JPH06184971A - パルプ混練装置 - Google Patents
パルプ混練装置Info
- Publication number
- JPH06184971A JPH06184971A JP33437192A JP33437192A JPH06184971A JP H06184971 A JPH06184971 A JP H06184971A JP 33437192 A JP33437192 A JP 33437192A JP 33437192 A JP33437192 A JP 33437192A JP H06184971 A JPH06184971 A JP H06184971A
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- outlet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 内部に入った空気によって運転動力の変動が
起って混練効果の変動を起すことがなく、また高濃度の
パルプによるプラグ現象の起るのを防止して、巻き込ま
れた空気又は加熱用に吹き込まれた蒸気による内部圧力
の上昇によって、パルプの排出時に爆発的に噴出するこ
とがなくて、内部圧力が変動して混練効果の変動を起す
ことがなく、しかも簡単な構造で安価なパルプ混練装置
を提供する。 【構成】 中空の横向装置本体の一端にパルプの入口
が、他端にパルプの出口がそれぞれ上向きに設けられ、
内部に混練用スクリュが回転可能に設けられていて、出
口に排出方向にのみ開口する開閉弁が設けられている。
起って混練効果の変動を起すことがなく、また高濃度の
パルプによるプラグ現象の起るのを防止して、巻き込ま
れた空気又は加熱用に吹き込まれた蒸気による内部圧力
の上昇によって、パルプの排出時に爆発的に噴出するこ
とがなくて、内部圧力が変動して混練効果の変動を起す
ことがなく、しかも簡単な構造で安価なパルプ混練装置
を提供する。 【構成】 中空の横向装置本体の一端にパルプの入口
が、他端にパルプの出口がそれぞれ上向きに設けられ、
内部に混練用スクリュが回転可能に設けられていて、出
口に排出方向にのみ開口する開閉弁が設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、製紙機械におけるパ
ルプ混練装置に関する。
ルプ混練装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来前記のようなパルプ混練装置は、図
6に示すように中空の横向装置本体21の一端に上向きの
パルプの入口22が、他端に下向きのパルプの出口23が設
けられ、内部に混練用スクリュ24が回転可能に設けられ
ているものが使用されている。このようなパルプ混練装
置に濃縮機25及びスクリュープレス26を経てパルプが供
給されるようになっている。そしてこのようなものにお
いてはパルプ濃度25−30%のものが使用されるが、この
ような高濃度で操業すると、スクリュープレス26から供
給されるパルプは固まり状となるので、断続的に供給さ
れて供給むらを生ずる。そのためにパルプ混練装置の内
部に空気が入り、運転動力の変動が起って混練効果の変
動を起すという問題があり、また高濃度のためプラグ現
象が起って、巻き込まれた空気又は加熱用に吹き込まれ
た蒸気による内部圧力の上昇により、パルプの排出時に
爆発的に噴出することが起り、内部圧力が変動して混練
効果の変動を起すという問題がある。
6に示すように中空の横向装置本体21の一端に上向きの
パルプの入口22が、他端に下向きのパルプの出口23が設
けられ、内部に混練用スクリュ24が回転可能に設けられ
ているものが使用されている。このようなパルプ混練装
置に濃縮機25及びスクリュープレス26を経てパルプが供
給されるようになっている。そしてこのようなものにお
いてはパルプ濃度25−30%のものが使用されるが、この
ような高濃度で操業すると、スクリュープレス26から供
給されるパルプは固まり状となるので、断続的に供給さ
れて供給むらを生ずる。そのためにパルプ混練装置の内
部に空気が入り、運転動力の変動が起って混練効果の変
動を起すという問題があり、また高濃度のためプラグ現
象が起って、巻き込まれた空気又は加熱用に吹き込まれ
た蒸気による内部圧力の上昇により、パルプの排出時に
爆発的に噴出することが起り、内部圧力が変動して混練
効果の変動を起すという問題がある。
【0003】そこでこのような問題を解消する対策とし
て、出口23に開閉弁24を開閉可能に設け、この開閉弁24
を(1)手動操作によって開閉弁24の開度を決定して排
出量を規制して内部圧力を制御するようにしたもの、
(2)エアスプリングで開閉弁24を押さえ、その圧力を
変更することで排出量と内部圧力とを制御するようにし
たもの、(3)濃縮機25へ供給されるパルプの濃度と流
量とを測定して、その測定信号によって開閉弁24の開度
を決定して排出量を規制して内部圧力を制御するように
したもの等がある。
