JPH0618432Y2 - 自走農機の車速制御装置 - Google Patents

自走農機の車速制御装置

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JPH0618432Y2
JPH0618432Y2 JP7565987U JP7565987U JPH0618432Y2 JP H0618432 Y2 JPH0618432 Y2 JP H0618432Y2 JP 7565987 U JP7565987 U JP 7565987U JP 7565987 U JP7565987 U JP 7565987U JP H0618432 Y2 JPH0618432 Y2 JP H0618432Y2
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JP
Japan
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vehicle speed
self
engine
sensor
propelled agricultural
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JP7565987U
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JPS63186130U (ja
Inventor
宣広 石井
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は無線操作により走行し、作業時に負荷が大きく
なると、自動的に車速を制御する自走農機に関するもの
である。
(ロ)従来技術 従来から芝刈機等において車速自動制御は行われてお
り、リールモアやディスクモア等の作業機の負荷が増加
するとエンジン回転数が減少するので、その時車速を低
下させて走行負荷を低下させて、回転数を定格域まで上
昇させるように構成していたのである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、芝密度に急激な変化があったり、刈刃に刈芝が
頻繁にからみ付いたりしたときには、エンジン回転数の
急激な低下を生じ、エンジンの回転数を定格域まで復帰
させるのに車速を低下させるだけではおぼつかないので
ある。よって、刈刃を駆動する油圧ポンプ、油圧モータ
ーの効率低下をも引き起こし、ムラ刈り、トラ刈りが発
生し、最悪のときにはエンジンが停止して、無線操縦が
できなくなっていたのである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案はこのような問題を解消するために、次の如く構
成したものである。
エンジン11の回転数及び本機に付設した作業機の負荷
を検出するセンサーを設け、該センサーの検出値をフィ
ードバックして走行速度を制御すべく構成された自走農
機において、前記センサーの検出値が設定範囲を越える
とソレノイドバルブを作動させて作業巾を減少し、エン
ジン11の回転数を定格回転数に復帰させるべく構成し
たものである。
(ホ)実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面に示した
芝刈機を自走農機の実施例としてその構成を説明する
と。
第1図は無線式芝刈機の全体側面図。第2図は車速制御
ブロック図。第3図同じく他の実施例を示すブロック
図。第4図は通常の刈り取りを示す平面図。第5図はサ
イドモアの片方を挙げた状態を示す平面図。第6図はサ
イドモアの刈巾を縮小した場合の刈り取りを示す平面図
である。
第1図にて全体構成から説明すると、1は駆動輪である
前輪、2は操向輪である後輪であり、機体前方にアーム
3L・3Rを突出し、前端にフロントモア4L・4Rを
吊設し、前輪1・1間にミッドモア4Mを突設してい
る。また、前輪1と後輪2の間の機体側部にサイドアー
ム5L・5Rを突出し、その先端にサイドアーム6L・
6Rを吊設し、油圧シリンダーにて昇降可能としてい
る。
芝刈機は手動により操作することもできるが、座席7後
部に設けたアンテナ9より送信機からの電波を受信して
無線操縦でき、アンテナ9からの信号は受信機10より
制御回路14に出力して操向及び作業機の昇降、回転数
制御等を行うことができる。また、負荷を検知して自動
的に車速や刈取を制御しているのである。
即ち、エンジン11の出力軸11aに回転数センサー
(またはトルクセンサー)12を設けて計数器13にて
カウントし、制御回路14に出力する。また、出力軸1
1aよりクラッチ15を介してHST変速装置16に動
力が伝えられ、その変速は変速レバー17上端に連設し
た油圧シリンダー19の伸縮により行われる。該変速レ
バー17の回動基部にはその回転角を検知するセンサー
20が設けられ、制御回路14にフィードバックされて
いる。前記油圧シリンダー19はソレノイドバルブ21
の切り換えにより伸縮され、該ソレノイドバルブ21は
制御回路14にて制御されている。
また、前記HST変速装置16の出力側にはトランスミ
ッション22を介して油圧ポンプ23が連設され、該油
圧ポンプ23から圧力センサー25を介してフロントモ
ア4及びサイドモア6の油圧モーターを駆動し、フロン
トモア4及びサイドモア6はそれぞれ油圧シリンダーに
て昇降される。該油圧シリンダーはソレノイドバルブの
切り換えにより伸縮し、負荷が大きくなるとソレノイド
バルブ27Lまたは27Rが制御回路14にて制御され
て油圧シリンダー26Lまたは26Rを伸長し、サイド
モア6Lまたは6Rを上昇させるのである。上記サイド
モアの昇降は操作パネル上で左又は右を選択でき、表示
回路29にて表示される。また、油圧シリンダー26L
または26Rを伸長してサイドモアを上昇させるときに
は前記変速レバー17を更に減速側に回動すべく構成
し、エンストを防止している。
第3図も負荷を軽減するために刈巾を縮小するための実
施例であり、左右のサイドアーム5′を油圧シリンダー
30にて伸縮可能とし、サイドモアを内側方向に平行に
