JPH03291548A - 粉末の圧縮成形特性を評価するための粉末圧縮成形方法および装置 - Google Patents
粉末の圧縮成形特性を評価するための粉末圧縮成形方法および装置Info
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- JPH03291548A JPH03291548A JP9315290A JP9315290A JPH03291548A JP H03291548 A JPH03291548 A JP H03291548A JP 9315290 A JP9315290 A JP 9315290A JP 9315290 A JP9315290 A JP 9315290A JP H03291548 A JPH03291548 A JP H03291548A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B11/00—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、粉末圧縮成形特性を評価するための粉末圧縮
成形方法および装置に関し、特に粉末薬剤、粉末食品、
粉末セラミックス、粉末金属などを圧縮成形する際に粉
末の圧縮成形特性を予め評価するための粉末圧縮成形方
法および装置に関する。
成形方法および装置に関し、特に粉末薬剤、粉末食品、
粉末セラミックス、粉末金属などを圧縮成形する際に粉
末の圧縮成形特性を予め評価するための粉末圧縮成形方
法および装置に関する。
従来、粉末の圧縮成形特性を評価する方法の一つとして
、一定量の粉末を一定圧縮力で成形した成形品を臼から
取出し、その破壊強度、硬度等を測定する方法が知られ
ている。
、一定量の粉末を一定圧縮力で成形した成形品を臼から
取出し、その破壊強度、硬度等を測定する方法が知られ
ている。
この場合、粉末に適した圧縮力が判らないまま設定圧縮
力で成形されるため、圧縮力が大きすぎたり、小さすぎ
ることがある。圧縮力が大きすぎると、例えば錠剤の場
合には、崩壊性や薬剤の溶出性の悪化が生じる。また、
小さすぎると、錠剤の硬度が充分でなくなる。従って、
適切でない圧縮力で圧縮成形した成形品の破壊強度、硬
度等の圧縮成形特性評価値をを測定または演算して求め
ても、粉末の圧縮成形特性を評価するには役立たない。
力で成形されるため、圧縮力が大きすぎたり、小さすぎ
ることがある。圧縮力が大きすぎると、例えば錠剤の場
合には、崩壊性や薬剤の溶出性の悪化が生じる。また、
小さすぎると、錠剤の硬度が充分でなくなる。従って、
適切でない圧縮力で圧縮成形した成形品の破壊強度、硬
度等の圧縮成形特性評価値をを測定または演算して求め
ても、粉末の圧縮成形特性を評価するには役立たない。
更に、成形品の破壊強度、硬度等が成形品の微視的なり
ラックによって影響を受けるので、加圧放出(圧縮成形
後、成形品を加圧した状態で臼から取り出すこと)を行
って、微視的なりランクの発生を防ぐことが知られてい
る。この場合、放出時にバネを用いて加圧されるので、
加圧力を任意に変えることが困難であり、それぞれの粉
末に適した加圧力を加え、この加圧力を確認することが
できない。
ラックによって影響を受けるので、加圧放出(圧縮成形
後、成形品を加圧した状態で臼から取り出すこと)を行
って、微視的なりランクの発生を防ぐことが知られてい
る。この場合、放出時にバネを用いて加圧されるので、
加圧力を任意に変えることが困難であり、それぞれの粉
末に適した加圧力を加え、この加圧力を確認することが
できない。
そこで、本発明は、粉末圧縮成形特性の正確な評価を可
能にする、粉末圧縮成形特性を評価するための粉末圧縮
成形方法および装置を提供することを目的とするもので
ある。
能にする、粉末圧縮成形特性を評価するための粉末圧縮
成形方法および装置を提供することを目的とするもので
ある。
この目的は、粉末圧縮成形特性を評価するための粉末圧
縮成形方法にあっては、臼に充填される成形用粉末の真
比重および重量から、粉末圧wi戒成形の所望の空隙率
に対応する、上杵先端部と下杵先端部間の距離を求め、
この距離に達するまで、上杵を下降させて臼中の粉末を
