JPH06180194A - 多管式熱交換器 - Google Patents

多管式熱交換器

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JPH06180194A
JPH06180194A JP33156492A JP33156492A JPH06180194A JP H06180194 A JPH06180194 A JP H06180194A JP 33156492 A JP33156492 A JP 33156492A JP 33156492 A JP33156492 A JP 33156492A JP H06180194 A JPH06180194 A JP H06180194A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】熱交換の性能が十分に発揮できると共に、組付
効率を向上させる多管式熱交換器の構造を提供する。 【構成】筒体をなす胴体1の両側に管板3a、3bを設
け、両管板3a、3b間に伝熱管部2とバッフル板部1
0とを一体化した伝熱管群11〜16を前記筒体1内に
所定の間隔をもって筒体1の法線方向に沿って平行に配
設し、前記伝熱管群11〜16の端部に被冷却媒体を通
過させる連通口をなす長穴部17を設け、被冷却流体が
前記伝熱管群11〜16に沿って胴体1内を蛇行状に流
通させている。またこの時の連通口は、伝熱管部2を通
過する冷却媒体と伝熱管部外を通過する被冷却媒体と
が、略対向流となるように設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多管式熱交換器の好適
な構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の熱交換器の一例として、実公昭
56─32769号公報に開示された2重管式構造のも
のが知られている。
【0003】この熱交換器を、図7に示す。101a、
101bは多数の外管102の両側端部を溶接もしくは
拡管法などで固着した左右の管板である。103はU字
状伝熱管であり、各U字状伝熱管103の開放端部はU
字ペント104により連結されている。また、管板10
1a、101bの両端部外側面に周壁をもつサイドカバ
ー105a、105bによりU字状伝熱管103の湾曲
部およびU字ペント104を覆っている。そして、サイ
ドカバー105a、105bの内面に一体成形された仕
切り板106を、パッキン107を介して左右管板10
1a、101bに当接させることにより、U字状伝熱管
103の湾曲部およびU字ペント104を1つずつ仕切
り、蛇行状の2重管構造にしている。外管入口108は
サイドカバー105a、105bの一端に、外管出口1
09はその他端にそれぞれ形成されている。
【0004】サイドカバー105a、105bの一端で
貫通するU字状伝熱管103を外方に延長させて内管入
口110を形成し、その他端で貫通するU字状伝熱管1
03を外方に延長させて内管出口111を形成してい
る。
【0005】冷却媒体は内管入口110から流入されて
複数個のU字状伝熱管103、U字ペント104を経
て、内管出口111に至る。一方被冷却媒体は、外管入
口108から流入されて複数個のU字状伝熱管103の
外周壁面を介して、冷却媒体との熱交換を行いながら外
管出口109に達する。
【0006】また、この種の熱交換器として、実開昭6
0─55895号公報に開示されたシェルアンドチュー
ブ式のものも知られている。この従来の熱交換器を、図
8(イ)、(ロ)に示す。112は円筒状の胴体、11
3は伝熱管、114は円形板状部材のバッフル板で、一
部を切り欠いて形成された欠円部115と伝熱管113
の径よりも所定量の大径の穴部116が設けられてい
る。117は管板で伝熱管113の端部を挿入して固着
する穴部118が設けられている。
【0007】そして、胴体112内に軸方向に沿って複
数個のバッフル板114が欠円部115を周方向に所定
角度ずらして配設されると共に、図示しない間隔部材で