摺動させて刈り巾を減少させているのである。つまり。
センサーからの負荷信号を制御回路14にて演算し、ソ
レノイドバルブ31を切り換えて油圧シリンダー30を
制御しているのである。
また、第7図は刈巾を調節可能なロータリーモア平面
図。第8図は同じく正面断面図。第9図は同じく刈取状
態を示す平面図であり、リールモアの代わりにロータリ
ーモアを使用したときに刈り巾を減少させる実施例であ
り、その構成を説明すると。
ロータリーモアはブレードケース34に枢支軸35・3
6・37を適宜間隔をおいて立設し、該枢支軸35・3
6・37下端にブレード40・41・42を固設し、上
部のプーリーケース49内にプーリー43・44・45
を該プーリー43・44・45及びテンションプーリー
46にベルト47を巻回している。そして、ブレードケ
ース34の排出口34aから一番遠いプーリー43に電
磁クラッチ50を設け、中央の枢支軸36をギヤボック
ス51に連設して動力を得ている。故に、刈取時には排
出口34aを未刈り側に位置させて第9図のように作業
を行い、作業時に負荷が大きくなったときには電磁クラ
ッチ50をOFFにして排出口から遠いブレード40の
回転を停止させて負荷を軽減し、刈芝の排出をも容易と
したのである。
(ヘ)考案の作用 このような構成において作業を行うと、エンジン11の
回転数は回転数センサー12から信号が計数器13を経
て制御回路に入力され、その値が設定値以下に下がると
ソレノイドバルブ21を切り換えて油圧シリンダー19
を作動させて変速レバー17を回動し、減速させて速度
を低下させている。そして同時に、左または右のサイド
モアを選択してソレノイドバルブ27を切り換えて油圧
シリンダー26を伸長させ、サイドモア6を上昇させて
第5図に示すように刈り巾を減少して負荷を軽減するの
である。
また油圧ポンプ23からの圧油を測定する圧力センサー
25が一定以上高くなると、前記同様にソレノイドバル
ブ21・27を作動させて、車速を低下させて、刈り巾
を減少させるのである。そして。一定時間がたてば自動
的に復帰して刈り巾を元の巾に戻すように構成してい
る。
また、回転数が低下したり、圧力が低下して負荷が大き
くなると、第3図に示すように、ソレノイドバルブ21
を作動させて減速させると共に、ソレノイドバルブ31
を作動させてサイドアーム5′を縮小し、第6図に示す
ように刈り巾を狭くして負荷を軽減させることもできる
のである。
(ト)考案の効果 以上のような構成により、本考案は次のような効果が得
られるのである。
即ち、負荷が大きくなれば自動的に、車速を減少すると
共に、刈り巾も減少させるので、エンジンの回転数を一
定域に保持できるようになり、刈りムラ等の発生がなく
なったのである。また、エンジンの停止も防げるように
なり、作業性の向上が図れたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は無線式芝刈機の全体側面図。第2図は車速制御
ブロック図。第3図同じく他の実施例を示すブロック
図。第4図は通常の刈り取りを示す平面図。第5図はサ
イドモアの片方を挙げた状態を示す平面図。第6図はサ
イドモアの刈巾を縮小した場合の刈り取りを示す平面
図。第7図は刈巾を調節可能なロータリーモア平面図。
第8図は同じく正面断面図。第9図は同じく刈取状態嵩
示す平面図である。 11…エンジン、12…回転数センサー 21・27…ソレノイドバルブ 25…圧力センサー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン11の回転数及び本機に付設した
    作業機の負荷を検出するセンサーを設け、該センサーの
    検出値をフィードバックして走行速度を制御すべく構成
    された自走農機において、前記センサーの検出値が設定
    範囲を越えるとソレノイドバルブを作動させて作業巾を
    減少し、エンジン11の回転数を定格回転数に復帰させ
    るべく構成したことを特徴とする自走農機の車速制御装
    置。
JP7565987U 1987-05-19 1987-05-19 自走農機の車速制御装置 Expired - Lifetime JPH0618432Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7565987U JPH0618432Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19 自走農機の車速制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7565987U JPH0618432Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19 自走農機の車速制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63186130U JPS63186130U (ja) 1988-11-29
JPH0618432Y2 true JPH0618432Y2 (ja) 1994-05-18

Family

ID=30922011

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7565987U Expired - Lifetime JPH0618432Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19 自走農機の車速制御装置

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JP (1) JPH0618432Y2 (ja)

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JPS63186130U (ja) 1988-11-29

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