JPH06184843A - トラベラー交換機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラベラーを交換する際に、スピンドル軸の
根本に堆積した糸屑も除去する糸屑除去装置を備えたト
ラベラー交換機を提供するところにある。 【構成】 本発明のトラベラー交換機６は、リング精紡
機１０１に沿って、走行自在、且つ、ボビン２毎に停止
可能であり、トラベラー交換手段１１を有するトラベラ
ー交換機６であって、リング精紡機１０１のスピンドル
軸１ａに対して、進出又は退避可能な糸屑除去装置１３
を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、リング精紡機のリング
に挿着されたトラベラーを自動的に交換するトラベラー
交換機に係わり、特にボビン交換時に堆積する糸屑除去
装置を備えたトラベラー交換機に関する。

【０００２】

【従来の技術】まず、トラベラーが用いられるリング精
紡機を図８により説明する。リング精紡機１０１は加撚
機構１０２とドラフト機構１０３を有している。ドラフ
ト機構１０３は、バックローラ１０４、エプロン１０５
を有するミドルローラ１０６、およびフロントローラ１
０７の上下ローラ対を順に上から下へと配列し、各ロー
ラ対の上ローラがクレードルアームで開閉可能に支持さ
れ、各ローラ対の下ローラが駆動されるものである。太
径のスライバＳ又は粗糸Ｓはドラフト機構１０３を経て
糸となる。この糸に以下に述べる加撚機構１０２を経て
紡績糸となる。加撚機構１０２は、ボビン２が挿着され
るスピンドル軸１と、ボビン２の長手方向に沿って上下
動自在でありトラバース可能なリングレール４と、リン
グレール４に固定されたリング５と、リング５に挿着さ
れて周方向に走行自在なトラベラー７と、バルーン制御
リング９と、スネルワイヤ８とを下から上へと配列した
ものである。スピンドル軸１は複数錘に共通のベルト３
で通常１〜２万ＲＰＭ前後の高速回転している。糸Ｙ
は、スネルワイヤ８及びバルーン制御リング９及びトラ
ベラー７を経てボビン２に巻き取られる。ボビン２が回
ると、トラベラー７は糸に引っ張られて、リング５の上
を走行し、糸に撚りを与える。上方から送られた糸の長
さに相当した分だけ、ボビン２とトラベラー７との間に
回転数の差があり、この長さだけボビン２に巻き取られ
る。すなわち、リング５とトラベラー７は回転数差を生
じさせるための摩擦抵抗体であると同時に、加撚作用を
巻取作用に変えるための走行方向変換機構となってい
る。この様なリング精紡機１０１は、紙面手前から紙面
向こうに延びるリングレール４に多数錘設けられてお
り、そのような多数錘のリング精紡機１０１の列が多数
台並べられている。

【０００３】トラベラー７は全長５ｍｍで幅１ｍｍにも
満たない小さな金具であって通常Ｃ字型状やクランプ状
をしており、リング５に挿着されている。このトラベラ
ー７はリング５上を１〜２万ＲＰＭ前後で高速回転する
ため摩耗する。そこで、１〜２週間毎にトラベラー７を
古いものから新しいものへと交換する必要があり、従来
よりトラベラー交換機による自動化が望まれるようにな
っている。そこで、本発明者は自動的にトラベラー交換
を行うトラベラー交換機、実願平４─７７４８６号等を
提案している。

【０００４】ところで、ドラフト機構１０３からの糸Ｙ
は、適当な張力を持って、スネルワイヤ８及びバルーン
制御リング９及びトラベラー７を経てボビン２に巻き取
られているので、満巻になったボビン２の交換時に、直
ぐさまスピンドル軸１の回転を止め、ボビン２につなが
っている糸Ｙを切り離すと、張力により糸Ｙがトラベラ
ー７やバルーン制御リング９やスネルワイヤ８等からは
ずれてしまい、ボビン２の交換の度に、トラベラー７や
バルーン制御リング９やスネルワイヤ８等への糸通しを
行わなくてはならない。

