JPH06186334A - レーザ測距装置における信号処理方法 - Google Patents
レーザ測距装置における信号処理方法Info
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- JPH06186334A JPH06186334A JP33774592A JP33774592A JPH06186334A JP H06186334 A JPH06186334 A JP H06186334A JP 33774592 A JP33774592 A JP 33774592A JP 33774592 A JP33774592 A JP 33774592A JP H06186334 A JPH06186334 A JP H06186334A
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- Japan
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- measurement data
- difference
- signal processing
- distance
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- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 レーザ光により測定対象物までの距離を測定
する際に、前回の測定データに基づき予測される最大変
化量を計算するとともに、今回の測定データと前回の測
定データとの差を計算し、この差と上記最大変化量とを
比較し、上記差の方が上記最大変化量の絶対値よりも小
さい場合には、今回の測定データをそのまま測定データ
として出力し、上記差の方が上記最大変化量の絶対値よ
りも大きい場合には、前回の測定データをそのまま測定
データとして出力する。 【効果】 今回と前回との測定データの差を計算し、こ
の差が予測される最大変化量を越えた場合には、前回の
測定データをそのまま使用することにより、不測の外
乱、例えばレーザ光の途中での遮りによって起因する誤
測定を防止することができる。
する際に、前回の測定データに基づき予測される最大変
化量を計算するとともに、今回の測定データと前回の測
定データとの差を計算し、この差と上記最大変化量とを
比較し、上記差の方が上記最大変化量の絶対値よりも小
さい場合には、今回の測定データをそのまま測定データ
として出力し、上記差の方が上記最大変化量の絶対値よ
りも大きい場合には、前回の測定データをそのまま測定
データとして出力する。 【効果】 今回と前回との測定データの差を計算し、こ
の差が予測される最大変化量を越えた場合には、前回の
測定データをそのまま使用することにより、不測の外
乱、例えばレーザ光の途中での遮りによって起因する誤
測定を防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ測距装置における
信号処理方法に関する。
信号処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザ光を使用して測定対象物ま
での距離を測定する装置においては、レーザ光を発射し
た時からその反射レーザ光を受光した時までの時間差を
測定することにより、測定対象物までの距離が計算され
ていた。
での距離を測定する装置においては、レーザ光を発射し
た時からその反射レーザ光を受光した時までの時間差を
測定することにより、測定対象物までの距離が計算され
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のレー
ザ測距装置によると、レーザ光を使用して測定対象物ま
での距離を測定している最中に、他の物体がそのレーザ
光を途中で遮った場合には、測定距離が急激に変動して
しまい、実際とは異なる誤った測定データが得られると
いう問題があった。
ザ測距装置によると、レーザ光を使用して測定対象物ま
での距離を測定している最中に、他の物体がそのレーザ
光を途中で遮った場合には、測定距離が急激に変動して
しまい、実際とは異なる誤った測定データが得られると
いう問題があった。
【0004】例えば、このようなレーザ測距装置を使用
して、連続鋳造設備におけるモールド内の溶鋼湯面の変
位量を検出するとともに、その変位量に基づき、溶鋼湯
面を自動制御している場合には、上述したような急激な
変動が溶鋼湯面の制御に悪影響を及ぼすことになってし
まう。
して、連続鋳造設備におけるモールド内の溶鋼湯面の変
位量を検出するとともに、その変位量に基づき、溶鋼湯
面を自動制御している場合には、上述したような急激な
変動が溶鋼湯面の制御に悪影響を及ぼすことになってし
まう。
【0005】そこで、本発明は上記問題を解消し得るレ
ーザ測距装置における信号処理方法を提供することを目
的とする。
ーザ測距装置における信号処理方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のレーザ測距装置における信号処理方法は、
レーザ光を測定対象物に発射してその反射レーザ光を受
光し、発射から受光までの時間差に基づき測定対象物ま
