JP3247215B2 - ノイズ低減方法及び装置 - Google Patents

ノイズ低減方法及び装置

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JP3247215B2 JP22868193A JP22868193A JP3247215B2 JP 3247215 B2 JP3247215 B2 JP 3247215B2 JP 22868193 A JP22868193 A JP 22868193A JP 22868193 A JP22868193 A JP 22868193A JP 3247215 B2 JP3247215 B2 JP 3247215B2
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    • HELECTRICITY
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルビデオ信号
のノイズ低減方法およびディジタルビデオ信号のノイズ
低減装置に関する。
【0002】
【従来の技術】異なる種類のビデオノイズフィルタが公
知である。M.Unser, "Improved restoration of noisy
images by adaptive least-squares post filtering",
SignalProcessing 20 (1990) 3頁〜14頁には1つの例が
記載されている。通常このようなフィルタは例えばフィ
ールドメモリ等のある程度の数及び容量のメモリを必要
とする。さもないといかなるノイズレベルにも適しない
か、又は画像の局所構造に適応しない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、簡単
なハードウェアしか必要とせず、異なるノイズレベル及
び画像構造を考慮するノイズ低減方法を提供することに
ある。
【0004】本発明の別の課題は、本発明の方法を用い
る装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によ
り、ノイズを含有する入力ビデオ信号を並列に異なるタ
イプのフィルタを有する少なくとも3つの分岐でろ波
し、ここで第1の分岐ではろ波を行わなくともよく、入
力ビデオ信号と2つの連続する分岐のろ波出力信号の計
算された重み付け平均値の画素の差値間の量子エラーを
低減することにより、各分岐ごとにスライディングウィ
ンドウ内でディジタルのビデオ信号の現時点での画像に
おける局所ノイズ値を推定し、重み付け平均値の信号の
重み付け値を各分岐で計算するために、各分岐に対する
大域ノイズ値および局所ノイズ値を考慮し、この局所ノ
イズ値を入力信号とろ波出力信号との間の第1の画素の
差信号、および2つの連続する分岐のろ波出力信号間の
第2の画素の差信号に依存して求め、入力ビデオ信号と
比較される分岐の重み付け平均値間の最小誤差に依存し
て、最終的なノイズ低減信号を分岐の重み付け平均値か
ら形成する方法で解決される。
【0006】課題はまた本発明により、異なるタイプの
第1のフィルタ、第2のフィルタ、および第3のフィル
タを有しており、共通の入力ビデオ信号が供給され、第
1の制御回路により、入力ビデオ信号に作用する第1の
乗算器の重み付け値と第1のフィルタの出力信号に作用
する第2の乗算器の重み付け値とが制御され、この乗算
器の出力は第1の加算手段で結合されて重み付けされた
第1の和信号が供給され、第2の制御回路により、第1
のフィルタの出力信号に作用する第3の乗算器の重み付
け値と前記第2のフィルタの出力信号に作用する第4の
乗算器の重み付け値とが制御され、この乗算器の出力は
第2の加算手段で結合されて重み付けされた第2の和信
号が供給され、第3の制御回路により、第2のフィルタ
の出力信号に作用する第5の乗算器の重み付け値と第3
のフィルタの出力信号に作用する第6の乗算器の重み付
け値とが制御され、この乗算器の出力は第3の加算手段
