JPH061790Y2 - ケーブル接続部成形用押出機 - Google Patents

ケーブル接続部成形用押出機

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Publication number
JPH061790Y2
JPH061790Y2 JP1987073870U JP7387087U JPH061790Y2 JP H061790 Y2 JPH061790 Y2 JP H061790Y2 JP 1987073870 U JP1987073870 U JP 1987073870U JP 7387087 U JP7387087 U JP 7387087U JP H061790 Y2 JPH061790 Y2 JP H061790Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extruder
frame
screw
connecting portion
support
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987073870U
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English (en)
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JPS63182113U (ja
Inventor
珠三 霜村
茂 大和田
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えばCVケーブルの接続部を押出モールド
にて施工する際に用いられる押出機に関する。
[考案の背景] 近年154kv級以上のCVケーブル線路の直線接続部
には、ゴミ異物等の混入が防止でき、しかも高品質で安
定した性能が確保できるという利点を有する押出モール
ド方式が、接続部の補強絶縁体を成形する手段として主
流となりつつある。このようなCVケーブルの接続作業
が人孔あるいは洞道内の現場で行われるため、押出機は
それぞれの現場の状況により異なる押出モールド形接続
部の成型位置に合わせて移動固定する必要がある。そこ
で洞道内等の搬入及び運搬を容易とするため、押出機は
極力小型軽量とすることが作業能率を向上させるため重
要である。ところが押出機を小型軽量化するということ
は押出機の押し出し能力を低下させることになり、押し
出し作業に長時間を要するため好ましくなく小型軽量化
には限界があるため、押出機はその本体重量が数十kg〜
百kg程度のものが必要である。このため接続現場へ当該
押出機を運搬するのに労力を要するのは言うまでもな
く、現場において実際に押出モールドを行う際、押出機
の押出孔と押出成型用金型へ押出材料を注入するべく通
常前記金型に固定される管路との芯合せのため押出機の
設置位置を微調整する必要があるにもかかわらず、一度
押出機を設置してしまうとその重量から微調整が極めて
困難であった。なお上記管路は耐熱性及び機械的強度を
考慮してプラスチック製パイプやフレキシブル金属パイ
プを用いず、剛性の金属パイプを用いるのが通常であっ
て、管路を変形して押出孔と調芯するのは困難であるた
め、押出孔の設置位置を調整できる押出機の実現が待ち
望まれている。
[考案の構成] 本考案は上記の点に鑑みてなされたものであって、その
要旨とするところは、ケーブル63の接続部上に被嵌さ
れた金型62へ管路61を介してプラスチック材料を注
入する場合に使用される押出機であって、 プラスチック材料を軟化させて押し出す押出機本体1が
フレーム17上に載置され、該フレーム17はキャスタ
ー付支持体5により支持されており、前記フレーム17
とキャスター付支持体5との間には、 押出機本体1を上下に昇降させる昇降機構2と、回転移
動させる回転機構3と、上下に首振りさせる傾斜機構4
とを設けて、前記押出機本体1にある押出孔Hの前記管
路61への芯合せ調整を可能としてなり、 上記昇降機構2は、キャスター付支持体5に設けたネジ
部54に螺合される昇降ネジ22を、胴部24を介して
一体とされた昇降ハンドル21を回動させるネジ作用に
よる上下移動によって構成され、 上記回転機構3は、前記胴部24の上方に設けた雄部
と、一端がフレーム17軸着された支柱45に設けた雌
部との嵌めあわせで構成され、上記傾斜機構4は、フレ
ーム17に設けたターンバックルネジ46と上記支柱4
5に突設した受け部43との間のリンク機構で構成され
る、ことを特徴とするケーブル接続部成形用押出機にあ
る。
すなわち押出機本体に昇降機構、回転機構、傾斜機構及
びキャスター付支持体を設けることにより押出機本体の
搬送を容易とすると共に設置位置の微調整を行えるよう
にしたものである。つまり押出機本体(すなわち押出
孔)の設置位置を、昇降機構により上下方向を、回転機
構により左右方向を、傾斜機構により押出孔の設置角度
を微調整可能とし、キャスター付支持体により押出機本
体を可搬式にすると共に前後方向の微調整及び大まかな
位置決めを行うものである。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の一実施例を説明する。第1
図は本考案の押出機を示す側面図である。押出機本体1
はスクリューを内蔵するシリンダ11と、このスクリュ
ーを駆動する電動機13と、該電動機13と駆動チェー
ンWで連結される減速機16と、軸受部15と、シリン
ダ11に接続されるプラスチック材料注入用のホッパー
12と、シリンダ11の先端に位置し軟化させたプラス
チック材料の押出孔となるヘッドフランジ14と、上記
部品を載置及び係止するフレーム17等から成ってい
る。フレーム17を動かせば上記部品から成る押出機本
体1も同様に動くようになっている。なお61は押出材
料注入金属製管路、62は押出成型用金型、63はケー
ブルで、当該部分でケーブル63の接続が行なわれる。
本考案の押出機は前述したヘッドフランジ14の押出孔
Hと押出材料注入金型製管路61との芯合せを容易とす
るため、次のような押出機本体1の設置位置微調整機構
を設けてある。まず押出機本体1を昇降させる機構、す
なわち押出孔Hを上下に移動させる昇降機構2を説明す
る。21は昇降ハンドル、22は昇降ネジで、昇降ハン
ドルと昇降ネジは胴部24を介して一体となっていて連
動するもので、昇降ハンドル21を一方向に回動させる
と昇降ネジ22と後述するキャスター付支持体5のネジ
部54のネジ作用でフレーム17を上に移動させ、昇降
ハンドル21を他方向に回動させるとフレーム17を下
に移動させることができるようになっている。3は回転
機構を呈する部分で、上記昇降機構2の胴部24上方に
ある凸部23を雄部とし、後述する傾斜機構4の一つで
ある支柱45に設けてある空洞を雌部としてベアリング
等を介して嵌めあわせ、フレーム17を回転させるもの
である。なお回転機構3には押出機本体1の設置位置が
決定した後固定するため回転止手段を設けることが望ま