て、出口23に開閉弁24を開閉可能に設け、この開閉弁24
を(1)手動操作によって開閉弁24の開度を決定して排
出量を規制して内部圧力を制御するようにしたもの、
(2)エアスプリングで開閉弁24を押さえ、その圧力を
変更することで排出量と内部圧力とを制御するようにし
たもの、(3)濃縮機25へ供給されるパルプの濃度と流
量とを測定して、その測定信号によって開閉弁24の開度
を決定して排出量を規制して内部圧力を制御するように
したもの等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記のような
パルプ混練装置において、(1)のものは、パルプの処
理量や内部圧力とは無関係に開閉弁24の開度が決定され
ることから、所定の混練効果が得られず、また(2)の
ものは、(1)のものより優れた混練効果が得られる
が、それでもまだ十分な混練効果が得られず、さらに
(3)のものは、タイムラグが不規則であるため、十分
な混練効果が得られず、さらに複雑かつ高価な制御系、
制御装置等が必要であって、そのメンテナンスにも費用
がかかり、全体として高価となるという問題がある。
パルプ混練装置において、(1)のものは、パルプの処
理量や内部圧力とは無関係に開閉弁24の開度が決定され
ることから、所定の混練効果が得られず、また(2)の
ものは、(1)のものより優れた混練効果が得られる
が、それでもまだ十分な混練効果が得られず、さらに
(3)のものは、タイムラグが不規則であるため、十分
な混練効果が得られず、さらに複雑かつ高価な制御系、
制御装置等が必要であって、そのメンテナンスにも費用
がかかり、全体として高価となるという問題がある。
【0005】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来のパルプ混練装置のもつ問題を解消し、内部に入った
空気によって運転動力の変動が起って混練効果の変動を
起すことがなく、また高濃度のパルプによるプラグ現象
の起るのを防止して、巻き込まれた空気又は加熱用に吹
き込まれた蒸気による内部圧力の上昇によって、パルプ
の排出時に爆発的に噴出することがなくて、内部圧力が
変動して混練効果の変動を起すことがなく、しかも簡単
な構造で安価なパルプ混練装置を提供するにある。
来のパルプ混練装置のもつ問題を解消し、内部に入った
空気によって運転動力の変動が起って混練効果の変動を
起すことがなく、また高濃度のパルプによるプラグ現象
の起るのを防止して、巻き込まれた空気又は加熱用に吹
き込まれた蒸気による内部圧力の上昇によって、パルプ
の排出時に爆発的に噴出することがなくて、内部圧力が
変動して混練効果の変動を起すことがなく、しかも簡単
な構造で安価なパルプ混練装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、請求項1の発明は、中空の横
向装置本体の一端にパルプの入口が、他端にパルプの出
口が設けられ、内部に混練用スクリュが回転可能に設け
られている製紙用パルプ混練装置において、入口及び出
口が上向きに設けられ、出口に排出方向にのみ開口する
開閉弁が設けられていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明の開閉弁の下流に少
なくともパルプの自由排出を抑制するだけの高さをもつ
パルプ溜りを設け、このパルプ溜りの出口に高さを調節
するゲートが設けられているものである。請求項3の発
明は、請求項1の発明において、開閉弁の下流に開閉弁
の開度リミッタが設けられているものである。請求項4
の発明は、請求項1の発明において、開閉弁に重錘が取
付けられている。
な目的を達成するために、請求項1の発明は、中空の横
向装置本体の一端にパルプの入口が、他端にパルプの出
口が設けられ、内部に混練用スクリュが回転可能に設け
られている製紙用パルプ混練装置において、入口及び出
口が上向きに設けられ、出口に排出方向にのみ開口する
開閉弁が設けられていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明の開閉弁の下流に少
なくともパルプの自由排出を抑制するだけの高さをもつ
パルプ溜りを設け、このパルプ溜りの出口に高さを調節
するゲートが設けられているものである。請求項3の発
明は、請求項1の発明において、開閉弁の下流に開閉弁
の開度リミッタが設けられているものである。請求項4
の発明は、請求項1の発明において、開閉弁に重錘が取
付けられている。
【0007】
【作用】前記のような請求項1の発明において、入口に
投入されたパルプが装置本体内において、従来のものと
同様にスクリュによって混練されて出口に向けて給送さ
れ、出口内を上動して開閉弁を押上げてこれを開口して
外部に排出され、この際混練されたパルプは開閉弁の手
前において、開閉弁の重量によって背圧を受けて、装置
本体内を安定した状態で給送され、また装置本体の気体
はその上部に滞留する傾向があることから、上向きの出
口から容易に排出される。請求項2の発明において、開
