JPH0618234A - 空洞内計測方法および空洞内計測装置 - Google Patents

空洞内計測方法および空洞内計測装置

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JPH0618234A
JPH0618234A JP7681891A JP7681891A JPH0618234A JP H0618234 A JPH0618234 A JP H0618234A JP 7681891 A JP7681891 A JP 7681891A JP 7681891 A JP7681891 A JP 7681891A JP H0618234 A JPH0618234 A JP H0618234A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スチルカメラによる計測が可能になる。 【構成】 空洞内の所定位置から空洞内壁面に向けて光
線を照射して空洞内断面上の壁面に所定幅の光跡を形成
して上記所定位置を中心に光線をステップ回転させると
ともに、このステップ回転と同期して1ステップ毎に光
跡を含む空洞内壁面を撮像して全光跡を抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トンネル、地下空洞な
どの掘削断面の形状や寸法などを計測するのに適する空
洞内計測方法および空洞内計測装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、トンネル等の空洞内の計測を行う
場合には、空洞内の断面方向に光線を照射して空洞内断
面に所定幅の光跡を形成し、この光跡をムービビデオカ
メラで撮像したのち、この撮像データを画像処理および
解析をして空洞内断面の形状およひ寸法を計測するよう
にしていた。しかし、ムービビデオカメラを使用して撮
像した場合には、撮像手段が大型化するために空洞内で
の取扱が面倒になり、設備費も高くつくという問題があ
った。 そこで、ムービビデオカメラに代えて取扱が容
易で、装置費用も安いスチルカメラを使用することも考
えられるが、スチルカメラは、機能上シャッター開放が
不可能であり、露光時間は最長でも1秒であり、この1
秒の間に光線をトンネルの全周方向に回転させた場合に
は、そのエネルキーが分散されてSN比がかなり低下
し、そのために、トンネル断面の輪郭線を画像処理装置
により抽出するのが困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑みてなされたものであって、その目的とするところは
スチルカメラによる計測を可能にすることができる空洞
内計測方法および空洞内計測装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された請求項1に記載の空洞内計測方法は、空洞
内の所定位置から空洞内壁面に向けて光線を照射して空
洞内断面上の壁面に所定幅の光跡を形成して上記所定位
置を中心に光線をステップ回転させるとともに、このス
テップ回転と同期して1ステップ毎に光跡を含む空洞内
壁面を撮像して全光跡を抽出することを特徴とするもの
である。また、請求項2に記載の空洞内計測方法は、ス
テップ回転を行う際に、安定点からステップ角度よりも
小さい角度だけ逆転させた後、次ステップを行うことを
特徴とする請求項1に記載の空洞内計測方法。また、請
求項3に記載の内空断面計測装置は、光線を水平方向に
発する光線照射部と,上記光線を直角方向に屈折させる
屈折部と,屈折部をステップ回転させるステップモータ
と,ステップモータを制御する制御部とから成る回転照
射手段と、ステップモータのステップ回転と同期して1
ステップ毎に空洞内断面上の壁面に形成された光線の光
跡を撮像して磁気ディスクに記録可能なスチルカメラ
と、磁気ディスクに入力された撮像データを画像処理す
る画像処理手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。さらに、請求項4に記載の内空断面計測装置は、光
線を水平方向に発する光線照射部と,上記光線を直角方
向に屈折させる屈折部と,屈折部をステップ回転させる
ステップモータと,各安定点においてステップ角度より
も小さい角度だけ逆転させた後に次ステップを行うよう
にステップモータを制御する制御部とから成る回転照射
