JPH0618757U - 作業車 - Google Patents

作業車

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JPH0618757U
JPH0618757U JP6401992U JP6401992U JPH0618757U JP H0618757 U JPH0618757 U JP H0618757U JP 6401992 U JP6401992 U JP 6401992U JP 6401992 U JP6401992 U JP 6401992U JP H0618757 U JPH0618757 U JP H0618757U
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JP
Japan
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traveling speed
speed change
speed
maximum
lever
Prior art date
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Pending
Application number
JP6401992U
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English (en)
Inventor
渕 博 史 川
矢 昭 彦 中
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】走行変速レバーの操作によって走行速度の微調
節を容易に行うことができ、取扱い操作性並びに変速機
能などの向上を容易に図る。 【構成】走行変速レバー58の倒れ角に応じて走行速度
を増減速する無段変速機構45を備える作業車におい
て、最大走行速度を変更自在に設定する副変速手段63
を設け、副変速手段63によって設定する走行速度範囲
内で走行変速レバー58操作による走行変速を行わせる
ように構成したもので、副変速手段63によって走行変
速レバー58操作による最大走行速度を設定するから、
副変速手段63によって最大走行速度を低速側に設定す
ることにより、走行変速レバー58を最大に倒しても低
速側の設定値が最大走行速度になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は例えば階段などを走行させて地下街に乗入れ、火炎など事故発生時に 救助作業などを行う作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、油圧ポンプ及びモータを備える油圧式無段変速機構により左右走行クロ ーラを駆動する技術があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術は、走行変速レバーによる走行速度の増減速幅が略一定であった から、走行変速レバーの倒れ角に応じた変速幅が広く設定され、走行速度の微調 節を容易に行い得ない等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
然るに、本考案は、走行変速レバーの倒れ角に応じて走行速度を増減速する無 段変速機構を備える作業車において、最大走行速度を変更自在に設定する副変速 手段を設け、前記副変速手段によって設定する走行速度範囲内で走行変速レバー 操作による走行変速を行わせるように構成したもので、前記副変速手段によって 走行変速レバー操作による最大走行速度を設定するから、副変速手段によって最 大走行速度を低速側に設定することにより、走行変速レバーを最大に倒しても低 速側の設定値が最大走行速度になり、走行変速レバー操作によって走行速度の微 調節を容易に行い得、取扱い操作性並びに変速機能などの向上を容易に図り得る ものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。図1は走行制御回路図、 図2は全体の側面図、図3は同側面説明図、図4は同正面説明図、図5は同背面 説明図、図6は平面説明図であり、図中(1)は傾斜地走行用作業車で、(2) は運転席(3)及び運転操作部(4)などを内設する運転キャビン、(5)は走 行用の左右の前クローラ(6)(7)及び後クローラ(8)(9)を支持する機 台、(10)は前記運転キャビン(2)の後方下部のエンジンルーム(11)内 に配設してラジエータ(12)・オイルクーラ(13)・エアクリーナ(14) ・サイレンサ(15)などを有するエンジン、(15)は前記エンジンルーム( 11)内でエンジン(10)の左側に配設する消火放水用の水ポンプ、(16) は前記エンジンルーム(11)内でエンジン(10)の右側に配設する燃料タン ク、(17)は前記エンジンルーム(11)のルーム上部カバーを兼用する作業 機据付台、(18)は前記据付台(17)上に設置する作業機である消火ホース 装置であり、前記エンジンルーム(11)のルーム下部カバー(19)の後側面 に蝶番(20)を介し、開放可能に前記据付台(17)を支持させて、該台(1 7)の後方開放によってエンジン(10)などのメンテナンスを行うように構成 している。
