JPH06181968A - 最終蒸気滅菌方法 - Google Patents

最終蒸気滅菌方法

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JPH06181968A
JPH06181968A JP5013046A JP1304693A JPH06181968A JP H06181968 A JPH06181968 A JP H06181968A JP 5013046 A JP5013046 A JP 5013046A JP 1304693 A JP1304693 A JP 1304693A JP H06181968 A JPH06181968 A JP H06181968A
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cartridge
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 約10容量%未満のシリンジもしくはカート
リッジ内の充填空積を維持する工程;圧力差に応じてプ
ランジャーに少なくとも10%の余地を提供する工程;
並びにシリンジもしくはカートリッジの内部圧力より低
いオートクレーブ圧力でシリンジを滅菌する工程;を含
んで成る予め充填されたプラスチックシリンジもしく
は、また、約10容量%未満のシリンジもしくはカート
リッジ内の充填空積を維持する工程;圧力差に応じてプ
ランジャーに少なくとも10%の余地を提供する工程;
並びにガラスシリンジの内部圧力以上又は以下のオート
クレーブ圧力でガラスシリンジもしくはガラスカートリ
ッジを滅菌する工程。 【効果】 プランジャー破裂の危険を伴うことなく、シ
リンジもしくはカートリッジの内部圧力よりも低いオー
トクレーブ圧力で滅菌可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液状の薬用、生物学的
もしくは獣医学的製品で予め充填されたプラスチック及
びガラスのシリンジ並びにカートリッジの最終滅菌方法
に関する。より詳細には、本発明はプラスチック及びガ
ラスのシリンジ並びにカートリッジに含有された非経口
適用のための液状造影剤の最終滅菌方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術文献は、無菌状態が絶対的必要
条件である健康及び医療分野で用いられる製品及び医療
デバイスの蒸気滅菌に関する容器、装置並びに方法を開
示する。概して、このような無菌状態は、個別に容器/
パッケージ及び内容物を蒸気滅菌し、続いて内容物を容
器/パッケージに入れ、そして後で使用するためにそれ
を密閉することにより達成してもよい。しかしながらこ
のような方法は、製品をそれらの容器/パッケージに移
動する間に汚染及び発熱物質の導入の危険を冒してい
る。薬剤業界では、内容物がそれらの容器/パッケージ
内部で滅菌される最終蒸気滅菌へ傾く傾向がある。
【0003】蒸気滅菌方法では、予め充填した容器/パ
ッケージをオートクレーブ内に入れ、そして下記工程を
含んで成る操作サイクルを実施する。約1〜20psig
(703.07〜14061.4kg/m2 )の圧力、約
100℃〜150℃の温度で約30分間飽和蒸気を押し
込むことによりオートクレーブ室から空気を取り除く工
程;内部の温度が約100℃〜125℃になるように更
に蒸気をオートクレーブ室内へ導入する工程;オートク
レーブの内容物を滅菌するのに十分な時間その温度を維
持する工程;オートクレーブを冷却する工程;並びに容
器/パッケージをそこから取り出す工程。非経口製剤を
含有する典型的な容器、例えば、ガラスアンプル、栓を
したバイアル及びボトルは、滅菌処理の操作サイクルに
より生じる容器及びオートクレーブ室間の圧力差に耐え
ることができる。しかしながら、予め充填したプラスチ
ック製もしくはガラス製のシリンジ及びカートリッジ
は、内部圧力が外部圧力よりも大きい場合には著しい圧
力差に耐えられず、このような圧力差は、オートクレー
ブの加熱段階又は冷却段階のどちらかの工程中に発生す
るであろう受け入れがたい量の容器/パッケージの破損
をもたらす。
【0004】ガラスシリンジ及びカートリッジの場合に
は、典型的にはこのような破損は、加熱段階中に製品蒸
気圧、製品の熱膨脹及び容器の充填空積を占領するガス
