JPH06181820A - 流し台 - Google Patents
流し台Info
- Publication number
- JPH06181820A JPH06181820A JP4336003A JP33600392A JPH06181820A JP H06181820 A JPH06181820 A JP H06181820A JP 4336003 A JP4336003 A JP 4336003A JP 33600392 A JP33600392 A JP 33600392A JP H06181820 A JPH06181820 A JP H06181820A
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- JP
- Japan
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- sink
- cleaning tank
- water
- port
- drainage
- Prior art date
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- Pending
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- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 食器洗い機と流し台が機能的に結合した、衛
生的で清潔な流し台を得る。 【構成】 底側に主排水口5を持つシンク1に隣接して
上面の開放し、底部に通水口13を持つ洗浄槽2を設
け、この洗浄槽2には開閉可能の外蓋44と洗浄乾燥手
段等を設けて食器洗い機を構成し、洗浄槽2の通水口1
3を排水ポンプ18を介してシンク1の主排水口5の臨
む水受け9に排水可能に接続し、洗浄槽2の内部を強制
換気して洗浄槽2外へ排気する換気装置を備える。 【効果】 シンクの水受け部分で食器洗い機の排水に混
ざる残物の処理ができ、洗浄槽内に臭いが残ったり、食
器に臭いが移ったりしなくなる。
生的で清潔な流し台を得る。 【構成】 底側に主排水口5を持つシンク1に隣接して
上面の開放し、底部に通水口13を持つ洗浄槽2を設
け、この洗浄槽2には開閉可能の外蓋44と洗浄乾燥手
段等を設けて食器洗い機を構成し、洗浄槽2の通水口1
3を排水ポンプ18を介してシンク1の主排水口5の臨
む水受け9に排水可能に接続し、洗浄槽2の内部を強制
換気して洗浄槽2外へ排気する換気装置を備える。 【効果】 シンクの水受け部分で食器洗い機の排水に混
ざる残物の処理ができ、洗浄槽内に臭いが残ったり、食
器に臭いが移ったりしなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は食材の処理や食器の洗
浄等の台所作業を行なうための多機能式の流し台に関す
るものである。
浄等の台所作業を行なうための多機能式の流し台に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】極普通の流し台は周知のように、シンク
とその横に調理台を構成したキャビネット構造をしてい
るが、例えば、実公昭47ー35086号公報に開示さ
れているように、食器洗い機を組み込んだ多機能式のも
のもある。
とその横に調理台を構成したキャビネット構造をしてい
るが、例えば、実公昭47ー35086号公報に開示さ
れているように、食器洗い機を組み込んだ多機能式のも
のもある。
【0003】上記の多機能式のものは、図5に示すよう
に、シンク51に隣接する部分に上面に出し入れ口を持
つ食器洗い機52が備えられている。
に、シンク51に隣接する部分に上面に出し入れ口を持
つ食器洗い機52が備えられている。
【0004】食器洗い機52は単独商品として現存し、
普及しているものであるが、上記従来の多機能式の流し
台は、流し台に食器洗い機52を取り付けた構成となっ
ている。食器洗い機52自体は通常よくしられているよ
うに、食器入れ、洗浄乾燥装置等により構成されてい
る。
普及しているものであるが、上記従来の多機能式の流し
台は、流し台に食器洗い機52を取り付けた構成となっ
