JPH0618140A - 自動製氷機付冷蔵庫 - Google Patents

自動製氷機付冷蔵庫

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JPH0618140A
JPH0618140A JP17574292A JP17574292A JPH0618140A JP H0618140 A JPH0618140 A JP H0618140A JP 17574292 A JP17574292 A JP 17574292A JP 17574292 A JP17574292 A JP 17574292A JP H0618140 A JPH0618140 A JP H0618140A
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JP
Japan
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ice
refrigerator
ice making
water
tray
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Application number
JP17574292A
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English (en)
Inventor
Hajime Nomura
初 野村
Masuji Sudo
益二 須藤
Susumu Yamazaki
山崎  進
Fumio Oba
文雄 大場
Masataka Terauchi
正高 寺内
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0618140A publication Critical patent/JPH0618140A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷凍室や冷蔵室での製氷手段のためのスペー
スをなくし、かつ製氷手段の修理サービスの作業時間を
大幅に短縮することができるようにする。 【構成】 冷蔵室の扉の内板に、給水ボトル4がヒンジ
8の取付け側に縦型に設置され、その右上部に製氷皿2
や駆動装置3で構成される自動製氷機1が、この製氷皿
2の下部に貯氷箱5が夫々配置されている。給水ボトル
4の水は図示しない給水ポンプによって給水パイプを介
して製氷皿2に給水され、扉が閉じたとき、冷気吸込口
からの冷気によって氷結される。製氷皿2に氷ができる
と、駆動装置3によって製氷皿2が捩じられ、これによ
って製氷皿2から氷が剥がれて貯氷箱5に落下し、溜め
られる。 【効果】 冷凍室や冷蔵室の棚面積が拡大するし、修理
サービス時でも、扉側の部品を外すだけで済み、その作
業時間が大幅に短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動製氷機や貯氷箱,
給水ボトル等の製氷手段を備えた自動製氷機付冷蔵庫に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種自動製氷機付冷蔵庫の一例
が特開平2−136661号公報に開示されているが、
これを図16によって説明する。同図において、冷蔵庫
本体50の内部は区画壁53によって上下の空間に区分
されており、上部の空間を冷凍室51、下部の空間を冷
蔵室52としている。そして、冷凍室51には扉54
が、冷蔵室52には扉55が夫々設けられている。冷凍
室51内では、その背壁に冷却器56,送風機57が設
けられ、冷却器56で冷却された冷気が送風機57によ
って吐出口58から冷凍室51内に吐出され、矢印Pで
示すように冷凍室51内を通った後、区画壁53内に設
けられた冷気通路59を介して冷却器56に戻される。
これによって冷凍室51内が冷却される。
【0003】また、この冷却器56で冷却された冷気
は、冷蔵庫本体50の背壁内に設けられた冷気通路を通
って冷蔵室52内にその後部から送り込まれ、この冷蔵
室52内を矢印Qに示すように通った後、区画壁53内
に設けられた冷気戻り通路60を介して冷却機56に戻
る。かかる冷気循環により、冷蔵室52も所定の温度に
冷却される。
【0004】61は冷蔵室の上部に設けられた給水ボト
ル、62は給水ボトル61より、常に一定量の水を受け
