JPH0618768U - 水抜栓装置 - Google Patents
水抜栓装置Info
- Publication number
- JPH0618768U JPH0618768U JP6226592U JP6226592U JPH0618768U JP H0618768 U JPH0618768 U JP H0618768U JP 6226592 U JP6226592 U JP 6226592U JP 6226592 U JP6226592 U JP 6226592U JP H0618768 U JPH0618768 U JP H0618768U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作全体の容易化を図るとともに、水抜栓収
容ボックスの小型化、低コスト化及び軽量化、さらには
施工工事の容易化を図る。 【構成】 水道管Pの中途に接続する栓ユニット部2と
上方に配する操作ハンドル部3を伝達シャフト部4によ
り連結して構成し、操作ハンドル部3の操作により、栓
ユニット部2の弁体2vが変位して水道管Pを通水状態
又は水抜状態に切換える。特に、伝達シャフト部4を、
角パイプ部5とこの角パイプ部5の内部に挿通する角断
面部6cを少なくとも一部に有するロッド部6により、
軸方向へ伸縮可能に構成する。
容ボックスの小型化、低コスト化及び軽量化、さらには
施工工事の容易化を図る。 【構成】 水道管Pの中途に接続する栓ユニット部2と
上方に配する操作ハンドル部3を伝達シャフト部4によ
り連結して構成し、操作ハンドル部3の操作により、栓
ユニット部2の弁体2vが変位して水道管Pを通水状態
又は水抜状態に切換える。特に、伝達シャフト部4を、
角パイプ部5とこの角パイプ部5の内部に挿通する角断
面部6cを少なくとも一部に有するロッド部6により、
軸方向へ伸縮可能に構成する。
Description
【0001】
本考案は水道管に接続する凍結防止用の水抜栓装置に関する。
【0002】
従来の水抜栓装置を図6に示す。同図に示す水抜栓装置50は栓ユニット部5 1と上方に配する操作ハンドル部52を伝達シャフト部53により連結して構成 する。なお、伝達シャフト部53は栓ユニット部51の上方に起設した筒状のケ ーシング部54により覆われる。また、水抜栓装置50は地中に埋設した水抜栓 収容ボックス60の内部に収容し、栓ユニット部51を水抜栓収容ボックス60 の内部を通る水道管65の中途に接続する。
【0003】 よって、水抜栓装置50を操作する場合には、水抜栓収容ボックス60の蓋6 1を開き、操作ハンドル部52を手で回せば、伝達シャフト部53を介して栓ユ ニット部51に内蔵する弁体が変位し、これにより、水道管65は通水状態又は 水抜状態に切換えられる。
【0004】
ところで、上述した従来の水抜栓装置50は次のような問題点があった。
【0005】 第一に、操作ハンドル部52は地面Eよりも下方に位置するため、操作ハンド ル部52を操作する場合、操作者は屈まないと操作ができないなど、操作性に劣 る。
【0006】 第二に、操作ハンドル部52は水抜栓収容ボックス60の内部で操作する必要 があるため、これを考慮して水抜栓収容ボックス60の大きさ、特に、横幅寸法 を十分に確保する必要があり、結局、水抜栓収容ボックス60の大型化、高コス ト化及び重量化を招く。また、水抜栓収容ボックス60の埋込穴が大きくなるた め、施工工事が大変となり、しかも、蓋61の大型化及び重量化により、蓋開閉 操作も大変となる。
【0007】 本考案はこのような従来の技術に存在する課題を解決したものであり、操作全 体の容易化を図れるとともに、水抜栓収容ボックスの小型化、低コスト化及び軽 量化、さらには施工工事の容易化を図れる水抜栓装置の提供を目的とする。
【0008】
本考案は水道管Pの中途に接続する栓ユニット部2と上方に配する操作ハンド ル部3を伝達シャフト部4により連結し、操作ハンドル部3の操作により、栓ユ ニット部2の弁体2vが変位して水道管Pを通水状態又は水抜状態に切換える水 抜栓装置1を構成するに際して、特に、伝達シャフト部4を軸方向へ伸縮可能に 構成してなることを特徴とする。この場合、伝達シャフト部4は角パイプ部5と 、この角パイプ部5の内部に挿通する角断面部6cを少なくとも一部に有するロ ッド部6を備えて構成できる。また、操作ハンドル部3側に結合したロッド部6 (又は角パイプ部5)には、これに圧接し、かつ伝達シャフト部4を覆うケーシ ング部7側に支持される落下防止ストッパ部8を備えることが望ましい。
【0009】
本考案に係る水抜栓装置1によれば、伝達シャフト部4は、角パイプ部5とこ の角パイプ部5の内部に挿通する角断面部6cを有するロッド部6を用いて構成 するため、軸方向に伸縮可能となる。したがって、操作時には伝達シャフト部4 の上端に備える操作ハンドル部3を手で引き上げれば、伝達シャフト部4は伸長 し、操作ハンドル部3を地面よりも上方の操作位置にセットできる。これにより 、水抜栓装置1を地面に埋設した水抜栓収容ボックスに収容した場合であっても 、操作者は屈むなどの無理な姿勢を強いられることなく、操作ハンドル部3を容 易に操作できるとともに、操作ハンドル部3を水抜栓収容ボックスの外で操作で きる。
