JPH0618230A - 厚み測定装置 - Google Patents

厚み測定装置

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JPH0618230A
JPH0618230A JP18008991A JP18008991A JPH0618230A JP H0618230 A JPH0618230 A JP H0618230A JP 18008991 A JP18008991 A JP 18008991A JP 18008991 A JP18008991 A JP 18008991A JP H0618230 A JPH0618230 A JP H0618230A
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JP
Japan
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thickness
inspected
laser beam
laser
detecting
Prior art date
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JP18008991A
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English (en)
Inventor
Satoru Fukuoka
了 福岡
Satoru Takahashi
悟 高橋
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Hitachi Ltd
Akita Electronics Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Akita Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ光を被検査物の両面に照射し、その被
検査物面の各面からの反射による反射レーザ光の各々に
ついて表面変位を検出して厚みを求めることで、非接触
により基準面出しを行うことなく、高速かつ高精度に厚
みの測定を行うことができるようにする。 【構成】 レーザビーム3を発生させる半導体レーザ1
と、レーザビーム3を被検査物4の一方の表面に斜め方
向から照射する投光レンズ2と、レーザビーム3の照射
に対する正反射の反射レーザ光8を集光する集光レンズ
9と、この集光レンズ9の結像位置に配設されて結像ス
ポットの位置変化から表面変位を検出する位置検出素子
10とで第1の表面変位測定手段を形成し、同様の構成
及び配置による半導体レーザ11、投光レンズ12、集
光レンズ15及び位置検出素子16によって第2の表面
変位測定手段を形成し、これら表面変位測定手段を被検
査物4の厚み方向の両側に配設し、位置検出素子の各々
の出力に基づいて被検査物4の特定層の厚みを測定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板状の物体の厚さを測定
するための技術、特に、製造工程における半導体装置の
ペーストの厚みを測定するために用いて効果のある技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体装置においては、ペレッ
トをペーストを介してフレームに固定する構造を備えた
ものがある。この場合、ペーストの厚みが一定でない
と、ペレットクラックを発生する場合がある。これは、
ペーストの厚みの不均一によってペレットが傾き、応力
分布が不均一になることが原因と考えられる。
【0003】このような理由から、ペーストの厚みを測
定する必要があるが、従来においては、マイクロメータ
(例えば、差動トランス式のマイクロメータ)を用いて
ペレットの傾きを測定し、この傾きからペーストの厚み
の不同を判定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者の検討によれ
ば、マイクロメータを用いた厚み測定技術は、測定子を
ペレット表面に接触させて行う必要があるために、抜き
取り検査が行えず、また、測定に個人差が出やすいため
に測定に多大の時間を要するほか、基準面を設定する必
要があるという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、非接触により基
準面出しを行うことなく、高速かつ高精度に厚みの測定
を行うことのできる技術を提供することにある。
【0006】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0008】すなわち、レーザビームを被検査物の表面
に斜め方向または垂直方向から照射する第1の光学系
と、前記レーザビームの照射による反射光を集光する第
2の光学系と、該光学系の結像位置に配設されて結像ス
ポットの位置変化から表面変位を検出する位置検出素子
とからなる表面変位測定手段を2つ備え、これらを前記
被検査物の厚み方向の両側に配設するようにしている。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、被検査物の一方の表面
に斜め方向または垂直方向から照射されたレーザビーム
は、正反射または乱反射をし、その反射レーザ光が位置
検出素子上に表面変位に応じた結像がなされる。同様
に、被検査物の他方の表面においても照射されたレーザ
ビームに対する正反射または乱反射による反射レーザ光
が位置検出素子上に結像され、両面の結像結果から被検
査物の厚み値が測定される。したがって、非接触によ
り、被検査物の基準面出しを行うことなく、高速及び高
