JPH06187441A - ノイズ低減方法及び装置 - Google Patents

ノイズ低減方法及び装置

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JPH06187441A
JPH06187441A JP5228681A JP22868193A JPH06187441A JP H06187441 A JPH06187441 A JP H06187441A JP 5228681 A JP5228681 A JP 5228681A JP 22868193 A JP22868193 A JP 22868193A JP H06187441 A JPH06187441 A JP H06187441A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ろ波されないノイズ含有入力信号とろ波され
た入力信号との間の自乗誤差を計算し、この自乗誤差を
用いて、ろ波された入力信号及びろ波されない入力信号
の重み付けされた平均値を出力信号として計算し、これ
により画像のスライディングウィンドウの中の局所ノイ
ズ値を推定するノイズ低減方法が、簡単なハードウェア
しか必要とせず、異なるノイズレベル及び画像構造を考
慮する。 【構成】 重み付けされた平均値を計算するために大域
ノイズ値も用い、局所ノイズ値を計算するためにウィン
ドウの画素差信号を計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノイズ低減方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】異なる種類のビデオノイズフィルタが公
知である。"Signal Processing"誌第20号(1990)の3
〜14頁記載のM. Unser著”適応形最小自乗ポストフィ
ルタリングによりノイズ含有映像の復元を改善する方
法”には1つの例が記載されている。通常はこのような
フィルタは例えばフィールドメモリ等のある程度の数及
び容量のメモリを必要とする。さもないと、いかなるノ
イズレベルにも適しないか、又は画像の局所構造に適応
しない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、簡単
なハードウェアしか必要とせず、異なるノイズレベル及
び画像構造を考慮するノイズ低減方法を提供することに
ある。
【0004】本発明の別の課題は、本発明の方法を用い
る装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の上記課題は、本発
明により請求項1の特徴部分に記載の特徴により解決さ
れる。
【0006】第2の上記課題は、本発明により請求項9
の特徴部分に記載の特徴により解決される。
【0007】本発明によるノイズ低減に主に必要なこと
を次に列挙し説明する。
【0008】* フィールドメモリを用いないでフィー
ルド処理を行う。
【0009】* 僅かな数のメモリ及び簡単なハードウ
ェア的実現。
【0010】* いかなるレベルのノイズにも適応する
処理。
【0011】* 画像の局所構造に適応する処理。すな
わち無地の領域、エッジ、微細構造を検出し、画像の重
要な情報を保存する。
【0012】次のような異なるフィルタを用いることが
できる。
【0013】1. 異なる係数を有する線形低域フィル
タ。
【0014】2. メジアンフィルタ。
【0015】3. エッジの方向での線形フィルタ(方
向性フィルタ)。
【0016】4. 方向性メジアンフィルタ。
【0017】5. 1,2,3,4に記載のフィルタの
重み付け平均。
【0018】6. 固定閾値と、ラプラース変換による
画像活動の局所測定値とを有する1,2,3,4に記載
のフィルタのうちの1つによるろ波。
【0019】これらのフィルタタイプは次の特性を有す
る。
【0020】* メジアンフィルタは、特に大きい振幅
の高周波ノイズの場合に線形フィルタに比して無地領域
内のノイズを除去するのにより良好に適する。
【0021】* メジアンフィルタはエッジを保存し、
線形フィルタはエッジを保存しない。
【0022】* 方向性フィルタは、エッジ及び画像精
度を保存するには非常に効率的であるが、ろ波はそれほ
ど効率的でない。
【0023】* メジアンフィルタは、(例えば同心円
図形テスト画像の)微細テクスチャを失う。微細テクス
チャを保存するただ1つの方法は、方向性フィルタを用
いることである。
【0024】* フィルタの重み付け平均値は、良好な