での距離を測定する際に、前回の測定データに基づき予
想される最大変化量を計算するとともに、今回の測定デ
ータと前回の測定データとの差を計算し、この差と上記
最大変化量とを比較し、上記差の方が上記最大変化量の
絶対値よりも小さい場合には、今回の測定データをその
まま測定データとして出力し、上記差の方が上記最大変
化量の絶対値よりも大きい場合には、前回の測定データ
をそのまま測定データとして出力する方法である。
め、本発明のレーザ測距装置における信号処理方法は、
レーザ光を測定対象物に発射してその反射レーザ光を受
光し、発射から受光までの時間差に基づき測定対象物ま
での距離を測定する際に、前回の測定データに基づき予
想される最大変化量を計算するとともに、今回の測定デ
ータと前回の測定データとの差を計算し、この差と上記
最大変化量とを比較し、上記差の方が上記最大変化量の
絶対値よりも小さい場合には、今回の測定データをその
まま測定データとして出力し、上記差の方が上記最大変
化量の絶対値よりも大きい場合には、前回の測定データ
をそのまま測定データとして出力する方法である。
【0007】
【作用】上記の構成によると、レーザ光を使用して測定
対象物までの距離を測定している際に、今回の測定デー
タが前回の測定データよりも大幅に離れたものとなった
場合には、前回の測定データがそのまま出力されて、測
定データとして使用されるため、例えばレーザ光が途中
で遮られた場合に起因する不測の外乱、すなわちレーザ
光の途中での遮りによって生じる誤測定を防止すること
ができる。
対象物までの距離を測定している際に、今回の測定デー
タが前回の測定データよりも大幅に離れたものとなった
場合には、前回の測定データがそのまま出力されて、測
定データとして使用されるため、例えばレーザ光が途中
で遮られた場合に起因する不測の外乱、すなわちレーザ
光の途中での遮りによって生じる誤測定を防止すること
ができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5に基づ
き説明する。なお、本実施例においては、レーザ光例え
ばレーザパルスを使用して、連続鋳造設備におけるモー
ルド内の溶鋼湯面を測定するためのレーザ測距装置にお
ける信号処理方法について説明する。
き説明する。なお、本実施例においては、レーザ光例え
ばレーザパルスを使用して、連続鋳造設備におけるモー
ルド内の溶鋼湯面を測定するためのレーザ測距装置にお
ける信号処理方法について説明する。
【0009】まず、レーザ測距装置の構成を図1に基づ
き説明する。すなわち、このレーザ測距装置は、検出部
であるセンサーヘッド部1および制御部であるセンサー
コントローラ部2とから構成されている。
き説明する。すなわち、このレーザ測距装置は、検出部
であるセンサーヘッド部1および制御部であるセンサー
コントローラ部2とから構成されている。
【0010】上記センサーヘッド部1には、レーザ駆動
回路部11と、レーザ発光部12と、レーザ受光部であ
る受光レンズ部13と、上記レーザ発光部12からモー
ルド内の溶鋼湯面3に発射された発射レーザパルスの反
射レーザパルスを上記受光レンズ部13に導く穴空きミ
ラー14とが配置されている。
回路部11と、レーザ発光部12と、レーザ受光部であ
る受光レンズ部13と、上記レーザ発光部12からモー
ルド内の溶鋼湯面3に発射された発射レーザパルスの反
射レーザパルスを上記受光レンズ部13に導く穴空きミ
ラー14とが配置されている。
【0011】また、上記センサーコントローラ部2に
は、上記レーザ駆動回路部11に制御パルス信号を送り
出すためのパルス発生器21と、上記レーザ発光部12
からの発射レーザパルスおよび受光レンズ部13からの
反射レーザパルスを入力するとともにこれら入力された
レーザパルスを電気信号に変換する第1および第2光検
出素子22,23と、この第1光検出素子22からの発
射レーザパルスの電気信号を第1増幅器24を介して入
力するとともに、反射レーザパルスの電気信号を第2増
幅器25を介して入力して、各レーザパルスのピーク値
の所定比率例えば50%を検出レベルとしてその検出時
間を計測する定比率−パルス−高さ弁別器(consatnt f
raction :定比弁別器)26と、この定比率−パルス−
高さ弁別器26からの検出時間を入力して両電気信号の
到達時間差を測定する時間差測定回路27と、各増幅器
24,25からの出力に応じてゲインを自動調節するゲ
イン自動調節器(AGC)28と、上記時間差測定回路
27で得られた到達時間差を入力して溶鋼湯面3までの
距離を演算する信号処理回路部29とが設けられてい
る。
は、上記レーザ駆動回路部11に制御パルス信号を送り
出すためのパルス発生器21と、上記レーザ発光部12
からの発射レーザパルスおよび受光レンズ部13からの
反射レーザパルスを入力するとともにこれら入力された
レーザパルスを電気信号に変換する第1および第2光検
出素子22,23と、この第1光検出素子22からの発
射レーザパルスの電気信号を第1増幅器24を介して入
力するとともに、反射レーザパルスの電気信号を第2増
幅器25を介して入力して、各レーザパルスのピーク値
の所定比率例えば50%を検出レベルとしてその検出時
