JPH06181522A - 画像処理方法および装置 - Google Patents

画像処理方法および装置

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JPH06181522A
JPH06181522A JP29807492A JP29807492A JPH06181522A JP H06181522 A JPH06181522 A JP H06181522A JP 29807492 A JP29807492 A JP 29807492A JP 29807492 A JP29807492 A JP 29807492A JP H06181522 A JPH06181522 A JP H06181522A
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JP
Japan
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data
image
quantization
factor
image data
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Application number
JP29807492A
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English (en)
Inventor
Seiji Tateyama
聖司 舘山
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Seiko Epson Corp
Hudson Soft Co Ltd
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Hudson Soft Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多くの量子化マトリックステーブルを用意す
ることなく、量子化レベルをきめこまかく調整して、画
質を向上させる。 【構成】 量子化手段を含む画像データ圧縮方法におい
て、使用する量子化マトリックステーブル(Qテーブ
ル)を、規定の演算規則に従ってQテーブルの係数を増
減させるQファクタにより指定する。また、このデータ
を使う画像処理装置は、Qファクタに基づいて逆量子化
に用いるQテーブルを演算処理にて変更する手段を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は量子化手段を含む画像圧
縮方法および画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自然界の色はアナログである。これをビ
デオカメラやイメージスキャナで取り込んでコンピュー
タで処理するにはデジタル化しなければならない。この
処理を量子化という。また、時間方向にある時間幅をも
って抽出することをサンプリング(標本化)という。
【0003】デジタル信号を再び元のアナログ信号に戻
すことを逆量子化という。図1はサンプリングと量子化
を説明する図である。関数f(t)は原画像に対応する
アナログ信号である。図では、時間dt幅でサンプリン
グをしている。量子化は時間tに対するf(t)の値で
あるが、数値化するときは四捨五入などの近似化をして
整数値にしなければならない。
【0004】元のアナログ画像をデジタル化し、再び元
の画像に復元するには、できるだけ多くのサンプリング
ときめ細かい量子化が必要となる。しかしコンピュータ
の記憶容量と処理時間には限界があり、有限個のサンプ
リングと限られた幅での量子化を行わざるを得ない。そ
こで必要となるのが画像処理である。この点を簡単に説
明しておこう。
【0005】周期的に変動する関数f(t)があるとす
る。その周期はTとすると、周波数は1/Tである。こ
れをt=0からt=(N−1)までの合計N点サンプリ
ングすると、T=Nとなり、周波数は1/Nと表せる。
関数f(t)をフーリエ変換すると、 f(n) =ΣF(k/N)exp(j2πnk/
N) F(k/N)=(1/N)Σf(n)exp(−j2π
nk/N) ここでjは−1の平方根、Σはk=0〜N−1の総和。
となる。この式は、様々な周波数をもつ波の振幅の合成
値として、n点のfが得られることを表している。
【0006】expはオイラーの公式により、 exp(jx) =cos(x)+jsin(x) exp(−jx)=cos(x)−jsin(x) であるから、f(n)、F(k/N)はcosとsin
