JPH06187384A - 設計方法及び設計支援装置 - Google Patents

設計方法及び設計支援装置

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JPH06187384A
JPH06187384A JP4039847A JP3984792A JPH06187384A JP H06187384 A JPH06187384 A JP H06187384A JP 4039847 A JP4039847 A JP 4039847A JP 3984792 A JP3984792 A JP 3984792A JP H06187384 A JPH06187384 A JP H06187384A
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JP
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slab
tram
objects
field
design
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JP4039847A
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English (en)
Inventor
Marvin T Talbott
ティー.タルボット マービン
Katherine K Hutchison
ケイ.ハッチンソン キャサリン
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Texas Instruments Inc
Original Assignee
Texas Instruments Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S706/00Data processing: artificial intelligence
    • Y10S706/902Application using ai with detail of the ai system
    • Y10S706/919Designing, planning, programming, CAD, CASE

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各々がシステムの一部を定義する第1組のオ
ブジェクトをユーザが発生することのできるシステム設
計ツールを提供する。 【構成】 オブジェクトは一つ以上の子オブジェクトの
各々が親オブジェクトの一部を定義する親子関係を有す
ることができる。第2組の実現可能なオブジェクトが発
生され、従属性に関連する第2組のオブジェクトの各々
が選定された1組のリンク間に発生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータシステムに
関し、特にシステムエンジニアのためのコンピュータシ
ステム自動化ツールに関する。
【0002】
【従来の技術】システム工学は複雑なシステムの概念の
形成及び構築に関する。このようにして、それは任意主
要なプロジェクトの主要部分である。システム工学はプ
ロジェクトの初期段階を開始し、プロジェクトのライフ
サイクルを通して継続し、プロジェクトの首尾よい完成
に大きなインパクトを与える。
【0003】システムエンジニアを支援するために、さ
まざまなコンピュータツールが設計されている。これら
のツールを理解するための一つの言葉は“システム”で
ある。ウェブスターの一般的定義ではシステムは“一つ
の全体を形成する規則的に相互作用するかもしくは独立
したアイテム群”と記述されている。“システム”には
“個人用モータ車”等の極めてハイレベルな概念から
“ドライブトレーン”等のローレベルなものまでが含ま
れる。
【0004】“システム”という言葉は理解し難い意味
を有することもある負担の重い言葉であるが、これを考
慮するための重要な要素は異なるシステムレベルにおい
て適切な種々の支援ツールである。(例えば、CASE
−コンピュータ支援ソフトウェア工学等の)現在のソフ
トウェア及び(例えば、CAE−コンピュータ支援工学
等の)ハードウェア設計ツールは、広範なシステムレベ
ルではなく特定環境における使用効率の改善を目的とし
ている。
【0005】
【発明が解決すべき課題】従って、異なるシステムレベ
ルにおいていくつかの異なるツールが必要となり、シス
テムレベル間で必要な情報の通信が複雑となる。さら
に、特定のツールによりユーザの操作要求が異ってきて
プログラムの使用効率が低下する。
【0006】従って広範なシステムレベルにわたって工
学的支援を行うシステム工学的ツールに対するニーズが
生じた。
【0007】
【課題を解決するための手段と作用】本発明により従来
のシステム設計ツールに付随する欠点や問題点を実質的
に解消するシステム設計方法及びそのための装置が提供
される。
【0008】本発明において、各々がシステムの一部を
定義する第1組のオブジェクトが発生される。第1組の
オブジェクトに関連する第2組の実現可能なオブジェク
トも発生される。第1組のオブジェクトとの関係と第2
組のインプリメンテーションとを記述するリンクが確立
される。リンクの組間の相互依存性をリストアープした
マトリクスが発生される。
【0009】本発明により従来技術に対して著しい利点
が得られる。相互従属性のマトリクスを調べることによ
り、セット内の他のリンクに対して一つのマトリクスを
修正する効果が示される。従って、オブジェクトの帰結
を容易に決定することができる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例及び長所は図1〜図17を参
照して良く理解することができ、さまざまな図面の対応
する部分には同じ番号を付してある。
【0011】図1はシステムエンジニアによってなされ
るプロジェクトの機能を示すブロック図である。プロジ
ェクト10はその目的を広範に記述する概念定義部12
から始まる。概念定義部12からの出力に基いて、機能
設計14が発生する。機能設計フェーズ14からブロッ
ク16内で詳細設計が展開される。ブロック18におい
て、プロトタイプが展開される。プロトタイプが展開さ
れた後、ブロック20においてユニットの製造が開始さ
れる。製造20後、ブロック22において保守及び現場
支援が継続される。プロジェクト10のブロック図から
理解できるように、プロトタイプ製造乃至保守ブロック
18〜22から連続的にフィードバックが行われ、それ
は概念定義、機能設計及び詳細設計に組み入れられる。
【0012】図2は代表的なシステム工学サイクルの詳
細ブロック図である。システム工学サイクルはブロック
24において考慮中のシステムの操作ニーズの識別及び
評価で開始される。これらのニーズはブロック26にお
いて顧客要求と結合され、ブロック28において解釈及
び優先順位が割当てられる。この解釈は顧客により確認
され、その後ブロック30においてシステムへの要求が
設計される。
【0013】ブロック30で定義されるシステムへの要
求を使用してシステム設計が展開される。システム設計
には設計トレードオフの文書化、評価性能、評価コス
ト、リスク、保守計画、検証、及び生産性が含まれる。
さらに、システム設計には提示されるアーキテクチュア
が含まれ、システムを論理グループへブレークダウンす
る。例えば、電子システムでは、アーキテクチュアはア
ナログ、デジタル及びソフトウェアグループへブレーク
ダウンすることができる。応用可能ならば、他の要素へ
のインターフェイスも定義しなければならない。システ
ム設計ブロック32で発生する情報はシステム設計レビ
ューブロック34で調べられる。これは受入れ可能な設
計仕様が生成されるまでシステム設計を精密化する相互
作用的工程である。
【0014】受入れ可能な設計が生成されると、ブロッ
ク36において設計要求仕様が生成される。設計要求仕
様は予備設計レビューブロック38により調べられる。
仕様36は受入れられるまで精密化される。
【0015】予備設計レビュー38の後で、ブロック4
0において詳細設計が展開され、ブロック42において
詳細設計検証計画が展開される。詳細設計40はクリテ
ィカル設計レビュー44に受け入れられるまで精密化さ
れる。受け入れられた後、詳細設計40は製造及び組立
46へ取り出される。ブロック48においてシステムの
性能、保守、信頼度及び環境要因がテストされる。シス
テムテスト48からの情報はブロック40において詳細
設計の精密化のために使用される。
【0016】テストが完了すると、ブロック50におい
てシステム統合及びテストが実施され、ブロック52に
おいてシステムが展示され、ブロック54において操作
分析が行われ、ブロック56において操作ニーズ(ブロ
ック24)が確認される。
【0017】概念段から設計段へサイクルが進むと、さ
まざまな補助的要求が明白になってくる。これらの要求
は多くの場所に書き込まれるかもしくは1人以上の人間
