JPH0618558Y2 - 携帯用温水式衛生洗浄器 - Google Patents

携帯用温水式衛生洗浄器

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JPH0618558Y2
JPH0618558Y2 JP1990099035U JP9903590U JPH0618558Y2 JP H0618558 Y2 JPH0618558 Y2 JP H0618558Y2 JP 1990099035 U JP1990099035 U JP 1990099035U JP 9903590 U JP9903590 U JP 9903590U JP H0618558 Y2 JPH0618558 Y2 JP H0618558Y2
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JP
Japan
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water
metal container
metal
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water tank
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Application number
JP1990099035U
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JPH0456095U (ja
Inventor
十三男 牧野
Original Assignee
日栄電機産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、局部(肛門部)等の洗浄を行なうよう、特に
携帯に適した携帯用温水式衛生洗浄器に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、温水を噴射することのできる温水式衛生洗浄器と
しては、特開昭61−13926号に開示されたものが
知られている。
前記特開昭61−13926号に開示されたものは、電
気ヒータを備えており、AC電源を適当な手段により接
続端子に接続し、モータへ通電する電源室の電池とは無
関係にヒータに通電してこれを発熱させ、タンク内の洗
浄水を温水化することにより、モータ駆動用の電池の長
寿命化を図るようにしたものであって、前記タンク内の
洗浄水が温水化されると、そのAC電源の接続を解き、
便所等で衛生洗浄に供するようにしたものである。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前記特開昭61−13926号に開示さ
れたものは、ハンディタイプではあるが、一旦AC電源
の接続を解くと、温水化された洗浄水は、温水状態を接
続できず、徐々に冷却して行くので、自宅での使用には
問題ないが、外出先で使用する場合は、冷却してしまっ
た洗浄水を使用することとなり、極めて冷たく、特に冬
季においては苦痛となるという問題点があった。
本考案は、上記問題点を解決すべくなした携帯用温水式
衛生洗浄器を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、周壁の高い下ケースと、周壁の低い上ケース
とをそれぞれ着脱自在としてケーシングが形成されると
共に、前記下ケースの中央部付近に区画壁を設けて前方
室と後方室が形成され、且つ該後方室の下半分に水タン
クが配設され、更に前記後方室の上半分には、金属製容
器と、該金属製容器の開口部に装着される触媒部と、前
記触媒部を被覆して金属製容器に密嵌固定される金属製
蓋体とにより形成された白金懐炉本体が装着され、前記
金属製容器および金属製蓋体の一側面が前記水タンクの
上方部壁に接すると共に、金属製容器および下ケースに
通気用の小孔を穿設するという手段を採用することによ
り、上記問題点を解決した。
[作用] 上述のように構成された本考案によれば、水タンク内に
給水された洗浄水が、水タンクに接する白金懐炉本体に
よって直接加温され、加温状態を長時間維持する。
[実施例] 本考案の実施一例を図に就いて詳細に説明するに、先方
部の小径の湾曲部1から基端部方向へ漸次大径となるよ
うにして、片手で握ることのできる程度の大きさに形成
されたほぼベース状の偏平箱型のケーシング2は、周壁
3の高い下ケース4と周壁5の低い上ケース6とをそれ
ぞれ着脱自在として形成されている。前記下ケース4の
中央部付近には縦方向に区画壁7が設けられていて、こ
れを境にして前方室8と後方室9が形成され、且つ該後
方室9の上下方向の下半分には洗浄水を溜める水タンク
10が密閉して設けられている。前記水タンク10の一
方の壁となる前記区画壁7には連通孔11が穿設される
と共に、下ケース4の基端部壁12には、水タンク10
内に洗浄水を給水する給水孔13が穿設され、該給水孔
13は蓋14により閉塞できるようになっている。
また、前記後方室9の上下方向の上半分には、石綿に白
金粉を付着させ、これを触媒として揮発油を燃焼させる
白金懐炉本体15が装置されている。該白金懐炉本体1
5は揮発油を含浸させる脱脂綿を充填するアルミニウム
等の熱伝導率のよい金属製容器16と、該金属製容器1
6の開口部に嵌着される白金粉を付着した石綿よりなる
触媒部(図示せず)と、前記触媒部を被覆して前記金属
製容器16に密嵌固定される熱伝導率のよい金属製蓋体
17とにより形成され、金属製容器16および金属製蓋
体17の一側面が前記水タンク10の上方部壁18に接
すると共に、金属製蓋体17および下ケース4にはそれ
