JPH06183056A - 画像形成装置及び双方向走査光学装置及び光走査装置 - Google Patents

画像形成装置及び双方向走査光学装置及び光走査装置

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JPH06183056A
JPH06183056A JP4354761A JP35476192A JPH06183056A JP H06183056 A JPH06183056 A JP H06183056A JP 4354761 A JP4354761 A JP 4354761A JP 35476192 A JP35476192 A JP 35476192A JP H06183056 A JPH06183056 A JP H06183056A
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optical
scanning
image
mirror
light beam
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Withdrawn
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JP4354761A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Nagase
瀬 哲 也 永
Atsutomo Yoshizawa
澤 敦 朋 吉
Kunihiko Kitayama
山 邦 彦 北
Kazuyoshi Chiku
久 一 佳 知
Toshiro Tomono
野 俊 郎 友
Yoshinori Mochida
田 喜 徳 持
Jun Koide
出 純 小
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 色ずれ補正手段の構成を単純化する。 【構成】 複数個の像担持体201,露光手段103,
現像手段そして転写手段とを有し、一つの露光手段に対
して3枚の折り返しミラー104,106,107を持
ち、そのうち2枚は反射面の相対角度が略90度である
ミラー対106,107であり、さらに色ずれ補正手段
を有する画像形成装置において、該色ずれ補正制御手段
における像担持体201上の走査線傾き補正制御を、一
つの露光手段103に対して前記ミラー対106,10
7を形成しない一枚のミラー104の位置を変化させる
制御により行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタや複写機などの
画像形成装置に関し、特に複数像担持体に画像(潜像)
を形成する際の走査線の色ずれの補正機構を有する光偏
向装置に関するものである。
【0002】本発明は例えばカラー複写機やカラープリ
ンタ等の多重画像形成装置に好適な双方向走査光学装置
に関する。
【0003】本発明は、例えばレーザービームプリンタ
ー,レーザービーム複写機等の像担持体上を露光走査し
て画像を形成する装置内の光走査装置に関するもので、
特に、多色またはフルカラープリンターまたは複写機
で、複数の光走査情報を多重記録して、画像を出力する
装置に関するものである。
【0004】
【従来の技術】
〔第一従来例〕従来より、電子写真方式を採用した画像
形成装置においては像担持体としての電子写真感光体を
帯電器により帯電し、この感光体に画像情報に応じた光
照射を行って潜像を形成し、この潜像を現像器によって
現像して得た現像像をシート材等に転写して画像を形成
することが行われている。
【0005】一方、画像のカラー化にともなって、これ
ら各画像形成プロセスがなされる像担持体を複数備え
て、シアン像,マゼンタ像,イエロー像、好ましくはブ
ラック像の各色像をそれぞれの像担持体に形成し、各像
担持体の転写位置にてシート材に各色像を重ね転写する
ことによりフルカラー画像を形成する画像形成装置も提
案されている。
【0006】かかるフルカラー画像形成装置は各色ごと
にそれぞれの画像形成部を有するため、高速化に有利で
ある。またシート材の搬送経路を直線上に構成できるた
め、厚紙やトラペン等のシート材に対して、適応性があ
る等の長所を有する。
【0007】反面、異なる画像形成部で形成された各画
像のレジストレーションを如何に良好に行うかの点で問
題点を有している。なぜならば、シート材に転写された
4色の画像形成位置のずれは、最終的には色ずれとして
または色調の変化として現れてくるからである。
【0008】ところで上記転写画像の位置ずれの種類と
しては図16(a),(b),(c),(d)に示すよ
うに、転写材500に対して走査線書き込み方向(図中
A方向)に位置ずれ(トップマージン)(同図
(a)),走査方向(図中A方向に直交するB方向)の
位置ずれ(レフトマージン)(同図(b)),斜め方向
の傾きずれ(同図(c)),倍率誤差のずれ(同図
(d)))が有り、実際には上記4種類のずれが重畳し
たものが現われている。
【0009】そして、上記画像ずれの主原因は、同図
