JPH06182252A - 資源廃棄物選別方法と装置 - Google Patents
資源廃棄物選別方法と装置Info
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- JPH06182252A JPH06182252A JP4356795A JP35679592A JPH06182252A JP H06182252 A JPH06182252 A JP H06182252A JP 4356795 A JP4356795 A JP 4356795A JP 35679592 A JP35679592 A JP 35679592A JP H06182252 A JPH06182252 A JP H06182252A
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Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一般家庭から排出される燃えないごみ中に
は、種々の資源として再使用できるものが混在している
が、その混在するごみを簡単に且つ確実に分別すること
にある。 【構成】 水槽1内に水流を起こし、上流から下流に水
槽1の幅を異ならして流速を段階的に順次遅くなし、そ
の上流の早い水流中に金属類を除去したごみを投入し、
流速の違いと比重の違いによる沈澱差によって選別する
ように構成するものである。
は、種々の資源として再使用できるものが混在している
が、その混在するごみを簡単に且つ確実に分別すること
にある。 【構成】 水槽1内に水流を起こし、上流から下流に水
槽1の幅を異ならして流速を段階的に順次遅くなし、そ
の上流の早い水流中に金属類を除去したごみを投入し、
流速の違いと比重の違いによる沈澱差によって選別する
ように構成するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に一般家庭から排出
される燃えないごみの中から、資源の再利用できる物を
分別する際に適用する資源廃棄物選別方法と装置に関す
る。
される燃えないごみの中から、資源の再利用できる物を
分別する際に適用する資源廃棄物選別方法と装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般家庭から排出される特に袋内に収納
された燃えないごみは、地方自治体の指導によっては、
金属類、ガラス瓶やその破片、陶磁器類やその破片など
を区分けして袋に入れて出すようにしている場合、ある
いはその指導の無い地方もあるが、しかし指導されてい
ても必ずしも確実に守られておらず、従って回収された
燃えないごみを細かく破砕してコンベアで移送し、その
間に金属類、その殆どは鉄とアルミニウムであるから、
磁石などの除去装置で選別し、また紙などの軽い物は強
制的に吹き付ける風力で除去されている。また他の手段
として、コンベア上に搬送されてくる燃えないごみを作
業員が目視によって摘出する、いわゆる手選別によるの
が現状である。
された燃えないごみは、地方自治体の指導によっては、
金属類、ガラス瓶やその破片、陶磁器類やその破片など
を区分けして袋に入れて出すようにしている場合、ある
いはその指導の無い地方もあるが、しかし指導されてい
ても必ずしも確実に守られておらず、従って回収された
燃えないごみを細かく破砕してコンベアで移送し、その
間に金属類、その殆どは鉄とアルミニウムであるから、
磁石などの除去装置で選別し、また紙などの軽い物は強
制的に吹き付ける風力で除去されている。また他の手段
として、コンベア上に搬送されてくる燃えないごみを作
業員が目視によって摘出する、いわゆる手選別によるの
が現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし金属類、ガラス
瓶やその破片あるいは陶磁器類やその破片などを細かく
破砕する場合の処理では、金属類は資源として取り出す
ことができるが、その他のものは資源として再利用する
ことができず、廃棄物として埋立てられるため、資源の
回収率を低下するものである。一方上述の人為的に行わ
れる場合は、ガラス瓶なども回収されるが、作業員が多
数必要であり、単純労働といえども悪臭の中での作業で
あるから嫌われることは勿論、長時間立ったままでの作
業であることから重労働でもあり、しかも目視によって
摘出しているものであるから、摘出漏れが有るなどの問
題点が多々あった。
瓶やその破片あるいは陶磁器類やその破片などを細かく
破砕する場合の処理では、金属類は資源として取り出す
ことができるが、その他のものは資源として再利用する
