JPH0617864Y2 - 地盤掘削機用揚泥管の接続装置 - Google Patents
地盤掘削機用揚泥管の接続装置Info
- Publication number
- JPH0617864Y2 JPH0617864Y2 JP14534588U JP14534588U JPH0617864Y2 JP H0617864 Y2 JPH0617864 Y2 JP H0617864Y2 JP 14534588 U JP14534588 U JP 14534588U JP 14534588 U JP14534588 U JP 14534588U JP H0617864 Y2 JPH0617864 Y2 JP H0617864Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- mud
- clamp
- flange
- mud pipe
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、ハイドロフレーズ式掘削機などの地盤掘削
機に設けた固定式揚泥管に、排泥パイプ、継足し用揚泥
管あるいは継足し用揚泥管同士をワンタッチで着脱でき
るようにした接続装置に関する。
機に設けた固定式揚泥管に、排泥パイプ、継足し用揚泥
管あるいは継足し用揚泥管同士をワンタッチで着脱でき
るようにした接続装置に関する。
《従来の技術》 一般にハイドロフレーズ式掘削機にあっては、下部に一
対のハイドロフレーズカッターを設けたフレームと、フ
レーム内に設けた揚泥ポンプおよびこれに下端を接続さ
れた固定式揚泥管とを備えている。
対のハイドロフレーズカッターを設けたフレームと、フ
レーム内に設けた揚泥ポンプおよびこれに下端を接続さ
れた固定式揚泥管とを備えている。
そして、掘削機の掘削作業が進捗し、掘削孔内に掘削機
が全没すると、掘削作業を一時停止し、固定式揚泥管の
上端に接合された排泥用パイプを一旦固定式揚泥管から
外し、次いで排泥用パイプの下端に継足し用揚泥管を接
続し、しかる後に継足し用揚泥管の下端を固定式揚泥管
の上端に接続し、その後再度掘削作業を開始する。
が全没すると、掘削作業を一時停止し、固定式揚泥管の
上端に接合された排泥用パイプを一旦固定式揚泥管から
外し、次いで排泥用パイプの下端に継足し用揚泥管を接
続し、しかる後に継足し用揚泥管の下端を固定式揚泥管
の上端に接続し、その後再度掘削作業を開始する。
その後、継足し用揚泥管が全没したら同様の手順によっ
てその上部に継足し用揚泥管を順次継ぎ足す作業を繰り
返す。
てその上部に継足し用揚泥管を順次継ぎ足す作業を繰り
返す。
また、掘削機が引き上げられるに従い、前記とは逆の手
順によって順次継足し用揚泥管を外すようにしている。
順によって順次継足し用揚泥管を外すようにしている。
しかしながら、この構成の掘削機にあっては、以下の問
題があった。
題があった。
《考案が解決しようとする課題》 すなわち、各継足し用揚泥管は両端に接合用フランジを
有する約5m程度の単管であって、揚泥管同士、および
排泥用パイプと揚泥管との接合はいずれもボルトナット
によるフランジ接合によって行われていた。
有する約5m程度の単管であって、揚泥管同士、および
排泥用パイプと揚泥管との接合はいずれもボルトナット
によるフランジ接合によって行われていた。
したがって、新たな揚泥管を継足す毎に排泥用パイプと
揚泥管のボルトナットを外し、揚泥管の上端に継足し用
揚泥管をボルトナットを介して結合しなければならない
上に、継足し用揚泥管と排泥パイプとを再び結合しなけ
ればならず、掘削作業の停止時間を多く取るほか、掘削
孔直上の作業のため危険性が大であり、ボルトナットの
落下なども頻発していた。
揚泥管のボルトナットを外し、揚泥管の上端に継足し用
揚泥管をボルトナットを介して結合しなければならない
上に、継足し用揚泥管と排泥パイプとを再び結合しなけ
ればならず、掘削作業の停止時間を多く取るほか、掘削
孔直上の作業のため危険性が大であり、ボルトナットの
落下なども頻発していた。
この考案は以上の問題を解決するものであって、その目
的は、排泥用パイプと揚泥管または揚泥管同士の着脱操
作を簡単にし、掘削作業停止時間の短縮化および安全性