結果を提供するが、重み付け係数は、正確なノイズ推定
なしには容易に局所的に適応できず、ハードスイッチン
グ及びアーチファクトが生じることがある。
【0025】* 閾値と画像活動の局所測定値とは、画
像に適応されると良好な結果を提供するが、しかしそれ
らの値は、画像全体のノイズ推定と組合せなければなら
ない。
【0026】本発明の解決方法は、大域的及び局所的な
適応形である。実施されたフィルタは、前述のUnserに
より提案されるフィルタであり、次のように動作する。
【0027】ノイズ含有入力信号xは、メジアンタイプ
の復元フィルタによりろ波され、これにより、ろ波され
た入力信号yが発生する。ろ波された信号とろ波されな
い信号との間の差の絶対値の和が、入力信号の中のスラ
イディングウィンドウの各位置に対して計算される。こ
の和はノイズの局所推定を表す。この和は、入力信号ノ
イズの大域測定値と組合され、これにより最小自乗回帰
法を用いて係数a及びbを計算する。すなわち係数a及
びbはそれぞれ、ろ波されない信号及びろ波された信号
と乗算され、これにより出力信号z=a*x+b*yが
得られる。
【0028】原信号μが付加的な定常ノイズnにより劣
化されている場合、前もって必要な情報はノイズ分散σ
2のみである。局所ノイズ推定ウィンドウのサイズは、
復元フィルタにより用いられるウィンドウのサイズと異
なり、従ってこれら2つのウィンドウは互いに無関係に
最適な性能に調整できる。
【0029】重み付け係数a及びbは、それらが出力信
号zと無ノイズ原信号μとの間の自乗誤差ε2を最小化
するように最適化される。原信号が受信機において未知
であるのは事実であるが、しかし大域ノイズ統計は、
(例えばヨーロッパ特許出願公開第92400785号
公報に説明されているように)受信機側で計算でき、そ
れを最適化に利用できる。有利にはa+b=1であり、
従ってバイアスはろ波により導入されない。この解決法
は通常は僅かに劣化を招くが、簡単に実施でき、付加的
な計算の複雑性がない。
【0030】ろ波が信号を劣化する場合、大きい重み係
数を、ろ波されない信号xに付ける。逆に、差の和が小
さく、この和が、ノイズのみが残留する場合のように基
準値に近い場合、大きい重み係数を、ろ波された信号に
付ける。
【0031】復元フィルタの種類の選択は、本発明のノ
イズ低減の利点に大きく影響する。従って有利には異な
る種類のフィルタを並列で動作させる。この場合、選択
されたフィルタの種類を、画像活動に局所適応させなけ
ればならない。ろ波された信号とろ波されない信号との
間の最小誤差を提供する分岐を選択する。
【0032】原理的には、本発明の方法は、画像のスラ
イディングウィンドウの中の局所ノイズ値を推定するた
めに、ろ波されないノイズ含有入力信号とろ波された入
力信号との間の自乗誤差を計算し、この自乗誤差を、ろ
波された入力信号とろ波されない入力信号との重み付け
平均値を出力信号として計算するために用い、重み付け
平均値を計算するために大域ノイズ値も用い、大域ノイ
ズ値を計算するためにウィンドウの画素差信号を計算す
ることによりノイズを低減するのに適している。
【0033】本発明の方法の有利な付加的な実施例はそ
の他の請求項に記載されている。
【0034】原理的には本発明の装置では、共通の入力
信号と異なる種類の特性の第1のフィルタ、第2のフィ
ルタおよび第3のフィルタを有し、第1の制御回路が、
前記入力信号を処理する第1の乗算器と前記第1のフィ
ルタの出力信号を処理する第2の乗算器との重み付け値
を制御し、前記乗算器の出力信号を第1の加算手段で加
算し、第2の制御回路が、前記第1のフィルタの出力信
号を処理する第3の乗算器と前記第2のフィルタの出力
信号を処理する第4の乗算器との重み付け値を制御し、
前記乗算器の出力信号を第2の加算手段で加算し、第3
の制御回路が、前記第2のフィルタの前記出力信号を処
理する第5の乗算器と前記第3のフィルタの出力信号を
処理する第6の乗算器との重み付け値を制御し、前記乗
算器の出力を第3の加算手段で加算し、第1の減算手段
が、前記入力信号と前記第1のフィルタの出力信号との
間の差信号を前記第1の制御回路に供給し、第2の減算
手段が、前記入力信号と前記第2のフィルタの出力信号
との間の差信号を前記第2の制御回路に供給し、第3の
減算手段が、前記第1のフィルタの出力信号と前記第2
のフィルタの出力信号との間の差信号を前記第2の制御
回路に供給し、第4の減算手段が、前記入力信号と前記
第3のフィルタの出力信号との間の差信号を前記第3の