手段と、ステップモータのステップ回転と同期して1ス
テップ毎に空洞内断面上の壁面に形成された光線の光跡
を撮像して磁気ディスクに記録可能なスチルカメラと、
磁気ディスクに入力された撮像データを画像処理する画
像処理手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明の空洞内計測方法によれば、空洞内の所
定位置から空洞内壁面に向けて光線を照射して空洞内断
面上の壁面に所定幅の光跡を形成して上記所定位置を中
心に光線をステップ回転させるとともに、このステップ
回転と同期して1ステップ毎に光跡を含む空洞内壁面を
撮像して全光跡を抽出するので、ステップ回転と同期し
て1ステップ毎に光跡を含む空洞内壁面をスチルカメラ
にて分割して撮像すればよく、スチルカメラの露光時間
が短くても、光線の回転速度を小さくしてSN比を向上
させることができる。また、本発明の空洞内計測方法に
よれば、ステップ回転を行う際に、安定点からステップ
角度よりも小さい角度だけ逆転させた後、次ステップを
行うので、一部オーバーラップした分割撮像データを得
ることができ、途切れることなく全光跡を抽出すること
ができる。さらに、本発明の内空断面計測装置によれ
ば、ステップ回転と同期して1ステップ毎に光跡を含む
空洞内壁面をスチルカメラにて分割して撮像することに
より、スチルカメラであっても空洞内断面の輪郭線を画
像処理により抽出するのが可能となる。
【0006】
【実施例】空洞内計測装置Aは、図1の構成図に示すよ
うに、光線照射手段A1とスチルカメラA2と撮像デー
タを画像処理する画像処理手段A3とを備えて構成され
ている。光線照射手段A1は、図2に示すように光線照
射本体A10に測量用三脚(支持脚)10aを取り付け
て構成されている。光線照射本体A10は光線照射部1
1と屈折部12とステップモータ(回転駆動部)13か
ら成り、ステップモータ13は制御部14に接続されて
いる。
【0007】光線照射部11には光源(不図示)が内蔵
されており、この光源からはレーザー光線のように収束
された光線Lを発するようになっている。屈折部12
は、光線照射部11の光線出口の手前に配設されてい
て、ステップモータ13の水平回転軸13aに取着され
ており、光線照射部11から水平に照射される光線Lは
屈折部12で直角方向に屈折するように構成されてい
る。また、回転照射装置A1には水平気泡部(不図示)
および水平目盛部(不図示)が設けられている。
【0008】光線照射手段A1は測量用三脚10aに移
動・回転手段A4を介して取付けられ、この移動・回転
手段A4は光線照射装置A1を水平方向に移動および回
転させる機能を有する。すなわち、移動・回転手段A4
は測量用の求心器および鉛直軸を組み合わせて構成され
ており、光線照射本体A10を水平方向にスライドさせ
たり、鉛直軸を中心に水平回転できるようになってい
る。さらに、移動・回転手段A4は整準機能を有してい
る。
【0009】スチルカメラA2は、画像データを磁気デ
ィスクに収録できるように構成されてあり、ステップモ
ータ13のステップ回転と同期して1ステップ毎に、後
述する空洞イ内壁面の測定断面に形成された光線Lの光
跡を撮像できるようになっている。このスチルカメラA
2は、図2に示すように測量用三脚2aで支持されてお
り、測量用三脚2aに取り付けられた整準器21aで水
平が出せるように構成されている。
【0010】制御部(プログラマブルコントローラ)1
4は、ステップモータ13のステップ回転動作を制御す
るとともに、ステップモータ13の動きにスチルカメラ
A2のシャッターを連動させるよう構成されており、ボ
タン操作でこれらの機器を制御できるようになってい
る。即ち、1ステップの動作中だけスチルカメラA2の
シャッターを開放させ、1ステップと1ステップの間の
安定点においてシャッターを閉じるように制御するもの
である。かかるステップ制御は、次のステップ回転に移
る前に、安定点から前回のステップ角度よりも小さい角
度だけ逆転させた後、次ステップに移るようにしても良
い。この場合には、1ステップの動作中だけスチルカメ
ラA2のシャッターを開放させ、安定点および逆転動作
中においてシャッターを閉じるように制御するのであ
る。すなわち、例えば、ステップ角度θ1を30度に設
定すれば、安定点からステップ角度よりも小さい角度θ