ことができず、廃棄物として埋立てられるため、資源の
回収率を低下するものである。一方上述の人為的に行わ
れる場合は、ガラス瓶なども回収されるが、作業員が多
数必要であり、単純労働といえども悪臭の中での作業で
あるから嫌われることは勿論、長時間立ったままでの作
業であることから重労働でもあり、しかも目視によって
摘出しているものであるから、摘出漏れが有るなどの問
題点が多々あった。
【0004】本発明は以上の問題を解決することにあ
り、ガラスや陶磁器類あるいは小砂利などを確実に選別
できることを目的として案出したものである。
り、ガラスや陶磁器類あるいは小砂利などを確実に選別
できることを目的として案出したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による解決手段
は、水流を上流から下流へ複数段階に順次遅くなるよう
に設定し、その最も水流の早い上流部に金属類を除去し
た資源廃棄物を投入し、水流の遅速度に応じて資源廃棄
物中の比重の重い物から軽い物を順次選別することを特
徴とする。
は、水流を上流から下流へ複数段階に順次遅くなるよう
に設定し、その最も水流の早い上流部に金属類を除去し
た資源廃棄物を投入し、水流の遅速度に応じて資源廃棄
物中の比重の重い物から軽い物を順次選別することを特
徴とする。
【0006】更に、上記方法に加えて、最も水流の早い
上流部に空気の気泡を噴射すると共に、噴射水で流水を
攪拌することが好ましい。
上流部に空気の気泡を噴射すると共に、噴射水で流水を
攪拌することが好ましい。
【0007】また上記方法を実現する装置は、始端より
水を注入し末端で排出して水流を発生している水槽を、
その始端側より末端側に向かって複数段階に水槽幅を広
く形成した複数の選別部を設け、該水槽の始端選別部の
上方部に金属類を除去した資源廃棄物を投入する供給コ
ンベアを対設し、始端選別部内に水を噴射する噴水管を
設け、始端選別部内の下部に空気の気泡を噴射する空気
管を配設し、各選別部にそれぞれ摘出手段を設けること
によって行われる。
水を注入し末端で排出して水流を発生している水槽を、
その始端側より末端側に向かって複数段階に水槽幅を広
く形成した複数の選別部を設け、該水槽の始端選別部の
上方部に金属類を除去した資源廃棄物を投入する供給コ
ンベアを対設し、始端選別部内に水を噴射する噴水管を
設け、始端選別部内の下部に空気の気泡を噴射する空気
管を配設し、各選別部にそれぞれ摘出手段を設けること
によって行われる。
【0008】また、前記水槽からの排出水を水槽の始端
口と、噴水管へそれぞれポンプを介して連結して水を循
環することが好ましい。
口と、噴水管へそれぞれポンプを介して連結して水を循
環することが好ましい。
【0009】
【作用】上記のように水槽を下流に至るに従って水槽の
幅を広くしたものであるから、水流がその幅に応じて遅
くなり、これに投入したごみは、水流の早い流速順に比
重の最も重い物から軽い物が順次沈澱し、またごみの投
入時に空の瓶が浮くものもあるが、噴射水によって瓶内
に水が入り沈澱を促進する。また下からの気泡によって
沈澱する瓶などで押し付けられる紙などの軽い物を浮上
するものである。こうして沈澱した物を各選別部ごとに
摘出手段で排出するものである。
幅を広くしたものであるから、水流がその幅に応じて遅
くなり、これに投入したごみは、水流の早い流速順に比
重の最も重い物から軽い物が順次沈澱し、またごみの投
入時に空の瓶が浮くものもあるが、噴射水によって瓶内
に水が入り沈澱を促進する。また下からの気泡によって
沈澱する瓶などで押し付けられる紙などの軽い物を浮上
するものである。こうして沈澱した物を各選別部ごとに
摘出手段で排出するものである。
【0010】
【実施例】本発明を具体的に図1と図2に示しているよ
うに、横に長い一つの水槽1内に水流を起こして選別処
理するもので、その水流がその上流では早く、下流に至
るに従って段階的に遅くなるように、水槽1の幅を順次
広く形成したもので、図面では始端選別部2、中間選別
部3、後端選別部4の3部分に分けてある。また水槽1
の底部が傾斜して下に至るに従って順次狭められた溝部
5を長手方向に沿って設けている。
うに、横に長い一つの水槽1内に水流を起こして選別処
理するもので、その水流がその上流では早く、下流に至
るに従って段階的に遅くなるように、水槽1の幅を順次
広く形成したもので、図面では始端選別部2、中間選別
部3、後端選別部4の3部分に分けてある。また水槽1
の底部が傾斜して下に至るに従って順次狭められた溝部
5を長手方向に沿って設けている。
【0011】前記始端選別部2の上方に供給コンベア6