圧縮成形し、そのときの粉末圧縮力を測定することによ
って達成される。
縮成形方法にあっては、臼に充填される成形用粉末の真
比重および重量から、粉末圧wi戒成形の所望の空隙率
に対応する、上杵先端部と下杵先端部間の距離を求め、
この距離に達するまで、上杵を下降させて臼中の粉末を
圧縮成形し、そのときの粉末圧縮力を測定することによ
って達成される。
この場合、圧縮成形後、下杵に所定の押上げ力を加え、
上杵加圧シリンダを上昇させることにより、粉末圧縮成
形品に所定の圧縮力を加えながら、粉末圧縮成形品を臼
の外に放出することが望ましい。
上杵加圧シリンダを上昇させることにより、粉末圧縮成
形品に所定の圧縮力を加えながら、粉末圧縮成形品を臼
の外に放出することが望ましい。
更に、前記目的は、粉末圧縮成形特性を評価するための
粉末圧縮成形装置においては、臼と、この臼の成形室内
に滑動可能に挿入された上杵と、臼の成形室に滑動可能
に挿入され、下方への移動が制限されている下杵と、上
杵を押下げるための加圧シリンダと、上梓の変位を測定
するための変位計と、上杵加圧シリンダの押下げ力を測
定するための測定器とを備えていることによって達成さ
れる。
粉末圧縮成形装置においては、臼と、この臼の成形室内
に滑動可能に挿入された上杵と、臼の成形室に滑動可能
に挿入され、下方への移動が制限されている下杵と、上
杵を押下げるための加圧シリンダと、上梓の変位を測定
するための変位計と、上杵加圧シリンダの押下げ力を測
定するための測定器とを備えていることによって達成さ
れる。
この場合、下杵を押上げるための放出シリンダと、この
放出シリンダの押上げ力を測定するための測定器とを備
えていることが望ましい。
放出シリンダの押上げ力を測定するための測定器とを備
えていることが望ましい。
〔実施例]
次に、図に示した実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。図示実施例は、錠剤用粉末の圧縮成形特性を評価
するための粉末圧縮成形装置を示している。
する。図示実施例は、錠剤用粉末の圧縮成形特性を評価
するための粉末圧縮成形装置を示している。
図において、1は上杵、2は下杵、3は臼である。粉末
圧縮成形用テスターの架台4には4本の支柱5が立設さ
れ、この支柱5の上端には加圧シリンダ支持台6が固定
されている。この加圧シリンダ支持台6には上杵用加圧
シリンダ(上杵駆動部)7が載置固定されている。この
加圧シリンダ7はピストンロッド8を上杵1に押し当て
ることにより、上杵1を下降させる。
圧縮成形用テスターの架台4には4本の支柱5が立設さ
れ、この支柱5の上端には加圧シリンダ支持台6が固定
されている。この加圧シリンダ支持台6には上杵用加圧
シリンダ(上杵駆動部)7が載置固定されている。この
加圧シリンダ7はピストンロッド8を上杵1に押し当て
ることにより、上杵1を下降させる。
前記支柱5の下部には、ストレンゲージ9が組み込まれ
ている。このストレンゲージ9は、加圧シリンダ7によ
って上杵1に加えられる圧縮力(正確には圧縮力の反力
)を測定する。すなわち、上杵1からピストンロッド8
、加圧シリンダ7および加圧シリンダ支持台6を経て支
柱5に伝わる上杵1の反力を測定する。ストレンゲージ
9は4本の支柱5全部に取付けてもよいし、一部の支柱
5にのみ取付けてもよい。前記加圧シリンダ支持台6に
は、加圧シリンダ7のピストンロッド8の通過用の穴I
Oが形成されている。
ている。このストレンゲージ9は、加圧シリンダ7によ
って上杵1に加えられる圧縮力(正確には圧縮力の反力
)を測定する。すなわち、上杵1からピストンロッド8
、加圧シリンダ7および加圧シリンダ支持台6を経て支
柱5に伝わる上杵1の反力を測定する。ストレンゲージ
9は4本の支柱5全部に取付けてもよいし、一部の支柱
5にのみ取付けてもよい。前記加圧シリンダ支持台6に
は、加圧シリンダ7のピストンロッド8の通過用の穴I
Oが形成されている。
円柱状の上杵1はその上端の大径部において上杵ホルダ
ー11に懸吊保持され、この上杵ホルダー11はその他
端が円筒状ガイド12により前記支柱5に沿って上下に
滑動可能に案内されている。
