JPH061853Y2 - ラジエ−タの熱風逆流シ−ル装置 - Google Patents

ラジエ−タの熱風逆流シ−ル装置

Info

Publication number
JPH061853Y2
JPH061853Y2 JP10308187U JP10308187U JPH061853Y2 JP H061853 Y2 JPH061853 Y2 JP H061853Y2 JP 10308187 U JP10308187 U JP 10308187U JP 10308187 U JP10308187 U JP 10308187U JP H061853 Y2 JPH061853 Y2 JP H061853Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
seal
air backflow
hot air
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10308187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS647020U (ja
Inventor
勇 山西
昇 若林
義昭 二井本
勝自 梶野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP10308187U priority Critical patent/JPH061853Y2/ja
Publication of JPS647020U publication Critical patent/JPS647020U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH061853Y2 publication Critical patent/JPH061853Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ラジエータの熱風逆流シール装置に係り、農
用トラクタ等に利用される。
(従来の技術) エンジンの前方に、吸引形ラジエータが備えられ、エン
ジンとラジエータとを被冠するボンネットが備えられ、
ボンネットの内周面とラジエータの外周面との間に、熱
風逆流シールが備えられたトラクタは、実公昭62-2263
号で知られている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、従来のシールは、ボンネットの内周面かラジ
エータ枠の外周面かのいずれかに、接着剤により接着し
て取付けられていた。
従って、シールが老朽化して交換するには、接着を剥離
する必要があり、これは非常に大変であるし、剥離する
とき、ボンネット等を痛めるおそれがあった。
本考案は、シールの挿脱が容易でありながら、シールの
取着を確実にしたことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、エンジン4の前方に、吸引形ラジエータ5が
備えられ、エンジン4とラジエータ5とを被冠するボン
ネット7が備えられ、ボンネット7の内周面とラジエー
タ5の外周面との間に、熱風逆流シール13が備えられた
ものにおいて、次の技術的手段を講じることによって、
前述目的を達成したのである。
すなわち、本考案は、ラジエータ5の枠体上部9Aに、
取付板14を固着し、該取付板14に、挟着片15を横方向の
間隔を有して設け、該挟着片15に熱風逆流シール13に穿
けた孔17を挿脱自在に挿入してシール13を取付けたこと
を特徴とするものである。
(作用) ラジエータ5による吸引風は矢示Aで示す如く、エンジ
ン4側の前面に衝突して、矢示Bで示す如く逆流する。
この逆流した熱風はシール13によって遮断され、ラジエ
ータ5の前方に移行して再び吸引されるのが阻止され
て、ラジエータ5による熱交換効率の低下を防止する。
シール13が老朽化したときは、取付板14の挟着片15より
取脱し、新しいシール13を、その孔17を介して挟着片15
に挿入する。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述する。
第4図において、1はトラクタ車体で、左右一対の前輪
2と、左右一対の後輪3とを有する2軸4車輪形であ
る。
4はエンジンであり、前輪2側に搭載されており、この
エンジン4の前方には、吸引形のラジエータ5が前車軸
受台6等に支持されている。
7はボンネットで、前面グリル部8に通風窓を備え、エ
ンジン4、ラジエータ5等を被冠している。
なお、ボンネット7は第1図に示す如く天板7Aと左右側
板7B等からなり、左右側板7Bは天板7Aに対して係脱自在
であり、天板7Aは車体1に対して着脱自在である。
ラジエータ5は、第1図で示す如く、方形状のラジエー
タ枠9を有し、上部タンクと下部タンクとの間にラジエ
ータコアー部を有するもので、コアー部に相対して防塵
網10を着脱自在に備え、更に吸引ファン11を有して、冷
却風を矢示A方向に吸引可能である。
なお、吸引ファン11は第4図で示すベルト12を介してエ
ンジン4のクランク軸により回転される。
13はスポンジその他よりなる弾性を有するシールであ
り、ラジエータ5の外周面(左右と上部)とボンネット
7の内周面(天板内面と側板内面)との空間を遮へいす
べく介装されており、ここに、エンジン4に衝突した熱
風が第2図の矢示Bの如く逆流するのを阻止している。
なお、シール13は第1図に示す如く、天井部13A、スカ
ート部13Bを門形として一体形成してものであってもよ
いが、天井部13A、スカート部13Bを各ブロックとして門
形としたものでもよく、このブロック形のときは、天井
部13Aに本考案の実施例が適用され、スカート部13Bは側
板7Bに接着またはクランプ等で取着される。
14は取付板であり、ラジエータ枠9の上部9A前面に、溶
接、ボルト止め等で取着され、上方に突出しているとと
もに、ラジエータ枠9の幅員一杯のものとされている。
取付板14には挟着片15が横幅方向の間隔を有して第1図
に示す如く溶接、ビス止め等で取着されており、挟着片
15は取付板14の前方にて相対してシール13の挟持空間16
を形成している。
シール13、実施例では天井部13Aに取付用の孔17が穿設
されており、この孔17を挟着片15に挿入して、挟持空間
16でシール13を挿脱自在に挟んでおり、シール13の上部
に、ボンネット天板7Aが接当されている。
第3図は第2実施例を示しており、挟持片15を、取付板
14より打抜いて切起して形成したものである。
その他、第4図から第6図を参照すると、18は操縦ハン
ドル、19は運転席であり、これらは前向運転姿勢と後向
運転姿勢とに姿勢変更自在とされている。
20はトラクタ車体1の中央部両側に装着された前向用ス
テップである。21は前向用クラッチペダル、22は前向用
ブレーキペダルで、これらは前向用ステップ20下方のペ
ダル軸23により上下揺動自在に枢支されている。前向用
ブレーキペダル22は左右一対並設されており、図外の連
結片の係脱により係脱自在に連結され、またその各ブレ
