JPH06179641A - オキサゾリジノン形成による光学活性4−アミノ−1,3−ペンタンジオールの単離法 - Google Patents

オキサゾリジノン形成による光学活性4−アミノ−1,3−ペンタンジオールの単離法

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JPH06179641A
JPH06179641A JP35289892A JP35289892A JPH06179641A JP H06179641 A JPH06179641 A JP H06179641A JP 35289892 A JP35289892 A JP 35289892A JP 35289892 A JP35289892 A JP 35289892A JP H06179641 A JPH06179641 A JP H06179641A
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reaction
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Hisao Sato
久夫 佐藤
Taichi Koshigoe
太一 腰越
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】4−アミノ−1,3−ペンタンジオールのジア
ステレオマー混合体から(2S,3S,5S)型の光学
活性体のみ高純度で収率良く得る。 【構成】 【化1】 4−アミノ−1,3−ペンタンジオールを化学的変換に
より式(2)に示される化合物へと導き、(2S,3
S,5S)体を結晶として取り出し、次いで脱保護を行
なうことにより(2S,3S,5S)型の光学活性体を
得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明における光学活性4−アミ
ノ−1,3−ペンタンジオールは、降圧剤レニンインヒ
ビターの中間体として利用されている。
【0002】
【従来の技術】4−アミノ−1,3−ペンタンジオール
の製法としては、特開平3−204860などが知られ
ている。そして、合成の過程で生成する立体異性体の分
離方法については、特開平3−204860では、シリ
カゲルカラムクロマトグラフィーを用いて立体配置の特
定されていない2種の異性体に分離しているにすぎず、
(2S,4S,5S)体の分離には触れられていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】異性体分離をクロマト
グラフィーで行なう方法は、操作性、経済性の面から考
えて、大規模化は困難であり経済的な方法とは言い難
い。そこで、経済性、操作性の面から考えて、効率的で
工業化可能な単離方法が必要とされていた。
【0004】これらの問題点について検討を行なったと
ころ、良好な結果が得られたので、以下に示す。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記した
ような課題を解決すべく、鋭意研究を重ねた結果、本発
明に至った。即ち本発明は、(1S,3S,4S)体を
主成分とする式(1)
【0006】
【化4】
【0007】(式中、R1は、炭素数3〜6の炭化水素
基、R2は、水素またはベンジルオキシカルボニル(以
下Zと略す)、R3は、炭素数1〜6のアルキル基を示
す。*1の立体配置は、S配置、*2、*3は、Sまた
はR配置を示す。)で表わされる4−アミノ−1,3−
ペンタンジオールのジアステレオマー混合物を縮合環化
反応により式(2)
【0008】
【化5】
【0009】(式中、R1は、炭素数3〜6の炭化水素
基、R3は、炭素数1〜6のアルキル基を示す。*1の
立体配置は、S配置、*2、*3は、SまたはR配置を
示す。)で表わされる5−(2−ヒドロキシエチル)−
4−メチル−1,3−オキサゾリジン−2−オンへと導
き、次いで(2S,4S,5S)体を結晶として取出
し、さらに脱保護することにより得られる式(3)
【0010】
【化6】
【0011】(式中、R1は、炭素数3〜6の炭化水素
基、R3は、炭素数1〜6のアルキル基を示す。*1、
*2、*3の立体配置は、S配置を示す。)で表わされ
る光学活性4−アミノ−1,3−ペンタンジオールの単
離法に関する。
【0012】上記式(1)、(2)、(3)におけるR
1の炭素数3〜6の炭化水素基としては、鎖状又は環状
いずれのものでもよく、鎖状のものとしてはイソプロピ
ル基などのアルキル基があげられ、環状のものとしては
通常炭素数6のフェニル基またはシクロヘキシル基など
があげられる。R3の炭素数1〜6のアルキル基は直鎖
状又は分枝状いずれでもよく、好ましくはメチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基等の炭素数1〜4のアル
キル基があげられる。
【0013】本発明における式(1)の化合物から式
(2)の化合物への縮合環化反応としては、たとえばR