の頭の中でなされる。これらの文書及び人間間で一貫し
た要求の組を維持するのは困難である。システムエンジ
ニアは情報を精密化し、要求をブレークダウンして解の
機能構造を定義し続ける。システムへの要求は階層を下
向きに流れ下り、システムがその要求に合致することを
保証する。同様に、インプリメンテーションの詳細は、
システムエンジニアが解の機能構造の定義をより精密化
できるように、階層を上流に向って流れる。
【0018】要求 システムエンジニアのジョブの大部分は情報管理に関連
している。システムレベル要求は管理すべき最重要情報
の一つである。“要求”は一般化された用語であり、多
くの異種のシステムレベルの論点に莫然と適用されるこ
とがある。本発明は4種の基本的要求;構造的要求、コ
ンプライアンシィ要求、及びアロケータブル要求を支援
する。“構造的”要求は最終製品で実現されなければな
らない機能構造を記述する仕様書のステートメントであ
る。構造的要求の例として“データベースは24個のモ
デムのバンクを介して情報を受け取る”が挙げられる。
【0019】コンプライアンシィ要求は特定すべきシス
テムに関するグローバルコンプライアンシィステートメ
ントである。例えば、仕様書により“全てのソフトウェ
ア開発はパスカル言語で行うこと”もしくは“全てのハ
ードウェアは放射線耐性を有すること”が要求されるこ
とがある。
【0020】“アロケータブル”要求は定量化可能な尺
度を特徴とする。量は一般には重量、サイズ、コスト、
圧力、温度、速度、電力、メモリ及び処理能力等の用語
で記述される。要求は一般に製品の寄与要素に制限を課
すものである。これらの各要求は“技術予算”の一部と
考えることができる。例えば、システム“25wの電力
を配分し重量は0.907kg(2ポンド)以下”とす
れば、重量及び電力は全ての寄与要素間でワークブレー
クダウン構造で配分しなければならない。
【0021】“補足”要求は特定のインプリメンテーシ
ョンの決定によりシステムへ課される。例えば、元の仕
様に温度制限が無くても、特定集積回路によりシステム
全体の動作温度が制限されることがある。従って、補足
要求は内部的に課せられる。例えば、特定の会社は特定
の競争相手が製造する部品は使用しない方針をとった
り、システム開発のドキュメンテーションに関して付加
要求をすることがある。補足要求はユニークに識別され
て別のインプリメンテーションを考慮する場合に、どの
要求を緩和もしくは排除し、どんな状況の下でこれが発
生するかを迅速に識別することができる。全ての構造的
要求はさらに構造的要求、コンプライアンシィの要求も
しくはアロケータブル要求として識別することができ
る。エンジニアのためのシステムレベル自動化ツール(SL
ATE)
【0022】図3はエンジニア用システムレベル自動化
ツールのハードウェア実施例の斜視図である。ユーザ5
8はモノクロもしくはカラーモニタ62及びキーボード
64とマウス66等の入力装置を有するワークステーシ
ョン60に対して情報を入出力する。ワークステーショ
ンはX−ウィンド等のグラフィックウィンドシステムを
作動できなければならない。ワークステーション60は
ネットワークに接続されそのデータベースに記憶された
情報を複数のユーザと共有する。
【0023】図4に開発のSLATE支援を行う工学サ
イクルの抽象モデルを示す。このモデルのトップレベル
は機能要求定義(“FRD”)68である。FRDは操
作及び他の顧客ニーズが集められる問題ステートメント
である。これらのニーズは1組のシステムへの要求に精
密化される。各要求は前記4種のカテゴリへ分類するこ
とができる。FRDレベル68の下にはインプリメンテ
ーション論理マッピング代替(Implementat
ion Logically MappedAlter
natives:“ILMA”)群70がある。各IL
MA72はFRD68のインプリメンテーションの1つ
である。ILMA72は機能−インプリメンテーション
マッピング(Function to Impleme
ntation Mapping:“FIM”74を介
してFRDへ行く。システムには一つのFRDレベル6
8しかなく、各代替インプリメンテーションに対して一
つずつの多くのILMA72が存在する。各ILMA7
2は図4にソフトウェア、機構的及びハードウェアのカ
テゴリとして示す機能カテゴリ74へ分割することがで
きる。コンプライアンシィチェックリストはコンプライ
アンシィ要求リストを含み、SLATEの機能構造とは
別に維持される。
【0024】SLABS 図5に示すように、SLATEの基本目的はシステムを
“システム”レベル抽象ブロック(“SLAB”)78
へ分解することである。SLAB78は機能ブロック図
の基本要素と考えられる。各SLAB78は“親”SL
ABへの“上向き”階層リンク80及び“子”SLAB
への“下向き”階層リンク82をサポートする“キャブ
レータ”等のユニークな識別子を有している。異なる階
層レベルのSLAB78間のリンクを図6に詳細に示
す。さらに、各ピアSLABはそれぞれSLABに対し
て機能リンク84,86をサポートする。ピアSLAB
は共通階層レベルのSLABである。ピアSLAB間の
相互関係も図6にグラフ表示される。さらに、各SLA
B78は技術配分予算(“TAB”)88、要求追跡可
能性リンク(“RTL”)90、実行可能機能記述
(“FD”)92及びテキスト断片94をサポートす
る。TAB88は階層レベルのさまざまなSLAB間に
普及すべき定量化可能要求を維持するために使用され
る。例えば、重量は3.18kg(7ポンド)以下とす
べきとのシステム要求があれば、一つの階層レベルに関
連する重量は3.18kg(7ポンド)を越えてはなら
ない。
【0025】SLATEは2種のRTL90−構造的R
TL及びアロケータブルRTL−をサポートする。構造
的RTLは構造的要求に関連するテキスト断片をSLA
Bへリンクする。例えば、送受信機に提示される“シス
テムはAアルゴリズムを使用して符号化を行いBアルゴ
リズムを使用して復号化を行う”という要求を有するこ
とができる。RTLは符号化/復号化要求を含むテキス
ト断片を要求を受け入れるSLABへ結びつける。
【0026】アロケータブルRTLはアロケータブル要
求をTAB定義へ結びつける。アロケータブルRTLに
ついては、第7図、第8図に関して後記する。
【0027】テキスト断片94はSLAB78に関連す
るテキスト情報の一つ以上のパラグラフである。テキス
ト断片はドキュメンテーション、提案、保守情報、マニ
ュアル等のさまざまな目的に使用できる。テキスト断片
94はその目的を識別するための関連する記述フィール
ドを有している。
【0028】実行可能機能記述92は入力から出力を計
算してSLABの機能動作をテストするために使用され
る。実行可能FDについては図9に関連して詳記する。
【0029】図6はSLATEのユーザインターフェイ
スの実施例を示す。一般に参照番号96で示すインター
フェイスは各々がマウス66もしくは他の入力装置を使
用して選定可能な複数のキー100からなるメニューエ
リア98を提供する。これら各キーの機能については後
記する。インターフェイス96はさらに102,104
に示すように複数のウィンドへ細分割可能なビューエリ
ア100を提供する。メッセージエリア106はシステ
ムからのメッセージをユーザへ示すために使用される。
【0030】ウィンド102は概念の詳細なシステム構
成要素への階層的分解を示す。トップレベルSLAB1
06はIDとして自動販売機(Vending Mac
hine)を有している。自動販売機の概念は6個の子
SLAB108〜118へ分割されている。硬貨処理
(Coin Handling)SLAB114の子S
LABをSLAB120〜130として示す。両替機S
LAB122は2つの子SLAB132,134を有し
ている。釣り銭供給(Change Supply)S
LAB134は4つの子SLAB136〜142を有し
いる。ビユーイングエリア104は製品処理(Prod
uct Handling)SLAB116の子SLA
B144〜150間のピアごとの接続を示す。
【0031】TABS 実施例の重要な観点はSLATEのTAB割当機能であ
る。図7、図8は特定SLABのTABを構成するため
に使用されるポップアップメニューを示す。図7は自動
販売機SLAB106のTAB152を示し、図8は製
品在庫室(Product Inventory Ch
omeer)SLAB110のTAB154を示す。
【0032】TAB88は定量化可能(アロケータブ
ル)要求に対する制限、目標、実際値及び単位を記述す
るパラメータ情報を含んでいる。これらはTABに記憶
された6つの情報、すなわち、最大パラメータ限界、最
小パラメータ限界、目標パラメータ値、実(計算)パラ
メータ値、パラメータ信頼因子及びパラメータを表現す
る単位(V,A等)である。多くの場合、例えば、要求
により越えられない値が設定されると最大もしくは最小
パラメータの一方だけが使用される。
【0033】図6に示すように、SLATE設計はシス
テムブロックの階層分解を中心として構築される。各シ