ー11に懸吊保持され、この上杵ホルダー11はその他
端が円筒状ガイド12により前記支柱5に沿って上下に
滑動可能に案内されている。
上杵ホルダー11の途中には、差動トランス(変位計)
13の鉄心14が垂直方向下向きに取付けられている。
13の鉄心14が垂直方向下向きに取付けられている。
この鉄心14は支柱5に固定されたコイル15内に達し
ている。差動トランス13は上杵1の上下方向の変位を
測定する。
ている。差動トランス13は上杵1の上下方向の変位を
測定する。
前記架台4には更に、支柱5の中央側において、4本の
短い支柱16が立設されている。この支柱16の上端に
は打錠台17が固定されている。打錠台17には、臼3
がボルト18によって取外し可能に固定されている。臼
3の円筒状成形室19には、上杵1と下杵2が滑動可能
に挿入されている。更に、臼3の成形室19の内壁面近
くには、打錠後の壁面残留応力を測定するためのストレ
ンゲージ20が取付けられている。
短い支柱16が立設されている。この支柱16の上端に
は打錠台17が固定されている。打錠台17には、臼3
がボルト18によって取外し可能に固定されている。臼
3の円筒状成形室19には、上杵1と下杵2が滑動可能
に挿入されている。更に、臼3の成形室19の内壁面近
くには、打錠後の壁面残留応力を測定するためのストレ
ンゲージ20が取付けられている。
下杵2は上端部が上杵1と同径の円柱の形をし、その下
部が小径の円柱の形をしている。上端部と下部の間の段
差のところで下杵2は打錠台17に支持され、下方への
移動が制限されている。下杵2の小径下部は打錠台17
を貫通して下方へ延びている。
部が小径の円柱の形をしている。上端部と下部の間の段
差のところで下杵2は打錠台17に支持され、下方への
移動が制限されている。下杵2の小径下部は打錠台17
を貫通して下方へ延びている。
下杵2の下方には、圧縮成形された錠剤を臼3の成形室
19から放出する(取出す)ために、下杵2を押し上げ
る放出シリンダ21が設けられている。放出シリンダ2
1のピストンロッド22は下杵2の下端に当接する。放
出シリンダ21は架台4に支持されたロードセル23に
載置保持されている。このロードセル23は錠剤放出時
の下杵2の押上げ力(正確には押上げ力の反力)を測定
する。
19から放出する(取出す)ために、下杵2を押し上げ
る放出シリンダ21が設けられている。放出シリンダ2
1のピストンロッド22は下杵2の下端に当接する。放
出シリンダ21は架台4に支持されたロードセル23に
載置保持されている。このロードセル23は錠剤放出時
の下杵2の押上げ力(正確には押上げ力の反力)を測定
する。
前記加圧シリンダ7と放出シリンダ21はそれぞれ、管
24.25と方向切換弁26.27を介してコンプレッ
サ28に接続されている。方向切換弁26.27はそれ
ぞれ、導体29.30を介してマイクロコンピュータか
らなる記憶演算兼制御装置31に接続されている。記憶
演算兼制御装置31には更に、前記ストレンゲージ9,
20、ロードセル23および差動トランス13がそれぞ
れ導体32,33,34.35を介して接続されている
。
24.25と方向切換弁26.27を介してコンプレッ
サ28に接続されている。方向切換弁26.27はそれ
ぞれ、導体29.30を介してマイクロコンピュータか
らなる記憶演算兼制御装置31に接続されている。記憶
演算兼制御装置31には更に、前記ストレンゲージ9,
20、ロードセル23および差動トランス13がそれぞ
れ導体32,33,34.35を介して接続されている
。
次に、上記構造の粉末圧縮成形装置の作用について説明
する。先ず、圧縮成形の前に、臼3の成形室19の断面
積と、粉体の真比重および重量、圧縮成形品の空隙率と
を記憶演算兼制御装置31に人力する。これらのデータ
が判っていれば、空隙率に対応する成形品の体積、ひい
ては上杵lの下方への変位量(上杵1の先端部と下杵2
の先端部との間の距離)を記憶演算兼制御装置31で演
算することができる。例えば医薬用錠剤で所望とされる
ように、空隙率を10〜15%の範囲内の所定値(例え
ば13%)に設定すると、そのときの上杵lの変位量、