ている。食器洗い機52自体は通常よくしられているよ
うに、食器入れ、洗浄乾燥装置等により構成されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の多
機能式の流し台は、いわば食器洗い機付き流し台といえ
るものであり、流し台と構造的にも機能的にも必ずしも
結合しているものではない。
機能式の流し台は、いわば食器洗い機付き流し台といえ
るものであり、流し台と構造的にも機能的にも必ずしも
結合しているものではない。
【0006】即ち、食器洗い機52を天板53に設けた
出し入れ口に下からシール材を介して持ち上げる構成を
採るため、天板53が持ち上げられ、天板53の当該部
の平面性が損なわれたり、運転時の水蒸気が室内に放出
されるため室内が湿気ったり結露したりするうえ、洗浄
による残飯や残菜等の残骸が洗浄槽の底に溜るが、構造
的に上部開放型であるため面倒でも食器入れ等を取り出
して残骸の処理をしなければならない。
出し入れ口に下からシール材を介して持ち上げる構成を
採るため、天板53が持ち上げられ、天板53の当該部
の平面性が損なわれたり、運転時の水蒸気が室内に放出
されるため室内が湿気ったり結露したりするうえ、洗浄
による残飯や残菜等の残骸が洗浄槽の底に溜るが、構造
的に上部開放型であるため面倒でも食器入れ等を取り出
して残骸の処理をしなければならない。
【0007】また、洗浄で溜った残飯や残菜が食器入れ
等の部品の下になるため視認しにくく、放置されること
もあって内部に異臭が付き、食器自体にも臭いが移るよ
うなこともある。
等の部品の下になるため視認しにくく、放置されること
もあって内部に異臭が付き、食器自体にも臭いが移るよ
うなこともある。
【0008】この発明はかかる従来の課題を解決するた
めになされたもので、その目的は、食器洗い機と流し台
の機能的結合を計り、衛生的で清潔な台所の作業環境を
形成できる使い易い流し台を提供することである。
めになされたもので、その目的は、食器洗い機と流し台
の機能的結合を計り、衛生的で清潔な台所の作業環境を
形成できる使い易い流し台を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る流し台
は、底側に排水口を持つシンクに隣接して上面の開放
し、底部に排水口を持つ洗浄槽を設け、この洗浄槽には
開閉可能の蓋と洗浄乾燥手段等を設けて食器洗い機を構
成するとともに、洗浄槽の排水口を排水手段を介してシ
ンクの排水口の臨む水受けに排水可能に接続し、洗浄槽
の内部を強制換気して洗浄槽外へ排気する換気装置を備
えたものである。
は、底側に排水口を持つシンクに隣接して上面の開放
し、底部に排水口を持つ洗浄槽を設け、この洗浄槽には
開閉可能の蓋と洗浄乾燥手段等を設けて食器洗い機を構
成するとともに、洗浄槽の排水口を排水手段を介してシ
ンクの排水口の臨む水受けに排水可能に接続し、洗浄槽
の内部を強制換気して洗浄槽外へ排気する換気装置を備
えたものである。
【0010】第2の発明に係る流し台は、洗浄槽の排水
を行なう排水管にサイフォン現象を破壊する空気孔から
なる逆流防止構造を設けたものである。
を行なう排水管にサイフォン現象を破壊する空気孔から
なる逆流防止構造を設けたものである。
【0011】第3の発明に係る流し台は、上記第1の発
明のものにさらに、シンクと洗浄槽の双方に所定以上の
に溜った水を排水するオーバーフロー管を設けたもので
ある。
明のものにさらに、シンクと洗浄槽の双方に所定以上の
に溜った水を排水するオーバーフロー管を設けたもので
ある。
【0012】第4の発明に係る流し台は、特に洗浄槽の
換気を行なう換気装置に関し、洗浄槽に開口する給気口
と排気口とを単一の動力源で開閉動するダンパにより開
閉できるようにしたものである。
換気を行なう換気装置に関し、洗浄槽に開口する給気口
と排気口とを単一の動力源で開閉動するダンパにより開
閉できるようにしたものである。
【0013】第5の発明に係る流し台は、特にシンク及
び洗浄槽に給湯する温水器を備えたたものである。
び洗浄槽に給湯する温水器を備えたたものである。
【0014】第6の発明に係る流し台は、特にシンク側