閉弁の下流に設けられた少なくともパルプの自由排出を
抑制するだけの高さをもつパルプの重量が溜りに、開閉
弁を開口して給送されたパルプがその出口に設けられた
高さを調節するゲートに移動を抑制され、このようにし
てパルプ溜りにあるパルプの重量が開閉弁の重量に加え
られてパルプに対する背圧を構成する。請求項3,4の
発明は、開閉弁の下流に設けた開閉弁の開度リミッタ及
び開閉弁に取付けられている重錘によって背圧を必要に
応じて適宜変更する。
投入されたパルプが装置本体内において、従来のものと
同様にスクリュによって混練されて出口に向けて給送さ
れ、出口内を上動して開閉弁を押上げてこれを開口して
外部に排出され、この際混練されたパルプは開閉弁の手
前において、開閉弁の重量によって背圧を受けて、装置
本体内を安定した状態で給送され、また装置本体の気体
はその上部に滞留する傾向があることから、上向きの出
口から容易に排出される。請求項2の発明において、開
閉弁の下流に設けられた少なくともパルプの自由排出を
抑制するだけの高さをもつパルプの重量が溜りに、開閉
弁を開口して給送されたパルプがその出口に設けられた
高さを調節するゲートに移動を抑制され、このようにし
てパルプ溜りにあるパルプの重量が開閉弁の重量に加え
られてパルプに対する背圧を構成する。請求項3,4の
発明は、開閉弁の下流に設けた開閉弁の開度リミッタ及
び開閉弁に取付けられている重錘によって背圧を必要に
応じて適宜変更する。
【0008】
【実施例】図1に示すこの発明の第1,2実施例におい
て、1は中空の横向装置本体を示し、その一端に上向き
のパルプの入口2が、他端にパルプの出口3がそれぞれ
上向きに設けられ、内部に混練用スクリュ4が回転可能
に設けられていて、出口3の一側に開閉弁5の基端が軸
支されるとともに、その自由端は出口3の他側に設けた
受座8に支持されるようになっており、開閉弁5の下流
に少なくともパルプの自由排出を抑制するだけの高さを
もつパルプ溜り6を設け、このパルプ溜り6の排出口に
高さ調節が可能なゲート7が設けられている。図2に示
す第2実施例は、開閉弁5が左右2個に分割され、その
受座8がパルプ溜り6の中間に設けられている点で相違
する以外第1実施例と相違するところがない。図3に示
す第3実施例は、開閉弁5が左右2個に分割されてパル
プ溜り6の中間に設けられ、その中間に受座8が設けら
れ、この受座8の開閉弁5と対向する面に開度リミッタ
9が設けられている点で相違する以外第1実施例と相違
するところがない。図4に示す第4実施例は、開閉弁5
に重錘10が設けられている点で相違する以外第1実施例
と相違するところがない。図5に示す第5実施例は、開
閉弁5が上下動するようにガイドリング12に支持された
支持棒13の下端に取付けられていて、下部に出口3に対
向して錐形部14が設けられるとともに、その上縁にパル
プ返し15が設けられており、支持棒13の上部に重錘取付
座16が設けられている点で相違する以外第1実施例と相
違するところがない。
て、1は中空の横向装置本体を示し、その一端に上向き
のパルプの入口2が、他端にパルプの出口3がそれぞれ
上向きに設けられ、内部に混練用スクリュ4が回転可能
に設けられていて、出口3の一側に開閉弁5の基端が軸
支されるとともに、その自由端は出口3の他側に設けた
受座8に支持されるようになっており、開閉弁5の下流
に少なくともパルプの自由排出を抑制するだけの高さを
もつパルプ溜り6を設け、このパルプ溜り6の排出口に
高さ調節が可能なゲート7が設けられている。図2に示
す第2実施例は、開閉弁5が左右2個に分割され、その
受座8がパルプ溜り6の中間に設けられている点で相違
する以外第1実施例と相違するところがない。図3に示
す第3実施例は、開閉弁5が左右2個に分割されてパル
プ溜り6の中間に設けられ、その中間に受座8が設けら
れ、この受座8の開閉弁5と対向する面に開度リミッタ
9が設けられている点で相違する以外第1実施例と相違
するところがない。図4に示す第4実施例は、開閉弁5
に重錘10が設けられている点で相違する以外第1実施例
と相違するところがない。図5に示す第5実施例は、開
閉弁5が上下動するようにガイドリング12に支持された
支持棒13の下端に取付けられていて、下部に出口3に対
向して錐形部14が設けられるとともに、その上縁にパル
プ返し15が設けられており、支持棒13の上部に重錘取付
座16が設けられている点で相違する以外第1実施例と相
違するところがない。
【0009】前記のような第1,2実施例において、入
口2に投入されたパルプが装置本体1内において、従来
のものと同様にスクリュ4によって混練されて出口3に
向けて給送され、出口3内を上動して開閉弁5を押上げ
てこれを開口し、ここからパルプ溜り6を経て外部に排
出されることとなる。この際混練されたパルプは開閉弁
5の手前において、開閉弁5の重量とその上のパルプ溜
り6にあるパルプの重量によって背圧を受けて、装置本
体1内を安定した状態で給送され、また装置本体1の気