の圧増加分の総和により生じるプランジャー破裂の状態
である。加熱段階を通して密閉状態が完全に維持された
としても、容器内の液状内容物が沸点以上である場合に
は、容器内の圧力を1気圧より増大すると同時にオート
クレーブ内の圧力を1気圧まで低減する滅菌サイクルの
冷却段階中に破損が生じるかもしれない。
【0005】プラスチックシリンジ及びカートリッジの
場合には、滅菌中プランジャー破裂による容器/パッケ
ージ破損に加えて、オートクレーブ室内の熱及び圧力が
プラスチックを軟化しそして容器の壁をそらせかつ変形
させる傾向がある。
【0006】滅菌中に上昇するプラスチックシリンジの
内部圧力を補正することの必要性が、米国特許第4,7
18,463号明細書で認識されており、それは、少な
くともシリンジ内部の圧力と等しい圧力をオートクレー
ブ室内で維持することを提案している。
【0007】驚くべきことには、本発明者らは、上記課
題に遭遇することなく、かつシリンジ及びカートリッジ
の内部圧力以上にオートクレーブ圧力を維持する必要が
なく、そして好ましくはシリンジ及びカートリッジ内に
全く充填空積を存在させずにオートクレーブにかけるこ
と並びにオートクレーブサイクル中に発生する内部圧力
に応じてバレルの近位端の方へプランジャーをスライド
式に移動させるためにプランジャー及びバレルの近位端
の間に少なくとも10%の空間容量を提供することによ
り蒸気滅菌可能であることを見いだした。
【0008】また、プラスチックシリンジ及びカートリ
ッジに関する上記準備を整えた予め充填したガラスシリ
ンジ及びカートリッジが、ガラスシリンジ及びカートリ
ッジの内部圧力よりも低いオートクレーブ圧力を用いて
蒸気滅菌可能である。しかしながらまた本発明者らは、
充填空積が最小でありかつ充分なプランジャー移動がバ
レル内で許容される場合には、それらがプランジャー破
裂の危険を伴うことなく過剰圧力で滅菌可能であること
を見い出した。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、液体、好まし
くは非経口投与用液状薬剤を予め充填したプラスチック
シリンジの最終滅菌方法であって、上記シリンジが、そ
の遠位端でノズルを及び開放もしくは近位端を末端とす
るシリンジバレル、並びにプランジャーロッドをかみ合
わせるための機関を有するバレルに位置するスライド式
プランジャーもしくはピストン、を含んで成り、上記方
法が、プランジャーをバレルに挿入し、そしてプランジ
ャー及びバレルの近位端の間に少なくとも2%の空間容
量を残すようにそれをそれらの遠位端の方へ滑らせる工
程、充填空積が10容量%を越えないように、好ましく
は充填空積を与えることなく、そのノズルを介して液状
薬剤でシリンジを満たす工程、ノズルをキャップで密閉
する工程、予め充填したシリンジをオートクレーブにか
けてシリンジ内部の圧力より低いオートクレーブ圧力で
その内容物を滅菌する工程、並びにオートクレーブ室内
で蒸気雰囲気の急激な崩壊が生じないであろう速度で、
ウォーターカスケードもしくはノズルスプレー又はエア
ードラフトを用いてオートクレーブ室を冷却する工程、
を含んで成る方法を提供する。
【0010】別の態様では、本発明は、液体、好ましく
は非経口投与用液状薬剤で予め充填したカートリッジの
最終滅菌方法であって、上記カートリッジが、貫通可能
なダイヤフラムを受け止めるように適応させたその遠位
端でネック部分を及び開放もしくは近位端を末端とする
カートリッジバレル、並びにプランジャーロッドをかみ
合わせるための機関を有するバレルに位置するスライド
式プランジャーもしくはピストン、を含んで成り、上記
方法が、プランジャーをカートリッジバレルに挿入し、
そしてプランジャー及びカートリッジバレルの近位端の
間に少なくとも2%の空間容量を残すようにそれを配置
させる工程、充填空積が10容量%を越えないように、
好ましくは充填空積を与えないように、バレルの遠位端
を介して液状薬剤でカートリッジバレルを満たす工程、
遠位端を貫通可能なダイヤフラムで密閉する工程、並び
に予め充填したカートリッジをオートクレーブにかけて
カートリッジ内部の圧力より低いオートクレーブ圧力で
予め充填したカートリッジ及びその内容物を滅菌する工
程、並びにオートクレーブ室内で蒸気雰囲気の急激な崩
壊が生じないであろう速度で、ウォーターカスケードも
