91からの帯域分割したブロ
ック単位の信号の中で、可聴レベルより低くまたマスク
される信号に対しては量子化ビット数を割り与えず、人
間の耳に聞こえる信号に対しては人間の聴覚特性と可聴
信号のレベル及び、圧縮率制御信号によって帯域分割し
た各ブロック単位の信号にサンプルデータの量子化ビッ
ト数を配分する。マルチプレクサ95では、量子化器9
4からのスケールファクタと12サンプルデータから成
る信号に音声分析手段92からの適応量子化信号の表す
量子化ビット数、及びその帯域の番号を表す信号を付加
し、符号化信号として符号化信号出力端子96に出力す
る。以上述べたように図7の圧縮処理回路63を図11
に示す構成にすることにより、再生の際音質に影響を及
ぼさないディジタル音声信号の圧縮ができる。
【0034】上記図11の信号処理回路91の一例とし
て、特開昭61−177015号に開示されているサブ
バンド分割フィルタの構成方式を適用することもでき
る。
【0035】次に、図2の音声圧縮アダプタ43とは逆
の処理を行う音声伸長アダプタ45の一例を図12に示
す。100は音声信号入力端子、101は記録モード判
別回路、102はデータ逆変換手段、103は伸長手
段、104は選択回路、105は音声信号出力端子であ
る。
【0036】図12において、音声信号入力端子100
から入力された信号は記録モード判別回路101、デー
タ逆変換手段102、選択回路104に供給される。デ
ータ逆変換手段102では、音声入力端子100からの
信号を入力し、図1のデータ変換手段54での動作とは
逆に組み合わせた各チャンネルのデータを分配し、伸長
手段103に供給する。伸長手段103では、データ逆
変換手段102からの信号を入力し、圧縮手段53での
動作とは逆の伸長を行い選択回路104に供給する。選
択回路104では、音声信号入力端子100からの信号
と伸長手段103からの信号と記録モード判別回路10
1からの選択信号とを入力し、選択信号に応じて音声信
号入力端子100と伸長手段103からの信号の中から
音声信号出力端子105に出力する1チャンネル当たり
に平均して960kビット/秒を伝送する4チャンネル
の音声信号を選択する。記録モード判別回路101で
は、音声信号入力端子100からの信号を入力し、どの
チャンネルの信号が圧縮されている信号か或いは圧縮さ
れていない信号かを判別する。圧縮されている信号がな
い時には音声信号入力端子100からの信号を選択する
ことを表す選択信号を出力し、圧縮されている信号があ
る時には音声信号入力端子100と伸長手段103から
の信号の中から音声信号出力端子105に出力する信号
を表す選択信号を出力する。
【0037】以上述べた様に、本発明をDVTRに適用
することにより最大8チャンネルの音声信号が記録でき
る。又、音声圧縮アダプタ43に入力された音声信号の
チャンネル数に応じて圧縮率を可変にすることにより再
生の際品質に影響を及ぼさない効率の良い音声信号の記
録,再生が可能となる。
【0038】ところで、音声圧縮アダプタ43に入力さ
れうる信号としては、サンプリング周波数が48kH
z、量子化ビット数が20ビットとしたディジタル音声
信号の他に、サンプリング周波数としては44.1kH
z、32kHzが、量子化ビット数としては16ビッ
ト、15ビット、14ビット、12ビット等としたディ
ジタル音声信号であっても問題ない。
【0039】なお、本実施例では本発明をDVTRに適
用した場合の例を示したが、上記実施例に限定されるも
のではなく、上記以外の音声信号記録再生装置において
も音声圧縮アダプタとして適用可能である。また、音声
信号記録再生装置に組み込んでも良い。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、記録チャンネル数に対
して入力された音声信号のチャンネル数が同じか或いは
少ない時には非圧縮で記録し、多い時には入力された音
声信号を圧縮し全ての入力された音声信号を記録出来
る。特に、圧縮する時に各音声信号の圧縮率を入力され
た音声信号のチャンネル数に応じて変化できる構成にし
たことにより、再生の際品質に余り影響を及ぼさない効
率の良い音声信号の記録が可能となる。また、記録チャ
ンネルの割当ての違いによる部分的な音質劣化を防ぐこ
とができる。以上により、既存の音声信号記録再生装置
の記録チャンネル数よりも多くのチャンネルの音声信号
を記録することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】本発明をD2規格ディジタルVTRに適用した
時の一実施例を示すブロック図である。
【図3】D2規格ディジタルVTRの磁気テープ上の記
録パターン図である。
【図4】D2規格ディジタルVTRの音声信号処理系の
構成を示すブロック図である。
【図5】D2規格ディジタルVTRの音声データの符号
構成を示す図である。
【図6】D2規格ディジタルVTRの補助データの構成
を示す図である。
【図7】図1の圧縮手段の一実施例を示す図である。
【図8】図1のデータ変換手段の一実施例を示す図であ