体はその上部に滞留する傾向があることから、上向きの
出口3から容易に排出され、このようにして内部に空気
が入ることや、プラグ現象が起って巻き込まれた空気又
は加熱用に吹き込まれた蒸気によって内部圧力が上昇
し、パルプの排出時に爆発的に噴出するようなことがな
くて混練効果を安定させることとなる。第3実施例のよ
うに開閉弁5の開度リミッタ9を設けることや、第4,
5実施例のように開閉弁5に重錘10を設けることによっ
て、背圧を必要に応じて適宜変更することにより、さら
に混練効果の安定度を向上させることとなる。請求項
3,4の発明は、開閉弁の下流に設けた開閉弁の開度リ
ミッタ及び開閉弁に取付けられている重錘によって背圧
を必要に応じて適宜変更する。
口2に投入されたパルプが装置本体1内において、従来
のものと同様にスクリュ4によって混練されて出口3に
向けて給送され、出口3内を上動して開閉弁5を押上げ
てこれを開口し、ここからパルプ溜り6を経て外部に排
出されることとなる。この際混練されたパルプは開閉弁
5の手前において、開閉弁5の重量とその上のパルプ溜
り6にあるパルプの重量によって背圧を受けて、装置本
体1内を安定した状態で給送され、また装置本体1の気
体はその上部に滞留する傾向があることから、上向きの
出口3から容易に排出され、このようにして内部に空気
が入ることや、プラグ現象が起って巻き込まれた空気又
は加熱用に吹き込まれた蒸気によって内部圧力が上昇
し、パルプの排出時に爆発的に噴出するようなことがな
くて混練効果を安定させることとなる。第3実施例のよ
うに開閉弁5の開度リミッタ9を設けることや、第4,
5実施例のように開閉弁5に重錘10を設けることによっ
て、背圧を必要に応じて適宜変更することにより、さら
に混練効果の安定度を向上させることとなる。請求項
3,4の発明は、開閉弁の下流に設けた開閉弁の開度リ
ミッタ及び開閉弁に取付けられている重錘によって背圧
を必要に応じて適宜変更する。
【0010】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、請求項
1の発明は、中空の横向装置本体の一端にパルプの入口
が、他端にパルプの出口がそれぞれ上向きに設けられ、
内部に混練用スクリュが回転可能に設けられていて、出
口に排出方向にのみ開口する開閉弁が設けられているの
で、内部に入った空気によって運転動力の変動が起るこ
とがなく、また高濃度のパルプによるプラグ現象の起る
のを防止して、巻き込まれた空気又は加熱用に吹き込ま
れた蒸気による内部圧力の上昇によって、パルプの排出
時に爆発的に噴出することがなくて、内部圧力が変動し
て混練効果の変動を起すことがなく、しかも構造が簡単
で安価であるという効果がある。請求項2の発明は、請
求項1の発明は、開閉弁の下流に少なくともパルプの自
由排出を抑制するだけの高さをもつパルプ溜りを設け、
このパルプ溜りの出口に高さを調節するゲートが設けら
れているものであり、請求項3の発明は、請求項1の発
明において、開閉弁の下流に開閉弁の開度リミッタが設
けられているものであり、請求項4の発明は、請求項1
の発明において、開閉弁に重錘が取付けられているの
で、請求項1の発明と同様の効果を有するのに加えて、
ゲート高さを調節することや、開度リミッタによって開
閉弁の開度を調節することや、開閉弁の重錘の重量を調
節すること等によって、背圧を必要に応じて適宜変更す
ることにより、さらに混練効果の安定度を向上させるこ
とができるという効果がある。
1の発明は、中空の横向装置本体の一端にパルプの入口
が、他端にパルプの出口がそれぞれ上向きに設けられ、
内部に混練用スクリュが回転可能に設けられていて、出
口に排出方向にのみ開口する開閉弁が設けられているの
で、内部に入った空気によって運転動力の変動が起るこ
とがなく、また高濃度のパルプによるプラグ現象の起る
のを防止して、巻き込まれた空気又は加熱用に吹き込ま
れた蒸気による内部圧力の上昇によって、パルプの排出
時に爆発的に噴出することがなくて、内部圧力が変動し
て混練効果の変動を起すことがなく、しかも構造が簡単
で安価であるという効果がある。請求項2の発明は、請
求項1の発明は、開閉弁の下流に少なくともパルプの自
由排出を抑制するだけの高さをもつパルプ溜りを設け、
このパルプ溜りの出口に高さを調節するゲートが設けら
れているものであり、請求項3の発明は、請求項1の発
明において、開閉弁の下流に開閉弁の開度リミッタが設
けられているものであり、請求項4の発明は、請求項1
の発明において、開閉弁に重錘が取付けられているの
で、請求項1の発明と同様の効果を有するのに加えて、
ゲート高さを調節することや、開度リミッタによって開
閉弁の開度を調節することや、開閉弁の重錘の重量を調
節すること等によって、背圧を必要に応じて適宜変更す
ることにより、さらに混練効果の安定度を向上させるこ
とができるという効果がある。
【図1】この発明の第1実施例の縦断正面図である。
【図2】同上の第2実施例の一部の縦断正面図である。
【図3】同上の第3実施例の一部の縦断正面図である。