しくはノズルスプレー又はエアードラフトを用いてオー
トクレーブ室を冷却する工程、を含んで成る方法を提供
する。
【0011】更なる態様では、本発明は、液体、好まし
くは非経口投与用液状薬剤を予め充填したガラスシリン
ジの最終滅菌方法であって、上記シリンジが、その遠位
端でノズルを及び開放もしくは近位端を末端とするシリ
ンジバレル、並びにプランジャーロッドをかみ合わせる
ための機関を有するバレルに位置するスライド式プラン
ジャーもしくはピストン、を含んで成り、上記方法が、
プランジャーをバレルに挿入し、そしてプランジャー及
びバレルの近位端の間に少なくとも2%の空間容量を残
すようにそれをそれらの遠位端の方へ滑らせる工程、充
填空積が10容量%を越えないように、好ましくは充填
空積を与えることなく、そのノズルを介して液状薬剤で
シリンジを満たす工程、ノズルをキャップで密閉する工
程、予め充填したシリンジをオートクレーブにかけてシ
リンジ内部の圧力以下又は以上のオートクレーブ圧力で
その内容物を滅菌する工程、並びにオートクレーブ室内
で蒸気雰囲気の急激な崩壊が生じないであろう速度で、
ウォーターカスケードもしくはノズルスプレー又はエア
ードラフトを用いてオートクレーブ室を冷却する工程、
を含んで成る方法を提供する。
【0012】また別の態様では、本発明は、液体、好ま
しくは非経口投与用液状薬剤で予め充填したガラスカー
トリッジの最終滅菌方法であって、上記カートリッジ
が、その遠位端でノズルを及び開放もしくは近位端を末
端とするカートリッジバレル、並びにプランジャーロッ
ドをかみ合わせるための機関を有するバレルに位置する
スライド式プランジャーもしくはピストン、を含んで成
り、上記方法が、プランジャーをバレルに挿入し、そし
てプランジャー及びバレルの近位端の間に少なくとも2
%の空間容量を残すようにそれをそれらの遠位端の方へ
滑らせる工程、充填空積が10容量%を越えないよう
に、好ましくは充填空積を与えないように、そのノズル
を介して液状薬剤でカートリッジを満たす工程、ノズル
をキャップで密閉する工程、予め充填したカートリッジ
をオートクレーブにかけてカートリッジ内部の圧力以下
又は以上のオートクレーブ圧力でその内容物を滅菌する
工程、並びにオートクレーブ室内で蒸気雰囲気の急激な
崩壊が生じないであろう速度で、ウォーターカスケード
もしくはノズルスプレー又はエアードラフトを用いてオ
ートクレーブ室を冷却する工程、を含んで成る方法を提
供する。
【0013】本発明の実施に際して、2つの要件:
(1)シリンジもしくはカートリッジ内の充填量の10
%を越えない充填空積を維持すること、好ましくは少し
も充填空積を存在させないこと;並びに(2)バレル内
で内容物の熱膨脹に応じてバレルの近位端の方へ移動す
るようにプランジャーに十分な余地を提供すること、を
満たす必要がある。これらの要件が満たされる場合に
は、飽和蒸気による予め充填されたプラスチックシリン
ジ及びカートリッジの滅菌が、シリンジ及びカートリッ
ジ内の圧力よりも低いオートクレーブ圧力下で達成でき
る。蒸気雰囲気の崩壊を防ぐために、冷却速度は1ユニ
ットの室内調節能力の範囲内に維持すべきである。すな
わち、室内圧力はプラスチックシリンジもしくはプラス
チックカートリッジの内部圧力より1psig(703.0
7kg/m2 )低い圧力であるべきである。予め充填した
シリンジ及びカートリッジがガラス製でありかつ上記2
つの要件を満たす場合には、それらはガラスシリンジ及
びカートリッジの内部圧力以上又は以下であるオートク
レーブ圧力で滅菌できる。
【0014】シリンジもしくはカートリッジの内部圧力
より低いオートクレーブ圧力を維持するために、滅菌温
度でのシリンジ及びカートリッジ内の内容物の蒸気圧を
測定すべきである。次いで圧力相殺が、ハードウェア及
びソフトウェアを担持するプログラム可能な調節装置に
導入される。このような調節は、オートクレーブサイク
ル中空気を選択的に加入して、シリンジもしくはカート
リッジの内部圧力より低いオートクレーブ圧力を維持す
る。例えば、121.5℃で15.2psig(1068
6.66kg/m2 )の蒸気圧を発生する製剤では、オー
トクレーブ室内の圧力は15.2psig(10686.6
6kg/m2 )未満に低減されるだろう。数種のサンプル
の蒸気圧の具体例を以下に示す。
【0015】
【表1】