【０００５】そこで、満巻になったボビン２の交換は次
のようにして行うことにしている。先ず最初に、ボビン
２の長手方向に沿って上下動自在でありトラバース可能
なリングレール４を下限位置で止め、糸Ｙがスピンドル
軸の根元１ａに巻きつくようにした後、スピンドル軸１
の回転を止め、ボビン２につながっている糸Ｙを切り離
し、ボビン２をスピンドル軸１から取り出す。そして、
新しいボビン２をスピンドル軸１に挿入し、再び回転を
始めると、スピンドル軸の根元１ａからボビン２へ糸Ｙ
を戻し、ボビン２への糸巻きを開始する。こうすると、
張力により糸Ｙがトラベラー７やバルーン制御リング９
やスネルワイヤ８等からはずれてしまうことがなく、ボ
ビン２の交換の度に、トラベラー７やバルーン制御リン
グ９やスネルワイヤ８等への糸通しを行う必要もない。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、満巻に
なったボビン２の交換の度に、スピンドル軸の根元１ａ
に糸Ｙを巻きつけるので、糸屑がスピンドル軸の根元１
ａに堆積し、定期的、或いは随時、糸屑を除去する作業
が必要とされる。従来この糸屑を除去する作業は人手に
よっており、カッターを所持した作業員がボビン２毎に
廻って除去するので、ボビン２を多数錘を有するリング
精紡機１０１の糸屑を除去するとなると、熟練者でも相
当の時間を要し、糸屑除去要員が必要であるという問題
点を有していた。

【０００７】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、トラベラー
を交換する際に、スピンドル軸の根本に堆積した糸屑も
除去する糸屑除去装置を備えたトラベラー交換機を提供
するところにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のトラベラー交換機は、リング精紡機に沿っ
て、走行自在、且つ、ボビン毎に停止可能であり、トラ
ベラー交換手段を有するトラベラー交換機であって、リ
ング精紡機のスピンドル軸に対して、進出又は退避可能
な糸屑除去装置を設けたものである。

【０００９】

【作用】リング精紡機に沿って、走行自在、且つ、ボビ
ン毎に停止可能であり、トラベラー交換手段を有するト
ラベラー交換機であって、リング精紡機のスピンドル軸
に対して、進出又は退避可能な糸屑除去装置を設ける
と、トラベラーを交換する際に、スピンドル軸の根本に
堆積した糸屑も除去できる。

【００１０】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は本発明のトラベラー交換機６における糸屑
除去装置１３を示す斜視図、図２は糸屑除去装置１３の
作用図である。

【００１１】図１において、１１はトラベラー交換機の
動作部、５０はリングレール４に沿って走行するための
車輪である。この動作部１１に、糸屑除去装置１３が設
けられている。

【００１２】糸屑除去装置１３は、スピンドル軸の根本
１ａに設けられている溝１ｂを検出する溝検出器２６
と、その溝１ｂに沿って移動しスピンドル軸の根本１ａ
に巻きついた糸を切るカッター１４と、スピンドル軸の
根本１ａを押圧してスピンドル軸の根本１ａと共に切ら
れた糸の他端側を挟持する糸押さえ２９と、切られた糸
を吸い取る除去装置２５からなる。

【００１３】溝検出器２６は、後述するトラベラー交換
機６のローラ１７の制御部と連動しており、後述するト
ラベラー交換の際のステーションＳ１において、ボビン
２を後述のトラベラー交換機６のローラ１７により逆転
させ糸を弛ませる作業中にスピンドル軸の根本１ａに設
けられている溝１ｂを検出し、溝１ｂをカッター１４の
進出する位置に停止するようにローラ１７の制御部に信
号を送るものである。その構造は、図２（ａ）に示すよ
うに、溝１ｂに一端が係合する係合子４２と、係合子４
２の溝検出器２６内の他端側でスピンドル軸の根本１ａ
に係合子４２を付勢するバネ４３と、係合子４２の溝検
出器２６内の他端側で係合子４２の移動を検出するリミ
ットスイッチ４４とからなる。

