JPH06183664A - エレベータシステム - Google Patents
エレベータシステムInfo
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- JPH06183664A JPH06183664A JP22156093A JP22156093A JPH06183664A JP H06183664 A JPH06183664 A JP H06183664A JP 22156093 A JP22156093 A JP 22156093A JP 22156093 A JP22156093 A JP 22156093A JP H06183664 A JPH06183664 A JP H06183664A
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- JP
- Japan
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- motor
- elevator system
- car
- roping
- primary side
- Prior art date
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/14—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing calcium sulfate cements
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- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リニアモータエレベータシステムの部材によ
って必要とされる昇降路内部の容積を低減させる。 【構成】 エレベータシステムは、リニアモータ及び複
合ローピング装置12a,12b,12c,14を備え
ている。その複合ローピング装置は、カー10のローピ
ング比がつりあい重り装置20のローピング比よりも小
さい。モータの一次側回路が、リニアモータと関連した
昇降路壁内に形成された凹部内に設けられている。単一
側部平板状リニアモータの全一次側が、その凹部内に固
定される。つりあい重り装置20は、リニアモータの二
次側を備えている。
って必要とされる昇降路内部の容積を低減させる。 【構成】 エレベータシステムは、リニアモータ及び複
合ローピング装置12a,12b,12c,14を備え
ている。その複合ローピング装置は、カー10のローピ
ング比がつりあい重り装置20のローピング比よりも小
さい。モータの一次側回路が、リニアモータと関連した
昇降路壁内に形成された凹部内に設けられている。単一
側部平板状リニアモータの全一次側が、その凹部内に固
定される。つりあい重り装置20は、リニアモータの二
次側を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータシステムに
関し、特にリニアモータによって駆動されるエレベータ
システムに関する。
関し、特にリニアモータによって駆動されるエレベータ
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】リニアモータによって駆動されるエレベ
ータシステムは公知である。例えば、米国特許第4,4
02,386号、第5,005,672号、第5,03
3,588号、第5,062,501号及び第5,07
4,384号にそれが示されている。そのようなシステ
ムは、エレベータカー及びつりあい重りが摺動可能に取
り付けられている多数の実質的に垂直な案内レールと関
係する昇降路を形成している複数個の壁を有している。
そのつりあい重り装置は、可動フレーム内に適切に取り
付けられたリニアモータ及びつりあい重りの一次側素子
を有している。リニアモータの二次側素子は、昇降路の
内部に配設されている。二次側は、昇降路の最大高さに
実質的に等しい垂直距離(すなわち、高さ寸法を持つ)
だけ延びている。カーの一方向への全走行距離が、反対
方向におけるつりあい重り装置の全走行距離に等しくな
るように、ローピング装置がカーをつりあい重り装置に
機械的に接続している。一次側は、AC電源から走行電
力ケーブルに介して電気エネルギを受け取り、電磁気的
に二次側を相互作用し、つりあい重り装置を案内レール
に沿って垂直(上下)方向に移動させる。
ータシステムは公知である。例えば、米国特許第4,4
02,386号、第5,005,672号、第5,03
3,588号、第5,062,501号及び第5,07
4,384号にそれが示されている。そのようなシステ
ムは、エレベータカー及びつりあい重りが摺動可能に取
り付けられている多数の実質的に垂直な案内レールと関
係する昇降路を形成している複数個の壁を有している。
そのつりあい重り装置は、可動フレーム内に適切に取り
付けられたリニアモータ及びつりあい重りの一次側素子
を有している。リニアモータの二次側素子は、昇降路の
内部に配設されている。二次側は、昇降路の最大高さに
実質的に等しい垂直距離(すなわち、高さ寸法を持つ)
だけ延びている。カーの一方向への全走行距離が、反対
方向におけるつりあい重り装置の全走行距離に等しくな
るように、ローピング装置がカーをつりあい重り装置に
機械的に接続している。一次側は、AC電源から走行電
力ケーブルに介して電気エネルギを受け取り、電磁気的