すなわち上杵1の先端部と下杵2の先端部の間の距離を
演算して求めることができる。
する。先ず、圧縮成形の前に、臼3の成形室19の断面
積と、粉体の真比重および重量、圧縮成形品の空隙率と
を記憶演算兼制御装置31に人力する。これらのデータ
が判っていれば、空隙率に対応する成形品の体積、ひい
ては上杵lの下方への変位量(上杵1の先端部と下杵2
の先端部との間の距離)を記憶演算兼制御装置31で演
算することができる。例えば医薬用錠剤で所望とされる
ように、空隙率を10〜15%の範囲内の所定値(例え
ば13%)に設定すると、そのときの上杵lの変位量、
すなわち上杵1の先端部と下杵2の先端部の間の距離を
演算して求めることができる。
次に、圧縮成形のために、粉体を臼3の成形室19に充
填し、加圧シリンダ7によってピストンロッド8を下降
させて上杵1を押下げることにより、粉体を臼3の成形
室19内で圧縮成形する。
填し、加圧シリンダ7によってピストンロッド8を下降
させて上杵1を押下げることにより、粉体を臼3の成形
室19内で圧縮成形する。
その際、変位計(差動トランス13)によって上杵lの
変位を測定しながら圧縮成形を行う。上杵1が前述の空
隙率に対応する上杵の変位量に達したときに、記憶演算
兼制御装置31によって方向切換弁26を切換えて加圧
シリンダ7への圧縮空気の供給を停止し、上杵1の押下
げを停止すると共に、そのときの加圧シリンダ7の圧縮
力Pmaxをストレンゲージ9によって測定する。この
圧縮力Pmaxは粉末の圧縮成形特性を評価するために
用いられるが、所望の空隙率に基づくものであるため、
圧縮成形特性の評価数値として非常に意義がある。
変位を測定しながら圧縮成形を行う。上杵1が前述の空
隙率に対応する上杵の変位量に達したときに、記憶演算
兼制御装置31によって方向切換弁26を切換えて加圧
シリンダ7への圧縮空気の供給を停止し、上杵1の押下
げを停止すると共に、そのときの加圧シリンダ7の圧縮
力Pmaxをストレンゲージ9によって測定する。この
圧縮力Pmaxは粉末の圧縮成形特性を評価するために
用いられるが、所望の空隙率に基づくものであるため、
圧縮成形特性の評価数値として非常に意義がある。
すなわち、粉末の圧縮成形しやすさ(圧縮が容易である
か否か)を示す。
か否か)を示す。
錠剤を圧縮成形した後、臼3の成形室9から錠剤を放出
する(取出す)方法は、開放放出と加圧放出の二つの方
法がある。
する(取出す)方法は、開放放出と加圧放出の二つの方
法がある。
開放放出の場合には、圧縮力がPmaxになった後、加
圧シリンダ7のピストンロッド8を上昇させ、その後、
放出シリンダ21のピストンロッド22を上昇させ、下
杵2を押上げることにより、錠剤を臼3から取り出す。
圧シリンダ7のピストンロッド8を上昇させ、その後、
放出シリンダ21のピストンロッド22を上昇させ、下
杵2を押上げることにより、錠剤を臼3から取り出す。
この開放放出のための放出シリンダ21の押上げ力は、
加圧シリンダ7による圧縮力と比べて非常に小さいが、
放出時に錠剤が壊れやすく、ときには壊れた状態で取出
されたりする。開放放出時に、圧縮力がPmaxになっ
た後加圧シリンダ7の力をOにしたときの臼3の壁面残
留応力Qrは、前記ストレンゲージ20によって測定さ
れて記憶演算兼制御装置31で記憶され、後述のように
キャッピング特性の判定に利用される。更に、開放放出
した後の錠剤の硬度Fを図示していない公知の錠剤硬度
計によって測定すると共に、錠剤の圧縮強度Pcを本装
置によって測定する。この圧縮強度の測定は、ポルト1
8を弛めて臼3を取外し、錠剤を下杵2に載せて上杵1
を押下げ、錠剤の破壊し、そのときの力をロードセル9
によって測定することにより行われる。前記測定硬度F
と圧縮強度Pcは記憶演算兼制御装置31に記憶される
。
加圧シリンダ7による圧縮力と比べて非常に小さいが、
放出時に錠剤が壊れやすく、ときには壊れた状態で取出
されたりする。開放放出時に、圧縮力がPmaxになっ
た後加圧シリンダ7の力をOにしたときの臼3の壁面残
留応力Qrは、前記ストレンゲージ20によって測定さ
れて記憶演算兼制御装置31で記憶され、後述のように