2がZの場合、塩基性条件による方法が、R2が水素の
場合、炭酸ジエチルまたは炭酸ジフェニルによる方法、
ホスゲンによる方法、カルボニルジイミダゾールによる
方法、さらに反応過程においてZ化を経由する方法など
があげられる。
【0014】R2がZの場合には、塩基性条件による方
法が最も一般的で、溶媒に式(1)の化合物を溶解し、
塩基を加えて縮合環化反応を行なう。用いる溶媒として
は、反応に悪影響を及ぼさないものであれば、制限はな
く、通常極性溶媒が使用され、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノール等の炭素数1〜4のアル
コールが好ましい。添加する塩基としては、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、などの水酸
化アルカリ、アンモニアなどの塩基性無機化合物や有機
アミン類例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、
などのトリ低級アルキルアミン、ピリジン、ピロリジン
などの5〜6員環の環状有機アミン類があげられるが、
好ましくは、反応速度が速く、抽出操作により分離容易
な強塩基性の水酸化アルカリがよい。塩基類は通常水溶
液として添加される。添加量としては、1〜10当量程
度であるが、好ましくは、1〜5当量がよい。反応温度
は、用いる塩基によって異なるが、通常0〜60度、好
ましくは、温度調節を必要としない室温で行なうのがよ
い。反応時間は条件により異なり一概にはいえないが、
1〜100時間程度、好ましくは5〜50時間程度であ
る。反応終了後は、通常溶媒を留去した後、抽出、洗
浄、乾燥抽出溶媒の除去の操作を行なうことにより式
(2)の化合物を得る。
【0015】一方、R2が水素の場合、ホスゲンによる
方法では、ホスゲンは、気体状または溶液状いずれで用
いてもよいが、通常塩基を加えた水または水性溶媒とト
ルエンなどのホスゲンを溶解する有機溶媒との混合溶媒
に、ホスゲンを溶解させたトルエンなどの有機溶媒溶液
を滴下して行なう。また、添加する塩基としては、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムなどの
水酸化アルカリ金属やピリジン、トリエチルアミンなど
の強塩基性アミン類があげられ、使用量としては、5〜
20当量程度であるが、好ましくは、10当量程度がよ
い。ホスゲンは、通常、トルエンなどの有機溶媒に吸収
させて滴下する。使用量は、1〜5当量であるが、好ま
しくは、2〜3当量がよい。反応温度は,−5〜10
度、好ましくは、0〜5度程度がよい。反応終了後は、
抽出、洗浄、乾燥した後、抽出溶媒の除去をすることに
より、式(2)の化合物を得る。
【0016】また、炭酸ジエチルまたは炭酸ジフェニル
による方法では、例えば溶媒にトルエンやジメチルホル
ムアミドなどを用い、炭酸ジエチルまたは炭酸ジフェニ
ルと、触媒としてアルカリ金属アルコキシドを加えて反
応を行なう。アルカリ金属アルコキシドとしては、アル
カリ金属低級アルコキシド及びフェノキシドなどがあげ
られ、フェノキシドのフェニル基は反応に関与しない置
換基を有してもよい。通常、好ましいものとしてはナト
リウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、ナトリウム
フェノキシドなどのナトリウムアルコキシドが使用され
る。炭酸ジエチルまたは炭酸ジフェニルの添加量として
は、1〜20当量程度であるが、好ましくは、1.1〜
10当量程度がよい。また、触媒として用いるアルカリ
金属アルコキシドの添加量は、特に限定はしないが、通
常10〜20モル%程度である。反応温度は、室温〜溶
媒還流温度であるが、好ましくは、反応の促進される溶
媒還流温度がよい。反応終了後は、氷冷水を加え、抽
出、洗浄、乾燥した後、抽出溶媒の除去をすることによ
り、式(2)の化合物を得る。
【0017】カルボニルジイミダゾールによる方法で
は、例えば溶媒としてテトラヒドロフランを用い、カル
ボニルジイミダゾールをテトラヒドロフラン溶液で滴下
する。添加量は、1〜10当量程度であるが、好ましく
は、1.5〜5当量程度がよい。反応温度は、0度〜溶
媒還流温度であるが、好ましくは温度調節を必要としな
い室温で反応するのがよい。反応終了後は、氷冷水を加
え、抽出、洗浄、乾燥した後、抽出溶媒を除去すること
により、式(2)の化合物を得る。
【0018】反応過程においてZ化を経由する方法で
は、有機溶媒、例えばクロロホルムやメチレンクロライ
ドなどのハロゲン化炭化水素溶媒に、クロロ炭酸ベンジ
ルと塩基を加えて行なう。クロロ炭酸ベンジルの添加量
としては、1〜10当量程度で、好ましくは、1.1〜
2当量程度がよい。添加する塩基としては、溶媒に溶解
しやすいピリジンやトリエチルアミンやジイソプロピル
エチルアミンなどの有機アミン類がよく、添加量として
は、1〜10当量で、好ましくは、2〜5当量程度がよ