で結合されて重み付けされた第3の和信号が供給され、
第1の減算手段により、入力ビデオ信号と前記第1のフ
ィルタの出力信号との間の差信号が第1の制御回路に供
給され、第2の減算手段により、入力ビデオ信号と第2
のフィルタの出力信号との間の差信号が第2の制御回路
に供給され、第3の減算手段により、前記第1のフィル
タの出力信号と第2のフィルタの出力信号との間の差信
号が前記第2の制御回路に供給され、第4の減算手段に
より、入力ビデオ信号と第3のフィルタの出力信号との
間の差信号が第3の制御回路に供給され、第5の減算手
段により、第2のフィルタの出力信号と第3のフィルタ
の出力信号との間の差信号が第3の制御回路に供給さ
れ、さらに別の減算手段を介して入力ビデオ信号と第1
の加算手段、第2の加算手段、および第3の加算手段の
出力信号との間のそれぞれの差信号が制御及びミキシン
グ回路に供給され、この制御及びミキシング回路によ
り、別の減算手段から導出される最小誤差と大域ノイズ
分散値とに従って前記加算手段の第1の和信号、第2の
和信号、または第3の和信号が選択され、各分岐ごと
に、重み付け値が第1の制御回路、第2の制御回路、お
よび第3の制御回路において大域ノイズ分散値および差
信号から計算された誤差信号から導出される装置を構成
して解決される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明によるノイズ低減に主に必
要なことを次に列挙し説明する。
【0008】*フィールドメモリを用いないでフィール
ド処理を行う。
【0009】*僅かな数のメモリ及び簡単なハードウェ
ア的実現。
【0010】*いかなるレベルのノイズにも適応する処
理。
【0011】*画像の局所構造に適応する処理。すなわ
ち無地の領域、エッジ、微細構造を検出し、画像の重要
な情報を保存する。
【0012】次のような異なるフィルタを用いることが
できる。
【0013】1.異なる係数を有する線形低域フィル
タ。
【0014】2.メジアンフィルタ。
【0015】3.エッジの方向での線形フィルタ(方向
性フィルタ)。
【0016】4.方向性メジアンフィルタ。
【0017】5.1,2,3,4に記載のフィルタの重
み付け平均。
【0018】6.固定閾値と、ラプラース変換による画
像活動の局所測定値とを有する1,2,3,4に記載の
フィルタのうちの1つによるろ波。
【0019】これらのフィルタタイプは次の特性を有す
る。
【0020】*メジアンフィルタは、特に大きい振幅の
高周波ノイズの場合に線形フィルタに比して無地領域内
のノイズを除去するのにより良好に適する。
【0021】*メジアンフィルタはエッジを保存し、線
形フィルタはエッジを保存しない。
【0022】*方向性フィルタは、エッジ及び画像精度
を保存するには非常に効率的であるが、ろ波はそれほど
効率的でない。
【0023】*メジアンフィルタは、(例えば同心円図
形テスト画像の)微細テクスチャを失う。微細テクスチ
ャを保存するただ1つの方法は、方向性フィルタを用い
ることである。
【0024】*フィルタの重み付け平均値は良好な結果
を提供するが、重み付け係数は正確なノイズ推定なしに
は容易に局所的に適応できず、ハードスイッチング及び
アーチファクトが生じることがある。
【0025】*閾値と画像活動の局所測定値とは、画像
に適応されると良好な結果を提供するが、しかしそれら
の値は画像全体のノイズ推定と組合せなければならな
い。
【0026】本発明の解決方法は、大域的及び局所的な
適応形である。実施されたフィルタは前述のUnserによ
り提案されるフィルタであり、次のように動作する。
【0027】ノイズ含有入力信号xは、メジアンタイプ
の復元フィルタによりろ波され、これにより、ろ波され
た入力信号yが発生する。ろ波された信号とろ波されな
い信号との間の差の絶対値の和が、入力信号の中のスラ
イディングウィンドウの各位置に対して計算される。こ
の和はノイズの局所推定を表す。この和は、入力信号ノ
イズの大域測定値と組合され、これにより最小自乗回帰