キャッピング特性の判定に利用される。更に、開放放出
した後の錠剤の硬度Fを図示していない公知の錠剤硬度
計によって測定すると共に、錠剤の圧縮強度Pcを本装
置によって測定する。この圧縮強度の測定は、ポルト1
8を弛めて臼3を取外し、錠剤を下杵2に載せて上杵1
を押下げ、錠剤の破壊し、そのときの力をロードセル9
によって測定することにより行われる。前記測定硬度F
と圧縮強度Pcは記憶演算兼制御装置31に記憶される
。
加圧放出の場合には、圧縮成形後、先ず放出シリンダ2
1のピストンロッド22を上昇させ、下杵2の下端に当
接させる。次に、加圧シリンダ7を減圧する。それによ
って、放出シリンダ21のピストンロッド22が錠剤に
対して一定の加圧力Pe (例えば5〜100kg/
cd)を加えながら錠剤を上昇させ、臼3から放出する
。この場合、放出シリンダ21がロードセル23に載置
されているので、放出シリンダ21の受ける反力(錠剤
の加圧力)がロードセル23によって測定され、監視さ
れる。更に、加圧放出によって放出された錠剤の硬度F
uを錠剤硬度計で測定する。なお、放出シリンダ7によ
って加えられる加圧力Peは、成形後の錠剤の微視的な
りラックの発生を極力防ぐために、それぞれの粉末に応
じて例えば5〜100kg/ crAの範囲で任意に変
えることができる。
1のピストンロッド22を上昇させ、下杵2の下端に当
接させる。次に、加圧シリンダ7を減圧する。それによ
って、放出シリンダ21のピストンロッド22が錠剤に
対して一定の加圧力Pe (例えば5〜100kg/
cd)を加えながら錠剤を上昇させ、臼3から放出する
。この場合、放出シリンダ21がロードセル23に載置
されているので、放出シリンダ21の受ける反力(錠剤
の加圧力)がロードセル23によって測定され、監視さ
れる。更に、加圧放出によって放出された錠剤の硬度F
uを錠剤硬度計で測定する。なお、放出シリンダ7によ
って加えられる加圧力Peは、成形後の錠剤の微視的な
りラックの発生を極力防ぐために、それぞれの粉末に応
じて例えば5〜100kg/ crAの範囲で任意に変
えることができる。
上記のようにして測定された開放放出後の錠剤の硬度F
と、加圧放出後の錠剤の硬度Fuに基づいて、 キャッピング率= (Fu −F) / Fuが記憶演
算兼制御装置31により求められ、粉末の圧縮成形特性
の一つの評価値として利用される。
と、加圧放出後の錠剤の硬度Fuに基づいて、 キャッピング率= (Fu −F) / Fuが記憶演
算兼制御装置31により求められ、粉末の圧縮成形特性
の一つの評価値として利用される。
また、開放放出後の圧縮強度Pcと壁面残留応力Qrを
用いて、 キャッピング指数=Qr/Pc が記憶演算兼制御装置31により求められる。
用いて、 キャッピング指数=Qr/Pc が記憶演算兼制御装置31により求められる。
以上のように、本発明による粉末の圧縮成形方法と装置
では、粉末の圧縮成形特性を評価するために、 (1)圧縮成形時の圧縮力Pmax、 (2)開放放出後の錠剤の硬度F、 (3)加圧放出後の錠剤の硬度Fu、 (4)キャッピング率= (Fu−F)/Fu、(5)
キャンピング指数=Qr/Pc、(6)加圧放出時の加
圧力Pe を求めることができ、しかもこれらの評価値が所望の空
隙率に基づくものであるため、粉末圧縮成形特性の評価
にとって非常に有効である。
では、粉末の圧縮成形特性を評価するために、 (1)圧縮成形時の圧縮力Pmax、 (2)開放放出後の錠剤の硬度F、 (3)加圧放出後の錠剤の硬度Fu、 (4)キャッピング率= (Fu−F)/Fu、(5)
キャンピング指数=Qr/Pc、(6)加圧放出時の加
圧力Pe を求めることができ、しかもこれらの評価値が所望の空
隙率に基づくものであるため、粉末圧縮成形特性の評価
にとって非常に有効である。
なお、上記実施例においては、加圧シリンダとして空気
圧シリンダを使用したが、油圧シリンダを用いてもよい
。この場合、油圧シリンダは放出シリンダ(空気圧シリ
ンダ)とは別に制御される。
圧シリンダを使用したが、油圧シリンダを用いてもよい
。この場合、油圧シリンダは放出シリンダ(空気圧シリ
ンダ)とは別に制御される。