【0016】必要な調節システムを提供するために、コ
ンピーターにデータを連続的に送り、かつそれに必要な
応答を誘発するように、シリンジの内容物に直接接触し
た温度測定用デバイス、例えば熱電対、RTDもしくは
圧力変換器を用いてこのような調節を達成するプログラ
ム可能なオートクレーブが市販されている(AmericanSte
rilizer Co., PA) 。
【0017】本発明の実施に際して、バッチ型操作で数
多くのサンプルを滅菌する場合には、1つのサンプルの
内容物と直接接触した少なくとも1つの温度/圧力測定
用デバイスが、温度をモニターするのに必要であり、か
つオートクレーブ内部の圧力を調節するように応答を自
動的に誘発するのに必要である。この用途には、オート
クレーブのハードウェア/ソフトウェアに接続された内
蔵熱電対、抵抗温度デバイス(RTD)もしくは圧力変
換器を除いて、あらゆる面からいずれか別のシリンジも
しくはカートリッジと同様である特別なシリンジが適応
できる。好ましくはしかしながら、このような温度/圧
力測定用デバイスを備えたオートクレーブ室に予め測定
された場所に設置された、統計的に代表的な数多くのサ
ンプルが使用されるべきである。
【0018】
【具体的な態様】本発明は、下記図面に関して目下詳細
に記載されるであろう。これらの図面では、類似部分を
同定するのに同様の数字が用いられる。図面を参照し
て、本発明の2つの態様が具体的に説明される:図2は
カートリッジを示し、そして図5は皮下注射針を取り付
けたシリンジを示す。
【0019】図2に示されたものでは、カートリッジ1
0は、遠位端26及び近位端40を担持するガラス製も
しくはプラスチック製のカートリッジバレル20を含ん
で成る。遠位端26は、ダイヤフラムキャップ30及び
ダイヤフラム36で閉鎖された開口部(図示せず)を末
端とするネック部分28を担持する。ダイヤフラムキャ
ップ30は、図1に示されるスナップオン皮下注射針を
受け入れるために環状溝32を含む。皮下注射針60は
嵌め合い関係にあるダイヤフラムキャップ30をかみ合
わせるためのスナップオン部分62;及びキャップ70
の近位端74を受け入れかつかみ合わせるための円錐形
部分64を含んで成る。皮下注射針60がカートリッジ
にスナップ方式で留められている場合には、上記針の近
位端はダイヤフラム36を刺し通し、それによって上記
針及びカートリッジバレル20に含有された液状薬剤2
4の間に流通が提供される。カートリッジ10の近位端
40は、図4に示されるプランジャーもしくはピストン
50を受け取るために開いており、それは、前方に液体
調整性表面52及びカートリッジが使用するために準備
される場合にプランジャーロッド(図示せず)と相互に
連結するための後方伸長性ねじ込み部分56を担持す
る。カートリッジバレル20は以下のような方法で液状
薬剤24で満たされる。(1)カートリッジバレル20
の遠位端26で液体容量の約10%を越えない充填空積
を与え、そして(2)カートリッジ10に含有される液
体製剤の熱膨脹に応じて近位端の方へ滑るように、カー
トリッジバレル20の近位端40でプランジャーに十分
な余地を与える。このような余地は液体製剤の容量の約
10%以上であるべきである。偶発的に刺すことを防ぐ
ために、かつ皮下注射針60を汚染及び損傷から保護す
るために、キャップもしくは鞘70が提供され、それは
図3に示される。上記キャップ70は、閉鎖遠位端72
及び皮下注射針60の円錐形部分64をかみ合わせるよ
うに選定される開放近位端74を含んで成る。皮下注射
針及びそれ用のキャップは、最終滅菌処理が完了した後
にカートリッジに取り付けてもよい。
【0020】図5は、皮下注射針60′及びプランジャ
ー50′を備え、かつ液状薬剤24′で満たされたシリ
ンジ10′を示すものである。シリンジ10′は、遠位
端26′及び近位端40′を担持するガラス製もしくは
プラスチック製のカートリッジバレル20′を含んで成
る。皮下注射針60′は、図3に示されるキャップ7
0′の近位端74′を受け入れかつかみ合わせるための
円錐形部分64′を含んで成る。液体調整性表面52′
及びプランジャーロッドと相互に連結するための後方伸
長性ねじ込み部分56′を担持するプランジャー50′
は、その近位端40′でシリンジバレル20′の中に挿
入されることを示している。シリンジは、本明細書に先