のオーバーフロー管の流入口のほうを洗浄槽側のそれよ
りも低位にしたものである。
のオーバーフロー管の流入口のほうを洗浄槽側のそれよ
りも低位にしたものである。
【0015】第7の発明に係る流し台は、特に洗浄槽の
排水を行なう排水手段を含む排水管の最高部を洗浄槽の
オーバーフロー管より高位にしたものである。
排水を行なう排水手段を含む排水管の最高部を洗浄槽の
オーバーフロー管より高位にしたものである。
【0016】
【作用】第1の発明においては、シンクに隣接する洗浄
槽に構成された食器洗い機により食器を洗浄することが
できる。食器洗い機に生じる汚水等はシンクの水受けに
排水され、シンクの水受け部分の清掃で食器洗い機の排
水に混ざる残物の処理を行なうことができる。さらに、
洗浄槽内の空気は換気装置で換気されるので、槽内に臭
いが残ったり、食器に臭いが移ったりすることがなくな
る。
槽に構成された食器洗い機により食器を洗浄することが
できる。食器洗い機に生じる汚水等はシンクの水受けに
排水され、シンクの水受け部分の清掃で食器洗い機の排
水に混ざる残物の処理を行なうことができる。さらに、
洗浄槽内の空気は換気装置で換気されるので、槽内に臭
いが残ったり、食器に臭いが移ったりすることがなくな
る。
【0017】第2の発明においては、特にシンク側の水
が排水管を逆流して洗浄槽に流入することがなくなる。
が排水管を逆流して洗浄槽に流入することがなくなる。
【0018】第3の発明においては、特にシンク及び洗
浄槽に必要以上の水が溜ることがなく、シンク及び洗浄
槽から水が溢れるようなことがなくなる。
浄槽に必要以上の水が溜ることがなく、シンク及び洗浄
槽から水が溢れるようなことがなくなる。
【0019】第4の発明においては、特に換気不要時に
は洗浄槽をダンパにより密閉しておくことができる。
は洗浄槽をダンパにより密閉しておくことができる。
【0020】第5の発明においては、特にシンク及び食
器洗い機で必要な湯を自体で供給でき、完結した形態と
なるので設置工事が簡単になる。
器洗い機で必要な湯を自体で供給でき、完結した形態と
なるので設置工事が簡単になる。
【0021】第6の発明においては、特にオーバーフロ
ー管を経てシンク側の水が洗浄槽に流入するようなこと
がなくなる。
ー管を経てシンク側の水が洗浄槽に流入するようなこと
がなくなる。
【0022】第7の発明においては、特にシンク側にオ
ーバーフローが生じたときに排水管を経て洗浄槽に水が
流入するようなことがなくなる。
ーバーフローが生じたときに排水管を経て洗浄槽に水が
流入するようなことがなくなる。
【0023】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す流し台の斜視
図で、図2は同じく実施例の流し台の縦断正面図、図3
は同じく縦断側面図、図4はダンパ部分の拡大断面図で
ある。
図で、図2は同じく実施例の流し台の縦断正面図、図3
は同じく縦断側面図、図4はダンパ部分の拡大断面図で
ある。
【0024】図1から図4により示した流し台は、シン
ク1の一側隣接位置に上面の開放した洗浄槽2がシンク
1とともに天板3により一体形成され、キャビネット4
の天面の構造となっている。洗浄槽2には食器洗い機が
構成されている。
ク1の一側隣接位置に上面の開放した洗浄槽2がシンク
1とともに天板3により一体形成され、キャビネット4
の天面の構造となっている。洗浄槽2には食器洗い機が
構成されている。
【0025】シンク1は、底に主排水口5を有し、この
主排水口5には菊割れ蓋6が取り外し可能に装着されて
いる。主排水口5の直下には周方向に開口した副排水口
7が形成され、副排水口7の下には2個のオーバーフロ
ー排水口8が形成されている。これらはシンク1の主排
水口5の臨む水受け9に設けられ、水受け9内にはフィ
ルタ10が取り外し可能に内装されている。水受け9の
底部には底面より高い位置に開口した排水管11が設け
られ、排水管11は下水道等の排水系に接続される。
主排水口5には菊割れ蓋6が取り外し可能に装着されて
いる。主排水口5の直下には周方向に開口した副排水口
7が形成され、副排水口7の下には2個のオーバーフロ