の端部を対設し、該供給コンベア6で搬送されてくるご
みを落下して始端選別部2内に投入するが、この供給コ
ンベア6の始端部に、ごみを収納している袋を投入しこ
れを破砕して供給コンベア6上に吐出するロータリーフ
イーダー7を備え、供給コンベア6の中間部に鉄製品を
除去する鉄選別部8と、アルミニウム製品を除去するア
ルミニウム選別部9とを設け、水槽1には金属製品を取
り除いて供給するものである。
の端部を対設し、該供給コンベア6で搬送されてくるご
みを落下して始端選別部2内に投入するが、この供給コ
ンベア6の始端部に、ごみを収納している袋を投入しこ
れを破砕して供給コンベア6上に吐出するロータリーフ
イーダー7を備え、供給コンベア6の中間部に鉄製品を
除去する鉄選別部8と、アルミニウム製品を除去するア
ルミニウム選別部9とを設け、水槽1には金属製品を取
り除いて供給するものである。
【0012】上記始端選別部2内の上部に、水を下方に
及び水流に逆行する方向に噴入する複数本の噴水管10
を、また始端選別部2内の下部に空気の気泡を噴射する
空気管11を、それぞれ水槽1の長手方向か横方向にあ
るいは双方に亘って配設している。更に始端選別部2の
底の溝部5内に設けたコンベアと水槽1外へ掻き揚げる
フライトコンベアによる第1摘出手段12を設けてい
る。
及び水流に逆行する方向に噴入する複数本の噴水管10
を、また始端選別部2内の下部に空気の気泡を噴射する
空気管11を、それぞれ水槽1の長手方向か横方向にあ
るいは双方に亘って配設している。更に始端選別部2の
底の溝部5内に設けたコンベアと水槽1外へ掻き揚げる
フライトコンベアによる第1摘出手段12を設けてい
る。
【0013】従ってこの始端選別部2に投入されたごみ
は下流に流れるが、その間に比重の重い例えばガラス瓶
などは沈澱し、軽いものは下流に流れ、沈澱した物は第
1摘出手段12で排出するものである。
は下流に流れるが、その間に比重の重い例えばガラス瓶
などは沈澱し、軽いものは下流に流れ、沈澱した物は第
1摘出手段12で排出するものである。
【0014】次ぎに、中間選別部3は前記始端選別部2
の幅より広く形成してあって、この中間選別部3の底部
に始端選別部2と同様の構造で第2摘出手段13を設
け、更に、中間選別部3の上層部に、浮き瓶を回収する
ように、スキーマーによる第3摘出手段14を水槽1の
長手方向に対して直交して設けている。
の幅より広く形成してあって、この中間選別部3の底部
に始端選別部2と同様の構造で第2摘出手段13を設
け、更に、中間選別部3の上層部に、浮き瓶を回収する
ように、スキーマーによる第3摘出手段14を水槽1の
長手方向に対して直交して設けている。
【0015】上記中間選別部3では、始端選別部2から
小砂利、ガラスあるいは陶磁器の細片、及び浮き瓶、更
に紙製品や合成樹脂フイルムなどが含まれているが、紙
製品など比重の軽いものを除く他の比重の重いものは沈
澱し、第2摘出手段13で排出され、また浮き瓶は第3
摘出手段14で掻き出されるものである。
小砂利、ガラスあるいは陶磁器の細片、及び浮き瓶、更
に紙製品や合成樹脂フイルムなどが含まれているが、紙
製品など比重の軽いものを除く他の比重の重いものは沈
澱し、第2摘出手段13で排出され、また浮き瓶は第3
摘出手段14で掻き出されるものである。
【0016】以上のように選別され最後に残った紙など
は後端選別部4に流れ込むもので、後端選別部4は前記
中間選別部3の幅より更に広く形成してあって、目の粗
い網状の第1スクリーン15を流れを横切るように設
け、該第1スクリーン15の下流側に平行して第4摘出
手段16を設け、更に下流側に水を清浄化する第2スク
リーン17を設けている。
は後端選別部4に流れ込むもので、後端選別部4は前記
中間選別部3の幅より更に広く形成してあって、目の粗
い網状の第1スクリーン15を流れを横切るように設
け、該第1スクリーン15の下流側に平行して第4摘出
手段16を設け、更に下流側に水を清浄化する第2スク
リーン17を設けている。
【0017】従って後端選別部4では比重の軽いものが
回収され、焼却可能のものであるから脱水して焼却炉へ
投入すれば良い。
回収され、焼却可能のものであるから脱水して焼却炉へ
投入すれば良い。
【0018】また、上記第2スクリーン17で清浄化さ
れた水は、第1ポンプ18によって始端選別部2へ供給
し、他の第2ポンプ19で噴水管10へ供給するように
配管することが好ましく、第1ポンプ18の吐出量を加
減することにより、水槽1内の流速を加減することがで
きる。同様に第2ポンプ19で噴水管10からの噴射水
量をも制御することができるようになる。尚、後端選別