制御回路に供給し、第5の減算手段が、前記第2のフィ
ルタの出力信号と前記第3のフィルタの出力信号との間
の差信号を前記第3の制御回路に供給し、さらに別の減
算手段が、前記加算手段の前記入力信号と出力信号との
間のそれぞれの差信号を制御及びミキシング回路に供給
し、前記制御及びミキシング回路は、前記差信号から得
られる最小誤差に従いかつ大域ノイズ分散値に従って前
記加算手段の出力信号を選択し、前記分岐のそれぞれに
対して前記重み付け値を、それぞれの前記制御回路で前
記差信号と前記大域ノイズ分散値とから計算される誤差
信号から得る。
【0035】本発明の装置の有利な付加的な実施例はそ
の他の請求項に記載されている。
【0036】
【実施例】図1においてノイズnが、TVチャネル等の
チャネルでノイズのない例えばTV信号等の原信号μに
加算される。その結果形成される例えばTV受信機又は
VCR等の本発明の装置のノイズを含む入力信号xは、
メジアンタイプの復元フィルタMFによりろ波され、こ
れにより、ろ波された入力信号yが発生する。信号xと
信号yとの間の差Δは減算器SUBで計算され、制御回
路CONに供給される。制御回路CONは、Δから、入
力信号xの中のスライディングウィンドウの各位置に対
して、ろ波された入力信号とろ波されない入力信号との
間の差の絶対値の和を形成する。この和は、ノイズの局
所推定値を表す。大域ノイズ統計は、ノイズ測定回路C
ONで計算できる。局所ノイズ推定値は、制御回路CO
Nで入力信号ノイズの大域測定値σ2と組合され、これ
により最小自乗回帰法を用いて、出力信号z=a*x+
b*yを形成するためにそれぞれろ波されない及びろ波
された信号に付けられる2つの係数a及びbを計算す
る。これは、信号xを第1の乗算器MUL1で係数aと
乗算し、信号yを第2の乗算器MUL2で係数bと乗算
することにより行われる。MUL1及びMUL2の出力
信号は加算器ADD0で加算され、これにより、ノイズ
の低減された出力信号z0が得られる。
【0037】フィルタMFの種類は、得られるノイズ低
減度及び画像品質に影響するので、有利には異なるタイ
プのフィルタを並列に動作させる。この場合の問題は、
いかにして最適なフィルタの出力信号を選択するであ
る。図4では異なる種類の3つのフィルタDMF,ME
D,AVが動作し、これにより、その都度2つの順次の
フィルタ出力信号の重み付け平均値が計算される。
【0038】各平均値は、図1に示されているように出
力信号xと無ノイズ信号μとの間の自乗誤差ε2を最小
化することにより得られる。それぞれのろ波された出力
信号zi(ただしi=0〜2)は、それぞれの誤差を検査
することにより選択される。従って、選択された分岐は
最小誤差に対応する。この方法により、フィルタ間のス
イッチングを、局所ろ波された画像及び局所ろ波されな
い画像の統計的品質に依存して行うことが可能となる。
【0039】3つの復元フィルタは、DMF − 方向
性メジアンフィルタ、MED − メジアンフィルタ、
AV − 平均化フィルタである。
【0040】図2に示されているスライディングウィン
ドウ30は、5画素×3走査線のサイズである。処理は
フレームではなくフィールド(F1;F2)を基礎とし
ているので、このサイズは、飛越し画像(フィールドF
1の走査線)において5×5画素の領域に相当する。
【0041】方向性メジアンフィルタDMFはつぎのよ
うに動作する。
【0042】xji(j=0〜2,i=0〜4)が、ウィ
ンドウ30により考慮される画素とする。図2の検査さ
れるフィルタ方向は、di(i=0〜5)と呼称される。
対応するグラディエントはそれぞれ次のように推定され
る。
【0043】g0=|x00−x12|+|x24−x12| g1=|x01−x12|+|x23−x12| g2=|x02−x12|+|x22−x12| g3=|x03−x12|+|x21−x12| g4=|x04−x12|+|x20−x12| g5=(1/2)*(|x10−x12|+|x11−x12
+|x13−x12|++|x14−x12|) 選択された方向は、最小グラディエントにより与えられ
ている。フィルタDMFのそれぞれ出力信号y1は次の
メジアン値である。
【0044】m0=メジアン(x00,x12,x24) m1=メジアン(x01,x12,x23) m2=メジアン(x02,x12,x22) m3=メジアン(x03,x12,x21) m4=メジアン(x04,x12,x20) m5=メジアン(x11,x12,x13) これらの方向のうちの2つ以上が最小グラディエントで