間を計測する定比率−パルス−高さ弁別器(consatnt f
raction :定比弁別器)26と、この定比率−パルス−
高さ弁別器26からの検出時間を入力して両電気信号の
到達時間差を測定する時間差測定回路27と、各増幅器
24,25からの出力に応じてゲインを自動調節するゲ
イン自動調節器(AGC)28と、上記時間差測定回路
27で得られた到達時間差を入力して溶鋼湯面3までの
距離を演算する信号処理回路部29とが設けられてい
る。
【0012】また、この信号処理回路部29で得られた
距離信号は、表示器30に送られて表示され、また電流
出力部31および電圧出力部32にも送られる。さら
に、上記センサーヘッド部1からの発射レーザパルスお
よび反射レーザパルスを、センサーコントローラ部2に
伝送するための伝送経路としては、光ファイバー41が
使用されている。なお、パルス発生器21で発生された
制御パルス信号の伝送経路は、電線42が使用されてい
る。
距離信号は、表示器30に送られて表示され、また電流
出力部31および電圧出力部32にも送られる。さら
に、上記センサーヘッド部1からの発射レーザパルスお
よび反射レーザパルスを、センサーコントローラ部2に
伝送するための伝送経路としては、光ファイバー41が
使用されている。なお、パルス発生器21で発生された
制御パルス信号の伝送経路は、電線42が使用されてい
る。
【0013】上記構成において、パルス発生器21から
制御パルス信号がレーザ駆動回路部11に送られて、レ
ーザ発光部12から測定用の発射レーザパルスが溶鋼湯
面3に発射されるとともに、光ファイバー41を介して
センサーコントローラ部2の第1光検出素子22にも送
られる。
制御パルス信号がレーザ駆動回路部11に送られて、レ
ーザ発光部12から測定用の発射レーザパルスが溶鋼湯
面3に発射されるとともに、光ファイバー41を介して
センサーコントローラ部2の第1光検出素子22にも送
られる。
【0014】溶鋼湯面3で反射した反射レーザパルスは
穴空きミラー14を介して受光レンズ部13に入射され
た後、同様に、光ファイバー41を介して第2光検出素
子23に送られる。
穴空きミラー14を介して受光レンズ部13に入射され
た後、同様に、光ファイバー41を介して第2光検出素
子23に送られる。
【0015】上記発射レーザパルスおよび入射レーザパ
ルスが第1および第2光検出素子22,23に入り電気
信号に変換された後、それぞれ増幅器24,25を介し
て、定比率−パルス−高さ弁別器26に入力される。
ルスが第1および第2光検出素子22,23に入り電気
信号に変換された後、それぞれ増幅器24,25を介し
て、定比率−パルス−高さ弁別器26に入力される。
【0016】なお、この定比率−パルス−高さ弁別器2
6においては、各レーザパルスのピーク値の50%の立
ち上がり部分が検出レベル(スレッシュレベル)とされ
て、その箇所の立ち上がり部における検出時間が時間差
測定回路27に送られて、ここで両レーザパルスの到達
時間差が測定される。
6においては、各レーザパルスのピーク値の50%の立
ち上がり部分が検出レベル(スレッシュレベル)とされ
て、その箇所の立ち上がり部における検出時間が時間差
測定回路27に送られて、ここで両レーザパルスの到達
時間差が測定される。
【0017】ここで得られた到達時間差は信号処理回路
部29に入力され、溶鋼湯面3までの距離が演算されて
その結果が表示器30に送られて表示される。なお、そ
の結果は、電流出力部31および電圧出力部32にも送
られる。
部29に入力され、溶鋼湯面3までの距離が演算されて
その結果が表示器30に送られて表示される。なお、そ
の結果は、電流出力部31および電圧出力部32にも送
られる。
【0018】ところで、上記の測定は非常に短い時間周
期でもって連続して行われているが、レーザパルスが途
中で遮られた場合、例えば溶鋼湯面3にパウダーなどが
供給された際に、その飛沫パウダーにより、レーザパル
スが一時的に遮られて、誤った測定データが得られる。
すなわち、実際とは異なる湯面位置が得られることにな
る。
期でもって連続して行われているが、レーザパルスが途
中で遮られた場合、例えば溶鋼湯面3にパウダーなどが
供給された際に、その飛沫パウダーにより、レーザパル
スが一時的に遮られて、誤った測定データが得られる。
すなわち、実際とは異なる湯面位置が得られることにな
る。
【0019】このような事態に対処するため、本実施例
におけるレーザ測距装置においては、次のような信号処
理が上記信号処理回路部29にて行われている。以下、
この信号処理方法を図2のフローチャート図、および図
3〜図5に基づき説明する。
におけるレーザ測距装置においては、次のような信号処
理が上記信号処理回路部29にて行われている。以下、
この信号処理方法を図2のフローチャート図、および図
3〜図5に基づき説明する。
【0020】すなわち、所定時間置きにレーザパルスが
発射されて、発射時間と反射レーザパルスの受光時間と
の時間差が測定されて、溶鋼湯面3までの距離Xn が、
それぞれ所定時間間隔でもって求められているが、この
時、前回の測定距離に応じて測定対象物である溶鋼湯面
3の最大変化量(±Δx)を計算により推定するととも
に、今回の測定距離Xn と前回の測定距離Xn-1 との差
