JPH06182750A - プレート吊りボルト取り外し装置 - Google Patents

プレート吊りボルト取り外し装置

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JPH06182750A
JPH06182750A JP33453992A JP33453992A JPH06182750A JP H06182750 A JPH06182750 A JP H06182750A JP 33453992 A JP33453992 A JP 33453992A JP 33453992 A JP33453992 A JP 33453992A JP H06182750 A JPH06182750 A JP H06182750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
wrench
main shaft
bolt
hanging bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33453992A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Momota
健三 百田
Hiromi Tsuruta
博美 鶴田
Isamu Saito
勇 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYO JUKI KOGYO KK
Nippon Concrete Industries Co Ltd
Original Assignee
TOYO JUKI KOGYO KK
Nippon Concrete Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by TOYO JUKI KOGYO KK, Nippon Concrete Industries Co Ltd filed Critical TOYO JUKI KOGYO KK
Priority to JP33453992A priority Critical patent/JPH06182750A/ja
Publication of JPH06182750A publication Critical patent/JPH06182750A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンクリート杭の製造に於いて、端面金具へ
締結されているプレートの吊りボルトを取り外すに当っ
て、作業者の労働負荷を低減し、安全衛生面の向上を図
る。 【構成】 主軸18の先端部に突っ張り38,38を設
け、この突っ張り38,38を拡開してプレート41の
内側へ当接する。主軸18を中心にレンチ保持板22,
22を対称位置に設け、このレンチ保持板22,22を
回転移動して、レンチ25,25を吊りボルトB,Bの
位置に合致させる。そして、レンチを回転駆動して吊り
ボルトを順次弛緩していく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート杭の製造
に於いて端面金具へプレートを締結している吊りボルト
の取り外し装置に関するものであり、特に、機械化した
プレート吊りボルト取り外し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレストレストコンクリート杭の製造工
程に於いて、PC鋼材の緊張力を保持するために、コン
クリート杭の両端面金具へ吊りボルトにてプレートを締
結している。このプレートを端面金具から取り外すに当
っては、作業者がインパクトレンチを使用して、一つず
つ吊りボルトを弛緩している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
はインパクトレンチによって吊りボルトを弛緩している
が、この作業方法では吊りボルトを緩めるときに生ずる
トルクの反力を、インパクトレンチを把持している作業
者が支えることになる。従って、労働負荷が大となり、
又、そのとき発生する振動や騒音によって作業者が健康
障害を起こす虞がある。
【0004】そこで、プレートの吊りボルトを取り外す
に当り、作業者の労働負荷を低減し、安全衛生面の向上
を図るために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、コンクリート杭の端
面金具へ吊りボルトにてプレートを締結し、該プレート
に対峙して設けた吊りボルト取り外し装置であって、前
記プレートの中心線と同一線上に主軸を配設し、該主軸
の先端部に突っ張りを上下方向へ拡縮自在に設け、この
突っ張りを拡開して前記プレートの内側へ当接するとと
もに、該主軸を回転中心とするレンチ保持板を対称位置
に設け、このレンチ保持板を回転移動してその先端部に
設けたレンチを吊りボルトに合致させ、該レンチを回転
駆動して吊りボルトを順次弛緩していくように形成した
プレート吊りボルト取り外し装置を提供するものであ
る。
【0006】
【作用】プレートを締結している吊りボルトを弛緩する
に当っては、本発明のプレート吊りボルト取り外し装置