【図4】同上の第4実施例の一部の縦断正面図である。
【図5】同上の第5実施例の一部の縦断正面図である。
【図6】この発明と同種の従来のパルプ混練装置の縦断
正面図である。
正面図である。
1 装置本体 2 入口 3 出口 4 混練用スクリュ 5 開閉弁 6 パルプ溜り 7 ゲート 10 開度リミッタ
Claims (4)
- 【請求項1】 中空の横向装置本体の一端にパルプの入
口が、他端にパルプの出口が設けられ、内部に混練用ス
クリュが回転可能に設けられている製紙用パルプ混練装
置において、入口及び出口が上向きに設けられ、出口に
排出方向にのみ開口する開閉弁が設けられていることを
特徴とするパルプ混練装置。 - 【請求項2】 開閉弁の下流に少なくともパルプの自由
排出を抑制するだけの高さをもつパルプ溜りを設け、こ
のパルプ溜りの出口に高さを調節するゲートが設けられ
ている請求項1のパルプ混練装置。 - 【請求項3】 開閉弁の下流に開閉弁の開度リミッタが
設けられている請求項1のパルプ混練装置。 - 【請求項4】 開閉弁に重錘が取付けられている請求項
1のパルプ混練装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4334371A JP2637026B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | パルプ混練装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4334371A JP2637026B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | パルプ混練装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06184971A true JPH06184971A (ja) | 1994-07-05 |
JP2637026B2 JP2637026B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=18276625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4334371A Expired - Lifetime JP2637026B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | パルプ混練装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2637026B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002001078A (ja) * | 2001-05-21 | 2002-01-08 | Maeda Corp | 縦型混練装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5030003U (ja) * | 1973-07-20 | 1975-04-04 | ||
JPS5378302A (en) * | 1976-12-21 | 1978-07-11 | Hitachi Shipbuilding Eng Co | Continuous digesting apparatus for fiber containing material |
JPS6071790A (ja) * | 1983-09-15 | 1985-04-23 | ベロイト コ−ポレ−ション | パルプ処理装置 |
-
1992
- 1992-12-15 JP JP4334371A patent/JP2637026B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5030003U (ja) * | 1973-07-20 | 1975-04-04 | ||
JPS5378302A (en) * | 1976-12-21 | 1978-07-11 | Hitachi Shipbuilding Eng Co | Continuous digesting apparatus for fiber containing material |
JPS6071790A (ja) * | 1983-09-15 | 1985-04-23 | ベロイト コ−ポレ−ション | パルプ処理装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002001078A (ja) * | 2001-05-21 | 2002-01-08 | Maeda Corp | 縦型混練装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2637026B2 (ja) | 1997-08-06 |
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