JPH06180377A - 表示パネルを備えた指針式時計のモジュール構造 - Google Patents

表示パネルを備えた指針式時計のモジュール構造

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JPH06180377A
JPH06180377A JP35246392A JP35246392A JPH06180377A JP H06180377 A JPH06180377 A JP H06180377A JP 35246392 A JP35246392 A JP 35246392A JP 35246392 A JP35246392 A JP 35246392A JP H06180377 A JPH06180377 A JP H06180377A
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JP
Japan
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display panel
housing
board
circuit board
hole
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Application number
JP35246392A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Abe
博之 阿部
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示パネルを備えた指針式時計のモジュール
構造において、表示パネルの表示部分を文字板に近づけ
て、表示パネルに表示された情報が深く落ち込んで見え
ないようにする。 【構成】 アナログムーブメン24が取り付けられたハ
ウジング20の上側に配置される液晶表示パネル27の
下基板27bを上基板27aよりも大きく形成して、下
基板27bに上基板27aから側方へ突出する鍔部27
cを形成し、この鍔部27cの上面をハウジング20の
上面に配置された回路基板28の基板収納孔28bの周
囲の下面に当接させることにより、鍔部27cの下面の
パネル側接続端子27dと回路基板28の下面の基板側
接続端子28cとを直接接触させて電気的に接続させ、
かつ液晶表示パネル27の上基板27aを回路基板28
の基板収納孔28b内に収納させ、これにより液晶表示
パネル27の表示部分を回路基板28の上に配置された
文字板29に接近させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンビネーションウ
ォッチなどの表示パネルを備えた指針式時計のモジュー
ル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】指針式時計には、デジタル機能とアナロ
グ機能を兼備したコンビネーションウォッチがある。こ
の種の指針式時計のモジュール構造は、従来、図3に示
すように構成されている。すなわち、合成樹脂製のハウ
ジング1には、アナログ収納部2とデジタル収納部3が
設けられている。アナログ収納部2にはアナログムーブ
メント4がビス5により固定されており、デジタル収納
部3には液晶表示パネル6が収納されている。液晶表示
パネル6は、上基板6aおよび下基板6bを有し、上基
板6aが下基板6bよりも大きく形成されて上基板6a
に下基板6bから側方へ突出する鍔部6cが設けられ、
この鍔部6cの下面に接続端子6dが設けられた構造に
なっている。そして、この液晶表示パネル6は、ハウジ
ング1のデジタル収納部3内に下側から収納されて、鍔
部6cの上面をデジタル収納部3の内壁上部に設けられ
た係止鍔部3aに当接させた状態で、鍔部6cの下面が
インターコネクタ7によって支持されている。また、ハ
ウジング1の下面には、回路基板8がビス9により取り
付けられている。回路基板8は、時計機能に必要な各種
の電子部品を搭載したのものであり、インターコネクタ
7を介して液晶表示パネル6と電気的に接続されてい
る。この回路基板8の下面には、薄い金属板からなる地
板10が配置されている。この地板10は、周縁部に設
けられたフック部10aがハウジング1の外側面に設け
られた係止突起1aに係止され、これによりハウジング
1に取り付けられている。さらに、ハウジング1の上面
には、文字板11が、その下面に設けられた足ピン11
aをハウジング1の嵌合孔1bに圧入させることによ
り、取り付けられている。この文字板11には、アナロ
グムーブメント4の指針軸12が挿通する貫通孔11b
および液晶表示パネル6に対応する表示孔11cが形成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のモジュール構造では、液晶表示パネル6の上
基板6aに設けられた鍔部6cの上面がハウジング1の
デジタル収納部3の係止鍔部3aに当接しているため、
液晶表示パネル6の上基板6aと下基板6bの間の表示
部分に表示された情報を見る際、文字板11の上方から
表示部分までの深さが、文字板11の厚さ、ハウジング
1の係止鍔部3cの厚さ、および上基板6aの厚さの和
となり、液晶表示パネル6に表示された情報が深く落ち
込んで見えるという欠点がある。この発明は、上記事情
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、液
晶表示パネルの表示部分を文字板に近づけて、液晶表示
パネルに表示された情報が深く落ち込んで見えないよう