(a)のトップマージンの場合は各画像形成ステーショ
ンの画像書き出しタイミングのずれであり、同図(b)
のレフトマージンの場合は各画像形成ステーションの各
画像の書き込みタイミングすなわち1本の走査線におけ
る走査開始タイミングのずれである。
【0010】同図(c)の斜め方向の傾きずれの場合は
走査光学系の取付角度ずれまたは感光ドラムの回転軸の
角度ずれであり、(d)の倍率誤差によるずれの場合は
各画像形成ステーションの走査光学系から感光ドラムま
での光路長の誤差ΔLによる、走査線長さのずれ2×δ
Sによるものである。
【0011】そこで上記4種類のずれを無くするため
に、まず、トップマージンとレフトマージンについては
各色の走査タイミングを電気的に調整してずれ量を補正
する。そして倍率誤差ずれ、傾きズレに対しては、図1
7の各ステーションの光路の途中にある3枚の折り返し
ミラーのうち、ミラー面が直角に保持され一対としたほ
ぼハ字型のミラー対506,507を図17に示すよう
に装置本体に対して矢印E方向,矢印F方向に各々独立
に調整することでズレ量を補正可能としている。
【0012】これら調整を行うための調整手段として、
段階的に直線移動する駆動源であるステップモータを備
えたリニアステップアクチュエータ等のアクチュエータ
515,516が装備されている。
【0013】ここで、倍率誤差補正と傾き補正とそれぞ
れ独立して行うためには、図18に示すように、色ずれ
補正装置は、ミラー保持部材510,支持部材511,
支持部材512等の多部品から成り立っている。
【0014】以上の構成は4色の位置ズレ防止に極めて
有効である。
【0015】〔第二従来例〕図19は第二従来例を示
す。シアン,マゼンタ,イエロー,ブラックの4つの画
像形成ステーション(以下ステーションと略す)に4本
のレーザービームを導く双方向走査光学系によって静電
潜像を形成し既存の電子写真プロセスによって画像を形
成し多重転写することによってフルカラー画像を得るも
のである。
【0016】各ステーションA,B,C,Dの半導体レ
ーザー7C,7M,7Y,7BKから照射された光ビー
ムは1つの回転多面鏡としてのポリゴン2によって図示
の通りに半導体レーザー7M,7Cと7Y,7BKがそ
れぞれ双方向に偏向走査させられ、折返しミラー群24
C,24M,24Y,24BKによって光路を変えられ
て感光体としてのドラム1C,1M,1Y,1BK上に
それぞれ矢印の方向に走査される。
【0017】ここでポリゴン2は図のように反射面が周
方向に6面あり上下方向に2段ある。上下に2段あるも
のは、加工の都合によるもので、段をなくして同一平面
としてもさしつかえない。どちらにしても上下方向の面
は加工上同時に加工されるために平面は同一平面であ
る。つまり半導体レーザー7Cと7Mはまったく同じ平
面で偏向走査されるためにドラム1Cと1M上に走査さ
れる走査線の走査タイミングは、まったく同じである。
【0018】次に、半導体レーザー7Yと7BKについ
ても7Cと7Mの場合とまったく同じことが成り立つた
めに、ドラム1Y,1BK上に偏向走査される走査線の
走査タイミングはまったく同じである。
【0019】次に画像書き出しタイミングを決める光ビ
ーム検出器(以下BDと略す。)は、ポリゴン2の同一
反射面を用いる第1ステーションAと第2ステーション
Bにおいては第1ステーションAに、また第3ステーシ
ョンCと第4ステーションDにおいては第3ステーショ
ンCに設けてある。
【0020】つまり第1ステーションAと第2ステーシ
ョンBは、光ビーム検出器用反射鏡4(以下BDミラー
と略す)で光ビームを反射させBD5で受光して得られ
るBD信号によって画像書き出しタイミングを制御し、
第3ステーションCと第4ステーションDはBDミラー
8で光ビームを反射させBD9で受光して得られるBD
信号によって画像書き出しタイミングを制御する。
【0021】該BD5,9はBDミラー4,8の反射面
に対してドラム1C,1Yと光学的に共役位置に配置さ
れているためにBD5,9に入射する光ビームは微小な
スポット状に結像している。そのためにBD5,9又は
BDミラー4,8の位置精度は設計上かなり厳しいもの
になっている。
【0022】特に図20に示すようにBDミラーの取り
付け角度がくるっているとBDに光ビームが入射しな
い。また、BDの位置がくるっていると光ビームが入射
しない。そのために従来ではBDミラーの角度は治具で
調整したものを本体に取り付け、該BDミラーで反射さ
れた光ビームがBDに入射するようにBD5,9の位置
をそれぞれの光ビームの入射方向と略垂直方向Pにそれ
ぞれ調整固定していた。
【0023】〔第三従来例〕従来、レーザー光を光偏向
器によって偏向し像担持体上に光走査する光走査装置
は、像担持体近傍に防塵用の平行平板ガラス(以後防塵
ガラスと称す)が光軸に対して副走査方向に傾けて設け
られているものや、また、光偏向器を含むハウジングの
防塵用窓ガラスと防塵ガラスが光軸に対して副走査方向
において同一方向に傾けて設けられているもの、また2
