JPH06185351A - 舶用エンジン自己排エコスートブロ装置 - Google Patents

舶用エンジン自己排エコスートブロ装置

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JPH06185351A
JPH06185351A JP4356263A JP35626392A JPH06185351A JP H06185351 A JPH06185351 A JP H06185351A JP 4356263 A JP4356263 A JP 4356263A JP 35626392 A JP35626392 A JP 35626392A JP H06185351 A JPH06185351 A JP H06185351A
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JP
Japan
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exhaust gas
soot
engine
pressure exhaust
blowing
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Pending
Application number
JP4356263A
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English (en)
Inventor
Toshitaka Nishiyama
才貴 西山
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B2275/00Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
    • F02B2275/14Direct injection into combustion chamber
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 噴射媒体として圧縮空気や蒸気を別に用意す
ること無く、エンジンの高圧排ガスを用いて効果的かつ
経済的にスートブロを行うことができる舶用エンジン自
己排エコスートブロ装置を提供すること。 【構成】 通常、過給機や排ガスエコノマイザで熱エネ
ルギを回収しているエンジン11の高圧排ガスを制御弁
14,19および高圧排ガス導管15を設けてスートブ
ロ用ノズル18に導き、制御箱21で、エンジン11の
運転状態と高圧排ガスの発生行程に基づいて制御弁1
4,19を開閉して高圧排ガスを直接噴射してスートブ
ロを行うようにしている。これにより、圧縮空気や蒸気
などを用意すること無く、これまで以上の高温高圧の排
ガスを噴射して効果的かつ経済的にスートブロを行い、
スートファイヤ等による熱交換チューブの損傷を防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、舶用エンジンの省エ
ンルギ対策として排気ガスの廃熱を利用するため設ける
排ガスエコノマイザのスートブロ装置に関し、圧縮空気
や蒸気を用いること無く、シリンダの高圧排ガスを直接
利用して効果的かつ経済的にスートブロができるように
したものである。
【0002】
【従来の技術】舶用エンジンの省エネルギ対策の最も一
般的な方法として排気ガスの廃熱を利用して蒸気をつく
るための排ガスエコノマイザを設け、作られた蒸気を発
電プラントに導いて航海中の船内所要電力をまかなう等
に利用している。
【0003】このような排ガスエコノマイザにおいて
は、近年、舶用ディーゼルエンジン用の燃料油の粗悪油
化が進み、排気ガス中のすすが多く、排ガスエコノマイ
ザの熱交換チューブへの付着量も増大している。
【0004】このため、熱交換チューブに付着するすす
の除去を行うスートブロが必要不可欠である。
【0005】従来から使用されている排ガスエコノマイ
ザ用のストブロー装置は、たとえば圧縮空気または蒸気
を排ガスエコノマイザの熱交換チューブの回りに配置し
たスートブロノズルに導き、手動弁または自動弁を介し
て噴射してすすを除去するようにしたものや、水を用
い、エンジンを停止状態として排ガスエコノマイザの上
部に配置したノズルから噴射してすすを洗い流すように
するものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】圧縮空気または蒸気を
用いるスートブロ装置では、熱交換チューブに付着した
すすに圧縮空気や蒸気を噴射しても圧縮空気や蒸気の圧
力によっては効果的にすすを除去できず、排ガスエコノ
マイザの熱交換チューブに付着したすすにスートファイ
ヤが発生し、熱交換チューブが損傷するという問題があ
る。
【0007】また、このスートブロ装置では、すすへの
噴射媒体となる圧縮空気または蒸気を必要とするため1
回のスートブロに要するコストが高くなり、特に高圧の
圧縮空気や蒸気を用いる場合には、一層コストが増大す