【００１４】図２により、糸屑除去装置１３の作用を説
明する。スピンドル軸の根本１ａには、図に示すように
糸屑Ｙが巻きついており、その糸屑の除去は後述するト
ラベラー交換の際のステーションＳ１において、ボビン
２を後述のトラベラー交換機６のローラ１７により逆転
させ糸を弛ませる作業中に行われる。図２（ａ）おい
て、カッター１４のスピンドル軸の根本１ａへ進出する
位置と同位置へ溝検出器２６が、進出し待機し、図１に
示すローラ１７によりボビン２と共にスピンドル軸が回
転して溝１ｂが溝検出器２６の待機位置にくると、係合
子４２が溝１ｂと係合し矢印４５方向に移動する。それ
をリミットスイッチ４４が検知して、ローラ１７の制御
部に信号を送りローラ１７の回転を止め、溝１ｂをカッ
ター１４の進出する位置に停止させる。そして、糸押さ
え２９が、スピンドル軸の根本１ａを押圧してスピンド
ル軸の根本１ａと共に後述するカッター１４により切ら
れる糸の他端側を挟持する位置に進出する。その後、溝
検出器２６が後退する。

【００１５】図２（ｂ）おいて、溝検出器２６と入れ代
わるようにして、カッター１４がスピンドル軸の溝１ｂ
に進出し、矢印２８に示す如く軌跡を描いて移動し、ス
ピンドル軸の根本１ａに巻きついた糸屑Ｙを切り後退す
る。図２（ｃ）おいて、カッター１４と入れ代わり除去
装置２５が溝１ｂに進出し、切られた糸屑Ｙの一端Ｙ１
を吸引して後退する。この時、切られた糸屑Ｙの他端Ｙ
２は糸押さえ２９により押さえられているので吸引され
ないで残り、除去装置２５の後退と共に糸屑Ｙの一端Ｙ
１側がスピンドル軸の根本１ａから剥がされる。その
後、除去装置２５の後退より少し遅れて糸押さえ２９も
後退し、切られた糸屑Ｙの他端Ｙ２側の拘束を解き、更
に除去装置２５が後退すると、切られた糸屑Ｙの他端Ｙ
２側もスピンドル軸の根本１ａから剥がされる。ところ
で、溝検出器２６・糸押さえ２９・カッター１４・除去
装置２５等の上述の様な動きは、動作部１１に組み込ま
れたカム等により行われる。

【００１６】尚、溝１ｂをカッター１４の進出する位置
に停止させる方法は、溝検出器２６の代わりに、係合子
４２を備えた軸をカッター１４のスピンドル軸の根本１
ａへ進出する位置と同位置へ進出させ、スピンドル軸側
に押圧しながら待機させておき、スピンドル軸の溝１ｂ
が係合子４２と係合する位置となったときにその係合に
より、強制的にスピンドル軸の回転を止めて、溝１ｂを
カッター１４の進出する位置に停止させることもでき
る。又、除去装置２５は、切られた糸を吸い取る物の他
に、切られた糸を挟んで除去するクランプ状をした物
や、切られた糸を巻取り剥がすスピンドル状の物でもよ
い。

【００１７】次に、図３により、トラベラー交換機６全
体について説明する。図３において、トラベラー交換機
６は、動作部１１と、該動作部１１を昇降自在に保持す
る台車部１２とからなっている。台車部１２は側面視で
上部３０、側部３１及び下部３２の略Ｚ型の枠組になっ
ており、上部３０に支柱３３が立設され、枠組の側部３
１にレール１０に乗る２個の動作用車輪３４が軸支さ
れ、枠組の下部３２に４個の運搬用車輪３５が軸支され
ている。枠組の下部３２は側部３１に対して９０°より
やや小さい角度θで設けられており、動作用車輪３４が
レール１０に乗り動作部１１がリングレール４に寄りか
かった状態（図示の実線状態）では、運搬用車輪３５は
フロア３６より浮き上がっている。運搬用車輪３５がフ
ロア３６に乗っていると、支柱３３及び動作部１１は傾
いた状態（図示の二点鎖線状態）となっている。この
時、動作部１１の重心Ｇは運搬用車輪３５の中間を指向
するようになっている。なお、３７は電源操作部であ
り、台車部１２とは別の台車に載せて台車部１２に連結
する構造とすることもできる。