の成分で表せる。
【0007】F(k/N)をcos関数の成分で表した
場合、これをDCT変換(離散的コサイン変換)とい
う。その逆変換をIDCT(逆離散的コサイン変換)と
いう。すなわち、f(n)をDCT変換することによっ
てF(k/N)が得られ、IDCT変換することによっ
て元の画像信号f(n)が得られる。
【0008】cos関数でDCT/IDCT変換式を書
き換えると、 f(n) =ΣF(k/N)cos(2πnk/N) F(k/N)=(1/N)Σf(n)cos(−2πn
k/N) となる。DCT/IDCT変換はきわめて効率のよい画
像符号化が行えるということで、広く使用されている。
【0009】画像処理ではビデオ画面という2次元的な
空間を扱う。そのたに、f、Fとも2次元表現にする必
要がある。これは数学的に簡単に拡張できる。上式を2
次元化すると以下のようになる。
【0010】F(u,v)={2C(u)C(v)/N}ΣΣf(x,y)cos{πu
(2x+1)/2N}cos{πv(2y+1)/2N} f(x,y)=ΣΣC(u)C(v)F(u,v)cos{πu(2x+1)/2N}cos{πv
(2y+1)/2N} ここで、 C(N)=1/sqrt(N) for N=0 (sqrt(N)はNの平方
根) C(N)=1 for N≠0 u,V,X,Y=0〜N-1
【0011】g(x,y)は画像の濃度情報(画像デー
タ)であり、DCT変換することによって空間周波数
u、vの関数であるDCT変換係数F(u,v)で展開
できたことになる。さらに
【0012】A(i,j)=(1/s)C(i)cos
{πi(2j+1)/N} C(i)=1/s for i=0 C(i)=1 for i≠0 ここでs=sqrt(N) (Nの平方根) とすると、F、fの各成分が以下の行列計算で求まる。
【0013】[F(u,v)]=[A(u,x)][f
(x,y)][At(y,v)] [f(x,y)]=[At(x,u)][F(u,
v)][A(v,y)]
【0014】ここで [At]は[A]の転置行列 u,v,x,y=0〜N−1 と表現できる。ここでは、DCT変換を行うFをDC係
数とよび、逆変換を行う際に使う係数AとCをAC係数
とよぶ。
【0015】行列の計算時間は次元Nの2乗に比例して
増加する。このため、画面を分割し、ブロック化して計
算を行う。コンピュータゲーム装置のような画像処理装
置では、普通は、256×240ドットの画面を使用し
ているから、転送や演算速度の最適化を考えて16×1
6ドットに分割して使用してきた(図2)。
【0016】一方、色を表示する方式としてRGB方式
とYCrCb方式があるが、各成分を独立して扱えるこ
とから、YCrCb方式を採用する。YCrCb方式で
は色を、輝度Yと色差U、Vの3成分で表すことができ
る。
【0017】自然画像においては色の変化が一般になだ
らであることから、画像のサンプリングを図3のように
行うことができる。すなわち、輝度は画素数だけサンプ
リングし、色差は1つ飛びに選んでゆく。
【0018】隣合う画素の実際の色データが(Y1,U
1,V1)、(Y2,U2,V2)だったとすると、U
2、V2はサンプリングされていないから、再生すると
きは(Y1,U1,V1)、(Y2,U1,V1)とす
る。
【0019】さきにも述べたように、自然画像において
は色の変化が穏やかであるから、このような処理をして
も元の画像を損なうことはない。
【0020】さて、以上のようにブロック化した画像デ
ータを8×8画素単位に扱うとすればN=8であるか
ら。DCT/IDCT変換式は F(u,v)=(C(u)C(v)/4)ΣΣf(x,y)cos{πu(2x+1)/16}cos
{πv(2y+1)/16} f(x,y)=ΣΣ(C(u)C(v)/4)F(u,v)cos{πu(2x+1)/16}cos
{πv(2y+1)/16} ここで総和Σの範囲u、v、x、yは0〜7と表せる。
【0021】AC係数に関してはさきに記述した式と変
わらないが、u、v、x、yの計算範囲が0〜7とな
る。これにより、計算時間が大幅に向上する。
【0022】DCT変換された画像データは、符号化
時、Mid−treat型量子器(奇数レベル量子器)
などによって線形量子化される。量子化はY成分とC
(U、V)成分を独立して行う。また64個(=8×
8)のDCT係数に対しても、個別の量子化ステップで
量子化(割り算)する。量子化後の係数は9ビットで表
現される。
【0023】一方、復号時は逆に量子化ステップを乗算
してDCT係数を再生する。この量子化処理は復号画像