枚の平行平板ガラスが光偏向後の走査光路中に挿入され
ているが、ガラスの厚み,傾け量が互いに異なるものが
公表されている。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
〔第一従来例〕しかしながら、上記従来例において、特
に倍率誤差及び傾きズレ補正手段のための構成が複雑
で、かつ部品が多いために振動し易い欠点を持つ。その
ため感光体上に照射されるレーザービーム位置も振動し
走査むらとして現れる。
【0025】その走査むらが出力された画像の濃淡とな
って現れ著しく画質を劣化させる。上記の問題はディジ
タルカラーの画像形成装置で色ずれがなく、高画質な画
像を形成する上で非常に大きなものとなっている。
【0026】〔第二従来例〕しかしながら、双方向光学
系であるためにBD5,BDミラー4は装置本体前側
に、又、BD9,BDミラー8は装置本体後側に配置せ
ざるを得ないために上述した調整作業は、作業員が装置
前側と後側の異った2面に移動して行う必要があったた
めに非常に手間のかかるものであった。
【0027】また、装置後側は電装部品や駆動用部品が
多数配置されている。市場で再調整の必要が生じた時な
どはそれらの部品を取りはずす必要があるために非常に
作業が複雑になり作業時間が増大してしまい、装置の停
止時間がかさみユーザに不便をかけることになってい
た。
【0028】さらに作業が複雑になるということは装置
の信頼性を低下させることにもつながっていた。
【0029】〔第三従来例〕しかしながら、上記従来例
においては、光走査光束が平行平板ガラスに走査方向に
おいて斜入射するため走査方向において垂直に入射する
場合に対して斜入射した場合の方が、副走査方向に変位
する量が多くなってしまう。つまり光走査の光軸を中心
とした両端において、副走査方向の変位が大きくなって
しまうため光走査線が湾曲してしまうというひずみ現象
が生じてしまう。
【0030】2枚の平行平板が副走査方向に同方向で傾
けている場合は、湾曲量はより増大し、副走査方向の傾
け方向が逆であっても、2枚の平行平板の厚さ、または
傾け角に差がある場合は、湾曲量が多い方の湾曲を生じ
てしまう。
【0031】この系が単一の光ビームで光走査するもの
であれば、記録画像自体は、走査線の湾曲により若干ひ
ずみを生ずるが、多重転写記録においても同一のひずみ
を重ね合わせるため画素のずれは非常に微量で済むた
め、出力画像の画質は極端にそこなわれないが、複数の
光ビームで光走査し、各光走査画像を重ね合わせて出力
する場合においては画像のひずみが一致しないため各画
素のズレが大きくなってしまい、出力画像の品質を悪く
してしまうという欠点がある。
【0032】〔第一発明の目的〕色ずれ補正手段の構成
を単純化する。
【0033】〔第二発明の目的〕光ビーム検出器又は光
ビーム検出器用の反射鏡の位置調整を容易に行なえるよ
うにする。
【0034】〔第三発明の目的〕複数の光ビームによる
光走査画像を重ね合わせた場合の各画素のずれをなく
す。
【0035】
【課題を解決するための手段】 〔第一発明〕複数個の像担持体,露光手段,現像手段そ
して転写手段とを有し、一つの露光手段に対して3枚の
折り返しミラーを持ち、そのうち2枚は反射面の相対角
度が略90度であるミラー対であり、さらに色ずれ補正
手段を有する画像形成装置において、該色ずれ補正制御
手段における像担持体上の走査線傾き補正制御を、一つ
の露光手段に対して前記ミラー対を形成しない一枚のミ
ラーの位置を変化させる制御により行う。
【0036】少なくとも走査線の書き込み方向のずれ補
正、走査方向のずれ補正、走査線の傾きのずれ補正、及
び光路長のずれ補正の4つの色ずれ補正手段を有する。
【0037】傾き補正の制御手段のアクチュエータはパ
ルスモータを用いたリニアステップアクチュエータであ
る。
【0038】傾き補正の制御手段のアクチュエータは積
層型圧電アクチュエータである。
【0039】〔第二発明〕回転多面鏡を介して正逆双方
向に光ビームを走査する2系統の光学系を備え、各光学
系に少なくとも1対の光ビーム検出器と該光ビーム検出
器に光ビームを導くための光ビーム検出器用反射鏡を有
する双方向走査光学装置において、一方の光学系の光ビ
ーム検出器又は光ビーム検出器用反射鏡の位置調整を、
他方のそれと、同じ該双方向走査装置の本体枠体面で行
う。
【0040】〔第三発明〕レーザー発振器より変調発振
されたレーザー光を光偏向器によって偏向し、像担持体
上にレンズを介して集光し、光走査する光走査装置にお
いて、光偏向器と像担持体間の光路中に、2枚のほぼ同
量の厚さの平行平板ガラスが設けられ、その各々の平行
平板ガラスは、光軸に対して、光走査平面に対して直角
方向に傾けて設置され、傾き方向は各々逆方向で傾け量
はほぼ同量である。
【0041】2枚の平行平板ガラスのうち少なくとも一
方は、像担持体近傍に配する防塵用のガラスである。
【0042】2枚の平行平板ガラスのうち、少なくとも
一方は、光偏向器の防塵を目的とする光偏向器を含むハ
ウジングの窓ガラス等の部材である。