【0010】 また、操作ハンドル部3側に結合したロッド部6(又は角パイプ部5)には、 これに圧接し、かつ伝達シャフト部4を覆うケーシング部7側に支持される落下 防止ストッパ部8を備えるため、操作ハンドル部3を引き上げても伝達シャフト 部4は任意の伸縮位置に保持され、操作ハンドル部3の落下が防止される。
【0011】 一方、非操作時には操作ハンドル部3を押し下げることにより、伝達シャフト 部4が短縮するため、操作ハンドル部3は下方の格納位置、即ち、水抜栓収容ボ ックスに収容できる。なお、操作ハンドル部3を回せば、栓ユニット部2に内蔵 する弁体2vが変位し、水道管Pは通水状態又は水抜状態に切換えられる。
【0012】
次に、本考案に係る好適な実施例を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
【0013】 まず、本考案に係る水抜栓装置1の構成について、図1〜図4を参照して説明 する。
【0014】 水抜栓装置1は大別して、下部に位置する栓ユニット部2、上方に位置する操 作ハンドル部3、栓ユニット部2と操作ハンドル部3を連結する伝達シャフト部 4を備えて構成する。
【0015】 栓ユニット部2はハウジング11内部の水路Sを水平面で仕切る弁座2sを備 える。また、蛇口Po(図5参照)側の水路Sに臨む排水機構12を備えるとと もに、弁座2sの上方には弁座2sを開閉する第一弁2vdと排水機構12を開 閉する第二弁2vuを備える。
【0016】 一方、栓ユニット部2の上方には伝達シャフト部4を起立させて配する。そし て、伝達シャフト部4の下端には第一弁2vdを取付けるとともに、第一弁2v dの上方における伝達シャフト部4には第二弁2vuを上方への変位を規制した 状態で変位自在に嵌め入れ、さらに、第一弁2vdと第二弁2vu間にはスプリ ング13を介装する。また、栓ユニット部2におけるハウジング11の上端には ケーシング部7を構成する筒状の外ケーシング体7oの下端を結合するとともに 、外ケーシング体7oの内方には筒状の内ケーシングユニット7iを配設する。 これにより、伝達シャフト部4は内ケーシングユニット7iにより覆われる。他 方、伝達シャフト部4の下シャフト部14はその外周に設けたネジ部15を内ケ ーシングユニット7iに設けたネジ孔部16に螺合させるとともに、下シャフト 部14の上端は中間シャフト部分を構成する角パイプ部5(図4参照)の下端に 結合する。また、上部シャフト部分を構成するロッド部6を備え、このロッド部 6は角パイプ部5の内部に挿入する。この場合、ロッド部6の下部には角パイプ 部5にガイドされる角断面部6c(図4参照)を設ける。よって、伝達シャフト 部4は角パイプ部5とロッド部6により伸縮可能となる。
【0017】 他方、外ケーシング体7oの上端は上カバー部17により閉塞するとともに、 内ケーシングユニット7iの上端は上カバー部17に結合する。そして、ロッド 部6の上部は上カバー部17に貫通させて上方へ露出させ、ロッド部6の上端に 操作ハンドル部3を取付ける。
【0018】 また、内ケーシングユニット7iの上部にはプラスチック(例えば、POM等 )で形成した所定の厚さを有するガタつき防止用のガイドリング18を保持し、 このガイドリング18の中心孔にロッド部6を挿通させる。一方、ロッド部6の 外周面には線状のバネ部材を三角形に折曲形成した図3に示す落下防止ストッパ 部8を圧接した状態で嵌め入れるとともに、この落下防止ストッパ部8をガイド リング18の上面で支持する。
【0019】 次に、水道管に対する水抜栓装置1の付設方法について、図5を参照して説明 する。
【0020】 図5において、Pは地中に埋設した水道管であり、その下流側は鉛直な立上部 Pvを介して蛇口Poに接続する。また、地中には上端に蓋21を備える水抜栓 収容ボックス20を埋設し、その内部下側に水道管Pを通過させる。一方、水抜 栓装置1は水抜栓収容ボックス20の内部に収容し、栓ユニット部2を水抜栓収 容ボックス20を通る水道管Pの中途に接続する(図1参照)。なお、水抜栓収 容ボックス20は操作ハンドル部3を手で引き出せる空間を確保できれば足り、 従来の水抜栓収容ボックス(図6参照)に比べて、横幅寸法を大幅に短くするこ とができる。
【0021】 次に、本考案に係る水抜栓装置1の使用方法及び全体の機能について、図1〜 図5を参照して説明する。
【0022】 まず、操作時には、操作者は水抜栓収容ボックス20の蓋21を開き、伝達シ ャフト部4の上端における操作ハンドル部3を手で引き上げれば、図2或いは図 5に実線で示すように、伝達シャフト部4は伸長し、操作ハンドル部3を地面E よりも上方となる操作位置にセットできる。したがって、操作者は屈むなどの無 理な姿勢を強いられることなく、操作ハンドル部3を容易に操作できるとともに 、操作ハンドル部3を水抜栓収容ボックス20の外で操作できる。この際、伝達 シャフト部4は落下防止ストッパ部8により保持され、操作ハンドル部3の落下 が防止される。
【0023】 一方、非操作時には、操作ハンドル部3を押し下げることにより、伝達シャフ ト部4は短縮し、操作ハンドル部3を図1或いは図5に仮想線で示す下方の格納 位置、即ち、水抜栓収容ボックス20の内部に収容できる。
