JP3860413B2 - 粉体の圧縮係数を決定する方法と装置 - Google Patents

粉体の圧縮係数を決定する方法と装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3860413B2
JP3860413B2 JP2000551234A JP2000551234A JP3860413B2 JP 3860413 B2 JP3860413 B2 JP 3860413B2 JP 2000551234 A JP2000551234 A JP 2000551234A JP 2000551234 A JP2000551234 A JP 2000551234A JP 3860413 B2 JP3860413 B2 JP 3860413B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
roll
groove
die
piston
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000551234A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002516990A5 (ja
JP2002516990A (ja
Inventor
ゲルタイス パウル
Original Assignee
ゲルタイス パウル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ゲルタイス パウル filed Critical ゲルタイス パウル
Publication of JP2002516990A publication Critical patent/JP2002516990A/ja
Publication of JP2002516990A5 publication Critical patent/JP2002516990A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3860413B2 publication Critical patent/JP3860413B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2/00Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
    • B01J2/22Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic by pressing in moulds or between rollers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N3/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N3/08Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress by applying steady tensile or compressive forces
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/0091Powders

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
  • Glanulating (AREA)
  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Description

【0001】
技術分野:
本発明は、100〜400mmのロール径を有するロール形プレスによって加工するために粉体の圧縮係数を決定する方法と装置に関する。
【0002】
背景技術:
ロール形プレスは粉体を皮殻状ベルトにプレス加工するために使用され、前記皮殻状ベルトは次いで顆粒状に破砕される(欧州特許出願公開第0525135号明細書)。このプロセスは乾式顆粒化法と呼ばれる。粉体プレス加工は、逆方向に回転する2本のプレスロール間で行われ、その場合メーカーに応じて、両プレスロールは固定軸支され、つまり固定されたロールニップを有しているか、それとも両プレスロールの一方が可動支承され、つまり一方のプレスロールが油圧力によって負荷され、それに基づいて両プレスロールは可変のロールニップを有している。
【0003】
すべてのロール形プレスは、少なくとも2本のプレスロールを有しており、かつメーカーに応じて、種々異なったロール寸法をもって供与される。ロールへの粉体供給は重力によってか、或いは装填スクリューの支援を受けて行われる。
【0004】
顆粒を製造する製薬産業では公知の湿式顆粒化法に代えて乾式顆粒化法が使用されるが、これは特に経済面から極めて賞用されることである。