ステムは構成要素レベルのインプリメンテーション詳細
に達するまで次第に詳細な構造を提供する。システム要
求は通常システムアーキテクチュア構造のより高いレベ
ルに設定された限界(例えば、システムは5.44kg
(12ポンド)よりも重くてはならない)を指示し、一
方、パラメータデータの実際の構成となる物理的観点
(例えば、マイクロプロセッサは0.14kg(5オン
ス)である)は通常最低システム設計レベルに導入され
る。従って、SLATEはTAB88を介して下向きに
各パラメータ要求に対する限界及び目標を伝播し、同時
に子SLABの寄与を加算することによりTABを介し
て上向きに実際の実現された値を構成するように設計さ
れている。信頼性因子等のいくつかの制約はそれ自体ア
ルゴリズム計算を必要とし、簡単な加算により導き出す
ことは出来ない。
【0034】複雑なシステムの主要な問題点は記述され
る配分可能(アロケータブル)要求は通常システム全体
の挙動及び/もしくは構成に課される統合限界であり、
システムエンジニアは初期割当から除外される大きさの
オーダーであることが多い低レベルでなされる設計判定
のインパクトをリンクする能力に欠けることである。設
計が多次元に制約される、すなわち一つの設計パラメー
タがもう一つの設計パラメータに逆作用することが認識
される場合には問題はさらに複雑になる。例えば、第1
の要求に合致する回路が高速応答性を必要とする場合、
高電力部品を使うことが考えられる。しかしながら、電
力消費が高くなると熱放散も多くなり、別の制約に影響
を及ぼして、冷却能力が大きくなり重量が増大する。さ
まざまなSLABに関連するTAB88は、複雑さを追
跡する能力だけでなく局部分脈内で充分な付加情報を提
供して設計者が利用可能なオプションを理解することを
支援する。前例では、冷却能力により重量が増加すると
述べた。しかしながら、SLABを通して重量を追跡す
る能力があれば、システムエンジニアは特定インプリメ
ンテーションに基づけば、不必要に重い重量(すなわ
ち、重量目標)がシステムのもう一つの部分に割当られ
ていると決定することができる。これにより、システム
エンジニアはシステム全体の重量制約を越えることなく
高電力部品を使用することができる。
【0035】各TABに記憶されるパラメータ値は、文
脈分析が有効となる前に、(公式フィールド188に関
する)変数や子SLABに関連する実際値が変化するた
びに再計算しなければならない。
【0036】システムエンジニアはSLATEより各副
構成要素へ論理的にローカルパラメータ予算を配分する
ことができる。例えば、ユニットが2.27kg(5ポ
ンド)の最大重量を有し(各々がSLAB上に表わされ
る)3つのサブユニットで構成されている場合、設計者
は第1のサブユニットに対してTAB限界を0.45k
g(1ポンド)として配分し第2のサブユニットに1ポ
ンド、第3のサブユニットに3ポンドを配分することが
できる。同様に設計者は、第3のサブユニットがソフト
ウェアモジュール等の無重量である場合、重量を第1の
サブユニットへ2ポンド、第2のサブユニットへ3ポン
ド、第3のサブユニットへ0ポンド配分することができ
る。また、設計者は後者の配分の決定に際し、いくつか
の局部限界及び/もしくは目標を保持することができ
る。限界及び目標は各SLAB及び“流れ下り(フロー
ダウン)”に対して挿入され、その結果、システム内の
各SLABに対して目標、限界及び実現値間でアルゴリ
ズムに関する比較を行うことができる。限界及び/もし
くは目標を越えるか接近する実際の状態ではシステムエ
ンジニアはフラグを立てて注意を促すことができる。あ
るSLABに対して利用される割当の下で、予算の一部
が保存される(すなわち、利用できるが配分されない)
ように、SLABをより低い目標を越えるSLABへ再
配分することができる。
【0037】各TAB88は数量(予測対測定)に関連
ずけられる確実度を示す信頼性因子を含んでいる。従っ
て、TAB再配分中に、精密測定されたTABの限界を
厳密にトリムすることができ、不確実な評価でTAB8
8に対して大きなエラーマージンを与えることができ、
しかもシステム全体の限界内にとどまることができる。
表1に最低信頼度1から最高信頼度10までの信頼度カ
テゴリーを示す。
【0038】
【表1】信頼性因子 1. 非初期化 2. グローバルデフォールト 3. パーティションデフォールト 4. 低位階層から計算 5. 特定モデル 6. 特定ユーザ 7. 特殊/他 8. 特定顧客 9. 標準により指定 10. 物理的法則
【0039】計算時、実際の最低信頼度は階層TABへ
伝播されSLAB78内もしくはその下にフレキシビリ
ティがどの程度であるかが示される。
【0040】図7、図8はSLAB78のTAB88を
定義するポップアップメニュー152、154を示す。
各メニュー152、154はTAB名フィールド15
6、SLAB名フィールド158、TABユニットフィ
ールド160、目標値フィールド162、最小値フィー
ルド164、最大値フィールド166、TAB RTL
フィールド168(アロケータブル要求を指す)及び実
際値部170を含んでいる。実際値部170により設計
者は関連するSLABに対する実際値を決定するために
使用される3つの方法の中の一つを選定することができ
る。設計者はフィールド172〜178を使用して子S
LABに関連する対応するTAB値に数学演算を行って
実際値を決定することができる。実際値を得るための第
2の方法はフィールド180、182を使用して指定値
を使用することである。第3の方法はフィールド184
〜188を使用した等式により実際値を決定することで
ある。選定方法はポインタ189で示す。
【0041】等式フィールド188を使用して実際値を
決定する等式が得られる。等式により決定される実際値
はフィールド184へ出力される。フィールド186は
計算値に関連する信頼値である。
【0042】フィールド180の割付値は設計者が入力
することができる。信頼性フィールド182により割付
値に関連する信頼度が提供される。
【0043】実際値は子SLABに関連するTABの計
算に基いて計算することができる。設計者はフィールド
174へ所望の演算を入力する。一般的に所望の数学演
算は加算であるが、他の演算も行なうことができる。例
えば、信頼度因子を決定するには、子SLABに関連す
る実際値に乗算を行う必要がある。フィールド176内
の信頼度因子は子SLABに関連する信頼度因子から計
算される。
【0044】図7は“重量”TABに対して設計者が完
了したメニューを示す。このTABは、階層のトップT
ABである、自動販売機SLAB106に関連してい
る。従って、重量TABに対する2,722kg(6,
000ポンド)の目標がシステム全体の目標である。
2,268kg(5,000ポンド)の最小重量及び
3,175kg(7,000ポンド)の最大重量が指定
される。2,517kg(5,550ポンド)の実際値
が子SLABの和を使用して計算される。従って、各S
LAB108〜118には合計2,517kg(5,5
50ポンド)の重量TABが関連している。
【0045】図8は製品在庫室SLAB110に関連す
る“容量”TABを示す。550缶、最小400で最大
700、の容量を提供することが目標である。この場
合、545缶の実際値はフィールド188へ入力される
等式により計算される。
【0046】実行可能機能記述(FD) 図9は実行可能FDの動作を示すブロック図である。図
5に関して説明したように、SLAB78は入力を出力
へ変換する1つ以上の実行可能なFD92を有すること
ができる。実行可能FD190は2入力“i”、“X”
及び2出力“O”、“Y”を有している。Yは一群の出
力信号を表わしXは一群の入力信号を表わし、Y=f
(x)は一般化された機能記述である。入力iはブロッ
クを初期化し、一時的パラメータ記憶、インプリメント
ブレークポイント能力等を提供するために使用される2
次入力である。2次出力Oは報告可能なデータ経路を提
供する。SLATEを使用する設計者は実行可能FD、
ホストSLAB/FD間の相互接続及びFDとその相互
接続間の機能/工程の一貫性を定義する責任がある。関
数f(x)はローカル変数及びパラメータを使用するこ
とができる。
【0047】テキスト断片 図11はSLATEから与えられるテキスト断片94及
び自動文書発生機能を示す。前記したように、各SLA
B78に任意の数のテキスト断片94を付随することが
できる。図10は製品在庫室SLAB110に関連する
テキスト断片を示す。テキスト断片修正メニュー192
を図10に示す。メニュー192はテキスト断片名に対
する名称フィールド194、テキスト断片に数値識別を
与える数値識別フィールド196、テキスト断片を記述
する記述フィールド198、テキスト断片に関連するキ
ーワードをリストするキーワードフィールド200、テ
キスト断片が関連するSLABを指定するアタッチメン
トフィールド202、テキスト断片を組み込む文書をリ
ストする参照文書フィールド204及び修正すべきテキ