に記載されたカートリッジと類似の機能を有する。シリ
ンジバレル20′が以下のような方法で液状薬剤24′
で満たされることは、カートリッジの場合と同様に本明
細書では重要である。(1)シリンジバレル20′の遠
位端26′で約10%を越えない充填空積を与え、そし
て(2)シリンジ10′に含有される液体製剤の熱膨脹
に応じて近位端の方へ滑るように、シリンジバレル2
0′の近位端40′でプランジャーに十分な余地を与え
る。このような余地は液体製剤の容量の約10%以上で
あるべきである。
【0021】本明細書に先に記載された液状薬剤を含有
するカートリッジ及びシリンジは、本発明方法に従って
滅菌され、そして患者にそれらの内容物を投与するため
の伝統的な手段に用いられる。このような投薬を達成す
るのに都合のよい方法は、シリンジ/カートリッジホル
ダー、例えば図6に示されるもの、の使用によるもので
ある。同様のホルダーが米国特許第4,585,445
号明細書に開示されており、そしてそれは引用すること
により本明細書に組み入れられる。シリンジ/カートリ
ッジホルダー80は、半円筒体部分82、プランジャー
ロッド84、連結ピストンかみ合い機関86及びつまみ
機関88を含んでなる。半円筒体部分82は、開放側面
を通ってカートリッジ10もしくはシリンジ10′をサ
イド装填するように適応される。次いでカートリッジ/
シリンジをホルダーに固定してそれらの軸方向置換を防
止し、そしてプランジャーロッド84を、ピストンかみ
合い機関86を介してカートリッジのプランジャー56
(又はシリンジのプランジャー56′)とかみ合わせ
た。キャップ70を取りはずした後の集成体は、吸引に
使用するための準備が整ったものである。
【0022】
【発明の効果】本最終滅菌方法は、液状造影剤を包含す
る多様な化学的、薬剤学的及び獣医学的液体製剤に使用
してもよく、そして発熱物質/細菌/ウイルスを含まな
い無菌状態の生成物を提供する上で重要な進歩を遂げた
ものである。
【0023】本発明の好ましい態様を明細書及び図面に
記載しかつ図示してきたが、これらが、本発明の基礎を
なす概念及び特色の単なる具体例であり、そして本発明
及び付随する請求項の範囲を限定するものではないこと
は、理解されたい。
【図面の簡単な説明】
次の図面は本発明の態様を具体的に示すものである。
【図1】図1は、皮下注射針の平面図である。
【図2】図2は、カートリッジの平面図である。
【図3】図3は、図1に示された皮下注射針にかぶせる
ためのキャップもしくは鞘の平面図である。
【図4】図4は、図2に示されたカートリッジでの使用
に採用されたプランジャーもしくはピストンの平面図で
ある。
【図5】図5は、シリンジ、皮下注射針及びプランジャ
ーを全て組み立てたものの平面図である。
【図6】図6は、図3に示されたキャップをかぶせたシ
リンジホルダーの平面図である。
【符号の説明】
10…カートリッジ 20…カートリッジバレル 24…液状薬剤 26…遠位端 28…ネック部分 30…ダイヤフラムキャップ 32…環状溝 36…ダイヤフラム 40…近位端 50…プランジャーもしくはピストン 52…液体調整性表面 56…後方伸長性ねじ込み部分 60…皮下注射針 62…スナップオン部分 64…円錐形部分 70…キャップもしくは鞘 72…閉鎖遠位端 74…開放近位端 80…シリンジ/カートリッジホルダー 82…半円筒体部分 84…プランジャーロッド 86…連結ピストンかみ合い機関 88…つまみ機関 10′…シリンジ 20′…カートリッジバレル 24′…液状薬剤 26′…遠位端 40′…近位端 50′…プランジャー 52′…液体調整性表面 56′…後方伸長性ねじ込み部分 60′…皮下注射針 62′…スナップオン部分 64′…円錐形部分 86′…連結ピストンかみ合い機関
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン アール.ピストレス アメリカ合衆国,ニューヨーク 12184, バラティー,カロリン ロード 8

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体をシリンジ内に予め充填したプラス
    チックシリンジの最終滅菌方法であって、上記シリンジ
    が、 その遠位端でノズルを及び開放もしくは近位端を末端と
    するシリンジバレル、並びにプランジャーロッドをかみ