ΔXが計算される。
発射されて、発射時間と反射レーザパルスの受光時間と
の時間差が測定されて、溶鋼湯面3までの距離Xn が、
それぞれ所定時間間隔でもって求められているが、この
時、前回の測定距離に応じて測定対象物である溶鋼湯面
3の最大変化量(±Δx)を計算により推定するととも
に、今回の測定距離Xn と前回の測定距離Xn-1 との差
ΔXが計算される。
【0021】なお、上記最大変化量(±Δx)は、例え
ばサンプリング間隔である所定時間内に、モールド内に
注入(または排出)された溶鋼量をモールド内断面積で
割った値が採用される。つまり、安全のために、注入
(または排出)された溶鋼量によって引き起こされる湯
面の変化量を、上記最大変化量(±Δx)としたもので
ある。勿論、上記のような値の代わりに、実際の鋳造時
に発生し得る湯面の変化量を実験などにより求め、その
最大値を最大変化量(±Δx)とすることもできる。
ばサンプリング間隔である所定時間内に、モールド内に
注入(または排出)された溶鋼量をモールド内断面積で
割った値が採用される。つまり、安全のために、注入
(または排出)された溶鋼量によって引き起こされる湯
面の変化量を、上記最大変化量(±Δx)としたもので
ある。勿論、上記のような値の代わりに、実際の鋳造時
に発生し得る湯面の変化量を実験などにより求め、その
最大値を最大変化量(±Δx)とすることもできる。
【0022】そして、上記最大変化量の絶対値Δxと差
ΔXとが比較され、もしΔxの絶対値の方がΔXよりも
小さい場合には、前回の測定距離Xn-1 を出力する。す
なわち、今回の測定距離として前回の測定距離Xn-1 が
出力される(図3参照)。
ΔXとが比較され、もしΔxの絶対値の方がΔXよりも
小さい場合には、前回の測定距離Xn-1 を出力する。す
なわち、今回の測定距離として前回の測定距離Xn-1 が
出力される(図3参照)。
【0023】一方、Δxの絶対値の方がΔXよりも大き
いかまたは等しい場合には、今回の測定距離Xn を出力
し、すなわちそのまま測定距離として出力する(図4参
照)。
いかまたは等しい場合には、今回の測定距離Xn を出力
し、すなわちそのまま測定距離として出力する(図4参
照)。
【0024】このような信号処理を行うことにより、例
えばパウダーの飛沫などにより、レーザパルスの遮りに
起因する予測外の誤測定を避けることができる。ここ
で、溶鋼湯面の測定中にパウダーを投入した際に、上記
の信号処理を行った場合と、信号処理を行わない場合と
の溶鋼湯面(溶鋼レベル)の測定結果を図5に示す。
えばパウダーの飛沫などにより、レーザパルスの遮りに
起因する予測外の誤測定を避けることができる。ここ
で、溶鋼湯面の測定中にパウダーを投入した際に、上記
の信号処理を行った場合と、信号処理を行わない場合と
の溶鋼湯面(溶鋼レベル)の測定結果を図5に示す。
【0025】図5(a)は信号処理を行わない場合を示
しており、パウダーの投入時(イ)においては、溶鋼レ
ベルが急激に変化しているのがよくわかる。そして、こ
れに対して、図5(b)は信号処理を行った場合を示し
ており、パウダーの投入時(ロ)においても、溶鋼レベ
ルの急激な変化が抑えられているのがよく分かる。すな
わち、パウダーの投入に起因する溶鋼レベルの誤測定を
防止することができる。
しており、パウダーの投入時(イ)においては、溶鋼レ
ベルが急激に変化しているのがよくわかる。そして、こ
れに対して、図5(b)は信号処理を行った場合を示し
ており、パウダーの投入時(ロ)においても、溶鋼レベ
ルの急激な変化が抑えられているのがよく分かる。すな
わち、パウダーの投入に起因する溶鋼レベルの誤測定を
防止することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明の信号処理方法によ
ると、測定対象物までの距離を測定する際に、前回の測
定データを使用して、その予測し得る最大変化量を推定
するとともに、今回と前回との測定データの差を計算
し、そしてこの差が上記最大変化量を越えた場合には、
前回の測定データをそのまま使用することにより、不測
の外乱、例えばレーザ光の途中での遮りによって起因す
る誤測定を防止することができる。
ると、測定対象物までの距離を測定する際に、前回の測
定データを使用して、その予測し得る最大変化量を推定
するとともに、今回と前回との測定データの差を計算
し、そしてこの差が上記最大変化量を越えた場合には、
前回の測定データをそのまま使用することにより、不測
の外乱、例えばレーザ光の途中での遮りによって起因す
る誤測定を防止することができる。
【図1】本発明の一実施例における信号処理方法を適用
するレーザ測距装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
するレーザ測距装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図2】同実施例における信号処理方法を示すフローチ
ャート図である。
ャート図である。
【図3】同実施例における信号処理方法を説明する溶鋼
湯面の測定波形図である。
湯面の測定波形図である。
【図4】同実施例における信号処理方法を説明する溶鋼