【0006】 前記運転キャビン(2)は機台(5)に前後揺動自在に支持するもので、前記 機台(5)の前端に前支点軸(21)を介し第1キャビン台(22)の前端を連 結させ、また該第1キャビン台(22)の後端に後支点軸(23)を介し第2キ ャビン台(24)の後端を連結させ、前記運転キャビン(2)の床面(25)を 第2キャビン台(24)に固定させ、前記機台(5)と第1キャビン台(22) の内側略中央間に各支軸(26)(27)を介しキャビン前傾用の第1昇降シリ ンダ(28)を設け、また第1及び第2キャビン台(22)(24)の外側略中 央間に各支軸(29)(30)を介しキャビン後傾用の第2昇降シリンダ(31 )を設け、各シリンダ(28)(31)を伸張動作させることによって前或いは 後支点軸(21)(23)を中心にキャビン(2)を前傾或いは後傾させるよう に構成している。
【0007】 また、前記キャビン(2)の床面(25)は凹凸に形成したもので、床面(2 5)の前後凸部(25a)(25b)上面に運転席(3)及び後部座席(32) を設けると共に、該凸部(25a)(25b)下方に、前記機台(5)に装着す る付属部品である油圧タンク(33)及びバッテリ(34)を配設させて、機体 のコンパクト化と機体バランスの安定を図るように構成している。
【0008】 さらに、図7にも示す如く、左右の前クローラ(6)(7)は前後の遊動及び 駆動スプロケット(35)(36a)(36b)と中間のトラックローラ(37 )を介してトラックフレーム(38)に張設させ、また後クローラ(8)(9) は前後の駆動及び遊動スプロケット(36c)(36d)(35)と中間のトラ ックローラ(37)をそれぞれトラックフレーム(38)に張設させ、前記機台 (5)下部に支持する前後横パイプ(39)(40)に回動支点軸(41)を介 し各トラックフレーム(38)(38)の略中央部を回動自在に連結支持させ、 各クローラ(6)(7)(8)(9)を支点軸(41)(41)を中心としてそ れぞれ前傾及び後傾状に回動自在とさせるように構成している。
【0009】 さらに、後部の横パイプ(40)を機台(5)にブラケット(42)を介し取 外し可能に固定支持させると共に、前部の横パイプ(39)を機台(5)の左右 中央に設けるセンターピン(43)に枢支板(44)を介して左右揺動自在に支 持して、左右の前クローラ(6)(7)を左右スイング可能に構成している。
【0010】 図7に示す如く、前記各クローラ(6)(7)(8)(9)は油圧式無段変速 機構(HST)(45)による左右独立駆動構造で、スピンターンを行えるもの で、前記エンジン(10)に駆動連結するタンデム形油圧ポンプ(46)(47 )に、左右後クローラ(8)(9)の駆動スプロケット(36c)(36d)を 回転する油圧モータ(48)(49)をそれぞれ接続させると共に、左右前クロ ーラ(6)(7)の駆動スプロケット(36a)(36b)のスプロケット軸( 50a)(50b)に各自在継手(51)及びプロペラシャフト(52)を介し て前記スプロケット(36c)(36d)のスプロケット軸(50c)(50d )を連動連結させ、変速機構(45)を形成する左右各一対の油圧ポンプ(46 )(47)及びモータ(48)(49)により左右各別に前後クローラ(6)( 8)・(7)(9)を駆動するように構成している。
【0011】 また前記第1及び第2昇降シリンダ(28)(31)にソレノイド(53a) (53b)(54a)(54b)操作式油圧切換弁(53)(54)及び分流器 (55)を介して前記エンジン(10)に駆動連結する定吐出形油圧ポンプ(5 6)を油圧接続させている。そして、前記運転操作部(4)に設ける昇降レバー (57)と走行変速レバーであるジョイスティックレバー(58)及びペダル( 59)操作により、前記切換弁(53)(54)及び変速機構(45)の油圧ポ ンプ(46)(47)を作動させ、運転キャビン(2)の昇降制御及び機体の走 行制御を行うように構成している。
【0012】 さらに、図1に示す如く、前記ジョイスティックレバー(58)の前後方向倒 れ角に応じて走行変速及び前後進切換を行う前後進ポテンショメータ(60)と 、前記レバー(58)の左右方向倒れ角に応じて左走行クローラ(6)(8)と 右走行クローラ(7)(9)に速度差を生じさせる旋回ポテンショメータ(61 )と、運転席(3)の作業者によるダイヤル(62)回転操作によって最大走行 速度を変更自在に設定する副変速手段である車速リミットポテンショメータ型副 変速設定器(63)と、前記油圧ポンプ(46)(47)の斜板角度を変更して 油圧モータ(48)(49)の回転数増減並びに正逆転切換を行う左右変速ソレ ノイド(64)(65)を、マイクロコンピュータで形成する走行コントローラ (66)に接続させるもので、前記レバー(58)を前後左右に倒して前後進及 び左右旋回の各走行操作を行うと共に、前記レバー(58)を最大に倒したとき の最大走行速度を前記ダイヤル(62)手動操作によって設定するように構成し ている。