所定間隔で平行に保持されている。伝熱管113は両端
を管板117で固定されると共にバッフル板114の穴
部116に挿入保持され、夫々のバッフル板114の欠
円部115を流路として図示矢印119の如く蛇行して
流れる被冷却媒体と伝熱管113内を流れる冷却媒体が
熱交換を行うことになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公昭
56─32769号公報に開示された熱交換器において
は、2重管構造であることとU字管を有することから、
同一性能で使用されるシェルアンドチューブ式に比較し
て、熱交換器の体積および重量が増大すると共に、部品
点数の増加に伴うコスト高となる。また、U字状伝熱管
103内およびU字ペント104内を流す流体に、海水
等の異物を含む冷却媒体を使用した場合、異物に対する
メンテナンスが必要となり、この構造での異物を含む流
体の使用は不可能となり、使用される環境によって制限
されることになる。さらにU字ペント103等を使用し
ているため、組付工程に時間を要し組付効率が悪いとい
った問題点がある。
【0009】また、実開昭60─55895号公報に開
示された熱交換器においては、シェルアンドチューブ式
を用いることにより、外管等の部品点数を減少させ小型
化、軽量化、原価低減を図ると共に、U字管を用いない
構造により、異物に対するメンテナンスを要する流体の
使用が可能となっている。しかしながら本構成において
は、夫々のバッフル板と管板が有する多数の穴に伝熱管
を通し固着させる作業が必要となり、依然組付効率の向
上は達成されない。
【0010】また従来より、熱交換器は伝熱管内の冷却
媒体と伝熱管外の被冷却媒体は対向流とすることが熱交
換の性能上有利であることは一般的に知られている。実
公昭56─32769号公報に開示された熱交換器にお
いては、対向流とすることにより熱交換の性能を発揮さ
せているが、実開昭60─55895号公報に開示され
た熱交換器においては伝熱管に対し直交流が主流とな
り、熱交換の性能が十分に発揮されていない。
【0011】そこで本発明は、熱交換性能を十分に発揮
できると共に、組付効率を向上させる低コストな熱交換
器の構造を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、筒体の両側端部に設けられた
管板間に冷却媒体が流通する複数本の伝熱管を配設し、
この伝熱管を介して前記冷却媒体により冷却される被冷
却媒体が前記筒体内を流通する多管式熱交換器におい
て、前記筒体内を筒体の軸方向に平行に仕切るバッフル
板と複数の前記伝熱管とを一体化した伝熱管群を前記筒
体内に所定の間隔をもって平行に複数列配設し、前記伝
熱管群のバッフル板の端部に前記被冷却媒体を通過させ
る連通口を設け、前記被冷却媒体が前記伝熱管群の伝熱
管に沿って前記筒体内を蛇行状に流通することを特徴と
する多管式熱交換器を提供する。
【0013】
【作用】本発明によれば、伝熱管とこの伝熱管の軸方向
に平行なバッフル板とを一体化し、この伝熱管群を複数
列平行に配設することにより、伝熱管とバッフル板の組
付工程を簡略化し組付効率の向上を図ると共に、伝熱管
内を流れる冷却媒体と伝熱管外を流れる被冷却媒体との
熱交換が極めて効率的に行われる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の多管式熱交換器を、図に示す
一実施例に基づき説明する。 〔第1実施例〕図1乃至図2、図3は本発明の第1実施
例を示すもので、図1は熱交換器の断面構成図、図2は
図1の断面A─A矢視図、図3は図1の断面B−B矢視
図を示したものである。
【0015】熱交換器は図1および図2に示すように、
筒体をなす胴体1と、冷却媒体通路と被冷却媒体通路を
分離する管板3a、3bと、管板3a、3bとの間に冷
媒室を形成するサイドカバー4a、4bと、この冷媒室
を分割させる仕切り板5a、5bおよび冷却媒体の通路
となる複数の伝熱管部2とからなる。
【0016】胴体1は中空の円筒形状を有し、この胴体