法を用いて係数a及びbを計算する。すなわち係数a及
びbはそれぞれ、ろ波されない信号及びろ波された信号
と乗算され、これにより出力信号z=a*x+b*yが
得られる。
【0028】原信号μが付加的な定常ノイズnにより劣
化されている場合、前もって必要な情報はノイズ分散σ
2のみである。局所ノイズ推定ウィンドウのサイズは、
復元フィルタにより用いられるウィンドウのサイズと異
なり、従ってこれら2つのウィンドウは互いに無関係に
最適な性能に調整できる。
【0029】重み付け係数a及びbは、それらが出力信
号zと無ノイズ原信号μとの間の自乗誤差ε2を最小化
するように最適化される。原信号が受信機において未知
であるのは事実であるが、しかし大域ノイズ統計は、
(例えばヨーロッパ特許出願公開第92400785号
公報に説明されているように)受信機側で計算でき、そ
れを最適化に利用できる。有利にはa+b=1であり、
従ってバイアスはろ波により導入されない。この解決法
は通常は僅かに劣化を招くが、簡単に実施でき、付加的
な計算の複雑性がない。
【0030】ろ波が信号を劣化する場合、大きい重み係
数を、ろ波されない信号xに付ける。逆に差の和が小さ
く、この和がノイズのみが残留する場合のように基準値
に近い場合、大きい重み係数をろ波された信号に付け
る。
【0031】復元フィルタの種類の選択は、本発明のノ
イズ低減の利点に大きく影響する。従って有利には異な
る種類のフィルタを並列で動作させる。この場合、選択
されたフィルタの種類を、画像活動に局所適応させなけ
ればならない。ろ波された信号とろ波されない信号との
間の最小誤差を提供する分岐を選択する。
【0032】原理的には、本発明の方法は画像のスライ
ディングウィンドウの中の局所ノイズ値を推定するため
に、ろ波されないノイズ含有入力信号とろ波された入力
信号との間の自乗誤差を計算し、この自乗誤差をろ波さ
れた入力信号とろ波されない入力信号との重み付け平均
値を出力信号として計算するために用い、重み付け平均
値を計算するために大域ノイズ値も用い、大域ノイズ値
を計算するためにウィンドウの画素の差信号を計算する
ことによりノイズを低減するのに適している。
【0033】本発明の方法の有利な付加的な実施例はそ
の他の請求項に記載されている。
【0034】本発明の装置の有利な付加的な実施例はそ
の他の請求項に記載されている。
【0035】
【実施例】図1においてノイズnが、TVチャネル等の
チャネルでノイズのない例えばTV信号等の原信号μに
加算される。その結果形成される例えばTV受信機又は
VCR等の本発明の装置のノイズを含む入力信号xは、
メジアンタイプの復元フィルタMFによりろ波され、こ
れにより、ろ波された入力信号yが発生する。信号xと
信号yとの間の差Δは減算器SUBで計算され、制御回
路CONに供給される。制御回路CONは、Δか入力信
号xの中のスライディングウィンドウの各位置に対し
て、ろ波された入力信号とろ波されない入力信号との間
の差の絶対値の和を形成する。この和はノイズの局所推
定値を表す。大域ノイズ統計は、ノイズ測定回路CON
で計算できる。局所ノイズ推定値は、制御回路CONで
入力信号ノイズの大域測定値σ2と組合され、これによ
り最小自乗回帰法を用いて、出力信号z=a*x+b*
yを形成するためにそれぞれろ波されない及びろ波され
た信号に付けられる2つの係数a及びbを計算する。こ
れは、信号xを第1の乗算器MUL1で係数aと乗算
し、信号yを第2の乗算器MUL2で係数bと乗算する
ことにより行われる。MUL1及びMUL2の出力信号
は加算器ADD0で加算され、これにより、ノイズの低
減された出力信号z0が得られる。
【0036】フィルタMFの種類は、得られるノイズ低
減度及び画像品質に影響するので、有利には異なるタイ
プのフィルタを並列に動作させる。この場合の問題は、
いかにして最適なフィルタの出力信号を選択するであ
る。図4では異なる種類の3つのフィルタDMF,ME
D,AVが動作し、これによりその都度2つの順次のフ
ィルタ出力信号の重み付け平均値が計算される。