に二次側を相互作用し、つりあい重り装置を案内レール
に沿って垂直(上下)方向に移動させる。
【0003】米国特許第4,570,753号は、昇降
路壁に取り付けられた固定一次側を有するとともに、つ
りあい重り装置に取り付けられた柔軟性のある二次側を
有するリニアモータエレベータを開示している。カーの
全走行距離は、二次側の全走行距離に等しくなってい
る。
路壁に取り付けられた固定一次側を有するとともに、つ
りあい重り装置に取り付けられた柔軟性のある二次側を
有するリニアモータエレベータを開示している。カーの
全走行距離は、二次側の全走行距離に等しくなってい
る。
【0004】建物空間を効果的かつ経済的に利用するた
めに、エレベータ設計者達は、エレベータシステムによ
って要求される昇降路内部内の容積を低減させる努力を
している。米国特許第5,036,954号は、複合ロ
ーピングを有する牽引エレベータシステムを開示してい
る。そこでは、カーのローピング比が、つりあい重り装
置のローピング比よりも小さくなっている。従って、つ
りあい重り装置の走行距離は、エレベータシステムの通
常運転中のエレベータカーの走行距離よりも短い。牽引
エレベータシステムの通常運転中につりあい重り装置に
よって必要とされる昇降路内部の容積は低減される。
めに、エレベータ設計者達は、エレベータシステムによ
って要求される昇降路内部内の容積を低減させる努力を
している。米国特許第5,036,954号は、複合ロ
ーピングを有する牽引エレベータシステムを開示してい
る。そこでは、カーのローピング比が、つりあい重り装
置のローピング比よりも小さくなっている。従って、つ
りあい重り装置の走行距離は、エレベータシステムの通
常運転中のエレベータカーの走行距離よりも短い。牽引
エレベータシステムの通常運転中につりあい重り装置に
よって必要とされる昇降路内部の容積は低減される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来システムは、建物
容間の大きな容積を専有し続けるので、それらのシステ
ムは完全には満足されるものではない。本発明は、リニ
アモータエレベータシステムによって専有される容積を
低減させる。
容間の大きな容積を専有し続けるので、それらのシステ
ムは完全には満足されるものではない。本発明は、リニ
アモータエレベータシステムによって専有される容積を
低減させる。
【0006】本発明の主目的は、リニアモータエレベー
タシステムの部材によって必要とされる昇降路内部の容
積を低減させることにある。
タシステムの部材によって必要とされる昇降路内部の容
積を低減させることにある。
【0007】本発明の他の目的は、リニアモータエレベ
ータシステムの二次側の高さ寸法を減少せしめることに
ある。
ータシステムの二次側の高さ寸法を減少せしめることに
ある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、リニアモータ
エレベータシステムのつりあい重り装置の全走行距離を
低減させることにある。
エレベータシステムのつりあい重り装置の全走行距離を
低減させることにある。
【0009】本発明のさらに他の目的は、複合ローピン
グを有するリニアモータエレベータシステムのモータ一
次側を信頼可能に取り付けることにある。
グを有するリニアモータエレベータシステムのモータ一
次側を信頼可能に取り付けることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、エレベ
ータシステムはリニアモータ及び複合ローピング装置を
備えている。その複合ローピング装置は、カーのローピ
ング比がつりあい重り装置のローピング比よりも小さく
なるように構成されている。好ましくは、モータ一次側
の少なくとも一部が、リニアモータと関連した昇降路壁
内に形成された凹部内に設けられている。単一側部平板
状リニアモータの全一次側が、その凹部内に固定され
る。必要に応じ、本発明は、モータの一次側が取り付け
られるプラットフォームあるいは他の支持部材を持つ。
つりあい重り装置は、リニアモータの二次側を備える。
代替案として、本発明は管状のリニアモータを用いても
良い。
ータシステムはリニアモータ及び複合ローピング装置を
備えている。その複合ローピング装置は、カーのローピ
ング比がつりあい重り装置のローピング比よりも小さく
なるように構成されている。好ましくは、モータ一次側
の少なくとも一部が、リニアモータと関連した昇降路壁
内に形成された凹部内に設けられている。単一側部平板
状リニアモータの全一次側が、その凹部内に固定され
る。必要に応じ、本発明は、モータの一次側が取り付け
られるプラットフォームあるいは他の支持部材を持つ。
つりあい重り装置は、リニアモータの二次側を備える。
代替案として、本発明は管状のリニアモータを用いても
良い。
【0011】
【作用】本発明のエレベータシステムは、リニアモータ
に必要な昇降路内部の容積を低減させる。二次側の高さ
寸法は、実質的に昇降路の最大高さよりも小さい。つり
あい重り装置の全走行距離は、実質的にカーのそれより
も少ない。さらに、本発明は、一次側と電源間の電気接
続を簡単にすることができ、走行用電力ケーブルを取り
除くことができる。
に必要な昇降路内部の容積を低減させる。二次側の高さ
寸法は、実質的に昇降路の最大高さよりも小さい。つり
あい重り装置の全走行距離は、実質的にカーのそれより