溜めておく定量皿、63は給水ポンプ、64は給水パイ
プ、この給水パイプ64、先の区画壁53を貫通し、冷
凍室に至り後述の製氷皿66に臨んでいる。65は冷凍
室51内に備えた自動製氷機であり、モータ、減速ギア
群等を内蔵した駆動装置67と製氷皿66により構成さ
れる。
【0005】冷蔵室52内の上部では、給水ボトル61
がセット可能であり、これがセットされると、給水ボト
ル61から定量皿62に水が送られて満たされ、この水
は給水ポンプ63で揚水されて、区画壁53を貫通した
給水パイプ64を介し冷凍室51内に置かれた製氷皿6
6内に注水される。こうして製氷皿66内に所定量満た
された水は冷凍室51内を循環される上記の冷気によっ
て氷結し、しかる後、駆動装置67が回転して製氷皿6
6が捩じられる。これによって製氷皿66から氷が剥が
れ、貯氷箱68内に落下して貯氷される。離氷した製氷
皿66は元の状態に戻る。以上の動作が給水ボトル61
内の水を使い切るまで繰り返す。また、貯氷箱68を冷
蔵室51から引き出すことによって氷を取り出すことが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動製氷機付冷蔵庫では、自動製氷機や貯氷箱、給
水ボトル等の製氷手段が冷凍室や冷蔵室の内部スペース
の一部を占有しており、このため、冷凍室,冷蔵室内で
の食品等の収納物を置くスペースが狭くなってしまうと
いう問題があった。
【0007】また、この製氷手段の給水パイプ63が万
一詰まってしまってこれを交換したり、掃除しなければ
ならない場合もあるが、このような場合、この吸水パイ
プ63を取りはずそうとすると、冷凍室51や冷蔵室5
2のこの給水パイプ63の取付部分の部品は勿論のこ
と、棚網や化粧枠を全て取りはずさなければならず、給
水パイプ63の交換サービスに時間がかなりかかるとい
う問題もあった。
【0008】本発明の目的は、かかる問題を解消し、冷
凍室や冷蔵室の食品等の収納スペースへの制約を解除
し、かつ製氷手段の保守作業を簡単にすることができる
ようにした使い勝手の良い自動製氷機付冷蔵庫を提供す
ることにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、自動製氷機の
製氷皿から水が飛び出るのを防止することができるよう
にした自動製氷機付冷蔵庫を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、冷凍室の扉の内板に自動製氷機や貯氷
箱,給水ボトル等からなる製氷手段を設ける。
【0011】また、本発明は、冷凍室の扉の内部背面に
窪み状の基台取付け部を設けるとともに、該基台取付け
部に嵌め込み取り付け可能な基台に製氷手段を一体に組
み込む。
【0012】さらに、本発明は、給水ボトルの水を溜め
る定量皿を設け、該定量皿に溜った水を給水ポンプで吸
い取り、給水パイプを介して自動製氷機の製氷皿に給水
するようにする。また、給水ボトル,定量皿及び給水パ
イプを断熱材で覆い、かつ、定量皿と給水パイプとの周
りにヒーターを配設する。
【0013】さらにまた、本発明は、少なくとも自動製
氷機を冷凍室から遮蔽し、かつ製氷皿から貯氷箱への氷
の落下案内をする遮蔽板を設ける。
【0014】さらにまた、本発明は、冷凍室内の冷気ダ
クトからの冷気の一部を製氷皿に吹き付けるための手段
を設ける。
【0015】
【作用】製氷手段を冷凍室の扉の内板に設置することに
より、冷凍室や冷蔵室では、従来設けられていた製氷手
段のためのスペースを食品等の収納スペースとして使用
可能となり、冷凍室や冷蔵室の利用効率が高まる。ま
た、製氷手段の保守作業や給水パイプ等の掃除は冷凍室
の扉で行なうことができるので、作業が非常にやりやす
くなるし、作業に要する時間を短縮できる。さらに、製
氷手段を基台に組み込むことにより、どのような冷蔵庫
にも該製氷手段を簡単に取り付けることができるし、保
守作業も、基台を取りはずしてできるので、非常に簡単
になる。
【0016】給水ボトルの水は一旦定量皿に溜められ、
この定量皿の水が自動製氷機の製氷皿に給水されるか
ら、この製氷皿には、常に、一定量の水が給水されるこ
とになる。また、給水ボトル,定量皿及び給水パイプを
断熱材で覆い、かつ、定量皿と給水パイプとの周りにヒ
ーターを配設するので、製氷皿に送られるまでの水が凍
結するようなことはない。
【0017】少なくとも自動製氷機を覆う遮蔽板は、定