の主軸をプレートの中心軸に一致させ、主軸の先端部に
設けた突っ張りを上下方向へ拡開してプレートの内側へ
当接し、主軸をプレートに保持させる。
【0007】次に、レンチ保持板を回転移動して、その
先端部に設けたレンチを吊りボルトに合致させる。然る
後、レンチを回転駆動して吊りボルトを弛緩する。斯か
る操作を繰り返して、全ての吊りボルトを弛緩する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳述
する。図1及び図2はプレート吊りボルト取り外し装置
を示したものであり、台車11の左右両側下部に車輪1
2,12,12,12を枢着し、該台車11がレール1
3,13上を前後移動自在できるように形成するととも
に、該台車11の四隅に縦レール14,14,14,1
4を立設して、本体部15の左右両側に設けたローラ1
6,16…を転動自在に嵌合する。又、台車11の天井
部中央位置に油圧シリンダ17を垂直に固着し、シリン
ダロッドの先端部17aを本体部15の上部位置に固着
する。
【0009】本体部15の中央部には、前後方向に主軸
18を固設してその前部を本体部15の前面から前方へ
突出させ、この主軸18にハブ19を遊転自在に嵌着す
る。図3はハブ19の要部を示し、主軸18にスライド
軸20を前後摺動自在に遊嵌し、その前端部に取付板2
1を固設する。該取付板21の前面には二個のレンチ保
持板22,22が主軸18を中心に対称的に取り付けら
れ、夫々のレンチ保持板22が油圧シリンダ23の伸長
によりガイド部材24に沿って半径方向へスライドし、
レンチ保持板22の先端部に設けたレンチ25を、図1
に示した吊りボルトBへ合致できるように形成する。
【0010】又、スライド軸20にはタイミングプーリ
ー26をスプライン嵌合するとともに、その前部にスプ
ロケットボス27を遊転自在に嵌合する。このタイミン
グプーリー26及びスプロケットボス27は本体部15
に対して前後動せず、図1及び図2に示した減速モータ
ー28の動力はタイミングベルト29を介してタイミン
グプーリー26へ伝達され、油圧モーター30の動力は
チェーン31を介して受動スプロケット32へ伝動され
る。前述したように、タイミングプーリー26はスライ
ド軸20にスプライン嵌合しているので、タイミングプ
ーリー26の回転はスライド軸20へ伝達され、取付板
21に取り付けたレンチ保持板22,22もタイミング
プーリー26と一体に回転する。
【0011】一方、受動スプロケット32は前記スプロ
ケットボス27へ一体的に嵌着されており、スプロケッ
トボス27はタイミングプーリー26とは独立してスラ
イド軸20上を回転する。このスプロケットボス27に
はスライドボス33を前後動自在にスプライン嵌合して
あり、スライドボス33に円板34並びに駆動スプロケ
ット35及び36を一体的に嵌着して、ハブ19が形成
される。
【0012】主軸18の先端部には支持板37を固着し
てあり、該支持板37の前面には二個の突っ張り38,
38が主軸18を中心に対称的に設けられ、本実施例で
は油圧シリンダ39の伸長により、二つの突っ張り3
8,38がガイド部材40,40に沿って上下方向へス
ライドするように形成する。而して、本発明の装置によ
ってコンクリート杭の端面金具へ締結したプレートの吊
りボルトを弛緩するに当っては、図1及び図2に示した
台車11をレール13,13に沿って前進させ、主軸1
8の先端部に設けた突っ張り38,38を、コンクリー
ト杭の端面金具に締結したプレート41の内側へ挿入す
る。そして、油圧シリンダ17を伸縮して本体部15を
上下動させ、プレート41の中心線と本体部15の主軸
18の芯とを合わせる。然る後に、油圧シリンダ39を
伸長して突っ張り38,38を上下方向へ拡開し、突っ
張り38,38の夫々の先端部をプレート41の内側へ
当接して支持する。
【0013】次に、減速モーター28を駆動し、タイミ
ングベルト29を介して図3に示したタイミングプーリ
ー26を回転させる。前述したように、タイミングプー
リー26はスライド軸20にスプライン嵌合しているた
め、スライド軸20及びその前部に設けた取付板21も
回転する。そして、図4に示すように、油圧シリンダ2
3,23を伸長することにより、レンチ保持板22,2
2がガイド部材24,24に沿って半径方向へ拡開し、
レンチ25,25は回転移動しながら前記プレート41
のボルトBの位置へ合致する。レンチ25がボルトBの
位置へ合致した時点で、減速モーター28の駆動を停止
する。
【0014】又、減速モーター28の駆動と並行して油
圧モーター30を駆動し、チェーン31を介して図3に
示した受動スプロケット32を回転させる。受動スプロ
ケット32はスプロケットボス27と一体にスライド軸
20上に遊嵌しており、スライド軸20の回転とは無関
係に独自に回転するため、スプロケットボス27にスプ
ライン嵌合しているスライドボス33も同一方向へ回転
する。従ってスライドボス33へ一体に嵌着した円板3
4及び駆動スプロケット35,36が回転し、チェーン
42,43及びチェーン44,45を介してスプロケッ