スト断片の内容を表示する編集フィールド206を提供
する。
【0048】図11は一つ以上のテキスト断片からなる
文書のパラメータを指定するフォーマットブロックメニ
ューを示す。メニュー208には発生すべき文書名を入
力する名称フィールド210、文書のタイトルを与える
タイトルフィールド212、(マニュアル、ワークステ
ートメント、プロポザル等の)文書種別を指定する文書
種フィールド214、出版者名フィールド218、文書
に関連する特定契約を指定する契約名フィールド22
0、文書が発生されるべき実体を指定するための顧客フ
ィールド222、修正識別子を指定する修正フィールド
224、修正日付を指定する日付フィールド226、文
書の信頼性分類を指定する分類フィールド228、ヘッ
ダー及びフーターフィールド230、文書が内容テーブ
ルを含むかどうかを示す文書支援フィールド232、イ
ンデクス、頭字部、参照文書部、付録リスト、図リスト
もしくはテーブルリストが含まれる。
【0049】図12は文書のテンプレートを構成するエ
ディタメニュー234を示す。名称フィールド236は
文書名を与える。文書タイトルフィールド238は、修
正フィールド240、データフィールド242、及び分
類フィールド244は図11に関して記述したものと同
じ機能を有している。構造フィールド246によりユー
ザは文書及び参照テキスト断片の機構を記述するテンプ
レートを得ることができる。例えば、セクション3“製
品在庫室”の下で、テキスト断片“室”が参照される。
テキスト断片を図10に示す。
【0050】図13に、文書テンプレートに基いてマー
ジされる出力を示す。ファイル名は名称フィールド24
8に与えられテキストはテキストフィールド250に与
えられる。図示するように、さまざまなファイルが図1
2に示すテンプレートへマージされている。マージされ
た文書により“/BEGIN”、“/DOCT”、及び
“/TITLE”等のいくつかのコントロールコマンド
が与えられる。しかしながら実施例では、マージされた
文書はいくつかの一般的なワードプロセッサのいずれか
のファイル仕様とコンパチブルとなるようにフォーマッ
トされることができる。
【0051】TRAM 図4に関して述べたように、機能−処理マッピング(F
IM)74により一つ以上のインプリメンテーション論
理的マッピング代替(ILAM)70から分離された機
能要求定義(FRD)68として設計を構成することが
できる。実際上、FRD及びILMA間だけでなく異な
るレベルのILMA間にもいくつかのFIMが存在する
ことがある。解の合成においてどこかに“直観の飛躍”
があるかもしくは抽象概念(機能、アルゴリズムもしく
はニーズ)が(例えば、ポート、割込ハンドラーの指
定、帯域スケージューリング等により)システムリソー
ス上にマップされると、FIMが存在し、SLATE内
のマッピングを記録するオブジェクトはTRAM(遷移
マッピング)となる。
【0052】図14はTRAMを示す。TRAM252
は設計構造内のFIM74間で機能性、要求追跡性及び
技術配分予算を運ぶコンジットである。TRAM252
は、ここでSLAB間の“フォスターペアレントーフォ
スターチャイルド(里親ー里子)”関係として記述され
る、特殊な親子関係を提供する。TRAM252は一つ
以上の里親SLABを一つ以上の里子SLABとリンク
する。各SLABは里親SLABから一つ以上のRTL
90及びTAB88とリンクすることができ、TRAM
インタリンクを記述する関連テキスト断片94を有する
ことができる。
【0053】図15及び図16はTRAM252の共通
使用を示す。図15において、コントロールハードウェ
アSLAB254及びプロセスソフトウェアSLAB2
56がTRAM258を介してROM SLAB260
を有するマイクロプロセッサに接続されている。SLA
TEにより任意のSLABが少くとも一つの親を有する
ことができるので、SLAB254、256〜SLAB
260のこの2:1マッピングを階層分解を使用して行
うことはできない。図15の例では、SLAB254、
256は里親SLABであり、SLAB260は里子S
LABである。
【0054】図16はTRAMの第2例を示し、通信チ
ャネルSLAB262が待ち行列ソフトウェアSLAB
264、待ち行列ハードウェア266、プロトコルSL
AB268及びバスハードウェア270に接続されてい
る。通信チャネルSLAB262はRTL272及び放
射TAB274を含んでいる。RTL272はTRAM
276を介して里子TAB264〜270へ転送され
る。放射TAB274は待ち行列ハードウェアSLAB
266及びバスハードウェアSLAB270間に配分さ
れる。放射TAB274は任意の所望の比率で配分する
ことができ、例えば、通信チャネルに関連する放射の1
/3を待ち行列ハードウェアTAB266に配分し放射
の2/3をバスハードウェアSLAB270に配分する
ことができる。
【0055】複雑なシステム設計を記録する際にインプ
リメンテーションの詳細の導出の後の思考過程を明確な
文書化を元の要求から得ようとするとシステムエンジニ
アにとって大きな問題が生じる。システム設計の記述の
大部分は通常トップダウン階層分解で表わすことができ
る。SLATEは、標準SLAB親子関係により、この
ような階層の詳細分解パラダイムを使用して大部分のシ
ステム設計の記述を遂行する。標準階層構造が最終設計
に到る関係に伴う複雑性を説明するのに適切でない場合
に問題が生じる。一般に最も説明を要し且つ文書化を支
援する必要があるのはこのような精密な複雑性である
が、それに対して設計者は使用すべき特殊なドキュメン
テーションツールを歴史的に所持していない。SLAT
Eパラダイムでは、TRAM機構がこれらの複雑な関係
を処理する。
【0056】少くとも3つのカテゴリーの複雑性によ
り、標準階層SLAB構造の補足としてTRAM構造が
必要とされる。
【0057】1.概念要求を実現可能な構成要素及びサ
ブシステム上へマッピングする。(これは、しばしば
“FIMをブリッジする”と言われる元のSLATE
“クラシック”TRAMである。)これには必要ステー
トメントから計画解へ見通しをシフトすることが伴う。
これらの概念要求の例を図15、図16に示す。
【0058】2.異なる機能ニーズを満すように予め設
計されている既存の実現可能な構成要素及び/もしくは
サブシステムへ2次要求のマージャーをマッピングす
る。このマッピングの例について以下に説明する。
【0059】3.潜在的に実現可能性のある“現在の”
見通しを最終設計インプリメンテーションに“より近
い”実現可能要素の異なる組上へ再マッピングする。S
LATEパラダイムでは実現可能要素の一つの階層構造
を考へるのが自然であるため、このカテゴリーは把握し
難い。実際上、処理可能なビット及びピースへ分割でき
るまで画像全体を“ニブル”することにより解が形成さ
れる。従って、“設計解を得る”ための仮工程におい
て、最終的に実現されるものに近いものでニーズを再定
義するのを助けるための多くの中間ステップをシステム
設計者は踏むことになる。このカテゴリーの共通発生に
は共有リソースの多重使用を集結させてニーズを共通設
計へ合体させることが伴う。個別の使用点は実施されな
いため、(たとえ、個別に実現されていて階層構造内の
一つおきのSLABが最終設計であっても)実現可能要
素として識別されるSLABを考へるのは正しくなく、
それは文脈で使用されるように、これらのSLABは共
有リソースを実施することにより最終設計において満さ
れるニーズ要求を形成するためである。
【0060】これまでSLATEについて記載したこと
の大部分は広範な詳細要求リストの存在を必要とした。
営利企業を表わす厳密でない“ミッションステートメン
ト”からでも同じプロセスが展開されることを示す例を
以下に示す。選定例は自動車の設計に関するものであ
る。
【0061】メーカーの自動車設計時における原理及び
要求の部分リストは次のように記述される。 “*製品を販売できるようにするための政府の要求に合
致させ、 *顧客ベースの機能要求及びニーズに合致させ、 *潜在顧客の`関心´に訴える、 ことにより成長力のある製品を市販せんとするものであ
る。”
【0062】このような要求リストは第2表に示す“機
能要求定義”構造へマッピングして、最終詳細へと階層
分解することができる。以下の各階層線エントリーはS
LATE内のSLABに対応する。
【0063】
【表2】機能要求定義 1. 成長力のある製品を市場へ出す。 1.1 製品を市販できるようにする政府の
要求に合致させる。 1.1.1 安全基準に適合させる。 1.1.2 環境汚染基準に適合させる。 ... 1.2 顧客ベースの機能ニーズに合せる。 1.2.1 積荷容量 1.2.2 運転速度 1.2.2.1 エンジン馬力 1.2.2.2 車輌重量 1.2.3 1個の燃料槽の運転距離 ... 1.3 顧客の`関心´の喚起 1.3.1 居住性 1.3.2 運転容易性 1.3.3 “目を引く”デザイン 1.3.4 “運転コスト”の低減 1.3.4.1 “燃費”向上 ...