量皿にできた氷をこの定量皿を捩じることによって定量
皿から氷を剥がし、貯氷箱に落下させる際、この氷を貯
氷箱に案内する作用をなすが、さらに、自動製氷機での
露付きを防止し、また、自動製氷機の動作中に手が入る
のを防止する。
【0018】冷凍室の冷却のための冷気を製氷皿での氷
結に用いるので、製氷手段を冷凍室の扉に取り付けて
も、製氷のための冷気供給手段を特別に設ける必要がな
く、製氷手段の構成を簡単として所望の製氷能力を得る
ことができる。
【0019】冷凍室の扉に製氷手段を取り付けると、製
氷皿の水がまだ氷結していない状態のときにこの扉の開
閉が行なわれると、その度に製氷皿の水が大きく揺れ、
製氷皿から飛び出して冷凍室内や冷蔵庫の周りを濡らし
てしまうが、本発明では、製氷皿に予備の水溜め部もし
くは該製氷皿の外周のフランジ部に保護リブが、あるい
は該製氷皿に近接してガイド板が、あるいはまた該製氷
皿の周囲に水飛び防止板が設けられているので、該製氷
皿の外に水が跳ねてしまうようなことを防止できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。以下に説明する各実施例は、図5に示すように、給
水ボトル4,貯氷箱5,自動製氷機1等からなる製氷手
段を冷蔵室の扉内に設置したものである。これによって
従来の自動製氷機付冷蔵庫のような冷凍室や冷蔵室内で
の製氷手段のためのスペースが必要でなくなり、これら
冷凍室,冷蔵室での食品等のためのスペースが拡大す
る。
【0021】次に、図1〜図7により、本発明による自
動製氷機付冷蔵庫の第1の実施例について説明する。図
1はかかる第1の実施例での冷蔵室の扉に取り付けられ
た製氷手段の構成部材の配置関係を示す平面図であっ
て、1は自動製氷機、2は製氷皿、3は駆動装置、4は
給水ボトル、5は貯氷箱、6は満水レバー、7は冷気吸
込口、8はヒンジ、9は冷凍室の扉本体、19はヒータ
ーである。なお、図中の破線は冷凍室の扉の内板(庫内
側)を表わしている。
【0022】図1において、自動製氷機1は製氷皿2と
駆動装置3とで構成され、駆動装置3はモータやギア等
からなり、これが回転動作すると、製氷皿2が捩じられ
るようになっている。給水ボトル4は図面上向かって左
側(ヒンジ8取付け側)に縦型に設置されており、この
給水ボトル4の右上部に自動製氷機1が設置されてい
る。貯氷箱5は自動製氷機1の製氷皿2で作られた氷を
貯氷するものであり、給水ボトル4の右下部で、かつ製
氷皿2の下部に設置されている。
【0023】給水ボトル4の水は製氷皿2に給水され、
ここで氷結される。このようにして製氷皿2に氷が出来
ると、駆動装置3が回転動作して製氷皿2が捩じれ、製
氷皿2から氷が剥がれて貯氷箱5内に落下する。かかる
動作が繰り返して製氷皿5に氷が溜り、氷が一杯となっ
てこれに満氷レバー6に触れると、次に製氷皿2で氷が
出来ても、駆動装置3が回転動作しないようにし、ま
た、給水ボトル4から製氷皿2への給水もストップする
ようにする。これにより、貯氷箱5から氷が溢れ出るこ
とがない。また、貯氷箱5が上記のように配置されてい
るので、貯氷箱5からの氷の取出しが非常に簡単なもの
となる。
【0024】なお、ヒーター19は、給水ボトル4内の
水が氷結しないように、給水ボトル4を温めるためのも
のである。
【0025】また、自動製氷機1や後述する部品を含め
た製氷手段は一体に組み立てられてセットをなしてお
り、このセットを冷凍室の扉本体9に嵌め込むことによ
り、冷蔵庫に取り付けることができる。
【0026】図2は図1の分断線A−Aから下方をみた
断面図であって、10は冷凍室の扉板、11は断熱材、
12は内板、13はヒンジ、14はカバーであり、図1
に対応する部分には同一符号を付けている。
【0027】図2において、冷凍室の扉本体9は扉板1
0と合成樹脂性の内板12との間に断熱材11が充填さ
れている構造になっている。給水ボトル4が図1で説明
した配置で収納され、カバー14がこの収納スペースを
閉じる。このカバー14はヒンジ13によって矢印のよ
うに回転自在に取付けられており、扉本体9を回転する
ことにより、給水ボトル4と後述の定量皿の取付け、取
外しが可能になる。
【0028】図3は図1の分断線B−Bから図面上左側
をみた断面図であって、15は定量皿、16は給水ポン
プ、17は給水パイプ、18は断熱材、20はキャップ