【0005】
最近の薬剤の初期開発段階では、コストの点で最も効果的な生産法として乾式顆粒化を目的とする開発は断念せざるを得なかった。それというのは実験に要する粉体量が存在せず、或いは過度にコスト高だったからである。同じくまた、大抵のロール形プレスは、所期の開発のために利用できるデータを得るための適当な計器手段も欠如していた。
【0006】
適当な装置は欧州特許出願公開第0525135号明細書に基づいて公知である。この装置は、100ml以下の粉体量であってもすでに再現可能な成績を提供する。
【0007】
初期開発期では著しく少量の粉体(例えば10ml)しか実験のためには供用されていない。この実験段階において、後の製造法がすでに確定されねばならない。
【0008】
公知の方法によって製造された顆粒から、タブレット又はカプセル生産される。典型的な引込み角度、その結果生じる粉体の可能圧縮係数並びに単位時間当りの生産量のようなテクノロジカルな最重要特性はタブレット化によっては確認することができない。
【0009】
発明の開示:
本発明の課題は、ロール形プレスを用いた乾式顆粒化法による顆粒生産のための粉体適正を技術的尺度で検査する方法を提供することである。
【0010】
本発明の更なる課題は前記方法を実施するための装置を提供することである。
【0011】
前記課題は、本発明によれば、請求項1の特徴部により解決される
【0012】
本発明の方法によって得られる利点は、ただ1本のプレスロールと、最小粉体量用のダイスとのコンビネーションによって、あらゆる形式のロール形プレスにおいても乾式顆粒化を前もって決定することが始めて可能になることである。最低限の材料消費量でロール形プレスによる乾式顆粒化法を確実に予測するための重要なデータが得られ、かつ実験のために必要とされる粉体量が可能な限り僅少に抑えられる。
【0013】
第2ロールのシミュレーションによって所要の粉体量は基本的に半分にされた。装填スクリューを省くことによって、細いプレスロールを選択することが可能になった。種々異なった構成によって、あらゆる現在慣用のロール形プレスの測定を実施できるようにするために本発明の装置は、種々異なった測定系を有している。
【0014】
1つの溝内に装填された粉体を、そこで予め規定されたロールニップで圧縮するのが特に有利と判った。
【0015】
前記溝内に装填された粉体を、予め規定されたプレス力で圧縮するのが有利である。
【0016】
前記溝をシフト可能なダイスに形成するのが特に有利である。この構成によって第2のプレスロールを省くことが可能になる。
【0017】
前記溝内に設けられたピストンを、案内部材と案内ロッドとを介して動かし、かつスケールと指針とに基づいて、測定値によって表わされる行程距離を読取るのが有利である。
【0018】
ロールニップを予め固定的に規定することによって、その結果生じるプレス力が測定される。
【0019】
プレス力を予め固定的に規定することによって、その結果生じるロールニップが測定される。
【0020】
本発明の装置では、回転するプレスロールに、シフト可能なダイス内に形成された溝が対応配設されており、かつピストンが、ガイド部材及びガイドロッドを介してスケール及び指針に対応配設されている。これによって得られる利点は、ただ1本のプレスロールしか必要とされないので、これによって本発明の装置が著しく単純になる。本発明の装置は、ロール形プレスの由来には関わりなく、粉体の圧縮係数を決定するために適している。
【0021】
ロール形プレスの場合、プレスロールが対を成して配置されていることに基づいて、典型的な引込み角度は、左手のロールにおいても右手のロールにおいてもアクティブに作用するが、評価のために必要になるのは一方の引込み角度だけである。
【0022】
粉体に対して瞬間的に加えられる最高プレス力の測定単位は、直線的なロール幅cm当りのkNである。このプレス力は、両プレスロールの最も近接する点におけるロールに対して直角な方向の理論線に沿って適用される。所要粉体量をできるだけ僅少にするために本発明の方法は、1cm幅を有するロールを適用する。また例えば有効性のスケールアップの場合のような比較測定のために、より広幅のロールを使用することも可能である。
【0023】
種々異なったロール径の場合のプレス挙動をテストするために、種々異なった位置に対応受けを装備することも可能であり、これによって種々異なったメーカーの100〜400mmのプレスロール径をシミュレートすることも可能になる。
【0024】
発明を実施するための最良の形態:
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
【0025】