【0064】任意所与の領域においてさらにブレークダ
ウンを行うことができる。(例えば、1.2.2の運転
速度に関して、重量、馬力、空気力学的設計等間の数学
関係をさらに詳細化することが考へられる。)しかしな
がら、トップダウン式詳細化により自動車の設計が行わ
れることはなく、それは機能要求定義階層が“実現可能
要素(インプルメンタブル)”に対処しないためであ
る。キャブレータ、タイヤ、ピストン、ワイパー、テー
ルライトは供給されない。明らかにTRAMマッピング
は自動車を組立てる部品と表2の機能要求定義との間に
存在しなければならない。
【0065】インプリメンテーションも表3の同様な階
層構造で記述することができる。このような構造の一部
は次のような詳細とすることができる。
【0066】
【表3】インプリメンテーション階層構造 1. 自動車 1.1 構造本体/シャーシ 1.2 内部客室 1.3 エンジン 1.3.1 エンジンブロック 1.3.2 キャブレータ 1.3.3 ラジエータ/冷却システム 1.3.3.1 ファン 1.3.3.2 ウォータポンプ 1.3.3.3 ヒータ 1.3.3.4 デフロスター 1.3.3.5 ラジエータ 1.4 パワートレーン 1.5 排気システム 1.5.1 テールパイプ 1.5.2 マフラー 1.5.3 触媒コンバータ 1.6 電気システム 1.6.1 バッテリ 1.6.2 発電機 1.6.3 ライト 1.7 運転性能 1.7.1 パワーステアリング 1.7.2 クルーズコントロール 1.7.3 空調機...
【0067】従来の階層と同様に、選択は分類され“連
想”の一つの実施例を“正しい”と考へてはならない。
むしろ、設計者がシステムを考える時の見通しの文書化
された記録を考へるべきである。
【0068】SLATE内でTRAM機構を使用して機
能要求定義とインプリメンテーション階層間のマッピン
グを構築する。自動車の設計例では、SLATE設計時
のシナリオは次のようになる。
【0069】TRAMの構成 ユーザは表2及び3に示す2つのSLAB階層を既に有
している。ユーザは次に“Action/Objec
t”コマンド“Add/TRAM”を選定する。ポップ
アップウィンドが開いてユーザはこのTRAMの特定事
項を指定することができる。TRAMにはユーザが参照
できる名称が与えられる。入力側接続(本例では、機能
要求定義階層からの里親SLAB)が指定される。本例
ではインプリメンテーション階層のSLABである出力
側接続(里子)が指定される。この点において、新しい
TRAMが確立され正規のSLABと同様にデータベー
ス内で“生きる”。
【0070】TRAMが確立されると、ユーザは標準S
LABの場合と極めて同様にそれを強化することができ
る。ユーザは“Add/Text Fragment”
を行ってTRAMが実施するマッピングの後の思考過程
を説明することができる。ユーザはTRAMの里親へ結
びついているTABを全体的もしくは部分的にTRAM
へ流れるように(里親SLABにおけるTAB伝播を制
御することにより)“再ルート化”させ、次にTRAM
自体においてTRAMへ伝播されたTAB部分を適切に
ルーチングする。“要求追跡可能リンク(Requir
ement Tracebility Links)”
はTRAMへ結びつけるか(マウスがTRAMへの連結
要求をカチッと知らせる)もしくはTRAMへ伝播させ
ることができる(里親SLAB及びTRAMにおける標
準RTL伝播ウィンドの使用)。
【0071】自動車の例を使用すれば、ユーザは次のも
のを呼出すことができる。 ADD−TRAM...TRAM名=PASSENGE
R RESTRAINTSYSTEM 里親SLABs=SAFETY STANDARD X
XX(1.1.1.8.4) PASSENGER COMFORT(1.3.1.
6) 里子SLAB=AIR BAG(1.2.8.3.9) このTRAMにテキスト断片を置いて消費者調査により
エアバッグの方がハーネスよりも快適であると判断され
たことを説明することができる。別モデルの車では快適
性よりも経済条件が優先してショルダーハーネスが選択
されることもある。さらに経済性、安全性及び快適性を
このTRAMで一緒にして顧客に標準ショルダーハーネ
スを提供しエアバッグシステムをオプションとすること
もある。構造及び結果がどうであれ、TRAMは設計イ
ンプリメンテーションへ導く過程を文書化し、設計過程
で考慮した要因に対する追跡可能性を提供する。
【0072】乗客制約(Passenger Rest
raint)TRAMは一人の里子及び多数の里親を有
している。それは複数の里親(安全基準及び乗客の快適
性)をマップし、一人の里子(エアバッグ)へ遷移マッ
ピングを行うため“N対1”TRAMと呼ばれる。SL
ABは定義によりせいぜい一人の親しか持てないため、
“N対1”TRAMは設計において最も明確なTRAM
である。従って、多くの関心が集中して一つの実現され
た実体となる場合には、SLABは前に説明された概念
を単に詳細化したものではなく開発された多くのアイデ
アの合成(新しい見通し)となり、TRAMを介してマ
ップして意図する関係を明確に叙述しなければならな
い。前記TRAMはカテゴリー1 TRAMの合理化に
適合する。
【0073】幾分難しくなるのは、一人の里親の属性が
図15に示すように無数の里子に結びついている“1対
N”TRAMである。これは(図6に示す)正規の階層
親子関係と混同されることがあり、時には“1対N”T
RAMについて疑問を生じる。答は“見通しの変化”に
あり、例により説明することができる。次のように仮定
する。
【0074】里親SLAB=非燃性材の使用を要求する
安全基準(1.1.1.3.5) 里子SLAB=椅子張材(1.2.8.3.5.9) ラジェータホース(1.3.3.6) 外装ビニールトリム(1.7.6.2) 等
【0075】明らかに、ラジェータホースは“非毒性材
使用”に含まれない。その主機能は冷却システムへ流体
を送ることである(従って、その直接の先祖はSLAB
1.3.3−ラジェータ/冷却システムへ通る)。本例
では、数量化は存在せず配分もされないため、数量的技
術予算は適切ではなく、非燃性材使用をコンプライアン
シィチェックリストへ調整する試みにより、“1対N”
TRAMにより得られるこの設計構造の詳細が薄められ
る。これはTRAMのカテゴリ2の利用である。
【0076】ドライニーズ及び結果たる実施構造が配分
されると、TRAMは“N対N”マッピングとなる。例
えば、自動車の電子システムは精巧となり、自動車全体
を通じて状態情報及びコマンドを通信するニーズは非常
に複雑となって自動車全体に内部“データバス”を配線
するものも現れている。このような情報バスの設計に関
連する“N対N”TRAMは次のように記述できる。
【0077】TRAM名=自動車情報バス 里親SLABs=空燃ミックスの感知データ エンジンタイミング感知データ エミッション感知データ “ガスペダル位置”からの感知データ “ブレーキペダル位置”からの感知データ 速度計からの感知データ 近接ライトからの感知データ ヘッドライトビームの感知状態 コントロールマイクロプロセッサアルゴリズム 里子SLABs=(ROMにソフトウェアを有する)電
気データバス ケープリングマイクロプロセッサ バスマルチプレクサハードウェア 種々のセンサ…… 種々のアクチュエータ…… 等
【0078】このTRAMには指摘点が多い。第1の点
は、“いくつかの機能タスクを実施する部品の組立
体”、全ての“N対N”TRAMのおそらく正しいステ
ートメント、を明確に構成することである。“部品の組
立体”とあるので、短縮されたサブシステムと考へら
れ、本質的に“すぐ入手可能な”部品となる。自動車自
体さえも高レベルシステムでは部品とみなされるため、
このような見通しの変化は驚くに当らない。従って、T
RAMは相対文脈内で対処される見通しを文書化し、そ
の内に含まれる情報はその文脈内で適切に理解されるも
のとみなさなければならない。見通しに対して価値判断
は割当てられない。
【0079】(ハードウェアバスもしくはソフトウェア
サブルーチン等の)再使用可能/共有可能リソースの多
重使用を伴う多くのシステム設計において共通に発生す
るテーマがある。(トップダウン階層設計構造の下で最
も厳しい感覚で要求されるように)各事象を別々に実現
すると通常カウンターはコスト低減による効率向上とい
うほとんど普遍的な要求へ進む。これら多数の事象を集
結し(しばしば一つである)少数のリソース供給を実現
すれば見通しの変化が生じTRAMが必要となる。この
ようなTRAMはインプリメンテーションの一つの見解
からもう一つの見解へマップされるように見える。実際
には、最初の階層構造は実現可能要素と“機能ニーズ”
が混合されたものである。“機能リソースを必要とする
構造点”のTRAMを介した共有リソースとして実現さ
れる見通しへの再マッピングにより、中間階層構造は
“純粋に実現可能”ではない、すなわち少くとも実現さ
れる最終システム設計に関して実現可能ではないことが
確認される。
【0080】MORTAR 根本的配慮を文書化するだけでなく配分可能要求、構造
要求及びインプリメンテーション構造をコンピュータ的