【0024】 また、操作ハンドル部3の操作により水抜栓装置1は次のように機能する。ま ず、操作ハンドル部3を一方向に回し操作すれば、伝達シャフト部4とケーシン グ部7は螺合しているため、伝達シャフト部4は下降する。伝達シャフト部4の 下降変位により、第一弁2vdは図1に実線で示すように、弁座2sを閉じると ともに、第二弁2vuは排水機構12を開くため、水道管Pは水抜状態となる。 即ち、上流側における水道管Pは閉塞され、下流側(蛇口Po側)における水道 管Pの水道水は排水機構12を通して外部に排出される。他方、操作ハンドル部 3を逆方向に回し操作すれば、伝達シャフト部4は上昇する。伝達シャフト部4 の上昇変位により、第一弁2vdは図1に仮想線で示すように、弁座2sを開く とともに、第二弁2vuは排水機構12を閉じるため、水道管Pは通水状態にな り、上流側における水道管Pの水道水は蛇口Poに供給される。
【0025】 以上、実施例について詳細に説明したが、本考案はこのような実施例に限定さ れるものではなく、細部の構成、形状等において本考案の要旨を逸脱しない範囲 で任意に変更できる。
【0026】
このように、本考案は水道管の中途に接続する栓ユニット部と上方に配する操 作ハンドル部を伝達シャフト部により連結してなる水抜栓装置において、伝達シ ャフト部を軸方向へ伸縮可能に構成してなるため、次のような顕著な効果を奏す る。
【0027】 操作ハンドル部は地面よりも上方に位置するため、操作者は屈むなどの無 理な姿勢を強いられることなく容易に操作できる。
【0028】 操作ハンドル部は水抜栓収容ボックスの外で操作できるため、水抜栓収容 ボックスの小型化、低コスト化及び軽量化を達成できるとともに、加えて、施工 工事の容易化、さらには、蓋開閉操作の容易化を図ることができる。
【図1】本考案に係る水抜栓装置の縦断面図、
【図2】同水抜栓装置の操作ハンドル部を引き上げた状
態の上半部を示す縦断面図、
態の上半部を示す縦断面図、
【図3】同水抜栓装置における落下防止ストッパ部の平
面図、
面図、
【図4】同水抜栓装置におけるロッド部及び角パイプ部
の一部を示す斜視図、
の一部を示す斜視図、
【図5】同水抜栓装置を水道管に付設した状態の構成
図、
図、
【図6】従来の技術に係る水抜栓装置を水道管に付設し
た状態の構成図、
た状態の構成図、
1 水抜栓装置 2 栓ユニット部 2v 弁体 3 操作ハンドル部 4 伝達シャフト部 5 角パイプ部 6 ロッド部 6c 角断面部 7 ケーシング部 8 落下防止ストッパ部 P 水道管
Claims (3)
- 【請求項1】 水道管の中途に接続する栓ユニット部と
上方に配する操作ハンドル部を伝達シャフト部により連
結して構成し、操作ハンドル部の操作により、栓ユニッ
ト部の弁体が変位して水道管を通水状態又は水抜状態に
切換える水抜栓装置において、前記伝達シャフト部を軸
方向へ伸縮可能に構成してなることを特徴とする水抜栓
装置。 - 【請求項2】 伝達シャフト部は角パイプ部と、この角
パイプ部の内部に挿通する角断面部を少なくとも一部に
有するロッド部を備えてなることを特徴とする請求項1
記載の水抜栓装置。 - 【請求項3】 操作ハンドル部側に結合したロッド部
(又は角パイプ部)に圧接し、かつ伝達シャフト部を覆
うケーシング部側に支持される落下防止ストッパ部を備
えることを特徴とする請求項1又は2記載の水抜栓装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6226592U JPH0618768U (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 水抜栓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6226592U JPH0618768U (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 水抜栓装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0618768U true JPH0618768U (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=13195151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6226592U Pending JPH0618768U (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 水抜栓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618768U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6411487B2 (ja) * | 1985-11-20 | 1989-02-27 | Aisin Aw Co |
-
1992
- 1992-08-11 JP JP6226592U patent/JPH0618768U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6411487B2 (ja) * | 1985-11-20 | 1989-02-27 | Aisin Aw Co |
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