い。反応温度は、0度〜溶媒還流温度であるが、好まし
くは温度調節を必要としない室温で反応するのがよい。
反応終了後は、氷冷水を加え、抽出、洗浄、乾燥した
後、抽出溶媒を除去することにより、式(2)の化合物
を得る。
【0019】得られた式(2)の化合物から(2S,4
S,5S)体を結晶として取り出す方法としては、通常
の結晶の取り出しの方法がいずれも使用できるが、好ま
しくは(1)反応液から溶媒を除去し、得られた反応物
に、(2S,4S,5S)体の溶解度が低く、かつ反応
物中の油状残差の溶解度の高いジイソプロピルエーテル
などのエーテル系溶媒で、油状残差を溶解除去し、残る
(2S,4S,5S)体を洗浄して精製(2S,4S,
5S)体を得る方法、又は(2)反応液から溶媒を除去
して得られた反応物を、溶媒に溶解し、優先的に(2
S,4S,5S)体を晶析させる方法、例えば溶液を徐
冷して選択的に晶析させるか又は溶液中に(2S,4
S,5S)体の不溶性溶媒を加えて晶析させる方法など
があげられる。
【0020】優先的に晶析させる方法の場合、前記反応
物を溶解する溶媒としては、通常極性溶媒が使用され、
例えば酢酸エチル、酢酸イソプロピルなどの酢酸エステ
ル類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テ
トラヒドロフランなどのエーテル類(好ましくは炭素の
合計が2〜6の鎖状又は環状エーテル類)、クロロホル
ム、メチレンクロライドなどのハロゲン化低級アルキル
(C1〜C5)類、ベンゼン、トルエン、キシレンなど
のベンゼン系溶媒を含む芳香族炭化水素類があげられ
る。使用量は、溶解可能ならば、少ない程良く、沸点以
下で加温して、極力少なくする。晶出させる溶媒として
は、ペンタン、ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水
素溶媒、または、石油エーテルなどの溶解能の低い溶媒
を用い、使用量としては、溶解した溶媒量に対して2〜
50倍量、好ましくは、5〜20倍量用いるのがよい。
晶出した結晶を濾過し、乾燥することにより式(2)の
化合物の(2S,4S,5S)体を得ることができる。
【0021】得られた式(2)の化合物の(2S,4
S,5S)体を脱保護により開環し、式(3)へ変換す
る方法は、酸、塩基のいずれを用いても行なうことがで
きる。
【0022】酸で行なう場合、酸としては、強酸類例え
ば塩酸、硫酸、酢酸、臭化水素酸、トリフルオロ酢酸、
メタンスルフォン酸、トリフルオロメタンスルフォン酸
などのハロゲン酸、スルホン酸類、C1〜C3の脂肪酸
又はハロゲン脂肪酸があげられる。使用量としては、用
いる酸によって異なるため、特に限定はしないが、通常
0.5〜10当量程度である。用いる溶媒は、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノールなどの炭素
数1〜4のアルコールと、水との混合溶媒が好ましい。
反応温度は、用いる酸によって異なるため特に限定はし
ないが、通常0度〜溶媒還流温度であり、好ましくは、
反応速度の速い溶媒還流温度で行なうのがよい。反応終
了後は、溶媒を留去した後、塩基性にPHを調整し、抽
出、洗浄、乾燥の操作を行ない、抽出溶媒を除去するこ
とによって、絶対配置が(1S,3S,4S)の式
(3)の化合物を得ることができる。
【0023】また塩基で行なう場合、塩基としては、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムなど
の水酸化アルカリ金属を用いて行ない、使用量として
は、1〜20当量であるが、好ましくは、2〜10当量
用いるのがよい。用いる溶媒は、酸で行なう場合と同様
である。反応温度は、通常20度〜溶媒還流温度である
が、好ましくは、反応速度の速い溶媒還流温度がよい。
反応終了後は、溶媒を留去した後、抽出、洗浄、乾燥の
操作を行ない、抽出溶媒を除去することによって、絶対
配置が(1S,3S,4S)の式(3)の化合物を得る
ことができる
【0024】なお、原料である式(1)の化合物は、特
開平3−204860や日本薬学会第111年会発表番
号30TB1−2などの方法によりL−フェニルアラニ
ンから合成することができる。
【0025】
【実施例1】 a)(2S,4S,5S)−4−シクロヘキシルメチル
−5−(3−メチル−2−オキソブチル)−1,3−オ
キサゾリジン−2−オン (2S,3S,5S)−2−(N−Z)アミノ−1−シ
クロヘキシル−6−メチル−3,5−ヘプタンジオール
を主成分(HPLC分析で50%程度含有)とするジア
ステレオマー混合物118.5gをメタノール1200
mlに溶解し、6Nの水酸化ナトリウム水溶液を130
ml加え、一昼夜、室温で撹拌する。反応液のメタノー
ルを減圧留去した後、塩化メチレンと水を加えて希釈
し、さらに塩化メチレンで抽出し、水、飽和食塩水で洗
浄する。それを無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、ろ