るという問題がある。
【0008】さらに、このスートブロ装置では、圧縮空
気や蒸気を作る装置を別に用意しなければならないとい
う問題がある。
【0009】また、水を噴射して洗い流すスートブロ装
置では、エンジンを停止状態にしなければならず、すす
の堆積状態に応じてスートブロを行うことができないと
いう問題がある。
【0010】この発明は、かかる従来技術の課題に鑑み
てなされたもので、噴射媒体として圧縮空気や蒸気を別
に用意すること無く、エンジンの高圧排ガスを用いて効
果的かつ経済的にスートブロを行うことができる舶用エ
ンジン自己排エコスートブロ装置を提供しようとするも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記従来技術が有する課
題を解決するため、この発明の舶用エンジン自己排エコ
スートブロ装置は、排ガスエコノマイザ内にスートブロ
用ノズルを設け、このスートブロ用ノズルに制御弁を介
してエンジンのシリンダと連通し高圧排ガスを導く高圧
排ガス導管を設け、エンジンの運転状態および前記制御
弁の開閉を制御して前記シリンダの高圧排ガスを直接前
記スートブロ用ノズルに導いてスートブロを行う制御手
段を設けたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】この舶用エンジン自己排エコスートブロ装置に
よれば、通常、過給機や排ガスエコノマイザで熱エネル
ギを回収しているエンジンの高圧排ガスを制御弁および
高圧排ガス導管を設けてスートブロ用ノズルに導くよう
にしており、エンジンの運転状態と高圧排ガスの発生行
程に基づいて制御手段で制御弁を開閉して高圧排ガスを
直接噴射してスートブロを行うようにしている。
【0013】これにより、圧縮空気や蒸気などを用意す
ること無く、これまで以上の高温高圧の排ガスを噴射し
て効果的かつ経済的にスートブロを行い、スートファイ
ヤ等による熱交換チューブの損傷を防止するようにして
いる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づき詳
細に説明する。図1はこの発明の舶用エンジン自己排エ
コスートブロ装置の一実施例にかかる概略構成図であ
る。
【0015】この舶用エンジン自己排エコスートブロ装
置10は、エンジン11自身の排気ガスをシリンダ12
から直接取出してスートブロに利用するものであり、捩
り振動などを考慮してできるだけ変動トルクの少ないシ
リンダ12に高圧排ガス止め弁13および高圧排ガス取
出用制御弁14を介して高圧排ガス導管15の一端が連
通してある。
【0016】一方、煙突16内に設置された排ガスエコ
ノマイザ17には、熱交換チューブの周囲に複数段のス
ートブロ用ノズル18が配置され、各段のスートブロ用
ノズル18にそれぞれスートブロ用制御弁19を介して
高圧排ガス導管15の他端が接続されており、シリンダ
12からの高圧排ガスをスートブロ用ノズル18に導く
ことができるようになっている。
【0017】また、この舶用エンジン自己排エコスート
ブロ装置10によるスートブロを制御するため、エンジ
ンコントロールルーム20内に制御手段として制御箱2
1が設置してあり、エンジン11の主軸回転数および回
転位相を検出するため推進軸22に設けた回転検出器2
3の検出信号が入力されるようになっている。この制御
箱21は、主機制御装置24と接続されて自動減速信号
などの主機回転制御信号を出力してエンジン11の運転
状態を制御するとともに、高圧排ガス取出用制御弁14
およびスートブロ用制御弁19の開閉を制御する制御信
号を出力するようになっている。
【0018】このように構成した舶用エンジン自己排エ
コスートブロ装置10による排ガスエコノマイザ17の
スートブロは、次のようにして行われる。
【0019】エンジン11のシリンダ12の最も上流側
に取付けられた高圧排ガス止め弁13を手動で開いた
後、エンジンコントロールルーム20内の制御箱21の
スートブロスイッチを入れる。
【0020】すると、制御箱21から自動減速信号が主
機制御装置24に出力されてスートブロが安全に行える
回転数までエンジン11が自動減速される。
【0021】エンジン11が減速状態になると、回転検
出器23で主軸回転数と回転位相が検出されて制御箱2
1に入力され、これら検出信号に基づいてエンジン11
の高圧排ガス導管15が連通するシリンダ12の膨脹行
程の高圧時に制御箱21から高圧排ガス取出用制御弁1
4に開の制御信号が出力される。
【0022】これと同時に、予め制御箱21にシーケン
シャル的にスートブロ用ノズル18の各段のスートブロ
用制御弁19を上から下に順に開とする制御信号を入力
しておき、このスートブロ用制御弁19を開とする制御
信号によって上から下に順にスートブロ用ノズル18か
ら高圧排ガスを噴射して自動的にスートブロを行う。
【0023】こうして自動的にスートブロが行われた
後、制御箱21のタイマに予め設定してある時間が経過
してスートブロが終わると、制御箱21から高圧排ガス