    合わせるための機関を有するバレルに位置するスライド
    式プランジャー、 を含んで成り、上記方法が、 プランジャーをバレルに挿入し、そしてプランジャー及
    びバレルの近位端の間に少なくとも約2%の空間容量を
    残すようにそれをそれらの遠位端の方へ滑らせる工程、 充填空積が10容量%を越えないように、そのノズルを
    介して液体でシリンジを満たす工程、 ノズルをキャップで密閉する工程、 予め充填したシリンジをオートクレーブにかけてシリン
    ジ内容物の圧力より低いオートクレーブ圧力でその内容
    物を滅菌する工程、並びにオートクレーブ室内で蒸気雰
    囲気の急激な崩壊が生じないであろう速度で、ウォータ
    ーカスケードもしくはノズルスプレー又はエアードラフ
    トを用いてオートクレーブ室を冷却する工程、を含んで
    成る方法。
  2. 【請求項2】 上記プラスチックシリンジが、実質的に
    充填空積が存在しないように上記液体で満たされた請求
    項1の方法。
  3. 【請求項3】 プランジャー及びバレルの近位端の間に
    おける空間容量が5%である請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 プランジャー及びバレルの近位端の間に
    おける空間容量が10%である請求項3の方法。
  5. 【請求項5】 上記プランジャーがそこに含有される液
    体の熱膨脹及び蒸気圧に応じてバレルの近位末端の方へ
    移動するように適応された請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 プラスチックシリンジの内部圧力がオー
    トクレーブサイクル中連続的にモニターされ、かつオー
    トクレーブ室内の圧力がシリンジの内部圧力よりも少な
    くとも1単位低い調節可能な圧力に維持される請求項1
    の方法。
  7. 【請求項7】 上記液体が液状薬剤である請求項1の方
    法。
  8. 【請求項8】 上記液体が診断検査に用いられる造影剤
    を含んで成る請求項1の方法。
  9. 【請求項9】 液体をカートリッジ内に予め充填したプ
    ラスチックカートリッジの最終滅菌方法であって、上記
    カートリッジが、 貫通可能なダイヤフラムを受け止めるように適応させた
    その遠位端でネック部分を及び開放もしくは近位端を末
    端とするカートリッジバレル、並びにプランジャーロッ
    ドをかみ合わせるための機関を有するバレルに位置する
    スライド式プランジャー、を含んで成り、上記方法が、 プランジャーをバレルに挿入し、そしてプランジャー及
    びバレルの近位端の間に少なくとも2%の空間容量を残
    すようにそれを配置させる工程、 充填空積が10容量%を越えないように、バレルの遠位
    端を介して液体でバレルを満たす工程、 遠位端を貫通可能なダイヤフラムで密閉する工程、並び
    に予め充填したプラスチックカートリッジをオートクレ
    ーブにかけてオートクレーブ室内で蒸気雰囲気の急激な
    崩壊が生じないであろう速度でその内容物を滅菌する工
    程、を含んで成る方法。
  10. 【請求項10】 上記プラスチックカートリッジが、実
    質的に充填空積が存在しないように上記液体で満たされ
    た請求項9の方法。
  11. 【請求項11】 プランジャー及びバレルの近位端の間
    における空間容量が5%である請求項9の方法。
  12. 【請求項12】 プランジャー及びバレルの近位端の間
    における空間容量が10%である請求項11の方法。
  13. 【請求項13】 上記プランジャーがそこに含有される
    液体の熱膨脹及び蒸気圧に応じてバレルの近位末端の方
    へ移動するように適応された請求項9の方法。
  14. 【請求項14】 プラスチックカートリッジの内部圧力
    がオートクレーブサイクル中連続的にモニターされ、か
    つオートクレーブ室内の圧力が冷却工程中カートリッジ
    の内部圧力よりも少なくとも1単位低い調節可能な圧力
    に維持される請求項9の方法。
  15. 【請求項15】 上記液体が液状薬剤である請求項9の
    方法。
  16. 【請求項16】 上記液体が診断検査に用いられる造影