図1には軸受台が符号1で図示されている。該軸受台1内には、モータによって駆動される駆動軸(図示せず)が位置し、該駆動軸には、交換可能なプレスロール2が装着されている。軸受台1には、種々異なった位置に取付け可能な対応受け3が、厚さ可変の滑り面10のための固定桁として同じく装着されている。ダイス4が、プレスロール2よりも広幅の1つの溝5を備えている。該溝5の深さは、水平中心軸線から測定して、プレスロールに対する正接角20゜よりも大である。ロール表面に対して接線方向に延びる横方向スライド6が、ダイス4を下方から封止し、かつ測定前の不都合な粉体流出を防止している。前記溝5は縦方向スライド7によってカバーされる。ストッパ8がその高さ位置をクランプ片9において位置決めされる。ピストン11が溝5を上方から封止している。ガイド部材12が、溝5内でピストン11が傾斜するのを防止する。ガイド部材12及びピストン11は、ガイドロッド13に装着されている。固定装備された指針15を有する風袋ウェイト14が、ガイドロッド13の上端部に装着されている。ホルダー16がガイドロッド13の鉛直方向姿勢を安定化させる。目盛17によって、プロセス前後におけるピストンの各位置を読取りかつこの位置を計算時に評価することが可能になる。行程測定は、電子式又は光学式に行うこともできる。荷重測定セル18が、対応受け3の背面と保持器19との間に装着されている。
【0026】
図2では圧縮係数を決定する方法が、プレス力を固定的に規定しかつロールニップを可変にした形式のロール形プレスによってシミュレートされる。この実施形態の装置では、プレスロールに対する対応受け3の相対的なシフト量が付加的に、指針20を介して目盛21で表示されて読取られる。この行程測定は電子式又は光学式に行うこともできる。
【0027】
本発明の装置はいかなる実施形態においても、水平軸線から0゜と90゜との間の角度内に配置されるので、全ての慣用タイプのプレスロールをシミュレートすることが可能である。
【0028】
測定のためには2つの方法が使用される。
【0029】
測定法1によれば、ばら積み粉体、つまり基本的には1種の粉体又は混合粉体の嵩体積が、圧縮挙動についてテストされ、或いは測定法2によれば、ダイスに充填されたばら積み粉体又は混合粉体が、検定突固め体積計において、突固め体積を決定する認許された方法に従って1250ストロークで予圧縮される。
【0030】
運用時に、粉体を装填するためにダイス4は、綺麗な適当な支台上に水平に置かれる。上向きに開口した溝5に粉体が充填される。
【0031】
ダイス4の溝5内に粉体を装填した後に、横方向スライド6及び縦方向スライド7がその案内へ押し込まれ、かつピストン11が挿入される。横方向スライド6及び縦方向スライド7並びにピストン11の導入によって粉体室は閉鎖される。ダイス4は起立され、かつ、横方向スライド6をロール表面に接触させかつダイスの後部閉鎖側を対応受け3に当接させるまでプレスロール2に向かってシフトされる。その上で横方向スライド6が取り外され、かつダイス4は、粉体をロール表面に接触させるまで下向きにプレスロール2上に押し付けられる。同時に縦方向スライド7のストッパ8がクランプ片9の支承面に当接する。この時点で目盛17に対する指針15の位置は風袋重量にされ、従って零点にセットされる。
【0032】
測定動作の定義:
前向きに回転するプレスロール2の円周の進んだ移動行程が、下向きに運動するダイス4及びピストン11の移動行程に等しければ、これは、装填された全粉体量が、次式から生じる係数分だけ圧縮したことを意味する。すなわち:
例:
円周におけるロール行程 100mm
ダイス行程 100mm+0mm(=ダイスに対する相対的なピストン行程)
溝の充填深さ =5mm
ロールニップ =1mm
次の数式から求められる圧縮係数:
5/1・100/(100+0) 圧縮係数=5
引込み角度は表から読取ることができる。
【0033】
ピストン11の行程と、プレスロール2の円周の行程(ダイス4の行程に等しい)との間に差値が生じるのは、粉体がその引込み挙動の変動に基づいて、より低い引込み角度を許容してピストン11に反動値を惹起する場合である。この反動値は、ピストン11、ガイドロッド13及び指針15を介して直定規17で表示されかつ読取られる。反動値は圧縮係数の計算時にダイス行程に加算される。
【0034】
その場合例えば次の数式が生じる:
円周でのロール行程 =100mm
ダイス行程 =100mm+50mm(=ダイスに対する相対的なピストン行程)
溝の充填深さ =5mm
ロールニップ =1mm
次の数式から求められる圧縮係数:
5/1・100/(100+50) 圧縮係数=3.333
引込み角度は表から読取ることができる。
【0035】
この場合は溝5に充填された全ての粉体が引込まれて圧縮されたのではなく、より小さな引込み角度の範囲に位置していた粉体だけが引込まれて圧縮されるにすぎない。
【0036】
測定動作中、荷重測定セル18に対して及ぼされる力並びにプレスロール2の駆動軸に生じたトルクも同時に記録される。負荷されるプレス力から、生産機械に転用される値、すなわち直線的なロール幅cm当りのプレス力KNが直接求められる。