本発明による粉末の圧縮成形特性を評価するための粉末
圧縮成形方法および装置は、予め定めた所望の空隙率に
なるように、粉末を圧縮成形し、そのときの圧縮力を測
定するようにしたので、この圧縮力やその他の評価値が
粉末圧縮成形特性の評価にとって非常に有効となり、粉
末の正確な圧縮成形特性の評価が可能となる。
圧縮成形方法および装置は、予め定めた所望の空隙率に
なるように、粉末を圧縮成形し、そのときの圧縮力を測
定するようにしたので、この圧縮力やその他の評価値が
粉末圧縮成形特性の評価にとって非常に有効となり、粉
末の正確な圧縮成形特性の評価が可能となる。
更に、加圧放出時の加圧力を任意に変え、かつfllL
’2することができるので、それぞれの粉末に適した加
圧力を成形粉末に加え、微視的なりランクの発生を極力
防ぐことができ、この加圧力を粉末の圧縮成形特性の評
価のために利用することができる。
’2することができるので、それぞれの粉末に適した加
圧力を成形粉末に加え、微視的なりランクの発生を極力
防ぐことができ、この加圧力を粉末の圧縮成形特性の評
価のために利用することができる。
図は本発明の実施例による粉末の圧縮成形特性を評価す
るための粉末圧縮成形装置を示す部分断面図である。 ■・・・上杵、 2・・・下杵、 3・・・臼、7・・
・加圧シリンダ、 9.23・・・測定器、13・・・
変位計、 12・・・成形室、 13・・・上杵、
14・・・下杵、 18・・・変位計、 19・・
・成形室、 21・・・放出シリンダ
るための粉末圧縮成形装置を示す部分断面図である。 ■・・・上杵、 2・・・下杵、 3・・・臼、7・・
・加圧シリンダ、 9.23・・・測定器、13・・・
変位計、 12・・・成形室、 13・・・上杵、
14・・・下杵、 18・・・変位計、 19・・
・成形室、 21・・・放出シリンダ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、臼に充填される成形用粉末の真比重および重量から
、粉末圧縮成形品の所望の空隙率に対応する、上杵先端
部と下杵先端部間の距離を求め、 この距離に達するまで、上杵を下降させて臼中の粉末を
圧縮成形し、 そのときの粉末圧縮力を測定することを特徴とする粉末
圧縮成形特性を評価するための粉末圧縮成形方法。 2、圧縮成形後、下杵に所定の押上げ力を加え、上杵加
圧シリンダを上昇させることにより、粉末圧縮成形品に
所定の圧縮力を加えながら、粉末圧縮成形品を臼の外に
放出することを特徴とする、請求項1記載の粉末圧縮成
形特性を評価するための粉末圧縮成形方法。 3、臼と、 この臼の成形室内に滑動可能に挿入された上杵と、 臼の成形室に滑動可能に挿入され、下方への移動が制限
されている下杵と、 上杵を押下げるための加圧シリンダと、 上杵の変位を測定するための変位計と、 上杵加圧シリンダの押下げ力を測定するための測定器と
を備えていることを特徴とする、粉末圧縮成形特性を評
価するための粉末圧縮成形装置。 4、下杵を押上げるための放出シリンダと、この放出シ
リンダの押上げ力を測定するための測定器とを備えてい
ることを特徴とする、請求項3記載の粉末圧縮成形特性
を評価するための粉末圧縮成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2093152A JP2950901B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 粉末の圧縮成形特性を評価するための粉末圧縮成形方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2093152A JP2950901B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 粉末の圧縮成形特性を評価するための粉末圧縮成形方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03291548A true JPH03291548A (ja) | 1991-12-20 |