ぞれ通気用の小孔19が穿設されている。そして、前記
上ケース6を取外して白金懐炉本体15を取出し、金属
製蓋体17を取外して揮発油の補給と着火ができるよう
になっている。
一方、ケーシング2の前方室8の横方向中央部には、導
水管保持筒20が設けられ、その先端部は前記湾曲面1
の中央部に位置して開口21されている。前記導水管保
持筒20内には第1の導水管22が固定されると共に、
該第1の導水管22内にこれより小径の第2の導水管2
3が出没自在なるよう、その先方部側より挿入され、前
記第2の導水管23の先端部には前記開口21の外周縁
に当接してそれ以上の内方移動を阻止する、該開口21
より径大なストッパー24が突設されると共に、第2の
導水管23の前記ストッパー24に近接した位置に洗浄
水を噴射する複数個の噴射孔25が穿設されている。
また、前記区画壁7の連通孔11の前面側には、モータ
26を装着固定する取付部27と、前記モータ26の軸
28に水タンク10内の水を吸引する吸引翼29を取付
けて形成された吸引部30を収納する凹部31とをそれ
ぞれ備えた取付基板32を固定し、更に該取付基板32
の凹部31の上板31aに貫通突起33を突設し、且つ
該貫通突起33と第1の導水管22の基端部とをビニー
ルパイプ34で連結すると共に、取付部27にモータ2
6を装着固定し、前方室8に設けられ電池ホルダー35
に装着された電池36に前記モータ26が接続され、上
ケース6を貫通して突設された押ボタンイッチ37を押
圧することにより、モータ26への通電回路を閉成する
ように構成されている。
次に実施例の作用に就いて説明する。
先ず、蓋14を取外して給水孔13より、水タンク10
内に洗浄水を給水して蓋14を取付け、然る後、上ケー
ス6を開けて白金懐炉本体15を取出して金属製蓋体1
7を取外し、図示していない触媒部を露出して点火せし
め、再び金属製蓋体17を金属製容器16に被冠して、
下ケース4内に収納し、上ケース6を下ケース4に被冠
固定すると、揮発油が燃焼してその熱が金属製蓋体17
から金属製容器16に伝導して加熱され、更にその熱が
水タンク10の上方部壁18を通して洗浄水を加温する
のである。一般的に夏季においては水温20℃の水が1
時間位で40℃位にまで加温され、また冬季においては
水温10℃の水が1時間位で30℃位にまで加温され、
大体4時間程度その水温状態を維持することができる。
そして、使用に当っては、第2の導水管23の先端のス
トッパー24部分を持って前方へこれを引出し、噴射孔
25を局部(肛門部)等へ向けて押ボタンスイッチ37
を押圧すると、モータ26への通電回路が形成されてモ
ータ26が回転し、その軸28に固設された吸引翼29
を回転させることにより、水タンク10内の加温された
洗浄水を連通孔11を通して凹部31内に吸引し、そし
て貫通突起33、ビニールパイプ34および第1の導水
管22を経て第2の導水管23へ圧送し、前記連通孔1
1より噴射せしめて局部(肛門部)等を洗浄するのであ
る。
[考案の効果] 本考案は上述のようであるから、金属製容器および下ケ
ースに穿設された通気用の小孔によって、通気状態が保
持されて、白金懐炉本体に着火した火が消えることがな
く、更に水タンク内に給水された洗浄水が、水タンクに
接するよう配設された白金懐炉本体によって直接加温さ
れ、少なくとも4時間程度はその加温状態が保持される
ので、特に携帯用に適し、外出先でも温水で局部(肛門
部)等の洗浄ができ、冬季においても冷たさを感じるこ
とがなく、極めて快適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は正面図、第2図は第1図A−A線断面図であ
る。 図中、2はケーシング、3は周壁、4は下ケース、6は
上ケース、7は区画壁、8は前方室、9は後方室、10
は水タンク、15は白金懐炉本体、16は金属製容器、
17は金属製蓋体、18は上方部壁、19は通気用の小
孔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周壁の高い下ケースと、周壁の低い上ケー
    スとをそれぞれ着脱自在としてケーシングが形成される
    と共に、前記下ケースの中央部付近に区画壁を設けて前
    方室と後方室が形成され、且つ該後方室の下半分に水タ
    ンクが配設され、更に前記後方室の上半分には、金属製
    容器と、該金属製容器の開口部に装着される触媒部と、
    前記触媒部を被覆して金属製容器に密嵌固定される金属
    製蓋体とにより形成された白金懐炉本体が装着され、前
    記金属製容器および金属製蓋体の一側面が前記水タンク
    の上方部壁に接すると共に、金属製容器および下ケース
    に通気用の小孔を穿設して成る携帯用温水式衛生洗浄
    器。
JP1990099035U 1990-09-25 1990-09-25 携帯用温水式衛生洗浄器 Expired - Lifetime JPH0618558Y2 (ja)

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JPH0456095U JPH0456095U (ja) 1992-05-13
JPH0618558Y2 true JPH0618558Y2 (ja) 1994-05-18

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113928A (ja) * 1984-06-29 1986-01-22 松下電器産業株式会社 衛生洗浄器

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