部であり、前出図面に対応する部分には同一符号を付け
ている。
【0029】図3において、給水ボトル4の下部に定量
皿15が設置され、給水ボトル4から水が注水されて一
定量溜める。なお、この定量皿15での水を一定量にす
る手段としては、周知のマリオット原理等が使用され
る。定量皿15に一定量の水が溜ると、この水は給水ポ
ンプ16で揚水され、給水パイプ17を介して製氷皿2
(図1,図2)に給水される。この給水パイプ17は、
定量皿15からの水の給水に際して凍結防止のために、
扉本体9の断熱材11(図2)の中を通して裏側の内板
12(図2)に固定されている。
【0030】給水ボトル5のキャップ部20と定量皿1
5とでの水の凍結防止のために、ヒーター19が定量皿
15を覆うように取り囲んで取付けてある。給水ボトル
取り出し用のカバー14はスチロホーム、ウレタン等断
熱材18で形成されている。ここで、凍結防止のための
ヒータ19(例えば5〜6W)の熱源は断熱材18で形
成したカバー14と内板12とで遮断されており、後述
する冷凍室内への熱負荷の影響を少なくしている。
【0031】図4は冷凍室の扉を閉じた状態で図1に示
す分断線C−Cから図面上左側をみた断面図であって、
21は冷気ダクト、22は冷凍室、23は遮蔽板、24
はバネ、25は冷凍室棚、26は冷却器、27はファ
ン、28は吐出口であり、前出図面に対応する部分には
同一符号をつけている。
【0032】図4において、冷凍室22の内壁背面に
は、冷却器26とファン27とが設けられ、この冷却器
26で冷却された冷気が冷凍室22の内壁天井に設置さ
れている冷気ダクト21を通って冷凍室22内に送り込
まれる。また、冷凍室22の扉本体9には、遮蔽板23
が自動製氷機1を覆うように取付けられており、冷気ダ
クト21の冷気出口の対向するようにこの遮蔽板23に
冷気吸込口7が一体に形成されている。このため、扉本
体9が閉じた状態では、冷気ダクト21から吐出される
冷気の一部がこの冷気吸込口7から遮蔽板23の内部に
入り込む。
【0033】そこで、図3で説明したように、給水ボト
ル14が所定の位置にセットされて定量皿15に一定量
の水が満たされると、この水は、給水ポンプ16によ
り、給水パイプ17に介して製氷皿2内に供給される
が、この製氷皿2内の水が冷気吸込口7から入り込む冷
気によって冷却されて製氷が行われる。
【0034】ここで、遮蔽板23は、扉本体9の開閉や
製氷皿2内への給水等によって水が雫れたり、水が飛ん
だりしても、冷凍室22内に入らないようにするための
ものであるが、さらに、このような水の雫れや水飛びを
防止することのためにも、冷気吸込口7から冷気を入れ
ることにより、製氷皿2の水面を速く氷結させるように
している。但し、製氷皿2で氷結したことを検知し、こ
れから離氷させるために製氷皿2の下部にセンサが設け
られているが、このセンサを正しく動作させるために、
冷気吸込口7を遮蔽板23の上部に形成し、この冷気吸
込口7から進入した冷気が上部から製氷皿2に当たるよ
うにし、センサに直接冷気が当たらないようにしてい
る。
【0035】冷却された製氷皿2内の水が凍結すると、
駆動装置3(図1)によって製氷皿2が捩じられ、これ
によって氷が製氷皿2から剥がれて貯氷箱5内に落下す
る。空になった製氷皿2は駆動装置3によって元の状態
に戻り、再び給水ポンプ15によって給水される。以上
の動作が、給水ボトル4内の水を使い切るまで、或いは
満氷レバー6が製氷皿2で氷が満杯になったことを検知
するまで繰り返えされる。
【0036】図6は図1における自動製氷機1の構成を
さらに詳細に示した斜視図であって、29は保護リブ、
30は予備の水溜め部、31はガイド板であり、前出図
面に対応する部分には同一符号を付けている。図6にお
いて、この自動製氷機1の製氷皿2には、水雫れや水飛
びを防止するための手段が設けられている。
【0037】即ち、製氷皿2は冷凍室22の扉本体9の
内板に設置されているため、製氷皿2の水が凍結してい
ないときには、扉の開閉等によって水雫れや水飛びが生
じてしまう。この水雫れや水飛びを防止するために、製
氷皿2の外周フランジ部に保護リブ29が取り付けられ
ている。また、製氷皿2には予備の水溜め部30が設け
られており、この予備の水溜め部30は慣性力の量もか
かる場所、即ち、ヒンジ8(図1)と反対側に設置する
ことになる。ガイド板31はばね24(図4)によって
製氷皿2に押し付けられるようにして取り付けられてお