精度に厚み測定を行うことができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明による厚み測定装置の一実施例
を示す構成図である。
【0011】レーザビームを発生する半導体レーザ(レ
ーザ光源)は2つ設けられ、測定対象(被検査物)の表
面と裏面にレーザビームを照射し、各々の反射レーザ光
を検出できるようにしている。このように、被検査物の
両側に測定手段を設ける理由は、被検査物の基準位置出
しの機構(例えば、位置決め台座に固定するなどの機
構)を不要にするためである。
【0012】半導体レーザ1の出射光路上には、所望の
スポットのレーザビーム3(例えば、波長が600〜1,
000nm、ビームスポット径が数十nm)を得るため
の投光レンズ2(光学系)が配設され、その集光位置に
測定対象としての被検査物4が配設されている。被検査
物4は本実施例の場合、半導体装置であり、ペレット
5、ペースト6及びフレーム7から構成されている。ペ
レット5は、ペースト6を介してフレーム7に接続され
ている。以上の構成により一方の表面変位測定手段が形
成される。
【0013】投光レンズ2から出力されたレーザビーム
3に対するフレーム7の表面からの反射レーザ光8が通
過する光路上には集光レンズ9が配設され、この集光レ
ンズ9の焦点位置に位置検出手段としての位置検出素子
10が配設されている。なお、集光レンズ9は、位置検
出素子10上に鮮明なスポットを結像させるために、球
面収差の少ないアクロマートレンズや非球面レンズを用
いることが望ましい。
【0014】さらに、位置検出素子10には、位置検出
素子10から出力される信号を厚み値に変換する処理部
(不図示)が接続されている。
【0015】一方、ペレット5側にレーザビームを投光
するために、上記と同様の光学装置が配設されている。
すなわち、半導体レーザ(レーザ光源)11の出射光路
上には、レーザビーム13(上記と同様に数十nmのビ
ームスポット径)を得るために投光レンズ(光学系)2
と同構造の投光レンズ12(光学系)が配設され、その
集光位置にペレット5の表面が位置するように配設され
ている。レーザビーム13に対するペレット5の表面か
らの反射レーザ光14が通過する光路上には、集光レン
ズ9と同一構造の集光レンズ15が配設され、この集光
レンズ15の焦点位置に位置検出素子16が配設されて
いる。以上の構成により他方の表面変位測定手段が形成
される。
【0016】上記の半導体レーザ1と半導体レーザ11
は、被検査物4の表面の凹凸の端部の状態による死角が
生じないように、任意の角度で図1に図示の矢印方向へ
回転できるようにするのが望ましい。具体的には、投光
と受光の光軸が、測定面の凹凸のラインに対して常に平
行位置へ回転できるようにする。
【0017】以上の構成において、半導体レーザ1から
出射されたレーザ光は投光レンズ2によって数十nm径
のレーザビーム3が作られ、これがフレーム7の表面に
対し斜め方向から照射される。照射されたレーザビーム
3は、フレーム7の表面で正反射をする。この正反射に
よる反射レーザ光8が、集光レンズ9によって位置検出
素子10の検出面に結像される。この位置検出素子10
上の光点の結像位置から、三角測量の原理によりフレー
ム7の表面変位を測定することができる。
【0018】同様に、ペレット5に対しては半導体レー
ザ11から出射されたレーザ光は投光レンズ12によっ
て数十nm径のレーザビーム13が作られ、これがペレ
ット5の表面に対し斜め方向から照射される。このレー
ザビーム3は、ペレット5の表面で反射をし、これによ
る反射レーザ光14が、集光レンズ15により位置検出
素子16の検出面に結像される。このようにして、三角
測量方式による2つの表面変位測定手段で被検査物4を
挟み込むようにして測定し、被検査物4の全体の厚み
(ペレット5、ペースト6、フレーム7の各厚みの和)
を求める。この全体の厚みは、予め位置検出素子10,
16の出力を厚みに対応させておくことにより容易に求
めることができる。そして、被検査物4を上下させるこ
とにより、結像点が移動するので、試料の表面変位を検
出することができる。
【0019】そこで、フレーム7内の或る点においてフ
レーム7及びペレット5が剥き出しになっている箇所を
選んで、上記方法によりペレット5及びフレーム7の各
々の厚みを測定し、この各々の厚み値を被検査物4の全
体の厚みから減算することにより、ペースト6のみの厚
みを求めることがてきる。
【0020】本実施例によれば、基準面出しを行うこと
なく、ペースト6の厚みを非接触で高速かつ高精度な測
定が可能になるので、ペレットクラック不良の低減を図
ることが可能になる。
【0021】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0022】例えば、位置検出素子10,16に代えて
CCDを用いることもできる。また、半導体レーザ1,
11に代えて、He−Neレーザなどの気体レーザを用
いることもできる。
【0023】また、前記実施例では、半導体レーザから
のレーザビーム3を斜め方向から被測定物であるペレッ
ト5に照射するものとしたが、垂直方向から照射し、そ
の際の乱反射光を集光して検出するものとしてもよい。
【0024】この他、前記実施例では被検査物が多層で
あり、その特定の層のみの厚みを測定するものとした
が、被検査物が一層であってもよい。この場合は、被検
査物の全体の厚みを求めるのと同一の測定内容であり、
前記したような減算処理は不要になる。
【0025】さらに、以上の説明では、主として本発明
者によってなされた発明をその利用分野である半導体装
