JPH06182833A - 金型パート面締結装置 - Google Patents
金型パート面締結装置Info
- Publication number
- JPH06182833A JPH06182833A JP33407892A JP33407892A JPH06182833A JP H06182833 A JPH06182833 A JP H06182833A JP 33407892 A JP33407892 A JP 33407892A JP 33407892 A JP33407892 A JP 33407892A JP H06182833 A JPH06182833 A JP H06182833A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- mold
- side core
- molding machine
- part surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/56—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using mould parts movable during or after injection, e.g. injection-compression moulding
- B29C45/561—Injection-compression moulding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/56—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using mould parts movable during or after injection, e.g. injection-compression moulding
- B29C45/561—Injection-compression moulding
- B29C2045/5615—Compression stroke, e.g. length thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 成形機の型締力をフルにキャビティ内樹脂の
圧縮力として利用できる金型パート面締結装置を提供す
る。 【構成】 型板Ａに取りつけられた水平方向に摺動自在
なサイドコア１３と、型板Ａとパート面に相対する型板
Ｂに取付けられた前記サイドコア１３を駆動するカム
と、上下方向に摺動自在に取付けられた摺動体と、摺動
体を駆動するアクチュエータとを有し、摺動体によりサ
イドコア１３を固定することでパート面を締結すること
を特徴とする金型パート面締結装置。
圧縮力として利用できる金型パート面締結装置を提供す
る。 【構成】 型板Ａに取りつけられた水平方向に摺動自在
なサイドコア１３と、型板Ａとパート面に相対する型板
Ｂに取付けられた前記サイドコア１３を駆動するカム
と、上下方向に摺動自在に取付けられた摺動体と、摺動
体を駆動するアクチュエータとを有し、摺動体によりサ
イドコア１３を固定することでパート面を締結すること
を特徴とする金型パート面締結装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂成形金型に用いら
れる金型パート面締結装置に関するものである。
れる金型パート面締結装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ここ数年来、大画面に対するニーズが高
まり、陰極線管、或いは液晶ディスプレイの映像をスク
リーン上に拡大投射し大画面を得るプロジェクションテ
レビの需要が急増している。
まり、陰極線管、或いは液晶ディスプレイの映像をスク
リーン上に拡大投射し大画面を得るプロジェクションテ
レビの需要が急増している。
【０００３】プロジェクションテレビでは投射レンズを
使って映像を拡大投射しているが、この投射レンズには
ガラスレンズとプラスチックレンズを組合せたハイブリ
ッドタイプが広く用いられている。一般に、プラスチッ
クレンズは射出成形で製作されるが、特に高精度を要求
されるレンズは射出圧縮成形によって製作されている。
射出圧縮成形においては、樹脂を成形収縮分だけ余分に
充填する必要があり、充填・圧縮工程で金型が圧縮代分
だけ開くため、パート面の締結が重要な問題となる。
使って映像を拡大投射しているが、この投射レンズには
ガラスレンズとプラスチックレンズを組合せたハイブリ
ッドタイプが広く用いられている。一般に、プラスチッ
クレンズは射出成形で製作されるが、特に高精度を要求
されるレンズは射出圧縮成形によって製作されている。
射出圧縮成形においては、樹脂を成形収縮分だけ余分に
充填する必要があり、充填・圧縮工程で金型が圧縮代分
だけ開くため、パート面の締結が重要な問題となる。
【０００４】従来、金型パート面の締結は、油圧シリン
ダを金型内に組込み、油圧シリンダの発生する力を直接
利用していた。
ダを金型内に組込み、油圧シリンダの発生する力を直接
利用していた。