1における上部の一側端部に被冷却媒体流入口6が備え
られ、さらに胴体1における下部の他側端部には被冷却
媒体流出口7が設けられている。管板3a、3bは伝熱
管部2の端部が貫挿されうる複数の穴部を有する円板状
部材である。そして、サイドカバー4aには冷却媒体流
出口8が設けられ、サイドカバー4bには冷却媒体流入
口9が設けられている。またこのサイドカバー4a、4
bの内面に一体成形された仕切り板5a、5bは、この
仕切り板5a、5bを左右管板3a、3bに、図示しな
いパッキン等のシール部材を介して当接させることによ
り冷媒の流路を規定している。
【0017】また本実施例においては、図2および図3
に示すように、断面真円形状の複数本の伝熱管部2と、
板状部材のバッフル板部10は交互に配列されるよう
に、押し出し成形等により、略板状の伝熱管群として一
体成形されている。この伝熱管群は、胴体1内に所定の
間隔をもって、胴体1の法線方向に複数配列されてい
る。そして、第1伝熱管群11、第3伝熱管群13、第
5伝熱管群15、第6伝熱管群16におけるバッフル板
部10の両端部には、被冷却媒体を通過させる長穴部1
7を有し、第2伝熱管群12は第1冷媒室18側のバッ
フル板部10端部にのみ被冷却媒体を通過させる長孔部
17を有し、第4伝熱管群14は第4冷媒室21側のバ
ッフル板部10端部にのみ被冷却媒体を通過させる長穴
部17を有している。
【0018】次に本実施例の熱交換器を組立て順序によ
り説明すると、各伝熱管群11〜16の伝熱管部2の突
出端部を、管板3a、3bに穿設された穴部に嵌挿す
る。そして各伝熱管群11〜16と管板3a、3bはロ
ウ付け等により固着される。次に胴体1とサイドカバー
4aとOリング29を係合し、この中に組付けられた伝
熱管群11〜16と管板3a、3bを挿入する。この時
管板3aは、Oリング29の押付け力により気密および
保持されることになる。そして最後に第1冷媒室18お
よび第3冷媒室20のサイドカバー4bが、ボルト締め
またはロウ付け等により取り付けられる。
【0019】尚、サイドカバー4a、4bの係合手段は
これに限られるものではなく、例えば、胴体1の両側部
においてOリング29により、サイドカバー4a、4b
と管板3a、3bを係合する構成としてもよい。
【0020】従って本実施例によれば、実開昭60─5
5895号公報に開示された従来技術のように、バッフ
ル板に対して伝熱管を一本ずつ貫挿する必要はなく、伝
熱管とバッフル板を一体成形にすることにより、複数枚
のバッフル板に伝熱管を貫挿する作業が割愛でき組付効
率の向上が達成できる。
【0021】次に、冷却媒体と被冷却媒体の流れについ
て、図1の矢印乃至図2を用いて説明する。図1の矢印
において実線は被冷却媒体の流れを、また破線は冷却媒
体の流れを示すものである。
【0022】まず冷却媒体は、冷却媒体流入口9を介し
て第1冷媒室18へ導入される。この第1冷媒室18へ
流入した冷却媒体は、仕切り板5bと管板3bにより流
路を規定され、第1伝熱管群11および第2伝熱管群1
2の伝熱管部2の中を通過し、第2冷媒室19へと流入
する。この第2冷媒室19へ流入した冷却媒体は、仕切
り板5aと管板3aにより流路を規定され、第3伝熱管
群13および第4伝熱管群14を介して第3冷媒室20
へ流入する。その後冷却媒体は第5伝熱管群15および
第6伝熱管群16を介して第4冷媒室21へ流入し、冷
却媒体流出口8へ導かれる。
【0023】一方被冷却媒体流入口6へ流入した被冷却
媒体は、第1通路22を流れる媒体と、第1伝熱管群1
1の第2冷媒室19側端部に穿設された長穴部17を介
して第2通路23を流れる媒体とに分流される。第1通
路22を流れる被冷却媒体は、第1伝熱管群11の外表
面と接触しながら第1冷媒室18側へ向かう流れを形成
する。第2通路23を流れる被冷却媒体も前記第1通路
22を流れる被冷却媒体と同様に、第1冷媒室18側へ
向かう流れを形成する。さらに第1伝熱管群11の第1
冷媒室18側端部に穿設された長穴部17を介して、第
