JPH0618387A - 圧縮強度の測定方法および測定装置 - Google Patents

圧縮強度の測定方法および測定装置

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JPH0618387A
JPH0618387A JP19474492A JP19474492A JPH0618387A JP H0618387 A JPH0618387 A JP H0618387A JP 19474492 A JP19474492 A JP 19474492A JP 19474492 A JP19474492 A JP 19474492A JP H0618387 A JPH0618387 A JP H0618387A
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JP
Japan
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sample
measuring
compressive strength
container
length
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Pending
Application number
JP19474492A
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English (en)
Inventor
Hideaki Tachibana
英明 橘
Kazuaki Takakura
和昭 高倉
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JGC Catalysts and Chemicals Ltd
Original Assignee
Catalysts and Chemicals Industries Co Ltd
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Publication date
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の成型触媒や担体の圧縮強度を連続的か
つ自動的に測定する。 【構成】 移送アーム20の先端部で試料8の後端部を
押すことにより試料8を測定ステージ14に進出させ、
移送アーム20の左進が停止したとき、マグネスケール
22により試料8の長さ(mm)を測定する。次いで、試
料8を開口36から容器32内に投入し、加圧モータM
2を駆動して容器32を上昇させ、加圧床31の上昇に
伴い、試料8が加圧棒34の下端部35に下方から当接
する間に加わる荷重(kg) を、ロードセル40によって
測定する。その後、容器32を下降させ、スクレーパー
33を左方へ摺動させて、破壊された試料粉をシュート
37から排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成型した触媒や担体の
圧縮強度を自動的に測定する方法と、その測定装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】成型触媒を反応器等に充填したとき、当
該触媒にかかる荷重に対する強さは、圧縮強度によって
表される。この圧縮強度は、通常、ペレット状に成型さ
れた触媒の長さ(mm)に対する破壊強度(kg)として表
されるので、圧縮強度の単位はkg/mmとなる。
【0003】そこで、従来は、例えば触媒等の長さ(m
m)をノギスで測定した後、破壊強度を木屋式硬度計に
より測定して圧縮強度を求めていた。木屋式硬度計は、
周知のように、試料台に載置した試料に対して上方から
加圧円柱を手動にてゆっくり降下させ、試料台と加圧円
柱の間に挟まれて圧縮された試料が圧壊したときの荷重
値を破壊強度(kg)とするものである。
【0004】しかしながら、多数の成型触媒の圧縮強度
を検査する場合、同じ測定を手作業で何度も繰り返すこ
とは煩雑であると共に、測定には長時間を要していた。
【0005】
【発明の目的】本発明は前記問題点を解決するためのも
のであり、その目的は、多数の成型触媒や担体の圧縮強
度を連続的かつ自動的に測定する方法と、その測定装置
を提供することにある。
【0006】
【発明の概要】本発明に係る圧縮強度の測定方法は、成
型試料の長さを測定・記録した後、該試料を圧壊し、こ
のときの破壊強度を測定・記録し、両記録値から圧縮強
度を自動演算することを特徴とするものである。
【0007】また、本発明に係る圧縮強度の測定装置
は、長さ測定部と破壊強度測定部とからなる圧縮強度測
定装置であって、前記長さ測定部は、複数の成型試料を
並置可能なサンプルマガジンと、前記試料を前記破壊強