取出用制御弁14、スートブロ用制御弁19に閉の制御
信号が出力されるとともに、主機制御装置24に自動減
速解除信号が出力されて主機制御装置24の確認スイッ
チを押すことによってエンジン11が元の回転数に自動
復帰され、一連のスートブロの全ての作業が完了する。
【0024】このような舶用エンジン自己排エコスート
ブロ装置10によれば、圧縮空気や蒸気などを別に用意
すること無く、エンジン11のシリンダ12で発生する
高圧排ガスを利用するので、スートブロ装置の構成が簡
素化され、省エネルギ化を図ることができる。
【0025】また、エンジン11のシリンダ12で発生
する高圧排ガスを利用するので、圧縮空気や蒸気を用い
るスートブロ装置に比べ、高温高圧であり、すすの除去
効果が高く、熱交換チューブにスートファイヤを生じる
こともない。
【0026】さらに、圧縮空気を用いる場合には、圧縮
空気を溜めるチャージ時間が必要なため繰り返しスート
ブロを行うことができず、水を用いる場合には、エンジ
ンが停止状態でなければスートブロを行うことができな
いが、本装置10では、必要なときに必要なだけスート
ブロを行うことができる。
【0027】また、このスートブロ装置10では、他の
機器を制御すること無く、エンジン11の運転状態と2
つの制御弁14,19を制御箱21で制御するだけで簡
単にスートブロができ、スートブロの自動化も簡単にで
き、省人化を図ることもできる。
【0028】なお、上記実施例では、高圧排ガス導管に
2つの制御弁を設けるようにしたが、1つで構成しても
良い。
【0029】さらに、この発明は、上記実施例に限定す
るものでなく、要旨を変更しない範囲で各構成要素に変
更を加えても良いことは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上、一実施例とともに具体的に説明し
たようにこの発明の舶用エンジン自己排エコスートブロ
装置によれば、通常、過給機や排ガスエコノマイザで熱
エネルギを回収しているエンジンの高圧排ガスを制御弁
および高圧排ガス導管を設けてスートブロ用ノズルに導
くようにしたので、エンジンの運転状態と高圧排ガスの
発生行程に基づいて制御手段で制御弁を開閉して高圧排
ガスを直接噴射してスートブロを行うことができる。
【0031】これにより、圧縮空気や蒸気などを用意す
ること無く、これまで以上の高温高圧の排ガスを噴射し
て効果的かつ経済的にスートブロを行い、スートファイ
ヤ等による熱交換チューブの損傷を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の舶用エンジン自己排エコスートブロ
装置の一実施例にかかる概略構成図である。
【符号の説明】
10 舶用エンジン自己排エコスートブロ装置 11 エンジン 12 シリンダ 13 高圧排ガス止め弁 14 高圧排ガス取出用制御弁 15 高圧排ガス導管 16 煙突 17 排ガスエコノマイザ 18 スートブロ用ノズル 19 スートブロ用制御弁 20 エンジンコントロールルーム 21 制御箱 22 推進軸 23 回転検出器 24 主機制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排ガスエコノマイザ内にスートブロ用ノ
    ズルを設け、このスートブロ用ノズルに制御弁を介して
    エンジンのシリンダと連通し高圧排ガスを導く高圧排ガ
    ス導管を設け、エンジンの運転状態および前記制御弁の
    開閉を制御して前記シリンダの高圧排ガスを直接前記ス
    ートブロ用ノズルに導いてスートブロを行う制御手段を
    設けたことを特徴とする舶用エンジン自己排エコスート
    ブロ装置。
JP4356263A 1992-12-21 1992-12-21 舶用エンジン自己排エコスートブロ装置 Pending JPH06185351A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012215081A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Universal Shipbuilding Corp 排ガスエコノマイザーのスートブローシステム
WO2015151662A1 (ja) * 2014-03-31 2015-10-08 日立造船株式会社 舶用機関における排ガス処理装置及び排ガス処理方法
CN108426260A (zh) * 2018-05-15 2018-08-21 中国计量大学 压缩空气与高压烟气耦合的受热面吹灰系统及其吹灰方法

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WO2015151662A1 (ja) * 2014-03-31 2015-10-08 日立造船株式会社 舶用機関における排ガス処理装置及び排ガス処理方法
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