【0037】
また発生トルクからは、プレスロールの有効幅(cm単位)を測定値と乗算する場合、生産機械に直接転用可能な値が得られる。しかし又、この値をNm/cm単位のロール幅で規定するのが有利である。
【0038】
ダイスから離脱してプレスされた粉体ベルトは更に顆粒として加工され、かつ単数又は複数のタブレットにプレスされるか、或いはカプセルに装填される。或いは択一的に粉体ベルトは、種々異なった部位の別個の標準化されたタブレット穴あけ機において規定の方法に基づいて作孔することもできる。求められた値に基づいて比較表を介して、粉体ベルトの引張り強さが解明され、この引張り強さ自体は相応のタブレット硬度と対比することができる。
【0039】
プレス力が規定されており、かつその結果生じるロールニップの場合における挙動をテストできるようにするために、対応受け3は直線案内機構18に沿って装備されている。
【0040】
軸受台1内には、モータによって駆動される駆動軸(図示せず)が軸支されており、該駆動軸には交換可能なプレスロール2が装着されている。軸受台1には、種々異なった位置に取付け可能な油圧シリンダ19が、対応受け3及び滑り面10のための可動桁として装着されている。同じく種々異なった位置に装着可能な直線案内18が、対応受け3をプレスロール軸線に対して安定化させる。ダイス4が、プレスロール2よりも広幅の1つの溝5を備えている。該溝5の深さは、水平中心軸線から測定して、プレスロールに対する正接角20゜よりも大である。ロール表面に対して接線方向に延びる横方向スライド6が、ダイス4を封止し、かつ測定前の不都合な粉体流出を防止する。前記溝5は縦方向スライド7によってカバーされる。ストッパ8がその高さ位置をクランプ片9において位置決めされる。ピストン11が溝5を上方から封止している。ガイド部材12が、溝5内でピストン11が傾斜するのを防止する。ガイド部材12及びピストン11は、ガイドロッド13に装着されている。固定装備された指針15を有する風袋ウェイト14が、ガイドロッド13の上端部に装着されている。ホルダー16がガイドロッド13の鉛直方向姿勢を安定化させる。目盛17によって、プロセス前後におけるピストンの各位置を読取りかつこの位置を計算時に評価することが可能になる。行程測定は、電子式又は光学式に行うこともできる。油圧シリンダ19には規定の圧力が給圧され、対応受けに対して作用する適用力は、圧力×油圧シリンダの面積から計算される。粉体を緊密に圧縮できるようにするために、引込み時には、油圧シリンダによって適用される力は克服され、かつ対応受け3は直線案内機構18内へシフトされねばならない。対応受け3がシフトする値は、指針20を介して目盛21へ伝達され、かつ、プレスされた粉体の厚さとして読取られる。
【0041】
測定のためには2つの方法が使用される。すなわち:
測定法1によれば、ばら積み粉体、つまり基本的には1種の粉体又は混合粉体の嵩体積が、圧縮挙動についてテストされ、或いは測定法2によれば、ダイスに充填されたばら積み粉体又は混合粉体が、検定突固め体積計において、突固め体積を決定する認許された方法に従って1250ストロークで予圧縮される。
【0042】
装填のためにダイス4は、綺麗な適当な支台上に水平に置かれる。上向きに開口した溝5に粉体が充填される。ダイス4の溝5内に粉体を装填した後に、横方向スライド6及び縦方向スライド7がその案内へ押し込まれ、かつピストン11が挿入される。横方向スライド6及び縦方向スライド7並びにピストン11の導入によって粉体室は閉鎖される。ダイス4は起立され、かつ、横方向スライド6をロール表面に接触させかつダイスの後部閉鎖側を対応受け3に当接させるまでプレスロール2に向かってシフトされる。その上で横方向スライド6が取り外され、かつダイス4は、粉体をロール表面に接触させるまで下向きにプレスロール2上に押し付けられる。同時に縦方向スライド7のストッパ8がクランプ片9の支承面に当接する。この時点で目盛17に対する指針15の位置は風袋重量にされ、従って零点にセットされる。油圧シリンダにはポンプ(図示せず)を介して規定の圧力で予荷重がかけられる。
【0043】
直定規21の表示は指針20に対して零点にセットされて風袋重量にされる。行程測定は電子式又は光学式に行うこともできる。
【0044】
図2によれば前向きに回転するプレスロール2の円周の進んだ移動行程は、運動するダイス4及びピストン11の移動行程に等しい。これは、装填された全粉体量が、次式から生じる係数分だけ圧縮したことを意味する。すなわち:
例:
円周でのロール行程 100mm
ダイス行程 100mm+0mm(=ダイスに対する相対的なピストン行程)
溝の充填深さ =5mm
ロールニップ =1mm
次の数式から求められる圧縮係数:
5/1・100/(100+0) 圧縮係数=5
引込み角度は表から読取ることができる。