り、慣性力の大きい扉本体9の開閉を行なったときに製
氷皿2が回転して水雫れや水飛びが生じないようにする
ために、扉本体9の開閉時に製氷皿2が回転しないよう
にしている。ガイド板31は、一方は図示していない
が、製氷皿2の両側に設けられている。
【0038】製氷皿2内の水が氷結し、駆動装置3が動
作して製氷皿2が捩じられると、図7に示すように、夫
々のガイド板31は製氷皿2の捩りに合わせてばね24
により伸縮し、製氷皿2の離氷動作を阻害しないように
している。
【0039】次に、図8〜図10により、本発明による
自動製氷機付冷蔵庫の第2の実施例について説明する。
図8はこの第2の実施例での冷蔵室内での製氷手段の構
成部材の配置関係を示す平面図、図9は図8の分断線A
−Aから下方をみた断面図、図10は同じく分断線B−
Bから図面上左方をみた断面図であって、12aは基台
取付け部、33は基台、34はリード線収納部、35,
36はリード線であり、前出図面に対応する部分には同
一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0040】図8及び図9において、扉の内板12の一
部が断熱材11側にくぼんで基台取付け部12aが形成
され、これに基台33が嵌め込まれている。この基台3
3には、製氷手段を構成する自動製氷機1や、給水タン
ク4、定量皿17の嵌込み部、貯氷箱5の嵌込み部、先
の実施例で説明した給水ポンプ、給水パイプ等が組み込
まれており、この基台33の基台取付け部12aへの嵌
め込みにより、製氷手段が冷蔵庫の冷凍室の扉に取り付
けることができる。
【0041】また、基台33には、リード線35が導出
されており、冷蔵庫本体からヒンジ8のピン部を通して
扉本体側に導出されたリード線36と接続される。これ
らリード線36,35を通して、冷蔵庫本体側から駆動
装置3のモータや給水ポンプ等を駆動するための信号が
供給される。製氷手段を冷蔵庫に取り付けるために基台
33を基台取付け部12aに嵌め込んだとき、これらリ
ード線35,36を接続し、リード線収納部34に収納
する。図8では、説明が明らかとなるようにするため
に、リード線35,36がこのリード線収納部34から
はずされている状態を示している。
【0042】なお、基台取付け部12aに基台33を取
り付けない場合には、図示しないポケット付き扉内板を
取り付けるのであるが、この基台取付け部12aに嵌め
込んだ基台33を扉内板12に兼用することもできる。
【0043】図11は以上の各実施例での制御用の回路
基板の取付位置の例を示すものであって、ここでは、冷
蔵庫本体の回路基板37を冷蔵庫本体の外部上面奥部
に、自動製氷機1の回路基板38は冷凍室22の扉本体
9の外面側のくぼみ部に収納される。このように回路基
板37,38はいずれも冷蔵庫本体を構成する断熱材や
冷凍室の扉本体を構成する断熱材よりも外側に取り付け
られている。これら断熱材や冷蔵庫内部の冷気による冷
蔵庫本体や扉本体の外部表面の冷却が防止され、これに
より、これら外部表面には霜が付かない。従って、回路
基板37,38は露が付かない場所に配置されているこ
とになり、これらは露が付かずに性能が劣化することが
ない。なお、自動製氷機1の回路基板38も冷蔵庫本体
の外部表面に配置するようにしてもよい。
【0044】次に、図12〜図14により、本発明によ
る自動製氷機付冷蔵庫の第3の実施例について説明す
る。図12はこの第3の実施例の要部である製氷皿を示
す平面図、図13は図12の分断線X−Xからみた断面
図、図14は図12の分断線Y−Yからみた断面図であ
って、2aはフランジ部、39は水飛び防止板、39a
は立上り片、39bは押え部、39cはヒレ片、39d
は喰え部、40は仕切壁、41は氷の塊であり、前出図
面に対応する部分には同一符号を付けている。また、図
14は先に説明した実施例では、製氷皿2で、氷の塊を
作るくぼみ部が2列並べられていたが、この実施例で
は、図12から明らかなように、これが1列となってい
る。この製氷皿2の外周全体にわたってフランジ部2a
が設けられており、このフランジ部2aに、製氷皿2の
外周全体にわたるように、ゴム等の弾性体からなる水飛
び防止板39が取り付けられている。この水飛び防止板
39は、図13から明らかなように、製氷皿2の上面よ
り上方に垂直に突出した立上り片39aと、これの上部