【0043】像担持体に光走査するレーザー光は複数ビ
ームで構成され、各光走査情報を像担持体に記録し、そ
の画像情報を重ね合わせて、一つの多重画像を形成する
装置に用いる。
【0044】
【作用】
〔第一発明〕本発明によれば、駆動源もしくは回転多面
鏡の振動が前記装置に加振されても、反射ミラーを支持
する構成が振動しにくく、画像劣化を防止できるのみな
らず各走査線誤差を補正することができ色ずれ、走査む
らのない高品位な画像を得ることができる。
【0045】〔第二発明〕双方向走査光学系の1方のB
D又はBDミラーの位置調整を他方のそれと同じ本体枠
体面で行うことで調整作業の手間が簡略化され、作業時
間の短縮、さらには装置の信頼性が向上するのである。
【0046】〔第三発明〕本発明によれば、光偏向後の
光路中に、2枚の平行平板ガラスを配し、その副走査方
向の傾きをおのおの逆方向に同量傾けかつ、平行平板の
厚みを同等にすることによって一方の平行平板の傾けに
よって生じた走査線の湾曲量を他方の平行平板の傾けに
よって相殺し、光走査線をほぼ真直にすることで、複数
光ビームにより光走査画像を重ね合わせた場合の各画素
のずれを無くすことができ、レジズレの少ない高品質な
出力画像が得られるようにしたものである。
【0047】
【実施例】
〔第一発明〕まず、本発明の実施例について図1を用い
て説明する。画像形成装置は4つの画像形成ステーショ
ンが配置され、各画像形成ステーションは像担持体とし
ての感光ドラム201a,201b,201c,201
dをそれぞれに有する。
【0048】また、そのまわりには専用の帯電手段(2
02a,202b,202c,202d)、画像情報に
応じた光を前記感光体ドラムに照射するためのレーザス
キャナー等の露光手段203,現像手段(204a,2
04b,204c,204d),転写手段(205a,
205b,205c,205d),クリーニング手段
(206a,206b,206c,206d)がそれぞ
れ配置されている。
【0049】ここで画像形成ステーションPa,Pb,
Pc,Pdはそれぞれシアン画像,マゼンタ画像,イエ
ロー画像,ブラック画像を形成するところである。
【0050】一方、各画像形成ステーションPa〜Pd
を通過する態様で、感光体ドラム201a,201b,
201c,201dの下方に無端ベルト状の搬送手段2
07が配置され、給紙ローラ208により給紙台230
から給紙された紙等のシート材209はガイド231に
導かれて搬送手段207によって各画像形成ステーショ
ンPa〜Pdの転写手段205a〜205dの上を通し
て搬送される。
【0051】なお、搬送手段207は静電吸着ベルト2
07aを帯電させるための帯電器7b及びベルト207
aを除電するための除電器7cを備えており、シート材
209を静電吸着力によってベルト207aに吸着して
搬送する。
【0052】かかる構成において、まず第1画像形成ス
テーションPaの帯電手段202a及び、露光手段等の
公知の電子写真プロセス手段により感光体ドラム201
a上に画像情報のシアン成分色の潜像を形成したのち、
該潜像は現像手段204aでシアントナーを有する現像
材によりシアントナー像として可視像化され転写手段2
05aでシアントナー像が転写される。
【0053】一方、上記シアントナー像がシート材20
9に転写されている間に第2の画像形成ステーションP
bではマゼンタ成分色の潜像が形成され、続いて現像手
段204bでマゼンタトナーによるトナー像が得られ、
先の第1画像形成ステーションPbで転写が終了したシ
ート材209のところに第2の画像形成ステーションP
bの転写手段205bにてマゼンタトナー像が転写され
る。
【0054】以下、シアン像,ブラック像についても同
様な方法で画像形成が行われ、シート材209にも4色
のトナー像の重ね合わせが終了すると、シート材209
は定着手段210で加熱定着され、シート材209にフ
ルカラー画像が得られる。
【0055】なお、転写が終了したそれぞれの感光体ド
ラム201a〜201dはクリーニング手段206a〜
206dで各ドラム上から残留トナーが除去され、引き
続き行われる次の像形成に備えられる。
【0056】次に本発明にかかる光偏向装置について述
べる。図2は光偏向装置を示す概略図である。
【0057】これは、図示しないレーザ光源により照射
されたレーザビームが図中央矢印B方向に回転する回転
多面鏡により双方向へ走査されてシアン(C),マゼン
タ(M),イエロー(Y),ブラック(Bk)にそれぞ
れ対応するfθレンズ(図示せず)を通過する。
【0058】そして、このfθレンズを通過後にミラー
104C,104M,104Y,104Bkを介して、
走査線102C,102M,102Y,102Bkによ
って図中矢印A方向に回転する感光ドラム201a〜2
01d上に像情報が露光され、既知の画像形成プロセス
をへて図中矢印X方向へ搬送される転写材209に多重
転写することで、多重画像を形成するものである。
【0059】このように複数の画像形成ステーションを
有する装置に於いては同一転写材の同一面に順次異なる