過、濃縮を行なうと、油状物質を含む黄色い粗結晶がえ
られる。これにジイソプロピルエーテルを加え懸濁し、
ろ過した後、さらにジイソプロピルエーテルで洗浄し、
乾燥すると、(2S,4S,5S)−4−シクロヘキシ
ルメチル−5−(3−メチル−2−オキソブチル)−
1,3−オキサゾリジン−2−オンが顆粒状の白色結晶
として26.6g得られる。
【0026】1H−NMR (CDCl3 ) δ(ppm)0.78〜1.90(m,22H) 3.58(q,1H,J=6.0Hz) 3.62〜3.78(m,1H) 4.39〜4.51(m,1H) 5.90(s,1H)
【0027】旋光度[α]20D =−112.31(c
1.036,MeOH)
【0028】融点 159.5〜160.5℃
【0029】b)(2S,3S,5S)−2−アミノ−
1−シクロヘキシル−6−メチル−3,5−ヘプタンジ
オール (2S,4S,5S)−4−シクロヘキシルメチル−5
−(3−メチル−2−オキソブチル)−1,3−オキサ
ゾリジン−2−オン15.0gをエタノール120ml
に溶解し、それに水60mlに水酸化ナトリウム8.9
1gを溶かした水溶液を加えて4.5時間還流する。反
応終了後、反応液のエタノールを減圧留去した後、クロ
ロホルムと水を加えて抽出し、水、飽和食塩水で洗浄す
る。それを無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、濾過、濃
縮を行なうと白色結晶が得られる。これをさらに再結晶
を行ない、11.9gの(2S,3S,5S)−2−ア
ミノ−1−シクロヘキシル−6−メチル−3,5−ヘプ
タンジオールを収率90%で得る。
【0030】1H−NMR (CDCl3 ) δ(ppm)0.74〜1.86(m,22H) 2.69〜2.82(m,1H) 3.46〜3.67(m,2H)
【0031】旋光度[α]20D =−53.86(c1.
008,MeOH)
【0032】融点 88.5〜89.5℃
【0033】
【発明の効果】本発明によると、特開平3−20486
0や日本薬学会第111年会発表番号30TB1−2の
方法により得られる4−アミノ−1,3−ペンタンジオ
ールのジアステレオマー混合体から必要な光学活性体の
みを、高純度で収率良く得ることができ、経済性、操作
性の面から考えて、工業的に極めて有用な精製法と言え
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1S,3S,4S)体を主成分とする式
    (1) 【化1】 (式中、R1は、炭素数3〜6の炭化水素基、R2は、
    水素またはベンジルオキシカルボニル、R3は、炭素数
    1〜6のアルキル基を示す。*1の立体配置は、S配
    置、*2、*3は、SまたはR配置を示す。)で表わさ
    れる4−アミノ−1,3−ペンタンジオールのジアステ
    レオマー混合物を縮合環化反応により式(2) 【化2】 (式中、R1は、炭素数3〜6の炭化水素基、R3は、
    炭素数1〜6のアルキル基を示す。*1の立体配置は、
    S配置、*2、*3は、SまたはR配置を示す。)で表
    わされる5−(2−ヒドロキシエチル)−4−メチル−
    1,3−オキサゾリジン−2−オンへと導き、次いで
    (2S,4S,5S)体を結晶として取り出し、さらに
    脱保護することを特徴とする式(3) 【化3】 (式中、R1は、炭素数3〜6の炭化水素基、R3は、
    炭素数1〜6のアルキル基を示す。*1、*2、*3の
    立体配置は、S配置を示す。)で表わされる4−アミノ
    −1,3−ペンタンジオールの単離法。
JP35289892A 1992-12-14 1992-12-14 オキサゾリジノン形成による光学活性4−アミノ−1,3−ペンタンジオールの単離法 Pending JPH06179641A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010099442A (ko) * 2001-09-28 2001-11-09 김시율 액체 포장용 합성수지 봉투
WO2002000601A1 (fr) * 2000-06-26 2002-01-03 Kaneka Corporation Procede servant a preparer des derives d'acide 3-amino-2-hydroxypropionique

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US7057066B2 (en) 2000-06-26 2006-06-06 Kaneka Corporation Process for producing 3-amino-2-hydroxypropionic acid derivatives
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