【0045】
適用される直線的なロール幅cm当りのプレス力KNは固定量値として予め規定されており、かつ生産機械に直接転用することができる。
【0046】
ピストン11の行程と、プレスロール2の円周の行程(ダイス4の行程に等しい)との間に差値が生じるのは、粉体がその引込み挙動の変動に基づいて、より低い引込み角度を許容してピストン11に反動値を惹起する場合である。この反動値は、ピストン11、ガイドロッド13及び指針15を介して直定規17で表示されかつ読取られる。反動値は圧縮係数の計算時にダイス行程に加算される。
【0047】
その場合例えば次の数式が生じる:
円周でのロール行程 100mm
ダイス行程 100mm+50mm(=ダイスに対する相対的なピストン行程)
溝の充填深さ 5mm
ロールニップ 1mm
次の数式から求められる圧縮係数:
5/1・100/(100+50) 圧縮係数=3.333
引込み角度は表から読取ることができる。
【0048】
この場合は溝5に充填された全ての粉体が引込まれて圧縮されたのではなく、より小さな引込み角度の範囲に位置していた粉体だけが引込まれて圧縮されるにすぎない。適用される直線的なロール幅cm当りのプレス力KNは固定量値として予め規定されており、対応受け3の進んだ行程は目盛21において、結果的に生じるニップ幅として読取ることができ、かつ生産機械に直接転用することができる。
【0049】
測定動作中、プレスロール2の駆動軸に発生するトルクも同時に記録される。
【0050】
前記の発生トルクからは、プレスロールの有効幅(cm単位)を測定値と乗算する場合、生産機械に直接転用可能な値が得られる。しかし又、この値をNm/cm単位のロール幅で規定するのが有利である。
【0051】
ダイスから離脱してプレスされた粉体ベルトは更に顆粒として加工され、かつ単数又は複数のタブレットにプレスされるか、或いはカプセルに装填される。或いは択一的に粉体ベルトは、種々異なった部位の別個の標準化されたタブレット穴あけ機において規定の方法に基づいて作孔することもできる。求められた値に基づいて比較表を介して、粉体ベルトの引張り強さが解明され、この引張り強さ自体は相応のタブレット硬度と対比することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ロールニップを規定し、それによって生じるプレス力を測定する場合の本発明の測定装置の横断面図である。
【図2】 プレス力を規定し、それによって生じるロールニップを測定する場合の本発明の測定装置の変化実施形態の横断面図である。
【符号の説明】
1 軸受台、 2 プレスロール、 3 対応受け、 4 ダイス、 5 溝、 6 横方向スライド、 7 縦方向スライド、 8 ストッパ、 9 クランプ片、 10 滑り面、 11 ピストン、 12 ガイド部材、 13 ガイドロッド、 14 風袋ウェイト、 15 指針、 16 ホルダー、 17 目盛又は直定規、 18 荷重測定セル又は直線案内機構、 19 保持器又は油圧シリンダ、 20 指針、 21 目盛又は直定規

Claims (11)

  1. 100〜400mmのロール径を有するロール形プレスによって加工するために粉体の圧縮係数を決定する方法において、該方法が、次の方法段階を有している、すなわち、
    a)粉体をダイスの溝内に装填し、
    b)ピストンを前記溝内に挿入し、
    c)ダイスを、ロール表面に接触するまで、回転するプレスロールに向かってシフトし、
    d)ダイスの、プレスロールに向かい合った端部を開放し、ダイスを、粉体がロール表面に接触するまで下向きにプレスロール上に押し付け、
    e)測定の間にピストンに力を加え、これにより、粉体を圧縮し、
    f)粉体の圧縮係数を測定するために、ダイスに対して相対的なピストンの位置を使用する、
    段階を有していることを特徴とする、粉体の圧縮係数を決定する方法。
  2. 溝(5)内に装填された粉体を、回転するプレスロール(2)によって予め規定されたロールニップで圧縮する、請求項1記載の方法。
  3. 溝(5)内に装填された粉体を、回転するプレスロール(2)によって予め規定されたプレス力で圧縮する、請求項1記載の方法。
  4. シフト可能なダイス(4)内に溝(5)を形成する、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 溝(5)内に設けたピストン(11)を、ガイド部材(12)とガイドロッド(13)を介して動かし、かつ直定規(17)と指針(15)で行程距離を表示する、請求項1記載の方法。
  6. 対応受け(3)と連結された油圧シリンダ(19)を、両方の直線案内機構(18)を介して動かし、かつ直定規(21)と指針(20)で行程距離を表示する、請求項1記載の方法。
  7. ロールニップを予め固定的に規定した測定法によって、その際に生じるプレス力を測定する、請求項1記載の方法。