色の像を転写するので、各画像形成ステーションにおけ
る転写画像位置が理想位置からずれると、例えば多色画
像の場合には異なる色の画像間隔のずれ、或いは重なり
となる。またカラー画像の場合には色味の違い、さらに
程度がひどくなると色ずれとなって現れ、画像の品質を
著しく劣化させていた。
【0060】これに対して、従来例に記した色ズレの原
因となる4種類のずれを無くするために、まず、トップ
マージンとレフトマージンについては前記従来例同様に
走査線102C,102M,102Y,102Bkの走
査タイミングを電気的に調整してずれ量を補正する。
【0061】そして倍率誤差ずれに対しては各ステーシ
ョンの光路の途中にある3枚の折り返しミラーのうち、
図7の2枚のミラーを直角に一対としたほぼハ字型のミ
ラー対106,107を図に示すように装置本体に対し
て矢印E方向に調整することでずれ量を補正可能として
いる。
【0062】また、傾きずれに対しては、前記ハの字ミ
ラーを構成しない第3の折り返しミラー104を図4及
び図5に示すようにG方向に調整することでズレ補正を
している。これら調整を行うための調整手段として、段
階的に直線移動する駆動源であるステップモータを備え
たリニアステップアクチュエータ等のアクチュエータ
7,8が装備されている。
【0063】ここで、アクチュエータ8をE1方向に駆
動することにより、ミラー対106,107はE1方向
にほぼ平行に移動され、感光ドラム201a〜201d
上までの光路長を短くし、アクチュエータ108をE2
方向に駆動することにより光路長を長く調整することが
できる。
【0064】このように、光路長を調整することにより
所定の広がり角を有する走査線102C,102M,1
02Y,102Bkの長さを、例えば図6(a)のよう
にm1からm0にかえることができる。
【0065】また、アクチュエータ7をG1方向に駆動
することにより、折り返しミラー104はG1方向に折
り返しミラーの長手方向に直角な回転軸10を中心にし
て回転し、図6(b)における走査線m0を走査線m3
のように傾き角を変えることができる。
【0066】ところで、上記傾き補正方法により傾きを
調整した場合、折り返しミラーの回転に伴い光路長が僅
かに変化する。また、折り返しミラーの長手方向におい
て、回転軸10に近い側と遠い側にあたる光路長の関係
も異なってくる。
【0067】しかし、現実に傾き補正を行うに必要なミ
ラーの回転量の範囲では、前記光路長の変化に伴う倍率
の変化、そして、走査方向の両端における倍率の相違量
は極僅かで無視できる量であり、色ずれに関する他の補
正手段には影響を与えない。
【0068】以上述べたように、一対のミラーをほぼ直
角に組み込んだミラー対106,107と第3のミラー
104を走査光学装置から感光ドラム201a〜201
b光路内に配置し、ミラー対106,107の位置をア
クチュエータ8により調整することによって光路長を調
整し、ミラー104の位置をアクチュエータ7により走
査線の傾きを調整することにより、走査線位置を各々独
立に調整することができる。
【0069】すなわち、ハの字型に配置されたミラー対
106,107をE方向に移動することによって、感光
ドラム上201a〜201d上に結像された走査線10
2C,102M,102Y,102Bkの位置を変える
こと無く、走査線102C,102M,102Y,10
2Bkの光路長のみを補正することができる。
【0070】またミラー104をG方向に移動すること
によって走査線102C,102M,102Y,102
Bkの光路長を殆ど変えることなく感光ドラム201a
〜201d上の結像位置及び角度の補正をすることがで
きる。
【0071】(他の実施例)色ずれの補正において、ト
ップマージンとレフトマージンについては前記従来例及
び、第一の実施例同様に走査線102C,102M,1
02Y,102Bkの走査タイミングを電気的に調整し
てずれ量を補正する。そして倍率誤差ずれに対しても電
気的に画素クロックを調整して補正する。
【0072】傾き調整は図3に示すように最大変位量
0.35mmの積層型圧電アクチュエータ11及びその
駆動回路14により、反射ミラー104を回転軸10を
中心に回転移動させることにより行っている。反射ミラ
ー104の駆動アクチュエータには比較的小型の積層型
圧電アクチュエータを用いることにより、反射ミラーと
それを支持する図示していないホルダー、それから駆動
部の構成をより単純かつ小型にすることができる。
【0073】〔第二発明〕図8,9は本発明の実施例を
表わす説明図である。BDミラー4は調整コマ101の
円筒部101aの回転中心aがBDミラー4の光反射面
に一致するように接着されている。
【0074】BDミラー4が接着された調整コマ101
の円筒部101aは、本体枠体の前側板110に開いた
穴Aに外周が嵌合した状態で挿入され、前側板110の
外側からビス104で固定されている。
【0075】BDミラー4の角度調整は、前側板側から
ビス104をゆるめ、調整コマ101をα方向に回転さ