【００１８】動作部１１はリングレール４に寄りかかっ
て走行させるための走行手段としての車輪５０を有して
いる。また、動作部１１は支柱３３にリニアベアリング
等を介して昇降自在であると共に、スプリング３８で動
作部１１の重量を支えつつリングレール４の往復動区間
Ｌ内の何処でも追随可能に保持されている。この車輪５
０で動作部１１のリングレール４に寄りかかった状態が
保持され、車輪５０の駆動で動作部１１がリングレール
４に沿って走行する。

【００１９】図４により車輪５０を更に詳しく説明す
る。図４（ａ）は断面図、同図（ｂ）は同図（ａ）のＡ
−Ａ断面図である。この車輪５０の外周凹部はリングレ
ール４のコーナーに密着し、リンクとカム機構により駆
動される。すなわち、固定軸７０に中間回転体７１が回
転自在に支持されており、中間回転体７１に車輪５０が
回転自在に支持されている。中間回転体７１に爪車７１
ａが取り付けられ、この爪車７１ａに一方向で噛み合
い、他方向で滑るラッチ７２が車輪５０に取り付けられ
ている。また、中間回転体７１の外周にはカム列７３に
より往復動するリンク７４が連結されている。このカム
列７３はトラベラー挿着装置などの各機器を作動させる
ためのものであり、予め決められたタイミングでリンク
７４が往復動する。リンク７４が矢印方向に移動する
と、爪車７１ａとラッチ７２を介して車輪５０が矢印方
向に回転し、動作部がリングの配列ピッチに相当する距
離だけ速やかに走行する。そして、図示されない位置決
め機構でリングレール４のリングに位置決めされるよう
になっている。なお、リンクとカム機構に代わり、車輪
５０をモータで回転駆動することもできる。

【００２０】上述したトラベラー交換機６のリング精紡
機への装着と運搬を以下に説明する。図３において、二
点鎖線で図示のように、運搬用車輪３５でフロア３６に
乗せた状態では、動作部１１の重心Ｇは運搬用車輪３５
の中間に位置しており、自立状態を保ったまま安定して
いる。したがって、オペレータが動作部１１等を押して
トラベラー交換機６の全体を所定のリング精紡機の側ま
で運搬できる。そして、二点鎖線の位置まで運搬する
と、オペレータが動作部１１を矢印３９方向に傾ける
と、まず運搬用車輪３４がレール１０に乗り、ついで動
作部１１の高さをリングレール４が停止している高さに
合わせ、車輪５０をリングレール４に密着させて実線の
装着状態となる。実線のようにリングレール４に寄りか
かった動作部１１の重量は動作用車輪３４で支えられ、
運搬用車輪３５はフロア３６から浮き上がっている。

【００２１】そして、リング交換に際しては、図４のリ
ンク７４によって車輪５０が所定の回転をし、動作部１
１がリングレール４のリングの配列ピッチ毎の走行が可
能となっている。

【００２２】なお、図５は台車部の他の実施例を示す図
である。図５（ａ）のものは、図３の２個の動作用車輪
３４が運搬用車輪を兼ねている点が異なる。そのため、
台車部１２の下部３２が図３より上方に位置しており、
この下部３２に図３の４個より少ない２個の運搬用車輪
３５が設けられている。運搬時のフロア３６のレベルは
動作時には二点鎖線まで上がるため、オペレータがリン
グ精紡機の側までトラベラー交換機６の全体を運搬した
後、全体を持ち上げて動作用車輪３４をレール１０に載
せる。また、図５（ｂ）のものは、図１の運搬用車輪３
５が動作用車輪と運搬用車輪を兼ねる点が異なる。車輪
４０が動作部１１の走行精度に影響を与えることがない
ように、スプリング４１を介して車輪４０が支持されて
いる。運搬時には２点鎖線のように、車輪４０がフロア
３６上を走行する。なお、レール１０がない場合には、
フロア３６上を走行させることになるので、図５（ｂ）
の如く動作用車輪３４が運搬用車輪を兼ねる構造が好ま
しい。