も少ない。さらに、本発明は、一次側と電源間の電気接
続を簡単にすることができ、走行用電力ケーブルを取り
除くことができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明にかかるエレベータシステム
を示している。カー10は、複合ローピング装置12
a,12b,12c及び14によってつりあい重り装置
20に機械的に結合されている。その複合ローピング装
置は、プーリ12a,12b,12c及び懸架ロープ1
4を有する。ロープ14の一端14aは、昇降路すなわ
ちエレベータシャフト30(以下に説明する)の壁面3
0cを介して頂部すなわち天井Wに適切に取り付けられ
ている(例えば、図示されていないボルトすなわちヒッ
チによって固定されている。)。ロープ14の他端14
bは、カー10に適切に固定されている。プーリ12a
は、従来の手段によってつりあい重り装置20に取り付
けられている。それらのプーリ12b,12cは、例え
ば側壁Wに公知の方法で固定されたクロス部材16に、
適切に回転可能となるように設置されている。カーのロ
ーピング比がつりあい重り装置のローピング比よりも小
さくなるように、ロープ14はプーリ12a,12b,
12cの回りを通っている。好ましくは、カーのローピ
ング比は1:1であり、一方つりあい重り装置のローピ
ング比は2:1である。しかし、カーのローピング比が
つりあい重り装置のローピング比よりも小さいならば、
他の複合ローピング比も、本発明の範囲内にある。通常
運転においては、カー10は(点線間に示された)全距
離2D走行し、一方つりあい重り装置20は全距離D走
行する。
を示している。カー10は、複合ローピング装置12
a,12b,12c及び14によってつりあい重り装置
20に機械的に結合されている。その複合ローピング装
置は、プーリ12a,12b,12c及び懸架ロープ1
4を有する。ロープ14の一端14aは、昇降路すなわ
ちエレベータシャフト30(以下に説明する)の壁面3
0cを介して頂部すなわち天井Wに適切に取り付けられ
ている(例えば、図示されていないボルトすなわちヒッ
チによって固定されている。)。ロープ14の他端14
bは、カー10に適切に固定されている。プーリ12a
は、従来の手段によってつりあい重り装置20に取り付
けられている。それらのプーリ12b,12cは、例え
ば側壁Wに公知の方法で固定されたクロス部材16に、
適切に回転可能となるように設置されている。カーのロ
ーピング比がつりあい重り装置のローピング比よりも小
さくなるように、ロープ14はプーリ12a,12b,
12cの回りを通っている。好ましくは、カーのローピ
ング比は1:1であり、一方つりあい重り装置のローピ
ング比は2:1である。しかし、カーのローピング比が
つりあい重り装置のローピング比よりも小さいならば、
他の複合ローピング比も、本発明の範囲内にある。通常
運転においては、カー10は(点線間に示された)全距
離2D走行し、一方つりあい重り装置20は全距離D走
行する。
【0013】(例えば平板状単一側部)リニアモータ
は、実質的に一定の空隙Gによって、(例えば平行六面
体型)二次側Sから空間的に離れた一次側Pを有する。
つりあい重り装置20は、二次側Sと、その二次側に適
切に取り付け(例えば、固定)られたつりあい重りCW
を有する。好ましくは、二次側Sは、1.1Dから1.
5Dの範囲の高さ寸法(H)を持つ。二次側Sは堅固で
あり、銅またはアルミナ等の適切導電体から形成されて
いる。二次側Sは磁束を一次側に効率的に戻すため、
(例えば鉄など)磁性材料の適切な背板BPを備えてい
る。つりあい重り装置20の重さは、カー10の空の重
さにカーのデューティ負荷の40%乃至50%を加算し
たもののほぼ2倍が好ましい。
は、実質的に一定の空隙Gによって、(例えば平行六面
体型)二次側Sから空間的に離れた一次側Pを有する。
つりあい重り装置20は、二次側Sと、その二次側に適
切に取り付け(例えば、固定)られたつりあい重りCW
を有する。好ましくは、二次側Sは、1.1Dから1.
5Dの範囲の高さ寸法(H)を持つ。二次側Sは堅固で
あり、銅またはアルミナ等の適切導電体から形成されて
いる。二次側Sは磁束を一次側に効率的に戻すため、
(例えば鉄など)磁性材料の適切な背板BPを備えてい
る。つりあい重り装置20の重さは、カー10の空の重
さにカーのデューティ負荷の40%乃至50%を加算し
たもののほぼ2倍が好ましい。
【0014】前述した如く、建物の一部分を形成してい
る複数個の壁W(例えば、コンクリート、レンガ等)
は、カー、複合ローピング装置及びつりあい重り装置と
関係づけられている。壁Wは、ほぼ2.5Dの最大高さ
(ピットの高さを含まない)を有する昇降路30を形成
する。壁Wの1つは、昇降路30の内部に面する面30
aを有し、好ましくは、一般に昇降路30の内部方向に
開いている空洞すなわち凹部Rを形成している面30b
を有する。図1において、モータ一次側P全体が凹部R
内に設けられている。一次側を凹部内に固定するための
ブラケット(図示せず)または他の適切な手段が用いら
れている。凹部の寸法は、一次側Pの外形の寸法よりも
わずかに大きいことが好ましい。一次側が二次側Sと電
磁的に適切に相互作用し、エレベータシステムの通常運
転中につりあい重り装置20を垂直方向に押すように、
凹部、一次側及び二次側が配置されかつ大きさを持って
いる。図1において、昇降路の内部に面する一次側表面