1通路22を流れる媒体は、第2通路23を流れる媒体
と合流して、その後第2伝熱管群12の第1冷媒室18
側端部に穿設された長穴部17を介して第3通路24へ
流入することになる。
【0024】そして、第3通路24へ流入した被冷却媒
体は第3通路24を流れる媒体と、第3伝熱管群13の
第3冷媒室20側端部に穿設された長穴部17を介して
第4通路25を流れる媒体に分流される。第3通路24
を流れる被冷却媒体は第2冷媒室19側へ向かう流れを
形成する。また第4通路25を流れる被冷却媒体も前記
第3通路24を流れる被冷却媒体と同様に第2冷媒室1
9側へ向かう流れを形成する。さらに第3伝熱管群13
の第2冷媒室19側端部に穿設された長穴部17を介し
て、第3通路24を流れる媒体は第4通路25を流れる
媒体と合流して、その後第4伝熱管群14の第2冷媒室
19側端部に穿設された長孔部17を介して第5通路2
6へ流入することになる。
【0025】さらに、第5通路26に流入した被冷却媒
体は、第5通路26を流れる媒体と、第5伝熱管群15
の第4冷媒室21側端部に穿設された長孔部17を介し
て第6通路27を流れる媒体と、第6伝熱管群16の第
4冷媒室21側端部に穿設された長孔部17を介して第
7通路28を流れる媒体とに分流される。第5通路2
6、第6通路27、第7通路28を流れる被冷却媒体は
共に、第3冷媒室20側へ向かう流れを形成する。さら
に第5伝熱管群15の第3冷媒室20側端部に穿設され
た長穴部17および第6伝熱管群16の第3冷媒室20
側端部に穿設された長穴部17を介して、第5通路26
および第6通路27を流れる媒体は第7通路28を流れ
る媒体と合流して、その後被冷却媒体流出口7へと導か
れることになる。
【0026】つまり被冷却媒体は、各伝熱管群11〜1
6の外周壁面上と接触しながら流通することにより、冷
却媒体との熱交換が行われることになる。またこの時、
冷却媒体と被冷却媒体の流れは、熱交換において最も有
利な対向流が支配的になるため、熱交換の性能向上を図
ることができる。
【0027】〔第2実施例〕次に、図4は本発明の第2
実施例に係わる、熱交換器の断面構成図を示したもので
ある。
【0028】第2実施例においても上述した第1実施例
と同様に、胴体1と、冷却媒体通路と被冷却媒体通路を
分離する管板3a、3bと、管板3a、3bとの間に冷
媒室を形成するサイドカバー4a、4bと、この冷媒室
を分割させる仕切り板5a、5bおよび冷却媒体の通路
となる複数の伝熱管部2とからなる。
【0029】しかしながら本実施例においては、全ての
伝熱管群11〜16における、バッフル板部10の両端
部に、被冷却媒体を通過させる長穴部17を有してい
る。さらに第3通路と、第5通路において、各通路を胴
体1の軸方向に沿って2分するように隔壁30が設けら
れている。
【0030】第1実施例によれば、冷却媒体と被冷却媒
体の流れは、熱交換において最も有利な対向流が支配的
になるが、第2伝熱管群12を流れる冷却媒体と第3通
路24を流れる被冷却媒体は対向流を形成していない。
同様に第4伝熱管群14を流れる冷却媒体と第5通路2
6を流れる被冷却媒体も対向流を形成していない。
【0031】しかしながら、本第2実施例によれば、破
線に示す冷却媒体の流れと、実線に示す被冷却媒体の流
れは全て対向流となり、熱交換の向上をさらに図ること
ができる。
【0032】尚、伝熱管群11〜16の形状のバリエー
ションについては、例えば押し出し成形の場合、図5
(イ)に示すように、伝熱管部2の断面形状が半円形状
の場合においても同様な効果が得られる。
【0033】また同様に、押し出し成形において、伝熱
管部2の外周に図5(ロ)に示すような放熱フィン31
を突出させることにより、さらに熱交換性能が向上され
る。そしてプレス加工の場合は、図5(ハ)に示すよう
に、上部と下部をプレス加工により形成し、この接合に
より伝熱管群11〜16を得ることができる。このと
き、プレス加工の工程で長孔部17も同時に穿設するこ
とが可能である。
【0034】また伝熱管2とバッフル板10を別体で成