しい。4は傾斜機構で、フレーム17と軸44で上部が
軸支されている支柱45に、支柱45と一体の受け部4
3が設けられている。受け部43には軸承部432がピ
ン431で軸支され、該軸承部432にリンク42が後
述するように軸着される。その詳細図は第2図に示して
いる。41はフレーム17に固定される中空状の枠体
で、枠体41内部にはターンバックルネジ46とこれに
螺合されるそれぞれ逆方向にネジ切りしてあるスライド
ネジ423,424が収納されている。スライドネジ4
23,424はピン421,422を介してリンク4
2,42と連動する。リンク42,42は他端で一本の
ロッドピン425にて前述の軸承部432に軸着されて
いる。従ってハンドル47を一方向に回転させればスラ
イドネジ423、424は互に引き寄せあってリンク4
2は直立状態になり枠体41を上部に持ち上げることに
なる。ハンドル47を他方向に回転させれば上記と逆の
状態になる。枠体41とフレーム17は固定されている
から、ハンドル47を回転させればフレーム17は軸4
4を中心として傾斜することになる。従って傾斜機構4
により押出孔Hの首振りが可能となり設置角度が調整で
きるものである。さらに5は押出機本体1を可搬式にす
ると共に大まかな位置決めを行い、押出孔Hの前後方向
の微調整を行なうキャスター付き支持体である。キャス
ター付き支持体は脚51、キャスター52、ストッパ5
3、及び昇降ネジ22と螺合されるネジ部54よりな
る。なお脚51とネジ部54は一体である。
本考案の押出機を使用する場合、キャスター52を利用
してまず押出機本体1を例えば洞道内におけるケーブル
接続部への押出材料注入管路61の注入端付近まで搬送
する。次いで押出孔Hの前後位置を微調整してストッパ
53で設置位置を固定する。そして、昇降ハンドル21
を回動させて上下方向を、胴部24と支柱45との嵌め
あわせ部分を回転させることにより左右方向を、ターン
バックルネジ46を回転させるハンドル47を回動させ
ることにより上下角度をそれぞれ調整し、押出孔Hと管
路61との芯合わせを行うものである。このような構成
とすることにより、押出孔Hは前後、上下、左右、上下
角度の4方向の調整が可能であるので芯合わせは極めて
容易に行い得、油圧機構等を使用しない純機械的な調整
機構であるので装置が複雑化することなく、さらに支持
体5部分と昇降機構2部分とはネジ機構で連結され、ま
た昇降機構部分2と支柱は嵌めあわせで連結されている
ので、解体及び組み付けを行う必要がある場合でも容易
に作業できる。
[効果] 本考案の押出機は、押出機本体にある押出孔の設置位置
を調整するための昇降機構、回転機構、傾斜機構及びキ
ャスター付き支持体を具備させたので、押出孔と押出材
料注入用の管路との芯合せを容易に行なうことができ、
洞道内等でのケーブル接続作業を効率良く速やかに実施
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の押出機の一例を示す側面図、第2図は
傾斜機構の詳細図で、1は押出機本体、2は昇降機構、
3は回転機構、4は傾斜機構、5はキャスター付き支持
体、Hは押出孔をそれぞれ表わす。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブル63の接続部上に被嵌された金型
    62へ管路61を介してプラスチック材料を注入する場
    合に使用される押出機であって、 プラスチック材料を軟化させて押し出す押出機本体1が
    フレーム17上に載置され、該フレーム17はキャスタ
    ー付支持体5により支持されており、前記フレーム17
    とキャスター付支持体5との間には、 押出機本体1を上下に昇降させる昇降機構2と、回転移
    動させる回転機構3と、上下に首振りさせる傾斜機構4
    とを設けて、前記押出機本体1にある押出孔Hの前記管
    路61への芯合せ調整を可能としてなり、 上記昇降機構2は、キャスター付支持体5に設けたネジ
    部54に螺合される昇降ネジ22を、胴部24を介して
    一体とされた昇降ハンドル21を回動させるネジ作用に
    よる上下移動によって構成され、 上記回転機構3は、前記胴部24の上方に設けた雄部
    と、一端がフレーム17軸着された支柱45に設けた雌
    部との嵌めあわせで構成され、 上記傾斜機構4は、フレーム17に設けたターンバック
    ルネジ46と上記支柱45に突設した受け部43との間
    のリンク機構で構成される、 ことを特徴とするケーブル接続部成形用押出機。
JP1987073870U 1987-05-18 1987-05-18 ケーブル接続部成形用押出機 Expired - Lifetime JPH061790Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987073870U JPH061790Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18 ケーブル接続部成形用押出機

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JP1987073870U JPH061790Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18 ケーブル接続部成形用押出機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63182113U JPS63182113U (ja) 1988-11-24
JPH061790Y2 true JPH061790Y2 (ja) 1994-01-19

Family

ID=30918582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987073870U Expired - Lifetime JPH061790Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18 ケーブル接続部成形用押出機

Country Status (1)

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JP (1) JPH061790Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS499565A (ja) * 1972-05-24 1974-01-28
JPS5354262A (en) * 1976-10-27 1978-05-17 Purasuchitsuku Kougaku Kenkiyu Synthetic resin extruder

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63182113U (ja) 1988-11-24

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