にリンクするTRAMを介してFIMがトラバースされ
ると、FIMに生じるマクロレベル協同効果の文書化に
注意を向けることができる。マクロ協同考察を説明する
SLATE機構はMORTAR(Mapping of
Raginal TRAMs and Requir
ements)である。
【0081】MORTARは1組のTRAMに固有の協
同関係を結びつける構造を提供する。MORTARは実
際上TRAM間に生じる協同関係を説明する支援テキス
ト記述及び量的マトリクス記述で構成される。この種の
関係は、" 協同工学 "の心臓部で核となる状態である、
FIMマッピングに実際上多くの制約があって結果たる
インプリメンテーション選択が2次的に微妙に多重拘束
されている場合の文書にとって特に重要である。
【0082】この点における例により多くの点が明確に
なり、いくつかの概念をより完全に練り上げることがで
きる基準状況が提供される。 必要とされる機能: “アイテム”をソートし、分類し相関させるシステムの
設計 制約: システムの重量は1.98kg(70オンス)以下、電
流は5A以下、且つ少くとも6000“アイテム”/秒
の処理を行うこと。 要求リスト(上記より誘導) R1 − ソート R2 − 分類 R3 − 相関 R4 − <1.98kg(70オンス) R5 − <5A R6 −6000アイテム/秒 解を実現する際の可能な“システムの構成要素”
【0083】
【表4】 電子チップ TYPE MIPS WEIGHT POWER COST Microprocessor XYZ 6.5 4.5 oz 400 ma $ 38.75 Microprocessor RST 8.2 6.2 oz 750 ma $ 46.20 Microprocessor JKL 3.5 3.4 oz 350 ma $ 14.50 256 K DRAM - - 2.5 oz 160 ma $ 1.38 1 Meg DRAM - - 4.9 oz 425 ma $ 12.42
【0084】
【表5】
【0085】SLATEは各設計の非常に多くの解釈及
びアプローチを供給することができ、“正しい”アプロ
ーチは一つではない。TRAMの定義及びマッピング方
法の定義はユーザの個別の設計方法を反映し、ユーザが
設計を調べるフレームワーク内で完全で且つ一貫性を有
しなければならない。本質的に、TRAMは設計者が意
図する見通しをとらえる。別の見通しも同等に妥当であ
る。一つの可能な見通しにより例を続ける。
【0086】分析:相関関数S64は非常にメモリを消
耗するため、電力及び重量制限を越えてしまう。S64
はXYZとコンパチブルな唯一の相関であるため、XY
Zは実行できる代替策とはならない。スループット条件
によりマイクロプロセッサJKLを利用する場合少くと
も2台を並列運転させる必要がある。
【0087】 解1:(最低廉) Weight Power Cost Microprocessor - JKL, Qty 2 6.8 oz 0.7 a $ 29.00 DRAMs - 256 K, Qty 25 62.5 oz 4.0 a $ 34.50 Software - J93, C15, & S71 この解により毎秒6481+アイテムが処理される。 解2:(より高価であるが、電力及び重量は小さい) Weight Power Cost Microprocessor - JKL, Qty 2 6.8 oz 0.7 a $ 29.00 DRAMs - 1 Meg., Qty 7 34.3 oz 2.975 a $ 86.94 Software - J93, C15, & S71 この解により毎秒6481+アイテムが処理される。 解3:(高コストによる高速、高スループット) Weight Power Cost Microprocessor - RST 6.2 oz 0.75 a $ 46.20 DRAMs - 1 Meg., Qty 9 44.1 oz 3.825 a $111.78 Software - J14, C15, & S71 この解により毎秒6923+アイテムが処理される。
【0088】256K及び1Meg DRAMを使用す
れば他にもいくつかの解が可能となる、すなわちスケー
ルを変更することによりコストが低減されるが重量及び
消費電力にも影響を及ぼす。例えば、 解3A:(スループットが同じで、重量、電力及び費用が少い) Weight Power Cost Microprocessor - RST 6.2 oz 0.75 a $ 46.20 DRAMs - 1 Meg., Qty 8 39.2 oz 3.4 a $ 99.36 DRAMs - 256 K, Qty 1 2.5 oz 0.16 a $ 1.38 Software - J14, C15, & S71 この解により毎秒6923+アイテムが処理される。
【0089】この分析レベルでは解3Aの方が解3より
も優れているように見えるが、実際には異なるサイズの
メモリを混合することが複雑で結果的な重量、電力及び
支援回路の費用により3Aは除外される。重量、電力及
びコストの広範な改良の点からメモリサイズの混合を受
け入れるものとすれば、全ての1M DRAMを256
K DRAMへ置換したくなる。(1M及び256K
DRAMは共にC15/58Kニーズをカバーするのに
充分過ぎるため)1対1チップ置換に対してうまく作用
するものは4対1チップ置換が必要な時にもブレークダ
ウンされる。各1M置換に対して適用可能なデルタは次
のようになる。 重量 − 145g(5.1オンス)増加 電力 − 0.215A増加コスト− 6.90ドル低
【0090】コスト低減は望ましいが、重量及び/もし
くは電力制限によりこれ以上256K DRAMをRS
Tベース解へ置換することは直ちに防止される。 補足条件: RS1−マイクロプロセッサが全ソフトウェアをランさ
せるニーズ RS2−SORT SWに対するメモリ条件 RS3−CLASSIFLCATION SWに対する
メモリ条件 RS4−CORRELATION SWに対するメモリ
条件
【0091】この例を実施するために、ILMA2(解
2)を付随する結果TRAMの一つのバリエーションを
示す。 T1{(R1)−>(J93)} ソート要求からのソ
ートSW T2{(R2)−>(C15)} 分類要求からの分類
SW T3{(R3)−>(S71)} 相関要求からの相関
SW T4{(RS1)−>(JKL)}ソフトウェアラン要
求からのマイクロプロセッサ T5{(RS2,RS3,RS4)−>(DRAM
s)}総メモリニーズ
【0092】このTRAMマッピングには未解決の問題
がいくつかある。第1に、システムエンジニアは並列J
KLプロセッサの二重アーキテクチュアに対処するよう
にSLATEに命令しなければならない。おそらく受け
入れられる最も簡単な方法は“完全”マイクロプロセッ
サ機能を示した一つのSLAB(おそらく“JKL”)
を有することである。次に、このSLAB(“JK
L”)は配分する必要のある任意の他の回路と共に、マ
イクロプロセッサの事象の2つのインスタンス(SLA
B“JKL1”、“JKL2”)である子を有し、ツイ
ンプロセッサ間の処理タスクを平衡させる。T4は機能
マイクロプロセッサSLAB(“JKL”)を指示する
ことができる。
【0093】他方の論理的疑問は配分可能要求(R4、
R5、R6)の結合方法である。第6TRAMによりハ
ードウェアにハードウェア要求をマップするのは不合理
なことではない。例えば、(T6{(R4,R5)−>
(JKL,DRAMs)}HW要求限界からの制約
【0094】しかしながら、システムが6000アイテ
ム/秒の処理を行う要求R6は考慮しなければならな
い。単にTAB定義表からマップするために、最高レベ
ルで人工“システム”SLABを導入することができ
る。しかしながら、この“スループット”TABを低位
SLABへ配分するのは困難である。分析部で見られた
ように、この解に達するために平衡しなければならない
TRAM間に多くの微妙なリンクがあるため、この“分
散された配分可能”(R6)は“全体画像”がまだ存在
しないことを示す。これらのTRAMのドキュメンテー
ションはMORTAR内に提供され、この場合R6を受
取るのに適切なのはMORTARである。各MORTA
RはILMAに所属してそのインプリメンテーション構
造内でユニークなTRAMセットを反映しなければなら
ない。
【0095】MORTARの核はTRAM関係のマトリ
クスである。マトリクスはMORTARにより記述され
るセット内の全TRAMで構成され、それに対してマッ
プされている。従って、1組“n”個のTRAMに対し
て、MORTARマトリクスは“n”דn”であり、
“n”平方要素を含む。マトリクスの適切な要素内でリ
レーショナルマッピングが行われる。このようなマトリ
クスは(冗長情報を含む)その対角線に沿ってミラー構
成とされるため、対角線及び残りの三角領域の一つを指
定するだけでよい。慣例により、下部三角領域はMOR
TARマトリクスに対して充填される。MORTARは
設計者に対して図17に示すスプレッドシート状で表わ
される。
【0096】MORTARマトリクスは設計者が選定す
る1組のTRAMに適用可能な全相互従属制を簡潔に示