【0037】各平均値は、図1に示されているように出
力信号xと無ノイズ信号μとの間の自乗誤差ε2を最小
化することにより得られる。それぞれのろ波された出力
信号zi(ただしi=0〜2)は、それぞれの誤差を検
査することにより選択される。従って選択された分岐は
最小誤差に対応する。この方法により、フィルタ間のス
イッチングを局所ろ波された画像及び局所ろ波されない
画像の統計的品質に依存して行うことが可能となる。
【0038】3つの復元フィルタは、方向性メジアンフ
ィルタDMF、メジアンフィルタMED、および平均化
フィルタAVである。
【0039】図2に示されているスライディングウィン
ドウ30は、5画素×3走査線のサイズである。処理は
フレームではなくフィールド(F1;F2)を基礎とし
ているので、このサイズは、飛越し画像(フィールドF
1の走査線)において5×5画素の領域に相当する。
【0040】方向性メジアンフィルタDMFはつぎのよ
うに動作する。
【0041】xji(j=0〜2,i=0〜4)が、ウ
ィンドウ30により考慮される画素とする。図2の検査
されるフィルタ方向は、di(i=0〜5)と呼称され
る。対応するグラディエントはそれぞれ次のように推定
される。
【0042】 g0=|x00−x12|+|x24−x12| g1=|x01−x12|+|x23−x12| g2=|x02−x12|+|x22−x12| g3=|x03−x12|+|x21−x12| g4=|x04−x12|+|x20−x12| g5=(1/2)*(|x10−x12|+|x11−x12|+|x13−x 12|+ +|x14−x12|) 選択された方向は、最小グラディエントにより与えられ
ている。フィルタDMFのそれぞれ出力信号y1は次の
メジアン値である。
【0043】 m0=メジアン(x00,x12,x24) m1=メジアン(x01,x12,x23) m2=メジアン(x02,x12,x22) m3=メジアン(x03,x12,x21) m4=メジアン(x04,x12,x20) m5=メジアン(x11,x12,x13) これらの方向のうちの2つ以上が最小グラディエントで
ある場合、それぞれの信号の平均値は、出力信号y1を
形成するために用いられる。このような多重の最小グラ
ディエントが、画素の1%より小さい割合で現れる。
【0044】フィルタMEDの出力信号y2は次の式で
表せる。
【0045】 y2=メジアン(xji) 0≦i≦4 0≦j≦2 フィルタAVの出力信号y3は次の式で表せる。
【0046】 y3=(1/15)*Σ(xji) 0≦i≦4 0≦j≦2 図4において回路ADD,DMF,SUB2,CON
0,MUL1,MUL2,ADD0は、図1の回路AD
D,MF,SUB,CON,MUL1,MUL2,AD
Dに相当する。フィルタDMFの入力側は、第2のフィ
ルタMED及び第2のフィルタAVにも接続され、ノイ
ズ含有入力信号xから出力信号y0を形成する付加的な
フィルタAFにも接続される。入力信号xは、第1及び
第3及び第5の減算器SUB1,SUB3,SUB5に
も供給される。それぞれフィルタDMF,MED,AV
の出力信号y1,y2,y3は、それぞれ減算器SUB
1,SUB3,SUB5で入力信号xから減算される。
それぞれこれらの減算器の出力信号D0,D1,D2
は、それぞれの制御回路CON0,CON1,CON2
に接続されている。差信号Δ0,Δ1,Δ2は、それぞ
れ第1及び第4及び第6の減算器SUB2,SUB4,
SUB6で、それぞれy0(=x)とy1との間及びy
1とy2との間及びy2とy3との間で計算され、対応
する制御回路CON1,CON1,CON2にも供給さ
れる。
【0047】フィルタAFが省かれる場合、SUB1も
省くことができる。何故ならD0=Δ0であるからであ
る。
【0048】第1の制御回路CON0は、第1の乗算器
MUL1の係数a0を制御する。第1の乗算器MUL1
は、信号y0を係数a0と乗算し、第2の乗算器MUL
2は係数b0を信号y1と乗算する。これらの乗算器の