2(例えば、3度)だけ一旦逆転させた後、次ステップ
を行うようになる。したがって、一連の動作としては、
30度進み、3度後退、30度進み、3度後退するとい
う動作を繰り返すようになる。
【0011】画像処理手段A3はスチルカメラA2の磁
気ディスクに入力された撮像データの画像処理を行うも
のであって、図3に示すように構成されている。同図中
100は、SVカメラによって撮像された画像データが
記録された磁気ディスクであり、この磁気ディスク10
0には、背景画像V1、較正画像V2、および複数の計
測画像V3,V4,・・・Vnが記録されている。図中
200は、磁気ディスク100の画像データを読み取る
SV再生器、300はこのSV再生器200から出力さ
れる画像データに基づいて画像処理して輪郭線を得るた
めのソフトウエアとハードウエアを備えた画像処理ボー
ド、400は各周辺機器を制御するとともにデータ処理
プログラムを内蔵しているマイクロコンピュータ、50
0は文字データおよびグラフィックデータを表示するC
RT表示装置、600はプリンタ、700はプロッタ、
800はプログラムやデータ記憶用のフロッピーディス
ク装置である。
【0012】空洞内計測装置Aを構成する光線照射手段
A1およびスチルカメラA2は、まず、空洞イ内に設置
され、次に、空洞内計測装置Aによる背景画像、較正ポ
イントおよび計測画像の順に撮像動作が行われる。以
下、各動作を順を説明する。 〔空洞内計測装置Aの設置動作〕 まず、図4に示すように、光線照射装置A1を空洞
イ内に置いて、移動・回転手段A4にて整準する。 次に、同図に示すように、ステップモータ13によ
って屈折部12を回転させて屈折光線Lを真下に照射す
る。 次に、図5の矢印で示すように、光線照射本体A1
0を移動・回転手段A4にて水平方向にスライドさせて
光線Lを空洞イのセンター軸Cに当てて、光線Lと空洞
イのセンター軸Cとを交差させる。 次に、図6に示すように屈折部12を回転させて図
7のように屈折光線Lを空洞後方に指向する。 次に、図8に示すように光線照射装置A1を水平に
回転させて屈折光線Lと空洞イのセンター軸Cに合致さ
せる。この場合、光線照射装置A1はで鉛直方向に照
射した光線Lを中心に回転する。 次に、図8に示すように、スチルカメラA2を、セ
ンター軸C上に光線照射装置A1に向かって据える。但
し、スチルカメラA2の視準線は光線Lと必ずしも一致
させなくても良い。 その後、図9に示すように光線照射装置A1を移動
・回転手段A4にてを水平に90度回転させて光線Lを
内洞イの掘削壁面に照射する。こうすることによって、
センター軸Cに対する空洞イの断面を決定することがで
きる。
【0013】〔背景画像の撮像〕光線Lを照射していな
い状態の空洞イ内壁面の背景画像をスチルカメラA2で
撮像する。
【0014】〔較正ポイントの撮像〕 図10に示すように光線Lを真下に照射した後、こ
の光跡をスチルカメラA2にて撮像してセンターポイン
ト画像を取る。このセンターポイントは、空洞イのセン
ター軸Cを画像上に示すものであるから、空洞イを掘削
する場合の計測断面とを比較するときの基準になる。 次に、同図に示すように光線Lを水平に照射して、
空洞イ壁面の光跡をスチルカメラA2にて撮像して左側
(もしくは右側)の較正ポイント画像を取る。 次に、同図に示すように光線Lを180度回転させ
て、空洞イ壁面の光跡をスチルカメラA2にて撮像して
右側(もしくは左側)の較正ポイント画像を取る。 次に、右左の較正ポイントの間の水平距離を求め
る。 なお、この較正ポイントの対応画素および水平距離か
ら、後述する画像処理によって抽出された輪郭線を構成
する個々の画素の較正長を算出することができる。
【0015】〔計測画像の撮像〕 図11のように、光線照射手段A1の光線照射本体
A10から空洞イの内壁面に向けて光線Lを照射してス
テップモータ13にて屈折部12を安定点に至るまでス
テップ回転させて、空洞イ内壁面の測定断面にステップ
回転幅の光跡を形成する。このステップ回転と同期して
1ステップ毎に光跡を含む空洞内壁面をスチルカメラA
2にて撮像する。 次に、同図に示すようにステップ角度θ1よりも小
さい角度θ2だけステップモータ13を逆転させた後、
次のステップ動作に移る。なお、安定点および逆転中は
スチルカメラA2のシャッターを閉じておく。 そして、以上の動作を繰り返すことにより、1ステ