JP2950901B2 JP2950901B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=14074569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2093152A Expired - Fee Related JP2950901B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 粉末の圧縮成形特性を評価するための粉末圧縮成形方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2950901B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2807521A1 (fr) * | 2000-04-07 | 2001-10-12 | Bp Chemicals Snc | Methode de mesure de compressibilite a chaud de poudre |
JP2008290145A (ja) * | 2007-05-28 | 2008-12-04 | Kao Corp | 錠剤の製造方法 |
JP2015155871A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-08-27 | メディカテック株式会社 | 粉体特性測定装置 |
CN113252550A (zh) * | 2021-05-26 | 2021-08-13 | 中国铁路设计集团有限公司 | 一种路基填料压缩测试仪及其使用方法 |
KR102309132B1 (ko) * | 2021-01-21 | 2021-10-06 | 이성해 | 배터리 분말 소성 경도 측정장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003074263A1 (fr) * | 2002-03-05 | 2003-09-12 | Eisai Co., Ltd. | Procede et dispositif d'evaluation des caracteristiques de moulage par compression de poudre |
-
1990
- 1990-04-10 JP JP2093152A patent/JP2950901B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR2807521A1 (fr) * | 2000-04-07 | 2001-10-12 | Bp Chemicals Snc | Methode de mesure de compressibilite a chaud de poudre |
WO2001077643A1 (en) * | 2000-04-07 | 2001-10-18 | Bp Chemicals Limited | Method for measuring compressibility during a polymerisation process |
JP2008290145A (ja) * | 2007-05-28 | 2008-12-04 | Kao Corp | 錠剤の製造方法 |
JP2015155871A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-08-27 | メディカテック株式会社 | 粉体特性測定装置 |
KR102309132B1 (ko) * | 2021-01-21 | 2021-10-06 | 이성해 | 배터리 분말 소성 경도 측정장치 |
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Publication number | Publication date |
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JP2950901B2 (ja) | 1999-09-20 |
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