出力信号は加算器ADD0で加算されて出力信号z0を
形成する。
【0049】第2の制御回路CON1は、第3の乗算器
MUL3の係数a1を制御する。第3の乗算器MUL3
は、信号y1を係数a1と乗算する。第4の乗算器MU
L4は係数b1を信号y2と乗算する。これらの乗算器
の出力信号は加算器ADD1で加算されて出力信号z1
を形成する。
【0050】第3の制御回路CON2は、第5の乗算器
MUL5の係数a2を制御する。第5の乗算器MUL5
は、信号y2を係数a2と乗算する。第6の乗算器MU
L6の係数b2を信号y3と乗算する。これらの乗算器
の出力信号は加算器ADD2で加算されて出力信号z2
を形成する。
【0051】第7及び第8及び第9の減算器SUB7,
SUB8,SUB9ではそれぞれ、対応する出力信号z
0,z1,z2と入力信号xとの間の差信号(ウィンド
ウでの誤差)が計算される。これらの減算器出力信号は
第4の制御及びミキシング回路COMで、最小誤差に従
って出力信号z0,z1,z2のうちの1つを出力信号
zとして出力するために用いられる。
【0052】第4の制御回路で最小誤差を計算するため
に、既知のノイズ分散σ2が、図1に関連して説明した
ように用いられる。ハード又はソフトスイッチングを制
御回路COMで行うことができる。
【0053】CON0,CON1,CON2で最小化す
る自乗誤差はi=0〜2に対して次の式で表せる。
【0054】
【数1】
【0055】ただしNRは、スライディングウィンドウ
30に対応する領域Rの中のすべての画素の数である。
Su,vは、領域Rにわたる自乗和を示し、次のように
定義される。
【0056】
【数2】
【0057】ただしk及び1はRの要素であり、u,v
はx,yi,zi,μのうちのいずれかである。μは未
知であり、従ってSyi,μはこのようには計算できな
い。その代りにノイズ統計の公知の知識を用いる。
【0058】簡単のためにai、biが領域Rにわたり
一定であると仮定する。この場合次の式(1)が得られ
る。
【0059】
【数3】
【0060】ただしai+bi=1により制約される。
この制約での最小化により次の方程式群が得られる。
【0061】
【数4】
【0062】ただしλiはラグランジュ乗数である。
【0063】上記方程式群の解は次のようになる。
【0064】
【数5】
【0065】である。
【0066】μ=x−nであるので次の式が成り立つ。
【0067】
【数6】
【0068】ただし各フィルタにおいてFi:μi′
は、ろ波された無ノイズ信号であり、ni′は、ろ波さ
れたノイズであり、σ2=En2(k,1)は既知のノイ
ズ分散であり、ρi=En(k,1)n′(k,1)
は、Fiによるろ波後の残留ノイズ相関係数である(す
なわちρ=1はろ波なし、ρ=0は完全なろ波すなわち
残留ノイズなしである)。
【0069】定常ノイズという仮定により、これらの係
数ρiを容易に推定することができる。しかしこれらの
係数が、別の種類のノイズにおいても既知である場合、
フィルタをより緩やかな制約の条件に拡張することが可
能である。
【0070】これらの係数を用いて、ai、biを次の
ように推定することができる。
【0071】
【数7】
【0072】上記式を変形すると次の式が得られる。
【0073】
【数8】
【0074】従ってai及びbiが得られると、相関項
Sx−yi+1,yi−yi+1が制御回路CON0,
CON1,CON2でウィンドウ30の現在位置に対し
て計算される。それぞれ対応する減算器SUB1,SU
B3,SUB5の出力信号D0,D1,D2は、これら
の相関項を計算するために用いられる。本システムの安
定性を良好にするために、ziは常にyiとyi+1と
の間にある、すなわち0≦ai≦1である。
【0075】制御及びミキシング回路COMで最適なフ
ィルタ分岐を選択するために、a及びbの値から次のよ
うに自乗誤差を得ることが可能である。
【0076】
【数9】
【0077】ただし、
【0078】
【数10】
【0079】及び、
【0080】
【数11】