の中心は、昇降路壁面30aの垂直上方に約1.25D
の距離に配置される。一次側の全高さ寸法は、約0.1
Dから約0.5D間の範囲に入っている。
る複数個の壁W(例えば、コンクリート、レンガ等)
は、カー、複合ローピング装置及びつりあい重り装置と
関係づけられている。壁Wは、ほぼ2.5Dの最大高さ
(ピットの高さを含まない)を有する昇降路30を形成
する。壁Wの1つは、昇降路30の内部に面する面30
aを有し、好ましくは、一般に昇降路30の内部方向に
開いている空洞すなわち凹部Rを形成している面30b
を有する。図1において、モータ一次側P全体が凹部R
内に設けられている。一次側を凹部内に固定するための
ブラケット(図示せず)または他の適切な手段が用いら
れている。凹部の寸法は、一次側Pの外形の寸法よりも
わずかに大きいことが好ましい。一次側が二次側Sと電
磁的に適切に相互作用し、エレベータシステムの通常運
転中につりあい重り装置20を垂直方向に押すように、
凹部、一次側及び二次側が配置されかつ大きさを持って
いる。図1において、昇降路の内部に面する一次側表面
の中心は、昇降路壁面30aの垂直上方に約1.25D
の距離に配置される。一次側の全高さ寸法は、約0.1
Dから約0.5D間の範囲に入っている。
【0015】モータ一次側Pは、磁性材料からなるコア
及びそのコアに関連した導電性材料の巻線を有する。図
1は、例えばスロット付銅製薄板40からなるコアと多
数のスロット埋め込み巻線を示している。巻線42は、
三相交流電源ケーブル26によって、インバータ28
(図2)に電気的に接続されている。好ましくは、実質
的に一次側P全体が凹部R内に配置される。しかし、本
発明で使用される特定の型のリニアモータによって、一
次側Pの一部が壁面30aを越えて伸び得る。図7は、
それ自体を通る通路を形成する管状一次側PPを有する
管状リニアモータモータを示す。一次側PPは、その通
路内に摺動可能に配置されかつ空隙(例えば、図9乃至
図11)によって一次側PPから適切に空間的に離され
た管状二次側SSを取り囲んでいる。その二次側は、つ
りあい重りCWWに取り付けられている。二次側が一次
側を介して垂直方向に走行するように、一次側は凹部R
内に部分的にのみ配置されている。ブラケットBBが、
一次側PPを壁面30bに固定している。モータ一次側
P,PPの少なくとも一部を壁凹部R内に入れることに
よって、エレベータシステムの通常運転中に、一次側の
その部分がつりあい重り装置20,20”の動きと干渉
することを防止できる。
及びそのコアに関連した導電性材料の巻線を有する。図
1は、例えばスロット付銅製薄板40からなるコアと多
数のスロット埋め込み巻線を示している。巻線42は、
三相交流電源ケーブル26によって、インバータ28
(図2)に電気的に接続されている。好ましくは、実質
的に一次側P全体が凹部R内に配置される。しかし、本
発明で使用される特定の型のリニアモータによって、一
次側Pの一部が壁面30aを越えて伸び得る。図7は、
それ自体を通る通路を形成する管状一次側PPを有する
管状リニアモータモータを示す。一次側PPは、その通
路内に摺動可能に配置されかつ空隙(例えば、図9乃至
図11)によって一次側PPから適切に空間的に離され
た管状二次側SSを取り囲んでいる。その二次側は、つ
りあい重りCWWに取り付けられている。二次側が一次
側を介して垂直方向に走行するように、一次側は凹部R
内に部分的にのみ配置されている。ブラケットBBが、
一次側PPを壁面30bに固定している。モータ一次側
P,PPの少なくとも一部を壁凹部R内に入れることに
よって、エレベータシステムの通常運転中に、一次側の
その部分がつりあい重り装置20,20”の動きと干渉
することを防止できる。
【0016】カー10及びつりあい重り装置20,2
0”は、それぞれの案内レール(図示せず)上に公知手
段で摺動可能に取り付けられ、昇降路30を上下に案内
された動きを与えられる。つりあい重り装置20,2
0”用の案内レールは、モータ二次側S,SS”を、二
次側S,SSと一次側P,PP間に実質的に一定の空隙
Gを維持させる。空隙を実質的に一定に維持するため
に、つりあい重り装置20,20”は、ローラまたは摺
動部材(共に図示せず)及び/または案内レールを用い
ることもできる。様々な案内レール、ローラ、摺動部材
及びプーリ装置が技術的に知られている。例えば、米国
特許第4,949,815号、第5,005,672
号、第5,014,826号、及び第5,033,58
8号を参照されたい。また、図12の公知のリニアモー
タエレベータも参照されたい。
0”は、それぞれの案内レール(図示せず)上に公知手
段で摺動可能に取り付けられ、昇降路30を上下に案内
された動きを与えられる。つりあい重り装置20,2
0”用の案内レールは、モータ二次側S,SS”を、二
次側S,SSと一次側P,PP間に実質的に一定の空隙
Gを維持させる。空隙を実質的に一定に維持するため
に、つりあい重り装置20,20”は、ローラまたは摺
動部材(共に図示せず)及び/または案内レールを用い
ることもできる。様々な案内レール、ローラ、摺動部材
及びプーリ装置が技術的に知られている。例えば、米国
特許第4,949,815号、第5,005,672
号、第5,014,826号、及び第5,033,58
8号を参照されたい。また、図12の公知のリニアモー
タエレベータも参照されたい。
【0017】図13乃至図15は、モータ一次側(例え