先端から連続して内側下方斜めに折れ曲がった押え部3
9bと、立上り片39aの下部端部に形成され、製氷皿
2のフランジ部2aの上面に密着するヒレ片39c,こ
のフランジ部2aの下方折曲がり部を挾持する喰え部3
9dとからなっている。
【0045】かかる水飛び防止板39が製氷皿2の周囲
に設けられていることにより、冷凍室の扉が開閉すると
きに製氷皿2内の水が大きく揺れても、水飛び防止板3
9の立上り片39aが壁となって水が外に飛び出ること
がないし、しかも、押え部39bが下方斜めになってい
るので、立上り片39aで跳ねた水も外に飛び出ること
がない。
【0046】また、水飛び防止板39のヒレ片39cは
水飛び防止板39の製氷皿2への取付け部でのシールと
して機能し、これにより、水飛び防止板39の製氷皿2
への取付け部での水洩れが防止できる。
【0047】さらに、水飛び防止板39は弾性材からな
るので、図14に示すように、駆動装置3によって製氷
皿2が捩じられると、これに合わせて水飛び防止板39
も簡単に変形することになり、駆動装置2のモータに負
担をかけることはない。
【0048】さらに、図14に示すように、水飛び防止
板39の押え部39bの先端Pはフランジ部2aの面上
に位置しており、破線で示すように製氷皿2が捩じられ
て下方を向き、氷の塊41が製氷皿2から剥がれて落下
する場合でも、水飛び防止板39がこの落下を邪魔する
ようなことはない。従って、この氷の塊41は間違いな
く貯氷箱に入ることになる。
【0049】さらにまた、製氷皿2で氷を作る窪みが1
列となっているので、製氷皿2が揺れた場合、水の飛沫
は、42aとして示すように、この窪みの傾斜した壁面
に沿って斜め上方に上がり、必ず水飛び防止板39の立
上り片39aに当たる。しかし、一点鎖線で示す仕切壁
40等でこの窪みが2列である場合には、この仕切壁4
0に当たった飛沫42bが上方に上がることになり、こ
れが外部に飛び出してしまう。
【0050】これ以外の部分については、先に説明した
実施例と同様である。従って、この第3の実施例におい
ても、先に説明した実施例と同様の効果が得られる。
【0051】なお、以上の実施例では、給水ポンプ15
を用いて給水ボトル4から製氷皿2に給水するようにし
たが、図15に示すように、給水ボトル4、自動製氷機
1、貯氷箱5が上から順に扉内板に取り付け、かつ給水
ボトル4と製氷皿2との間の水流路に電磁弁32を設
け、この電磁弁32により、給水ボトル4から製氷皿2
に一定量の水を落下給水するようにしてもよい。
【0052】以上のように、以上の実施例では、冷凍室
や冷蔵室において、自動製氷機1や給水ボトル4が設置
されなくなった分両室内は広々と使えるものである。
【0053】また、自動製氷機1や駆動装置3等からな
る製氷手段は一体に組み立てられてセットとなってお
り、このため、このセットを扉本体9に取り付けて結線
するだけで自動製氷手段の冷蔵庫への取り付けができ
る。従って、取付けが非常に簡単になる。
【0054】さらに、冷凍室の扉の内板に自動製氷機1
や給水ボトル4,貯氷箱5等の部品が一体に収納されて
いるため、万一給水パイプ17が詰まる等の故障があっ
て交換を必要としたり、給水パイプ17内を掃除したり
する場合には、給水ボトル4の取り出しカバー14を開
け、給水ボトル4や定量皿15、給水ポンプ16等の部
品を外すだけで済むことになり、交換作業が非常に簡単
でしやすくなる。
【0055】さらにまた、使用者が氷を取り出す場合に
は、冷凍室22の扉本体9を開け、貯氷箱5から取り出
せばよい。また、給水ボトル4への水の補給は、給水ボ
トル4の取り出しカバー14を開けて給水ボトル4を取
り出し、水道水を注水すればよいものである。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自動製氷機関連部品を冷凍室の扉側に集約し、冷蔵庫本
体側と切り離したので、冷凍室や冷蔵室の棚面積が増加
し、室内のスペースを有効に使うことができる。
【0057】また、自動製氷機関連部品を一体としてセ
ットをなしているから、冷凍室の扉側にリード線を引き
出しておくことにより、どの冷蔵庫にも容易に自動製氷
機を取り付けることができる。
【0058】さらに、修理サービス時でも、扉側だけで
作業が済むので、その作業時間を大幅に短縮することが
できるし、氷の取り出しも簡単であって、使い勝手にも
優れている。