す。ソートSW(T1)に対しては、J93の選択がJ
KLマイクロプロセッサに結びついていることを示し、
2M(メガ)メモリが必要とされ、0.81MIPSの
処理を可能とするJKLマイクロプロセッサ(T4)は
3.5MIPSを有し、二対を使用して1.92kg
(67.8オンス)の重量及び700mAの消費電力と
なる。同様に、7個の1M DRAM(T5)が必要と
され、重量及び消費電力の寄与がリストされる。ここ
で、R6はこのMORTARに直結することができる。
このMORTARを支援するテキスト断片は相互依存性
を説明し、考慮する代替策の詳細及び選択されない理由
を記録する。
【0097】変更を考える場合は常にMORTARマト
リクスが採用される。任意の関連TRAMに対して行列
を走査することにより、全ての相互依存性を協同インパ
クトに対してチェックすることができる。例えば、誰か
が新しい高速相関ソフトウェアルーチンを提案すれば、
T3コラムにより考慮すべき適切な疑問が次のように示
される。 1.基本R6要求に対して実行するのにどれだけのMI
PSが必要か。 2.JKLプロセッサでランするか。 3.どれだけのメモリを要するか。 前のTRAM(T1&T2)はT3(ヌルエントリ)へ
直接依存することがないため、T3行を走査してもこれ
以上の質問は発生しない。
【0098】これら全ての質問に答えることにより、新
しいソフトウェアを導入することによる全体インパクト
の正しい分析を行うことができる。新しいソフトウェア
が必要とするMIPSが少く、JKLでランし、遙かに
多くのメモリを必要としなければS71と置換する非常
に面白い候補となる。
【0099】TRAM間の全ての依存性を示す他に、M
ORTARはさまざまなセルに対して行列及びマトリク
ス演算を実施することができる。例えば、TRAM T
1、T2、T3に従って必要なMIPSに対して計算を
行うセルは、セルT1−T1、T2−T2、T3−T3
の和を計算して実現することができる。総重量セルはT
6−T4、T6−T5セルに指定された重量を加えて得
ることができる。これらのセルは従来のスプレッドシー
ト技術を使用して加えることができる。
【0100】MORTARにより設計変更インパクトの
分析が容易になることを理解する観点から一層興味のあ
ることは、実質的にMIPS及びメモリは少くなるがJ
KLでランできない新しいソフトウェアの可能性がある
ことである。このシナリオにより設計者は強制的にマイ
クロプロセッサ(T4)の変更を考慮することになり、
MORTARマトリクスへ送り戻されてT4の変更時に
どのニーズを考慮すべきかを決定する。これにより、次
のような1組の質問が発生する。 1.J93は別のプロセッサでランするのか。 2.C15は別のプロセッサでランするのか。 3.別のプロセッサはどんなMIPレートでランするの
か。 4.別のプロセッサの重量及び消費電力はどれ程か。
【0101】このマイクロプロセッサの変更自体はメモ
リの考慮に影響を及ぼさない。しかしながら、これらの
質問により“ドミノ的に”さらにソフトウェアの変更を
考慮することになると(J93及び/もしくはC15の
一方もしくは両方が別のプロセッサでランすることがな
いため)、T1及び/もしくはT2の元で適切な行列エ
ントリーから次レベルの質問が発生する時にメモリの考
慮は分析プロセスへ再入する。
【0102】最後に、新しい4M DRAMが利用可能
となってS64の使用を妨げた(R4及びR5を越え
る)元のバリアを有効に取り除く場合の潜在インパクト
について考える。 Type MIPS Weight Power Cost 4 Meg DRAM -- 6.3 oz 485 ma & 28.00 解4: Weight Power Cost Microprocessor - XYZ 4.5 oz 0.4 a $ 38.75 DRAMs - 4 Meg, Qty 4 25.2 oz 1.94 a $112.00 Software - J42, C88, & S64 この解により毎秒15695+アイテムが処理される。 得られる解 解番号 コスト 重量 電力 アイテム/秒 1 $ 63.50 69.3 oz 4.7 a 6481 2 $ 115.94 41.1 oz 3.675a 6481 3 $ 156.98 50.3 oz 4.575a 6923 3A $ 146.94 47.9 oz 4.31 a 6923 4 $ 150.75 29.7 oz 2.34 a 15695
【0103】前記全例をMORTAR内で文書化すれ
ば、マトリクスのエントリーにより他へのインパクトを
適切に分析しなければいかなる構成要素も任意に変更す
ることはできないマイクロプロセッサ、メモリ及びソフ
トウェアルーチン間の関係が確立される。マトリクスの
エントリーはどのパラメータ値が平衡されているかを示
し(例えば、本例ではチップが占有するボード領域は制
約とはならない)、関連するパラメータだけを分析すれ
ばよい。
【0104】上記関係マトリクスの他に、実際に実現さ
れた数値を有するシャドーマトリクスを実現して、全シ
ステムデータベースにわたる置換のインパクトを計算
し、オーバナイトバッチ分析に対する代替構成要素のラ
イブラリを有する分析プログラムをロードアップにより
適切な代替構成要素を探索することができる。この概念
はMORTAR関係を捕捉し構成して計算分析に適切で
ある場合のみ可能である。
【0105】
【効果】本発明により従来技術に較べてさまざまな利点
が得られる。SLATEは広範な階層レベルを処理する
ため、プロジェクト全体に対して一貫性のあるツールセ
ットを提供することができる。コンプライアンシィ、構
造及び配分可能要求は多レベルで実現されシステムエン
ジニアは問題領域を識別し且つ配分問題の解決に使用で
きる過配分領域を識別することができる。SLATEに
より要求は流下しインプリメンテーション詳細は流上し
て、システム設計者はシステム全体を広範に理解するこ
とができる。インプリメンテーションが変化すると、技
術的配分可能予算の実際値の勘定を自動的に再計算する
ことができる。
【0106】さらに、SLATE内に設けられたTRA
M構成によりインプリメンテーション複雑性のドキュメ
ンテーションが促進される。TRAM間の関係はMOR
TAR内に文書化され、提示されるインプリメンテーシ
ョン変更の複雑性を識別する手段が提供される。
【0107】本発明及びその利点について詳細に説明し
てきたが、特許請求の範囲に定義された本発明の精神及
び範囲から逸脱することなく、さまざまな変更、置換、
修正が可能である。
【0108】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1)コンピュータを使用したシステム設計方法におい
て、該方法は次のステップすなわち、各々がシステムの
一部を定義する第1組のオブジェクトであってオブジェ
クトは親子関係を有し一つ以上の子オブジェクトの各々
が親オブジェクトの一部を定義する前記第1組のオブジ
ェクトを発生し、前記第1組のオブジェクトに関連した
第2組の実現可能なオブジェクトを発生し、前記第1組
及び第2組間のリンクを発生し、前記リンクは前記第1
組に関連する要求と前記第2組に関連するインプリメン
テーション間の関係を記述し、前記1組のリンク間の相
互従属性マトリクスを発生することからなるシステム設
計方法。
【0109】(2)第1項記載の方法において、さらに
一つ以上のシステム要求を前記マトリクスへ関連ずける
ステップからなるシステム設計方法。
【0110】(3)第1項記載の方法において、さらに
前記マトリクスへテキストファイルと関連ずけるステッ
プからなるシステム設計方法。
【0111】(4)第1項記載の方法において、前記マ
トリクス発生ステップは三角マトリクスを発生するステ
ップからなるシステム設計方法。
【0112】(5)第1項記載の方法において、前記マ
トリクス発生ステップはマトリクスをスプレッドシート
として表示するステップを含み、各相互従属性はスプレ
ッドシートの1セルを占有するシステム設計方法。
【0113】(6)第1項記載の方法において、さらに
前記セルに演算を実施するステップからなるシステム設
計方法。
【0114】(7)第1項記載の方法において、さらに
前記マトリクスを調べて前記1組のリンク内の一つのリ
ンクを修正する効果を決定するステップからなる、シス
テム設計方法。
【0115】(8)コンピュータを使用したシステム設
計方法において、該方法は次のステップすなわち、各々
がシステムの一部を定義する第1組のオブジェクトであ
ってオブジェクトは親子関係を有し一つ以上の子オブジ
ェクトの各々が親オブジェクトの一部を定義する前記第
1組のオブジェクトを発生し、前記第1組のオブジェク
トに関連する第2組の実現可能オブジェクトを発生し、
前記第1組及び第2組間のリンクを発生し、前記リンク
は前記第1組に関連する要求及び前記第2組に関連する
インプリメンテーション間の関係を記述し、前記セル内
の前記1組のリンク間の相互従属性マトリクスを示す複
数の行列からなるスプレッドシートを発生し、前記セル
に対して演算を実施し、前記マトリクスを調べて前記1
組のリンク内の一つのリンクを修正する効果を決定す