ば、P,P’,PP)をモータ二次側(例えば、S,
S’,SS)に対して信頼性よく取り付けるための、さ
らに別の代替装置を示している。図10乃至図12及び
図1において、類似の符号、文字は、類似の素子を示
す。図13は、カー10の支持フレーム6,7,11,
116,17,つりあい重り装置20及び複合ローピン
グ装置12a,12b,12c,14を示している。
(例えば銅製の)下部支持部11は、カー10の垂直案
内レール7及び装置20の垂直案内レール6に取り付け
られている。それらのレールは、例えば銅製「T」型レ
ールである。カー10は、摺動部材13を含む。一方、
装置20も同一の摺動部材(図示せず)を含む。図13
に示される如く、本発明のエレベータシステムは、複合
ローピングが実現されるように、カー10及び天井Wに
接続されているロープ14と関連付けられた対のプーリ
(仮線で示す)12a,12b,12cを有する。クロ
ス部材17(例えば、銅)は、一対の昇降路壁Wにとめ
られている。一方、クロス部材116(例えば、銅)
は、必要に応じて他の対の壁W(図示せず)にとめられ
得る。いわゆる当業者によって理解される如く、建物壁
Wに接続された支持フレームの結合により、カー10、
装置20及びローピング装置12a,12b,12c,
14に必要な全ての構造支持が得られる。
ば、P,P’,PP)をモータ二次側(例えば、S,
S’,SS)に対して信頼性よく取り付けるための、さ
らに別の代替装置を示している。図10乃至図12及び
図1において、類似の符号、文字は、類似の素子を示
す。図13は、カー10の支持フレーム6,7,11,
116,17,つりあい重り装置20及び複合ローピン
グ装置12a,12b,12c,14を示している。
(例えば銅製の)下部支持部11は、カー10の垂直案
内レール7及び装置20の垂直案内レール6に取り付け
られている。それらのレールは、例えば銅製「T」型レ
ールである。カー10は、摺動部材13を含む。一方、
装置20も同一の摺動部材(図示せず)を含む。図13
に示される如く、本発明のエレベータシステムは、複合
ローピングが実現されるように、カー10及び天井Wに
接続されているロープ14と関連付けられた対のプーリ
(仮線で示す)12a,12b,12cを有する。クロ
ス部材17(例えば、銅)は、一対の昇降路壁Wにとめ
られている。一方、クロス部材116(例えば、銅)
は、必要に応じて他の対の壁W(図示せず)にとめられ
得る。いわゆる当業者によって理解される如く、建物壁
Wに接続された支持フレームの結合により、カー10、
装置20及びローピング装置12a,12b,12c,
14に必要な全ての構造支持が得られる。
【0018】本発明の別の代替案である取り付け装置に
よれば、一次側P,P’,PPは、支持フレームに取り
付けられている。好ましくは、その支持フレームは、受
金物9(例えば銅)及び例えば溶接WEによってレール
6に取り付けられた堅固なプラットフォーム8(例えば
銅)を有する。一次側(例えばP)は、ブラケット(例
えば金属)によってプラットフォーム上面8aに固定さ
れる。図14は、一次側Pを矢印A1の方向にある仮線
で示すとともに装置20も示している。フレームの残り
は、図を明確にするため示していない。図15は、凹部
R内に配置され、矢印A2の方向にある一次側Pを示し
ている。一次側Pは、受金物9の付加装置によってレー
ル6に固定されているプラットフォーム8に固定されて
いる。プラットフォームの底面8bは、壁面30bに置
くことができ、壁Wの他の部分に接続することもでき
る。
よれば、一次側P,P’,PPは、支持フレームに取り
付けられている。好ましくは、その支持フレームは、受
金物9(例えば銅)及び例えば溶接WEによってレール
6に取り付けられた堅固なプラットフォーム8(例えば
銅)を有する。一次側(例えばP)は、ブラケット(例
えば金属)によってプラットフォーム上面8aに固定さ
れる。図14は、一次側Pを矢印A1の方向にある仮線
で示すとともに装置20も示している。フレームの残り
は、図を明確にするため示していない。図15は、凹部
R内に配置され、矢印A2の方向にある一次側Pを示し
ている。一次側Pは、受金物9の付加装置によってレー
ル6に固定されているプラットフォーム8に固定されて
いる。プラットフォームの底面8bは、壁面30bに置
くことができ、壁Wの他の部分に接続することもでき
る。
【0019】ケーブル14が破断した場合、カー及び/
またはつりあい重り装置20,20’,20”の下方へ
の力を吸引するため、バッファ(図示せず)が、ピット
の底面30dに配置されている。
またはつりあい重り装置20,20’,20”の下方へ
の力を吸引するため、バッファ(図示せず)が、ピット
の底面30dに配置されている。
【0020】図4は、モータ二次側Sの3つの実施例を
示している。図1のシステムで有用な1つの好適実施例
においては、二次側Sが鉄の背板BPに固定されたアル
ミナまたは銅板を有する。図7及び図9乃至図11にお
いて、二次側SSは、例えば、アルミナまたは銅のスリ
ーブ(または板)によって近密に取り囲まれた鉄の円筒
状コアを有している。本発明の様々な二次側及び一次側
の特定の寸法及び材料は、本願明細書の観点において技
術的に明らかである。
示している。図1のシステムで有用な1つの好適実施例
においては、二次側Sが鉄の背板BPに固定されたアル
ミナまたは銅板を有する。図7及び図9乃至図11にお
いて、二次側SSは、例えば、アルミナまたは銅のスリ