の画質と圧縮率の両方に対して影響を及ぼすものであ
り、もっとも重要な符号化パラメータといえる。それを
行うパラメータが量子化マトリックステーブルである。
これをQテーブルと呼んでいる。
【0024】Qテーブルは画像の画質のきめ細かさを決
めるもので、画像の質によってQテーブルも変わってく
る。このため、従来のやり方は、複数のQテーブルを用
意しておき、量子化のレベルを変えたいときには、画像
データとともに複数のQテーブルを復号装置に送り、逆
量子化を行っていた。
【0025】その様子を示したのが図4である。復号装
置でどのQテーブルを選ぶかはテーブル番号で判定す
る。このテーブル番号もQテーブルとともに転送する。
このように、複数のQテーブルを常にもち、しかも転送
しなければならないから、多くのメモリ容量をくい、し
かも転送時間が掛かっていた。
【0026】このため、きめ細かい画質を得ようとする
と、Qテーブルを納めるバッファ容量を大きく取る必要
があった。また従来の方法では、Qテーブルの大きさに
よる圧縮率の低下も目立っていた。
【0027】なお図4中、「符号化」とは画像データ圧
縮するための処理で、2進数データ(コンピュータ内の
データはすべてこの形式)を個数に変換する処理であ
る。コンピュータ内ではすべてのデータがオン/オフの
2進数表現になっている。たとえば、
【0028】00000000001111111111110000011111111000
0000011100…… のようにである。0(オフ)から始まるか1(オン)で
始まるかは別として、必ず0がいくつか続いたあとには
1が来、1がいくつか続いたあとには0が来る。このこ
とからデータ転送時、データそのものを送らないで、個
数だけを送る。上記の例では、
【0029】10 11 5 8 8 3 2 …… と送る。もっともこの個数もコンピュータ内では
【0030】1010 1011 101 1000
1000 11 10 …… と表現されるから、句切りがわからない。そこであるル
ールに従って、以下のように区切り文字を入れる。
【0031】1010*1011*101*1000*
1000*11*10 …… *部分に2進数表現で何を入れるかは、ルールによって
異なる。一般に広く使われているのがハフマン符号であ
る。ハフマン符号はもっとも多く出現する数値をもっと
も短い記号で当てはめ、出現頻度が低くなるほど区切り
記号も長くするというものである。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、2進数
にしたときに同じ数字が多く列べば列ぶほど、圧縮率は
高くなる。Qテーブルを画像データに掛けたり割ったり
するのも、この圧縮率を高めることが1つの目的でもあ
る。しかし従来技術ではQテーブルが複数あり、Qテー
ブル自体が多くのメモリを要し、きめ細かな処理が施せ
なかった。
【0033】本発明は複数のQテーブルをもたなくて
も、画像の質を変えられる方法を開発し、画像データの
圧縮を高めることを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明では、Qテーブル
を複数用意するのではなく、ある演算規則に従ってQテ
ーブルの係数を増減させるようにする。これをQファク
タとよぶ。Qテーブルは画像データ転送の初期化時と、
Qテーブルの内容を任意に変更するときにQテーブルを
転送し、前のQテーブルと置き換える。したがって通常
はQテーブルを固定させておき、ブロックの前にQファ
クタをつけて転送し、ブロックごとに画質を変えられる
ようにする。
【0035】復号時、転送されてきたデータがQテーブ
ルの場合は、その時点で前のものと置き換え、Qファク
タと演算して使用する。転送されてきたものがQファク
タの場合はすでに前に送られてきたQテーブルと演算
し、演算結果を用いて逆量子化を行う。
【0036】図5は、本発明におけ圧縮画像データの流
れである。基本的には従来と同じハードウェア構成であ
るが、Qテーブルは常に一時点1個である。量子化、逆
量子化はQテーブルとQファクタで行う。Qファクタは
ブロック単位に設定でき、画質をブロック単位に決定で
きるようにしている。Qファクタでは対処できない画像
に対しては、新たにその画質に合ったQテーブルを用意
し、前のQテーブルと置き換える。
【0037】
【実施例】本発明の一実施例の画像処理装置について説
明する。図6にブロック図を示す。CDーROM等のゲ
ームソフト記録媒体、32ビットCPU、画像・音声デ
ータ転送制御と各装置のインターフェースを主とするコ
