JPH0618136Y2 - 凝縮液排出装置 - Google Patents

凝縮液排出装置

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JPH0618136Y2
JPH0618136Y2 JP1987022653U JP2265387U JPH0618136Y2 JP H0618136 Y2 JPH0618136 Y2 JP H0618136Y2 JP 1987022653 U JP1987022653 U JP 1987022653U JP 2265387 U JP2265387 U JP 2265387U JP H0618136 Y2 JPH0618136 Y2 JP H0618136Y2
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JP
Japan
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orifice
tubular
spacer
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partition
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JP1987022653U
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JPS63132199U (ja
Inventor
柾夫 関
博樹 東野
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Z ENGINEERING CO., LTD
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Z ENGINEERING CO., LTD
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、蒸気分配ライン等の蒸気移送管或いは熱交換
器、乾燥機、冷暖房装置等の蒸気機器に取付けられて蒸
気の一部が凝縮液すなわちドレンとなったものを除去す
るための凝縮液の排出装置に関する。
[従来技術] この種の凝縮液除去装置としては、筒状本体内にオリフ
ィスを設けたものが提案されている。このような除去装
置を蒸気機器に取付けると、ドレンは蒸気圧によりオリ
フィスを通って機器外に排出される。
ところで、この種の除去装置に望まれることは、発生す
るドレンは充分に除去できること、蒸気の漏出が少ない
こと、特に装置又は管路組付時に発生し得る金属粉、
錆、チリ等スケール或いは異物がオリフィスを閉塞しな
いこと等である。しかしながら、これらの条件をすべて
満たすドレン除去装置は実現し難く、例えば本考案者は
実願昭58−93142号(実開昭60−2098号公
報参照)を提案しているが、これらの条件を完全には満
たしていない。すなわち、この提案されたドレン除去装
置は、オリフィスを多段に設けて入口と出口との圧力差
をこれらのオリフィスで分担するようにしたもので、そ
れによってオリフィス径を大きくしても蒸気の漏出が少
ないという効果を有するものである。しかし、この装置
も、大量に発生するドレンにはまだ充分には対応できな
いという問題点があった。
さらに、筒状本体にオリフィスを設ける技術は特開昭5
4−161121号公報に記載され、オリフィスの上流
側に仕切板を設ける技術は実公昭61−14717号公
報に記載され、また複数個のオリフィスによりオリフィ
ス構成体を構成する技術は実公昭60−37515号公
報に記載されている。
しかしながら、これらの公知技術は多量に発生するドレ
ンの除去、異物によるオリフィスの閉塞、上記の漏出の
減少等の要望を同時に満足できず、特に点検整備のため
の分解、組立てが面倒であった。
[考案が解決しようとする課題] したがって、本考案の目的は、上記の要望事項すなわち
多量のドレンを除去でき、異物がオリフィスに詰まるこ
となく、蒸気があまり漏出せず、しかも分解組立てが容
易な凝縮液排出装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、蒸気機器に水平方向に取付けられる筒
状本体(1)と、該筒状本体(1)内に内装されるオリ
フィス構成体(10)とよりなる凝縮液排出装置におい
て、前記筒状本体(1)の内周壁の下流側に段部(3)
が形成され、該段部(3)に前記オリフィス構成体(1
0)が装着され、該オリフィス構成体(10)は下方部
分に比較的大径のオリフィス(13)とそのオリフィス
(13)が離れた位置に比較的小径の複数のオリフィス
(14、15、16)とが形成され、そして筒状本体
(1)の内周壁のオリフィス構成体(10)の上流側に
は第1のスペーサ(21)を介して仕切体(20)が設
けられ、該仕切体(20)は下縁(23)が水平で筒状
本体(1)の中心点より下方まで延在する半円形状であ
り、そして前記仕切体(20)の上流側は第2のスペー
サ(27)が設けられ、該第2のスペーサ(27)の上
流側の端部は筒状本体(1)の上流側に螺着した筒状の
保持リング(30)で押圧されている。
[作用] このように筒状本体が水平に取付けられているので、ド
レンは仕切体の下方の開放されている部分を通ってオリ
フィス構成体の比較的大径のオリフィスを通って機器外
に排出される。そして蒸気は筒状本体の上方部分を流れ
るので、仕切体で阻止され、蒸気は漏出しない。
一般に錆やゴミ等の異物は重いので、底部に溜りやすい
が、比較的大径のオリフィスら流出するドレンと共に排