形し、図5(ニ)に示すように、これらを固着させるこ
とで伝熱管群11〜16を形成することもできる。さら
に各伝熱管群において、長穴部17の代わりに、図6に
示すようにパイプ32を用いることでも可能である。つ
まり、上述した伝熱管群11〜16の全長よりも若干短
めの伝熱管群を一体成形し、この伝熱管群の伝熱管部2
にパイプを固着することにより、各パイプ32の間隔に
より長穴部17の役目を果たすことができる。この時、
長穴部の大きさはパイプ32の長さの調節により行うこ
とができる。
【0035】また、冷却媒体と被冷却媒体の流通経路を
逆にしても、即ち伝熱管部2内を被冷却媒体が流れ、伝
熱管部2外を冷却媒体が流れるようにしても、同様な作
用効果が得られる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、伝熱管とこの伝熱管の
軸方向に延びるバッフル板とを一体化し、この伝熱管群
を複数列平行に配設することにより、組付工程のを簡略
化し組付効率の向上を達成できると共に、冷却媒体の流
れと被冷却媒体の流れが平行流となり、熱交換性能の向
上が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す熱交換器の断面構成
【図2】図1の断面A−A矢視図
【図3】図1の断面B−B矢視図
【図4】本発明の第2実施例を示す熱交換器の断面構成
【図5】(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)は伝熱管群の
形状のバリエーションを示す側面図
【図6】伝熱管群における長穴部の他の例を示す上面図
【図7】従来の2重管式熱交換器を示す断面構成図
【図8】従来のシェルアンドチューブ式熱交換器を示す
断面構成図
【符号の説明】
1・・・筒体をなす胴体 2・・・伝熱管部 3a、3b・・・管板 10・・・バッフル板部 11〜16・・・伝熱管群 17・・・連通口をなす長穴部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体の両側端部に設けられた管板間に冷
    却媒体が流通する複数本の伝熱管を配設し、この伝熱管
    を介して前記冷却媒体により冷却される被冷却媒体が前
    記筒体内を流通する多管式熱交換器において、 前記筒体内を筒体の軸方向に平行に仕切るバッフル板と
    複数の前記伝熱管とを一体化した伝熱管群を前記筒体内
    に所定の間隔をもって平行に複数列配設し、前記伝熱管
    群のバッフル板の端部に前記被冷却媒体を通過させる連
    通口を設け、前記被冷却媒体が前記伝熱管群の伝熱管に
    沿って前記筒体内を蛇行状に流通することを特徴とする
    多管式熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記伝熱管群のバッフル板の端部に、伝
    熱管内を通過する前記冷却媒体と前記伝熱管外を通過す
    る前記被冷却媒体とが、互いに対向する方向に流れるよ
    うに前記連通口を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の多管式熱交換器。
  3. 【請求項3】 筒体の両側端部に設けられた管板間に被
    冷却媒体が流通する複数本の伝熱管を配設し、この伝熱
    管を介して前記被冷却媒体と熱交換する冷却媒体が前記
    筒体内を流通する多管式熱交換器において、 前記筒体内を筒体の軸方向に平行に仕切るバッフル板と
    複数の前記伝熱管とを一体化した伝熱管群を前記筒体内
    に所定の間隔をもって平行に複数列配設し、前記伝熱管
    群のバッフル板の端部に前記冷却媒体を通過させる連通
    口を設け、前記冷却媒体が前記伝熱管群の伝熱管に沿っ
    て前記筒体内を舵行状に流通することを特徴とする多管
    式熱交換器。
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