ントロールユニット、画像データ伸張変換ユニット、画
像データ出力ユニット、音声データ出力ユニット、ビデ
オエンコーダユニット、VDPユニットなどで構成され
ている。各ユニット専用にK−RAM、M−RAM、R
−RAM、V−RAMといったメモリを保有している。
【0038】CPUはメモリサポートを通じて直接DR
AMを制御できるメモリ制御機能と、I/Oポートを通
じて様々な周辺機器と通信できるI/O制御機能を持っ
ている。また、タイマとパラレル入出力ポートと割り込
み制御機構も備えている。
【0039】CPUがVRAMに書き込んだ表示データ
はVDPユニットが読みだし、データをビデオエンコー
ダユニットへ送ることで画面に表示される。VDPユニ
ットには、従来通りの8×8ブロックの外部ブロックシ
ーケンシャル形式のバックグラウンドとスプライトの組
合せによる画面が最大2面得られる。
【0040】コントローラユニットのブロック図を図7
に示す。コントローラユニットはSCSIコントローラ
を内蔵し、CD−ROMなどの外部記憶装置からSCS
Iインターフェースを介して画像や音声などのデータを
取り込む。取り込まれたデータはいったんK−RAMに
バッファリングされる。コントローラユニットにはDR
AMコントローラが内蔵され、この働きによりK−RA
Mに蓄えられたデータは決められたタイミングで読み出
される。
【0041】自然画バックグラウンド画像データは、コ
ントローラユニット内で1ドットデータ単位でプライオ
リティ判定を行ってビデオエンコーダユニットに送り出
す。
【0042】データ圧縮された動画像(フルカラー、パ
レット)データは画像データ伸長ユニットに送る。図8
に画像データ伸長ユニットのブロック図を示す。画像デ
ータ伸長ユニットはデータの伸長を行った後ビデオエン
コーダユニットに送る。画像データ伸張ユニットでは、
自然画動画向けのDCT返変換およびハフマン符号化方
式圧縮データ、アニメーション動画向けのランレングス
符号化方式圧縮データを取り扱うことが出来る。逆DC
T変換手段、逆量子化手段、ハフマン符号化復号手段、
ランレングス符号化復号手段を備えている。
【0043】ビデオエンコーダユニットではVDPユニ
ット、コントローラユニット、画像データ伸長ユニット
から送られてきたVDP画像、自然画バックグラウンド
画像、動画像(フルカラー、パレット)データの重ね合
わせ処理、カラーパレット再生、特殊効果処理、および
D/A変換などの処理を施して出力し、さらに外部回路
によって、最終的にYCrCb信号にエンコードされた
画像信号が出力される。
【0044】CD−ROMなどから読み込まれたADP
CM音声データは、画像データと同様にKRAMでバッ
ファリングされた後に、コントローラユニットにより音
声データ出力ユニットへ送られ、再生される。
【0045】本実施例の装置では、図9に示すように、
1ブロックを16×16ドット(画素)で定義し、画像
データの転送は16ラスタ単位で行っている。符号化し
圧縮データを転送するときの形式を図10のように設定
する。図中、Aは画像データの種類を表す。AがF3
H、F2H、F1H、F0Hはパレット付き画像データ
の場合で、アニメ画像などに利用する(xxHは16進
数のxx)。Bは圧縮データ領域のデータ長上位バイ
ト、Cは下位バイトを表し、Dは圧縮データを2バイト
バウンダリにするためのデータ領域を表す。
【0046】Qテーブルの初期化時またはQテーブルを
書換え時には、図11の形式でデータ転送する。すなわ
ち、IDCTデータの前にQテーブルをつけてデータ転
送する。それ以外のときは、Qテーブルの転送は不要で
ある。
【0047】IDCTデータの形式を図12に示す。Q
Cxは逆量子化テーブルに対する係数値、NRLは次に
データがヌルブロックであることを示す。BLOCK
SETは図13に示すようになっている。ZRLは16
個ゼロデータが続くことを示すコードである。EOBは
ブロック中の以降のデータがすべてゼロであることを示
すコードである。
【0048】そして、1ブロックは、図14に示すよう
に、輝度Y1、Y2、Y3、Y4、U1、V1からな
り、それぞれのブロックの前にQファクタ(QCx)が
つけられる。このQファクタとQテーブルをもとにQ
y’とQc’が求まる。すなわち、
【0049】 Qy’(i,j)=QCx*Qy(i,j)/4 (i,j=0〜7) Qc’(i,j)=QCx*Qc(i,j)/4 (i,j=0〜7 かつi=j≠0) = Qc(i,j)/4 (i=j=0)
【0050】ここで Qy’ :量子化/逆量子化演算に使用するY用量子化