ー排水口8が形成されている。これらはシンク1の主排
水口5の臨む水受け9に設けられ、水受け9内にはフィ
ルタ10が取り外し可能に内装されている。水受け9の
底部には底面より高い位置に開口した排水管11が設け
られ、排水管11は下水道等の排水系に接続される。
【0026】二個のオーバーフロー排水口8にはそれぞ
れシンク1と洗浄槽2とに配設されたオーバーフロー管
12の排出端が接続されている。オーバーフロー管12
は、オーバーフロー管12を経てシンク1側の水が洗浄
槽2に流入しないようにシンク1側の流入口のほうが洗
浄槽2側の流入口よりも低位に設定されている。
れシンク1と洗浄槽2とに配設されたオーバーフロー管
12の排出端が接続されている。オーバーフロー管12
は、オーバーフロー管12を経てシンク1側の水が洗浄
槽2に流入しないようにシンク1側の流入口のほうが洗
浄槽2側の流入口よりも低位に設定されている。
【0027】洗浄槽2はシンク1の図示右側に形成さ
れ、一方向に下り勾配を持つ底部の下傾端には下向きの
通水口13が開設され、周側面には対向向きに給気口1
4と排気口15とが形成されている。この洗浄槽2には
上部に落し込み式の開閉可能の蓋16が設けられ、内部
に洗浄乾燥手段等が設けられて食器洗い機が構成されて
いる。
れ、一方向に下り勾配を持つ底部の下傾端には下向きの
通水口13が開設され、周側面には対向向きに給気口1
4と排気口15とが形成されている。この洗浄槽2には
上部に落し込み式の開閉可能の蓋16が設けられ、内部
に洗浄乾燥手段等が設けられて食器洗い機が構成されて
いる。
【0028】洗浄槽2の通水口13は連絡管17を介し
て排水ポンプ18の吸込側に接続され、インペラ19を
持つ排水ポンプ18の吐出側に接続された排水管20を
経て前記シンク1の副排水口7に連絡している。排水ポ
ンプ18と通水口13とを連絡している連絡管17は外
管内に管状フィルタの内管21を設けたジャケット構成
で、排水ポンプ18は内管21の内側に連通され、内管
21の外側には循環用ポンプ22の吸込側が接続されて
いる。なお、この連絡管17には連通管を介して水位検
知装置23が設けられている。
て排水ポンプ18の吸込側に接続され、インペラ19を
持つ排水ポンプ18の吐出側に接続された排水管20を
経て前記シンク1の副排水口7に連絡している。排水ポ
ンプ18と通水口13とを連絡している連絡管17は外
管内に管状フィルタの内管21を設けたジャケット構成
で、排水ポンプ18は内管21の内側に連通され、内管
21の外側には循環用ポンプ22の吸込側が接続されて
いる。なお、この連絡管17には連通管を介して水位検
知装置23が設けられている。
【0029】排水管20は、天板3の裏面近くに達する
最高位部を持つように配管され、その最高位部には空気
孔を持つサイフォンブレーカ24が設けられ、シンク1
側の水が排水管20を逆流して洗浄槽2に流入すること
が防止されている。サイフォンブレーカ24の導水管2
5は洗浄槽2内に導入されている。排水管20の最高位
部は洗浄槽2のオーバーフロー管12より高位にあり、
これによりシンク1側にオーバーフローが生じても排水
管20を経てシンク1側の水が洗浄槽2に流入すること
はない。
最高位部を持つように配管され、その最高位部には空気
孔を持つサイフォンブレーカ24が設けられ、シンク1
側の水が排水管20を逆流して洗浄槽2に流入すること
が防止されている。サイフォンブレーカ24の導水管2
5は洗浄槽2内に導入されている。排水管20の最高位
部は洗浄槽2のオーバーフロー管12より高位にあり、
これによりシンク1側にオーバーフローが生じても排水
管20を経てシンク1側の水が洗浄槽2に流入すること
はない。
【0030】洗浄槽2の給気口14はキャビネット4の
前面上部に開口した給気開口26に通じている。また、
排気口15はキャビネット4内の背面側に配管されてキ
ャビネット4外に開口された排気ダクト27に接続され
ている。排気ダクト27には換気送風機28が内設さ
れ、排気ダクト27とともに換気装置が構成されてい
る。給気口14と排気口15とには単一の駆動装置で開
閉する開閉ダンパ29が設けられ、換気不要時にはそれ
ぞれ開閉ダンパ29により閉止されている。