の向上を図ることにある。
的は、排泥用パイプと揚泥管または揚泥管同士の着脱操
作を簡単にし、掘削作業停止時間の短縮化および安全性
の向上を図ることにある。
《課題を解決するための手段》 前記目的を達成するため、この考案に係る揚泥管の接続
装置は、一端に排泥用パイプまたは継足し用揚泥管の下
端に予めボルトナット結合される固定用フランジを形成
し、他端に固定式または既に結合された継足し用揚泥管
の上端にフランジ接合される着脱用フランジを形成した
筒状部材と、該筒状部材の外周に摺動可能に嵌挿された
リングと、該リングの周縁に配置され、該リングを支点
部として回動可能に支持されるとともに、それぞれの作
用端を前記着脱用フランジの端面に乗り越えた位置で互
いに対向させた複数のクランプレバーと、各クランプレ
バーの作用端を内側に付勢するバネ手段と、前記リング
を上昇下降させてクランプレバーの作用端を着脱用フラ
ンジのフランジ面に接近離間させる昇降機構と、前記ク
ランプレバーのクランプ位置でクランプレバーの背面に
接するとともに、アンクランプ時にクランプレバーの作
用端に接してクランプレバーをクランプまたはアンクラ
ンプ状態のいずれかにロックするロック機構およびロッ
ク解除機構とを備えたものである。
装置は、一端に排泥用パイプまたは継足し用揚泥管の下
端に予めボルトナット結合される固定用フランジを形成
し、他端に固定式または既に結合された継足し用揚泥管
の上端にフランジ接合される着脱用フランジを形成した
筒状部材と、該筒状部材の外周に摺動可能に嵌挿された
リングと、該リングの周縁に配置され、該リングを支点
部として回動可能に支持されるとともに、それぞれの作
用端を前記着脱用フランジの端面に乗り越えた位置で互
いに対向させた複数のクランプレバーと、各クランプレ
バーの作用端を内側に付勢するバネ手段と、前記リング
を上昇下降させてクランプレバーの作用端を着脱用フラ
ンジのフランジ面に接近離間させる昇降機構と、前記ク
ランプレバーのクランプ位置でクランプレバーの背面に
接するとともに、アンクランプ時にクランプレバーの作
用端に接してクランプレバーをクランプまたはアンクラ
ンプ状態のいずれかにロックするロック機構およびロッ
ク解除機構とを備えたものである。
《作用》 以上の構成の接続装置は、固定用フランジを排泥用パイ
プまたは継足し用揚泥管の下端に予め固定した状態で用
いられる。そして、着脱用フランジの下方に突出したク
ランプレバーによってクランプアンクランプ作業が行わ
れる。
プまたは継足し用揚泥管の下端に予め固定した状態で用
いられる。そして、着脱用フランジの下方に突出したク
ランプレバーによってクランプアンクランプ作業が行わ
れる。
(クランプ作業) 揚泥管の上端フランジを接続装置の着脱用フランジに位
置決めした状態で各クランプレバーを内側に回動させる
とそれぞれの作用端は揚泥管外周に接触する。
置決めした状態で各クランプレバーを内側に回動させる
とそれぞれの作用端は揚泥管外周に接触する。
次いで昇降機構を動作させて各クランプレバーを上昇さ
せれば、クランプレバーの作用端は揚泥管のフランジ面
に接し、接続装置側の着脱用フランジに液密状態に緊結
される。また、ロック機構がクランプレバーの背面に接
し、この結果、クランプレバーはクランプ状態にロック
される。
せれば、クランプレバーの作用端は揚泥管のフランジ面
に接し、接続装置側の着脱用フランジに液密状態に緊結
される。また、ロック機構がクランプレバーの背面に接
し、この結果、クランプレバーはクランプ状態にロック
される。
(アンクランプ作業) 昇降機構を下降動作させればフランジ同士を緊結してい
る力は取り除かれる。
る力は取り除かれる。
この状態でロック解除機構を操作してロックを外し、バ
ネ圧に抗して各クランプレバーを揚泥管外周から離間さ
せ、再度ロック機構によりアンクランプ状態にロックさ
せることで、揚泥管は接続装置から完全に離間する。
ネ圧に抗して各クランプレバーを揚泥管外周から離間さ
せ、再度ロック機構によりアンクランプ状態にロックさ
せることで、揚泥管は接続装置から完全に離間する。
《実施例》 以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