ある場合、それぞれの信号の平均値は、出力信号y1
形成するために用いられる。このような多重の最小グラ
ディエントが、画素の1%より小さい割合で現れる。
【0045】フィルタMEDの出力信号y2は次の式で
表せる。
【0046】y2=メジアン(xji) 0≦i≦4 0≦j≦2 フィルタAVの出力信号y3は次の式で表せる。
【0047】y3=(1/15)*Σ(xji) 0≦i≦4 0≦j≦2 図4において回路ADD,DMF,SUB2,CON
0,MUL1,MUL2,ADD0は、図1の回路AD
D,MF,SUB,CON,MUL1,MUL2,AD
Dに相当する。フィルタDMFの入力側は、第2のフィ
ルタMED及び第2のフィルタAVにも接続され、ノイ
ズ含有入力信号xから出力信号y0を形成する付加的な
フィルタAFにも接続される。入力信号xは、第1及び
第3及び第5の減算器SUB1,SUB3,SUB5に
も供給される。それぞれフィルタDMF,MED,AV
の出力信号y1,y2,y3は、それぞれ減算器SUB
1,SUB3,SUB5で入力信号xから減算される。
それぞれこれらの減算器の出力信号D0,D1,D2は、
それぞれの制御回路CON0,CON1,CON2に接
続されている。差信号Δ0,Δ1,Δ2は、それぞれ第1
及び第4及び第6の減算器SUB2,SUB4,SUB
6で、それぞれy0(=x)とy1との間及びy1とy2
の間及びy2とy3との間で計算され、対応する制御回路
CON1,CON1,CON2にも供給される。
【0048】フィルタAFが省かれる場合、SUB1も
省くことができる。何故ならばD0=Δ0であるからであ
る。
【0049】第1の制御回路CON0は、第1の乗算器
MUL1の係数a0を制御する。第1の乗算器MUL1
は、信号y0を係数a0と乗算し、第2の乗算器MUL2
は係数b0を信号y1と乗算する。これらの乗算器の出力
信号は加算器ADD0で加算されて出力信号z0を形成
する。
【0050】第2の制御回路CON1は、第3の乗算器
MUL3の係数a1を制御する。第3の乗算器MUL3
は、信号y1を係数a1と乗算する。第4の乗算器MUL
4は係数b1を信号y2と乗算する。これらの乗算器の出
力信号は加算器ADD1で加算されて出力信号z1を形
成する。
【0051】第3の制御回路CON2は、第5の乗算器
MUL5の係数a2を制御する。第5の乗算器MUL5
は、信号y2を係数a2と乗算する。第6の乗算器MUL
6の係数b2を信号y3と乗算する。これらの乗算器の出
力信号は加算器ADD2で加算されて出力信号z2を形
成する。
【0052】第7及び第8及び第9の減算器SUB7,
SUB8,SUB9ではそれぞれ、対応する出力信号z
0,z1,z2と入力信号xとの間の差信号(ウィンドウ
での誤差)が計算される。これらの減算器出力信号は第
4の制御及びミキシング回路COMで、最小誤差に従っ
て出力信号z0,z1,z2のうちの1つを出力信号zと
して出力するために用いられる。
【0053】第4の制御回路で最小誤差を計算するため
に、既知のノイズ分散σ2が、図1に関連して説明した
ように用いられる。ハード又はソフトスイッチングを制
御回路COMで行うことができる。
【0054】CON0,CON1,CON2で最小化す
る自乗誤差は、i=0〜2に対して次の式で表せる。
【0055】
【数1】
【0056】ただしNRは、スライディングウィンドウ
30に対応する領域Rの中のすべての画素の数である。
Su,vは、領域Rにわたる自乗和を示し、次のように定
義される。
【0057】
【数2】
【0058】ただしk及び1はRの要素であり、u及び
vはx,yi,zi,μのうちのいずれかである。μは未
知であり、従ってSyi,μは、このようには計算でき
ない。その代りにノイズ統計の公知の知識を用いる。
【0059】簡単のためにai及びbiが領域Rにわたり
一定であると仮定する。この場合次の式(1)が得られ
る。
【0060】
【数3】
【0061】ただしai+bi=1により制約される。こ
の制約での最小化により次の方程式群が得られる。
【0062】
【数4】
【0063】ただしλiはラグランジュ乗数である。
【0064】上記方程式群の解は次のようになる。
【0065】
【数5】
【0066】である。
【0067】μ=x−nであるので次の式が成り立つ。
【0068】
【数6】
【0069】ただし各フィルタにおいてFi:μi′は、
ろ波された無ノイズ信号であり、ni′は、ろ波された
ノイズであり、σ2=En2(k,1)は既知のノイズ分
散であり、ρi=En(k,1)n′(k,1)は、Fi