【０００５】以下、図面を参照しながら、従来の金型パ
ート面締結装置の一例について説明する。
ート面締結装置の一例について説明する。
【０００６】図５は、従来の金型パート面締結装置の構
成を示すものである。図５において、１は固定側取付板
で、成形機の固定側ダイプレート２５に取付けられてい
る。２は固定側型板で、ガイドピン３により上下方向に
摺動自在に保持され、固定側取付板１に取付けられた油
圧シリンダ１９により駆動される。４は可動側型板で、
受板５、スペーサブロック６を介して可動側取付板７に
固定されている。可動側取付板７は成形機の可動側ダイ
プレート２６に取付けられている。８、９はエジェクタ
プレート上及びエジェクタプレート下で、エジェクタガ
イド１８により摺動自在に保持され、成形機のエジェク
タロッド２３と連動してエジェクタピン１０を駆動し、
レンズ２７の突出しを行う。１１、１２はキャビティ１
７を形成するキャビインサート及びコアインサートで、
各々固定側取付板１及び受板５に固定されている。
成を示すものである。図５において、１は固定側取付板
で、成形機の固定側ダイプレート２５に取付けられてい
る。２は固定側型板で、ガイドピン３により上下方向に
摺動自在に保持され、固定側取付板１に取付けられた油
圧シリンダ１９により駆動される。４は可動側型板で、
受板５、スペーサブロック６を介して可動側取付板７に
固定されている。可動側取付板７は成形機の可動側ダイ
プレート２６に取付けられている。８、９はエジェクタ
プレート上及びエジェクタプレート下で、エジェクタガ
イド１８により摺動自在に保持され、成形機のエジェク
タロッド２３と連動してエジェクタピン１０を駆動し、
レンズ２７の突出しを行う。１１、１２はキャビティ１
７を形成するキャビインサート及びコアインサートで、
各々固定側取付板１及び受板５に固定されている。
【０００７】以上のように構成された金型パート面締結
装置について、以下、図５、図６、図７、図８を用いて
その動作を説明する。
装置について、以下、図５、図６、図７、図８を用いて
その動作を説明する。
【０００８】型開状態において、油圧シリンダ１９は後
退している（図６）。一旦型締めされた後、成形機の寸
開き動作により、金型は予め設定されたクリアランスだ
け開く。このクリアランスは、レンズ２７の形状、肉厚
等により決まる圧縮代αに等しい。
退している（図６）。一旦型締めされた後、成形機の寸
開き動作により、金型は予め設定されたクリアランスだ
け開く。このクリアランスは、レンズ２７の形状、肉厚
等により決まる圧縮代αに等しい。
【０００９】次に、油圧シリンダ１９が作動し、固定側
型板２を可動側型板４に押付けてパート面を閉じ、固定
側取付板１と固定側型板２との間が前記クリアランスだ
け開いて圧縮代αが設定される。この時、キャビインサ
ート１１とコアインサート１２との間に形成されるキャ
ビティ１７は、所定のレンズ２７形状よりも圧縮代αだ
け大きくなっている（図５）。
型板２を可動側型板４に押付けてパート面を閉じ、固定
側取付板１と固定側型板２との間が前記クリアランスだ
け開いて圧縮代αが設定される。この時、キャビインサ
ート１１とコアインサート１２との間に形成されるキャ
ビティ１７は、所定のレンズ２７形状よりも圧縮代αだ
け大きくなっている（図５）。
【００１０】然る後、成形機のノズル２４よりスプルー
２０、ランナー２１、ゲート２２を通って、キャビティ
１７内に溶融樹脂が充填される。ゲート２２シール後、
成形機の型締め動作により、固定側取付板１と固定側型
板２との間に設けられた圧縮代αが閉じられて、キャビ
ティ１７内に充填された溶融樹脂が所定のレンズ２７形
状に圧縮成形される。圧縮後、油圧シリンダ１９は逆方
向に作動し、後退する（図７）。
２０、ランナー２１、ゲート２２を通って、キャビティ
１７内に溶融樹脂が充填される。ゲート２２シール後、
成形機の型締め動作により、固定側取付板１と固定側型
板２との間に設けられた圧縮代αが閉じられて、キャビ
ティ１７内に充填された溶融樹脂が所定のレンズ２７形
状に圧縮成形される。圧縮後、油圧シリンダ１９は逆方
向に作動し、後退する（図７）。
【００１１】冷却完了後、成形機の型開き動作により金
型が開き、成形機のエジェクタロッド２３が作動する。
エジェクタロッド２３に連動してエジェクタプレート上
８及びエジェクタプレート下９が上昇し、エジェクタピ
ン１０が前進してレンズ２７を金型から突出し、成形が
完了する（図８）。
型が開き、成形機のエジェクタロッド２３が作動する。
エジェクタロッド２３に連動してエジェクタプレート上
８及びエジェクタプレート下９が上昇し、エジェクタピ
ン１０が前進してレンズ２７を金型から突出し、成形が
完了する（図８）。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、油圧シリンダ１９の発生する力が、固
定側型板２を可動側型板４に押付けてパート面を閉じる
のに働くと同時に、成形機の型締力をキャンセルする方
向に働くため、キャビティ１７内に充填された溶融樹脂
に加わる圧縮力が小さくなるという問題点を有してい
た。
ような構成では、油圧シリンダ１９の発生する力が、固