  8. プレス力を予め固定的に規定した測定法によって、その際に生じるロールニップ幅を測定する、請求項2記載の方法。
  9. 請求項1から7までのいずれか1項記載の方法を実施するための粉体の圧縮係数を決定する装置において、該装置が、回転するプレスロール(2)に対して相対的にシフト可能なダイス(4)を有しており、該ダイス(4)に溝(5)が構成されており、該溝内にシフト可能なピストン(11)が設けられており、該ピストン(11)が、ガイド部材(12)とガイドロッド(13)とを介して、直定規(17)及び指針(15)と連結されていることを特徴とする、粉体の圧縮係数を決定する装置。
  10. 対応受け(3)が2つの直線案内機構(18)に装着されており、かつ直定規(21)及び指針(20)と連結されている、請求項9記載の装置。
  11. 溝(5)の深さが、水平中心軸線から測定して、プレスロール(2)に対する正接角20゜よりも大である、請求項9記載の装置。
JP2000551234A 1998-05-23 1999-05-14 粉体の圧縮係数を決定する方法と装置 Expired - Lifetime JP3860413B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH112598 1998-05-23
CH1125/98 1998-05-23
PCT/CH1999/000204 WO1999061885A1 (de) 1998-05-23 1999-05-14 Verfahren und vorrichtung zur bestimmung des verdichtungsfaktors von pulvern

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002516990A JP2002516990A (ja) 2002-06-11
JP2002516990A5 JP2002516990A5 (ja) 2005-12-22
JP3860413B2 true JP3860413B2 (ja) 2006-12-20

Family

ID=4203081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000551234A Expired - Lifetime JP3860413B2 (ja) 1998-05-23 1999-05-14 粉体の圧縮係数を決定する方法と装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6711962B1 (ja)
EP (1) EP1082597B1 (ja)
JP (1) JP3860413B2 (ja)
AT (1) ATE273510T1 (ja)
DE (1) DE59910214D1 (ja)
DK (1) DK1082597T3 (ja)
ES (1) ES2226380T3 (ja)
WO (1) WO1999061885A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10024970C1 (de) * 2000-05-22 2002-01-17 Norbert Kraemer Pneumatik Verfahren und Vorrichtung zum Ausrichten und Verschieben eines Prüflings, wie Tabletten, Pillen, Dragees oder Tablets
CN118107215B (zh) * 2024-04-30 2024-06-25 河北通络药业有限公司 辊压式药片成型机

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3318156A (en) * 1967-05-09 Physical properties testing apparatus
US3750467A (en) 1971-11-03 1973-08-07 Gonzalez R Barrera Device to measure compressibility of soft materials
JP2927455B2 (ja) * 1989-08-30 1999-07-28 バブコツク日立株式会社 固体原料の粉砕性評価装置
JP2918047B2 (ja) * 1989-09-29 1999-07-12 バブコツク日立株式会社 粉砕性評価装置
JPH03261862A (ja) 1990-03-12 1991-11-21 Chubu Electric Power Co Inc 粒状体の粉砕性測定装置