置の製造分野に適用した場合について説明したが、これ
に限定されるものではなく、板状の物体の厚みを測定す
る用途に広範囲に適用可能である。
【0026】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0027】すなわち、レーザビームを被検査物の表面
に斜め方向または垂直方向から照射する第1の光学系
と、前記レーザビームの照射による反射光を集光する第
2の光学系と、該光学系の結像位置に配設されて結像ス
ポットの位置変化から表面変位を検出する位置検出素子
とからなる表面変位測定手段を2つ備え、これらを前記
被検査物の厚み方向の両側に配設するようにしたので、
非接触により、被検査物の基準面出しを行うことなく、
高速及び高精度に厚み測定を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による厚み測定装置の一実施例を示す構
成図である。
【符号の説明】 1 半導体レーザ(レーザ光源) 2 投光レンズ(光学系) 3 レーザビーム 4 被検査物 5 ペレット 6 ペースト 7 フレーム 8 反射レーザ光 9 集光レンズ 10 位置検出素子 11 半導体レーザ(レーザ光源) 12 投光レンズ(光学系) 13 レーザビーム 14 反射レーザ光 15 集光レンズ 16 位置検出素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビームを被検査物の表面に斜め方
    向または垂直方向から照射する第1の光学系と、前記レ
    ーザビームの照射による反射光を集光する第2の光学系
    と、該光学系の結像位置に配設されて結像スポットの位
    置変化から表面変位を検出する位置検出素子とからなる
    表面変位測定手段を2つ備え、これらを前記被検査物の
    厚み方向の両側に配設することを特徴とする厚み測定装
    置。
  2. 【請求項2】 前記被検査物が複数層からなり、かつ厚
    み測定対象が複数層中の特定の層である場合、全体の厚
    みを算出し、この全体の厚みから不要な層の厚みを減算
    して前記特定の層の厚みを求める処理手段を設けること
    を特徴とする請求項1記載の厚み測定装置。
  3. 【請求項3】 前記被検査物が半導体装置であるとき、
    その照射レーザビームは、波長600〜1,000nm
    で、スポット径が数十nmであることを特徴とする請求
    項1記載の厚み測定装置。
  4. 【請求項4】 前記表面変位測定手段の各々を前記被検
    査物の測定面に対して回転可能にすることを特徴とする
    請求項1記載の厚み測定装置。
  5. 【請求項5】 半導体装置のペレットを固着するペース
    トの厚みを測定することを特徴とする請求項1記載の厚
    み測定装置。
JP18008991A 1991-07-22 1991-07-22 厚み測定装置 Pending JPH0618230A (ja)

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JP18008991A JPH0618230A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 厚み測定装置

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JPH0618230A true JPH0618230A (ja) 1994-01-25

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ID=16077257

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JP18008991A Pending JPH0618230A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 厚み測定装置

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JP (1) JPH0618230A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6532182B2 (en) 2000-03-21 2003-03-11 Nec Corporation Semiconductor memory production system and semiconductor memory production method
US7406198B2 (en) 2003-03-25 2008-07-29 Fujitsu Limited Image capture apparatus
CN102263160A (zh) * 2010-05-25 2011-11-30 韩美半导体株式会社 晶片传送装置以及具有其的位置感应系统和可视检查系统

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6532182B2 (en) 2000-03-21 2003-03-11 Nec Corporation Semiconductor memory production system and semiconductor memory production method
US7406198B2 (en) 2003-03-25 2008-07-29 Fujitsu Limited Image capture apparatus
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