テーブル Qc’ :量子化/逆量子化演算に使用するC用量子化
テーブル Qy :ダウンロードされたY用量子化テーブル Qc :ダウンロードされたC用量子化テーブル QCx : 一律定数値Qファクタ。QCx=x (e
x.QC7=7)
【0051】と計算される。Qテーブルは本来、画面全
体の統計的性質に基づいて決定されるものであるが、1
フレームの画像中にも局所的な性質が変化している。そ
の変化に対応できるように導入したのが、すなわち本発
明のQファクタである。
【0052】なおダウンロードとは、外部記憶装置から
RAMに読み込むことである。画像の質が変わるとそれ
に合わせたQテーブルが用意されている。ダウンロード
されるQテーブルの例として、図15に載せておく。
【0053】
【発明の効果】本発明を用いることによって、画像の圧
縮率を維持したうえで、画像の画質をブロック単位に変
えられるようになった。しかも複数のQテーブルを同時
にもつことがないから、メモリにゆとりができ、しかも
扱いやすくなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】量子化とサンプリング(標本化)の説明図であ
る。
【図2】画面構成とブロックの説明図である。。
【図3】Y信号、C信号のサンプリングと画素の関係を
表す説明図である。
【図4】従来の画像処理装置とQテーブルの流れの説明
図である。。
【図5】本発明の圧縮画像データの流れの説明図であ
る。。
【図6】本発明の実施例の装置のブロック図である。
【図7】本発明の実施例の装置のコントローラユニット
のブロック図である。
【図8】本発明の実施例の装置の画像データ伸長ユニッ
トのブロック図である。
【図9】実施例の装置における画像データの表現方法の
説明図である。
【図10】本発明の実施例における圧縮画像データフォ
ーマットである。
【図11】Qテーブルを転送する場合のIDCTデータ
フォーマットである。
【図12】IDCTデータの形式を示す図である。
【図13】IDCTデータの形式の例の説明図である。
【図14】IDCTデータの形式の例の説明図である。
【図15】Qテーブルの例を示す図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】図5は、本発明における圧縮画像データの
流れである。基本的には従来と同じハードウェア構成で
あるが、Qテーブルは常に一時点1個である。量子化、
逆量子化はQテーブルとQファクタで行う。Qファクタ
はブロック単位に設定でき、画質をブロック単位に決定
できるようにしている。Qファクタでは対処できない画
像に対しては、新たにその画質に合ったQテーブルを用
意し、前のQテーブルと置き換える。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】データ圧縮された動画像(フルカラー、パ
レット)データは画像データ伸長ユニットに送る。図8
に画像データ伸長ユニットのブロック図を示す。画像デ
ータ伸長ユニットはデータの伸長を行った後ビデオエン
コーダユニットに送る。画像データ伸張ユニットでは、
自然画動画向けのDCT変換およびハフマン符号化方式
圧縮データ、アニメーション動画向けのランレングス符
号化方式圧縮データを取り扱うことが出来る。逆DCT
変換手段、逆量子化手段、ハフマン符号化復号手段、ラ
ンレングス符号化復号手段を備えている。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 量子化手段を含む画像データ圧縮方法に
    おいて、使用する量子化マトリックステーブルを規定の
    演算規則に従って該マトリックステーブルの係数を増減
    させるファクタにより指定する方法を含むことを特徴と
    する画像処理方法。
  2. 【請求項2】 量子化手段を含む方法で作成された圧縮
    画像データを用いる画像処理装置において、量子化マト
    リックステーブルを規定の演算規則に従って係数を増減
    させるファクタを用いて使用テーブルを指定する画像デ
    ータに対して、前記ファクタに基づいて逆量子化に用い
    るマトリックステーブルを演算処理にて変更する手段を
    含むことを特徴とする画像処理装置。
JP29807492A 1992-10-09 1992-10-09 画像処理方法および装置 Pending JPH06181522A (ja)

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