出でき、目詰りの心配がない。
そしてドレンの量が多い場合は、筒状本体の内部の液面
が上昇し、比較的に小径の複数のオリフィスから流出で
き、したがって、ドレン量が多くとも何ら問題が生じな
い。
このように本考案によれば、仕切体の下縁の下側の開放
面積を予め予測される通常のドレンの排出量に設定して
おけば、それ以上のドレンに対して効果的に機能する。
また本考案によれば、筒状本体内に構成要素が内蔵され
ているので、全体がコンパクトで取扱いが容易である。
そして保守、点検、整備を行う場合には、ラインから筒
状本体を取りはずし、保持リングをゆるめて取りはずす
と第2のスペーサ、仕切体、第1のスペーサ、オリフィ
ス構成体の順で筒状本体の内壁から取り出すことができ
る。この逆の順序で組立てることができる。したがっ
て、分解、組立が容易である。
[実施例] 以下本考案の1実施例を添付図面によって説明する。
さて第1図を参照すると本考案を実施した凝縮液排出装
置Dは、筒状本体1と、該筒状本体に内装されるオリフ
ィス構成体10と、仕切体20と、筒状本体の内周壁に
螺装されている保持リング30とから成っている。筒状
本体1は両側端にフランジ2、2を有し、このフンラジ
によって蒸気機器又は配管に直接或いは間接的に取付け
られるようになっている。筒状本体1の内周壁の下流側
すなわち図において左方側には段部3が形成されてい
る。したがって、段部が形成されている大径側にオリフ
ィス構成体10が内装される。筒状本体1の右方の内周
壁にはネジ4が形成されている。
オリフィス構成体10は、筒状本体1の大径側の内径に
略等しい外径の鍔部11、11を有し、これら鍔部間に
Oリング12が装着されるようになっている。オリフィ
ス構成体10に形成されるオリフィスは、第2図に示す
ように、下方部分に比較的大径の例えば16mm径のオリ
フィス13が1個形成されている。そして、このオリフ
ィス13の中心から等距離の点に5個の比較的小径の例
えば8mm径のオリフィス14、14・・・が形成されて
いる。これらのオリフィス14、14・・・の真中に位
置するオリフィスはオリフィス構成体10の中心点に一
致している。そしてこの真中に位置するオリフィスの左
右に30度間隔で2個宛形成されている。
オリフィス構成体10には、更に上方部分にオリフィス
15、16、16が形成されている。オリフィス15
は、垂直中心線17上に位置し、その径は例えば6mmで
ある。そしてオリフィス16、16は垂直中心線17と
45度をなす線上で、かつオリフィス15から等距離の
点に形成され、その径は7mmになっている。そしてオリ
フィス13が比較的大径のオリフィスを構成し、オリフ
ィス14〜16が比較的小径のオリフィスを構成してい
る。なお、これらのオリフィスの径に対してオリフィス
構成体10の外径は、例えば80mmになっている。
仕切体20はオリフィス構成体10の上流側に所定の間
隔をおいて垂直に内装される。そのためにスペーサを必
要とする。筒状の第1および第2のスペーサ21、27
が2個設けられ、一方のスペーサ21に仕切体20が固
着されている。仕切体20は第3図に示すように平面形
は略半円形を呈し、その下縁23は水平になっていて、
筒状本体1の中心点より下方まで延在している。すなわ
ち筒状本体1の内部の下方部分は開放されているが、上
方部分は仕切体20で閉鎖されている。
保持リング30は、筒状を呈し、その内部に凝縮液が流
通する。そして一方の端部31はスペーサ27の端部を
押圧するようになっている。そのために保持リング30
の外周にはオネジ31が形成され、筒状本体のメネジ4
と螺合して進退する。保持リング30を螺合させるた
め、一方の端面34には複数個の凹部32、32が形成
され、この凹部に図示されない工具を係合させて保持リ
ングを回動させることができる。
本実施例は以上のように構成されているので、これを組
立てるには、まず筒状本体1にオリフィス構成体10を
第1図において右方より挿入する。勿論Oリング12は
前もって装着しておく、そしてスペーサ21を挿入す
る。スペーサ21には仕切体20が設けられているの
で、仕切体20の開放部分がオリフィス13と軸方向に
整合するように挿入する。この整合状態が第3図に示さ
れている。次にスペーサ27を挿入し、そして保持リン
グ30を螺合する。そうすると、オリフィス構成体10
の端部は段部3に係止し、保持リング30の一方の端面
34は、筒状本体の端面と略同一面となり組立てを完了
する。分解が逆の手順で可能なことは明らかである。
本実施例の使用態様が第4図に示されている。すなわち
管Bに本考案の凝縮液排出装置Dがその軸心が水平にな
るように、かつオリフィス13が下方にくるようにして
接続されている。この状態で管Bの下部に凝縮液dが生
じると、凝縮液は多少の蒸気Aとともに管B中を水平方
向に底部に沿って流れる。したがって、凝縮液dは仕切
体20で閉塞されていない下方部分を通り、そして比較
的大径のオリフィス13を通って排出される。蒸気sは
分岐管B及び凝縮液排出装置Dの中で比較的上方に位置
しているので、仕切体20によって流通が阻止される。
したがって漏出する蒸気は極めて少ない。凝縮液d中に
異物が混在していても、大径のオリフィスから容易に排
出される。オリフィス13の径が大きいので、大量の凝
縮液が排出できるが、更に大量の凝縮液が生じるときは
上方のオリフィス14、15、16等からも排出され
る。なお本実施例によると、筒状本体1の内径が80m
m、オリフィス13の径が16mm、オリフィス14の径
が8mm、他のオリフィス15、16の径がそれぞれ6m
m、7mmで、かつ蒸気圧0.45kg/cm2・G、背圧0.