る。
第1図,第2図はこの考案に係る接続装置Aおよびこれ
に上端を接続される揚泥管4を示している。
に上端を接続される揚泥管4を示している。
図において、1は上端を後述する排泥パイプまたは継足
し用揚泥管の下端に予めボルトナットを介して接続され
る固定用フランジ1bを備えた筒状部材である。
し用揚泥管の下端に予めボルトナットを介して接続され
る固定用フランジ1bを備えた筒状部材である。
この筒状部材1の下端には、揚泥管(図示しない掘削機
に設けた固定式揚泥管あるいは既に結合された継足し用
揚泥管)4の上部に設けたフランジ4aに液密に接続さ
れる着脱用フランジ1aが形成されている。
に設けた固定式揚泥管あるいは既に結合された継足し用
揚泥管)4の上部に設けたフランジ4aに液密に接続さ
れる着脱用フランジ1aが形成されている。
この着脱用フランジ1aの上部において、筒状部材1の
外周にはリング5が摺動可能に嵌挿されている。
外周にはリング5が摺動可能に嵌挿されている。
このリング5は、筒状部材1の外周二ケ所に180°対
向して固定された昇降機構、すなわち油圧シリンダ6
(図では一ケ所のみ示されている。)のプランジャ先端
に結合し、油圧シリンダ6の駆動に伴い上下動する。
向して固定された昇降機構、すなわち油圧シリンダ6
(図では一ケ所のみ示されている。)のプランジャ先端
に結合し、油圧シリンダ6の駆動に伴い上下動する。
またリング5の下部周縁には等間隔で4対のブラケット
7が設けられ、この各ブラケット7にはピン8によって
クランプレバー9の上端の支点部が回動可能に枢支され
ている。
7が設けられ、この各ブラケット7にはピン8によって
クランプレバー9の上端の支点部が回動可能に枢支され
ている。
各クランプレバー9はL字形をなすもので、下端を前記
着脱用フランジ1aを乗り越えた状態で、そのフランジ
下端面の下方に突出した端部の内側を揚泥管4に対する
作用端として等間隔に対向位置している。
着脱用フランジ1aを乗り越えた状態で、そのフランジ
下端面の下方に突出した端部の内側を揚泥管4に対する
作用端として等間隔に対向位置している。
また、各クランプレバー9の背面側にはクランプ解除用
のハンドル10が固定されている。
のハンドル10が固定されている。
さらに、各クランプレバー9は一対の引っ張りコイルバ
ネ11によって常時内側のクランプ方向に付勢されてい
る。
ネ11によって常時内側のクランプ方向に付勢されてい
る。
このバネ11は一端を筒状部材1とそのフランジ1aと
の接合端に設けたブラケット12にピン13を介して懸
架され、他端を前記クランプレバー9のほぼ中間部両側
に突設されたピン14に懸架されている。
の接合端に設けたブラケット12にピン13を介して懸
架され、他端を前記クランプレバー9のほぼ中間部両側
に突設されたピン14に懸架されている。
また、着脱用フランジ1aの外周には前記各クランプレ
バー9の回動ガイドとロックを兼用した一対のガイドブ
ラケット15が合計4か所突設されており、各ガイドブ
ラケット15間にクランプレバー9をガイドしている。
バー9の回動ガイドとロックを兼用した一対のガイドブ
ラケット15が合計4か所突設されており、各ガイドブ
ラケット15間にクランプレバー9をガイドしている。
そして、ガイドブラケット15には上下方向にスリット
15aが形成され、各スリット15aにはストッパロッ
ド16が挿通されている。
15aが形成され、各スリット15aにはストッパロッ
ド16が挿通されている。
ストッパロッド16の下部にはT字形をしたロック解除
用レバー17が一体に垂設されている。
用レバー17が一体に垂設されている。
ストッパロッド16の両端にあって、前記ガイドブラケ
ット15の外側部側突出端には引っ張りコイルバネ18
の下端が懸架されている。
ット15の外側部側突出端には引っ張りコイルバネ18
の下端が懸架されている。
このバネ18の上端側はガイドブラケット15の外側部
に突設された固定ピン19に懸架され、このバネ18に
よってストッパロッド16は常時上方側に付勢される。
に突設された固定ピン19に懸架され、このバネ18に
よってストッパロッド16は常時上方側に付勢される。