度測定部に移送する手段と、該移送手段に接続された長
さ測定手段とを有し、また、前記破壊強度測定部は、内
部に前記移送された試料を圧壊する手段を具え、かつ、
底部にスクレーパーを具えた容器と、前記圧壊手段に接
続された荷重測定手段とを有してなることを特徴とする
ものである。
【0008】
【発明の具体的な説明】以下、図面に基づいて本発明の
好適な実施例を説明する。図1は圧縮強度の自動測定装
置の説明図であり、同装置は長さ測定部10と破壊強度
測定部30とから構成されている。
【0009】長さ測定部10は、多数の試料8を並置す
ることのできるサンプルマガジン12を中央に挟んで、
該マガジン12と同じ高さレベルの両側には、後述する
円筒容器32側に測定ステージ14と、その反対側にガ
イドステージ16とを配置する。
【0010】サンプルマガジン12は、図2に側面図を
もって示すように、ペレット状の試料8を載置するため
の多数のV溝13を表面に有したラック形状をしてい
る。サンプルマガジン12は試料8の径に応じて、適当
な大きさのV溝を形成したものを複数個用意しておく。
符号18はサンプルマガジン12の位置決め用ハンマー
であり、同マガジン12の上方に配置される。
【0011】図1に戻って説明を続けると、サンプルマ
ガジン12、測定ステージ14およびガイドステージ1
6と直交させて移送アーム20を配置し、同アーム20
の後部にはマグネスケール22を接続する。
【0012】一方、破壊強度測定部30は、試料8を収
容して加圧するための円筒容器32と、ロードセル40
とによって構成される。円筒容器32は、加圧床31と
なる該容器32の底面上を水平方向に摺動可能なスクレ
ーパー33を具え、かつ、容器32の上部開口からは受
圧棒34が容器32の軸方向に摺動自在に支持されてい
る。
【0013】受圧棒34の下端部は多少大径として、ス
クレーパー33の上下方向に貫通した穿孔に遊嵌可能と
し、スクレーパー33の平坦な下端部35と前記加圧床
31との間に試料8を挟むことができるようになってい
る。受圧棒34の上端部はロードセル40に接続する。
【0014】上記各部材は、後記するように所定の移動
を自動的に行うが、当該移動は次のモータによって行
う。符号M1は、移送アーム20を図1において左右方
向へ移動させるためのモータ、符号M2は、円筒容器3
2を上下移動させるためのモータ、符号M3は、スクレ
ーパー33を左右移動させるためのモータ、符号M4
は、サンプルマガジン12を前後移動させるためのモー
タ、符号M5は、ハンマー18を上下移動させるための
モータである。
【0015】また、上記各モータには、各部材の特定の
位置を検出・制御するためのリミットスイッチが付設さ
れているが、当該リミットスイッチについては後述する
測定操作において説明する。なお、符号36は、試料8
を投入するために円筒容器32の側壁に設けた開口であ
り、符号37は、圧砕した試料粉を排出するためのシュ
ートである。
【0016】次に、上記装置による測定操作を説明す
る。 (1)準備 サンプルマガジン12に測定すべき複数個の試料8を載
せ、CPU(演算・制御部)44に、予め日付、タイト
ル、圧力上限値、圧力下限値等を入力する。続いて、以
下の操作を行うが、これらの操作はCPU44の制御
下、自動的に実行される。
【0017】(2)サンプルマガジンの固定 マガジン走行モータM4を駆動してサンプルマガジン1
2を前進させ、リミットスイッチLS40(図2参照)
が最初のV溝13を検出したら、走行モータM4を停止
する。次いで、ハンマーモータM5を駆動してハンマー
18を下降させ、同ハンマー18の先端部を前記最初の
V溝13に嵌合させてサンプルマガジン12の位置を固
定する。
【0018】(3)長さ測定 アームモータM1を駆動して、移送アーム20を左方へ
移動し、ブランク距離を測定する。次いで、マガジン走
行モータM4を駆動してサンプルマガジン12をV溝1
個分だけ前進させ、その後、移送アーム20の先端部で
試料8の後端部を押すことにより試料8を測定ステージ
14に進出させ、試料8が容器32の外壁に当接して停
止するまで押圧する。移送アーム20の左進が停止した
とき、マグネスケール22により試料8の長さ(mm)を
測定する。この測定値は表示部24を経由して、CPU
44に送られる。
【0019】(4)試料の投入 アームモータM1を逆転して、移送アーム20を右方へ
少し戻した後、加圧モータM2を駆動して、容器32を
上昇させ、リミットスイッチLS22が開口36の位置
を検知したら、モータM2を停止して容器32の上昇を
停止させる。次いで、アームモータM1を駆動して、移
送アーム20を左進させ、試料8を開口36から容器3
2内に投入する。このとき、リミットスイッチLS12
が左進限を検知し、投入完了後、引き続いてアームモー