前面上部に開口した給気開口26に通じている。また、
排気口15はキャビネット4内の背面側に配管されてキ
ャビネット4外に開口された排気ダクト27に接続され
ている。排気ダクト27には換気送風機28が内設さ
れ、排気ダクト27とともに換気装置が構成されてい
る。給気口14と排気口15とには単一の駆動装置で開
閉する開閉ダンパ29が設けられ、換気不要時にはそれ
ぞれ開閉ダンパ29により閉止されている。
【0031】開閉ダンパ29は、図3及び図4に示すよ
うに中間点に設けたモータ30により回動する駆動板3
1にそれぞれ枢着された連結アーム32と自体の回転軸
に一端が取り付けられた揺動アーム33によるリンクに
よる駆動装置で同期的に開閉動する。各開閉ダンパ29
の給気口14又は排気口15との当り面側にはフォーム
材等よりなる気密保持部材34が貼着されている。
うに中間点に設けたモータ30により回動する駆動板3
1にそれぞれ枢着された連結アーム32と自体の回転軸
に一端が取り付けられた揺動アーム33によるリンクに
よる駆動装置で同期的に開閉動する。各開閉ダンパ29
の給気口14又は排気口15との当り面側にはフォーム
材等よりなる気密保持部材34が貼着されている。
【0032】洗浄乾燥手段は洗剤供給手段35、乾燥手
段、洗浄ノズル36、食器篭37、給水手段等からな
り、そのうちの洗剤供給手段35は蓋16に対して組み
込まれ、形状記憶合金で形成された形状記憶ばね38に
より洗剤の自動投入が行なわれる。乾燥手段はキャビネ
ット4内の洗浄槽2の下に据え付けられた温水器39
と、電磁弁40及び洗浄槽2内に配設された給湯口とか
らなり、食器は温湯による自熱で乾燥される。洗浄ノズ
ル36は、二個並列に洗浄槽2内に設けられ、洗浄槽2
の通水口13に接続された連絡管17の外管に吸い込み
側が接続された循環用ポンプ22の吐出側にそれぞれ接
続され、循環用ポンプ22から送られてくる水を吹き出
す。
段、洗浄ノズル36、食器篭37、給水手段等からな
り、そのうちの洗剤供給手段35は蓋16に対して組み
込まれ、形状記憶合金で形成された形状記憶ばね38に
より洗剤の自動投入が行なわれる。乾燥手段はキャビネ
ット4内の洗浄槽2の下に据え付けられた温水器39
と、電磁弁40及び洗浄槽2内に配設された給湯口とか
らなり、食器は温湯による自熱で乾燥される。洗浄ノズ
ル36は、二個並列に洗浄槽2内に設けられ、洗浄槽2
の通水口13に接続された連絡管17の外管に吸い込み
側が接続された循環用ポンプ22の吐出側にそれぞれ接
続され、循環用ポンプ22から送られてくる水を吹き出
す。
【0033】食器篭37は洗浄槽2内の給気口14や排
気口15より低い位置に横並びに二個水平に装着され、
洗浄する食器を洗浄ノズル36による噴水流が当たる位
置に保持する。給水手段は洗浄槽2内に注水する電磁弁
41を備えた水道配管に接続された注水口で、水道圧に
よりパイピングを経て洗浄槽2内に注水する。なお、温
冷水は分岐配管によりシンク1の混合給水栓42にも供
給される。
気口15より低い位置に横並びに二個水平に装着され、
洗浄する食器を洗浄ノズル36による噴水流が当たる位
置に保持する。給水手段は洗浄槽2内に注水する電磁弁
41を備えた水道配管に接続された注水口で、水道圧に
よりパイピングを経て洗浄槽2内に注水する。なお、温
冷水は分岐配管によりシンク1の混合給水栓42にも供
給される。
【0034】洗浄槽2の蓋16はヒンジ部43により固
定側に対して開閉側が背後側に開くことができるように
なっている。この蓋16の上側には通常は食器洗い機部
分の上部を外蓋状に被蓋し水平面を構成する外蓋44が
設けられている。この外蓋44は、天板3の前後に横方
向に形成された断差部に装架され、シンク1上にも自由
にスライド移動させることができる。なお、蓋16の開
閉が検出手段で検知され、閉止の検知で洗浄動作が開始
され、途中で開放が検知されると洗浄動作が中断される
ようになっている。
定側に対して開閉側が背後側に開くことができるように
なっている。この蓋16の上側には通常は食器洗い機部
分の上部を外蓋状に被蓋し水平面を構成する外蓋44が
設けられている。この外蓋44は、天板3の前後に横方