【0013】 また、図7に示すブレーキ(67)(68)を切にするパーキング解除ソレノ イド(69)と、前記コントローラ(66)に電源(70)を供給するアームス イッチ(71)を設けると共に、運転席(3)側部のアームレスト(72)の起 伏に連動してアームスイッチ(71)を切換えるもので、運転席(3)に作業者 が不在のとき、また作業者が乗降するとき、アームレスト(72)を起立させ、 アームスイッチ(71)をオフにし、コントローラ(66)及びソレノイド(6 9)をオフ保持し、ブレーキ(67)(68)を入保持すると共に、運転席(3 )に作業者が座乗してアームレスト(72)を水平に倒伏させたとき、アームス イッチ(71)をオンにし、コントローラ(66)及びソレノイド(69)をオ ンにしてブレーキ(67)(68)を切にするように構成している。
【0014】 さらに、図8に示す如く、前記の前後進ポテンショメータ(60)は二次曲線 形に変化するA形特性の出力を生じる構造であり、ジョイスティックレバー(5 8)の倒れ角が最大の約半分まではポテンショメータ(60)出力の変化が小さ く、前記レバー(58)の倒れ角に比例する車速変化が緩やかになり、低速時の 速度微調節を容易に行える。そして、図9のフローチャートに示す走行変速制御 が行われるもので、手動設定された最大走行速度を副変速設定器(63)から入 力し、ジョイスティックレバー(58)によるポテンショメータ(60)の主変 速最大値を演算し、前記レバー(58)の倒れ角をポテンショメータ(60)か ら入力させ、左右変速ソレノイド(64)(65)を制御する主変速出力を演算 し、この主変速出力が前記設定器(63)の副変速設定値(最大走行速度)より も小さいか等しいとき、前記各ソレノイド(64)(65)を制御して油圧モー タ(48)(49)の回転数を変更する変速動作を行わせるもので、例えばダイ ヤル(62)による設定器(63)の副変速調節範囲を秒速0.5メートル乃至 最大車速として無段階に調節すると共に、前記設定器(63)の副変速を秒速1 メートルとした場合、前記レバー(58)を中立位置から最大倒れ角まで倒すこ とにより、車速が秒速1メートルまで無段階に変化するから、前記設定器(63 )の副変速を低速(秒速0.5メートル)にすることにより、前記レバー(58 )を最大に倒しても最大車速が低速であり、車速の微調節を容易に行えると共に 、前記設定器(63)の副変速を最大に設定することにより、前記レバー(58 )を最大に倒したとき、車速が最大になって高速移動が可能となるものである。
【0015】
【考案の効果】 以上実施例から明らかなように本考案は、走行変速レバー(58)の倒れ角に 応じて走行速度を増減速する無段変速機構(45)を備える作業車において、最 大走行速度を変更自在に設定する副変速手段(63)を設け、前記副変速手段( 63)によって設定する走行速度範囲内で走行変速レバー(58)操作による走 行変速を行わせるように構成したもので、前記副変速手段(63)によって走行 変速レバー(58)操作による最大走行速度を設定するから、副変速手段(63 )によって最大走行速度を低速側に設定することにより、走行変速レバー(58 )を最大に倒しても低速側の設定値が最大走行速度になり、走行変速レバー(5 8)操作によって走行速度の微調節を容易に行うことができ、取扱い操作性並び に変速機能などの向上を容易に図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】走行制御回路図。
【図2】全体の側面図。
【図3】同側面説明図。
【図4】同正面説明図。
【図5】同背面説明図。
【図6】同平面説明図。
【図7】走行駆動説明図。
【図8】走行変速出力線図。
【図9】図1のフローチャート。
【符号の説明】
(45) 無段変速機構 (58) ジョイスティックレバー(走行変速レバー) (63) 副変速設定器(副変速手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行変速レバーの倒れ角に応じて走行速
    度を増減速する無段変速機構を備える作業車において、
    最大走行速度を変更自在に設定する副変速手段を設け、
    前記副変速手段によって設定する走行速度範囲内で走行
    変速レバー操作による走行変速を行わせるように構成し
    たことを特徴とする作業車。
JP6401992U 1992-08-19 1992-08-19 作業車 Pending JPH0618757U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6401992U JPH0618757U (ja) 1992-08-19 1992-08-19 作業車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6401992U JPH0618757U (ja) 1992-08-19 1992-08-19 作業車

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JPH0618757U true JPH0618757U (ja) 1994-03-11

Family

ID=13246036

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JP6401992U Pending JPH0618757U (ja) 1992-08-19 1992-08-19 作業車

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