そして、クランプレバー9をアンクランプ位置に位置さ
せた状態ではストッパロッド16は上昇してクランプレ
バー9の作用端に当接し、アンクランプ状態にロックす
る(第2図の左側参照)。
せた状態ではストッパロッド16は上昇してクランプレ
バー9の作用端に当接し、アンクランプ状態にロックす
る(第2図の左側参照)。
この状態からロック解除レバー17を下方に引くとスト
ッパロッド16は下降し、クランプレバー9は内側に回
動する。
ッパロッド16は下降し、クランプレバー9は内側に回
動する。
完全に回動した状態ではストッパロッド16はクランプ
レバー9の背面に位置することになり、これによってス
トッパロッド16は再びバネ18の付勢力によって上昇
し、クランプレバー9をクランプ状態にロックする(第
2図の右側参照)。
レバー9の背面に位置することになり、これによってス
トッパロッド16は再びバネ18の付勢力によって上昇
し、クランプレバー9をクランプ状態にロックする(第
2図の右側参照)。
次に以上の構成の接続装置Aを用いた揚泥管4の接続方
法を第3図を用いて説明する。
法を第3図を用いて説明する。
まず第3図(a)に示すように、この接続装置Aの上部
側の固定用フランジ1bは、地表側に設けた排泥用パイ
プ2の下端フランジ2aにボルトナット接合されてい
る。
側の固定用フランジ1bは、地表側に設けた排泥用パイ
プ2の下端フランジ2aにボルトナット接合されてい
る。
この排泥用パイプ2は、フックなどによって吊下げら
れ、所定の高さを上下するとともに、他端側を排泥用ホ
ース3に連結され、揚泥管4を通じて排出された泥水混
合土砂を排泥用ホース3によって特定の場所に導き、排
出する。
れ、所定の高さを上下するとともに、他端側を排泥用ホ
ース3に連結され、揚泥管4を通じて排出された泥水混
合土砂を排泥用ホース3によって特定の場所に導き、排
出する。
そして、この実施例では図示しない掘削機本体に設けた
固定式揚泥管あるいは先に接続された継足し用揚泥管が
掘削機本体の下降に伴い掘削孔の天端から没する直前の
状態であって、掘削作業を一時停止し、揚泥管から排泥
用パイプ2に設けた接続具Aを外し、これに新たな継足
し用揚泥管4の上端を継足す場合の一作業工程を説明し
ており、この継足し時におけるクランプ作業は以下の手
順で行われる。
固定式揚泥管あるいは先に接続された継足し用揚泥管が
掘削機本体の下降に伴い掘削孔の天端から没する直前の
状態であって、掘削作業を一時停止し、揚泥管から排泥
用パイプ2に設けた接続具Aを外し、これに新たな継足
し用揚泥管4の上端を継足す場合の一作業工程を説明し
ており、この継足し時におけるクランプ作業は以下の手
順で行われる。
まず、(a)に示すように、排泥用パイプ2が上昇位置
に位置している状態で、接続装置Aのリング5が下降位
置に位置し、各クランプレバー9がアンクランプ状態に
保持されている状態で、継足し用作業が開始される。
に位置している状態で、接続装置Aのリング5が下降位
置に位置し、各クランプレバー9がアンクランプ状態に
保持されている状態で、継足し用作業が開始される。
すなわち、図示しないクレーン等によって継足し用揚泥
管4を引上げ、継足し用揚泥管4の上部側フランジ4a
を接続装置Aの着脱用フランジ1aに位置決め接合し、
その状態で(b)に示すようにロック解除レバー17を
下方に引けば、各クランプレバー9は内側に回動し、そ
れぞれの作用端はバネ圧によって揚泥管4の外周に等間
隔および等圧の状態で接触する。
管4を引上げ、継足し用揚泥管4の上部側フランジ4a
を接続装置Aの着脱用フランジ1aに位置決め接合し、
その状態で(b)に示すようにロック解除レバー17を
下方に引けば、各クランプレバー9は内側に回動し、そ
れぞれの作用端はバネ圧によって揚泥管4の外周に等間
隔および等圧の状態で接触する。
次いで(c)に示すように油圧シリンダ6を作動させて
リング5を上方に押し上げれば、前記各クランプレバー
9の作用端は揚泥管4のフランジ4aを圧締し、両フラ
ンジ1a,4aを液密状態に緊結する。
リング5を上方に押し上げれば、前記各クランプレバー
9の作用端は揚泥管4のフランジ4aを圧締し、両フラ
ンジ1a,4aを液密状態に緊結する。