せることで可能となる。この時調整コマ101の回転中
心aと、BDミラー4の反射面が一致しているために、
回転調整によって光路長を変えてしまうことはない。
【0076】BD5の電気的出力をモニターしながら調
整コマ101の回転位置調整を行って出力が調整規格内
に入った所で固定ビス104を締めて調整コマを固定す
る。
【0077】次にBDミラー8は調整軸102の円筒部
102bの回転中心bがBDミラー4の光反射面に一致
するように接着されている。BDミラー4が接着された
調整軸102の円筒部102bは、本体枠体の前側板1
10と後側板111とにそれぞれ開いた穴B,Cに外周
が嵌合した状態で挿入されている。
【0078】後側板111と調整軸102の端部にネジ
止めされたストッパー105の間には付勢バネ103が
入っており、調整軸102のフランジ102fを常にガ
タなしの状態で前側板110に押し付けている。さらに
調整軸102のフランジ102fを前側板110に外側
からビス106で固定している。
【0079】BDミラー8の角度調整は前側板側からビ
ス106をゆるめ調整軸102をβ方向に回転させるこ
とで可能となる。この時調整軸102の回転中心bとB
Dミラー8の反射面が一致しているために、回転調整に
よって光路長を変えてしまうことはない。
【0080】BD9の電気的出力をモニターしながら調
整軸の回転位置調整を行って出力が調整規格内に入った
所で固定ビス106を締めて調整軸を固定する。
【0081】以上のようにBDミラー4,8の角度調整
がすべて前側板110側から可能となる。
【0082】(他の実施例)以上はBDミラーの位置調
整法を説明したが次はBDによる調整法を説明する。図
10,11が説明図である。BD5は、調整板201に
固定されている。調整板201には2本のボス201
a,bが出ており、前側板110の長穴203に一方向
のみ嵌合しており、前側板110に対してQ方向に移動
可能である。さらに調整板201は前側板110にビス
204で固定されている。
【0083】BD5の位置調整は前側板110側からビ
ス204をゆるめ、調整板201をQ方向に移動させる
ことで可能である。BD5の電気的出力をモニターしな
がら調整板201の位置調整を行って出力が調整規格内
に入った所でビス204を締めて調整板201を固定す
る。
【0084】次にBD9は調整板202に固定されてい
る。調整板201には2本のボス202a,bが出てお
り後側板111の長穴205に一方向のみ嵌合しており
後側板111に対してR方向に移動可能である。
【0085】さらにボス202a,bのどちらか一方の
端部にネジ止めされたストッーパ206と後側板111
の間には付勢バネ207が入っており、調整板202を
常に後側板111に押し付けている。さらに調整板20
2の下面202cには偏心カム208が当接している。
【0086】調整板202の上面202dと後側板11
1の間には付勢バネ209が入っており、調整板202
を常に偏心カム208に付勢させている。偏心カム20
8の回転中心軸208aは、後側板111のC部と前側
板110のB部にそれぞれ嵌合して回転自在に保持され
ている。
【0087】さらに回転中心軸208aのフランジ部2
08fを前側板110に外側からビス210で固定して
いる。BD9の位置調整は前側板110側からビス21
0をゆるめ、回転中心軸208aを回し、偏心カムと付
勢バネ209によって調整板202の位置を変えること
で可能となる。
【0088】BD9の電気的出力をモニターしながら回
転中心軸208aの回転角調整を行なって出力が調整規
格内に入った所でビス210を締めて偏心カムを固定す
る。 〔第三発明〕図12は、本発明の第1実施例を示し、同
図においてレーザー発振器1a,1bから記録画像情報
を変調発振させ、放射したレーザー光束を2a,2bの
コリメータレンズによって平行かつ有限な光束に変換
し、3a,3bの副走査方向にのみ屈折力を有するシリ
ンドリカルレンズによって回転多面鏡4の光偏向鏡面近
傍に焦点を結ぶ。
【0089】そして、偏向反射された光束は副走査方向
に傾けられた平行平板5(第1の平行平板)を通過し、
6a,7aと6b,7bから成るアナモフィックレンズ
によって光束を絞られ、ミラー9,11または10によ
って光距を折り曲げ、第1の平行平板と逆方向に傾けら
れた平行平板8a,8b(第2の平行平板)を通過して
像担持体12の表面に集光する。
【0090】この光学的構成で動作は図中の矢印の方向
に回転多面鏡4と像担持体12は回転動作し、回転多面
鏡の回転とともに像担持体面上の集光レーザービームは
走査し、かつ、像担持体の回転とともに像担持体上の光
走査情報は副走査方向に移動し、像担持体表面に画像情
報が記録される。
【0091】一方、像担持体は回転動作中に、13の帯
電器により帯電されており、帯電表面に光走査されるこ
とによって潜像画像を形成し、現像器14と15によっ
てトナー等の現像材を付着させ、可視画像化し、図中に
は記していないが普通紙等の転写材に転写して、出力す
る。