によるろ波後の残留ノイズ相関係数である(すなわちρ
=1はろ波なし、ρ=0は完全なろ波すなわち残留ノイ
ズなしである)。
【0070】定常ノイズという仮定により、これらの係
数ρiを容易に推定することができる。しかしこれらの
係数が、別の種類のノイズにおいても既知である場合、
フィルタをより緩やかな制約の条件に拡張することが可
能である。
【0071】これらの係数を用いて、ai及びbiを次の
ように推定することができる。
【0072】
【数7】
【0073】上記式を変形すると次の式が得られる。
【0074】
【数8】
【0075】従ってai及びbiが得られると、相関項S
x−yi+1,yi−yi+1が制御回路CON0,CON
1,CON2でウィンドウ30の現在位置に対して計算
される。それぞれ対応する減算器SUB1,SUB3,
SUB5の出力信号D0,D1,D2は、これらの相関項
を計算するために用いられる。本システムの安定性を良
好にするために、ziは常にyiとyi+1との間にある、
すなわち0≦ai≦1である。
【0076】制御及びミキシング回路COMで最適なフ
ィルタ分岐を選択するために、a及びbの値から次のよ
うに自乗誤差を得ることが可能である。
【0077】
【数9】
【0078】ただし、
【0079】
【数10】
【0080】及び、
【0081】
【数11】
【0082】従って、
【0083】
【数12】
【0084】修正項
【0085】
【数13】
【0086】は、所与のフィルタが画像をより強く平滑
化するほど項Szi−x,zi−xがより高くなることに
より説明できる。従って、異なる効率のフィルタにより
発生される項を比較する前に、それらの項は、ある特定
の種類の関数により補償されなければならない。
【0087】この関数のグラフが、現行のフィルタタイ
プ(AV,MED,DMF,AF)パラメータを用いた
場合の前記の効率を示すために図4に示されている。修
正項eiは、係数aiと関連して示されている。
【0088】タイプ”平均”のフィルタAVは、平面領
域に良く適する。
【0089】2つのメジアンフィルタDMF及びMED
はエッジ及び良好な分解能を保存する。
【0090】コントラストを改善するために、エンハン
スメント処理が、ノイズ低減処理の後に行われる。
【0091】ウィンドウ30が拡大されると、例えばぼ
け及びストライプ等のその他の画像の劣化も低減され
る。
【0092】有利にはフィールド処理によりぼけは、動
く対象に生じない。
【0093】複雑さを低減し、ハードウェアの構成コス
トを少なくするために、前述のフィルタを次のように変
更することができる。
【0094】* 誤差推定のためのサイズは5画素×1
走査線に低減できる。従って付加的な走査線メモリは不
要である(入力フィルタのためにただ2つの走査線メモ
リのみ)。
【0095】* フィルタDMFは、6つの代りにただ
4つのみの方向d0,d2,d4,d5を有する方向性メジ
アンフィルタにできる。
【0096】* フィルタMEDは、3画素×3走査線
のウィンドウを有するメジアンフィルタにすることがで
きる。
【0097】* 重み付け係数を計算するためのビット
の数を例えば4ビットに制限する。
【0098】これらの簡単化は、処理画像に次のような
影響を与える。
【0099】* 推定ウィンドウのサイズがより小さい
場合、簡単化されたフィルタは、簡単化されないフィル
タに比してより強くろ波する傾向を有する。この傾向
は、特に局所水平走査線構造が存在する場合に著しい。
何故ならば先行及び後続の走査線は、それらの局所構造
が異なるにもかかわらず考慮されないからである。
【0100】* 入力フィルタの簡単化は、過剰に多数
の劣化出力信号を形成しない。何故ならばろ波は適応形
であり、3つの出力信号z0,z1,z2のうちの常に最
良の解が選択されるからである。
【0101】* 重み付け係数のビットの数を低減して
も精度の劣化はほとんど発生しない。256の振幅レン
ジに対して1又は2単位である。
【0102】新規のフィルタの重要な利点は、僅かな数
のメモリ及び簡単なハードウェア構成により、同時に局
所的及び大域的に適応形であるノイズろ波が可能となる
ことである。
【0103】この適応の2重能力によりろ波は、入力側
のフィルタが簡単であっても最適化される。
【0104】本発明のノイズ低減方法は、例えばTV受
信機及びVCR等のいかなるビデオ又はオーディオ処理
装置においても利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のノイズ低減回路の第1の実施例のブロ