部4内での水の清浄化が不完全であれば、浄化槽に流入
して処理を行い、その水を前記のように第1ポンプ18
と第2ポンプ19で帰流しても良い。
れた水は、第1ポンプ18によって始端選別部2へ供給
し、他の第2ポンプ19で噴水管10へ供給するように
配管することが好ましく、第1ポンプ18の吐出量を加
減することにより、水槽1内の流速を加減することがで
きる。同様に第2ポンプ19で噴水管10からの噴射水
量をも制御することができるようになる。尚、後端選別
部4内での水の清浄化が不完全であれば、浄化槽に流入
して処理を行い、その水を前記のように第1ポンプ18
と第2ポンプ19で帰流しても良い。
【0019】従って一つの水槽1内の始端選別部2と、
中間選別部3及び後端選別部4において、順次比重の違
いによって選別されるもので、始端選別部2で排出され
るものは殆どガラス瓶として再生することができ、また
中間選別部3では小砂利が多くそのまま土中に埋めるこ
とができ、更に後端選別部4のものは可燃性のものであ
るから、そのまま炉で焼却できるものである。
中間選別部3及び後端選別部4において、順次比重の違
いによって選別されるもので、始端選別部2で排出され
るものは殆どガラス瓶として再生することができ、また
中間選別部3では小砂利が多くそのまま土中に埋めるこ
とができ、更に後端選別部4のものは可燃性のものであ
るから、そのまま炉で焼却できるものである。
【0020】
【発明の効果】本発明による資源廃棄物選別方法によれ
ば、流水の上流から下流へその流速を複数段階に順次遅
くなし、上流部で金属製品を除去したごみを投入し、流
速の早い順番に比重の重いものから沈澱して分別するた
め、各選別部に殆ど同種類のものを収集することがで
き、しかも選別時間が短時間で能率良く処理することが
できる。また同種類のものが収集されることから、後の
処分が容易になるものである。
ば、流水の上流から下流へその流速を複数段階に順次遅
くなし、上流部で金属製品を除去したごみを投入し、流
速の早い順番に比重の重いものから沈澱して分別するた
め、各選別部に殆ど同種類のものを収集することがで
き、しかも選別時間が短時間で能率良く処理することが
できる。また同種類のものが収集されることから、後の
処分が容易になるものである。
【0021】また、本発明による資源廃棄物選別装置に
よれば、水槽内で選別されることから、悪臭を大幅に抑
えることができ、ごみを飛散することがないので、処理
環境を清潔に保つことができる。
よれば、水槽内で選別されることから、悪臭を大幅に抑
えることができ、ごみを飛散することがないので、処理
環境を清潔に保つことができる。
【0022】更に、水槽の始端選別部に噴水管と空気管
を設けた装置によれば、気泡によって瓶に付着する紙な
どを分離して浮遊させることができ、また噴射水で浮遊
する瓶を沈ませることができるので、選別精度を更に増
大することができる。
を設けた装置によれば、気泡によって瓶に付着する紙な
どを分離して浮遊させることができ、また噴射水で浮遊
する瓶を沈ませることができるので、選別精度を更に増
大することができる。
【0023】更に、ポンプで処理する水を循環するか
ら、一定量の水を有効に使用することができるととも
に、ポンプの吐出量を加減することにより、流水を自由
に制御することができ、投下されるごみの内容に応じて
処理することができる。
ら、一定量の水を有効に使用することができるととも
に、ポンプの吐出量を加減することにより、流水を自由
に制御することができ、投下されるごみの内容に応じて
処理することができる。
【図1】本発明による資源廃棄物選別装置を示す平面図
である。
である。
【図2】同じく断面図である。
1 水槽 2 始端選別部 3 中間選別部 4 後端選別部 6 供給コンベア 10 噴水管 11 空気管 12 第1摘出手段 13 第2摘出手段 14 第3摘出手段 16 第4摘出手段 18 第1ポンプ 19 第2ポンプ
Claims (4)
- 【請求項1】 水流を上流から下流へ複数段階に順次遅
くなるように設定して、その最も水流の早い上流部に金
属類を除去した資源廃棄物を投入し、水流の遅速度に応
じて資源廃棄物中の比重の重い物から軽い物を順次選別
することを特徴とする資源廃棄物選別方法。 - 【請求項2】 水流を上流から下流へ複数段階に順次遅
くなるように設定して、その最も水流の早い上流部に空
気の気泡を噴射すると共に、噴射水で流水を攪拌し、そ
の上流部に金属類を除去した資源廃棄物を投入し、水流
の遅速度に応じて資源廃棄物中の比重の重い物から軽い
物を順次選別することを特徴とする資源廃棄物選別方
法。 - 【請求項3】 始端より水を注入し末端で排出して水流