【0092】また、転写し残したトナー等の現像材はク
リーナー16によって除去される。つまり、付加記号a
とbのレーザーで記録した画像を重ね合わせて出力する
ものである。
【0093】構成,動作は上述したとおりであるが、光
走査系の副走査方向光路図である図13(A)と走査方
向光路図である図13(B)にしたがってレーザー光束
は進み同図のA地点においてレーザー走査光束の中心
(主光線)は図14(A)のように副走査方向におい
て、湾曲なく走査されて、B地点に達すると副走査方向
に傾けられた平行平板4(第1の平行平板)を通過する
ことによって湾曲を生じ、図14(B)に示すようにな
ってしまう。
【0094】その後にC地点においては第1の平行平板
と傾きが同量逆でかつ厚さの同じ平行平板8(第2の平
行平板)を通過するために、B地点で発生していた湾曲
が補正されて図14(C)に示すようなほぼ真直に近い
走査線を実現できる。
【0095】ただし、アナモフィックレンズ6,7が、
fθ特性を有する場合、走査方向において、入射角と出
射角が異なるため、C地点での湾曲量は完全には補正さ
れずに若干の湾曲が残存する。
【0096】(他の実施例)図15は本発明の第2の実
施例を示し、一般に呼ぶ4連ドラム方式の電子写真プリ
ンター構成で、回転多面鏡24に対して双方向に各2本
づつのレーザー光束を光走査し、4つの像担持体32a
〜dに画像形成するものである。
【0097】光路の過程は第1の実施例と同様で、各像
担持体の作像過程も図中には記していないが、第1の実
施例と同様である。各像担持体で形成した画像は34の
転写材に転写ベルト33の矢印方向の移動にともなって
順次転写してゆき4回の多重合成画像を出力するもので
ある。
【0098】上記構成,動作において、回転多面鏡24
によって光偏向されたレーザー光束は、平行平板25
a,25bと、その副走査方向の傾きが同量逆でかつ同
肉厚の像担持体近傍に配された平行平板28a〜dによ
って走査光束の湾曲を相殺して、各像担持体にほぼ真直
な光走査露光を行なうものである。
【0099】上記実施例においては光偏向器(回転多面
鏡)近傍の平行平板と、像担持体近傍の平行平板によっ
て走査線湾曲を相殺補正するものを提案してきたが、回
転多面鏡から像担持体までの光路中に、副走査方向の傾
きが同一で、かつ同肉厚の平行平板を挿入すればよい。
【0100】例えば、回転多面鏡と、アナモフィックレ
ンズの間に2枚の平行平板を挿入するか、または像担持
体近傍に2枚の平行平板を挿入してもよい。この場合、
アナモフィックレンズが走査方向にfθ特性を有するも
のであっても、2枚の平行平板に入射する光束の入射角
が等しいため完全に近い走査線湾曲の相殺補正が可能と
なる。
【0101】
【発明の効果】
〔第一発明〕以上説明したように、本発明によれば装置
の設定時に、選択的に走査線の倍率誤差,傾き誤差等を
補正することができ、駆動源,回転多面鏡の振動が加振
されても画像劣化がない高品位な画像を得ることができ
る。
【0102】〔第二発明〕双方向走査光学系の1方のB
D又はBDミラーの位置調整を他方のそれと同じ本体前
側板側で行うことが可能となるために、調整作業が簡略
化され、作業時間の短縮を図れる。
【0103】さらに市場におけるサービス時の作業の簡
略化による装置の信頼性の向上が可能となった。
【0104】〔第三発明〕以上説明したように、光偏向
後の光路中に副走査方向の傾け角が同量で傾け方向が逆
で、かつ同肉厚の2枚の平行平板を挿入することによっ
て、一方で発生した走査線湾曲を他方で逆補正して相殺
することで、ほぼ真直に近い光走査を実現でき、多数ビ
ームによる光走査画像を重ね合わせる場合に各画素を精
度良く合わせることができるため、高品質な多重記録画
像を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一発明の第1及び第2の実施例が適用される
画像形成装置の概略図。
【図2】第一発明の光偏向装置を示す概略図。
【図3】第一発明の第1の実施例の走査線傾き補正装置
の概略構成を表す斜視図。
【図4】第一発明の第1の実施例の走査線傾き補正装置
の概略構成を表す斜視図。
【図5】第一発明の第1の実施例の補正装置の概略構成
を表す斜視図。
【図6】(a),(b)は第一発明の色ずれ誤差の補正
を説明する図。
【図7】第一発明の第1の実施例の光路長補正装置を概
略構成を表す左側面図。
【図8】第二発明の平面断面図。
【図9】(A),(B)は図8の要部の正面図。
【図10】第二発明の他の実施例の平面断面図。
【図11】(A),(B)は図10の要部の正面図、
(C)は同断面図。
【図12】第三発明の第一実施例の概略図。
【図13】(A)は第三発明の第一実施例の副走査方向
光路図、(B)は同主走査方向光路図。
【図14】(A)〜(C)は第三発明の第一実施例の走
査線の湾曲を示す図。
【図15】第三発明の第二実施例の概略図。
【図16】(a)〜(d)は第一従来例の走査線におけ
る各種の誤差を示す図。
【図17】第一従来例の補正装置の概略構成を表す斜視
図。