ック回路図である。
【図2】画像の中のフィルタ関連方向を示す原理図であ
る。
【図3】ノイズろ波のためのウィンドウを示す原理図で
ある。
【図4】本発明のノイズ低減回路の第2の実施例のブロ
ック回路図である。
【図5】フィルタ誤差の比較のための相関項の線図であ
る。
【符号の説明】
μ 無ノイズ原信号 x ノイズ含有入力信号 MF 復元フィルタ y ろ波された入力信号 Δ 信号xと信号yとの間の差 CON 制御回路 σ2 大域測定値 a ろ波されない信号のための係数 b ろ波された信号のための係数 MUL1,2 乗算器 ADD0 加算器 MF フィルタ DMF 方向性メジアンフィルタ MED メジアンフィルタ AV 平均化フィルタ ε2 出力信号zと無ノイズ信号μとの間の自乗誤差 zi ろ波された出力信号 30 スライディングウィンドウ F1,2 フィールド xji ウィンドウ30により考慮される画素 di フィルタ方向 yi フィルタ出力信号 Δ0,1,2 差信号 D0,1,2 減算器出力信号 SUB1,2,3 減算器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像のスライディングウィンドウ(3
    0)の中の局所ノイズ値を推定するために、ろ波されな
    いノイズ含有入力信号(x)とろ波された(MF)入力
    信号(y)との間の自乗誤差を計算して、ろ波された入
    力信号及びろ波されない入力信号の重み付係数(a,
    b)により重み付けされた平均値を出力信号(z)とし
    て計算するために用いるノイズ低減方法において、前記
    重み付け係数(a,b;a0,b0,a1,b1,a2
    2)により重み付けされた平均値を計算する(CO
    N;CON0,CON1,CON2)ために大域ノイズ
    値(NM,σ2)も用い、前記局所ノイズ値を計算する
    ために前記ウィンドウの画素差信号(Δ;Δ0,Δ1,Δ
    2)を計算する(CON;CON0,CON1,CON
    2)ことを特徴とするノイズ低減方法。
  2. 【請求項2】 ろ波を、異なるフィルタ特性(DMF,
    MED,AV)の2つ以上の分岐で行い、それぞれのフ
    ィルタ特性(DMF,MED,AV)が、それぞれ2つ
    の順次の分岐のろ波された入力信号(y0,y1;y1
    2;y2,y3)から得られた重み付けされた平均値出
    力信号(z0,z1,z2)を有し、前記局所ノイズ値を
    計算するために前記分岐のそれぞれで前記ろ波された入
    力信号(y1,y2;y2,y3)のそれぞれ2つの順次の
    入力信号の間のそれぞれの画素差信号を用い、最終的な
    出力信号(z)を得るために、入力信号(x)に比して
    最小の誤差を有する分岐出力信号(z0,z1,z2)を
    選択する(COM)ことを特徴とする請求項1に記載の
    ノイズ低減方法。
  3. 【請求項3】 最小誤差を比較する場合、それぞれのフ
    ィルタ特性に関連する修正項を、分岐誤差のそれぞれに
    加算することを特徴とする請求項2に記載のノイズ低減
    方法。
  4. 【請求項4】 重み付けされた平均値の2つの重み付け
    係数(a0,b0;a1,b1;a2,b2)の和が1である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれ
    か1つの請求項に記載のノイズ低減方法。
  5. 【請求項5】 重み付けされた平均値のための2つの重
    み付け係数(a,b)のろ波されない入力信号(x)に
    関連する1つの重み付け係数(a)が0〜1の領域内に
    あることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのい
    ずれか1つの請求項に記載のノイズ低減方法。
  6. 【請求項6】 重み付けされた平均値のためのそれぞれ
    2つの重み付け係数(a0,b0;a1,b1;a2,b2
    のそれぞれ1つの重み付け係数(a0,a1,a2)が0
    〜1の領域内にあることを特徴とする請求項2から請求
    項5のうちのいずれか1つの請求項に記載のノイズ低減
    方法。
  7. 【請求項7】 方向性メジアンフィルタ(DMF),メ
    ジアンフィルタ(MED),平均化フィルタ(AV)の
    うちの最小2つを分岐で用い、前記方向性メジアンフィ