【0059】さらにまた、冷凍室の扉の開閉等によって
製氷皿内の水が揺れても、水飛び防止板によって水の製
氷皿から外部への飛び出しを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動製氷機付冷蔵庫の第1の実施
例での製氷手段の取付け状態を示す平面図である。
【図2】図1における分断線A−Aからみた断面図であ
る。
【図3】図1における分断線B−Bからみた断面図であ
る。
【図4】冷凍室の扉を閉じたときの図1における分断線
C−Cからみた断面図である。
【図5】図1に示した製氷手段の取付け状態での冷蔵庫
の全体を示す斜視図である。
【図6】図1における自動製氷機の構成を詳細に示した
斜視図である。
【図7】図6におけるガイド板の作用を示す図である。
【図8】本発明による自動製氷機付冷蔵庫の第2の実施
例での製氷手段の取付け状態を示す平面図である。
【図9】図8における分断線A−Aからみた断面図であ
る。
【図10】図8における分断線B−Bからみた断面図で
ある。
【図11】本発明による自動製氷機付冷蔵庫の第2の実
施例での制御回路基板の取付け位置の例を示す図であ
る。
【図12】本発明による自動製氷機付冷蔵庫の第2の実
施例の要部としての製氷皿を示す平面図である。
【図13】図12における分断線X−Xからみた断面図
である。
【図14】図12における分断線Y−Yからみた断面図
である。
【図15】本発明による自動製氷機付冷蔵庫の他の実施
例の要部を示す平面図である。
【図16】従来の自動製氷機付冷蔵庫の一例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 自動製氷機 2 製氷皿 2a フランジ部 3 駆動装置 4 給水ボトル 5 貯氷箱 6 満氷レバー 7 冷気吸込口 8 ヒンジ 9 冷凍室の扉 10 扉板 11 断熱材 12 内板 12a 基台取付け部 13 ヒンジ 14 給水ボトルの取り出しカバー 15 定量皿 16 給水ポンプ 17 給水パイプ 18 断熱材 19 ヒーター 20 キャップ部 21 冷気ダクト 22 冷凍室 23 遮蔽板 24 ばね 25 冷凍室棚 26 給水ボトル 27 貯氷箱 28 自動製氷機 29 保護リブ 30 予備の水溜め部 31 ガイド板 32 電磁弁等 33 基台 34 リード線収納部 35,36 リード線 37,38 回路基板 39 水飛び防止板 39a 立上り片 39b 押え部 39c ヒレ片 39d 喰え部 41 氷の塊
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大場 文雄 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所栃木工場内 (72)発明者 寺内 正高 栃木県下都賀郡大平町大字富田709番地の 2 株式会社日立栃木エレクトロニクス内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製氷皿に自動的に給水して製氷し、該製
    氷皿から離氷して貯蔵する自動製氷機等からなる製氷手
    段を備えた冷蔵庫において、 該製氷手段を冷凍室の扉の内板に設置したことを特徴と
    する自動製氷機付冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記製氷手段は一体に基台に組み込まれており、該基台
    が前記冷凍室の扉の内板に形成された窪み状の基板取付
    部に嵌め込まれてなることを特徴とする自動製氷機付冷
    蔵庫。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記基台は前記冷凍室の扉の前記内板を兼用しているこ
    とを特徴とする自動製氷機付冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、 前記冷凍室の扉の内部は断熱材が充填されており、前記
    製氷手段の制御用回路基板を該扉の該断熱材よりも外面
    側に配置したことを特徴とする自動製氷機付冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 冷蔵庫本体の内部は断熱材が充填されており、前記製氷
    手段の制御用回路基板を該冷蔵庫本体の該断熱材よりも
    外面側に配置したことを特徴とする自動製氷機付冷蔵