【0081】従って、
【0082】
【数12】
【0083】修正項
【0084】
【数13】
【0085】は、所与のフィルタが画像をより強く平滑
化するほど項Szi−x,zi−xがより高くなること
により説明できる。従って、異なる効率のフィルタによ
り発生される項を比較する前に、それらの項は、ある特
定の種類の関数により補償されなければならない。
【0086】この関数のグラフが、現行のフィルタタイ
プ(AV,MED,DMF,AF)パラメータを用いた
場合の前記の効率を示すために図4に示されている。修
正項eiは、係数aiと関連して示されている。
【0087】タイプ“平均”のフィルタAVは、平面領
域に良く適する。
【0088】2つのメジアンフィルタDMF及びMED
はエッジ及び良好な分解能を保存する。
【0089】コントラストを改善するために、エンハン
スメント処理が、ノイズ低減処理の後に行われる。
【0090】ウィンドウ30が拡大されると、例えばぼ
け及びストライプ等のその他の画像の劣化も低減され
る。
【0091】有利にはフィールド処理によりぼけは動く
対象に生じない。
【0092】複雑さを低減し、ハードウェアの構成コス
トを少なくするために、前述のフィルタを次のように変
更することができる。
【0093】*誤差推定のためのサイズは5画素×1走
査線に低減できる。従って付加的な走査線メモリは不要
である(入力フィルタのためにただ2つの走査線メモリ
しか必要とならない)。
【0094】*フィルタDMFは、6つの方向に代え
て、ただ4つの方向d0,d2,d4,d5のみを有す
る方向性メジアンフィルタにすることができる。
【0095】*フィルタMEDは、3画素×3走査線の
ウィンドウを有するメジアンフィルタにすることができ
る。
【0096】*重み付け係数を計算するためのビット数
を例えば4ビットに制限する。
【0097】これらの簡単化は、処理画像に次のような
影響を与える。
【0098】*推定ウィンドウのサイズがより小さい場
合、簡単化されたフィルタは、簡単化されないフィルタ
に比してより強くろ波する傾向を有する。この傾向は、
特に局所水平走査線構造が存在する場合に著しい。何故
ならば先行及び後続の走査線は、それらの局所構造が異
なるにもかかわらず考慮されないからである。
【0099】*入力フィルタの簡単化は、過剰に多数の
劣化出力信号を形成しない。何故ならばろ波は適応形で
あり、3つの出力信号z0,z1,z2のうちの常に最
良の解が選択されるからである。
【0100】*重み付け係数のビットの数を低減しても
精度の劣化はほとんど発生しない。256の振幅レンジ
に対して1又は2単位である。
【0101】新規のフィルタの重要な利点は、僅かな数
のメモリ及び簡単なハードウェア構成により、同時に局
所的及び大域的に適応形であるノイズろ波が可能となる
ことである。
【0102】この適応の2重能力によりろ波は、入力側
のフィルタが簡単であっても最適化される。
【0103】本発明のノイズ低減方法は、例えばTV受
信機及びVCR等のいかなるビデオ又はオーディオ処理
装置においても利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のノイズ低減回路の第1の実施例のブロ
ック回路図である。
【図2】画像の中のフィルタ関連方向を示す原理図であ
る。
【図3】ノイズろ波のためのウィンドウを示す原理図で
ある。
【図4】本発明のノイズ低減回路の第2の実施例のブロ
ック回路図である。
【図5】フィルタ誤差の比較のための相関項の線図であ
る。
【符号の説明】