向に形成された断差部に装架され、シンク1上にも自由
にスライド移動させることができる。なお、蓋16の開
閉が検出手段で検知され、閉止の検知で洗浄動作が開始
され、途中で開放が検知されると洗浄動作が中断される
ようになっている。
【0035】食器洗い機の運転プログラムは例えば排
水、給水、予洗い、排水、給湯、洗剤投入、洗浄、排
水、給湯、第1濯ぎ、排水、第2濯ぎ、排水、最終濯
ぎ、排水、乾燥、終了といったシーケンスで、キャビネ
ット4内に取り付けられた制御回路により遂行される。
この運転プログラムは、蓋16の開閉を検出する検出手
段の信号に応じて待機又は続行されるようになってい
る。また、この制御回路は、温水器39の温度設定やそ
の切替えも行なう。
水、給水、予洗い、排水、給湯、洗剤投入、洗浄、排
水、給湯、第1濯ぎ、排水、第2濯ぎ、排水、最終濯
ぎ、排水、乾燥、終了といったシーケンスで、キャビネ
ット4内に取り付けられた制御回路により遂行される。
この運転プログラムは、蓋16の開閉を検出する検出手
段の信号に応じて待機又は続行されるようになってい
る。また、この制御回路は、温水器39の温度設定やそ
の切替えも行なう。
【0036】上記構成の流し台は、シンク1での洗い
物、外蓋44での調理が通常の流し台と同様に行なうこ
とができる。汚れた食器は、外蓋44をシンク1側にス
ライドさせて蓋16を開け、洗浄槽2内の食器篭37に
入れて蓋16を閉め食器洗い機を運転させる。食器洗い
機は排水、給水、予洗い、排水、給湯、洗剤投入、洗
浄、排水、給湯、第1濯ぎ、排水、第2濯ぎ、排水、最
終濯ぎ、排水、乾燥、終了といった運転プログラムに従
って動作し、食器を洗い上げる。
物、外蓋44での調理が通常の流し台と同様に行なうこ
とができる。汚れた食器は、外蓋44をシンク1側にス
ライドさせて蓋16を開け、洗浄槽2内の食器篭37に
入れて蓋16を閉め食器洗い機を運転させる。食器洗い
機は排水、給水、予洗い、排水、給湯、洗剤投入、洗
浄、排水、給湯、第1濯ぎ、排水、第2濯ぎ、排水、最
終濯ぎ、排水、乾燥、終了といった運転プログラムに従
って動作し、食器を洗い上げる。
【0037】洗浄工程では循環用ポンプ22により洗浄
槽2内の水がフィルタでもある内管21により漉されて
循環使用され、排水工程では洗いかすともども排水ポン
プ18によりシンク1の副排水口7に排水される。この
とき残菜等はインペラ19で粉砕され、水受け9のフィ
ルタ10に溜められることになる。濯ぎ工程は80℃程
度の給湯により行なわれ、給湯による食器の自熱により
乾燥工程が行なわれる。
槽2内の水がフィルタでもある内管21により漉されて
循環使用され、排水工程では洗いかすともども排水ポン
プ18によりシンク1の副排水口7に排水される。この
とき残菜等はインペラ19で粉砕され、水受け9のフィ
ルタ10に溜められることになる。濯ぎ工程は80℃程
度の給湯により行なわれ、給湯による食器の自熱により
乾燥工程が行なわれる。
【0038】なお、洗剤の投入は形状記憶ばね38に給
湯時の湯がかかることによって形状記憶ばね38の変形
がおこり、これにより投入口が開放されることにより行
なわれる。
湯時の湯がかかることによって形状記憶ばね38の変形
がおこり、これにより投入口が開放されることにより行
なわれる。
【0039】洗浄とともに残飯や残菜が洗浄槽2に水と
ともに溜り、排水工程で水とともにシンク1の水受け9
に排水されるが、シンク1での芥とともにフィルタ10
により水受け9部分に溜り、排水管11には流れ込まな
い。つまり、水受け9はシンク1の排水と食器洗い機の
排水並びに芥を全て一括して処理する部分となる。従っ
て、水受け9のフィルタ10の清掃によりほぼ全ての排
水系統を清潔に保全しておくことができ、洗浄槽2も清
潔に保たれる。
ともに溜り、排水工程で水とともにシンク1の水受け9
に排水されるが、シンク1での芥とともにフィルタ10
により水受け9部分に溜り、排水管11には流れ込まな
い。つまり、水受け9はシンク1の排水と食器洗い機の
排水並びに芥を全て一括して処理する部分となる。従っ
て、水受け9のフィルタ10の清掃によりほぼ全ての排
水系統を清潔に保全しておくことができ、洗浄槽2も清
潔に保たれる。