    庫。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4または5におい
    て、 前記冷凍室の扉の内板に縦型に前記ボトルを設置し、か
    つ前記ボトルの横側の上部に前記自動製氷機を、前記ボ
    トルの横側の下部に前記貯氷箱を夫々設置したことを特
    徴とする自動製氷機付冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,4または5におい
    て、 前記給水ボトルの下に定量皿が設けられ、 該定量皿から、給水ポンプにより、給水パイプを介して
    前記自動製氷機の製氷皿に給水させるように構成したこ
    とを特徴とする自動製氷機付冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記給水ボトルと前記定量皿と前記給水パイプとを断熱
    材で覆い、かつ、前記定量皿と前記給水パイプの周りに
    ヒーターを配設したことを特徴とする自動製氷機付冷蔵
    庫。
  9. 【請求項9】 請求項1,2,3,4または5におい
    て、 前記冷凍室の扉の内板に上から、前記給水ボトル、前記
    自動製氷機、前記貯氷箱の順に設置し、 かつ前記給水ボトルと前記製氷皿との間に電磁弁等を設
    け、 該電磁弁等により、前記給水ボトルから一定の水量を前
    記製氷皿に供給するように構成したことを特徴とする自
    動製氷機付冷蔵庫。
  10. 【請求項10】 請求項1,2,3,4または5におい
    て、 前記製氷皿の近傍に、かつ前記製氷皿の回転運動を阻害
    しないようにガイド部材を配置し、 扉開閉時に前記製氷皿から水が飛び出すのを防止するよ
    うに構成したことを特徴とする自動製氷機付冷蔵庫。
  11. 【請求項11】 請求項1,2,3,4または5におい
    て、 前記製氷皿に予備の水溜め部を設け、 扉開閉時に前記製氷皿から水がこぼれるのを防止するよ
    うに構成したことを特徴とする自動製氷機付冷蔵庫。
  12. 【請求項12】 請求項1,2,3,4または5におい
    て、 前記製氷皿の外周フランジ部に保護リブを設け、 扉開閉時に前記製氷皿から水がこぼれるのを防止するよ
    うに構成したことを特徴とする自動製氷機付冷蔵庫。
  13. 【請求項13】 請求項1,2,3,4または5におい
    て、 前記自動製氷機より落下する氷を前記貯氷箱に案内する
    と共に前記自動製氷機での露付等を防止する遮蔽板を設
    けたことを特徴とする自動製氷機付冷蔵庫。
  14. 【請求項14】 請求項1,2,3,4または5におい
    て、 前記冷凍室の冷気ダクトからの冷気の一部を前記製氷皿
    に冷気を吹き付ける手段を設けたことを特徴とする自動
    製氷機付冷蔵庫。
  15. 【請求項15】 請求項1,2,3,4または5におい
    て、 製氷皿の回転方向を冷凍室の扉の内板方向としたしたこ
    とを特徴とする自動製氷機付冷蔵庫。
  16. 【請求項16】 製氷皿に自動的に給水して製氷し、該
    製氷皿から離氷して貯蔵する自動製氷機等からなる製氷
    手段を備えた冷蔵庫において、 該製氷皿の外周縁部に水飛び防止板を設けたことを特徴
    とする自動製氷機付冷蔵庫。
  17. 【請求項17】 請求項16において、 前記水飛び防止板は弾性体であることを特徴とする自動
    製氷機付冷蔵庫。
  18. 【請求項18】 請求項16において、 前記製氷皿の外周にフランジ部が設けられ、前記水飛び
    防止板の上端部は該フランジ部の面の上部にあることを
    特徴とする自動製氷機付冷蔵庫。
  19. 【請求項19】 請求項18において、 前記水飛び防止板の上端部は前記製氷皿の中心側に向く
    押え部を形成し、該押え部は、その先端が下方斜めを向
    くように、傾斜していることを特徴とする自動製氷機付
    冷蔵庫。
  20. 【請求項20】 請求項16において、 前記水飛び防止板の前記製氷皿への取付け部にシール用
    のヒレ片を設け、該取付け部での水洩れを防止可能に構
    成したことを特徴とする自動製氷機付冷蔵庫。
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