【００２３】つぎに、トラベラー交換機６器が搭載され
た動作部１１の概要を図６及び図７で説明する。図６は
動作部の正面図、図７は動作部の上面図である。動作部
１１は３つのステーションＳ１，Ｓ２，Ｓ３に区分され
る。ステーションＳ１には位置決め板１６とローラ１７
とレバー２７とが設けられ、ステーションＳ２には回収
ボックス１５とローラ１８とテンサ２０と糸寄せレバー
２１とトラベラー取り外し装置２２とトラベラー挿着装
置２３とが設けられ、ステーションＳ３にはローラ１９
と弛み除去装置２４とが設けられている。

【００２４】つぎに、上述した動作部１１によるトラベ
ラー交換手順を説明する。ステーションＳ１で糸を弛ま
せ、スピンドル軸の根本１ａの糸屑除去を行い、ステー
ションＳ２でトラベラーの交換を行い、ステーションＳ
３で糸を張るように役割分担している。ステーションＳ
１では、ローラ１７が中央のボビン２に位置しており、
中央のボビン２を逆転させ、糸を弛ませると、同時に、
糸屑除去装置１３により、糸屑を除去しておく。そし
て、動作部１１が１ピッチＰだけ図面左側に走行しステ
ーションＳ２の図示の状態となる。この時、トラベラー
７が次に述べるトラベラー取り外し装置２２の作動位置
と干渉する場所から外れるように、レバー２７がトラベ
ラー７を少し移動させる。そして、位置決め板１６が進
出してリング５に嵌入して位置決めされる。つぎに、テ
ンサ２０により糸Ｙが貯められ、糸Ｙは所定の糸張力で
繰り出し又は送り込みができるようになる。そして、ト
ラベラー取り外し装置２２の先端がリング５の上に進出
し、ローラ１８がボビン２を正転させてトラベラー７を
走行させ、トラベラー７をトラベラー取り外し装置２２
の先端に引っ掛ける。つぎに、糸寄せレバー２１が糸を
リング５を横切るように寄せ、トラベラー挿着装置２３
が新たなトラベラー７を挿着した後、トラベラー取り外
し装置２２が古いトラベラーを取り外して回収ボックス
１５に入れる。そして、テンサ２０や糸寄せレバー２１
もトラベラー取り外し装置２２やトラベラー挿着装置２
３が退避し、動作部１１が１ピッチＰだけ図面左側に走
行する。そして、ローラ１９がボビンを正転させて弛ん
だ糸Ｙを巻き取り、弛み除去装置２４で完全に糸が張っ
た状態にする。

【００２５】

【発明の効果】この様に本発明のトラベラー交換機は、
リング精紡機に沿って、走行自在、且つ、ボビン毎に停
止可能であり、トラベラー交換手段を有するトラベラー
交換機であって、リング精紡機のスピンドル軸に対し
て、進出又は退避可能な糸屑除去装置を設けることによ
り、トラベラーを交換する際に、スピンドル軸の根本に
堆積した糸屑も除去するようにしているので、従来のよ
うに糸屑除去要員がカッターを所持してボビン毎に廻っ
て糸屑を除去するための作業を必要としない。その結
果、多数錘を有するリング精紡機の糸屑を除去であって
も、そのための糸屑除去要員や時間を要せず、省時間、
省人員に寄与する。

【図面の簡単な説明】

【図１】トラベラー交換機の糸屑除去装置を示す斜視図
である。

【図２】糸屑除去装置の作用図である。

【図３】トラベラー交換機の全体を示す図である。

【図４】動作部の車輪の構造図である。

【図５】他のトラベラー交換機の側面図である。

【図６】トラベラー交換機の動作部の正面図である。

【図７】トラベラー交換機の動作部の上面図である。

【図８】リング精紡機の正面図である。

【符号の説明】

６ トラベラー交換機 １ａ スピンドル軸の根本 １ｂ スピンドル軸の溝 ２ ボビン １１ 動作部（トラベラー交換手段） １３ 糸屑除去装置 ５０ 車輪 １０１ リング精紡機

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 リング精紡機に沿って、走行自在、且
   つ、ボビン毎に停止可能であり、トラベラー交換手段を
   有するトラベラー交換機であって、リング精紡機のスピ
   ンドル軸に対して、進出又は退避可能な糸屑除去装置を
   設けたトラベラー交換機。