ーブ(または板)によって近密に取り囲まれた鉄の円筒
状コアを有している。本発明の様々な二次側及び一次側
の特定の寸法及び材料は、本願明細書の観点において技
術的に明らかである。
【0021】本発明では、種々の型のリニアモータが使
用可能である。例えば、平板状、管状、単一または二重
側部のリニア誘導モータまたはリニア同期モータが使用
できる。例えば、S.A.Nasar及びI.Bold
ea著のリニアモータ:理論、設計、及び実際的応用
(1987.プレンティスホール社発行)〔Linea
r Electric Motors:Theory,
Design,andPractical Appli
cations by S.A.Nasarand
I.Boldea(1987, Prentice −
Hall,Inc.)〕の第1章乃至第5章を参照さ
れたい。
用可能である。例えば、平板状、管状、単一または二重
側部のリニア誘導モータまたはリニア同期モータが使用
できる。例えば、S.A.Nasar及びI.Bold
ea著のリニアモータ:理論、設計、及び実際的応用
(1987.プレンティスホール社発行)〔Linea
r Electric Motors:Theory,
Design,andPractical Appli
cations by S.A.Nasarand
I.Boldea(1987, Prentice −
Hall,Inc.)〕の第1章乃至第5章を参照さ
れたい。
【0022】最後に、複合ローピング装置が二次側をカ
ーに結合する場合には、一次側のいかなる部分も昇降路
壁の凹部内に配置しなくとも、本発明の幾つかの利点が
得られる。この実施例では、モータ一次側が壁面に固定
される。例えば、図8におけるブラケットBによって昇
降路壁面30aaに固定された管状リニアモータ一次側
PPを参照されたい。また、図3における空隙G’によ
って二次側S’から空間的に離された2個のコア部P’
を有する平板状二重側部リニアモータも参照されたい。
一方のコア部P’は、壁面30aaに付けられている
が、他方のコア部は、昇降路に取り付けられた固定レー
ルに付けられている。
ーに結合する場合には、一次側のいかなる部分も昇降路
壁の凹部内に配置しなくとも、本発明の幾つかの利点が
得られる。この実施例では、モータ一次側が壁面に固定
される。例えば、図8におけるブラケットBによって昇
降路壁面30aaに固定された管状リニアモータ一次側
PPを参照されたい。また、図3における空隙G’によ
って二次側S’から空間的に離された2個のコア部P’
を有する平板状二重側部リニアモータも参照されたい。
一方のコア部P’は、壁面30aaに付けられている
が、他方のコア部は、昇降路に取り付けられた固定レー
ルに付けられている。
【0023】本発明は、ここに説明された実施例に限ら
ず、種々の変形が可能である、例えば、支持フレーム
は、カー、つりあい重り装置、複合ローピング装置及び
モータ一次側を支持するため、立型のみのフレームとし
て構成され得る。昇降路30が壁Wではなく主として支
持フレームによって決定されるときに、そのようなフレ
ームが特に有用となる。一次側が凹部R内に有用に配置
され得ないとき、側面(例えば、30a)はレール(例
えば、6)からかなり遠くの距離に配置しても良い。
ず、種々の変形が可能である、例えば、支持フレーム
は、カー、つりあい重り装置、複合ローピング装置及び
モータ一次側を支持するため、立型のみのフレームとし
て構成され得る。昇降路30が壁Wではなく主として支
持フレームによって決定されるときに、そのようなフレ
ームが特に有用となる。一次側が凹部R内に有用に配置
され得ないとき、側面(例えば、30a)はレール(例
えば、6)からかなり遠くの距離に配置しても良い。
【0024】さらに、極めて近接している昇降路でも、
本発明を利用できる。そのような場合、隣接の昇降路
1,2を分離する壁Wの壁厚WTは、一次側Pの厚さT
の合計よりも小さくできる。図16を参照されたい。
本発明を利用できる。そのような場合、隣接の昇降路
1,2を分離する壁Wの壁厚WTは、一次側Pの厚さT
の合計よりも小さくできる。図16を参照されたい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リニアモータエレベータシステムの部材によって必要と
される昇降路内部の容積が低減される。
リニアモータエレベータシステムの部材によって必要と
される昇降路内部の容積が低減される。
【図1】本発明に係る平坦な単一側部リニアモータと複
合ローピング装置を有するエレベータシステムの概略側
面図である。
合ローピング装置を有するエレベータシステムの概略側
面図である。
【図2】図1のリニアモータに用いるインバータとAC
電源の概略図である。
電源の概略図である。
【図3】本発明の平坦な二重側部リニアモータエレベー
タシステムに用いるつりあい重り装置と一次側の概略部
分側面図である。
タシステムに用いるつりあい重り装置と一次側の概略部
分側面図である。
【図4】図1及び図3のモータに用いる二次側の斜視図
である。
である。
【図5】図1及び図3のモータに用いる二次側の斜視図
である。
である。
【図6】図1及び図3のモータに用いる二次側の斜視図
である。
である。
【図7】管状リニアモータを採用している実施例で用い
る代替案の取り付け装置を有するモータ一次側、二次側
(部分切欠き)及びつりあい重り装置の概略部分側面図
である。