【図18】第一従来例の補正装置の概略構成を表す右側
面図。
【図19】第二従来例の斜視図。
【図20】(A),(B)は図19の要部の正面図。
【符号の説明】
3 引っ張りバネ 5 ハの字ミラーホルダー 9 ミラー押さえバネ 18,19 引っ張りバネ 4 ハの字ミラーホルダー揺動軸 6 ミラー支持ピン 15,16 リニアステップアクチュエータ 5,9 BD 4,8 BDミラー 110 前側板 111 後側板 101 調整コマ 102 調整軸 201,202 調整板 208 偏心カム 1,1a,1b,21a〜d レーザー発振器 2,2a,2b,22a〜d コリメータ 3,3a,3b,23a〜d シリンドリカルレンズ 4,24 回転多面鏡 5,25a,25b,8a,8b,28a〜d 平行平
板 6,7,6a,7a,6b,7b,26a,27a,2
6b,27b,26c,27c,26d,27d アナ
モフィックレンズ 9,10,11,29a〜d、30a〜d,31a〜d
ミラー 12,32a〜d 像担持体 13 帯電器 14,15 現像器 16 クリーナ 33 転写ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G03G 15/04 116 (72)発明者 知 久 一 佳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 友 野 俊 郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 持 田 喜 徳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 小 出 純 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の像担持体,露光手段,現像手段
    そして転写手段とを有し、一つの露光手段に対して3枚
    の折り返しミラーを持ち、そのうち2枚は反射面の相対
    角度が略90度であるミラー対であり、さらに色ずれ補
    正手段を有する画像形成装置において、該色ずれ補正制
    御手段における像担持体上の走査線傾き補正制御を、一
    つの露光手段に対して前記ミラー対を形成しない一枚の
    ミラーの位置を変化させる制御により行うことを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも走査線の書き込み方向のずれ
    補正、走査方向のずれ補正、走査線の傾きのずれ補正、
    及び光路長のずれ補正の4つの色ずれ補正手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 傾き補正の制御手段のアクチュエータは
    パルスモータを用いたリニアステップアクチュエータで
    あることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 傾き補正の制御手段のアクチュエータは
    積層型圧電アクチュエータであることを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 回転多面鏡を介して正逆双方向に光ビー
    ムを走査する2系統の光学系を備え、各光学系に少なく
    とも1対の光ビーム検出器と該光ビーム検出器に光ビー
    ムを導くための光ビーム検出器用反射鏡を有する双方向
    走査光学装置において、 一方の光学系の光ビーム検出器又は光ビーム検出器用反
    射鏡の位置調整を、他方のそれと、同じ該双方向走査装
    置の本体枠体面で行うことを特徴とする双方向走査光学
    装置。
  6. 【請求項6】 レーザー発振器より変調発振されたレー
    ザー光を光偏向器によって偏向し、像担持体上にレンズ
    を介して集光し、光走査する光走査装置において、 光偏向器と像担持体間の光路中に、2枚のほぼ同量の厚
    さの平行平板ガラスが設けられ、その各々の平行平板ガ
    ラスは、光軸に対して、光走査平面に対して直角方向に
    傾けて設置され、傾き方向は各々逆方向で傾け量はほぼ
    同量であることを特徴とする光走査装置。
  7. 【請求項7】 2枚の平行平板ガラスのうち少なくとも
    一方は、像担持体近傍に配する防塵用のガラスであるこ
    とを特徴とする請求項6記載の光走査装置。
  8. 【請求項8】 2枚の平行平板ガラスのうち、少なくと
    も一方は、光偏向器の防塵を目的とする光偏向器を含む
    ハウジングの窓ガラス等の部材であることを特徴とする
    請求項6記載の光走査装置。
  9. 【請求項9】 像担持体に光走査するレーザー光は複数
    ビームで構成され、各光走査情報を像担持体に記録し、
    その画像情報を重ね合わせて、一つの多重画像を形成す
    る装置に用いることを特徴とする請求項6記載の光走査
    装置。
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