μ 無ノイズ原信号 x ノイズ含有入力信号 MF 復元フィルタ y ろ波された入力信号 Δ 信号xと信号yとの間の差 CON 制御回路 σ2 大域測定値 a ろ波されない信号のための係数 b ろ波された信号のための係数 MUL1,2 乗算器 ADD0 加算器 MF フィルタ DMF 方向性メジアンフィルタ MED メジアンフィルタ AV 平均化フィルタ ε2 出力信号zと無ノイズ信号μとの間の自乗誤差 zi ろ波された出力信号 30 スライディングウィンドウ F1,2 フィールド xji ウィンドウ30により考慮される画素 di フィルタ方向 yi フィルタ出力信号 Δ0,Δ1,Δ2 差信号 D0,D1,D2 減算器出力信号 SUB1,2,3 減算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 391000771 46,Quai A.Le Gallo, F−92100 Boulogne−Bil lanc0urt,France (56)参考文献 特開 平4−188283(JP,A) 特開 平2−292681(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 5/00 - 5/30 H04N 1/40

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノイズを含有する入力ビデオ信号(x)
    を並列に異なるタイプのフィルタを有する少なくとも3
    つの分岐(DMF、MED、AV)でろ波し、ここで第
    1の分岐ではろ波を行わなくともよく、 入力ビデオ信号(x)と2つの連続する分岐のろ波出力
    信号(y0、y1、y2、y3)の計算された重み付け
    平均値(Z0、Z1、Z2)の画素の差値間の量子エラ
    ーを低減することにより、各分岐ごとにスライディング
    ウィンドウ(30)内でディジタルのビデオ信号の現時
    点での画像における局所ノイズ値を推定し、 重み付け平均値の信号(Z0、Z1、Z2)の重み付け
    値を各分岐(a0、b0;a1、b1;a2、b2)で
    計算するために、各分岐に対する大域ノイズ値(σ
    および局所ノイズ値を考慮し、該局所ノイズ値を入力信号(x)とろ波出力信号(y
    0、y1、y2、y3)との間の第1の画素の差信号
    (D0、D1、D2、D3)、および2つの連続する分
    岐のろ波出力信号(y0、y1、y2、y3)間の第2
    の画素の差信号(Δ0、Δ1、Δ2)に依存して求め、 入力ビデオ信号(x)と比較される分岐の重み付け平均
    値間の最小誤差に依存して、最終的なノイズ低減信号
    (Z)を分岐の重み付け平均値から形成する、 ことを特徴とするディジタルビデオ信号のノイズ低減方
    法。
  2. 【請求項2】 最小誤差を比較する際に、それぞれのフ
    ィルタ特性に関連する修正項を分岐の各誤差に加算す
    、請求項1記載の方法
  3. 【請求項3】 重み付け平均値に対する2個の重み付け
    係数(a0、b0;a1、b1;a2、b2)の和が1
    である、請求項1または2記載の方法
  4. 【請求項4】 重み付け平均値に対する2個の重み付け
    係数(a0、b0;a1、b1;a2、b2)のそれぞ
    一方の重み付け係数(a0、a1、a2)が0〜1の
    領域内にある、請求項1から3までのいずれか1項記載
    の方法
  5. 【請求項5】 方向性メジアンフィルタ(DMF)、メ
    ジアンフィルタ(MED)、および平均化フィルタ(A
    V)のうち少なくとも2個のフィルタの特性を分岐内で
    使用し、前記方向性メジアンフィルタに対して少なくと
    も4個の方向(d0〜d5)を前記スライディングウィ
    ンドウ(30)で評価する、請求項1から4までのいず
    れか1項記載の方法
  6. 【請求項6】 前記スライディングウィンドウ(30)
    はフレームを基礎とする場合に5画素×1〜5走査線の
    サイズを有する、請求項1から5までのいずれか1項記
    載の方法
  7. 【請求項7】 異なるタイプの第1のフィルタ(DM
    F)、第2のフィルタ(MED)、および第3のフィル
    タ(AV)を有しており、共通の入力ビデオ信号(x)
    が供給され、 第1の制御回路(CON0)により、前記入力ビデオ信
    号(x)に作用する第1の乗算器(MUL1)の重み付