る代替案の取り付け装置を有するモータ一次側、二次側
(部分切欠き)及びつりあい重り装置の概略部分側面図
である。
【図8】管状リニアモータを採用している実施例で用い
る代替案の取り付け装置を有するモータ一次側、二次側
(部分切欠き)及びつりあい重り装置の概略部分側面図
である。
る代替案の取り付け装置を有するモータ一次側、二次側
(部分切欠き)及びつりあい重り装置の概略部分側面図
である。
【図9】管状リニアモータを採用している実施例のモー
タ二次側を取り囲んでいるモータ一次側の概略上面図で
ある。
タ二次側を取り囲んでいるモータ一次側の概略上面図で
ある。
【図10】管状リニアモータを採用している実施例のモ
ータ二次側を取り囲んでいるモータ一次側の概略側面図
である。
ータ二次側を取り囲んでいるモータ一次側の概略側面図
である。
【図11】管状リニアモータを採用している実施例のモ
ータ二次側を取り囲んでいるモータ一次側の概略側面図
である。
ータ二次側を取り囲んでいるモータ一次側の概略側面図
である。
【図12】従来技術に係る可動一次側を持つ管状リニア
モータエレベータシステムの斜視図である。
モータエレベータシステムの斜視図である。
【図13】カー、リニアモータ及び複合ローピング装置
用支持フレームに取り付けられたプラットフォームを含
む、モータ一次側取り付け用のさらに別の代替案を示す
図であって、部分断面及び部分切欠きの斜視図である。
用支持フレームに取り付けられたプラットフォームを含
む、モータ一次側取り付け用のさらに別の代替案を示す
図であって、部分断面及び部分切欠きの斜視図である。
【図14】矢印A1の方向に、支持フレームのプラット
フォームに取り付けられたモータ一次側の正面図であ
る。
フォームに取り付けられたモータ一次側の正面図であ
る。
【図15】矢印A2の方向における支持フレーム及びつ
りあい重り装置(仮線)の部分、及び壁凹部内に設けら
れた一次側の側部断面図である。
りあい重り装置(仮線)の部分、及び壁凹部内に設けら
れた一次側の側部断面図である。
【図16】各凹部内に設けられたそれぞれのモータ一次
側を有する2つの隣接する昇降路1:2の側部断面図で
ある。
側を有する2つの隣接する昇降路1:2の側部断面図で
ある。
6…レール 8…プラットフォーム 9…受金物 10…カー 12a,12b,12c…プーリ 12a,12b,12c及び14…複合ローピング装置 14…ロープ 20,20’,20”…つりあい重り装置 30…壁
Claims (20)
- 【請求項1】 カーと、 モータの二次側回路を有するつりあい重り装置と、 前記カーを前記つりあい重り装置に結合するローピング
装置であって、カーのローピング比とつりあい重り装置
のローピング比を決定し、エレベータシステムの通常運
転中に、前記つりあい重り装置の全走行距離が前記カー
の全走行距離よりも小さくなるように、前記カーのロー
ピング比が前記つりあい重り装置のローピング比よりも
小さくなっている前記ローピング装置と、 案内レール上に、前記つりあい重り装置が取り付けられ
ている当該案内レールと、 前記案内レールに取り付けられているモータ一次側用プ
ラットフォームと、 前記つりあい重り装置と関係付けられ、一般的に前記つ
りあい重り装置の方向に開放している凹部を形成してい
る少なくとも1個の壁と、 前記プラットフォーム上に配置されたモータ一次側であ
って、少なくとも前記プラットフォームと前記モータ一
次側の部分が前記凹部内に配置され、実質的に一定の空
隙によってモータ二次側から空間的に離されている前記
モータの一次側回路とを備えていることを特徴とするエ
レベータシステム。 - 【請求項2】 前記モータ一次側の全部が前記凹部内に
設けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレ
ベータシステム。 - 【請求項3】 前記モータ二次側が、一枚の導電性材を
有することを特徴とする請求項2に記載のエレベータシ
ステム。 - 【請求項4】 前記導電性材がアルミナであることを特
徴とする請求項3に記載のエレベータシステム。 - 【請求項5】 前記導電性材が銅であることを特徴とす
る請求項3に記載のエレベータシステム。 - 【請求項6】 前記モータ二次側がさらに、前記板に取
り付けられた磁性材の背板を有することを特徴とする請
求項3に記載のエレベータシステム。 - 【請求項7】 前記カーのローピング比が1:1であ
り、前記つりあい重り装置のローピング比が2:1であ
ることを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステ
ム。 - 【請求項8】 前記モータ一次側が前記プラットフォー
ムに固定されていることを特徴とする請求項1に記載の
エレベータシステム。 - 【請求項9】 前記プラットフォームが前記案内レール
に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のエ
レベータシステム。 - 【請求項10】 前記つりあい重り装置が本質的に前記
モータ二次側からのみ構成されることを特徴とする請求
項1に記載のエレベータシステム。 - 【請求項11】 前記モータ二次側が、前記つりあい重
り装置の全走行距離よりも大きく、かつ前記カーの前記
全走行距離よりも小さい高さ(H)を有することを特徴
とする請求項1に記載のエレベータシステム。 - 【請求項12】 前記モータ二次側の前記高さが、1.