る、ことからなるシステム設計方法。
【0116】(9)第8項記載の方法において、さらに
一つ以上のシステム要求を前記マトリクスへ関連ずける
ステップからなる、システム設計方法。
【0117】(10)第8項記載の方法において、さら
に前記マトリクスへテキストファイルを関連ずけるステ
ップからなる、システム設計方法。
【0118】(11)システム設計支援装置において、
該装置は各々がシステムの一部を定義する第1組のオブ
ジェクトであってオブジェクトは親子関係を有し一つ以
上の子の各々が親オブジェクトの一部を定義する前記第
1組のオブジェクト発生回路と、前記第1組のオブジェ
クトに関連する第2組の実現可能なオブジェクトを発生
する回路と、前記第1組及び第2組間のリンクを発生し
前記リンクは前記第1組に関連する要求と前記第2組に
関連するインプリメンテーション間の関係を記述する回
路と、前記1組のリンク間の相互従属性マトリクスを発
生する回路、からなるシステム設計支援装置。
【0119】(12)第11項記載の装置において、さ
らに一つ以上のシステム要求を前記マトリクスへ関連ず
ける回路からなるシステム設計支援装置。
【0120】(13)第11項記載の装置において、さ
らに前記マトリクスへテキストファイルを関連ずける回
路からなるシステム設計支援装置。
【0121】(14)第11項記載の装置において、前
記マトリクス発生回路は三角マトリクス発生回路を具備
する、システム設計支援装置。
【0122】(15)第11項記載の装置において、前
記マトリクス発生回路はマトリクスをスプレッドシート
として表示する回路を含み、各相互従属性がスプレッド
シートの1セルを占有する、システム設計支援装置。
【0123】(16)第11項記載の装置において、さ
らに前記セルに対して演算を実施する回路を具備する、
システム設計支援装置。
【0124】(17)第11項記載の装置において、さ
らに前記マトリクスを調べて前記1組のリンク内の一つ
のリンクを修正する効果を決定する回路を具備する、シ
ステム設計支援装置。
【0125】(18)各々がシステムの一部を定義する
第1組のオブジェクトをユーザが発生することのできる
システム設計ツールが提供される。オブジェクトは一つ
以上の子オブジェクトの各々が親オブジェクトの一部を
定義する親子関係を有することができる。第2組の実現
可能なオブジェクトが発生され、従属性に関連する第2
組のオブジェクトの各々が選定された1組のリンク間に
発生される。
【0126】関連特許出願 本発明は同時出願された米国特許出願(代理人の処理番
号第TI−15491号)“システム設計支援方法及び
装置”、米国特許出願(代理人の処理番号第TI−15
472号)“システム設計方法及び装置”、及び米国特
許出願(代理人の処理番号第TI−15334号)“配
分可能要求の追跡方法及び装置”の関連特許である。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム工学が実施するプロジェクト機能のブ
ロック図。
【図2】代表的システム工学サイクルの詳細ブロック
図。
【図3】本発明のハードウェア実施例の斜視図。
【図4】本発明を適用する工学サイクルの抽象モデル。
【図5】システムレベル抽象ブロック(SLATE)。
【図6】要求定義の階層分解を示すユーザインターフェ
イス。
【図7】技術的配分予算の定義用途を示す図。
【図8】技術的配分予算の定義用途を示す図。
【図9】実行可能SLABのブロック図。
【図10】テキスト断片及び自動文書発生を説明するた
めの図。
【図11】テキスト断片及び自動文書発生を説明するた
めの図。
【図12】テキスト断片及び自動文書発生を説明するた
めの図。
【図13】テキスト断片及び自動文書発生を説明するた
めの図。
【図14】従来のマッピング(TRAM)のブロック
図。
【図15】TRAMの共通使用を示す図。
【図16】TRAMの共通使用を示す図。
【図17】局部TRAM及び条件(MORTAR)のマ
ッピング処理。
【符号の説明】
10 プロジェクト 12 概念定義部 14 機能設計 16 詳細設計 18 プロトタイプ 20 製造 22 保守及び現物支援 24 操作ニーズ 26 顧客要求 28 解釈、優先順 30 システム要求定義 32 システム設計開発 34 システム設計レビュー 36 仕様 38 予備設計レビュー 40 詳細設計 42 詳細設計検証計画 44 クリティカル設計レビュー 46 製造組立 48 サブシステムテスト 50 システム統合及びテスト 52 システム現場説明 54 操作分析 56 操作ニーズ検証 58 ユーザ 60 ワークステーション 62 モニター 64 キーボード 66 マウス 68 機能要求定義 70 ILMA 72 ILMA 74 FIM 76 コンプライアンシィチェックリスト 78 SLAB 80 上向き階層リンク 82 下向き階層リンク 84 機能リンク 86 機能リンク 88 技術配分予算(TAB) 90 要求追跡可能性リンク(RTL) 92 実行可能機能記述(FD) 94 テキスト断片 96 参照番号 98 メニューエリア 100 ビューエリア 102 ウィンド 104 ウィンド 106 メッセージエリア 108 子SLAB 110 子SLAB 112 子SLAB 114 子SLAB 116 子SLAB 118 子SLAB 120 子SLAB 122 子SLAB 124 子SLAB 126 子SLAB 128 子SLAB 130 子SLAB 132 子SLAB 134 子SLAB 136 子SLAB 138 子SLAB 140 子SLAB 142 子SLAB 144 子SLAB 146 子SLAB 148 子SLAB 150 子SLAB 152 TAB 154 TAB 156 TAB名フィールド 158 SLAB名フィールド 160 TABユニットフィールド 162 ゴール値フィールド 164 最小フィールド 166 最大フィールド 168 TAB RTLフィールド 170 実際値部 172 フィールド 174 フィールド 176 フィールド 178 フィールド 180 フィールド 182 フィールド 184 フィールド 186 フィールド 188 フィールド 189 ポインタ 192 修正テキスト断片メニュー 194 名称フィールド 196 数値識別フィールド 198 記述フィールド 200 キーワードフィールド 202 アタッチメントフィールド 204 ドキュメントフィールド 206 編集フィールド 208 メニュー 210 名称フィールド 212 タイトルフィールド 214 文書タイプフィールド 216 シンボル名 218 出版社名フィールド 220 契約名フィールド 222 顧客フィールド 224 修正フィールド 226 日付フィールド 228 分類フィールド 230 ヘッダー及びフーターフィールド 232 文書支援フィールド 234 エディタメニュー 236 名称フィールド 238 文書タイトルフィールド 240 修正フィールド 242 データフィールド 244 分類フィールド 246 構造フィールド 248 名称フィールド 250 テキストフィールド 252 TRAM 254 コントロールSLAB 256 ソフトウェアSLAB 258 TRAM 260 ROM SLAB 262 通信チャネルSLAB 264 キューソフトウェア 266 キューハードウェア 268 プロトコルSLAB 270 バスハードウェア 272 RTL 274 放射TAB 276 TRAM
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを使用したシステム設計方
    法において、該方法は次のステップすなわち、各々がシ
    ステムの一部を定義する第1組のオブジェクトであって
    オブジェクトは親子関係を有し一つ以上の子オブジェク
    トの各々が親オブジェクトの一部を定義する前記第1組
    のオブジェクトを発生し、前記第1組のオブジェクトに
    関連した第2組の実現可能なオブジェクトを発生し、前
    記第1組及び第2組間のリンクを発生し、前記リンクは
    前記第1組に関連する要求と前記第2組に関連するイン
    プルメンテーション間の関係を記述し、前記第1組のリ
    ンク間の相互従属性マトリクスを発生する、ことからな
    るシステム設計方法。
  2. 【請求項2】 システム設計支援装置において、該装置
    は各々がシステムの一部を定義する第1組のオブジェク
    トであってオブジェクトは親子関係を有し一つ以上の子
    の各々が親オブジェクトの一部を定義する前記第1組の
    オブジェクト発生回路と、前記第1組のオブジェクトに
    関連する第2組の実現可能なオブジェクトを発生する回
    路と、前記第1組及び第2組間のリンクを発生し前記リ
    ンクは前記第1組に関連する要求と前記第2組に関連す
    るインプルメンテーション間の関係を記述する回路と、
    前記1組のリンク間の相互従属性マトリクスを発生する
    回路、からなるシステム設計支援装置。
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