    ルタのために最小4つの方向(d0〜d5)をスライディ
    ングウィンドウ(30)で計算することを特徴とする請
    求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項6に記載の
    ノイズ低減方法。
  8. 【請求項8】 スライディングウィンドウ(30)が、
    フレームを基礎とする場合に5画素×1〜5走査線のサ
    イズを有することを特徴とする請求項1から請求項7の
    うちのいずれか1つの請求項に記載のノイズ低減方法。
  9. 【請求項9】 共通の入力信号(x)と異なる種類の特
    性を有する第1のフィルタ(DMF)、第2のフィルタ
    (MED)および第3のフィルタ(AV)とを有し、 第1の制御回路(CON0)が、前記入力信号(x)を
    処理する第1の乗算器(MUL1)と前記第1のフィル
    タ(DMF)の出力信号(y1)を処理する第2の乗算
    器(MUL2)との重み付け値(a0,b0)を制御し、
    前記乗算器(MUL1,MUL2)の出力信号を第1の
    加算手段(ADD0)で加算し、 第2の制御回路(CON1)が、前記第1のフィルタ
    (DMF)の出力信号(y1)を処理する第3の乗算器
    (MUL3)と前記第2のフィルタ(MED)の出力信
    号(y2)を処理する第4の乗算器(MUL4)との重
    み付け値(a1,b1)を制御し、前記乗算器(MUL
    3,MUL4)の出力信号を第2の加算手段(ADD
    1)で加算し、 第3の制御回路(CON2)が、前記第2のフィルタ
    (MED)の前記出力信号(y2)を処理する第5の乗
    算器(MUL5)と前記第3のフィルタ(AV)の出力
    信号(y3)を処理する第6の乗算器(MUL6)との
    重み付け値(a2,b2)を制御し、前記乗算器(MUL
    5,MUL6)の出力信号を第3の加算手段(ADD
    2)で加算し、 第1の減算手段(SUB2)が、前記入力信号(x)と
    前記第1のフィルタ(DMF)の出力信号(y1)との
    間の差信号(Δ0)を前記第1の制御回路(CON0)
    に供給し、 第2の減算手段(SUB3)が、前記入力信号(x)と
    前記第2のフィルタ(MED)の出力信号(y2)との
    間の差信号(D1)を前記第2の制御回路(CON1)
    に供給し、 第3の減算手段(SUB4)が、前記第1のフィルタの
    出力信号(y1)と前記第2のフィルタ(MED)の出
    力信号(y2)との間の差信号(Δ1)を前記第2の制御
    回路(CON1)に供給し、 第4の減算手段(SUB5)が、前記入力信号(x)と
    前記第3のフィルタ(AV)の出力信号(y3)との間
    の差信号(D2)を前記第3の制御回路(CON2)に
    供給し、 第5の減算手段(SUB6)が、前記第2のフィルタ
    (MED)の出力信号(y2)と前記第3のフィルタ
    (AV)の前記出力信号(y3)との間の差信号(Δ2
    を前記第3の制御回路(CON2)に供給し、 さらに別の減算手段(SUB7,SUB8,SUB9)
    が、前記入力信号(x)と前記加算手段(ADD0,A
    DD1,ADD2)の出力信号との間のそれぞれの差信
    号を制御及びミキシング回路(COM)に供給し、前記
    制御及びミキシング回路(COM)は、前記差信号から
    得られる最小誤差に従いかつ大域ノイズ分散値(σ2
    に従って前記加算手段(ADD0,ADD1,ADD
    2)の出力信号(z0,z1,z2)を選択し、 前記分岐のそれぞれに対して前記重み付け値を、それぞ
    れの前記制御回路で前記差信号と前記大域ノイズ分散値
    (σ2)とから計算される誤差信号から得ることを特徴
    とする請求項2から請求項4及び請求項6から請求項8
    のうちのいずれか1つの請求項に記載のノイズ低減装
    置。
  10. 【請求項10】 第1のフィルタ(DMF)が方向性メ
    ジアンフィルタであり、前記方向性メジアンフィルタで
    最小4つの方向(d0〜d5)を評価し、第2のフィルタ
    (MED)がメジアンフィルタであり、第3のフィルタ
    (AV)が平均化フィルタであることを特徴とする請求
    項9に記載のノイズ低減装置。
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