にすることのできる表示パネルを備えた指針式時計のモ
ジュール構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、合成樹脂製のハウジングと、指針軸を
有してハウジングに取り付けられたアナログムーブメン
と、上基板および下基板を有し、下基板が上基板よりも
大きく形成されて下基板に上基板から側方へ突出した鍔
部が設けられ、この鍔部の上面に接続端子が設けられ、
ハウジングの上側に取り付けられた表示パネルと、ハウ
ジングの上面に取り付けられ、アナログムーブメンの指
針軸が挿通する貫通孔および表示パネルの上基板のみが
挿入する基板収納孔が形成され、かつこの基板収納孔の
周囲における下面に表示パネルの接続端子と電気的に接
続される接続端子が設けられた回路基板と、この回路基
板の上側に配置されてハウジングに固定され、指針軸が
挿通する貫通孔および表示パネルに対応する表示孔が形
成され、ハウジングに対して回路基板を挾持する文字板
とを具備したものである。
【0005】
【作用】この発明によれば、ハウジングの上側に配置さ
れる表示パネルの下基板を上基板よりも大きく形成する
ことにより、下基板に上基板から側方へ突出する鍔部を
形成し、この鍔部の上面をハウジングの上面に配置され
た回路基板の基板収納孔の周囲における下面に当接させ
ると、鍔部の上面に設けられた接続端子と回路基板の基
板収納孔の周囲における下面の接続端子とが直接接触し
て電気的に接続されるとともに、表示パネルの上基板が
回路基板の基板収納孔内に収納されることになり、これ
により表示パネルの上基板が回路基板の上に配置された
文字板の下面に接近し、文字板の上方から表示パネルの
上基板と下基板の間の表示部分までの深さが文字板の厚
さと上基板の厚さのみの和となり、従来のものよりも表
示部分を文字板に近づけることができる。
【0006】
【実施例】以下、図1および図2を参照して、この発明
の一実施例を説明する。図1および図2はこの発明のモ
ジュール構造を示す。これの図において、20は合成樹
脂製のハウジングである。このハウジング20には、図
2に示すように、アナログ収納部21とデジタル収納部
22が設けられている。アナログ収納部20はハウジン
グ20の上下に貫通した孔であり、その内部には指針軸
23を有するアナログムーブメント24がビス25によ
り取り付けられている。デジタル収納部22はハウジン
グ1の上面側に設けられた凹部であり、その底部両側に
は一対の弾性支持部26が設けられている。一対の弾性
支持部26は、デジタル収納部22の底部中に形成され
た空洞部26aと、この空洞部26aに対応して上方に
突出した支持突起26bとからなっている。そして、こ
のデジタル収納部22には、液晶表示パネル27が一対
の弾性支持部26によって支持された状態で配置されて
いる。すなわち、液晶表示パネル27は、上基板27a
および下基板27bを有し、下基板27bが上基板27
aよりも大きく形成され、これにより下基板27bに上
基板27aから側方へ突出した鍔部27cが形成され、
この鍔部27cの上面にパネル側接続端子27dが設け
られた構造になっており、鍔部27cの下面が弾性支持
部26の支持突起26bで弾力的に支持されることによ
り、上基板27aがハウジング20の上面より上方に突
出した状態でデジタル収納部22に配置されている。
【0007】一方、ハウジング20の上面には、回路基
板28が配置されている。回路基板28は、時計機能に
必要な各種の電子部品を搭載したのものであり、アナロ
グムーブメント24の指針軸23が挿通する貫通孔28
aおよび液晶表示パネル27の上基板27aのみが挿入
する基板収納孔28bが形成されている。この場合、基
板収納孔28bの周囲における回路基板28の下面に
は、液晶表示パネル27の鍔部27cの上面に設けられ
たパネル側接続端子27dと電気的に接続される基板側
接続端子28cが設けられている。また、回路基板28
の上面には、文字板29が配置されている。文字板29
は、下面に設けられた位置決めピン29aがハウジング
20に設けられた位置決め孔20aに挿入されることに
より位置決めされるとともに、周縁部に設けられたフッ
ク部29bがハウジング20の外側壁に設けられた係止
突起20bに係止されることによりハウジング20に取
り付けられ、これにより回路基板28をハウジング20
の上面に挾持するようになっている。この場合、文字板
29には、図1および図2に示すように、指針軸23が
挿通して上方に突出する貫通孔29cおよび液晶表示パ
ネル27の上基板27aに対応する表示孔29dが設け
られている。
【0008】このようなモジュール構造では、ハウジン
グ20のデジタル収納部22に収納された液晶表示パネ
ル27の下基板27bを上基板27aよりも大きく形成
することにより、下基板27bに上基板27aから側方
へ突出した鍔部27cを形成し、この鍔部27cの上面
を回路基板28の基板収納孔28bの周囲における下面
に当接させると、鍔部27cの下面のパネル側接続端子
27dと回路基板28の下面の基板側接続端子28cと
が直接接触して電気的に接続されるとともに、液晶表示
パネル27の上基板27aが回路基板28の基板収納孔
28b内に収納されることになる。このため、液晶表示
パネル27の上基板27aが回路基板28の上面に配置
された文字板29の下面に接近し、文字板29の上方か
ら液晶表示パネル27の上基板27aと下基板27bの
間の表示部分までの深さが、文字板29の厚さと上基板
27aの厚さのみの和となり、従来のものよりも表示部
