JPH06185377A - 高温ガス制御用バルブ装置 - Google Patents

高温ガス制御用バルブ装置

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Publication number
JPH06185377A
JPH06185377A JP35372992A JP35372992A JPH06185377A JP H06185377 A JPH06185377 A JP H06185377A JP 35372992 A JP35372992 A JP 35372992A JP 35372992 A JP35372992 A JP 35372992A JP H06185377 A JPH06185377 A JP H06185377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
shaft
passage
shafts
valve body
Prior art date
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Pending
Application number
JP35372992A
Other languages
English (en)
Inventor
Jo Otsubo
城 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Oozx Inc
Original Assignee
Fuji Oozx Inc
Fuji Valve Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Oozx Inc, Fuji Valve Co Ltd filed Critical Fuji Oozx Inc
Priority to JP35372992A priority Critical patent/JPH06185377A/ja
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁軸の軸方向の熱膨張を効果的に吸収して、
弁体の作動が不円滑となるのを防止しする。 【構成】 第1の通路(主通路)4用の弁体6を開閉する
第1の弁軸7と、第2の通路(副通路)5用の弁体12を開
閉する第2の弁軸13とを、それぞれ個別に設け、それら
同士を、軸線方向に移動可能な軸継手(ジャックシャフ
ト継手)により互いに連結したことにより、第1及び第
2の弁軸7、13の軸方向の熱膨張は軸継手部において吸
収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば内燃機関より排
出された排気ガスを、2つの通路に選択的又は同時に流
通させるようにした高温ガス制御用バルブ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上述のように、排気ガスを2つの通路に
選択的又は同時に流通させる際には、第1の通路を開閉
する第1の弁体と第2の通路を開閉する第2の弁体を、
管路と直交する各1本ずつの弁軸にそれぞれ別々に固定
し、両弁軸間に連結したリンク機構を介して、第1、第
2の弁体を開閉制御することが考えられる。
【0003】しかしこのようにすると、部品点数が多
く、また制御機構も複雑となるうえに、通路が形成され
たボディの少なくとも2個所を弁軸が貫通することにな
るため、それら貫通部よりの排気ガスの洩れ量が多いと
いう問題がある。
【0004】この問題に対処するため、第1、第2の弁
体を1本の弁軸上に配設して、構造の簡素化を図るとと
もに、弁軸のボディを貫通する個所を1個所として、排
気ガスの洩れ量を極力抑えるようにしたバルブ装置が考
えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単に第
1、第2の弁体を1本の弁軸上に配設したのみでは、弁
軸とボディ間の温度差やそれらを構成する材料の熱膨張
率の差が大きい場合等に、弁軸が軸線方向に熱膨張し
て、弁体とボディとが干渉し、弁体の作動が不円滑とな
ることがある。
【0006】この問題を解決するためには、弁体とボデ
ィとの間に、熱膨張等を吸収するための間隙を予め設け
ておくことも考えられるが、このようにすると、弁体が
閉じたときの排気ガスの遮断性能が低下するという新た
な問題が生じる。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、弁軸等の軸線方向の熱膨張を効果的に吸収すること
により、弁体の作動が不円滑となるのを防止しうるよう
にした高温ガス制御用バルブ装置を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ボディ内に並設した第1の通路と第2の
通路とを流通する高温ガスの流量を、それに収容した弁
体を開閉することにより制御するようにしたバルブ装置
であって、前記各弁体を、前記各通路と直交状にボディ
に枢支した互いに同軸をなす第1の弁軸と第2の弁軸と
にそれぞれ固着するとともに、第1及び第2の弁軸の対
向端部同士を、軸線方向に相互に移動可能な軸継手によ
り、相対回転不能として連結したことを特徴としてい
る。
【0009】
【作用】第1の通路用の弁体を開閉する第1の弁軸と、
第2の通路用の弁体を開閉する第2の弁軸とを、それぞ
れ個別に設け、それら同士を、軸線方向に移動可能な軸
継手により互いに連結したことにより、第1及び第2の
弁軸の軸方向の熱膨張は軸継手部において吸収される。
【0010】また、いずれか一方の弁軸が熱膨張して
も、それが軸継手部において吸収されるので、他方の弁
軸に影響を与えることがない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、(1)は、図示しないエンジンに
取付けられた排気マニホールドで、その集合部(1a)端部
のフランジ(1b)には、本発明の高温ガス制御用バルブ装
置(以下バルブ装置と略称する)(V)の上流側が、フラン
ジ(2a)をもって取付けられている。
【0012】(E)は、バルブ装置(V)の下流側のフラン
ジ(2b)に連結した2又状の排気管である。図2に示すよ
うに、バルブ装置(V)におけるボディ(3)内には、ほぼ
中央部の隔壁部(3a)を挾んで、通路面積の大きい主通路