なお、この状態ではストッパロッド16は、バネ18に
よって上昇位置に移動しているので、各クランプレバー
9の背面に位置し、これらをクランプ状態にロックす
る。
よって上昇位置に移動しているので、各クランプレバー
9の背面に位置し、これらをクランプ状態にロックす
る。
また、この実施例では、前記継足し用揚泥管4の下端フ
ランジ4bには、第3図(d)に示すように、同じく接
続装置Aの固定用フランジ1bがボルトナットを介して
予め固定接続されている。
ランジ4bには、第3図(d)に示すように、同じく接
続装置Aの固定用フランジ1bがボルトナットを介して
予め固定接続されている。
したがって、この揚泥管4を吊り上げ、その下端の接続
装置Aを用いて前記(a)〜(c)に示すクランプ操作
と同様な作業によって、揚泥管4の上端フランジ4aに
接合させれば、継足し時における接合を完了する。
装置Aを用いて前記(a)〜(c)に示すクランプ操作
と同様な作業によって、揚泥管4の上端フランジ4aに
接合させれば、継足し時における接合を完了する。
以上の接続状態から、排泥用パイプ2と各揚泥管4、あ
るいは揚泥管4同士を外す場合、前記とは逆の手順で接
続装置Aをアンクランプ操作させれば良い。
るいは揚泥管4同士を外す場合、前記とは逆の手順で接
続装置Aをアンクランプ操作させれば良い。
このアンクランプ操作は、(e)に示すように、油圧シ
リンダ6を前記とは逆方向に駆動させてリング5を下降
し、圧締状態を解除した後、手動によってロック解除レ
バー17を下方に引きながら、ハンドル10を持ってク
ランプレバー9を外側に回動させ、再びロック解除レバ
ー17を離せば、ストッパロッド16は上昇し、アンロ
ック状態に保たれるので、この操作を各クランプレバー
毎に繰り返せば接続装置Aはアンクランプ状態になる。
リンダ6を前記とは逆方向に駆動させてリング5を下降
し、圧締状態を解除した後、手動によってロック解除レ
バー17を下方に引きながら、ハンドル10を持ってク
ランプレバー9を外側に回動させ、再びロック解除レバ
ー17を離せば、ストッパロッド16は上昇し、アンロ
ック状態に保たれるので、この操作を各クランプレバー
毎に繰り返せば接続装置Aはアンクランプ状態になる。
したがって、以上のクランプ操作およびアンクランプ操
作を掘削機の下降に応じて順次繰り返すことによって排
泥用パイプ2と揚泥管4および揚泥管4同士を順次接続
できるのである。
作を掘削機の下降に応じて順次繰り返すことによって排
泥用パイプ2と揚泥管4および揚泥管4同士を順次接続
できるのである。
また、掘削機が上昇したら、前記とは逆の操作によって
順次揚泥管を外すことができる。
順次揚泥管を外すことができる。
なお、以上の実施例ではこの考案の接続装置Aを地上部
に設けた排泥用パイプ2の下端および個々の継足し用揚
泥管4の下端に設けたが、少なくとも着脱を頻繁に繰り
返す排泥用パイプ2にのみ設けておき、揚泥管同士の接
合をボルトナットによる結合とすることもできる。
に設けた排泥用パイプ2の下端および個々の継足し用揚
泥管4の下端に設けたが、少なくとも着脱を頻繁に繰り
返す排泥用パイプ2にのみ設けておき、揚泥管同士の接
合をボルトナットによる結合とすることもできる。
《考案の効果》 以上実施例によって詳細に説明したように、この考案に
よる地盤掘削機用揚泥管の接続装置にあっては、ワンタ
ッチで排泥用パイプと揚泥管、または継足し用揚泥管同
士の着脱操作ができるため、掘削待機時間を短縮でき、
また着脱作業時の安全性も向上する。
よる地盤掘削機用揚泥管の接続装置にあっては、ワンタ
ッチで排泥用パイプと揚泥管、または継足し用揚泥管同
士の着脱操作ができるため、掘削待機時間を短縮でき、
また着脱作業時の安全性も向上する。
第1図はこの考案に係る地盤掘削機用揚泥管の接続装置
を示す斜視図、第2図は同正面図、第3図(a)〜
(e)は同接続装置を用いた接続作業を示す説明図であ
る。 A……接続装置 1……筒状部材 1a……着脱用フランジ 1b……固定用フランジ 4……揚泥管 4a……上部側フランジ 4b……下部側フランジ 5……リング 6……油圧シリンダ(昇降機構) 9……クランプレバー 10……クランプ解除用ハンドル 11……引っ張りコイルバネ(クランプレバーの付勢用