    け値(a0)と前記第1のフィルタ(DMF)の出力信
    号(y1)に作用する第2の乗算器(MUL2)の重み
    付け値(b0)とが制御され、該乗算器の出力は第1の
    加算手段(ADD0)で結合されて重み付けされた第1
    の和の出力信号が供給され、 第2の制御回路(CON1)により、前記第1のフィル
    タ(DMF)の出力信号(y1)に作用する第3の乗算
    器(MUL3)の重み付け値(a1)と前記第2のフィ
    ルタの出力信号(y2)に作用する第4の乗算器(MU
    L4)の重み付け値(b1)とが制御され、該乗算器の
    出力は第2の加算手段(ADD1)で結合されて重み付
    けされた第2の和の出力信号が供給され、 第3の制御回路(CON2)により、前記第2のフィル
    タ(MED)の出力信号(y2)に作用する第5の乗算
    器(MUL5)の重み付け値(a2)と前記第3のフィ
    ルタ(AV)の出力信号(y3)に作用する第6の乗算
    器(MUL6)の重み付け値(b2)とが制御され、該
    乗算器の出力は第3の加算手段(ADD2)で結合され
    て重み付けされた第3の和の出力信号が供給され、 第1の減算手段(SUB2)により、前記入力ビデオ信
    号(x)と前記第1のフィルタ(DMF)の出力信号
    (y1)との間の差信号(Δ0)が前記第1の制御回路
    (CON0)に供給され、 第2の減算手段(SUB3)により、前記入力ビデオ信
    号(x)と前記第2の フィルタ(MED)の出力信号
    (y2)との間の差信号(D1)が前記第2の制御回路
    (CON1)に供給され、 第3の減算手段(SUB4)により、前記第1のフィル
    タ(DMF)の出力信号(y1)と前記第2のフィルタ
    (MED)の出力信号(y2)との間の差信号(Δ1)
    が前記第2の制御回路(CON1)に供給され、 第4の減算手段(SUB5)により、前記入力ビデオ信
    号(x)と前記第3のフィルタ(AV)の出力信号(y
    3)との間の差信号(D2)が前記第3の制御回路(C
    ON2)に供給され、 第5の減算手段(SUB6)により、前記第2のフィル
    タ(MED)の出力信号(y2)と前記第3のフィルタ
    (AV)の前記出力信号(y3)との間の差信号(Δ
    2)が前記第3の制御回路(CON2)に供給され、 さらに別の減算手段(SUB7,SUB8,SUB9)
    を介して前記入力ビデオ信号(x)と前記第1の加算手
    段、第2の加算手段、および第3の加算手段(ADD
    0,ADD1,ADD2)の出力信号との間のそれぞれ
    の差信号が制御及びミキシング回路(COM)に供給さ
    れ、該制御及びミキシング回路(COM)により、前記
    別の減算手段から導出される最小誤差と大域ノイズ分散
    値(σ 2 )とに従って前記加算手段(ADD0,ADD
    1,ADD2)の第1の和信号、第2の和信号、または
    第3の和信号(z0,z1,z2)が選択され、 各分岐ごとに、前記重み付け値(a0、b0;a1、b
    1;a2、b2)が前記第1の制御回路、第2の制御回
    路、および第3の制御回路(CON0、CON1、CO
    N2)において前記大域ノイズ分散値(σ 2 )および前
    記差信号(D0、Δ0;D1、Δ1;D2、Δ2)から
    計算された誤差信号から導出される、 ことを特徴とするディジタルビデオ信号のノイズ低減装
  8. 【請求項8】 前記第1のフィルタ(DMF)は少なく
    とも4個の方向(d0〜d5)で評価される方向性メジ
    アンフィルタであり、前記第2のフィルタ(MED)
    メジアンフィルタであり、前記第3のフィルタ(AV)
    平均化フィルタである、請求項7記載の装置
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