【0040】乾燥工程等で出る多量の水蒸気は、洗浄後
の換気装置の動作により洗浄槽2から排除される。即
ち、開閉ダンパ29を開動作させ、換気送風機28を運
転させると給気口14からは室内空気が供給され、排気
口15からは水蒸気を含む洗浄槽2内の空気が排気ダク
ト27により排気される。従って、洗浄槽2内に臭気が
残ったりせず、食器に臭いが移るような不都合もおきな
い。
の換気装置の動作により洗浄槽2から排除される。即
ち、開閉ダンパ29を開動作させ、換気送風機28を運
転させると給気口14からは室内空気が供給され、排気
口15からは水蒸気を含む洗浄槽2内の空気が排気ダク
ト27により排気される。従って、洗浄槽2内に臭気が
残ったりせず、食器に臭いが移るような不都合もおきな
い。
【0041】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに、第1の発明によればシンクに隣接する洗浄槽に構
成された食器洗い機により食器を洗浄することができ
る。食器洗い機に生じる洗い出された芥を含む汚水はシ
ンクの水受けに排水され、シンクの水受け部分の清掃で
食器洗い機の排水に混ざる残物の処理も行なうことがで
き、洗浄槽内を清潔に保つことができる。さらに、洗浄
槽内の空気は換気装置で換気されるので、槽内に臭いが
残ったり、食器に臭いが移ったりすることもなく、衛生
的で使い易いものとなる。
うに、第1の発明によればシンクに隣接する洗浄槽に構
成された食器洗い機により食器を洗浄することができ
る。食器洗い機に生じる洗い出された芥を含む汚水はシ
ンクの水受けに排水され、シンクの水受け部分の清掃で
食器洗い機の排水に混ざる残物の処理も行なうことがで
き、洗浄槽内を清潔に保つことができる。さらに、洗浄
槽内の空気は換気装置で換気されるので、槽内に臭いが
残ったり、食器に臭いが移ったりすることもなく、衛生
的で使い易いものとなる。
【0042】第2の発明によれば、特にシンク側の水が
排水管を逆流して洗浄槽に流入することがなく、水に関
するトラブルの発生を防ぐことができる。
排水管を逆流して洗浄槽に流入することがなく、水に関
するトラブルの発生を防ぐことができる。
【0043】第3の発明によれば、特にシンク及び洗浄
槽に必要以上の水が溜ることがなく、シンク及び洗浄槽
から水が溢れることを回避できる。
槽に必要以上の水が溜ることがなく、シンク及び洗浄槽
から水が溢れることを回避できる。
【0044】第4の発明によれば、特に換気不要時には
洗浄槽をダンパにより密閉しておくことができ、ダンパ
の駆動装置も簡素で済む。
洗浄槽をダンパにより密閉しておくことができ、ダンパ
の駆動装置も簡素で済む。
【0045】第5の発明によれば、特にシンク及び食器
洗い機で必要な湯を自体で供給でき、完結した形態とな
り、設置工事が簡単で制御系も構成しやすくなる。
洗い機で必要な湯を自体で供給でき、完結した形態とな
り、設置工事が簡単で制御系も構成しやすくなる。
【0046】第6の発明によれば、特にオーバーフロー
管を経てシンク側の水が洗浄槽に流入するようなことが
なく、水に関するトラブルの発生を防ぐことができる。
管を経てシンク側の水が洗浄槽に流入するようなことが
なく、水に関するトラブルの発生を防ぐことができる。
【0047】第7の発明によれば、特にシンク側にオー
バーフローが生じたときに排水管を経て洗浄槽に水が流
入するようなことがなく、水に関するトラブルの発生を
防ぐことができる。
バーフローが生じたときに排水管を経て洗浄槽に水が流
入するようなことがなく、水に関するトラブルの発生を
防ぐことができる。
【図1】この発明の実施例を示す流し台の斜視図であ
る。
る。
【図2】同じく実施例の流し台の縦断正面図である。
【図3】この発明の実施例を示す流し台の縦断側面図で
ある。
ある。
【図4】この発明の実施例を示す流し台の要部について
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
【図5】従来の流し台の分解斜視図である。