バネ手段) 16……ストッパロッド 18……引っ張りコイルバネ(ロック機構) 17……ロック解除レバー(ロック解除機構)
を示す斜視図、第2図は同正面図、第3図(a)〜
(e)は同接続装置を用いた接続作業を示す説明図であ
る。 A……接続装置 1……筒状部材 1a……着脱用フランジ 1b……固定用フランジ 4……揚泥管 4a……上部側フランジ 4b……下部側フランジ 5……リング 6……油圧シリンダ(昇降機構) 9……クランプレバー 10……クランプ解除用ハンドル 11……引っ張りコイルバネ(クランプレバーの付勢用
バネ手段) 16……ストッパロッド 18……引っ張りコイルバネ(ロック機構) 17……ロック解除レバー(ロック解除機構)
Claims (1)
- 【請求項1】一端に排泥用パイプまたは継足し用揚泥管
の下端に予めボルトナット結合される固定用フランジを
形成し、他端に固定式または既に結合された継足し用揚
泥管の上端にフランジ接合される着脱用フランジを形成
した筒状部材と、該筒状部材の外周に摺動可能に嵌挿さ
れたリングと、該リングの周縁に配置され、該リングを
支点部として回動可能に支持されるとともに、それぞれ
の作用端を前記着脱用フランジの端面に乗り越えた位置
で互いに対向させた複数のクランプレバーと、各クラン
プレバーの作用端を内側に付勢するバネ手段と、前記リ
ングを上昇下降させてクランプレバーの作用端を着脱用
フランジのフランジ面に接近離間させる昇降機構と、前
記クランプレバーのクランプ位置でクランプレバーの背
面に接するとともに、アンクランプ時にクランプレバー
の作用端に接してクランプレバーをクランプまたはアン
クランプ状態のいずれかにロックするロック機構および
ロック解除機構とを備えたことを特徴とする地盤掘削機
用揚泥管の接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14534588U JPH0617864Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 地盤掘削機用揚泥管の接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14534588U JPH0617864Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 地盤掘削機用揚泥管の接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0266850U JPH0266850U (ja) | 1990-05-21 |
JPH0617864Y2 true JPH0617864Y2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=31413850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14534588U Expired - Lifetime JPH0617864Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 地盤掘削機用揚泥管の接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0617864Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2966553B1 (fr) * | 2010-10-26 | 2015-01-02 | Ksb Sas | Dispositif de connexion a modules de serrage liberables. |
-
1988
- 1988-11-09 JP JP14534588U patent/JPH0617864Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0266850U (ja) | 1990-05-21 |
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