ーキペダル22はリンク機構24等を介して左右の後輪用ブ
レーキ装置25のカムレバー26に連動連結されている。前
向用ブレーキペダル21は図外の前向用駐車ブレーキ装置
により踏込位置にロック可能である。
27は後向用ブレーキペダルで、第4図及び第5図に示す
ように床カバー28の一部により構成された後向用ステッ
プ29の下方でトラクタ車体1に設けたペダル軸30により
枢支されている。この後向用ブレーキペダル27は左右一
対であり、その各々はリンク機構31等を介して左右のブ
レーキ装置25のカムレバー26に各々連結されている。
後向用ブレーキペダル27は第4図及び第5図に示す如く
ペダルステム32と踏圧部33とから成り、踏圧部33はペダ
ルステム32に外嵌する下側面の筒状部34及びボルト35を
介してペダルステム32に対し着脱自在に取付けられてい
る。ペダルステム32は後向用ステップ29に形成された長
孔状の通孔29Aを貫通して上方に突出せしめられてい
る。なお、左右一対の後向用ブレーキペダル27は、踏圧
部33の下側の連結片37により係脱自在に連結されてい
る。
38は後向用駐車ブレーキで、ペダルステム32の各ボス間
にてペダル軸30に回転自在として套嵌された連動アーム
39と、該連動アーム39を操作するロッド40とからなり、
連動アーム39にはペダルアーム41,42に下方より係合す
るストッパ43を有している。
連動アーム39は床カバー28の立壁28Aを貫通しており、
立壁28Aにはガイド兼ロック筒44が装着され、この筒44
に操作ロッド40が上下動自在に挿通され、ロッド40の下
端がピン45Aにより、連動アーム39に枢支されている。
ロッド40には筒44に係脱するノッチ46を有し、上部には
握りを有している。
従って、左右の後向用ブレーキペダル27を踏込んで後輪
3を制動した状態にしておいて、操作ロッド40を引上げ
てストッパ43でペダル27のアーム41,42に係合させ、こ
の状態をノッチ46が筒44に係合することで、後向用の駐
車が可能とされている。
なお、ロッド40はピン45Aを有する金具45に軸回り回動
自在で、軸方向不動とされている。
(考案の効果) 本考案は以上の通りであり、ラジエータの枠体上部に、
取付板を固着し、該取付板に、挟着片を横方向の間隔を
有して設け、該挟着片に熱風逆流シールに穿けた孔を挿
脱自在に挿入してシールを取付けたことを特徴とするも
のであるから、シールの取付け取外しが容易にできる。
しかも、挟着片と取付板でシールを確実に保持している
ので、シールの離脱が防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は正面図、第2図
は第1図X−X断面図、第3図は第2実施例の斜視図、
第4図はトラクタの外観側面図、第5図は後向駐車ブレ
ーキの拡大側面図、第6図は第5図Y−Y矢示図であ
る。 4…エンジン、5…ラジエータ、7…ボンネット、9A…
枠体上部、13…シール、14…取付板、15…挟着片、17…
孔。
フロントページの続き (72)考案者 梶野 勝自 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (56)参考文献 実公 昭57−42099(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン4の前方に、吸引形ラジエータ5
    が備えられ、エンジン4とラジエータ5とを被冠するボ
    ンネット7が備えられ、ボンネット7の内周面とラジエ
    ータ5の外周面との間に、熱風逆流シール13が備えられ
    たものにおいて、 ラジエータ5の枠体上部9Aに、取付板14を固着し、該
    取付板14に、挟着片15を横方向の間隔を有して設け、該
    挟着片15に熱風逆流シール13に穿けた孔17を挿脱自在に
    挿入してシール13を取付けたことを特徴とするラジエー
    タの熱風逆流シール装置。
JP10308187U 1987-07-03 1987-07-03 ラジエ−タの熱風逆流シ−ル装置 Expired - Lifetime JPH061853Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10308187U JPH061853Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03 ラジエ−タの熱風逆流シ−ル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10308187U JPH061853Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03 ラジエ−タの熱風逆流シ−ル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS647020U JPS647020U (ja) 1989-01-17
JPH061853Y2 true JPH061853Y2 (ja) 1994-01-19

Family

ID=31333578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10308187U Expired - Lifetime JPH061853Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03 ラジエ−タの熱風逆流シ−ル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH061853Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS647020U (ja) 1989-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0418948Y2 (ja)
JPH061853Y2 (ja) ラジエ−タの熱風逆流シ−ル装置
JPH0310138Y2 (ja)
JP3033084B2 (ja) フロントフード
JP2011162051A (ja) 自走式車両
JPH0125749Y2 (ja)
JPH0324419Y2 (ja)
JPS61135749U (ja)
JPS641150U (ja)
JPH054476Y2 (ja)
JPH0318656Y2 (ja)
JPS645674Y2 (ja)
JPS6143675Y2 (ja)
JPS5935183U (ja) スク−タのラジエタ装置
JPS6238848Y2 (ja)
JPS6377885U (ja)
JPS6448388U (ja)
JP3615426B2 (ja) 耕耘機のハンドル支持装置
JPS6176731U (ja)
JPS61108830U (ja)
JPS5935186U (ja) スク−タのラジエタ装置
JPH0266384U (ja)
JPH0441484U (ja)
JPH02143378U (ja)
JPS61125888U (ja)