ト46及び47が駆動され、レンチ25,25が回転す
る。
【0015】ここで、図3に示すように主軸18の周囲
にエアシリンダ48,48を設け、夫々の先端部にロー
ラー49,49を枢着して前記円板34へ当接する。
尚、説明の都合上、図3ではエアシリンダ48,48を
主軸18の上下位置に記してあるが、実際には図4に示
すように、主軸18の左右位置にエアシリンダ48,4
8を設ける。前述したように、油圧モーター30を駆動
して受動スプロケット32及びスプロケットボス27を
回転しながら、エアシリンダ48,48を伸長すれば、
円板34は回転しながらエアシリンダ48,48のロー
ラー49,49に押圧され、円板34と一体に回転して
いるスライドボス33及び駆動スプロケット35,36
がスプロケットボス27上を前方へスライドし、ライナ
ー50を介して取付板21を押圧する。
【0016】従って、レンチ保持板22,22がスプロ
ケット33の回転とは無関係に前方へスライドし、スプ
ロケット46,47の駆動によってレンチ25,25が
回転しながら前進し、ボルトBへレンチ25が嵌合して
ボルトBを回転させて弛緩する。このとき、上下のレン
チ25,25を同時に使用して、対角線上の二つのボル
トB,Bを同時に弛緩することもできる。
【0017】以後、順次同作業を繰り返してプレート4
1に締結されている全ての吊りボルトB,B…を弛緩し
ていく。全ての吊りボルトB,B…が弛緩されると、プ
レート41は逆に主軸18に保持されることになり、台
車11が後退しながらコンクリート杭の端面金具からプ
レート41を取り外す。然る後、ホイスト等の別手段に
てプレート41を支持しながら、油圧シリンダ39を収
縮して突っ張り38,38をプレート41の内側から離
反させ、プレート41を解放して上記別手段で他の場所
へ運搬する。
【0018】尚、本発明の実施例ではレンチ25を対称
位置の二個について説明したが、特に、之に限定される
べきではない。更に、本発明は、本発明の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明
が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記一実施例に詳述したよう
に、プレートの吊りボルトの取り外し作業を機械化した
ことによって、作業者がインパクトレンチを使用して行
っていた弛緩作業が自動化され、作業者の労働負荷を軽
減することができる。又、インパクトレンチを使用しな
いため、騒音の発生が抑止されて公害の防止に寄与する
とともに、吊りボルト弛緩作業時の振動が直接作業者に
伝わることなく、健康障害の防止にも寄与できる等諸種
の効果を奏する発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図。
【図2】同側面図。
【図3】主軸とハブの要部縦断側面図。
【図4】レンチ保持板の要部正面図。
【符号の説明】
18 主軸 22 レンチ保持板 25 レンチ 38 突っ張り 41 プレート B 吊りボルト
フロントページの続き (72)発明者 斉藤 勇 東京都江東区冬木18番5号 東洋重機工業 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート杭の端面金具へ吊りボルト
    にてプレートを締結し、該プレートに対峙して設けた吊
    りボルト取り外し装置であって、前記プレートの中心線
    と同一線上に主軸を配設し、該主軸の先端部に突っ張り
    を上下方向へ拡縮自在に設け、この突っ張りを拡開して
    前記プレートの内側へ当接するとともに、該主軸を回転
    中心とするレンチ保持板を対称位置に設け、このレンチ
    保持板を回転移動してその先端部に設けたレンチを吊り
    ボルトに合致させ、該レンチを回転駆動して吊りボルト
    を順次弛緩していくように形成したことを特徴とするプ
    レート吊りボルト取り外し装置。
JP33453992A 1992-12-15 1992-12-15 プレート吊りボルト取り外し装置 Pending JPH06182750A (ja)

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JP33453992A JPH06182750A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 プレート吊りボルト取り外し装置

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JP33453992A JPH06182750A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 プレート吊りボルト取り外し装置

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JPH06182750A true JPH06182750A (ja) 1994-07-05

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