ップ毎に光跡を含む空洞内壁面を撮像して全光跡の抽出
する撮像データを磁気ディスクに入力される。 図11中、aは回転始点、bは回転終点を示す。な
お、、ステップモータ13は、図12に示すように逆転
せずに正転のみでステップ動作をして撮像を行っても良
いのは勿論のことである。
【0016】次に、画像処理手段A3により空洞イ断面
の輪郭線を得る工程を、図13〜図15に基づいて説明
する。ここで、図13は、スチルカメラA2で得たトン
ネル内空断面の画像を、図14は、半径方法の輝度分布
曲線を、図15は、細線化した補正輪郭線をそれぞれ示
している。 始めに、スチルカメラA2の磁気ディスク100か
ら連続した輪郭線を得る工程を説明する。 まず、上述のように、光線Lを照射していない状態の空
洞イの画像を背景画像として撮像する。次に、空洞イ内
空において、断面測定しようとする平面上の所定距離の
任意の2点を含んだ画像を校正画像として撮像する。そ
して、空洞イ内空断面にレーザー光を所定のステップ角
度ずつ回転させ、その都度空洞イの内空断面をスチルカ
メラA2で撮影して得た複数の計測画像C1,C2,・
・・Cnを磁気ディスク100に記録する。この磁気デ
ィスク100をSV再生器200にセットして画像デー
タを読みだす。読みだされた計測画像C1,C2,・・
・Cnはそれぞれ背景画像と減算処理されて、背景の影
響が排除された画像が得られる。 次に、減算処理された複数の画像は全て加算処理さ
れて、図13のようにひとつの連続した輪郭線Dを形成
する。 次に、輪郭線Dの画像データから細線化した輪郭線
Kを得る工程を説明する。ここで、輪郭線Dには、図1
3に示すように空洞イの壁表面の掘削状態等の影響で、
明るく太い部分D1、少し明るくて細い部分D2、その
他の薄暗い部分D3等が表れる。太い部分D1では正確
な輪郭線の形状が不明確であり、少し明るい部分D2で
はバックグラウンドノイズ等の影響の薄暗い部分D3と
の輝度の差が少なく輪郭線が明瞭でない。これらの画像
データは、画像処理ボード300の画像メモリの所定の
各アドレスに記憶されている。 次に、図13の画像から図14に示すような半径方
向の輝度分布曲線Eを以下の演算処理によって得る。 図13において、70は空洞イの略中心部に対応する位
置に設定した中心点であり、線分Fn −Gn は、中心点
70を中心とする円において、基準半径方向R0 からθ
n の角度の半径方向の線分である。前記線分Fn −Gn
で前記輪郭線Dを切断し、図14に示すように、線分F
n−Gn 上の各位置における輝度の変化を示す輝度分布
曲線Eを得る。即ち、前記画像メモリから、前記線分F
n −Gn に対応するアドレスの輝度データを順次読みだ
すことによって、この輝度分布曲線Eを得る。次に、こ
の輝度分布曲線E上において、輝度のピークの部分の位
置Jn を、前記角度θn 方向における断面位置データJ
n とする。即ち、線分Fn −Gn の方向で読みだした輝
度データの中で最大値を選び、その輝度データを記憶し
ているアドレスに対応する位置データJn を出力する。
【0017】以上のような処理を回転始点aから回転終
点bまでの回転範囲(実施例では200度)で行い、各
回転進行角度θ0 〜θ200 に対応した断面位置データJ
0 〜J200 を得る。このようにして得た断面位置データ
をCRT表示装置500に表示すると、図15に示すよ
うな細線化された輪郭線Kが得られる。なお、輪郭線K
が連続線として得られなかった場合には、膨張処理・細
線化処理によって破断した部分を接続し連続した輪郭線
を得るようにする。
【0018】 次に、得られた輪郭線Kと設計断面線
LとをCRT表示装置500に、センターポイントと設
計断面上のセンター軸線の点とを表示することによっ
て、工事の作業精度を検査することができる。これらの
画像データを、前記プロッタ700、フロッピーディス
ク装置800に保存することができる。このようにし
て、本発明の画像処理によれば、スチルカメラA2で撮
像した画像においては輪郭のはっきりしない太い輪郭線
であっても、その輝度のピークの部分を抽出し、バック
グラウンドノイズに紛れてしまうような不十分な明るさ
の輪郭であっても、周囲との輝度変化さえあればその輝
度のピークに対応する位置を輪郭線の位置として抽出で
きるので、従来の細線化処理による輪郭線抽出方法に比