を発生している水槽(1)を、その始端側より末端側に
向かって複数段階に水槽(1)幅を広く形成した複数の
選別部(2,3,4)を設け、該水槽(1)の始端選別
部(2)の上方部に金属類を除去した資源廃棄物を投入
する供給コンベア(6)を対設し、始端選別部(2)内
に噴水管(10)を設け、始端選別部(2)内の下部に
空気の気泡を噴射する空気管(11)を配設し、各選別
部(2,3,4)にそれぞれ摘出手段(12,13,1
4,16)を設けていることを特徴とする資源廃棄物選
別装置。 - 【請求項4】 水槽(1)の排出水を第1ポンプ(1
8)を介して始端口へ還流すると共に、水槽(1)の排
出水を第2ポンプ(19)を介して噴水管(10)に注
入可能に連結してあることを特徴とする請求項3に記載
の資源廃棄物選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4356795A JP2504905B2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 資源廃棄物選別方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4356795A JP2504905B2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 資源廃棄物選別方法と装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06182252A true JPH06182252A (ja) | 1994-07-05 |
JP2504905B2 JP2504905B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=18450812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4356795A Expired - Fee Related JP2504905B2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 資源廃棄物選別方法と装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2504905B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006226753A (ja) * | 2005-02-16 | 2006-08-31 | Seiko Instruments Inc | 成分分離機構と成分分離方法 |
JP2008136934A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Maezawa Ind Inc | 沈砂分離 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5545268A (en) * | 1978-09-27 | 1980-03-29 | Japan Radio Co Ltd | Multi-way multi-access multiplex communication system dependent upon time division |
JPS60108353U (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-23 | 藤井 武夫 | 固形物比重選別機 |
JPS63218265A (ja) * | 1987-03-04 | 1988-09-12 | Shigehiko Tamagawa | 砂利水洗装置 |
JPH01143656A (ja) * | 1987-11-30 | 1989-06-06 | Hitachi Metals Ltd | し渣の洗浄方法 |
JPH0426905A (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-30 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気ヘッド装置 |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP4356795A patent/JP2504905B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
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