定側型板２を可動側型板４に押付けてパート面を閉じる
のに働くと同時に、成形機の型締力をキャンセルする方
向に働くため、キャビティ１７内に充填された溶融樹脂
に加わる圧縮力が小さくなるという問題点を有してい
た。
【００１３】本発明は上記課題に鑑み、金型パート面締
結のための力を成形機の型締力をキャンセルしない方向
に作用させることにより、型締力をフルにキャビティ１
７内に充填された溶融樹脂の圧縮力として利用できる金
型パート面締結装置を提供するものである。
結のための力を成形機の型締力をキャンセルしない方向
に作用させることにより、型締力をフルにキャビティ１
７内に充填された溶融樹脂の圧縮力として利用できる金
型パート面締結装置を提供するものである。
【００１４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の金型パート面締結装置は、型板Ｉに水平方
向に摺動自在なサイドコアを、型板Ａとパート面に相対
する型板Ｂに前記サイドコアを駆動するカムと、上下方
向に摺動自在な摺動体と、摺動体を駆動するアクチュエ
ータとを設けたものである。
に、本発明の金型パート面締結装置は、型板Ｉに水平方
向に摺動自在なサイドコアを、型板Ａとパート面に相対
する型板Ｂに前記サイドコアを駆動するカムと、上下方
向に摺動自在な摺動体と、摺動体を駆動するアクチュエ
ータとを設けたものである。
【００１５】
【作用】本発明は上記した構成によって、金型パート面
締結のための力を成形機の型締力をキャンセルしない方
向に作用させることにより、成形機の型締力をフルにキ
ャビティ内に充填された溶融樹脂の圧縮力として利用す
ることができる。
締結のための力を成形機の型締力をキャンセルしない方
向に作用させることにより、成形機の型締力をフルにキ
ャビティ内に充填された溶融樹脂の圧縮力として利用す
ることができる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の一実施例の金型パート面締結
装置について、図面を参照しながら説明する。
装置について、図面を参照しながら説明する。
【００１７】図１は、本発明の一実施例における金型パ
ート面締結装置の構成を示すものである。図１におい
て、１は固定側取付板で、成形機の固定側ダイプレート
２５に取付けられている。２は固定側型板で、ガイドピ
ン３により上下方向に摺動自在に保持されている。１３
は水平方向に摺動自在に固定側型板２に取付けられたサ
イドコアで、可動側型板４に取付けられた板カム１４に
より駆動される。可動側型板４は、受板５、スペーサブ
ロック６を介して可動側取付板７に固定されている。可
動側取付板７は成形機の可動側ダイプレート２６に取付
けられている。１５はフランジ付ロッドで、可動側型板
４内を上下方向に摺動自在に保持され、受板５に固定さ
れた油圧シリンダ１６により駆動される。８、９はエジ
ェクタプレート上及びエジェクタプレート下で、エジェ
クタガイド１８により摺動自在に保持され、成形機のエ
ジェクタロッド２３と連動してエジェクタピン１０を駆
動し、レンズ２７の突出しを行う。１１、１２はキャビ
ティ１７を形成するキャビインサート及びコアインサー
トで、各々固定側取付板１及び受板５に固定されてい
る。
ート面締結装置の構成を示すものである。図１におい
て、１は固定側取付板で、成形機の固定側ダイプレート
２５に取付けられている。２は固定側型板で、ガイドピ
ン３により上下方向に摺動自在に保持されている。１３
は水平方向に摺動自在に固定側型板２に取付けられたサ
イドコアで、可動側型板４に取付けられた板カム１４に
より駆動される。可動側型板４は、受板５、スペーサブ
ロック６を介して可動側取付板７に固定されている。可
動側取付板７は成形機の可動側ダイプレート２６に取付
けられている。１５はフランジ付ロッドで、可動側型板
４内を上下方向に摺動自在に保持され、受板５に固定さ
れた油圧シリンダ１６により駆動される。８、９はエジ
ェクタプレート上及びエジェクタプレート下で、エジェ
クタガイド１８により摺動自在に保持され、成形機のエ
ジェクタロッド２３と連動してエジェクタピン１０を駆
動し、レンズ２７の突出しを行う。１１、１２はキャビ
ティ１７を形成するキャビインサート及びコアインサー
トで、各々固定側取付板１及び受板５に固定されてい
る。
【００１８】以上のように構成された金型パート面締結
装置について、以下、図１、図２、図３、図４を用いて
その動作を説明する。
装置について、以下、図１、図２、図３、図４を用いて
その動作を説明する。
【００１９】先ず、型開状態において、サイドコア１３
は後退し、油圧シリンダ１６が作動してフランジ付ロッ
ド１５は前進している（図２）。
は後退し、油圧シリンダ１６が作動してフランジ付ロッ
ド１５は前進している（図２）。
【００２０】成形機の型締め動作により金型が閉じ、フ
ランジ付ロッド１５が固定側型板２内を上昇すると共
に、板カム１４によりサイドコア１３が前進する。金型
が完全に閉じた状態では、サイドコア１３は前進を完了
し、フランジ付ロッド１５はサイドコア１３の上に出て
いる。
ランジ付ロッド１５が固定側型板２内を上昇すると共