DK0527191T3 (da) 1990-05-03 1996-07-01 Us Agriculture Indretning til isolering af partikler, omfattende et system til hurtig karakterisering af enkelte kornkerner
DE59202679D1 (de) 1991-02-11 1995-08-03 Paul Gerteis VORRICHTUNG ZUM KONTINUIERLICHEN MECHANISCHEN UMFORMEN VON TEILCHENFöRMIGEN STOFFEN.
US5140861A (en) * 1991-05-03 1992-08-25 The Upjohn Company Multifunction tablet tester
JP3318576B2 (ja) * 1995-09-20 2002-08-26 新東工業株式会社 砂特性の計測方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6711962B1 (en) 2004-03-30
WO1999061885A1 (de) 1999-12-02
DK1082597T3 (da) 2004-12-06
ES2226380T3 (es) 2005-03-16
DE59910214D1 (de) 2004-09-16
EP1082597A1 (de) 2001-03-14
JP2002516990A (ja) 2002-06-11
EP1082597B1 (de) 2004-08-11
ATE273510T1 (de) 2004-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Çelik et al. Use of a compaction simulator system in tabletting research
US5211964A (en) Press machine with means to adjust punching force
US4616508A (en) Method and apparatus for producing a test piece of molding compound useful in measuring properties thereof
WO1989010257A1 (en) Tablet press
CN101722668A (zh) 高速压片机
JP3860413B2 (ja) 粉体の圧縮係数を決定する方法と装置
Knoechel et al. Instrumented rotary tablet machines I. Design construction and performance as pharmaceutical research and development tools
CN110146305A (zh) 一种移动式轮胎加载变形检测装置
CN217845925U (zh) 一种杯突试验机
CN216955475U (zh) 扇形圆管形石墨制品抗压抗折强度试验机
JP2950901B2 (ja) 粉末の圧縮成形特性を評価するための粉末圧縮成形方法および装置
CN215812129U (zh) 一种耐火纤维制品压缩变形试验装置
CN201534388U (zh) 高速压片机
US4354811A (en) Workpiece pellet length control apparatus
CN210014970U (zh) 油料压榨力学特性测定实验装置
CA2241889A1 (en) Device and method for measuring the surface hardness of rolls of paper or other material strips
KR101843045B1 (ko) 알약 경도 측정장치
CN210123380U (zh) 一种卷式票据抗压检测仪
CN218296991U (zh) 一种柔性线路板质量检测机
CN214703106U (zh) 工件压力检测仪
CN117685918B (zh) 一种方便找平的铜合金厚度测量设备及方法
CN214308573U (zh) 一种检测模具钢表面光滑度的装置
SU1368678A1 (ru) Способ измерени давлени на боковые стенки матричного канала и устройство дл его осуществлени
CN217084801U (zh) 一种超薄钢钣折弯处检测装置
JPH08247865A (ja) プレス成型体の自動測定方法とその自動測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040924

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929

Year of fee payment: 6