1 シンク 2 洗浄槽 3 天板 5 主排水口 7 副排水口 9 水受け 12 オーバーフロー管 13 通水口 14 給気口 15 排気口 16 蓋 18 排水ポンプ 20 排水管 22 循環用ポンプ 24 サイフォンブレーカ 27 排気ダクト 28 換気送風機 29 開閉ダンパ 30 モータ 31 駆動板 32 連結アーム 33 揺動アーム 36 洗浄ノズル 39 温水器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田川 博美 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電機 株式会社中津川製作所内
Claims (7)
- 【請求項1】 底側に排水口を持つシンクに隣接して上
面の開放し、底部に排水口を持つ洗浄槽を設け、この洗
浄槽には開閉可能の蓋と洗浄乾燥手段等を設けて食器洗
い機を構成するとともに、上記洗浄槽の排水口を排水手
段を介して上記シンクの排水口の臨む水受けに排水可能
に接続し、かつこの洗浄槽の内部を強制換気し、洗浄槽
外へ洗浄槽内の空気を排気する換気装置を備えたことを
特徴とする流し台。 - 【請求項2】 洗浄槽の排水を行なう排水手段を含む排
水管にサイフォン現象を破壊する逆流防止構造を設けた
ことを特徴とする請求項1に記載の流し台。 - 【請求項3】 底側に排水口を持つシンクに隣接して上
面の開放し、底部に排水口を持つ洗浄槽を設け、この洗
浄槽には開閉可能の蓋と洗浄乾燥手段等を設けて食器洗
い機を構成し、上記洗浄槽の排水口を排水手段を介して
上記シンクの排水口の臨む水受けに排水可能に接続し、
かつこの洗浄槽の内部を強制換気し、洗浄槽外へ洗浄槽
内の空気を排気する換気装置を備えるとともに、上記シ
ンクと洗浄槽の双方に所定以上に溜った水を排水するオ
ーバーフロー管を設けたことを特徴とする流し台。 - 【請求項4】 洗浄槽の換気を行なう換気装置に関し、
洗浄槽に開口する給気口と排気口とを単一の動力源で開
閉動するダンパにより開閉できるようにしたことを特徴
とする請求項1又は請求項3に記載の流し台。 - 【請求項5】 シンク及び洗浄槽に給湯する温水器を備
えたことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の流
し台。 - 【請求項6】 シンク側のオーバーフロー管の流入口の
ほうが洗浄槽側のそれより低位である請求項3に記載の
流し台。 - 【請求項7】 洗浄槽の排水を行なう排水手段を含む排
水管の最高部を洗浄槽のオーバーフロー管より高位にし
たことを特徴とする請求項3に記載の流し台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4336003A JPH06181820A (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | 流し台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4336003A JPH06181820A (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | 流し台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06181820A true JPH06181820A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=18294692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4336003A Pending JPH06181820A (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | 流し台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06181820A (ja) |
-
1992
- 1992-12-16 JP JP4336003A patent/JPH06181820A/ja active Pending
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