に、板カム１４によりサイドコア１３が前進する。金型
が完全に閉じた状態では、サイドコア１３は前進を完了
し、フランジ付ロッド１５はサイドコア１３の上に出て
いる。
【００２１】然る後、油圧シリンダ１６が逆方向に作動
し、フランジ付ロッド１５が下降してサイドコア１３を
固定し、停止する。
し、フランジ付ロッド１５が下降してサイドコア１３を
固定し、停止する。
【００２２】次に、成形機の寸開き動作により、金型は
予め設定されたクリアランスだけ開くが、フランジ付ロ
ッド１５がサイドコア１３を固定しているため、固定側
型板２が可動側型板４に引っ張られてパート面は閉じら
れ、固定側取付板１と固定側型板２との間が前記クリア
ランスだけ開いて、圧縮代αが設定される。圧縮代α
は、レンズ２７の形状、肉厚等により決まる。この時、
キャビインサート１１とコアインサート１２との間に形
成されるキャビティ１７は、所定のレンズ２７形状より
も圧縮代αだけ大きくなっている（図１）。
予め設定されたクリアランスだけ開くが、フランジ付ロ
ッド１５がサイドコア１３を固定しているため、固定側
型板２が可動側型板４に引っ張られてパート面は閉じら
れ、固定側取付板１と固定側型板２との間が前記クリア
ランスだけ開いて、圧縮代αが設定される。圧縮代α
は、レンズ２７の形状、肉厚等により決まる。この時、
キャビインサート１１とコアインサート１２との間に形
成されるキャビティ１７は、所定のレンズ２７形状より
も圧縮代αだけ大きくなっている（図１）。
【００２３】この後、成形機のノズル２２よりスプルー
２０、ランナー２１、ゲート２２を通って、キャビティ
１７内に溶融樹脂が充填される。ゲート２２シール後、
成形機の型締め動作により固定側取付板１と固定側型板
２との間に設けられた圧縮代αが閉じられて、キャビテ
ィー１７内に充填された溶融樹脂が所定のレンズ２７形
状に圧縮成形される（図３）。
２０、ランナー２１、ゲート２２を通って、キャビティ
１７内に溶融樹脂が充填される。ゲート２２シール後、
成形機の型締め動作により固定側取付板１と固定側型板
２との間に設けられた圧縮代αが閉じられて、キャビテ
ィー１７内に充填された溶融樹脂が所定のレンズ２７形
状に圧縮成形される（図３）。
【００２４】冷却完了後、油圧シリンダ１６が作動して
フランジ付ロッド１５が前進し、サイドコア１３が解放
される。成形機の型開き動作により金型が開き、板カム
１４によりサイドコア１３は後退する。成形機の突出し
動作により成形機のエジェクタロッド２３が作動し、エ
ジェクタプレート上８、エジェクタプレート下９が上昇
し、エジェクタピン１０が前進してレンズ２７を金型か
ら突出し、成形が完了する（図４）。
フランジ付ロッド１５が前進し、サイドコア１３が解放
される。成形機の型開き動作により金型が開き、板カム
１４によりサイドコア１３は後退する。成形機の突出し
動作により成形機のエジェクタロッド２３が作動し、エ
ジェクタプレート上８、エジェクタプレート下９が上昇
し、エジェクタピン１０が前進してレンズ２７を金型か
ら突出し、成形が完了する（図４）。
【００２５】以上のように本実施例によれば、固定側型
板に水平方向に摺動自在なサイドコアを、可動側型板に
前記サイドコアを駆動する板カムと、上下方向に摺動自
在なフランジ付ロッドと、フランジ付ロッドを駆動する
油圧シリンダとを設け、フランジ付ロッドでサイドコア
を固定することにより、単純な構成で金型パート面締結
を可能とすると共に、金型パート面締結のための力を成
形機の型締力をキャンセルしない方向に作用させること
により、型締力をフルにキャビティ内に充填された溶融
樹脂の圧縮力として利用することを可能とする。
板に水平方向に摺動自在なサイドコアを、可動側型板に
前記サイドコアを駆動する板カムと、上下方向に摺動自
在なフランジ付ロッドと、フランジ付ロッドを駆動する
油圧シリンダとを設け、フランジ付ロッドでサイドコア
を固定することにより、単純な構成で金型パート面締結
を可能とすると共に、金型パート面締結のための力を成
形機の型締力をキャンセルしない方向に作用させること
により、型締力をフルにキャビティ内に充填された溶融
樹脂の圧縮力として利用することを可能とする。
【００２６】
【発明の効果】以上のように本発明は、型板Ａに取付け
られた水平方向に摺動自在なサイドコアと、前記型板Ａ
とパート面に相対する型板Ｂに取付けられた前記サイド
コアを駆動するカムと、上下方向に摺動自在に取付けら
れた摺動体と、摺動体を駆動するアクチュエータとを有
し、摺動体によりサイドコアを固定することで金型パー
ト面を締結し、金型パート面締結のための力を成形機の
型締力をキャンセルしない方向に作用させることによ
り、型締力をフルにキャビティ内に充填された溶融樹脂
の圧縮力として利用することを可能とする。
られた水平方向に摺動自在なサイドコアと、前記型板Ａ
とパート面に相対する型板Ｂに取付けられた前記サイド
コアを駆動するカムと、上下方向に摺動自在に取付けら
れた摺動体と、摺動体を駆動するアクチュエータとを有
し、摺動体によりサイドコアを固定することで金型パー
ト面を締結し、金型パート面締結のための力を成形機の