湯面の測定波形図である。
湯面の測定波形図である。
【図5】同実施例における信号処理方法の効果を示す溶
鋼湯面の測定波形図を示し、(a)は信号処理方法を適
用しない場合を示し、(b)は信号処理方法を適用した
場合を示している。
鋼湯面の測定波形図を示し、(a)は信号処理方法を適
用しない場合を示し、(b)は信号処理方法を適用した
場合を示している。
1 センサーヘッド部 2 センサーコントローラ部 11 レーザ駆動回路部 12 レーザ発光部 13 受光レンズ部 21 パルス発生器 22 第1光検出素子 23 第2光検出素子 26 定比率−パルス−高さ弁別器 27 時間差測定回路 29 信号処理回路部
Claims (1)
- 【請求項1】レーザ光を測定対象物に発射してその反射
レーザ光を受光し、発射から受光までの時間差に基づき
測定対象物までの距離を測定する際に、前回の測定デー
タに基づき予想される最大変化量を計算するとともに、
今回の測定データと前回の測定データとの差を計算し、
この差と上記最大変化量とを比較し、上記差の方が上記
最大変化量の絶対値よりも小さい場合には、今回の測定
データをそのまま測定データとして出力し、上記差の方
が上記最大変化量の絶対値よりも大きい場合には、前回
の測定データをそのまま測定データとして出力すること
を特徴とするレーザ測距装置における信号処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33774592A JPH06186334A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | レーザ測距装置における信号処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33774592A JPH06186334A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | レーザ測距装置における信号処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06186334A true JPH06186334A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18311565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33774592A Pending JPH06186334A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | レーザ測距装置における信号処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06186334A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09126860A (ja) * | 1995-10-30 | 1997-05-16 | Koden Electron Co Ltd | レーザ式液面計 |
WO2012042932A1 (ja) * | 2010-10-01 | 2012-04-05 | オムロン株式会社 | センサ装置、センサ管理システム、センサ装置の制御方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5343315A (en) * | 1976-09-30 | 1978-04-19 | Edgewater Steel | Joint wheel* single boss and axle for railroad |
JPH02142656A (ja) * | 1988-11-24 | 1990-05-31 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 連続鋳造鋳型内パウダー層厚測定方法 |
JPH03289583A (ja) * | 1990-04-06 | 1991-12-19 | Koden Electron Co Ltd | 接岸速度計 |
-
1992
- 1992-12-18 JP JP33774592A patent/JPH06186334A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5343315A (en) * | 1976-09-30 | 1978-04-19 | Edgewater Steel | Joint wheel* single boss and axle for railroad |
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KR101423443B1 (ko) * | 2010-10-01 | 2014-07-24 | 오므론 가부시키가이샤 | 센서 장치, 센서 관리 시스템, 센서 장치의 제어 방법, 프로그램 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체 |
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