較して、高精度且つ高速で輪郭線を細線化できるのであ
る。
【0019】
【発明の効果】上記の説明からも明らかなように、本発
明の空洞内計測方法によれば、スチルカメラの露光時間
を短してSN比を向上させることができるので、スチル
カメラであってもトンネル断面の輪郭線を画像処理によ
り抽出するのが可能となる。また、途切れることなく空
洞内断面の全光跡を抽出することができるので、品質の
高い画像データを得ることができる。さらに、本発明の
空洞内計測装置によれば、スチルカメラであっても空洞
内断面の輪郭線を画像処理により抽出するのが可能とな
るので、取扱が容易で、装置費用も安くなる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空洞内計測装置のブロック図
【図2】本発明の空洞内計測装置の設置状態を示す側面
【図3】本発明の画像処理手段のブロック図
【図4】本発明の空洞内計測装置の設置方法の一工程を
示す正断面図
【図5】本発明の空洞内計測装置の設置方法の一工程を
示す平断面図
【図6】本発明の空洞内計測装置の設置方法の一工程を
示す平断面図
【図7】本発明の空洞内計測装置の設置方法の一工程を
示す平断面図
【図8】本発明の空洞内計測装置の設置方法の一工程を
示す平断面図
【図9】本発明の空洞内計測装置の設置方法の一工程を
示す平断面図
【図10】本発明の空洞内計測装置による較正ポイント
の撮像動作を示す正断面図
【図11】本発明の空洞内計測装置による計測画像の撮
像動作を示す正断面図
【図12】本発明の空洞内計測装置による計測画像の撮
像動作を示す正断面図
【図13】本発明のスチルカメラで得たトンネル内空断
面の画像を示す図
【図14】本発明の画像処理手段で得られた空洞断面の
半径方法の輝度分布曲線を示す図
【図15】本発明の画像処理手段で得られた細線化した
補正輪郭線を示す図
【符号の説明】
L 光線 A1 光線照射手段 A10 光線照射本体 11 光線照射部 12 屈折部 13 ステップモータ 14 制御部 A2 スチルカメラ 100 磁気ディスク A3 画像処理手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空洞内の所定位置から空洞内壁面に向け
    て光線を照射して空洞内断面上の壁面に所定幅の光跡を
    形成して上記所定位置を中心に光線をステップ回転させ
    るとともに、このステップ回転と同期して1ステップ毎
    に光跡を含む空洞内壁面を撮像して全光跡を抽出するこ
    とを特徴とする空洞内計測方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の内空断面計測方法にお
    いて、ステップ回転を行う際に、安定点からステップ角
    度よりも小さい角度だけ逆転させた後、次ステップを行
    うことを特徴とする空洞内計測方法。
  3. 【請求項3】 光線を水平方向に発する光線照射部と,
    上記光線を直角方向に屈折させる屈折部と,屈折部をス
    テップ回転させるステップモータと,ステップモータを
    制御する制御部とから成る光線照射手段と、 ステップモータのステップ回転と同期して1ステップ毎
    に空洞内断面上の壁面に形成された光線の光跡を撮像し
    て磁気ディスクに記録可能なスチルカメラと、磁気ディ
    スクに入力された撮像データを画像処理および解析をす
    る画像処理手段とを備えたことを特徴とする空洞内計測
    装置。
  4. 【請求項4】 光線を水平方向に発する光線照射部と,
    上記光線を直角方向に屈折させる屈折部と,屈折部をス
    テップ回転させるステップモータと,各安定点において
    ステップ角度よりも小さい角度だけ逆転させた後に次ス
    テップを行うようにステップモータを制御する制御部と
    から成る光線照射手段と、 ステップモータのステップ回転と同期して1ステップ毎
    に空洞内断面上の壁面に形成された光線の光跡を撮像し
    て磁気ディスクに記録可能なスチルカメラと、 磁気ディスクに入力された撮像データを画像処理および
    解析をする画像処理手段とを備えたことを特徴とする空
    洞内計測装置。
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