(4)と、これよりも通路面積の小さい副通路(5)とが並
列状をなして形成されている。
【0013】主通路(4)内には、バタフライ式の弁体
(6)が、通路と直交する第1の弁軸(7)の段落した平坦
部(7a)にボルト(8)(8)止めすることにより、開閉可能
に収容されている。
【0014】第1の弁軸(7)の両端部は、ボディ(3)の
左方の側壁に形成された厚肉部(3b)の嵌合孔(9)と、隔
壁部(3a)に形成された、両通路(4)(5)と連通する貫通
孔(10)とに圧入したブッシュ(11)(11)により、回動自在
に枢支されている。
【0015】副通路(5)内には、上述よりも小寸の弁体
(12)が、第1の弁軸(7)と同軸をなす第2の弁軸(13)の
段落した平坦部(13a)にボルト(8)(8)止めすることに
より、開閉可能として収容されている。
【0016】第2の弁軸(13)の両端部は、上記貫通孔(1
0)に圧入したブッシュ(11)と、ボディ(3)の右方の側壁
の厚肉部(3c)に圧入したブッシュ(11)とにより枢支され
ている。
【0017】第2の弁軸(13)の右端部は、ボディ(3)の
側壁を貫通して外方に若干突出しており、その突出端部
に形成された角軸部(13b)には、駆動レバー(14)が嵌合
され、ナット(15)により抜け止めされている。
【0018】第1の弁軸(7)と第2の弁軸(13)とは、隔
壁部(3a)の貫通孔(10)内において、ジャックシャフト継
手により、すなわち第1の弁軸(7)の端部に形成したす
り割り状の凹溝(16)に、第2の弁軸(13)の端部に形成し
た突片(17)を、両軸端間に若干の間隙が形成されるよう
に遊嵌することにより、互いに軸線方向に若干移動しう
るように連結されている。
【0019】この際、第1、第2弁軸(7)(13)の位相
を、一方の弁体が一方の流路を全閉しているとき、他方
の弁体が流路を全開するように異ならせてある。
【0020】以上説明したように、上記実施例のバルブ
装置(V)においては、主通路(4)用の弁体(6)を開閉す
る第1の弁軸(7)と、副通路(5)用の弁体(12)を開閉す
る第2の弁軸(13)とを、それぞれ個別に設け、それら同
士をジャックシャフト継手により、互いに軸線方向に移
動可能に連結したことにより、一方の通路、例えば副通
路(5)を高温の排気ガスが流通して第2の弁軸(13)が軸
方向に熱膨張しても、継手部によりそれが吸収されるた
め、第1の弁軸(7)に影響を与えることはなく、従って
弁体(6)(12)の開閉動作が不円滑となる恐れはない。
【0021】また、両弁軸(7)(13)の継手部の接触面積
が小さいので、第1及び第2の弁軸(7)(13)間の熱の伝
達効率が悪く、従って、一方の弁軸が高温となっても、
他方の弁軸の熱的影響は少なくなる。
【0022】なお、上記実施例では、第1及び第2の弁
軸(7)(13)の軸継手にジャックシャフト継手を用いた
が、すべりキーやスプライン等の軸継手を用いてもよい
のは勿論である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、第1の弁軸と第2の弁
軸とを、軸線方向に移動可能な軸継手により連結してあ
るため、いずれか一方の弁軸が熱膨張しても、それが軸
継手部において効果的に吸収され、弁体がボディと干渉
するなどして、開閉動作が不円滑となるのが防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を内燃機関の排気マニホール
ドに接続した例を示す外観図である。
【図2】図1におけるA−A線に沿う拡大縦断面図であ
る。
【符号の説明】
(1)排気マニホールド (2a)(2b)フ
ランジ (3)ボディ (3a)隔壁部 (3b)(3c)厚肉部 (4)主通路
(第1の通路) (5)副通路(第2の通路) (6)弁体 (7)第1の弁軸 (7a)平坦部 (8)ボルト (9)嵌合孔 (10)貫通孔 (11)ブッシ
ュ (12)弁体 (13)第2の
弁軸 (13a)平坦部 (13b)角軸
部 (14)駆動レバー (15)ナット (16)凹溝 (17)突片 (E)排気管 (V)バルブ
装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディ内に並設した第1の通路と第2の
    通路とを流通する高温ガスの流量を、それに収容した弁
    体を開閉することにより制御するようにしたバルブ装置
    であって、 前記各弁体を、前記各通路と直交状にボディに枢支した
    互いに同軸をなす第1の弁軸と第2の弁軸とにそれぞれ
    固着するとともに、第1及び第2の弁軸の対向端部同士
    を、軸線方向に相互に移動可能な軸継手により、相対回
    転不能として連結したことを特徴とする高温ガス制御用
    バルブ装置。
JP35372992A 1992-12-15 1992-12-15 高温ガス制御用バルブ装置 Pending JPH06185377A (ja)

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JP35372992A JPH06185377A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 高温ガス制御用バルブ装置

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JP35372992A JPH06185377A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 高温ガス制御用バルブ装置

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JPH06185377A true JPH06185377A (ja) 1994-07-05

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JP35372992A Pending JPH06185377A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 高温ガス制御用バルブ装置

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