1Dから1.5Dの間の範囲内の高さであって、Dが前
記つりあい重り装置の前記全走行距離に等しいことを特
徴とする請求項11に記載のエレベータシステム。 - 【請求項13】 前記モータ二次側の前記高さ(H)
が、Dよりも大きく、かつ1.5Dよりも小さく、Dが
前記つりあい重り装置の前記全走行距離に等しいことを
特徴とする請求項11に記載のエレベータシステム。 - 【請求項14】 前記モータ一次側が、複数個のスロッ
トと、前記スロット内に配置された多数の電気巻線を有
する平行六面体型コア部を有することを特徴とする請求
項11に記載のエレベータシステム。 - 【請求項15】 カーと、 モータの二次側回路を有するつりあい重り装置と、 前記カーを前記つりあい重り装置に結合するローピング
装置であって、カーのローピング比とつりあい重り装置
のローピング比を決定し、エレベータシステムの通常運
転中に、前記つりあい重り装置の全走行距離が前記カー
の全走行距離よりも小さくなるように、前記カーのロー
ピング比が前記つりあい重り装置のローピング比よりも
小さくなっている前記ローピング装置と、 前記カー、前記つりあい重り装置及び前記ローピングが
取り付けられる実質的に垂直な案内レールと、 少なくとも2個の前記案内レールに固定され、実質的に
一定の空隙によってモータ二次側から空間的に離れてい
るモータ一次側回路とから構成されていることを特徴と
するエレベータシステム。 - 【請求項16】 さらに、前記モータの一次側が固定さ
れるプラットフォームを備え、前記プラットフォームが
前記少なくとも2個の案内レールに固定されていること
を特徴とする請求項15に記載のエレベータシステム。 - 【請求項17】 さらに、凹部を有する昇降路を形成す
る建物壁を備え、前記カー、前記つりあい重り装置、前
記ローピング装置及び前記垂直案内レールが前記昇降路
内に配置され、前記モータ一次側が前記凹部内に配置さ
れ、さらに前記実質的に垂直な案内レールが、前記建物
壁に接続されていることを特徴とする請求項15に記載
のエレベータシステム。 - 【請求項18】 カーと、 一次側と二次側を有するリニアモータと、 前記カーを前記二次側に結合する複合ローピング装置
と、 フレームとを備え、 前記カー、前記リニアモータ及び前記複合ローピング装
置が前記フレーム上に取り付けられ、さらに前記一次側
が前記フレームに固定されていることを特徴とするエレ
ベータシステム。 - 【請求項19】 前記フレームがプラットフォームと少
なくとも一対の案内レールを有し、前記プラットフォー
ムが前記案内レールに固定され、前記一次側が前記プラ
ットフォームに固定されていることを特徴とする請求項
18に記載のエレベータシステム。 - 【請求項20】 さらに、昇降路を形成する建物壁を備
え、前記フレームが前記昇降路内に配置されているとと
もに、前記建物壁に接続されていることを特徴とする請
求項18に記載のエレベータシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US995,220 | 1992-12-22 | ||
US07/995,220 US5299662A (en) | 1992-07-27 | 1992-12-22 | Linear motor elevator having hybrid roping and stationary primary |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06183664A true JPH06183664A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=25541535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22156093A Withdrawn JPH06183664A (ja) | 1992-12-22 | 1993-09-07 | エレベータシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06183664A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2856045A1 (fr) * | 2003-06-16 | 2004-12-17 | Ascervi Ascenseurs | Ascenseur avec contrepoids a course reduite |
-
1993
- 1993-09-07 JP JP22156093A patent/JPH06183664A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2856045A1 (fr) * | 2003-06-16 | 2004-12-17 | Ascervi Ascenseurs | Ascenseur avec contrepoids a course reduite |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001107 |