分を文字板29に近づけることができ、液晶表示パネル
27に表示された情報が深く落ち込んで見えないように
することができる。
【0009】また、このモジュール構造では、ハウジン
グ20のデジタル収納部22の底部に一体に設けられた
弾性支持部26の支持突起26bが液晶表示パネル27
の鍔部27cを弾力的に押圧するとともに、この鍔部2
7cの上面に設けられたパネル側接続端子27dが回路
基板28の基板収納孔28bの周囲における下面に設け
られた基板側接続端子28cに直接接触して電気的に接
続されるので、従来のような別部品としてのインターコ
ネクタ7が不要となり、部品点数を削減できるととも
に、組立て作業の簡素化を図ることができる。
【0010】さらに、このモジュール構造では、文字板
29のフック部29bをハウジング20の外側壁に設け
られた係止突起20bに係止させて、文字板29をハウ
ジング20に取り付けることにより、この文字板29で
回路基板28をハウジング20の上面に挾持させること
ができるので、従来のような地板10が不要となり、こ
れによっても部品点数を削減でき、組立て作業の簡素化
を図ることができるとともに、地板10を用いない分だ
けモジュール全体の薄型化を図ることができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ハウジングの上側に配置される表示パネルの下基板
を上基板よりも大きく形成することにより、下基板に上
基板から側方へ突出する鍔部を形成し、この鍔部の上面
をハウジングの上面に配置された回路基板の基板収納孔
の周囲における下面に当接させることにより、鍔部の下
面に設けられた接続端子と回路基板の下面の接続端子と
が直接接触して電気的に接続されるとともに、表示パネ
ルの上基板が回路基板の基板収納孔内に収納されること
になり、これにより表示パネルの上基板が回路基板の上
に配置された文字板の下面に接近し、文字板の上方から
表示パネルの上基板と下基板の間の表示部分までの深さ
が文字板の厚さと上基板の厚さのみの和となり、従来の
ものよりも表示部分を文字板に近づけることができ、液
晶表示パネルに表示された情報が深く落ち込んで見えな
いようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のモジュール構造を示す外観斜視図。
【図2】図1の拡大断面図。
【図3】従来のモジュール構造を示す拡大断面図。
【符号の説明】 20 ハウジング 23 指針軸 24 アナログムーブメント 27 液晶表示パネル 27a 上基板 27b 下基板 27c 鍔部 27d パネル側接続端子 28 回路基板 28a 貫通孔 28b 基板収納孔 28c 基板側接続端子 29 文字板 29c 貫通孔 29d 表示孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製のハウジングと、 指針軸を有し、前記ハウジングに取り付けられたアナロ
    グムーブメンと、 上基板および下基板を有し、この下基板が前記上基板よ
    りも大きく形成されて前記下基板に前記上基板から側方
    へ突出した鍔部が設けられ、この鍔部の上面に接続端子
    が設けられ、前記ハウジングの上側に取り付けられた表
    示パネルと、 前記ハウジングの上面に取り付けられ、前記アナログム
    ーブメンの指針軸が挿通する貫通孔および前記表示パネ
    ルの前記上基板のみが挿入する基板収納孔が形成され、
    かつこの基板収納孔の周囲における下面に前記表示パネ
    ルの接続端子と電気的に接続される接続端子が設けられ
    た回路基板と、 前記回路基板の上側に配置されて前記ハウジングに固定
    され、前記指針軸が挿通する貫通孔および前記表示パネ
    ルに対応する表示孔が形成され、前記ハウジングに対し
    て前記回路基板を挾持する文字板と、 を具備してなる表示パネルを備えた指針式時計のモジュ
    ール構造。
JP35246392A 1992-12-11 1992-12-11 表示パネルを備えた指針式時計のモジュール構造 Pending JPH06180377A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1752840A2 (en) 2005-08-10 2007-02-14 Seiko Epson Corporation Decorative member for a display panel
JP2008225504A (ja) * 1996-01-23 2008-09-25 Swatch Group Manag Services Ag Swatch Group Manag Services Sa Swatch Group Manag:The 表示装置及び時計

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008225504A (ja) * 1996-01-23 2008-09-25 Swatch Group Manag Services Ag Swatch Group Manag Services Sa Swatch Group Manag:The 表示装置及び時計
EP1752840A2 (en) 2005-08-10 2007-02-14 Seiko Epson Corporation Decorative member for a display panel

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