20kg/cm2・G、差圧0.25kg/cm2・Gで、排出でき
る凝縮液の量は漏出する蒸気量にもよるが、6〜4.8
t/hであった。
[考案の効果] 以上の通り本考案によれば下記のすぐれた効果を奏す
る。
(i)下部が開放されている仕切体とオリフィス構成体
の下部に設けた比較的に大径のオリフィスとの組合せに
よって、蒸気を阻止し、多量のドレンを排出できる。
(ii)錆、ゴミ等の異物は大径のオリフィスから排出で
き、目詰りが生じない。
(iii)比較的小径の複数のオリフィスにより、ドレン
量が増加しても排出はスムーズに行われる。
(iv)分解、組立てが容易で保守、点検、整備が簡単で
あり、また取扱い易い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示し、第1図はその断面図、
第2図及び第3図は第1図において、それぞれ矢視II−
IIおよびIII−IIIでみた断面図、第4図は使用状態を示
す断面図である。 1……筒状本体、10……オリフィス構成体、13、1
4、15、16……オリフィス、20……仕切体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蒸気機器に水平方向に取付けられる筒状本
    体(1)と、該筒状本体(1)内に内装されるオリフィ
    ス構成体(10)とよりなる凝縮液排出装置において、
    前記筒状本体(1)の内周壁の下流側に段部(3)が形
    成され、該段部(3)に前記オリフィス構成体(10)
    が装着され、該オリフィス構成体(10)は下方部分に
    比較的大径のオリフィス(13)とそのオリフィス(1
    3)が離れた位置に比較的小径の複数のオリフィス(1
    4、15、16)とが形成され、そして筒状本体(1)
    の内周壁のオリフィス構成体(10)の上流側には第1
    のスペーサ(21)を介して仕切体(20)が設けら
    れ、該仕切体(20)は下縁(23)が水平で筒状本体
    (1)の中心点より下方まで延在する半円形状であり、
    そして前記仕切体(20)の上流側は第2のスペーサ
    (27)が設けられ、該第2のスペーサ(27)の上流
    側の端部は筒状本体(1)の上流側に螺着した筒状の保
    持リング(30)で押圧されていることを特徴とする凝
    縮液排出装置。
JP1987022653U 1987-02-20 1987-02-20 凝縮液排出装置 Expired - Lifetime JPH0618136Y2 (ja)

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CA000559177A CA1283019C (en) 1987-02-20 1988-02-18 Condensate drainage apparatus
EP19920116878 EP0523755A3 (en) 1987-02-20 1988-02-19 Condensate drainage apparatus
EP88301447A EP0279699B1 (en) 1987-02-20 1988-02-19 Condensate drainage apparatus
US07/157,618 US4919710A (en) 1987-02-20 1988-02-19 Condensate drainage apparatus
DE8888301447T DE3880176T2 (de) 1987-02-20 1988-02-19 Vorrichtung zum ableiten von kondensat.
CN198888101335A CN88101335A (zh) 1987-02-20 1988-02-20 冷凝液排泄装置
KR1019880001825A KR910005639B1 (ko) 1987-02-20 1988-02-20 응축액 배출장치

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JPS63132199U JPS63132199U (ja) 1988-08-30
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4255570B2 (ja) * 1999-07-14 2009-04-15 株式会社テイエルブイ オリフィス式スチームトラップ
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