タM1を逆転して、リミットスイッチLS11が右進限
を検知するまで、移送アーム20を後退させる。
【0020】(5)強度測定 加圧モータM2を駆動して、容器32を更に上昇させ
る。この際、リミットスイッチLS23が加圧開始位置
を検知するまでは、高速上昇させ、それ以降、リミット
スイッチLS24が上昇限を検知するまでは、緩速上昇
させる。
【0021】加圧床31の上昇に伴い、試料8が加圧棒
34の下端部35に下方から当接する間に加わる荷重
(kg) を、ロードセル40によって測定する。当該測定
値はインジケータ42を経由してCPU44に伝達され
る。このとき、測定値は試料8と加圧棒34との接触
後、徐々に増加し、試料8の破壊点で極大値をとる。破
壊点を経過した後は、一旦、減少するが再び上昇に転じ
る。CPU44には、当初設定した圧力上限値と圧力下
限値の間の極大値のデータが記録される。
【0022】(6)試料の排出 加圧モータM2を逆転して、リミットスイッチLS21
が下降限を検知するまで容器32を下降させる。下降が
停止した後、スクレーパーモータM3を駆動してスクレ
ーパー33を左方へ摺動させ、破壊された試料粉をシュ
ート37から排出する。その後、スクレーパーモータM
3を逆転させ、スクレーパー33を元の位置に戻す。ス
クレーパー33の移動位置はリミットスイッチLS31
とLS32により制御される。
【0023】(7)繰り返し操作 マガジン走行モータM4を駆動してサンプルマガジン1
2をV溝1個分前進させ、以降、上記(2)〜(6)の
操作を測定すべき試料分繰り返す。CPU44では、上
記操作によって記録された長さ測定値と破壊強度測定値
とから、圧縮強度(kg/mm)およびその平均値等を演算
する。図3は上記操作を示すフローチャートである。
【0024】
【発明の効果】本発明の圧縮強度の測定方法によれば、
圧縮強度を連続的かつ自動的に測定することができるの
で、多数の成型触媒や担体の圧縮強度を検査する場合、
手作業で同じ測定を何度も繰り返す必要がなく、しか
も、短時間に検査を行うことができる。
【0025】また、本発明の圧縮強度の測定装置は、所
定のサンプルマガジンおよびスクレーパーを具えて構成
されているので、多数の試料を連続的かつ自動的に測定
するに際し、極めて便宜である。なお、本発明は上記ペ
レット状またはビード状の成型触媒および打錠触媒や担
体の他、ハニカム状など種々の成型物の圧縮強度の測定
にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧縮強度の自動測定装置の説明図である。
【図2】サンプルマガジンの側面図である。
【図3】圧縮強度の自動測定操作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10 長さ測定部 12 サンプルマガジン 20 移送アーム(移送手段) 22 マグネスケール(長さ測定手段) 30 破壊強度測定部 31 加圧床 32 容器 33 スクレーパー 34 受圧棒 40 ロードセル(荷重測定手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成型試料の長さを測定・記録した後、該
    試料を圧壊し、このときの破壊強度を測定・記録し、両
    記録値から圧縮強度を自動演算することを特徴とする圧
    縮強度の測定方法。
  2. 【請求項2】 長さ測定部と破壊強度測定部とからなる
    圧縮強度測定装置であって、前記長さ測定部は、複数の
    成型試料を並置可能なサンプルマガジンと、前記試料を
    前記破壊強度測定部に移送する手段と、該移送手段に接
    続された長さ測定手段とを有し、また、前記破壊強度測
    定部は、内部に前記移送された試料を圧壊する手段を具
    え、かつ、底部にスクレーパーを具えた容器と、前記圧
    壊手段に接続された荷重測定手段とを有してなる圧縮強
    度測定装置。
JP19474492A 1992-06-29 1992-06-29 圧縮強度の測定方法および測定装置 Pending JPH0618387A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104406851A (zh) * 2014-11-28 2015-03-11 上虞市宏兴机械仪器制造有限公司 球团压力测定装置
CN113075031A (zh) * 2021-02-08 2021-07-06 浙江大合检测有限公司 一种砼抗压强度现场检测设备
KR102309132B1 (ko) * 2021-01-21 2021-10-06 이성해 배터리 분말 소성 경도 측정장치

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