る。
【図9】図1の要部信号を示す図である。
【図10】図1の要部信号を示す図である。
【図11】図7の圧縮処理回路の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図12】図2の音声伸長アダプタの一実施例を示す図
である。
【符号の説明】
50…音声信号入力端子、 51…判別回路、 52…制御信号出力手段、 53…圧縮手段、 54…データ変換手段、 55…選択回路、 56…記録モード付加回路、 57…音声信号出力端子。
フロントページの続き (72)発明者 西村 恵造 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 新井 英雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1チャンネル当たりに平均してLビット/
    秒のディジタル信号を記録するnチャンネルの音声信号
    記録再生装置において、mチャンネルの音声信号入力端
    子からの信号と圧縮率を制御する圧縮率制御信号を入力
    し該圧縮率制御信号に応じてmチャンネルの音声信号を
    音声信号入力端子に入力された信号数により圧縮率を変
    えて圧縮し出力する圧縮手段と、圧縮手段からのmチャ
    ンネルの信号を入力し所定のデータ組み合わせで1チャ
    ンネル当たりに平均してLビット/秒を伝送するnチャ
    ンネル以下の信号に変換して出力するデータ変換手段
    と、mチャンネルの音声信号入力端子からの信号とデー
    タ変換手段からのnチャンネル以下の信号と選択信号と
    を入力し記録媒体に記録するnチャンネルの信号を選択
    信号に応じてデータ変換手段からの圧縮した信号か或い
    は音声信号入力端子からの圧縮されない信号から選択し
    記録モード付加回路に出力する選択回路と、選択回路か
    らのnチャンネルの信号とモード信号を入力し該モード
    信号が表すデータ変換手段からの信号か或いは音声信号
    入力端子からの信号かを示す情報を各チャンネルのデー
    タに付加して1チャンネル当たりに平均してLビット/
    秒を伝送するnチャンネルの信号を音声信号出力端子に
    出力する記録モード付加回路と、mチャンネルの音声信
    号入力端子からの信号を入力し各チャンネルに音声信号
    が入力されたかを検出して音声信号が入力されたチャン
    ネルの番号とチャンネル数m’を表す信号を出力する判
    別回路と、前記判別回路からの信号を入力しm’≦nを
    表す時にはmチャンネルの音声信号入力端子からnチャ
    ンネルの信号を選択する選択信号と音声信号入力端子か
    らの信号であることを表すモード信号を出力し、m’>
    nを表す時にはn/m’以下に圧縮することを表す圧縮
    率制御信号とnチャンネルを選択することを表す選択信
    号と選択回路で選択した各チャンネルの信号がデータ変
    換手段からの信号か或いは音声信号入力端子からの信号
    かを表すモード信号を出力する制御信号出力手段とで構
    成されることを特徴とする音声信号記録再生装置。
  2. 【請求項2】前記制御信号出力手段において、m’>n
    を表す時にn/m’に圧縮することを表す圧縮率制御信
    号とデータ変換手段からのnチャンネルの信号を選択す
    る選択信号を出力することを特徴とする請求項1記載の
    音声信号記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記制御信号出力手段において、m’>n
    を表す時にmチャンネルの音声信号入力端子の信号から
    K(ただし、n>Kの正の整数)チャンネルを選択する
    信号を出力した時に残りのn−Kチャンネルを選択する
    信号の中にm’−Kチャンネルの信号が伝送されるよう
    な選択信号を出力することを特徴とする請求項1に記載
    の音声信号記録再生装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3記載の音声信号記録
    再生装置において、Lは960k、nは4、mは8とし
    て記録することを特徴とする音声信号記録再生装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の音声信号記録再生装置にお
    いて、各チャンネルの音声信号の内容を示すチャンネル
    ステータスデ−タに各チャンネルの信号がデータ変換手
    段からの信号か或いは音声信号入力端子からの信号かを
    表すモード信号を記録することを特徴とする音声信号記
    録再生装置。
JP33997192A 1992-12-21 1992-12-21 音声信号記録再生装置 Pending JPH06187731A (ja)

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