    剤を含んで成る請求項9の方法。
  17. 【請求項17】 液体をシリンジ内に予め充填したガラ
    スシリンジの最終滅菌方法であって、上記シリンジが、 その遠位端でノズルを及び開放もしくは近位端を末端と
    するシリンジバレル、並びにプランジャーロッドをかみ
    合わせるための機関を有するバレルに位置するスライド
    式プランジャー、を含んで成り、上記方法が、 プランジャーをバレルに挿入し、そしてプランジャー及
    びバレルの近位端の間に少なくとも約2%の空間容量を
    残すようにそれをそれらの遠位端の方へ滑らせる工程、 充填空積が10容量%を越えないように、そのノズルを
    介して液体でシリンジを満たす工程、 ノズルをキャップで密閉する工程、 予め充填したシリンジをオートクレーブにかけてシリン
    ジの内部圧力以下又は以上のオートクレーブ圧力でその
    内容物を滅菌する工程、並びにオートクレーブ室内で蒸
    気雰囲気の急激な崩壊が生じないであろう速度で、ウォ
    ーターカスケードもしくはノズルスプレー又はエアード
    ラフトを用いてオートクレーブ室を冷却する工程、を含
    んで成る方法。
  18. 【請求項18】 上記ガラスシリンジが、実質的に充填
    空積が存在しないように上記液体で充填された請求項1
    7の方法。
  19. 【請求項19】 プランジャー及びバレルの近位端の間
    における空間容量が5%である請求項17の方法。
  20. 【請求項20】 プランジャー及びバレルの近位端の間
    における空間容量が10%である請求項19の方法。
  21. 【請求項21】 上記プランジャーがそこに含有される
    液体の熱膨脹及び蒸気圧に応じてバレルの近位末端の方
    へ移動するように適応された請求項17の方法。
  22. 【請求項22】 上記液体が液状薬剤である請求項17
    の方法。
  23. 【請求項23】 上記液体が診断検査に用いられる造影
    剤を含んで成る請求項17の方法。
  24. 【請求項24】 液体をカートリッジ内に予め充填した
    ガラスカートリッジの最終滅菌方法であって、上記カー
    トリッジが、 貫通可能なダイヤフラムを受け止めるように適応させた
    その遠位端でネック部分を及び開放もしくは近位端を末
    端とするカートリッジバレル、並びにプランジャーロッ
    ドをかみ合わせるための機関を有するバレルに位置する
    スライド式プランジャー、を含んで成り、上記方法が、 プランジャーをバレルに挿入し、そしてプランジャー及
    びバレルの近位端の間に少なくとも2%の空間容量を残
    すようにそれを配置させる工程、 充填空積が10容量%を越えないように、バレルの遠位
    端を介して液体でバレルを満たす工程、 遠位端を貫通可能なダイヤフラムで密閉する工程、 予め充填したガラスカートリッジをオートクレーブにか
    けてカートリッジ内部の圧力以下又は以上であるオート
    クレーブ圧力でその内容物を滅菌する工程、並びにオー
    トクレーブ室内で蒸気雰囲気の急激な崩壊が生じないで
    あろう速度で、ウォーターカスケードもしくはノズルス
    プレー又はエアードラフトを用いてオートクレーブ室を
    冷却する工程、を含んで成る方法。
  25. 【請求項25】 上記ガラスカートリッジが、実質的に
    充填空積が存在しないように上記液体で満たされた請求
    項24の方法。
  26. 【請求項26】 プランジャー及びバレルの近位端の間
    における空間容量が5%である請求項24の方法。
  27. 【請求項27】 プランジャー及びバレルの近位端の間
    における空間容量が10%である請求項26の方法。
  28. 【請求項28】 上記プランジャーがそこに含有される
    液体の熱膨脹及び蒸気圧に応じてバレルの近位末端の方
    へ移動するように適応された請求項24の方法。
  29. 【請求項29】 上記液体が液状薬剤である請求項24
    の方法。
  30. 【請求項30】 上記液体が診断検査に用いられる造影
    剤を含んで成る請求項24の方法。
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