型締力をキャンセルしない方向に作用させることによ
り、型締力をフルにキャビティ内に充填された溶融樹脂
の圧縮力として利用することを可能とする。
【００２７】また、一般の射出成形において、射出量に
比べて大きな型締圧を必要とする場合にも、本発明の金
型パート面締結装置を用いることにより、小さな型締圧
の成形機で済み、成形コストを低減できる。
比べて大きな型締圧を必要とする場合にも、本発明の金
型パート面締結装置を用いることにより、小さな型締圧
の成形機で済み、成形コストを低減できる。
【図１】本発明の一実施例における金型パート面締結装
置の断面図
置の断面図
【図２】同実施例の金型パート面締結装置の動作順序を
示す断面図
示す断面図
【図３】同実施例の金型パート面締結装置の動作順序を
示す断面図
示す断面図
【図４】同実施例の金型パート面締結装置の動作順序を
示す断面図
示す断面図
【図５】従来の金型パート面締結装置の断面図
【図６】従来の金型パート面締結装置の動作順序を示す
断面図
断面図
【図７】従来の金型パート面締結装置の動作順序を示す
断面図
断面図
【図８】従来の金型パート面締結装置の動作順序を示す
断面図
断面図
１ 固定側取付板 ２ 固定側型板 ４ 可動側型板 ５ 受板 ７ 可動側取付板 ８ エジェクタプレート上 ９ エジェクタプレート下 １０ エジェクタピン １１ キャビインサート １２ コアインサート １３ サイドコア １４ 板カム １５ フランジ付ロッド １６ 油圧シリンダ
Claims (1)
- 【請求項１】 型板Ａに取付けられた水平方向に摺動自
在なサイドコアと、型板Ａとパート面に相対する型板Ｂ
に取付けられた前記サイドコアを駆動するカムと、上下
方向に摺動自在に取付けられた摺動体と、摺動体を駆動
するアクチュエータとを有し、摺動体によりサイドコア
を固定することでパート面を締結することを特徴とする
金型パート面締結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33407892A JPH06182833A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 金型パート面締結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33407892A JPH06182833A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 金型パート面締結装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06182833A true JPH06182833A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=18273273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33407892A Pending JPH06182833A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 金型パート面締結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06182833A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0778119A1 (en) * | 1995-12-04 | 1997-06-11 | Hoya Corporation | Injection compression molding method of a spectacle lens and a spectacle lens produced by using the same |
-
1992
- 1992-12-15 JP JP33407892A patent/JPH06182833A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0778119A1 (en) * | 1995-12-04 | 1997-06-11 | Hoya Corporation | Injection compression molding method of a spectacle lens and a spectacle lens produced by using the same |
| EP1225024A2 (en) * | 1995-12-04 | 2002-07-24 | Hoya Corporation | Injection compression molding method of a spectacle lens |
| EP1225024A3 (en) * | 1995-12-04 | 2003-01-02 | Hoya Corporation | Injection compression molding method of a spectacle lens |
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